JP3740428B2 - 検体前処理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、検体前処理システムに係り、特に子検体ラックを備える検体前処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
親検体容器から子検体容器に検体を分注する分注装置を備える検体前処理システムにおいては、一群の子検体容器を整列保持した子検体ラックが設けられる。分注は、分注対象の親検体容器に分注ノズルを移動させて親検体を所定量吸引し、吸引した親検体を保持したまま分注ノズルを子検体ラックに移動し、分注先の子検体容器に所定量の親検体を吐出することで行われる。そして子検体ラックの予定された子検体容器に全て分注が完了すると、その子検体ラックが取出され、次工程の検査処理等に引渡される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術では、緊急に親検体を分注したいときに、次工程への引渡しに問題が生ずる。すなわち、通常の分注処理を進めているときに、緊急に親検体分注を行う必要が生じたときは、手作業等で緊急親検体容器をシステムに投入し、優先的に分注を行うことができる。ところが、この優先分注の場合でも、通常処理と同様に子検体ラックにおける分注先の子検体容器に分注される。そして上述のように、子検体ラックは、収納された一群の子検体容器全てに分注が終わったときに運び出すので、せっかく分注処理を優先しても、その子検体ラックに予定された分注が全て終わるまでその子検体ラックを次工程の検査処理に回せず、時間ロスが生ずる。
【0004】
そこで、子検体ラックから、緊急に分注された子検体容器のみを手作業で取出すことが行われるが、この場合、分注された子検体容器を子検体ラックの一群の子検体容器の中から探し出さなくてはならず、ユーザの負担が重い。このように、緊急に分注された子検体容器を次工程へ迅速に引渡すのが容易ではなかった。
【0005】
本発明の目的は、かかる従来技術の課題を解決し、緊急に分注された子検体容器をいちいち探し出す必要のない検体前処理システムを提供することである。他の目的は、緊急に分注された子検体容器を次工程へ迅速に引渡すことができる検体前処理システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る検体前処理システムは、親検体容器から検体を子検体容器に分注する分注ノズルと、前記分注ノズルを搬送するノズル搬送機構と、複数の通常子検体容器を保持した通常子検体ラックが少なくとも1つ設置される通常エリアと、複数の緊急子検体容器を保持した緊急子検体ラックが少なくとも1つ設置され、分注台上に前記通常エリアと異なる領域に設けられる緊急エリアと、前記通常エリアにおける通常子検体ラックから、未使用の通常子検体容器を緊急子検体容器として、前記緊急エリアにおける前記緊急子検体ラックへ移送する容器移送を実行する容器搬送機構と、前記分注ノズル、前記ノズル搬送機構及び前記容器搬送機構を制御する手段であって、通常分注モードにおいては前記親検体容器から検体を前記通常子検体容器に分注させ、緊急分注モードにおいては前記容器移送を実行させ、前記容器移送完了後、親検体容器から検体を前記移送された緊急子検体容器に分注させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
この構成により、通常分注モードにおいては、従来どおり通常エリアの通常子検体容器に分注でき、緊急の分注に際しては、緊急子検体容器を別途準備しておかなくても、通常子検体ラックの未使用の通常子検体容器を緊急子検体容器として用いることができ、そして通常エリアとは別に設けられた緊急エリアの緊急子検体容器に分注することができる。したがって、緊急の子検体容器は緊急エリアにあるので、緊急子検体容器をいちいち探し出す必要がなくなり、次工程へ迅速に引渡すことができる。緊急子検体ラックは、可搬型でもよく、あるいは分注台に固定して設けられてもよい。
【0008】
望ましくは、前記通常エリアは、前記分注台の手前側に設けられ、前記緊急エリアは、前記分注台の奥側に設けられる。分注台の手前側とは、分注台に対してオペレータが面する側をいい、分注台の奥側とは、その手前側からみて分注台の奥側をいう。分注台の奥側は比較的スペースに余裕があることが多いので、この構成により、交換頻度が高い通常子検体ラックをそのまま分注台の手前側に配置したまま、分注台の余裕のある奥側を有効に利用して緊急エリアを設けることができる。また、分注台の横幅を増大させることなく、緊急エリアを設けることができる。
【0009】
望ましくは、前記緊急子検体ラックは、可搬型で、前記通常子検体ラックより小さいサイズである。緊急の分注は頻度が比較的低く、大きいサイズの緊急子検体ラックは不要である。また、可搬型で、小さいサイズの方が取扱いに優れ、次工程の検査処理への引渡しが容易である。
【0012】
望ましくは、前記容器移送の途中にラベル貼付を行う。この構成により、容器移送完了した後改めてラベル貼付をすることがなくなり、緊急子検体容器の準備のための工程が短縮できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態につき詳細に説明する。図1は、検体前処理システム10の平面構成図である。検体前処理システム10は、親検体容器を並べた親検体ラックを分注位置まで順次搬送する親検体ラック搬送装置12と、親検体容器の栓を取り除き分注可能にする開栓ユニット14と、親検体容器から親検体をノズルと分注ポンプを用い、子検体ラックに並べられた子検体容器に小分けする分注装置16と、容器を搬送する容器搬送装置18と、容器にラベルを貼付けるラベル貼付装置19とを備える。検体前処理システム10の動作の全体の制御は、図示されていない制御部により行われ、検体前処理システム10の動作の全体が図示されていない表示器に表示される。親検体ラック等の搬送方向を理解しやすくするため、X軸方向とY軸方向を図1中に示した。Z軸方向は紙面に垂直方向である。
【0014】
親検体ラック搬送装置12の投入部20には、親検体ラック22が手作業または別個の搬入装置を用いて外部より投入される。投入にあたっては、親検体容器の長手方向をX軸方向となるように方向が揃えられる。投入された親検体ラックは、移動機構によりY軸方向の移動経路に沿って先に送られる。移動経路の所定の分離位置に設けられたラック分離機構24は、並べられた親検体ラック22から先頭の1個の親検体ラックを分離する。分離された親検体ラックは、移動機構により、さらにY軸方向にラベル読取位置26まで送られ、その位置にセットされる。
【0015】
親検体ラック搬送装置12の検出ユニット搬送機構28は、X軸方向の第1ガイドレール30に沿い移動可能な移動アーム32を有する。移動アーム32は、ラベル読取位置26にセットされた親検体ラックの上方を越えて伸び、その先端部には、ラベルリーダー34と容器有無センサ36とがぶら下がって配置される。ラベルリーダー34と容器有無センサ36は、親検体ラックの第1ガイドレール30側の面の反対側の面に対向する。ラベルリーダー34は、例えばバーコードリーダーを用いることができ、容器有無センサ36は例えば反射型の光学式センサを用いることができる。
【0016】
かかる構成において、検出ユニット搬送機構28の制御により、移動アーム32をX軸方向に移動させることで、ラベルリーダー34と容器有無センサ36を、X軸方向すなわち親検体ラックの容器並べ方向に沿って自走させることができる。そして容器有無センサ36による各容器の有無の順次検出と、容器に貼られているラベルからラベルリーダー34による各容器のバーコードの順次読取が行われる。そのデータは、図示されていない制御部に伝送される。
【0017】
ラベル読取が完了した親検体ラックは、X軸方向に移動するベルトライン35により開栓ユニット14の位置に搬送される。開栓ユニット14は、各容器の開栓処理を行う。例えば採血管等のように汚染を避けるため、容器にはゴム栓等が設けられているので、分注に先立ち、開栓ユニット14により栓が取り除かれる。
【0018】
開栓処理後の親検体ラックは、ベルトライン35によりさらにX軸方向に搬送され、セッティング機構37が、親検体ラックを今度はY軸方向に移動させ、分注位置38にセットする。
【0019】
このように、親検体ラック搬送装置12と開栓ユニット14の構成により、投入部20から投入された親検体ラックは、親検体容器に貼付けられたラベルが読取られ、栓が取り除かれ、分注が行われる分注位置38にセットされる。
【0020】
通常の分注処理を行う通常分注モードにおいても、緊急の分注処理を行う緊急分注モードにおいても、上記の工程は同様であるが、緊急分注モードのときはラベル読取において緊急親検体容器であることが読取られ、図示されていない制御部が以後の分注処理において異なる制御を行う。
【0021】
次に、分注装置16について説明する。ノズル搬送機構40はノズルをX軸Y軸Z軸の3軸方向に自在に搬送する機構である。ノズル搬送機構40は、X軸方向に配置された2本の第2ガイドレール42と、第2ガイドレール42上をX軸方向に移動可能な第1ベース44と、第1ベース44と一体でY軸方向に伸長した第1Y軸アーム46と、第1Y軸アーム46に沿いX軸方向に移動可能なノズル台座48とを備え、ノズル台座48には分注ノズル50が搭載される。分注ノズル50は、ノズル台座に対し、Z軸方向に移動可能である。分注ノズル50は、ノズル基部とノズル基部に着脱可能なノズルチップとからなる。また、ノズル台座48は、分注ノズル50に配管チューブ等により接続される分注ポンプを搭載することもできる。分注ポンプは、ノズル台座48の外に別置きで配置することもできる。
【0022】
ノズル搬送機構40により分注ノズル50が搬送できる搬送空間内に、先ほどの分注位置38が設定されるほか、チップラック52、チップリムーバ54、通常子検体ラック56が設置される通常エリア57、及び緊急子検体ラック77が設置される緊急エリア76が設けられる。
【0023】
チップラック52は、未使用ノズルチップ58を、ノズル基部が挿入されるチップヘッド開口部を上方に向け、複数整列させて保持する。
【0024】
ノズルチップは、ノズル基部をZ軸方向に下降させたときにノズル基部にはまりあう方向に、未使用ノズルチップ58のチップヘッド開口部を上方に向け配置される。チップラック52は、システムの処理能力に応じ、複数設けることもできる。
【0025】
チップリムーバ54は、ノズル基部から使用済みのノズルチップを引っ掛けて取り外すものである。チップリムーバ54の直下には、図示されていないチップ廃棄容器が配置され、取り外された使用済みノズルチップはチップ廃棄容器に落下し、廃棄される。
【0026】
通常エリア57は、通常分注モードにおいて用いる通常子検体ラックを設置するエリアで、分注台の手前側に設けられる。ここで分注台とは、通常子検体ラック56、チップラック52、緊急子検体ラック77等が配置される作業台のことで、分注台の手前側とは、分注台に対してオペレータが面する側をいう。通常エリア57には、複数の通常子検体容器60を保持する通常子検体ラック56が少なくとも1つ設置される。例えば図1では4個の通常子検体ラック56が設置される。システムの始動のときや通常子検体ラックの交換のとき等には、オペレータが分注台の手前側から、未使用の通常子検体容器のみを保持した通常子検体ラック56を、通常エリア57に新しくセットする。
【0027】
緊急エリア76は、緊急分注モードにおいて用いる緊急子検体ラック77を設置するエリアで、分注台の奥側に設けられる。緊急エリア76には、緊急子検体ラック77が少なくとも1つ設置される。各緊急子検体ラック77は、複数の緊急子検体容器79を保持する。例えば、図1においては、5個の緊急子検体容器79を保持する緊急子検体ラック77が4個緊急エリアに設置される。緊急子検体ラック77は、可搬型で、通常子検体ラック56より小型である。
【0028】
分注シーケンスは、図示されていない制御装置の制御の下で、以下のように行われる。まず、ノズルチップがノズル基部に取付けられていない状態から始まる。ノズル搬送機構40の動作により、ノズル基部を水平方向に移動させ、ノズル基部の位置をチップラック52の真上に移す。そして未使用ノズルチップ群の中の1つの未使用ノズルチップ58のチップヘッド開口部に向けてノズル基部を降下させる。このことでノズル基部が未使用ノズルチップ58のチップヘッド開口部に押し込まれ、ノズルが形成される。その後所定の高さまで分注ノズル50を上昇させ、分注ノズル50を水平方向に移動させ、分注ノズル50の位置を分注位置38にある分注対象の親検体容器の真上に移す。こうして分注の準備がなされる。
【0029】
次に、分注ノズル50を降下させ、分注ポンプの駆動制御により、所定量の親検体をノズルチップ内に吸込む。所定量は、例えば3個の子検体容器に小分けするときは、その3個の子検体の総量である。
【0030】
次に、所定量の親検体をノズルチップ内に保持したまま、分注ノズル50を所定の高さまで上昇させ、分注ノズル50の位置を分注先の子検体容器の真上に移す。分注先の子検体容器は、通常分注モードのときは通常子検体ラック56に保持された通常子検体容器であり、緊急分注モードのときは緊急エリア76内の緊急子検体ラック77に保持された緊急子検体容器79であり、図示されていない制御装置がその分注先を指示する。そして、その分注先の子検体容器の位置において分注ノズル50を下降させ、分注ポンプの駆動制御により、吸い込んだ親検体のうち所定量を吐出する。以下このシーケンスを繰り返し、1個の親検体容器から所定数の子検体容器へ、親検体が分注される。
【0031】
1個の親検体容器についての分注が完了すると、分注ノズル50を水平方向に移動させ、分注ノズル50の位置をチップリムーバ54の真上に移す。そして分注ノズル50を降下させ、使用済みノズルチップをチップリムーバ54に引っ掛けた後、分注ノズル50を所定の高さまで上昇させる。このことで使用済みノズルチップはノズル基部から取り外されチップリムーバ54の真下に配置されたチップ廃棄容器に落下する。その後上述のように、未使用ノズルチップがノズル基部に付け替えられ、次の親検体容器からの分注が同様のシーケンスを繰り返して行われる。
【0032】
1個の親検体ラックに並べられたすべての親検体容器について所定の分注が行われると、その親検体ラックは搬送経路に沿い搬送され、排出部62に送られ、自動または手作業により外部に搬出される。
【0033】
次に、容器搬送装置18について説明する。容器搬送装置18は、マニピュレータにより保持された容器をX軸Y軸Z軸の3軸方向に自在に搬送する機構である。容器搬送装置18は、ノズル搬送機構でも用いられるX軸方向に配置された2本の第2ガイドレール42と、第2ガイドレール42上をX軸方向に移動可能な第2ベース66と、第2ベース66と一体でY軸方向に伸長した第2Y軸アーム68と、第2Y軸アーム68に沿いX軸方向に移動可能なマニピュレータ台座70とを備え、マニピュレータ台座70にマニピュレータ72が搭載される。マニピュレータ72は、マニピュレータ台座70に対し、Z軸方向に移動可能である。
【0034】
第2ガイドレール42は、容器搬送装置18とノズル搬送機構40と共通に用いられるので、マニピュレータ72の移動領域は、分注位置の親検体ラックまでの広い範囲である。そこで、マニピュレータ72の動作を利用して、その移動領域の範囲内に設けられた異常親検体退避エリア74と、緊急エリア76及びラベル貼付装置19に容器を搬送することができる。
【0035】
異常親検体退避エリア74は、異常親検体と認識された親検体容器を収納するエリアである。異常親検体と認識される場合とは、例えばラベル読取位置26において容器有無の確認やラベルの読取にエラーが出た場合のほか、開栓ミス、分注ミス等を含むことができる。異常親検体と認識された親検体容器は、一旦分注位置38まで送られる。そして、図示されていない制御装置の指示に従い、容器搬送装置18の動作により、マニピュレータ72が分注位置38の異常親検体容器の真上に移動し、下降して異常親検体容器を保持し、所定の高さに上昇して、異常親検体退避エリア74の真上に移動する。そして異常親検体退避エリア74の中の所定の容器収納場所の位置で下降し、保持を解除し、異常親検体容器を収納する。
【0036】
また、緊急エリア76は、上述のように、緊急子検体ラック77が設置される。緊急子検体ラック77には最初子検体容器が保持されていない。そこで、図示されていない制御装置の制御により、マニピュレータ72が通常子検体ラック56から未使用の通常子検体容器を保持し、緊急子検体容器79としてラベル貼付装置19へ搬送する。そしてラベル貼付装置19が所定のラベルを貼付けた後、再びマニピュレータ72がラベル貼付後の緊急子検体容器79をラベル貼付装置19から緊急子検体ラック77へ移送する。このようにマニピュレータ72の動作を利用して、通常子検体ラック56から未使用の通常子検体容器を緊急子検体容器79として、緊急子検体ラック77に移送することができる。
【0037】
この他、例えば、緊急親検体容器から通常子検体ラック56の中の分注先の子検体容器に対し分注を行い、その分注が終わった子検体容器を緊急子検体容器79として、マニピュレータ72を用い、通常子検体ラック56から、緊急子検体ラック77へ移送することもできる。
【0038】
次にラベル貼付装置19を説明する。ラベル貼付装置19は、ラベル貼付器80と、保持器82とを備え、子検体容器の搬送については移送機構84との協働が行われる。ラベル貼付器80は、子検体容器に貼る所定のラベルを用意し、保持器82が受取った子検体容器にラベルを貼付ける。ラベルの貼付処理は、ラベル読取位置26において取得した親検体容器のデータを転送し、分注と並列処理することができる。
【0039】
上記の一連の流れを繰り返すことで、親検体の分注とラベル貼付を効率的に行うことができる。
【0040】
次に、緊急分注モードにつきさらに詳細に説明する。緊急に親検体容器から検体を分注したいときは、ユーザが本システムに、緊急分注であることの分注情報を入力する。それとともに、緊急分注が必要な緊急親検体容器を保持した緊急親検体ラックを投入部20に投入する。緊急親検体は、上記の親検体ラック搬送装置12の動作に従い、搬送経路に沿い送られて、ラベル読取位置26にセットされる。ラベル読取位置26において、緊急親検体容器のラベルがラベルリーダー34により読取られると、そのデータが図示されていない制御部に伝送され、ユーザにより入力された分注情報と比較して、この親検体容器が緊急親検体容器であることが認識される。以後、この緊急親検体容器に対して、本システムの制御が緊急分注モードになり、緊急親検体容器の搬送と、緊急子検体容器79の準備が並列処理される。
【0041】
図2のフローチャートを用いて、緊急分注モードにおける緊急子検体容器準備と分注の手順を説明する。なお、図2の手順にあわせたマニピュレータ72及び分注ノズル50の動きを図3に示す。ここでマニピュレータ72の動きを実線で、分注ノズル50の動きを一点鎖線で区別して示し、対応する手順をステップ番号S12等で示した。
【0042】
緊急に分注を行うとき、緊急エリア76にはその分注先の子検体容器がまだ用意されていない。そこで、緊急子検体ラック77に緊急子検体容器を移送してくる必要がある。したがって、最初に、緊急子検体ラック77におけるその緊急子検体容器を保持する穴、すなわち緊急子検体容器の移送先が空いているか、既に別の緊急子検体容器が保持されていないかの確認がマニピュレータ72により行われる(S12)。具体的には、容器搬送装置18によりマニピュレータ72が緊急子検体容器の移送先の真上に移動し、そこでつかみ動作をすることで確認を行う。もし既に別の緊急子検体容器があれば、マニピュレータ72の保持力センサにより検出される。その場合は、アラームを出し(S14)、ユーザが既にある緊急子検体容器を排除する。
【0043】
緊急子検体容器の移送先が空いていることが確認できたら、分注情報に従い、マニピュレータ72が、通常子検体ラック56の未使用の通常子検体容器の位置に移動し、その子検体容器を緊急子検体容器79として保持する(S16)。どの未使用の通常子検体容器を緊急子検体容器に用いるかは、図示されていない制御部がその都度指示してもよく、あるいは予め定めておくこともできる。例えば、通常子検体ラック77の配列の最後の方から順番に、緊急子検体容器として用いるように定めておくこともできる。
【0044】
次に、マニピュレータ72は、ラベル貼付装置19に、緊急子検体容器79を移送する(S18)。ラベル貼付装置19は、分注情報に従い、所定のラベルを貼付ける。ラベル貼付が終わると、マニピュレータ72が再びラベル貼付後の緊急子検体容器79を保持し、緊急子検体ラック77の移送先の保持穴へ移送する(S22)。緊急子検体が複数のときは、S16からS22の手順がその個数分行われる。
【0045】
この間に、緊急親検体容器は、ベルトライン35に沿い、開栓ユニット14により開栓され、さらに送られて、分注位置38にセットされる。すなわち、緊急親検体容器の搬送と、緊急子検体容器79の準備が並列処理される。このことにより、効率的な緊急分注が実現できる。緊急親検体容器が分注位置38にセットされ、緊急子検体ラック77にラベル貼付後の緊急子検体容器79が保持されると、分注ノズル50により、緊急親検体容器から検体が吸引され、緊急子検体容器79に吐出されて分注が行われる(S24)。すべての緊急子検体容器79に分注が行われると、緊急親検体容器は、搬送経路に従い排出部62に搬送され外部に搬出される。
【0046】
このようにして緊急の分注が終了すると、アラームが出される。そこでユーザは、緊急エリア76にある分注後の緊急子検体容器79または緊急子検体ラック77を取出す。緊急エリア76は、通常エリア57とは別に設けられているので、次工程の検査処理に引渡すべき緊急子検体容器79をいちいち探すこともなく、容易に取出すことができる。また、緊急子検体ラック77は可搬型で、通常子検体ラックより小型であるので、取扱いが容易である。
【0047】
上記説明では、緊急エリアには予め緊急子検体容器が用意されていない場合を述べたが、緊急子検体ラックに予め緊急子検体容器を用意しても本発明が実施できる。
【0048】
【発明の効果】
本発明の検体前処理システムによれば、緊急に分注された子検体容器をいちいち探し出す必要がなく、ユーザの負担軽減となる。本発明の検体前処理システムによれば、緊急に分注された子検体容器を次工程へ迅速に引渡すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態の検体前処理システムの平面構成図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態の緊急子検体容器準備と分注のフローチャートである。
【図3】 本発明に係る実施の形態の緊急分注モードにおけるマニピュレータ及び分注ノズルの動きを示す図である。
【符号の説明】
10 検体前処理システム、16 分注装置、18 容器搬送装置、19 ラベル貼付装置、22 親検体ラック、38 分注位置、40 ノズル搬送機構、50 分注ノズル、52 チップラック、56 通常子検体ラック、57 通常エリア、60 通常子検体容器、72 マニピュレータ、76 緊急エリア、77 緊急子検体ラック、79 緊急子検体容器。
Claims (4)
- 親検体容器から検体を子検体容器に分注する分注ノズルと、
前記分注ノズルを搬送するノズル搬送機構と、
複数の通常子検体容器を保持した通常子検体ラックが少なくとも1つ設置される通常エリアと、
複数の緊急子検体容器を保持した緊急子検体ラックが少なくとも1つ設置され、分注台上に前記通常エリアと異なる領域に設けられる緊急エリアと、
前記通常エリアにおける通常子検体ラックから、未使用の通常子検体容器を緊急子検体容器として、前記緊急エリアにおける前記緊急子検体ラックへ移送する容器移送を実行する容器搬送機構と、
前記分注ノズル、前記ノズル搬送機構及び前記容器搬送機構を制御する手段であって、通常分注モードにおいては前記親検体容器から検体を前記通常エリアにおける前記通常子検体容器に分注させ、緊急分注モードにおいては前記容器移送を実行させ、前記容器移送完了後、親検体容器から検体を前記移送された緊急子検体容器に分注させる制御手段と、
を備えることを特徴とする検体前処理システム。 - 請求項1に記載の検体前処理システムにおいて、
前記通常エリアは、前記分注台の手前側に設けられ、
前記緊急エリアは、前記分注台の奥側に設けられることを特徴とする検体前処理システム。 - 請求項1に記載の検体前処理システムにおいて、
前記緊急子検体ラックは、可搬型で、前記通常子検体ラックより小さいサイズであることを特徴とする検体前処理システム。 - 請求項1に記載の検体前処理システムは、
前記容器移送の途中にラベル貼付を行うことを特徴とする検体前処理システム。
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