JP5258673B2 - 検体処理システムの分注計画方法及び分注計画装置 - Google Patents
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Description
(A−1)システム構成例
以下では、検体を複数の空検体容器に分注できる分注モジュールと、異種類の分析モジュール(例えば生化学分析装置や免疫分析装置)とを有する検体処理システムを対象とした実施の形態を説明する。
図2に、検体処理システムにおける分析制御シーケンス例を示す。図2には、ラックと検体の移動を、モジュールと制御部111との関係で表している。
図3に、分注規則設定手段121の処理機能を通じて表示装置112に表示される設定画面例を示す。図3の場合、設定画面は、分注規則識別名301、分注ラインリスト302、検査項目カテゴリ選択チェックリスト303、検査項目リスト304、OKボタン311、キャンセルボタン312で構成される。
図4に、分注規則適用条件設定手段122の処理機能を通じて表示装置112に表示される画面例を示す。図4の場合、設定画面は、適用条件リスト401、分注規則選択リスト402、追加ボタン403、優先順411、分注規則適用条件リスト412、アップダウンボタン413、削除ボタン414、OKボタン421、キャンセルボタン422で構成される。
図5に、分注計画手段123を通じて実行される処理手順の概略を示す。なお、図6〜図8に分注計画の生成手順例を示す。なお、図6は、図5のステップ501〜ステップ506に対応する。また、図7は、図5のステップ507に対応する。図8は、図5のステップ508〜ステップ509に対応する。
(i)分注規則を用いる効果
図9に、分注規則301の効果を確認するシミュレーション結果の一例を示す。なお、図9のシミュレーションは、分注モジュール1台、生化学分析モジュール2台(AU1とAU 2)、免疫分析モジュール1台(AU 3)、ISE分析モジュール1台(AU 4)で構成される検体処理システムを対象とする。また、各モジュールには、ラックを一時的に保持できるバッファが接続されているものとする。
図10に、分注規則適用条件リスト412の効果を確認するシミュレーション結果の一例を示す。シミュレーションの対象は、前述した分注規則301の効果を確認するシミュレーションと同様であり、検体の依頼項目の平均値も同様とした。ただし、図10の場合には、曜日毎に検体間で免役項目の依頼確率に偏りがある状況を想定した。
図11に、分注計画手段123の効果を確認するシミュレーション結果の一例を示す。シミュレーションの対象は、分注モジュール1台、生化学分析モジュール3台(AU1、AU2、AU3)からなる検体処理システムであり、分注計画手段123が有効な場合(子検体生成数を抑制する場合)と、無効な場合(子検体生成数を抑制しない場合)における分析モジュールのTPと検体のTATの比較を行った。なお、検体の依頼項目は、AU1、AU2、AU3のそれぞれで分析可能な項目を9項目とした。
以上説明したように、この実施の形態では、制御部111を、検体に対して依頼された検査項目である依頼項目に基づいて検体を分注する空検体容器の集合を選択する分注規則を複数登録可能な分注規則設定手段121と、分注規則と搬送モジュールの搬送処理予定時間である搬送モジュールの負荷と分析モジュールの分注処理予定時間である分析モジュールの負荷に基づいて検体を分注する空検体容器を計画する分注計画手段123によって構成する。そして、分注計画手段123により、自動分析装置における搬送モジュールの搬送所要時間635が分注モジュールの負荷612を超えないように子検体の生成数を制御する。この結果、搬送モジュールの混雑を回避することができる。また、搬送モジュールの混雑回避により検体の搬送待ち時間が少なくなり、分析モジュールのスループット(TP)と検体のターンアラウンドタイム(TAT)を改善することができる。
前述した実施の形態1においては、分注計画手段123のステップ509において、親検体ラック上の先頭に位置する親検体を優先的に子検体ラック上の先頭に近い子検体容器に割り付ける場合について説明した。
前述した実施の形態においては、分注計画手段123のステップ509において、一般検体と緊急検体を区別せずに子検体容器への割り付けを行う場合について説明した。
Claims (10)
- 検体を分注してその成分を分析する複数の分析モジュールと、前記検体を前記分析モジュールに搬送する搬送モジュールと、前記搬送モジュールから投入された検体を複数の空検体容器へ分注する分注モジュールとを有する検体処理システムの分注を計画する装置において、
検体に対して依頼された検査項目である依頼項目に基づいて、検体を分注する前記空検体容器の集合を選択する分注規則を複数登録可能な分注規則設定手段と、
検体を分注する空検体容器を計画する分注計画手段と
を有し、
前記分注計画手段は、
前記分注規則として登録された検査項目を分析可能な分析モジュールに基づいて、依頼項目数に応じた分析モジュールの負荷を計算し、
前記分注規則として登録された検査項目に基づいて分注ラインへの割り当てパターンを生成し、
生成された割り当てパターンと、前記分析モジュールの負荷に基づいて、割り当てパターン毎に搬送モジュールの負荷を計算し、
前記分析モジュールの負荷及び前記搬送モジュールの負荷に基づいて、検体を空検体容器に分注するための割り当てパターンを決定する
ことを特徴とする分注計画装置。 - 前記分注計画手段は、現在の日時情報に基づいて適用する前記分注規則を選択する分注規則適用条件を複数登録可能な分注規則適用条件設定手段を有する
ことを特徴とする請求項1記載の分注計画装置。 - 前記分注計画手段は、検体の依頼項目の分析に要する時間である分析所要時間と依頼項目を分析可能な分析予定モジュールの一覧に基づいて検体を分注する空検体容器を計画する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の分注計画装置。 - 前記分注計画手段は、緊急検体が前記分注モジュールへ到着した場合、一般検体を既に分注した検体容器を含む空検体容器の集合とは別の空検体容器の集合に、前記緊急検体を分注する計画を生成する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の分注計画装置。 - 前記負荷はリアルタイムに更新される
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の分注計画装置。 - 検体を分注してその成分を分析する複数の分析モジュールと、前記検体を前記分析モジュールに搬送する搬送モジュールと、前記搬送モジュールから投入された検体を複数の空検体容器へ分注する分注モジュールとを有する検体処理システムにおける分注計画方法において、
計算機が、
予め設定された分注規則適用条件に基づいて分注規則を決定する処理と、
前記分注規則として登録された検査項目を分析可能な分析モジュールに基づいて、依頼項目数に応じた分析モジュールの負荷を計算する処理と、
前記分注規則として登録された検査項目に基づいて分注ラインへの割り当てパターンを生成する処理と、
生成された割り当てパターンと、前記分析モジュールの負荷に基づいて、割り当てパターン毎に搬送モジュールの負荷を計算する処理と、
前記分析モジュールの負荷及び前記搬送モジュールの負荷に基づいて、検体を空検体容器に分注するための割り当てパターンを決定する処理と
を有することを特徴とする検体処理システムの分注計画方法。 - 前記分注規則適用条件は、日時情報と分注規則を一組として規定される
ことを特徴とする請求項6に記載の検体処理システムの分注計画方法。 - 前記割り当てパターンには、依頼項目毎に分析先候補の分析モジュールと搬送経路が割り当てられる
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の検体処理システムの分注計画方法。 - 緊急検体が前記分注モジュールへ到着した場合、一般検体を既に分注した検体容器を含む空検体容器の集合とは別の空検体容器の集合に、前記緊急検体を分注する計画を生成する
ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の検体処理システムの分注計画方法。 - 前記負荷はリアルタイムに更新される
ことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の検体処理システムの分注計画方法。
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