JP3736198B2 - 塗料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の生産ラインなどに適用して好ましい塗料供給装置に関し、特に少量生産塗色の色替え時間が短縮できる塗料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の塗装ラインなどで用いられている塗料供給装置は、各塗色の塗料が貯留された塗料タンクと、これを圧送するポンプと、塗料タンクから塗装機(実際はカラーチェンジバルブ)まで塗料を導く塗料配管とを有し、塗色数に応じた数だけこうした塗料タンク、ポンプおよび塗料配管が設置されている。そして、塗装機の上流側に設けられたカラーチェンジバルブを切り替えることで、車両仕様に応じた塗色の塗料を吹き付ける。
【0003】
ところで、量産を目的とする自動車生産ラインでは、車両に塗料を吹き付ける塗装ブースとは別に、多数の塗料タンクが設置される塗料調合室が設けられる。このような塗料調合室は、一般的には塗装ブースから離れた場所に設けられるので、塗料タンクから塗装ブースに至る塗料配管には、多量の塗料が循環することとなる。
【0004】
しかしながら、車両仕様によっては生産数が少ない塗色も存在し、この種の塗料は長時間塗料配管内を循環するので、塗料が劣化したり、粘度などの塗料条件が変化することが少なくない。このような場合には、塗料配管に仕込まれた塗料を全て廃棄し、フレッシュな塗料と入れ替えなければならないのでロスが大きい。
【0005】
このため、生産台数が少ない塗色については、塗装ブース内あるいは塗装ブースサイドに小容量の塗料供給装置が設けられることもあるが、この種の塗料供給装置では、塗料配管の長さは短縮できるものの、各色毎に塗料配管を設ける必要があり、コスト的にもスペース的にも問題がある。
【0006】
そこで、複数の塗色に対して共通の循環配管を設け、この塗料配管内にピグと呼ばれる部材を通すことにより、塗料配管の内壁に付着した前色の塗料を擦り落とすことも提案されている。図3は、ピグを用いた塗料供給システムを示す図であり、たとえば塗色Aから塗色Bへと色替えする場合には、同図に示すように塗色Aの塗料→ピグ1→洗浄用溶剤→塗色Bの塗料といった順で塗料配管内を循環させ、カラーチェンジバルブまで導く。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうしたピグを用いた塗料供給システムでは、塗料およびピグが塗料配管内を一周する時間が色替え時間となるため、たとえば一日に数台程度の少量塗色には適用できるが、1分乃至1.5分程度のタクトタイムで色替えが必要とされる一般塗色には、色替え時間が長すぎて適用できない。
【0008】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、一般塗色であっても適用できる色替え時間の短い塗料供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1) 上記目的を達成するために、請求項1記載の塗料供給装置は、塗装機の上流側に設けられたカラーチェンジバルブの少なくとも二以上の切替バルブのそれぞれに、ピグが挿入される共通の塗料循環配管が接続されていることを特徴とする。
【0010】
この請求項1記載の塗料供給装置では、カラーチェンジバルブの二以上の切替バルブにピグ式塗料配管が接続されているので、一方の塗料配管を用いて塗装している間に、他方の塗料配管をピグを用いて色替えすることができ、これを交互に繰り返すことで生産台数が多い一般塗色にも適用することができる。また、ピグ式塗料配管とすることで、多数の塗色種に対しても塗料配管数を減少または塗料配管長を短縮することができる。
【0011】
なお、本発明においてピグ式塗料配管は少なくとも2セットあれば良いが、3セット以上設けれておけば、被塗物のタクトタイムが短くてもこれに対応することができる。
【0012】
また、請求項1記載の塗料供給装置では、前記共通の塗料循環配管には二以上のピグが挿入され、前記ピグ間に洗浄用溶剤を充填した状態で、ピグの上流側に充填された塗料からピグの下流側に充填された塗料への色替えを行うことを特徴する。
【0013】
本発明では、共通の塗料配管に、前色塗料→第1のピグ→洗浄用溶剤→第2のピグ→次色塗料の順で挿入および充填される。これらが塗料配管を循環することにより、塗料配管の内壁に付着した前色塗料の大部分は第1のピグによって擦り取られるが、塗料配管の内壁に前色塗料が僅かに残っていたとしても、これは第1および第2のピグ間に充填された洗浄用溶剤にて溶解され、さらに第2のピグによってきれいに擦り取られることになる。これにより、前色塗料が次色塗料に色混じりすることが防止でき、色混じりの塗装欠陥が低減する。
【0014】
本発明においてピグの挿入数は特に限定されず、三以上のピグを挿入して、色替え時の洗浄性をより高めても良い。この場合、前色塗料と次色塗料との間に挿入および充填されるピグと洗浄用溶剤の組み合わせは特に限定されず、前色塗料→第1のピグ→洗浄用溶剤→第2のピグ→洗浄用溶剤→第3のピグ→次色塗料の順としても、または前色塗料→第1のピグ→洗浄用溶剤→第2のピグ→第3のピグ→次色塗料もしくは前色塗料→第1のピグ→第2のピグ→洗浄用溶剤→第3のピグ→次色塗料の順としても良い。
【0015】
(2)上記発明において、共通の塗料循環配管と塗料タンクとの間の構造は特に限定されないが、たとえば請求項2記載のように、前記共通の塗料循環配管と複数種の塗料がそれぞれ貯留される複数の塗料タンクとの間を並列的に接続する塗料往路配管と、当該塗料往路配管を介して前記塗料タンクから前記共通の塗料循環配管に供給される塗料種を選択する切替バルブとを有することがより好ましい。
【0016】
さらに、請求項3記載のように、前記共通の塗料循環配管と複数種の塗料がそれぞれ貯留される複数の塗料タンクとの間を並列的に接続する塗料復路配管と、当該塗料復路配管を介して前記共通の塗料循環配管から前記塗料タンクに戻される塗料種を選択する切替バルブとを有することが好ましい。
【0017】
(3)上記発明において、どの共通の塗料循環配管にどの塗料を供給するかといった制御方法は特に限定されないが、たとえば請求項4記載のように、被塗物の塗色種を塗装前に連続して取り込み、この塗色種に応じた塗料を前記複数の共通の塗料循環配管に対して供給および戻すべく前記切替バルブを制御することができる。
【0018】
このように自動制御することで、被塗物の塗色仕様に応じた塗料を連続して供給することができ、色替え待ちによるラインストップを防止することができる。
【0019】
【発明の効果】
請求項1乃至4記載の発明によれば、一方の塗料配管を用いて塗装している間に、他方の塗料配管をピグを用いて色替えすることができるので、生産台数が多い一般塗色にも適用することができる。
【0020】
また、ピグ式塗料配管とすることで、多数の塗色種に対しても塗料配管数を減少または塗料配管長を短縮することができる。
【0021】
これに加えて、塗料配管の内壁に前色塗料が僅かに残っていたとしても、これは第1および第2のピグ間に充填された洗浄用溶剤にて溶解され、さらに第2のピグによってきれいに擦り取られることになるので、前色塗料が次色塗料に色混じりすることが防止でき、色混じりの塗装欠陥が低減する。
【0022】
また、請求項4記載の発明によれば、自動制御により被塗物の塗色仕様に応じた塗料を連続して供給することができるので、色替え待ちによる被塗物のラインストップを未然に防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の塗料供給装置の実施形態を示す概念図、図2は本発明の塗料供給装置を塗装ラインに適用する一例を示す工程図である。
【0024】
まず、本実施形態の塗料供給装置は、被塗物に対して塗料を噴霧する塗装機1(同図には回転霧化式塗装ガンを示す。)と、塗色種が変更される度に塗料を切り替えて塗装機1に供給するカラーチェンジバルブ2とを有し、これら塗装機1とカラーチェンジバルブ2とは塗料ホース3にて接続されている。カラーチェンジバルブ2は、塗料ホース3が接続された塗料出口21と、複数の切替バルブ22を有し、この切替バルブ22に塗料タンクから供給される各塗料と、色替え洗浄時に使用されるエアーおよび洗浄用溶剤が供給されるようになっている。同図には、塗料が供給される切替バルブとして4つの切替バルブ22a〜22dを示し、エアーが供給される切替バルブとして1つの切替バルブ22eを示し、また洗浄用溶剤が供給される切替バルブとして1つの切替バルブ22fを示す。なお、エアーおよび洗浄用溶剤が供給される切替バルブ22e,22fはそれぞれ一つで足りるが、塗料が供給される切替バルブ22a〜22dは、塗色種の数だけ設けられている。
【0025】
ここで、カラーチェンジバルブ2から塗装機1までの間の色替え操作について説明すると、たとえば現在、カラーチェンジバルブ2の切替バルブ22aから供給される塗料Aが塗装されており、次に塗装されるのが切替バルブ22bから供給される塗料Bであるとすると、まず塗料Aの塗装が終了すると切替バルブ22aを閉じて塗料Aの供給を停止したのち、切替バルブ22eを開いてカラーチェンジバルブ2以降に圧縮エアーを供給する。これにより、カラーチェンジバルブ2から塗装機1までの間に残留した塗料Aが塗装機から押し出される。
【0026】
次いで、切替バルブ22eを閉じるとともに切替バルブ22fを開いて、カラーチェンジバルブ2以降に洗浄用溶剤を供給する。これにより、カラーチェンジバルブ2から塗装機1までの間の塗料通路の内壁に付着した塗料Aを洗浄することができる。
【0027】
さらに、切替バルブ22fを閉じて洗浄用溶剤の供給を停止するとともに、再び切替バルブ22eを開いてカラーチェンジバルブ2以降に圧縮エアーを供給して、カラーチェンジバルブ2から塗装機1までの間に残留した洗浄用溶剤を塗装機1から押し出す。洗浄性をより高めるために、以上の操作を複数サイクル繰り返しても良いが、1サイクルで充分な洗浄性が得られる場合には、切替バルブ22eを閉じたのち、切替バルブ22bを開いて次色である塗料Bをからチェンジバルブ2に供給する。以上で色替えが完了する。
【0028】
カラーチェンジバルブ2の切替バルブ22a〜22dにそれぞれ接続される塗料配管は、量産色の場合にはたとえば塗料調合室から敷設しても良いが、本実施形態の塗料供給装置は、切替バルブ22aおよび22bに少量生産色に適した塗料循環系を接続した例を挙げて本発明を説明する。したがって、それ以外の切替バルブ22c,22dには、量産色の塗料循環系を接続しても良いし、本発明に係る少量生産に適した塗料循環系を接続しても良い。
【0029】
カラーチェンジバルブ2の2つの切替バルブ22a,22bには、それぞれ塗料循環系4A,4Bが設けられている。代表的に同図の左側の塗料循環系4Aの構成を説明すると、まず閉回路を構成する塗料配管41Aが、2つの三方弁V1,V2を介してカラーチェンジバルブ2の切替バルブ22aに接続されている。
【0030】
この塗料配管41Aには、三方弁V2の下流側に、後述するピグP1,P2の捕獲器PEが設けられ、さらに下流側に三方弁V3,V4を介して並列的に塗料配管42Aが設けられている。またさらに下流側に三方弁V5を介してドレイン配管43Aが設けられている。
【0031】
並列的に設けられた塗料配管42Aには、2つのピグ挿入器PIが設けられ、ピグPはここから挿入されて、上述したピグ捕獲器PEにて回収される。また、2つの三方弁V3,V4の間には、三方弁V6を介して塗料を供給する塗料配管44が接続されており、この塗料配管44の上流側には三方弁V7を介して塗料配管45が接続されている。
【0032】
被塗物に対して塗装するための塗料は、塗色種A〜D(特に4色には限定されない。)それぞれの塗料タンク46に収容され、また洗浄用溶剤は塗料タンク47に収容されており、ここから先ほどの塗料配管45までの間に、それぞれ塗料配管48および三方弁V8〜V11および塗料を圧送するためのポンプPが設けられている。これらが塗料A〜Dおよび洗浄用溶剤の往路を構成する。
【0033】
これに対して、塗料循環配管41Aのピグ捕獲器PEには、四方弁V12を介して塗料A〜Dの戻り配管49が接続され、ここから下流側に三方弁V13〜V15を介して塗料A〜Dがそれぞれの塗料タンク46へ戻されることになる。なお、四方弁V12にはドレイン配管50が接続されている。これらが塗料A〜Dの復路を構成する。
【0034】
一方、同図右側の塗料循環系4Bも同様の構成であり、塗料循環系4Aに対応する部材には同一の符号もしくは「B」の符号に置き換えてその説明は省略する。
【0035】
このように構成された本実施形態の塗料供給装置の塗装機1〜カラーチェンジバルブ2は、図2に示す上塗りブース5内に設置され、この上塗りブース5に搬入される被塗物ボディB1〜B4の塗色仕様に応じた塗料が塗布されるが、色指示を自動化するために、本実施形態では上塗りブース5の前にボディB1〜B4の塗色仕様を取り込む塗色読み取り器6を設け、この塗色読み取り器6で読み取られた塗色データを制御盤7に送出し、この制御盤7から上述した塗料循環系4A,4Bの各三方弁および四方弁、カラーチェンジバルブ2を制御する。なお、ボディの塗色仕様の取り込みは上塗りブース5の前に塗色読み取り器6を設けること以外にも、生産ラインの生産管理装置を用いて、ここからダイレクトに制御盤7へ取り込むこともできる。
【0036】
こうした塗料供給装置では、たとえば図2に示すように上塗りブース5に対してボディが塗色A→塗色B→塗色C→塗色Dの順で搬入されてきたとすると、まず先頭のボディB1に対する塗料Aは、図1に示す塗料循環系4Aに供給し、次のボディB2に対する塗料Bは、塗料循環系4Bに供給する。
【0037】
具体的には、塗料Aの塗料タンク46からポンプPによって塗料配管41Aに塗料Aを供給するとともに、これを終えた後に塗料Bの塗料タンク46からポンプPによって塗料配管41Bに塗料Bを供給する。
【0038】
こうして塗料AをボディB1に塗装すると、上述した手順でカラーチェンジバルブ2以降の色替え操作を実行し、次の塗料Bの塗装を行う。この間に塗料循環系4A内の色替え操作を実行する。
【0039】
図2によれば、ボディB2の次のボディB3の塗色はCであるため、塗料循環系4Aには、塗料Cを供給する。このとき、ピグPを用いた洗浄を行う。
【0040】
すなわち、塗料循環配管41Aには前色である塗料Aが残留しているため、まず塗料Aの供給を停止したのち、ピグ挿入器PIから第1のピグP1を塗料循環配管41A内に挿入する。次いで、洗浄用溶剤が収容されたタンク47から洗浄用溶剤を塗料循環配管41A内に供給し、第1のピグP1の後方に充填する。次いで、洗浄用溶剤の供給を停止したのち、ピグ挿入器PIから第2のピグP2を塗料循環配管41A内に挿入し、先ほど充填した洗浄用溶剤を2つのピグP1,P2で挟み込む。最後に、次色である塗料Cが収容された塗料タンク46から塗料Cを塗料循環配管41A内の第2のピグP2の後方に圧送する。
【0041】
これにより、塗料循環配管41A内には、その上流側から順に、前色塗料A→第1のピグP1→洗浄用溶剤→第2のピグP2→次色塗料Cが充填される。そして、これらが塗料循環配管41Aを移動することにより、塗料循環配管41Aの内壁に付着した前色塗料Aの大部分は第1のピグP1によって擦り取られる。このとき、塗料循環配管41Aの内壁に前色塗料Aが僅かに残っていたとしても、これは第1および第2のピグP1,P2間に充填された洗浄用溶剤にて溶解され、さらに第2のピグP2によってきれいに擦り取られるので、前色塗料Aが次色塗料Cに色混じりすることが防止でき、色混じりの塗装欠陥が低減する。
【0042】
特に本実施形態では、こうした一方の塗料循環系4Aの色替え操作を、他方の塗料循環系4Bの塗装中に行うので、実質的な色替え時間はカラーチェンジバルブ2以降の色替え時間のみとなり、色替え待ちによるラインストップを防止することができる。
【0043】
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
【0044】
図1に示す実施形態では塗料循環系4A,4Bを2つ設けたが、本発明はこれに限定されることなく3つ以上設けて、生産タクトに対応することができる。また、本発明の塗料供給装置は、上塗り塗装に限定されず、中塗り塗装にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗料供給装置の実施形態を示す概念図である。
【図2】本発明の塗料供給装置を塗装ラインに適用する一例を示す工程図である。
【図3】ピグ式塗料供給装置を示す塗料配管の断面図である。
【符号の説明】
1…塗装機
2…カラーチェンジバルブ
4A,4B…塗料循環系(共通の塗料配管)
46…塗料タンク
6…塗色読み取り器
7…制御盤(コントローラ)
P1,P2…ピグ
V1〜V15…三方弁(切替バルブ)

Claims (4)

  1. 塗装機の上流側に設けられたカラーチェンジバルブの少なくとも二以上の切替バルブのそれぞれに、ピグが挿入される共通の塗料循環配管が接続され、当該共通の塗料循環配管には二以上のピグが挿入される塗料供給装置であって、前記ピグ間に洗浄用溶剤を充填した状態で、ピグの上流側に充填された塗料からピグの下流側に充填された塗料への色替えを行うことを特徴する塗料供給装置。
  2. 前記共通の塗料循環配管と複数種の塗料がそれぞれ貯留される複数の塗料タンクとの間を並列的に接続する塗料往路配管と、当該塗料往路配管を介して前記塗料タンクから前記共通の塗料循環配管に供給される塗料種を選択する切替バルブとを有することを特徴とする請求項1記載の塗料供給装置。
  3. 前記共通の塗料循環配管と複数種の塗料がそれぞれ貯留される複数の塗料タンクとの間を並列的に接続する塗料復路配管と、当該塗料復路配管を介して前記共通の塗料循環配管から前記塗料タンクに戻される塗料種を選択する切替バルブとを有することを特徴とする請求項2記載の塗料供給装置。
  4. 被塗物の塗色種を塗装前に連続して取り込み、この塗色種に応じた塗料を前記複数の共通の塗料循環配管に対して供給および戻すべく前記切替バルブを制御するコントローラを有することを特徴とする請求項2または3記載の塗料供給装置。
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