JP3268674B2 - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JP3268674B2
JP3268674B2 JP35520292A JP35520292A JP3268674B2 JP 3268674 B2 JP3268674 B2 JP 3268674B2 JP 35520292 A JP35520292 A JP 35520292A JP 35520292 A JP35520292 A JP 35520292A JP 3268674 B2 JP3268674 B2 JP 3268674B2
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士郎 山田
真一 高山
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エービービー株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被塗物に塗料を噴霧し
て塗装する塗装装置に関し、特に塗料供給系路の洗浄を
効率良く行いうるようにした塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ここで、図15ないし図19に従来技術
による塗装装置を示す。
【0003】図中、1,2,3,4,5はサーキュレー
ションラインを示し、該サーキュレーションライン1〜
5はA色,B色,C色,DA 色,DB 色が貯蔵された塗
料タンク1A,2A,3A,4A,5Aに接続され、そ
れぞれA色,B色,C色,DA 色,DB 色の塗料(以
下、「塗料A,B,C,DA ,DB 」という)が個々に
循環される配管からなっている。そして、該サーキュレ
ーションライン1〜5には複数の塗装装置(1個の装置
のみ図示)が接続されている。なお、塗料A〜C色は使
用頻度の高い塗料、塗料DA ,DB 色は使用頻度の低い
塗料を示す。
【0004】また、各サーキュレーションライン1〜5
には分岐する供給パイプ1B〜5Bが形成され、該供給
パイプ1B〜5Bは後述する色替弁装置8の塗料弁1
0,11,12,13,14に塗料A,B,C,DA ,
DB を供給するもので、供給パイプ1B〜5Bは塗料弁
10〜14が閉弁しているときにはサーキュレーション
ライン1〜5で塗料を循環させ、開弁したときのみ塗料
を供給する。
【0005】6は塗装機本体を示し、該塗装機本体6の
先端側には高回転で回転する回転霧化頭7が設けられて
いる。そして、該塗装機本体6に塗料が供給されると、
回転霧化頭7から塗料が噴霧され、その塗料が被塗物
(図示せず)に塗着して塗装を行うようになっている。
【0006】8はサーキュレーションライン1〜5と塗
装機本体6との間に配設され、一般に「CCV」といわ
れる色替弁装置を示し、該色替弁装置8はマニホールド
9を介して塗料A,B,C,DA ,DB が供給される塗
料弁10,11,12,13,14を有すると共に、該
マニホールド9の出力側には制御エア圧に応じて吐出圧
を制御するエア・オペレーテッド・プレッシャ・レギュ
レータ15(以下、「AOPR15」という)が設けら
れ、該AOPR15は当該色替弁装置8から供給される
塗料の吐出圧力を一定に保つようになっている。また、
前記塗料弁10〜14にはサーキュレーションライン1
〜5の供給パイプ1B〜5Bを介して各色の塗料が供給
され、該塗料弁10〜14が閉弁状態にあるときには、
サーキュレーションライン1〜5で各色の塗料を循環
し、塗料弁10〜14が個々に開弁状態にあるときに
は、開弁状態にある塗料弁に対応したサーキュレーショ
ンライン1〜5の塗料をマニホールド9に供給し、後述
するギアポンプ19等を介して塗装機本体6に塗料を供
給する。
【0007】16は洗浄弁を示し、該洗浄弁16は前記
色替弁装置8のマニホールド9に付設され、エア弁16
Aおよびシンナ弁16Tを備え、該エア弁16A,シン
ナ弁16Tはエア源17,シンナタンク18にそれぞれ
接続され、洗浄行程においては順次開弁してエアおよび
洗浄液体としてのシンナを後述の塗料配管20に供給す
るようになっている。
【0008】19は塗料ポンプとしてのフラッシャブル
ギアポンプ(以下、「ギアポンプ19」という)を示
し、該ギアポンプ19は前記色替弁装置8と塗装機本体
6とを接続する塗料配管20の途中に設けられ、塗装時
および洗浄時の吐出量をコントロールするようになって
いる。
【0009】21は洗浄弁装置を示し、該洗浄弁装置2
1はマニホールド22を介して,トリガ弁23,洗浄切
換弁24および排液弁25を備えている。ここで、トリ
ガ弁23には塗料配管20を介してギアポンプ19の吐
出側が接続されている。また、洗浄切換弁24にはエア
源17,シンナタンク18にそれぞれ接続されたエア弁
26A,シンナ弁26Tからなる洗浄弁26が付設さ
れ、該洗浄弁26のエア弁26A,シンナ弁26Tを順
次開弁することにより、エア,シンナを後述する塗料吐
出管29に供給する。さらに、排液弁25は排出管27
を介して排液タンク28が接続されている。
【0010】このように構成される洗浄弁装置21で
は、塗装行程においては、洗浄切換弁24および排液弁
25を閉弁し、トリガ弁23を開弁状態におくことによ
り、塗料配管20とマニホールド22とが接続され、塗
料配管20から供給された塗料はマニホールド22およ
び塗料吐出管29を介して塗装機本体6に供給され塗装
を行なう。
【0011】一方、洗浄行程においては、洗浄切換弁2
4を開弁して、洗浄弁26のエア弁26Aおよびシンナ
弁26Tを順次開弁してシンナおよびエアを供給するこ
とで、後述する塗料吐出管29および塗装機本体6(回
転霧化頭7)を洗浄する。また、トリガ弁23および排
液弁25が開弁状態にあるときには、塗料配管20と排
出管27とが接続されているから、前記洗浄弁16から
のシンナおよびエアを排液タンク28に排出し、塗料配
管20の洗浄を行なう。
【0012】29は塗料吐出管を示し、該塗料吐出管2
9は塗装機本体6と洗浄弁装置21とを接続するもので
ある。また、通常の塗装装置の構成上、塗装機本体6は
例えば門型レシプロケータの移動部に固定され、他の部
品(色替弁装置8,洗浄弁16,洗浄弁装置21等)は
門型レシプロケータの支柱外に設けられるようになって
いる。このため、該塗料吐出管29の長さは3m〜5m
となり、色替弁装置8と洗浄弁装置21とを接続する塗
料配管20に比べて非常に長いものとなっている。
【0013】次に、図16ないし図19にA色塗装から
B色塗装への色替行程を各弁の動作を示しつつ説明す
る。なお、AOPR15およびギアポンプ19は常に作
動しているものとする。
【0014】まず、A色塗装行程においては、図16の
A色塗装行程に示すように、色替弁装置8の塗料弁10
および洗浄弁装置21のトリガ弁23を開弁する。
【0015】即ち、図17の太線の示すように、塗料供
給系路を、サーキュレーションライン1→供給パイプ1
B→マニホールド9→塗料配管20→ギアポンプ19→
トリガ弁23→塗料吐出管29で形成し、A色塗料を塗
装機本体6に向けて供給する。そして、該塗装機本体6
の回転霧化頭7からA色塗料が噴霧され、A色の塗装を
行なう。
【0016】次に、洗浄行程においては、図16の洗浄
行程に示すように、色替弁装置8の塗料弁10を閉弁
し、洗浄弁装置21のトリガ弁23を開弁したまま、洗
浄切換弁24および排液弁25を開弁すると共に、洗浄
弁16のエア弁16A,シンナ弁16Tおよび洗浄弁装
置21の洗浄弁26のシンナ弁26T,エア弁26Aを
それぞれ交互に開弁する。
【0017】即ち、図18の太線で示すように、洗浄弁
装置21のトリガ弁23を開弁したまま、塗料配管20
と排出管27とを接続しているから、色替弁装置8の洗
浄弁16のシンナ弁16Tおよびエア弁16Aを交互に
開弁することで、シンナ,エアをマニホールド9→塗料
配管20→ギアポンプ19→トリガ弁23→排液弁25
→排出管27を介して排液タンク28に排出する。この
シンナ,エアの流動により、ギアポンプ19,塗料配管
20の洗浄を行なうと共に、洗浄弁装置21のトリガ弁
23,排液弁25の洗浄を行なう。
【0018】一方、洗浄弁装置21の洗浄切換弁24を
開弁することで、マニホールド22(塗料吐出管29)
と洗浄弁26のシンナ弁26Tおよびエア弁26Aとを
接続しているから、該シンナ弁26Tおよびエア弁26
Aからシンナ,エアを洗浄切換弁24→マニホールド2
2→塗料吐出管29→塗装機本体6(回転霧化頭7)に
排出する。そして、塗料吐出管29および塗装機本体6
(回転霧化頭7)の洗浄を行なう。
【0019】次の次色供給塗装行程においては、図19
のB色供給塗装行程に示すように、色替弁装置8の塗料
弁11および洗浄弁装置21のトリガ弁23を開弁す
る。
【0020】即ち、図19の太線で示すように、塗料供
給系路をサーキュレーションライン2→供給パイプ2B
→塗料弁11→マニホールド9→塗料配管20→ギアポ
ンプ19→トリガ弁23→塗料吐出管29で形成し、B
色塗料を塗装機本体6に供給する。そして、該塗装機本
体6の回転霧化頭7からB色塗料が噴霧され、B色の塗
装を行なう。
【0021】このように洗浄行程において、塗料配管2
0および塗料吐出管29を別々に洗浄することで、塗料
を完全に除去することができ、次色塗料の塗装を行なっ
た場合に、前色塗料が混入するのを確実に防止し、塗装
品質が低下するのを防止している。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による塗装装置の洗浄行程においては、色替弁装
置8と洗浄弁装置21とを接続する塗料配管20の長さ
に比べ、洗浄弁装置21と塗装機本体6を接続する塗料
吐出管29の長さが非常に長いため、該塗料吐出管29
の洗浄に使用されるシンナの量が多量になると共に、洗
浄行程に費やされる時間が長くなるという問題がある。
【0023】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は塗装機本体に塗料を供給する塗
料吐出管の洗浄において、洗浄に使用されるシンナ量を
減少させると共に、その洗浄時間を短縮できる塗装装置
を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する塗装装置は、各色毎
の塗料が循環する複数本のサーキュレーションライン
と、該各サーキュレーションラインからの塗料を被塗物
に塗装する塗装機本体と、前記サーキュレーションライ
ンと該塗装機本体との間に最後部が該塗装機本体近傍に
位置するように順次配設され、それぞれ複数個の塗料弁
と洗浄液体を供給する洗浄弁を備えた第1,第2,第3
の色替弁装置と、前記各サーキュレーションラインと第
1の色替弁装置の各塗料弁,第1の色替弁装置の各塗料
弁と第2の色替弁装置の各塗料弁,第2の色替弁装置の
各塗料弁と第3の色替弁装置の各塗料弁,第3の色替弁
装置の各塗料弁と各サーキュレーションラインとをそれ
ぞれ接続する個々の第1,第2,第3,第4の塗料バイ
パス管と、前記第1,第2の色替弁装置の塗料配管に
設けられた塗料ポンプと、前記第3の色替弁装置と塗装
機本体との間に設けられた塗料吐出管とを備え、塗装
時には塗料を前記各サーキュレーションラインに対して
前記第1,第2,第3の色替弁装置の各塗料弁と前記
1,第2,第3,第4の塗料バイパス管とを順次介して
循環させ、塗装時には前記各サーキュレーションライン
から個々の第1の塗料バイパス管,前記第1の色替弁装
置の各塗料弁,前記塗料ポンプが設けられた塗料配管
前記第2の色替弁装置の各塗料弁,個々の第3の塗料バ
イパス管,前記第3の色替弁装置の各塗料弁および塗料
吐出管からなる塗料供給系路を介して前記塗装機本体に
塗料の供給を行う構成したことにある。
【0025】また、請求項2の発明採用する塗装装置
は、各色毎の塗料が循環する複数本のサーキュレーショ
ンラインと、該各サーキュレーションラインからの塗料
を被塗物に塗装する塗装機本体と、前記サーキュレーシ
ョンラインと該塗装機本体との間に最後部が該塗装機本
体近傍に位置するように順次配設され、それぞれ複数個
の塗料弁と洗浄液体を供給する洗浄弁を備えた第1,第
2,第3の色替弁装置と、前記各サーキュレーションラ
インのうち使用頻度の高い塗料のサーキュレーションラ
インと第1の色替弁装置の各塗料弁,第1の色替弁装置
の各塗料弁と第2の色替弁装置の各塗料弁,第2の色替
弁装置の各塗料弁と第3の色替弁装置の各塗料弁,第3
の色替弁装置の各塗料弁と各サーキュレーションライン
とをそれぞれ接続する個々の第1,第2,第3,第4の
塗料バイパス管と、前記各サーキュレーションラインの
うち使用頻度の低い塗料のサーキュレーションラインと
第1の色替弁装置の各塗料弁との間を接続する供給パイ
プと、前記第1,第2の色替弁装置の塗料配管に設け
られた塗料ポンプと、前記第3の色替弁装置と塗装機本
体との間に設けられた塗料吐出管と、前記第2,第3の
色替弁装置の間に設けられ使用頻度の低い塗料を供給す
塗料供給管とを備え、前記使用頻度の高い塗料につい
ては、非塗装時に前記各サーキュレーションラインに対
して前記第1,第2,第3の色替弁装置の各塗料弁と前
第1,第2,第3,第4の塗料バイパス管とを順次
して塗料を循環させ、塗装時には前記各サーキュレーシ
ョンラインから個々の第1の塗料バイパス管,前記第1
の色替弁装置の各塗料弁,前記塗料ポンプが設けられた
塗料配管前記第2の色替弁装置の各塗料弁,個々の第
3の塗料バイパス管,前記第3の色替弁装置の各塗料弁
および塗料吐出管からなるメイン塗料供給系路を介して
塗装機本体に塗料の供給を行う構成し、前記使用頻度
の低い塗料については、非塗装時に前記各サーキュレー
ションラインと第1の色替弁装置の各塗料弁との間で
記供給パイプを介して塗料を循環させ、塗装時には前記
各サーキュレーションラインから前記供給パイプ,前記
第1の色替弁装置の各塗料弁,前記塗料ポンプが設けら
れた塗料配管前記第2の色替弁装置の塗料弁,前記
料供給管,前記第3の色替弁装置の塗料弁および塗料吐
出管からなるサブ塗料供給系路を介して塗装機本体に塗
料の供給を行う構成したことにある。
【0026】
【作用】請求項1の発明においては、塗料供給系路の距
離の長い部分を第3の塗料バイパス管で構成し、該第3
の塗料バイパス管はそれぞれ個々の塗料で別々の管とな
るから、洗浄行程では第3の塗料バイパス管を洗浄する
ことなく、塗料ポンプ設けられた塗料配管を第1の色
替弁装置に付設された洗浄弁により洗浄し、塗料吐出管
を第3の色替弁装置に付設された洗浄弁により洗浄する
だけで洗浄を完了することができる。
【0027】請求項2の発明においては、メイン塗料供
給系路の距離の長い部分を第3の塗料バイパス管で構成
し、該第3の塗料バイパス管はそれぞれ個々の塗料で別
々の管となるから、洗浄行程では第3の塗料バイパス管
を洗浄することなく、塗料ポンプの設けられた塗料配管
を第1の色替弁装置に付設された洗浄弁により洗浄し、
塗料吐出管を第3の色替弁装置に付設された洗浄弁によ
り洗浄するだけで洗浄を完了することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図14に
基づき説明する。なお、実施例では前述した従来技術と
同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略す
るものとする。
【0029】図中、31,32,33,34,35はサ
ーキュレーションラインを示し、該サーキュレーション
ライン31〜35は従来技術のサーキュレーションライ
ン1〜5と同様に、A色,B色,C色,DA 色,DB 色
が貯蔵された塗料タンク31A,32A,33A,34
A,35Aに接続され、それぞれ塗料A,B,C,DA
,DB が個々に循環される配管からなっている。な
お、塗料のうち、塗料A〜C色は使用頻度の高い塗料、
塗料DA ,DB 色は使用頻度の低い塗料を示している。
【0030】36,37,38はサーキュレーションラ
イン31〜33を後述する色替弁装置41,50,60
の塗料弁43〜45,52〜54,62〜64にそれぞ
れ接続する塗料バイパス管を示し、該塗料バイパス管3
6〜38はサーキュレーションライン31〜33と第1
の色替弁装置41の塗料弁43〜45とを接続する第1
の塗料バイパス管36A〜38A、第1の色替弁装置4
1の塗料弁43〜45と第2の色替弁装置50の塗料弁
52〜54とを接続する第2の塗料バイパス管36B〜
38B、第2の色替弁装置50の塗料弁52〜54と第
3の色替弁装置60の塗料弁62〜64とを接続する第
3の塗料バイパス管36C〜38C、第3の色替弁装置
60の塗料弁62〜64とサーキュレーションライン3
1〜33とを接続する第4の塗料バイパス管36D〜3
8Dからなる。
【0031】39,40はサーキュレーションライン3
4,35を第1の色替弁装置41の塗料弁46,47に
接続する供給パイプを示し、該供給パイプ39,40は
使用頻度の低い塗料DA ,DB を供給する。
【0032】41は第1の色替弁装置を示し、該第1の
色替弁装置41は従来技術の色替弁装置8と同様に構成
され、マニホールド42を介して塗料A,B,C,DA
,DB が供給される塗料弁43,44,45,46,
47を有すると共に、該マニホールド42の出力側には
AOPR48が設けられている。また、前記塗料弁43
〜47にはサーキュレーションライン31〜35の第1
の塗料バイパス管36A〜38Aおよび供給パイプ3
9,40を介して各色の塗料が供給されている。また、
該第1の色替弁装置41にはエア源17,シンナタンク
18に接続されたエア弁49A,シンナ弁49Tを有す
る洗浄弁49が付設されている。
【0033】50は第2の色替弁装置を示し、該第2の
色替弁装置50は第1の色替弁装置41の後部側に位置
し、ギアポンプ19を有する塗料配管20を介して配設
されている。また、該第2の色替弁装置50はマニホー
ルド51を介して塗料A,B,Cが第2の塗料バイパス
管31B,32B,33Bを介して供給される塗料弁5
2,53,54と、塗料DA およびDB 用の塗料弁55
とを有すると共に、前記塗料配管20が接続されたトリ
ガ弁56と洗浄切換弁57,排液弁58が設けられてい
る。そして、該洗浄切換弁57にはエア源17,シンナ
タンク18に接続されたエア弁59A,シンナ弁59T
を有する洗浄弁59が付設されている。一方、トリガ弁
56および排液弁58には排出管27を介して排液タン
ク28がそれぞれ接続され、該トリガ弁56が閉弁状態
のときまたは排液弁58が開弁状態のときにはマニホー
ルド51と排液タンク28と排出管27を介して連通す
るようになっている。
【0034】60は第3の色替弁装置を示し、該第3の
色替弁装置60は第2の色替弁装置50の後部側に位置
し、塗装機本体6の近傍(入力側)に配設されている。
また、該第3の色替弁装置60はマニホールド61を介
して塗料A,B,Cが第3の塗料バイパス管36C,3
7C,38Cを介して供給される塗料弁62,63,6
4と、塗料DA およびDB 用の塗料弁65とを有すると
共に、エア源17,シンナタンク18に接続されたエア
弁66A,シンナ弁66Tを有する洗浄弁66が付設さ
れた洗浄切換弁67が設けられている。
【0035】68は第2の色替弁装置50の塗料弁55
と第3の色替弁装置60の塗料弁65とを接続し、塗料
DA またはDB を供給する塗料供給管、69は第3の色
替弁装置60のマニホールド61と塗装機本体6とを接
続し、塗料を供給する塗料吐出管をそれぞれ示す。
【0036】このように構成される塗装装置では、塗装
行程でも洗浄行程でもない作業前の非塗装状態(即ちギ
アポンプ19が停止し、色替弁装置41,50,60が
閉弁した状態)においては、図1に示すようになり、例
えばA色塗料に関しては、サーキュレーションライン3
1内の循環と同様に、各色替弁装置41,50,60の
各塗料弁43,52,62は閉弁状態にあるから、A色
塗料のサーキュレーションライン31→第1の塗料バイ
パス管36A→塗料弁43→第2のバイパス管36B→
塗料弁52→第3の塗料バイパス管36C→塗料弁62
→第4のバイパス管36Dの順で、A色塗料はサーキュ
レーションライン31から塗料バイパス管36のより塗
装機本体6に近い第3の色替弁装置60まで循環して
いる。一方、DA 色塗料に関しては、従来と同様に、供
給パイプ39を介してサーキュレーションライン31と
第1の色替弁装置41の塗料弁46との間で循環され
る。
【0037】なお、本実施例では第2の色替弁装置50
と第3の色替弁装置60との間が長くなっているから、
第3の塗料バイパス管31C〜33Cおよび塗料供給管
68も長くなる。
【0038】本実施例の塗装装置は上述の如く構成され
るが、次にA色塗装からB色塗装への色替行程を図2な
いし図6に示し説明する。
【0039】まず、A色塗装行程においては、図2のA
色の塗装行程に示すように、第1の色替弁装置41の塗
料弁43,第2の色替弁装置50のトリガ弁56および
塗料弁52,第3の色替弁装置60の塗料弁62がそれ
ぞれ開弁する。これにより、メイン塗料供給系路は、図
3の太線で示すように、A色塗料のサーキュレーション
ライン31→第1の塗料バイパス管36A→塗料弁43
→マニホールド42→塗料配管20→ギアポンプ19→
トリガ弁56→マニホールド51→塗料弁52→第3の
塗料バイパス管36C→塗料弁62→マニホールド61
→塗料吐出管69の順で形成され、塗装機本体6にA色
塗料を供給し、該塗装機本体6の回転霧化頭7からA色
塗料を塗装する。
【0040】次に、洗浄行程においては、図2の洗浄行
程に示すように、塗料弁43,52,62を閉弁し、第
1の色替弁装置41の洗浄弁49,第3の色替弁装置6
0の洗浄弁66を開弁すると共に、第2の色替弁装置5
0の排液弁58を開弁する。これにより、図4の太線で
示すように、第1の色替弁装置41の洗浄弁49のエア
弁49A,シンナ弁49Tを交互に開弁し、一方の洗浄
系路を第1の色替弁装置41のマニホールド42→塗料
配管20→ギアポンプ19→トリガ弁56→マニホール
ド51→排液弁58→排出管27→排液タンク28の順
に形成する。そして、塗料配管20およびギアポンプ1
9等の洗浄と行なう。一方、第3の色替弁装置60の洗
浄弁66のエア弁66A,シンナ弁66Tを交互に開弁
し、他方の洗浄系路を洗浄切換弁67→マニホールド6
1→塗料吐出管69の順に形成し、塗装機本体6(回転
霧化頭7)に向けてシンナ,エアを供給する。そして、
塗料吐出管69および塗装機本体6の洗浄を行なう。
【0041】なお、本実施例においては、第3の塗料バ
イパス管36Cは非塗装時には塗料を循環させるもので
あり、塗装行程には塗料供給系路として使用するもので
あり、塗装時であっても、非塗装時であっても第3の塗
料バイパス管36Cを介して塗料Aは塗装機本体6の近
傍に位置した第3の色替弁装置60まで供給しているか
ら、該第3の塗料バイパス管36Cの洗浄を行なう必要
がなくなる。
【0042】さらに、B色供給塗装行程では、図2のB
色供給塗装行程に示すように、第2の色替弁装置50の
トリガ弁56を開弁したまま、第1の色替弁装置40の
塗料弁44および第2の色替弁装置50の排液弁58を
短時間開弁する。
【0043】即ち、図5の太線で示すように、B色塗料
のサーキュレーションライン32から第1の塗料バイパ
ス管37Aを介して塗料弁44に供給されたB色塗料の
塗料供給系路を、マニホールド42→塗料配管20→ギ
アポンプ19→トリガ弁56→マニホールド51→排液
弁58→排出管27→排液タンク28の順に形成し、当
該B色塗料を排液タンク28に若干吐出することによ
り、前述した洗浄行程で空間となった部分にB色塗料を
供給、充填する。
【0044】次に、B色塗装行程においては、図2のよ
うに、第2の色替弁装置50の排液弁58を閉弁し、該
第2の色替弁装置50の塗料弁53および第3の色替弁
装置60の塗料弁63を閉弁する。これにより、メイン
塗料供給系路は、図6の太線で示すように、B色塗料の
サーキュレーションライン32→第1の塗料バイパス管
37A→塗料弁44→マニホールド42→塗料配管20
→ギアポンプ19→トリガ弁56→マニホールド51→
塗料弁53→第3の塗料バイパス管37C→塗料弁63
→マニホールド61→塗料吐出管69の順で形成され、
塗装機本体6にB色塗料を供給し、該塗装機本体6の回
転霧化頭7からB色塗料を塗装する。
【0045】従って、本実施例の塗装装置では、従来、
洗浄行程で行なっていた図18に示す距離の長い塗料吐
出管29の洗浄を行なう必要がなくなり、洗浄行程にお
いては極めて短い距離にある第1の色替弁装置41と第
2の色替弁装置50とを接続する塗料配管20と、第3
の色替弁装置60と塗装機本体6を接続する塗料吐出管
69のみの洗浄で済むから、洗浄液体としてのシンナの
量を確実に低減することができると共に、洗浄行程に費
やされる時間を短くすることができる。
【0046】さらに、使用頻度の高い塗料が供給される
共通部分はマニホールド42,塗料配管20,マニホー
ルド51,マニホールド61および塗料吐出管69とな
って従来技術に比べて共通部分が短くなるため、塗料の
色混じりを確実に防止でき、被塗物への塗装を奇麗に仕
上げることができる。
【0047】次に、A色塗装からDA 色塗装への色替行
程を図7ないし図10に示す説明する。なお、A色塗装
行程および洗浄行程においては前述した図3および図4
と同様となるので、その説明を省略する。
【0048】まず、DA 色供給行程では、図7のDA 色
供給塗装行程に示すように、第2の色替弁装置50のト
リガ弁56を開弁したまま、第1の色替弁装置41の塗
料弁46を開弁し、第2の色替弁装置50の排液弁58
を短時間開弁する。
【0049】即ち、図8の太線で示すように、DA 色塗
料のサーキュレーションライン34から供給パイプ39
を介して塗料弁46に供給されたDA 色塗料は、マニホ
ールド42→塗料配管20→ギアポンプ19→トリガ弁
56→マニホールド51→排液弁58→排出管27→排
液タンク28の順にサブ塗料供給系路を形成し、排液タ
ンク28にDA 色塗料を若干排出させ、該サブ塗料供給
系路のうち、先の洗浄行程で空間となった部分にDA 色
塗料を供給、充填する。
【0050】次の、DA 色供給行程においては、図7の
ように、第2の色替弁装置50の排液弁58を閉弁し、
該第2の色替弁装置50の塗料弁55を閉弁する。これ
により、図9の太線で示すように、サブ塗料供給系路を
マニホールド42→塗料配管20→ギアポンプ19→ト
リガ弁56→マニホールド51→塗料弁55→塗料供給
管68→排出管27→排液タンク28の順に形成し、該
サブ塗料供給系路により排液タンク28にDA 色塗料を
若干排出させ、第2の色替弁装置50と第3の色替弁装
置60との間を接続する距離の長い塗料供給管68に塗
料DA を供給,充填する。
【0051】さらに、DA 色塗装行程においては、図7
ように、第3の色替弁装置60の塗料弁65を弁す
る。これにより、図10の太線で示すように、サブ塗料
供給系路は、DA 色塗料のサーキュレーションライン3
4→供給パイプ39→塗料弁46→マニホールド42→
塗料配管20→ギアポンプ19→トリガ弁56→マニホ
ールド51→塗料弁55→塗料供給管68→塗料弁65
→マニホールド61→塗料吐出管69の順で形成され、
該サブ塗料供給系路を介して塗装機本体6にDA 色塗料
を供給し、該塗装機本体6の回転霧化頭7からDA 色塗
料を被塗物に塗装する。
【0052】このように、A色からDA 色に色替すると
きにおいても、洗浄行程においてはシンナ量の低減と時
間短縮を行なうことができる。
【0053】次に、DA 色塗装からA色塗装への色替行
程を図11ないし図14に示す説明する。なお、DA 色
塗装行程においては、前述した図10と同様となるの
で、その説明を省略する。
【0054】そこで、洗浄行程においては、図11中の
洗浄行程前段に示すように、第1の色替弁装置41の塗
料弁46,第2の色替弁装置50のトリガ弁56および
第3の色替弁装置60の塗料弁65を閉弁し、洗浄弁4
9,59,66および第2の色替弁装置50の洗浄切換
弁57,排液弁58および第3の色替弁装置60の洗浄
切換弁67を開弁する。これにより、図12の太線で示
すように、第1の色替弁装置41の洗浄弁49からのエ
ア,シンナは、第1の洗浄系路をマニホールド42→塗
料配管20→ギアポンプ19→トリガ弁56→排出管2
7→排液タンク28へと流れて形成する。また、第2の
色替弁装置50の洗浄弁59からのエア,シンナは、第
2の洗浄系路を洗浄切換弁57→マニホールド51→排
液弁58→排出管27→排液タンク28へと流れて形成
する。さらに、第3の色替弁装置60の洗浄弁66から
のエア,シンナは第3の洗浄系路を洗浄切換弁67→マ
ニホールド61→塗料吐出管69→塗装機本体6へと流
れて形成する。そして、DA 色塗料のサブ塗料供給系路
を洗浄する。
【0055】次の洗浄行程では、図11中の洗浄行程後
段に示すように、洗浄弁49,59,66は開弁したま
まで、第2の色替弁装置50の排液弁58を閉弁し、塗
料弁55を開弁する。これにより、図13の太線で示す
ように、第2の色替弁装置50の洗浄弁59のエア,シ
ンナは、洗浄切換弁57→マニホールド51→塗料弁5
5→塗料供給管68→(塗料弁65)→排出管27→排
液タンク28へと流れて洗浄する。この洗浄により距離
の長い塗料供給管68の洗浄を行なう。
【0056】さらに、A色供給塗装行程の供給行程で
は、図11のA色塗料供給行程に示すように、第2の色
替弁装置50の洗浄切換弁57,排液弁58および第3
の色替弁装置60の洗浄切換弁67を閉弁し、第1の色
替弁装置41の塗料弁43,第2の色替弁装置50のト
リガ弁56,排液弁58を開弁する。これにより、図1
4の太線で示すように、A色塗料のメイン塗料供給系路
を、サーキュレーションライン31→第1の塗料バイパ
ス管36A→塗料弁43→マニホールド42→塗料配管
20→ギアポンプ19→トリガ弁56→マニホールド5
1→排液弁58→排出管27→排液タンク28の順に形
成し、排液タンク28にA色塗料を若干排出し、第2の
色替弁装置50までA色塗料を供給する。
【0057】さらに、A色塗装行程の塗装行程では、第
2の色替弁装置50の排液弁58を閉弁し、塗料弁52
を開弁する。これにより、図3の太線で示すように、A
色塗料のメイン塗料供給系路を、サーキュレーションラ
イン31→第1の塗料バイパス管36A→塗料弁43→
マニホールド42→塗料配管20→ギアポンプ19→ト
リガ弁56→マニホールド51→塗料弁52→第3の塗
料バイパス管36C→塗料弁62→マニホールド61→
塗料吐出管69の順で形成し、塗装機本体6にA色塗料
を供給し、該塗装機本体6の回転霧化頭7からA色塗料
を行なう。
【0058】このように、使用頻度の少ない塗料例えば
DA 色から使用頻度の高い例えばA色塗装に替えるとき
には、従来技術と同様の塗料吐出管29と同様に用いら
れる塗料供給管68の洗浄を行なうから、従来技術と変
わるところはない。
【0059】従って、本実施例による塗装装置において
は、使用頻度の高い塗料に関して、塗装行程において、
メイン塗料供給系路の距離の長い部分は個々の塗料バイ
パス管を使用するから、塗料が供給される共通部分を短
くすることができる。これにより、洗浄行程で洗浄する
部分はこの共通部分となり、洗浄用のシンナの量を従来
技術に比べ著しく減少させることができると共に、補助
洗浄行程に費やす時間を短縮することができる。
【0060】さらに、塗装行程での塗料が供給される共
通部分が短くできるから、塗料の色混じりを防止し、被
塗物への塗装を奇麗に仕上げることができる。
【0061】なお、前記実施例では、回転霧化頭型の静
電塗装装置として、ベル型の回転霧化頭を用いた塗装装
置を例示したが、本発明はこれに限らず、これに替え
て、ディスク型の回転霧化頭、ノズル型塗装ガン等を用
いた静電塗装装置に適用してもよい。
【0062】また、前記実施例では使用頻度の低い塗料
(DA 色)から使用頻度の高い塗料(A色)への色替に
おいては、塗料供給管68の洗浄も洗浄行程の間に行な
うようにしたが、この場合には、使用頻度の高い塗料の
塗装行程中に別個に塗料供給管68を洗浄するようにし
てもよく、この場合には洗浄時間を短縮することができ
る。
【0063】さらに、前記実施例では、塗料を使用頻度
の高い塗料と使用頻度の低い塗料とに分けたが、全てを
使用頻度の高い塗料として用いても良く、また説明が容
易なようにサーキュレーションラインを5本として述べ
たが、実際の塗料ラインではサーキュレーションライン
は6本以上使用されるもので、実施例のものに限るもの
ではない。
【0064】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
る塗装装置においては、塗料供給系路を塗装時には塗
料を各サーキュレーションラインに対して第1,第2,
第3の色替弁装置の各塗料弁個々の第1,第2,第
3,第4の塗料バイパス管とを順次介して循環させ、塗
装時には前記各サーキュレーションラインから個々の第
1の塗料バイパス管,第1の色替弁装置の各塗料弁,
料ポンプが設けられた塗料配管第2の色替弁装置の各
塗料弁,個々の第3の塗料バイパス管,第3の色替弁装
置の各塗料弁および塗料吐出管を介して塗装機本体に塗
料を供給するようにしたから、塗料供給系路の距離の長
い部分をそれぞれ別個の第3の塗料バイパス管で構成す
ることで、洗浄行程では第3の塗料バイパス管を洗浄す
ることなく、塗料ポンプの設けられた塗料配管を第1の
色替弁装置に付設された洗浄弁により洗浄し、塗料吐出
管を第3の色替弁装置に付設された洗浄弁により洗浄す
るだけで洗浄を完了することができる。これにより、洗
浄液体の量を削減できると共に、洗浄時間も短縮でき
る。
【0065】請求項2の発明の構成においては、メイン
塗料供給系路を塗装時には塗料を各サーキュレーショ
ンラインに対して第1,第2,第3の色替弁装置の各塗
料弁個々の第1,第2,第3,第4の塗料バイパス管
とを順次介して循環させ、塗装時には前記各サーキュレ
ーションラインから個々の第1の塗料バイパス管,第1
の色替弁装置の各塗料弁,塗料ポンプが設けられた塗料
配管第2の色替弁装置の各塗料弁,個々の第3の塗料
バイパス管,第3の色替弁装置の各塗料弁および塗料吐
出管を介して塗装機本体に塗料を供給するようにしたか
ら、メイン塗料供給系路の距離の長い部分をそれぞれ別
個の第3の塗料バイパス管で構成することで、洗浄行程
では第3の塗料バイパス管を洗浄することなく、塗料ポ
ンプの設けられた塗料配管を第1の色替弁装置に付設さ
れた洗浄弁により洗浄し、塗料吐出管を第3の色替弁装
置に付設された洗浄弁により洗浄するだけで洗浄を完了
することができる。これにより、洗浄液体の量を削減で
きると共に、洗浄時間も短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例による塗装装置を示す全体構成図であ
る。
【図2】本実施例によるA色からB色への色替を示すタ
イムチャートである。
【図3】A色塗装行程を示す説明図である。
【図4】図3に続く洗浄行程を示す説明図である。
【図5】図4に続くB色供給行程を示す説明図である。
【図6】図5に続くB色塗装行程を示す説明図である。
【図7】本実施例によるA色からDA 色への色替を示す
タイムチャートである。
【図8】DA 色供給行程を示す説明図である。
【図9】図8に続くDA 色供給行程を示す説明図であ
る。
【図10】図9に続くDA 色塗装行程を示す説明図であ
る。
【図11】本実施例によるDA 色からA色への色替を示
すタイムチャートである。
【図12】洗浄行程を示す説明図である。
【図13】図12に続く洗浄行程の説明図である。
【図14】図13に続くA色供給行程を示す説明図であ
る。
【図15】従来技術による塗装装置を示す全体構成図で
ある。
【図16】従来技術によるA色からB色への色替を示す
タイムチャートである。
【図17】A色塗装行程を示す説明図である。
【図18】図17に続く洗浄行程を示す説明図である。
【図19】図18に続くB色塗装行程を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
6 塗装機本体 7 回転霧化頭 19 フラッシャブルギアポンプ(塗料ポンプ) 20 塗料配管 31,32,33,34,35 サーキュレーションラ
イン 36A,37A,38A 第1の塗料バイパス管 36B,37B,38B 第2の塗料バイパス管 36C,37C,38C 第3の塗料バイパス管 36D,37D,38D 第4の塗料バイパス管 41 第1の色替弁装置 43,44,45,46,47 塗料弁 49,59,66 洗浄弁 50 第2の色替弁装置 52,53,54,55 塗料弁 60 第3の色替弁装置 62,63,64,65 塗料弁 68 塗料供給管 69 塗料吐出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B05B 15/02 B05B 15/02 (56)参考文献 特開 昭62−144775(JP,A) 実開 平2−95466(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 12/14 B05B 5/08 - 5/16 B05B 7/24 - 7/32 B05B 15/00,15/02 B05C 11/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色毎の塗料が循環する複数本のサーキ
    ュレーションラインと、該各サーキュレーションライン
    からの塗料を被塗物に塗装する塗装機本体と、前記サー
    キュレーションラインと該塗装機本体との間に最後部が
    該塗装機本体近傍に位置するように順次配設され、それ
    ぞれ複数個の塗料弁と洗浄液体を供給する洗浄弁を備え
    た第1,第2,第3の色替弁装置と、前記各サーキュレ
    ーションラインと第1の色替弁装置の各塗料弁,第1の
    色替弁装置の各塗料弁と第2の色替弁装置の各塗料弁,
    第2の色替弁装置の各塗料弁と第3の色替弁装置の各塗
    料弁,第3の色替弁装置の各塗料弁と各サーキュレーシ
    ョンラインとをそれぞれ接続する個々の第1,第2,第
    3,第4の塗料バイパス管と、前記第1,第2の色替弁
    装置の塗料配管に設けられた塗料ポンプと、前記第3
    の色替弁装置と塗装機本体との間に設けられた塗料吐出
    管とを備え 塗装時には塗料を前記各サーキュレーションライン
    対して前記第1,第2,第3の色替弁装置の各塗料弁
    前記第1,第2,第3,第4の塗料バイパス管とを順次
    介して循環させ、塗装時には前記各サーキュレーション
    ラインから個々の第1の塗料バイパス管,前記第1の色
    替弁装置の各塗料弁,前記塗料ポンプが設けられた塗料
    配管前記第2の色替弁装置の各塗料弁,個々の第3の
    塗料バイパス管,前記第3の色替弁装置の各塗料弁およ
    び塗料吐出管からなる塗料供給系路を介して前記塗装機
    本体に塗料の供給を行う構成してなる塗装装置。
  2. 【請求項2】 各色毎の塗料が循環する複数本のサーキ
    ュレーションラインと、該各サーキュレーションライン
    からの塗料を被塗物に塗装する塗装機本体と、前記サー
    キュレーションラインと該塗装機本体との間に最後部が
    該塗装機本体近傍に位置するように順次配設され、それ
    ぞれ複数個の塗料弁と洗浄液体を供給する洗浄弁を備え
    た第1,第2,第3の色替弁装置と、前記各サーキュレ
    ーションラインのうち使用頻度の高い塗料のサーキュレ
    ーションラインと第1の色替弁装置の各塗料弁,第1の
    色替弁装置の各塗料弁と第2の色替弁装置の各塗料弁,
    第2の色替弁装置の各塗料弁と第3の色替弁装置の各塗
    料弁,第3の色替弁装置の各塗料弁と各サーキュレーシ
    ョンラインとをそれぞれ接続する個々の第1,第2,第
    3,第4の塗料バイパス管と、前記各サーキュレーショ
    ンラインのうち使 用頻度の低い塗料のサーキュレーショ
    ンラインと第1の色替弁装置の各塗料弁との間を接続す
    る供給パイプと、前記第1,第2の色替弁装置の塗料
    配管に設けられた塗料ポンプと、前記第3の色替弁装置
    と塗装機本体との間に設けられた塗料吐出管と、前記第
    2,第3の色替弁装置の間に設けられ使用頻度の低い塗
    料を供給する塗料供給管とを備え 前記使 用頻度の高い塗料については、非塗装時に前記
    サーキュレーションラインに対して前記第1,第2,第
    3の色替弁装置の各塗料弁と前記第1,第2,第3,第
    4の塗料バイパス管とを順次介して塗料を循環させ、塗
    装時には前記各サーキュレーションラインから個々の第
    1の塗料バイパス管,前記第1の色替弁装置の各塗料
    弁,前記塗料ポンプが設けられた塗料配管前記第2の
    色替弁装置の各塗料弁,個々の第3の塗料バイパス管
    前記第3の色替弁装置の各塗料弁および塗料吐出管から
    なるメイン塗料供給系路を介して塗装機本体に塗料の供
    給を行う構成 前記使 用頻度の低い塗料については、非塗装時に前記
    サーキュレーションラインと第1の色替弁装置の各塗料
    との間で前記供給パイプを介して塗料を循環させ、塗
    装時には前記各サーキュレーションラインから前記供給
    パイプ,前記第1の色替弁装置の各塗料弁,前記塗料ポ
    ンプが設けられた塗料配管前記第2の色替弁装置の塗
    料弁,前記塗料供給管,前記第3の色替弁装置の塗料弁
    および塗料吐出管からなるサブ塗料供給系路を介して塗
    装機本体に塗料の供給を行う構成してなる塗装装置。
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