JP3735491B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商用交流電源により駆動される加熱手段を備えた加熱調理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
加熱調理器にあっては、カレントトランスなどで検出した電流に基づいて加熱手段などの負荷の出力量制御(通断電制御を含む)や過電流保護制御を行うものが提供されており、また、これに加えて、電源電圧の変動を検出し、これにより加熱手段の出力をコントロールすることも行われている。しかしながら、従来の電流検出手段や電圧検出手段では、その検出電流や検出電圧が、回路定数の経時変化などにより変動することが避けられず、正確な検出動作が困難になるという事情があった。
【0003】
近年、例えば電子レンジにおいては、調理スピードの向上を図るために、その加熱出力(高周波出力)を極力高めることが要望されている。この場合、家庭用配線のコンセント容量やブレーカ容量は15Aに設定されたものが一般的となっており、従って電子レンジの最大定格電流は、これを越えない範囲で極力大きな状態に設定することになる。但し、実際には、電子レンジの入力電流は、電源電圧の変動や周囲温度の変化などによって大小変動するという事情があるため、上記最大定格電流を、15Aに対し十分な余裕度を見込んだ値(例えば13A前後)に設定することが行われており、これが調理スピードの向上を阻害する原因の一つとなっていた。このような事情に対処するために、前記電流検出手段を通じて入力電流を検出し、その入力電流に余裕がある状態時には、加熱手段の出力をインバータ回路などを通じて増大させる制御を行うことが考えられる。しかしながら、前述したように電流検出手段により正確な電流検出動作が行うことが困難な状況下では、このような制御を行うことは非常に難しく、加熱出力を十分に高めることができないという事情があった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、の目的は、電流検出手段による検出精度、並びに商用交流電源からの入力電圧の検出精度高めることができて、それら検出電流及び検出電圧に基づいた制御を安定した状態で行い得るようになる加熱調理器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、商用交流電源により駆動されて調理動作を行う加熱手段を備えた加熱調理器において、所定部位に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記商用交流電源からの入力電圧を検出する電圧検出手段と、前記電流検出手段により既知レベルの電流を検出したときの検出値並びに前記電圧検出手段により既知レベルの入力電圧を検出したときの検出値をそれぞれ基準電流値並びに基準電圧値として予め記憶して成る記憶手段と、調理動作中に前記電流検出手段が検出する電流値を前記記憶手段に記憶された基準電流値に基づいて算出する電流演算手段と、調理動作中に前記電圧検出手段が検出する入力電圧値を前記記憶手段に記憶された基準電圧値に基づいて算出する電圧演算手段とを備えた上で、前記電圧演算手段に対して、加熱手段やモータなどの他の負荷のオンオフ状態に応じて電圧検出手段が検出する入力電圧値を補正する機能を付加する構成としたものである。
【0012】
この構成によれば、回路定数の経時変化などによって、調理動作中において電流検出手段が検出する電流値及び電圧検出手段が検出する入力電圧値がばらつくような状況になった場合でも、それら電流検出手段及び電圧検出手段が検出する電流値及び入力電圧値が、記憶手段に予め記憶された基準電流値及び基準電圧値(つまり当該電流検出手段及び電圧検出手段によって既知レベルの電流及び電圧をそれぞれ検出したときの各検出値)に基づいて算出されるから、電流検出手段及び電圧検出手段による検出精度が高められることになり、それらの検出電流及び検出電圧に基づいた制御を安定した状態で行うことが可能になる。また、電圧検出手段が検出する入力電圧値は、加熱手段やモータなどの他の負荷のオンオフ状態に応じて補正される構成となっているから、例えば、調理動作中に加熱手段以外の負荷が動作停止されて入力電圧が変動した場合でも、最終的に得られる検出電圧値を正確なものとすることができる。
【0013】
この場合、請求項記載の発明のように、前記電流検出手段、電圧検出手段及び記憶手段を、同一の基板若しくは容易に分離不能な複数の基板に配置する構成とすることができる。
この構成によれば、記憶手段に対して基準電流値及び基準電圧値をそれぞれ記憶させる作業を、加熱調理器の組立工程時ではなく、例えば基板製造時の検査工程で行うことができる利点があり、加熱調理器の組立工程時或いは修理交換時において行う場合に比べて、基準電流値及び基準電圧値の記憶作業を容易に行い得るようになる。また、電流検出手段、電圧検出手段及び記憶手段の何れか或いは2以上の手段で故障が発生した場合に、それら全体を交換するだけで済むから、修理交換時において、基準電流値及び基準電圧値を記憶させるため作業、つまり所定の電流及び電圧を発生する装置が必要な面倒な作業が不要となって、その修理交換を容易に行い得るようになる。
【0014】
請求項記載の発明は、商用交流電源の周波数を示す周波数信号を発生する信号発生手段を設けた上で、記憶手段には、基準電流値及び基準電圧値と、当該基準電流値及び基準電圧値を検出したときの電源周波数情報を予め記憶するように構成し、電流演算手段及び電圧演算手段を、調理動作中において前記周波数信号により示される電源周波数が前記記憶手段に記憶した電源周波数情報と異なる場合には、前記電流検出手段及び電圧検出手段が検出する電流値及び入力電圧値を前記記憶手段に記憶された基準電流値及び基準電圧値に基づいて算出する際に電源周波数の相違を加味した補正を行う構成としたものである。
この構成によれば、加熱調理器の電源となる商用交流電源の周波数(50Hz若しくは60Hz)が異なる場合であっても、電流検出手段による電流検出機能及び電圧検出手段による電圧検出機能、並びに電流演算手段及び電圧演算手段による演算機能を常に正確に働かせ得るようになる。
【0015】
請求項記載の発明は、商用交流電源の周波数を示す周波数信号を発生する信号発生手段を設けた上で、記憶手段には、異なる電源周波数の既知レベルの電流及び入力電圧をそれぞれ電流検出手段及び電圧検出手段により検出した各場合の検出値を電源周波数情報と対応した状態の基準電流値及び基準電圧値として予め記憶するように構成し、電流演算手段及び電圧演算手段を、調理動作中において前記電流検出手段及び電圧検出手段が検出する電流値及び入力電圧値を前記記憶手段に記憶された基準電流値及び基準電圧値のうち前記周波数信号により示される電源周波数情報に対応した基準電流値及び基準電圧値に基づいて算出する構成としたものである。
このような構成によれば、前記請求項8記載の発明と同様に、商用交流電源の周波数が異なる場合であっても、電流検出手段による電流検出機能及び電圧検出手段による電圧検出機能、並びに電流演算手段及び電圧演算手段による演算機能を常に正確に働かせ得るようになる。
【0016】
請求項記載の発明は、電流検出手段及び電圧検出手段が置かれている雰囲気の温度を検出する温度検出手段を備えた上で、電流演算手段及び電圧演算手段を、調理動作中において電流検出手段及び電圧検出手段が検出する電流値及び入力電圧値を記憶手段に記憶された基準電流値及び基準電圧値に基づいて算出する際に、前記温度検出手段による検出温度も加味する構成としたものである。
この構成によれば、電流検出手段により検出された後に電流演算手段により算出される検出電流値、並びに電圧検出手段により検出された後に電圧演算手段により算出される検出電圧値が、周囲の雰囲気温度の変化に起因して不正確になる事態を未然に防止できるようになる。
【0017】
請求項記載の発明は、記憶手段に基準電流値及び基準電圧値の少なくとも一方が記憶されていない状態では、調理動作の実行或いは特定の負荷の動作を禁止する構成としたものである。この構成によれば、電流検出及び電圧検出の基準となる値が、部品不良などで記憶されていない場合には、調理動作の実行或いは特定の負荷の動作が禁止されるから、それらが異常動作状態に陥ることを未然に防止できる。
【0018】
請求項記載の発明は、記憶手段に基準電流値及び基準電圧値の少なくとも一方が記憶されていない状態では、所定の報知動作を行うこと構成としたものである。この構成によれば、電流検出及び電圧検出の基準となる値が、部品不良などで記憶されていない場合には、所定の報知動作が行われるから、異常な調理動作が行われる事態に未然に対処可能となる。
【0019】
請求項記載の発明は、電流演算手段及び電圧演算手段が算出した電流値及び入力電圧値に基づいて、全体の入力電流が上限値を越えない範囲で入力電力を一定に制御する制御手段を備えた構成としたものである。この構成によれば、電流演算手段及び電圧演算手段により算出された正確な電流値及び入力電圧値に基づいて全体の入力電流が上限値を越えないように制御されるから、全体の入力電流が制約された状況下でも調理スピードの向上を実現できるようになる。
【0021】
請求項記載の発明は、記憶手段を、電源遮断状態でも記憶内容を保持する不揮発性に構成したものである。この構成によれば、記憶手段に記憶された基準電流値や基準電圧値が消失する恐れがほとんどなくなるから、検出電流値或いは検出電圧値の算出動作の信頼性が高くなる。
【0022】
請求項1記載の発明は、電流検出手段を、商用交流電源からの入力電流若しくは特定の負荷に流れる電流を検出する構成としたものである。この構成によれば、加熱調理器全体の入力電流若しくは個々の負荷に流れる入力電流を正確に検出できるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を電子レンジに適用した一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、電子レンジの概略的な外観を示す図5において、キャビネット1は前面が開口した矩形箱状をなすものであり、その内部に前面が開口した矩形容器状の調理室2が形成されていると共に、前面部に調理室2の開口部を開閉するためのドア3が回動可能に装着されている。
【0024】
キャビネット1内には、調理室2の側方に隣接して機械室(図示せず)が形成されており、機械室内には、後述するマグネトロン(加熱手段に相当:図1に符号30を付して示す)及びその駆動のための電源装置(図1に符号29を付して示す)などが収納されている。キャビネット1における機械室の前面側位置には操作パネル4が設けられており、この操作パネル4には、調理開始用のスタートスイッチ5、複数種類の調理メニューに対応した自動調理スイッチ6、調理時間を設定するための時間設定ダイヤル7、調理情報や時間情報などを表示するためのLEDパネル8が配設されている。
【0025】
調理室2内の天井部には、オーブン調理及びグリル調理用のヒータ9が設けられている。調理室2内の底部には、円形状の回転板10が設けられている。この回転板10は、例えば鋼板のような導電材料の表面にほうろう処理を施したもので、特にレンジ調理時には、回転板10上に円形状の調理皿(図示せず)が載置される構成となっている。尚、この調理皿は、ガラスやセラミックなどのようなマイクロ波透過材料により形成される。
【0026】
図1には、電子レンジの電気的構成が概略的に示されており、以下これについて説明する。
図1において、一対の電源線11、12間には、商用交流電源13からヒューズ14、ノイズフィルタ15及びサーマルスイッチ16を通じて所定周波数(50Hzまたは60Hz)の交流電圧が供給されるようになっている。両電源線11、12間には、降圧トランス17の一次巻線17aが接続されていると共に、ファンモータ18及びリレースイッチ19の直列回路が接続されている。尚、上記ファンモータ18は、前記図示しない機械室内に配設されたものであり、その駆動状態で機械室内部の電気部品を冷却するための送風ファン(図示せず)が運転されるようになっている。
【0027】
一方の電源線11は、ドア3の閉鎖時にオンするドアスイッチ20及び21を直列に介して電源線11aに接続され、他方の電源線12は、メインリレースイッチ22を介して電源線12aに接続されている。また、上記ドアスイッチ20及び21の共通接続点と電源線12との間には、ショートスイッチとして機能するドアスイッチ23が接続されており、このドアスイッチ23は、ドア3の開放時にオンする構成となっている。
【0028】
電源線11a、12a間には、調理室2内を照明するための庫内灯24、リレースイッチ25及び回転板10駆動用のモータ26の直列回路、リレースイッチ27及び前記ヒータ9の直列回路がそれぞれ接続されている。
【0029】
電源線11a、12a間にリレースイッチ28を介して接続された電源装置29は、マグネトロン30に共振用電源を与えるためのもので、具体的には図示しないが、整流平滑回路、インバータ回路、昇圧トランス、高圧コンデンサ、高圧ダイオードなどを備えた周知構成のものである。
【0030】
電源線12には、カレントトランス31が設けられており、このカレントトランス31の二次側出力は電流検出回路32(電流検出手段に相当)に与えられるようになっている。また、前記降圧トランス17の二次巻線17bには、定電圧電源回路33、電圧検出回路34(電圧検出手段に相当)、周波数信号発生回路35(信号発生手段に相当)が接続されている。これらカレントトランス31、電流検出回路32、定電圧電源回路33、電圧検出回路34、周波数信号発生回路35は、後述する不揮発性メモリ38(記憶手段に相当)と共に同一の基板若しくは半田などにより連結(接続)された容易に分離不能な複数の基板に配置される構成となっている。
【0031】
そして、上記電流検出回路32、定電圧電源回路33、電圧検出回路34及び周波数信号発生回路35は、具体的には例えば図2に示すような回路構成とされている。
即ち、電流検出回路32は、カレントトランス31の二次側出力を全波整流するための整流回路31aと、この整流回路31aの出力端に接続された充電用の抵抗31b及びコンデンサ31cの直列回路(積分回路)と、この直列回路と並列接続された放電用の抵抗31dを備えた構成となっている。従って、電流検出回路32においては、コンデンサ31cの両端に、商用交流電源13からの入力電流値に応じた電圧レベルの電流検出信号Iinが現れるものであり、その電流検出信号Iinは制御ユニット36(電流演算手段、電圧演算手段、制御手段に相当)に与えられる構成となっている。
【0032】
定電圧電源回路33は、二次巻線17bを通じて与えられる交流電流を全波整流するセンタタップ形式の整流回路33aと、その整流出力を平滑するコンデンサ33bと、その平滑出力を受ける定電圧回路33cと、その定電圧出力の安定化のためのコンデンサ33dとを備えたもので、その出力を制御用電源として制御ユニット36に与えると共に、電源端子+Vccを通じて他の回路要素に与える構成となっている。
【0033】
電圧検出回路34は、二次巻線17bの両端にカソードが接続されたダイオード34a及び34bと、これらダイオード34a及び34bのアノードと前記電源端子+Vccと間に接続された抵抗34cと、この抵抗34cと並列に接続された比較的大きな抵抗値の抵抗34d及び34eの直列回路と、抵抗34dと並列に接続されたコンデンサ34fとを備えた構成となっている。このように構成された電圧検出回路34においては、抵抗34d及び34eの共通接続点に商用交流電源13からの入力電圧値に応じた電圧レベルの電圧検出信号Vinが現れるものであり、その電圧検出信号Vinは制御ユニット36に与えられる。
【0034】
周波数信号発生回路35は、エミッタが前記電源端子+Vccに接続され且つコレクタが抵抗35aを介してグランド端子に接続されたpnp型トランジスタ35bと、このトランジスタ35bのベースと二次巻線17bの一端に接続された抵抗35cと、トランジスタのエミッタ・ベース間に抵抗されたバイアス用の抵抗35dとを備えた構成となっている。このように構成された周波数信号発生回路35においては、トランジスタ35bのコレクタから商用交流電源13の周波数に応じた周期のパルス状周波数信号Psを発生するものであり、そのパルス信号Psは商用交流電源13の周波数を示す信号として制御ユニット36に与えられる。
【0035】
図1に翻って、温度検出回路37(温度検出手段に相当)は、電流検出回路32及び電圧検出手段34が置かれている雰囲気の温度を検出するように配置された例えばサーミスタを含んで構成されたもので、その検出温度に応じた電圧レベルの温度検出信号Vtを制御ユニット36に与えるようになっている。
不揮発性メモリ38には、製品出荷前の段階で、後述する基準電流値及び基準電圧値が電源周波数情報と対応付けられた状態で記憶されるものであり、制御ユニット36との間でデータの授受を行い得るように構成されている。
【0036】
制御ユニット36には、上述した電流検出信号Iin、電圧検出信号Vin、パルス信号Ps、温度検出信号Vtの他に、前記スタートスイッチ5、自動調理スイッチ6、時間設定ダイヤル7などを含む操作手段39からの操作信号が入力されるようになっている。
【0037】
そして、制御ユニット36は、上記入力信号、不揮発性メモリ38の記憶データ並びに予め設定されたプログラムなどに基づいて、メインリレースイッチ22、リレースイッチ19、25、27、28のオンオフ制御、前記LEDパネル8や図示しない電子ブザーなどを含む表示・報知手段40の制御、電源装置29内の図示しないインバータ回路の動作制御などを行う構成となっている。尚、リレースイッチ19、22、25、27、28のオンオフ制御は、それらのリレーコイル19a、22a、25a、27a、28aの通断電をリレー駆動回路41を通じて制御することにより行われる。
【0038】
さて、制御ユニット36は、特に、マグネトロン30によるレンジ調理時において、電流検出回路32からの電流検出信号Iinにより示される入力電流値及び電圧検出回路34からの電圧検出信号Vinにより示される入力電圧値に基づいてマグネトロン30の出力をインバータ回路(図示せず)を通じて増減させる制御を後述のように行うようになっている。この場合、制御ユニット36は、電流検出回路32からの電流検出信号Iinにより示される入力電流値及び電圧検出回路34からの電圧検出信号Vinにより示される入力電圧値を、不揮発性メモリ38の記憶データ、周波数信号発生回路35からの周波数信号Ps及び温度検出回路37からの温度検出信号Vtに基づいて補正しながら算出するものであり、以下、その算出動作に関連した構成について説明する。
【0039】
前述したように、不揮発性メモリ38には、製品出荷前の段階で基準電流値及び基準電圧値を電源周波数情報と対応付けた状態で記憶するものである。
この場合、基準電流値の記憶作業は以下のようにして行う。まず、少なくともカレントトランス31、電流検出回路32及び不揮発性メモリ38を基板に組み込んだ基板組立状態で、カレントトランス31の一次側に既知レベルの交流電流を流す。具体的には、例えば98.5V/60Hzの交流電圧を印加した状態で、14.3Aの電流を抵抗負荷に流すものであり、このときに電流検出回路32が検出した電流値(電流検出信号Iinの電圧レベルにより示される)を、量子化した状態の基準電流値として不揮発性メモリ38に記憶する。また、これと同時に、電源周波数が60Hzであることを示す電源周波数情報を、当該基準電流値と対応付けて記憶する。
【0040】
基準電圧値の記憶作業は以下のようにして行う。まず、少なくとも降圧トランス17、定電圧電源回路33、電圧検出回路34、周波数信号発生回路35及び不揮発性メモリ38を基板に組み込んだ基板組立状態で、降圧トランス17の一次側に既知レベルの交流電圧を印加すると共に所定の負荷を動作させる。具体的には、例えば98.5V/60Hzの交流電圧を印加し、この状態でリレースイッチ19、22、25、28(マグネトロン30が動作するときに同時に動作状態となる負荷)を動作させるものであり、このときに電圧検出回路34が検出した電圧値(電圧検出信号Vinの電圧レベルにより示される)を、量子化した状態の基準電圧値として不揮発性メモリ38に記憶する。また、これと同時に、電源周波数が60Hzであることを示す電源周波数情報を、当該基準電圧値と対応付けて記憶する。尚、上記のようにリレースイッチ19、22、25、28を動作させるのは、レンジ調理時において、これらの負荷が動作するのに応じて降圧トランス17の負荷電流が増加し、その出力電圧が低下する現象に対応するためである。
【0041】
しかして、制御ユニット36は、レンジ調理動作中において、電流検出回路32を通じて検出した入力電流に余裕がある状態時、並びに電圧検出回路34を通じて検出した入力電圧(電源電圧)が低下した状態時には、マグネトロン30の出力をインバータ回路を通じて所定レベルまで増大させる制御を、上記検出入力電流及び検出入力電圧に基づいて行い、以て全体の入力電流が15A(家庭用配線のコンセント容量やブレーカ容量に対応)を越えない範囲でマグネトロン30の出力(ひいては調理スピード)を最大限に高めるようにしている。
【0042】
この場合、本実施例によれば、制御ユニット36は、電流検出回路32からの電流検出信号Iinにより示される電流値を不揮発性メモリ38に記憶された基準電流値(電流検出回路32によって既知レベルの電流を検出したときの電流値)に基づいて算出すると共に、電圧検出回路34からの電圧検出信号Vinにより示される入力電圧値を不揮発性メモリ38に記憶された基準電圧値(電圧検出回路34によって既知レベルの電圧を検出したときの電圧値)に基づいて算出する制御を行うようになっている。このため、回路定数の経時変化などによって、電流検出回路32が検出する入力電流値及び電圧検出回路34が検出する入力電圧値がばらつくような状況になった場合でも、上記のような算出制御によって、電流検出回路32及び電圧検出回路34による検出精度が高められることになり、それらの検出電流及び検出電圧に基づいた制御、つまり、全体の入力電流が上限値である15Aを越えない範囲(例えば、14.6A±0.2Aの範囲)でマグネトロン30の出力を最大限に高める制御を安定した状態で行うことが可能になる。要するに、全体の入力電流が制約された状況下でも調理スピードの向上を実現できるようになる。
【0043】
ところで、電流検出信号Iinの出力に必要なカレントトランス31にあっては、その一次側の入力電流と二次側の出力電圧との関係が、図3に示すように、電源周波数の相違に応じて異なった状態になるという事情がある。また、電圧検出信号Vinの出力に必要な降圧トランス17にあっても、その一次側の入力電圧と二次側の出力電圧との関係が上述同様に電源周波数の相違に応じて異なった状態になるという事情がある。
【0044】
このような事情に対処するため、制御ユニット36は、周波数信号発生回路35からの周波数信号Psに基づいて電源周波数が50Hz、60Hzの何れであるか判断すると共に、その判断結果が不揮発性メモリ38に記憶した電源周波数情報(この実施例では「60Hz」の情報)と異なる場合には、前記電流検出信号Iinにより示される入力電流値及び前記電圧検出信号Vinにより示される入力電圧値を当該不揮発性メモリ38に記憶された基準電流値及び基準電圧値に基づいて算出する際に、その電源周波数の相違を加味した補正(図3に示すようなカレントトランス31における一次側入力電流と二次側出力電圧との関係、並びに降圧トランス17における一次側入力電圧と二次側出力電圧との関係を加味した補正)を行うようになっている。
【0045】
この結果、電子レンジの電源となる商用交流電源13の周波数(50Hz若しくは60Hz)が異なる場合であっても、電流検出回路32による電流検出機能及び電圧検出回路34による電圧検出機能、並びに制御ユニット36による検出電流及び検出電圧の演算機能を常に正確に働かせ得るようになる。
【0046】
一方、カレントトランス31にあっては、図4に示すように、周囲温度の高低に応じて出力が変動するという事情がある。このような事情に対処するため、制御ユニット36は、温度検出回路37からの温度検出信号Vtに基づいて、前記電流検出信号Iinにより示される入力電流値及び前記電圧検出信号Vinにより示される入力電圧値を不揮発性メモリ38に記憶された基準電流値及び基準電圧値に基づいて算出する際に、その温度検出信号Vtにより示される温度を加味した補正(図4に示すようなカレントトランス31における出力の温度特性を加味した補正)を行うようになっている。
この結果、電流検出回路32からの電流検出信号Iinにより示される電流値を不揮発性メモリ38に記憶された基準電流値に基づいて算出して得た検出電流値が、周囲の雰囲気温度の変化に起因して不正確になる事態を未然に防止できるようになり、前述したようなマグネトロン30の出力制御をさらに安定した状態で行い得るようになる。
【0047】
本実施例においては、前記電流検出回路32、電圧検出回路34及び不揮発性メモリ38を、同一の基板若しくは容易に分離不能な複数の基板に配置する構成としているから、不揮発性メモリ38に対して基準電流値及び基準電圧値をそれぞれ記憶させる作業を、電子レンジの組立工程時ではなく、例えば基板製造時の検査工程で行うことができる利点がある。この結果、電子レンジの組立工程時或いは修理交換時において行う場合に比べて、基準電流値及び基準電圧値の記憶作業を容易に行い得るようになる。また、電流検出回路32、電圧検出回路34及び不揮発性メモリ38の何れか或いは2以上の手段で故障が発生した場合に、それら全体を交換するだけで済むから、修理交換時において、基準電流値及び基準電圧値を記憶させるため作業、つまり所定の電流及び電圧を発生する装置を用意する必要がある面倒な作業が不要となって、その修理交換を容易に行い得るようになる。
【0048】
また、前記基準電流値及び基準電圧値は、電源遮断状態でも記憶内容を保持する不揮発性メモリ38に記憶される構成であるから、一旦記憶した基準電流値や基準電圧値が消失する恐れがほとんどなくなり、結果的に電流検出回路32により検出した電流値或いは電圧検出手段34により検出した電圧値の算出動作の信頼性が高くなる。
【0049】
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、以下のような変形或いは拡大が可能である。
制御ユニット36に対し、不揮発性メモリ38に基準電流値及び基準電圧値の少なくとも一方が記憶されていない状態時において、レンジ調理動作の実行或いは特定の負荷(例えばマグネトロン30)の動作を禁止する制御機能を付加しても良い。このような構成によれば、電流検出及び電圧検出の基準となる値が、部品不良などで記憶されていない場合には、レンジ調理動作の実行或いは特定の負荷の動作が禁止されるから、それらが異常動作状態に陥ることを未然に防止できる利点がある。
【0050】
制御ユニット36に対し、不揮発性メモリ38に基準電流値及び基準電圧値の少なくとも一方が記憶されていない状態時において、例えばLEDパネル8を通じて所定の報知動作を行う制御機能を追加しても良い。このような構成によれば、電流検出及び電圧検出の基準となる値が、部品不良などで記憶されていない場合には、所定の報知動作が行われるから、異常な調理動作が行われる事態に未然に対処可能となる。
【0051】
制御ユニット36に対して、マグネトロン30や他の負荷(モータ26など)のオンオフ状態に応じて電圧検出回路34が検出する入力電圧値を補正する機能を付加する構成として良い。この構成によれば、例えば、調理動作中にマグネトロン30以外の負荷が動作停止されて入力電圧が変動した場合でも、最終的に得られる検出電圧値を正確なものとすることができる。
【0052】
上記実施例では、不揮発性メモリ38に対し、周波数が60Hzの既知レベルの電流及び電圧に基づいて得た基準電流値及び基準電圧値を、電源周波数が60Hzであることを示す電源周波数情報と共に記憶する構成としたが、この他に、電源周波数が50Hzの既知レベルの電流及び電圧をそれぞれ電流検出回路32及び電圧検出回路34により検出した各場合の検出値を、電源周波数が50Hzであることを示す電源周波数情報と対応した状態の基準電流値及び基準電圧値として記憶する構成としても良い。この場合、制御ユニット36は、電流検出回路32及び電圧検出回路34が検出する電流値及び電圧値を、不揮発性メモリ38に記憶された基準電流値及び基準電圧値のうち周波数信号発生回路35からの周波数信号Psにより示される電源周波数情報に対応した基準電流値及び基準電圧値に基づいて補正することになる。
【0053】
電流検出回路32により電子レンジ全体の入力電流を検出する構成としたが、特定の負荷(例えばマグネトロン30)に流れる電流を検出する構成としても良い。
マグネトロン30の出力を制御するために、電流検出回路32からの電流検出信号Iin及び電圧検出回路34からの電圧検出信号Vinの双方を利用する構成としたが、少なくとも電流検出信号Iinを利用した制御を行うことも可能あり、従って、電圧検出回路34は必要に応じて設ければ良い。また、周波数信号発生回路35や温度検出回路37も必要に応じて設ければ良い。
【0054】
基準電流値及び基準電圧値の記憶作業を、基板組立の段階で行う構成としたが、最終的に製品が完成した段階で行うことも可能である。但し、この場合には、製品の電源コンセントから降圧トランス17の一次側に至る経路での電圧降下を加味した電源電圧を印加する必要がある。
【0055】
上記実施例においては、ヒータ調理機能を有する電子レンジに適用したが、これに限定されるものではなく、例えばレンジ調理専用機に適用しても良い。上記実施例においては、加熱手段としてマグネトロン30を例示したが、ヒータ9であっても良く、また、誘導加熱コイルやハロゲンランプヒータなどのような他の加熱手段であっても良い。
【0056】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の加熱調理器においては、調理動作中に電流検出手段が検出する電流値を、当該電流検出手段により既知レベルの電流を検出したときの検出値に基づいて算出する構成としたから、電流検出手段による検出精度を高めることができて、その検出電流に基づいた制御を安定した状態で行い得るようなる。また、上記のような検出電流の演算機能に加えて、調理動作中に電圧検出手段が検出する電圧値を、当該電圧検出手段により既知レベルの電圧を検出したときの検出値に基づいて算出する構成としたから、電流検出手段による検出精度に加えて、商用交流電源からの入力電圧の検出精度をも高めることができて、それら検出電流及び検出電圧に基づいた制御を安定した状態で行い得るようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成図
【図2】要部の回路構成図
【図3】カレントトランスの一次側入力電流と二次側出力電圧との関係を示す特性図
【図4】カレントトランスの出力の温度特性図
【図5】全体構成を示す斜視図
【符号の説明】
9はヒータ、13は商用交流電源、17は降圧トランス、26はモータ、29は電源装置、30はマグネトロン(加熱手段)、31はカレントトランス、32は電流検出回路(電流検出手段)、33は定電圧電源回路、34は電圧検出回路(電圧検出手段)、35は周波数信号発生回路(信号発生手段)、36は制御ユニット(電流演算手段、電圧演算手段、制御手段)、37は温度検出回路(温度検出手段)、38は不揮発性メモリ(記憶手段)を示す。

Claims (10)

  1. 商用交流電源により駆動されて調理動作を行う加熱手段を備えた加熱調理器において、
    所定部位に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記商用交流電源からの入力電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電流検出手段により既知レベルの電流を検出したときの検出値並びに前記電圧検出手段により既知レベルの入力電圧を検出したときの検出値をそれぞれ基準電流値並びに基準電圧値として予め記憶して成る記憶手段と、
    調理動作中に前記電流検出手段が検出する電流値を前記記憶手段に記憶された基準電流値に基づいて算出する電流演算手段と、
    調理動作中に前記電圧検出手段が検出する入力電圧値を前記記憶手段に記憶された基準電圧値に基づいて算出する電圧演算手段とを備え
    前記電圧演算手段に対して、加熱手段やモータなどの他の負荷のオンオフ状態に応じて電圧検出手段が検出する入力電圧値を補正する機能を付加したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 電流検出手段、電圧検出手段及び記憶手段は、同一の基板若しくは容易に分離不能な複数の基板に配置されることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 商用交流電源の周波数を示す周波数信号を発生する信号発生手段を設けた上で、
    記憶手段には、基準電流値及び基準電圧値と当該基準電流値及び基準電圧値を検出したときの電源周波数情報とを予め記憶するように構成され、
    電流演算手段及び電圧演算手段は、調理動作中において前記周波数信号により示される電源周波数が前記記憶手段に記憶した電源周波数情報と異なる場合には、前記電流検出手段及び電圧検出手段が検出する電流値及び入力電圧値を前記記憶手段に記憶された基準電流値及び基準電圧値に基づいて算出する際に電源周波数の相違を加味した補正を行うことを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
  4. 商用交流電源の周波数を示す周波数信号を発生する信号発生手段を設けた上で、
    記憶手段には、異なる電源周波数の既知レベルの電流及び入力電圧をそれぞれ電流検出手段及び電圧検出手段により検出した各場合の検出値を電源周波数情報と対応した状態の基準電流値及び基準電圧値として予め記憶するように構成され、
    電流演算手段及び電圧演算手段は、調理動作中において前記電流検出手段及び電圧検出手段が検出する電流値及び入力電圧値を前記記憶手段に記憶された基準電流値及び基準電圧値のうち前記周波数信号により示される電源周波数情報に対応した基準電流値及び基準電圧値に基づいて算出することを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
  5. 電流検出手段及び電圧検出手段が置かれている雰囲気の温度を検出する温度検出手段を備え、
    電流演算手段及び電圧演算手段は、調理動作中において電流検出手段及び電圧検出手段が検出する電流値及び入力電圧値を記憶手段に記憶された基準電流値及び基準電圧値に基づいて算出する際に、前記温度検出手段による検出温度も加味することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の加熱調理器。
  6. 記憶手段に基準電流値及び基準電圧値の少なくとも一方が記憶されていない状態では、調理動作の実行或いは特定の負荷の動作を禁止することを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の加熱調理器。
  7. 記憶手段に基準電流値及び基準電圧値の少なくとも一方が記憶されていない状態では、所定の報知動作を行うことを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の加熱調理器。
  8. 電流演算手段及び電圧演算手段が算出した電流値及び入力電圧値に基づいて、全体の入力電流が上限値を越えない範囲で入力電力を一定に制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載の加熱調理器。
  9. 記憶手段は、電源遮断状態でも記憶内容を保持する不揮発性に構成されていることを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載の加熱調理器。
  10. 電流検出手段は、商用交流電源からの入力電流若しくは特定の負荷に流れる電流を検出することを特徴とする請求項1ないし9の何れかに記載の加熱調理器。
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