JP3284980B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JP3284980B2
JP3284980B2 JP31001398A JP31001398A JP3284980B2 JP 3284980 B2 JP3284980 B2 JP 3284980B2 JP 31001398 A JP31001398 A JP 31001398A JP 31001398 A JP31001398 A JP 31001398A JP 3284980 B2 JP3284980 B2 JP 3284980B2
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利明 岩井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭用または業務
用で用いられる誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、誘導加熱調理器はその加熱応答性
の良さを生かして、負荷となる鍋等の近傍に温度検出素
子等を載置し、鍋等の温度を検出し、それに応じて火力
の調節を行うことで、きめ細かな調理を実現すると共
に、炎を用いず、かつ熱効率が高いので、室内の空気を
汚すことも少なく、安全かつ清潔であるという特性が注
目され、その需要が急速に伸びてきている。
【0003】また、誘導加熱調理器は、スイッチング素
子等から成るインバータ回路を用いているので、一般的
にスイッチング素子の導通期間を変化させることによ
り、任意の火力を得ることができ、火力の制御性が極め
て良好である。それ故、従来の誘導加熱調理器では、カ
レントトランス等を用いてインバータ回路への入力電流
を検知し、その入力電流値が所望の入力電流になるよう
にスイッチング素子の導通時間を増減してインバータ回
路の出力を変化し負荷への火力を制御したり、インバー
タ回路の構成部品の印加電圧または印加電流を検知し、
その印加電圧または印加電流が所望の値になる様にスイ
ッチング素子の導通時間を増減してインバータ回路の出
力を変化し負荷への加熱火力を制御している。
【0004】以下に従来の誘導加熱調理器の動作につい
て図面に基づいて説明する。図3は従来例の構成を示す
ブロック図、図4は本従来例の記憶手段が記憶している
スイッチング手段の導通時間Tonに対する制限値群を
示す図である。
【0005】図3において、21は商用電源、22は整
流回路、23はスイッチング手段23aと加熱コイル2
3bを含み、加熱コイル23bに高周波電流を印加する
ことにより負荷鍋24を誘導加熱するインバータ回路、
制御回路25は、スイッチング手段23aを駆動する駆
動手段26と、インバータ回路23への入力電流を検知
する入力電流検知手段27と、スイッチング手段23a
の両端電圧を検知する電圧検知手段28と、抵抗とスイ
ッチ等から成る補正値設定手段29と、これら入力電流
検知手段27と電圧検知手段28と補正値設定手段29
のそれぞれの出力を入力し、これらの値に基づき決定し
たスイッチング手段23aの導通時間または駆動周期を
駆動手段26に出力するマイクロコンピュータ30を有
している。
【0006】マイクロコンピュータ30は、CPU、R
AM、ROM及び入出力端子を有する樹脂等でモールド
されたワンチップマイコンであり、具体的な機能として
は、入力電流検知手段27と電圧検知手段28の出力に
応じたスイッチング手段23aの導通時間を駆動手段2
6に出力する出力制御手段31と、スイッチング手段2
3aの導通時間Tonに対する制限値群を予め記憶して
いる記憶手段32と、補正値設定手段29の出力に基づ
いて記憶手段32の出力を補正した値を出力制御手段3
1に出力する補正手段33を有している。34は制御回
路25に動作電圧を与える直流電源である。
【0007】上記構成において動作を説明する。インバ
ータ回路23は商用電源21を整流回路22で整流した
直流を高周波交流に変換し、加熱コイル23bに高周波
電流を流すことで、負荷鍋24に渦電流を発生させて、
そのジュール熱で負荷鍋24を誘導加熱している。
【0008】出力制御手段31は、入力電流検知手段2
7で検知した値が、補正手段33の出力する現在のスイ
ッチング手段23aの導通時間Tonに対する入力電流
制限値になる様にスイッチング手段23aの導通時間T
onを増減させて、インバータ回路23の出力を変化さ
せて加熱火力を制御している。また、同様に電圧検知手
段28で検知した値が、補正手段33の出力する現在の
スイッチング手段23aの導通時間Tonに対するスイ
ッチング手段23aの両端電圧になる様にスイッチング
手段23aの導通時間Tonを増減させて、インバータ
回路23の出力を変化させて加熱火力を制御している。
この様に入力電流とスイッチング手段23aの両端電圧
とをそれぞれ制御しているのは、スイッチング手段23
aの定格電圧や定格損失を超えない様に、かつ最大の入
力電流を得て、負荷24を加熱するためである。
【0009】また、図4に示すように、補正手段33は
補正値設定手段29の出力に応じて、記憶手段32が予
め記憶しているスイッチング手段23aの導通時間To
nに対する入力電流制限値群またはスイッチング手段2
3aの導通時間Tonに対するスイッチング手段23a
の両端電圧制限値群の値全てに対して所定の補正を行
う。
【0010】例えば、入力電流制限値群を補正する場合
は、SW1オフ、SW2オフで補正値0、SW1オン、
SW2オフで補正値+0.3A(増加補正)、SW1オ
フ、SW2オンで補正値−0.3A(減少補正)という
様にSW1、2の開閉の組み合わせで補正値を設定す
る。同様に電圧制限値群を補正する場合は、SW3オ
フ、SW4オフで補正値0、SW3オン、SW4オフで
補正値+25V(増加補正)、SW3オフ、SW4オン
で補正値−25V(減少補正)という様にSW3、4の
開閉の組み合わせで補正値を設定する。
【0011】これは、製品の開発過程で、マイクロコン
ピュータ30が記憶しているプログラムやデータ等が容
易に変更できない製品開発の最終段階において、何らか
の要因、例えば製品形態の僅かな変更等や、製品形態の
異なる製品に同一の電子回路構成、マイクロコンピュー
タ30やその他周辺の構成電子部品を共用して使用とす
る場合等で、加熱コイル23bから発生する磁界やスイ
ッチング手段23aのスイッチングノイズが制御回路2
5に与える影響が変化したりあるいは異なったり、イン
バータ回路23の構成部品の製造ばらつきが、当初記憶
データを決定するときに想定していたばらつき以下に収
まらなかった等して、所望の火力制御性能が得られなく
なった場合に、マイクロコンピュータ30の外部から記
憶手段32の記憶しているデータを容易に微調整できる
ようにしている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の誘導加熱調理器では、上記理由等により補
正手段33が記憶手段32の記憶内容を補正値設定手段
29で補正を行うと、図4(a)または(b)のように
入力電流値または電圧制限値群の値全ての領域Ai、B
i、CiまたはAv、Bv、Cvに対して所定の補正、
±iまたは±vを行う。このため、例えば、領域Biま
たはBvの部分を増加補正しようとするとその他の領域
も増加補正される。この時領域CiまたはCvが機器の
定格電流を定めている場合等においては、JまたはNの
特性を持つ負荷鍋24を加熱すると定格電流を超えてし
まい、電源ブレーカが遮断したり、あるいはスイッチン
グ手段23aの電気的ストレスの上限を定めている場合
等においては、スイッチング手段23aに過大な電気的
ストレスが印加され、破壊に至る可能性が生じてしま
う。逆に領域BiまたはBvの部分を減少補正しようと
すると、その他の領域も減少補正されるので、領域A
i、CiまたはAv、Cvで動作するG及びJまたはK
及びN特性を持つ負荷鍋24の火力が低下し、調理性能
が劣化してしまうという課題を有していた。
【0013】また、上記従来例の補正値設定手段29で
は、抵抗とスイッチで構成していたが、更に細かく補正
値を設定できるようにするためには、使用するマイクロ
コンピュータ30の入力端子が増加してしまうので、こ
れを防ぐために、マイクロコンピュータ30のA/D変
換機能を用いて、補正値設定手段29が出力するアナロ
グ値(例えば、直流電源34の出力電圧をを2つの抵抗
器で分圧した電圧)を取り込み、ディジタル値に変換
し、この値に応じた補正値をきめ細かく設定するという
ことが行われる。しかし、この補正値を入力するタイミ
ングを、入力電流検知手段27や電圧検知手段28を入
力するタイミングとほぼ同じに設定しているかあるい
は、商用電源21の零点付近で毎周期入力する設定にし
てあるので、加熱コイル23bの発生する磁界やスイッ
チング手段23aが発生するスイッチングノイズあるい
は、外来ノイズの影響を受け易く、あるいは影響を受け
る頻度が多くなり、本補正動作が不安定になり、結果と
して負荷24の加熱火力が不安定になり、調理性能が劣
化するという不具合点を有していた。
【0014】更に、一般的に制御回路25の構成部品は
ほぼ同一印刷配線板に配置されるので、製品完成後に補
正を行う場合は、製品を分解し、印刷配線板に配置され
ている補正値設定手段29の抵抗を変更しなくてはなら
ず、市場で製品の補正を行わなくてはならない場合に、
サービスマンが需要家で行うには非常に煩雑で、時間の
かかる作業となるという不具合点を有していた。
【0015】本発明は、上記課題を解決するもので、所
望の負荷24に関与する所定の制限値群領域のみを補正
し、他の負荷24での加熱火力はそのまま維持すること
で、インバータ回路の構成部品の電気・熱的ストレスの
増加を抑制すると共に、加熱火力の変動及び劣化を抑制
し、使い勝手の良い、信頼性の高い誘導加熱調理器を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、検知手段がインバータ回路の入力電流ある
いは前記インバータ回路の構成部品に印加する電流また
は電圧を検知し、この検知した値に応じて、出力制御手
段がスイッチング手段の導通時間または導通周期を変化
させて、インバータ回路の出力を制御するものである。
【0017】また、スイッチング手段の導通時間または
駆動周期に対応して、複数の領域に分割したインバータ
回路の出力制限値群を予め記憶している記憶手段の出力
から、スイッチング手段の導通時間または駆動周期に対
応する出力制限値を選択すると共に、補正値設定手段の
出力に基づいて設定した補正値によって、制限値補正手
段が複数の領域に分割したインバータ回路の出力制限値
群の少なくとも1つ以上の所定の領域の出力制限値群を
補正することができる構成としたことにより、所定の制
限値群領域のみを補正し、他の制限値群領域は補正しな
いので、他の制限値群領域で動作する負荷での加熱火力
を維持すること、あるいは構成部品の電気的ストレスを
増加しないことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、商用電
源と、加熱コイルとスイッチング手段を含み、直流を高
周波交流に変換し、前記加熱コイルに高周波電流を供給
するインバータ回路と、前記インバータ回路の動作を制
御する制御回路とを有し、前記制御回路は前記スイッチ
ング手段を駆動する駆動手段と、前記インバータ回路の
入力電流または前記インバータ回路の構成部品に印加す
る電流または電圧を検知する検知手段と、前記検知手段
の出力に応じて前記スイッチング手段の導通時間または
駆動周期を可変し前記駆動手段に出力して前記インバー
タ回路の出力を制御する出力制御手段と、前記スイッチ
ング手段の導通時間または駆動周期に対応して複数の領
域に分割したインバータ回路の出力制限値群を予め記憶
している記憶手段と、前記記憶手段が記憶している値か
ら前記スイッチング手段の導通時間または駆動周期に対
応する出力制限値を選択し、前記出力制限値群の少なく
とも1つ以上の所定の領域の出力制限値群を補正した値
を前記出力制御手段に出力する制限値補正手段と、前記
制限値補正手段が補正する出力制限値の補正値を設定す
る補正値設定手段とを備え、前記制御回路は補正領域選
択手段を有し、前記出力制限値群の分割された複数の領
域の中で前記補正領域選択手段が選択した所定の領域の
出力制限値群に対して前記制限値補正手段が補正する構
成としたものであり、出力制御手段の出力に基づき、駆
動手段がインバータ回路のスイッチング手段を駆動し
て、加熱コイルに高周波電流を供給し、加熱コイルから
発生する磁束により鍋等の負荷を誘導加熱することがで
きる。
【0019】検知手段が、インバータ回路の入力電流あ
るいは前記インバータ回路の構成部品に印加する電流ま
たは電圧を検知し、この検知手段の出力に基づいて出力
制御手段がスイッチング手段の導通時間または導通周期
を変化させるので、所望の火力が得られる様にインバー
タ回路の出力を制御することができる。
【0020】また、スイッチング手段の導通時間または
駆動周期に対応して、複数の領域に分割したインバータ
回路の出力制限値群を予め記憶している記憶手段の出力
から、制限値補正手段が、スイッチング手段の導通時間
または駆動周期に対応する出力制限値を選択し、補正値
設定手段の出力に基づいて設定した補正値によって複数
の領域に分割したインバータ回路の出力制限値群の少な
くとも1つ以上の所定の領域の出力制限値群を補正する
ことができるので、所定の制限値群領域のみを補正し、
他の制限値群領域は補正しないことができる。
【0021】また、制御回路が補正領域選択手段を有
、出力制限値群の分割された複数の領域の中で前記補
正領域選択手段が選択した所定の領域の制限値群に対し
て、制限値補正手段が補正するので、補正領域選択手段
により、出力制限値群の分割された任意の領域の制限値
群を選択して補正することができるという作用を有す
る。
【0022】請求項に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、制御回路が、補正タイミング手段を有
し、前記補正タイミング手段の出力するタイミングで、
制限値補正手段が補正値設定手段の出力を入力する構成
としたものであり、補正タイミング手段を有するので、
制限値補正手段が所望のタイミングで補正値設定手段の
出力を入力し、その値で出力制限値郡の補正を行うこと
ができるという作用を有する。
【0023】請求項に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、制御回路が、補正許可手段を
有し、前記補正許可手段の出力に応じて、制限値補正手
段が出力制限値群を補正をするか否かを選択する構成と
したものであり、補正許可手段を有するので、補正値設
定手段の設定に関わらず、補正を行うか否かを別経路で
設定できるという作用を有する。
【0024】請求項に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の発明において、制御回路及びイン
バータ回路の一部または全部を納めてなる本体と、制御
回路が、インバータ回路の動作を設定する動作設定手段
と第2の補正許可手段とを有し、前記動作設定手段と前
記第2の補正許可手段は使用者が操作可能なように前記
本体上面あるいは前面付近に配置され、第2の補正許可
手段が補正を許可しているときに、前記動作設定手段で
所定の操作を行うことで補正値設定手段が設定する補正
を可変する構成としたものであり、本体を有している
ので制御回路及びインバータ回路の一部または全部を納
めることができる。また動作設定手段を有し、動作設定
手段の設定に基づいてインバータ回路の動作を設定する
ので、使用者がインバータ回路の出力を所望の出力にな
るように設定したりインバータ回路の動作を開始および
停止すること等ができる。また、第2の補正許可手段を
有しているので、この第2の補正許可手段が補正を許可
しているとき、動作設定手段で所定の操作を行う、例え
ば所定のキーを操作することにより、補正値設定手段
設定する補正値を可変することができるという作用を有
する。
【0025】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例の構成を示すブロック図、
図2は本実施例の記憶手段が記憶しているスイッチング
手段の導通時間Tonに対する制限値群を示す図であ
る。
【0026】図1において、1は商用電源、2は整流回
路、3はスイッチング手段3aと加熱コイル3bを含
み、加熱コイル3bに高周波電流を印加することにより
負荷の鍋4を誘導加熱するインバータ回路、制御回路5
は、スイッチング手段3aを駆動する駆動手段6と、イ
ンバータ回路3への入力電流を検知する入力電流検知手
段7と、スイッチング手段3aの両端電圧を検知する電
圧検知手段8と、抵抗等から成る補正値設定手段9と、
抵抗等から成る補正領域選択手段14と、補正タイミン
グ手段15と、抵抗等から成る第1の補正許可手段16
と、インバータ回路3の動作開始や、停止、あるいは火
力切り替え設定等を使用者がキー操作等で行う、スイッ
チ等で構成された動作設定手段17と、第2の補正許可
手段18と、それぞれの出力を入力し、これらの値に基
づき決定したスイッチング手段3aの導通時間または駆
動周期を駆動手段6に出力するマイクロコンピュータ1
0を有している。
【0027】マイクロコンピュータ10は、CPU、R
AM、ROM及び入出力端子を有する樹脂等でモールド
されたワンチップマイコンであり、具体的な機能として
は、入力電流検知手段7と電圧検知手段8の出力に応じ
たスイッチング手段3aの導通時間を駆動手段6に出力
する出力制御手段11と、スイッチング手段3aの導通
時間Tonに対する制限値群を予め記憶している記憶手
段12と、補正値設定手段9の出力に基づいて記憶手段
12の出力を補正した値を出力制御手段11に出力する
制限値補正手段13を有している。19は制御回路5に
動作電圧を与える直流電源、20は制御回路5及びイン
バータ回路3の一部または全部を収納する本体である。
【0028】上記構成において、以下その動作を説明す
る。使用者が本体20の前面または上面に配された動作
設定手段17にて出力制御手段11にスイッチング手段
3aの駆動を開始する信号を出力すると、出力制御手段
11が駆動手段6にインバータ回路3のスイッチング手
段3aをオンオフ駆動させる信号を出力することで、商
用電源1を整流回路2で整流した直流を高周波交流に変
換し、加熱コイル3bに高周波電流を供給し、加熱コイ
ル3bから発生する磁束により鍋等の負荷4の誘導加熱
を開始する。
【0029】出力制御手段11は、入力電流検知手段7
で検知した値が、制限値補正手段13の出力する、この
時のスイッチング手段3aの導通時間Tonに対する入
力電流制限値になる様にスイッチング手段3aの導通時
間Tonを増減させ、インバータ回路3の出力を変化さ
せて加熱火力を制御している。また、同様に電圧検知手
段8で検知した値が、制限値補正手段13の出力する、
この時のスイッチング手段3aの導通時間Tonに対す
る電圧制限値になる様にスイッチング手段3aの導通時
間Tonを増減させて、インバータ回路3の出力を変化
させて加熱火力を制御している。この時、入力電流とス
イッチング手段3aの両端電圧のうち各々の制限値に先
に到達した方でインバータ回路3の出力を制御する様に
してある。これは、スイッチング手段3aの定格電圧や
定格損失を超えない様に、かつ最大の入力電流を得て、
負荷4を加熱するためである。つまり、出力制御手段1
1がインバータ回路3の出力の制御を行うにあたって入
力する入力電流検知手段7及び電圧検知手段8の出力の
中での優先順位の高さは、インバータ回路3の構成電子
部品に必要以上の電気・熱的ストレスを与えないため
に、電圧検知手段8の出力、入力電流検知手段7の出力
の順としている。よって、動作設定手段17で設定され
た火力を得るために、出力制御手段11は、インバータ
回路3の構成電子部品に必要以上の電気・熱的ストレス
を与えない負荷4の場合は、設定火力となる様に入力電
流を制御し、必要以上に電気・熱的ストレスを与える負
荷4の場合は、電圧検知手段8の出力に応じて、必要以
上に電気・熱的ストレスを与えないレベル(電圧制限
値)になるまで、設定火力より小さい加熱火力になる様
にインバータ回路3の出力を制御する。
【0030】また、図2(a)及び(b)に示すよう
に、制限値補正手段13は補正値設定手段9の出力に応
じて、記憶手段12が予め記憶しているスイッチング手
段3aの導通時間Tonに対する入力電流制限値群また
はスイッチング手段3aの導通時間Tonに対するスイ
ッチング手段3aの両端電圧制限値群の値の各々3分割
した領域中で補正領域選択手段14で選択した領域に対
して補正する様にしてあるので、所望の領域の制限値を
補正することができる。
【0031】例えば、図2(a)に示す入力電流制限値
群のBiの領域を補正する場合は、補正領域選択手段1
4の出力電圧Visは直流電源19の出力電圧Vddの
半分つまり(1/2)Vddを出力する設定にし、同様
に入力電流制限値群のAiの領域を補正する場合は、補
正領域選択手段14の出力電圧Visは(1/5)Vd
dを出力する設定にし、入力電流制限値群のCiの領域
を補正する場合は、補正領域選択手段14の出力電圧V
isは(4/5)Vddを出力する設定にする。また、
補正値設定手段9の出力電圧Viは、(1/2)Vdd
で補正値0、(3/5)Vddで補正値+0.1A(増
加補正)、(4/5)Vddで補正値+0.3A(増加
補正)、(2/5)Vddで補正値−0.1A(減少補
正)、(1/5)Vddで補正値−0.3A(減少補
正)という値を制限値補正手段13に出力して補正値を
設定する。
【0032】同様に、図2(b)に示すスイッチング手
段3aの両端電圧制限値群のBvの領域を補正する場合
は、補正領域選択手段14の出力電圧Vvsは直流電源
19の出力電圧Vddの半分つまり(1/2)Vddを
出力する設定にし、同様にスイッチング手段3aの両端
電圧制限値群のAvの領域を補正する場合は、補正領域
選択手段14の出力電圧Vvsは(1/5)Vddを出
力する設定にし、Cvの領域を補正する場合は、補正領
域選択手段14の出力電圧Vvsは(4/5)Vddを
出力する設定にする。また、補正値設定手段9の出力電
圧Vvは、(1/2)Vddで補正値0、(3/5)V
ddで補正値+25V(増加補正)、(4/5)Vdd
で補正値+50V(増加補正)、(2/5)Vddで補
正値−25V(減少補正)、(1/5)Vddで補正値
−50V(減少補正)という値を制限値補正手段13に
出力して補正値を設定する。
【0033】これにより、図2(a)に示す動作点をb
1で動作している特性Bの負荷4の領域Biの入力電流
制限値を補正値i+=+0.1A補正する場合は、補正
値設定手段9の出力電圧Vi=(3/5)Vdd、補正
領域選択手段14の出力電圧Vis=(1/2)Vdd
とすることで、動作点b2で動作する様に補正ができ
る。また、図2(b)に示す動作点e1で動作している
特性Eの負荷4の領域Bvの電圧制限値補正値v+=
+50V補正する場合は、補正値設定手段9の出力電圧
Vv=(4/5)Vdd、補正領域選択手段14の出力
電圧Vvs=(1/2)Vddとすることで、動作点e
2で動作する様に補正ができる。
【0034】これは、製品の開発過程で、マイクロコン
ピュータ10が記憶しているプログラムやデータ等が容
易に変更できない製品開発の最終段階において、何らか
の要因、例えば製品形態の僅かな変更等や、製品形態の
異なる製品に同一の電子回路構成、マイクロコンピュー
タ10やその他周辺の構成電子部品を共用して使用とす
る場合等で、加熱コイル3bから発生する磁界やスイッ
チング手段3aのスイッチングノイズが制御回路5に与
える影響が変化したりあるいは異なったり、インバータ
回路3の構成部品の製造ばらつきが、当初記憶データを
決定するときに想定していたばらつき以下に収まらなか
った等して、所望の火力制御性能が得られなくなった場
合に、マイクロコンピュータ10の外部から記憶手段1
2の記憶しているデータを容易に微調整できる。
【0035】更に、第1の補正許可手段16が補正を許
可している場合は上記の補正を行い、許可していない場
合は補正を禁止する。
【0036】これは、製品形態が異なる複数の製品に、
部品の共用化のため同一構成の印刷配線板を使用する等
の場合に、ある製品は加熱コイル3bから発生する磁界
やスイッチング手段3aのスイッチングノイズが制御回
路5に与える影響が大きく補正を行う必要があるが、他
の製品ではこれらの影響が小さいか、ないために補正の
必要がない、といった場合に最小の部品の追加・削除で
対応することができる。
【0037】例えば、第1の補正許可手段16の出力が
Vddなら補正許可、0Vなら補正禁止となる論理にし
ておけば(初期状態で第1の補正許可手段16の出力を
0V、つまり1本の抵抗で0V(GND)に接続してお
く)、補正値設定手段9を構成する抵抗2本を変更し
て、Vi=(1/2)Vddとするよりも、第1の補正
許可手段16の出力をVddにプルアップ(抵抗を介す
るかどうかは制限値補正手段13の入力端子の入力イン
ピーダンスや端子構成、オープンドレインかプッシュプ
ルに依る)するのみで良いので、多くとも抵抗1本の接
続変更で済む。
【0038】次に、本実施例では補正タイミング手段1
5を動作設定手段17と兼ねており、使用者が加熱開始
を出力するキーを操作した時に、制限値補正手段13が
補正値設定手段9と補正領域選択手段14の出力を入力
し、以後新たに前述のキー操作か行われるまで、この入
力値で、記憶手段12の出力の所定の領域の出力制限値
群を補正するので、加熱コイル3bから発生する磁界や
スイッチング手段3aのスイッチングノイズの影響を受
けず、精度良くデータを入力することができ、補正され
た制限値群がこれらノイズの影響を受けないので、安定
した加熱火力を得ることができる。
【0039】また、本実施例では動作設定手段17と第
2の補正許可手段18を本体20の上面または前面に使
用者が操作できる様に配置してあり、第2の補正許可手
段18が操作され補正を許可しているとき、動作設定手
段17の火力アップまたは火力ダウンの各キーを操作す
ることにより、例えば、入力電流制限値を補正する場
合、火力アップキーを1回押す毎に補正値を+0.1A
(増加補正)毎に増加させ、火力ダウンキーを1回押す
毎に補正値を−0.1A(減少補正)毎に減少させる様
にしてあり、補正値設定手段9の出力電圧Viを制限値
補正手段13の内部で増減することができるので、製品
完成後に補正を行う場合は、製品を分解し、印刷配線板
に配置されている補正値設定手段9の抵抗を変更するこ
となく、容易に補正を行うことができる。
【0040】以上のように本実施例によれば、スイッチ
ング手段3aの導通時間または駆動周期に対応したイン
バータ回路3の出力制限値群の分割された所定のあるい
は任意の領域の制限値群を個々に精度良く補正すること
ができ、補正された制限値で動作する所定の負荷4以外
の負荷4が動作するときの、調理性能劣化やインバータ
回路3の構成部品の電気・熱的ストレスの増加を抑制で
きる。
【0041】また、補正値設定手段の設定に関わらず、
補正を行うか否かを別経路で決定でき、補正の必要のな
い場合は最小限の電子部品の変更・追加・削除で対応き
る。更に、使用者等が本体を分解せずに容易に制限値補
正を行うことができる。
【0042】尚、本実施例ではインバータ回路3はスイ
ッチング手段を1個含む構成としているが2個以上有す
る構成であっても、同様の効果が得られるのは言うまで
もないことである。また、電圧検知手段8が検知する電
圧はスイッチング手段3aの両端電圧に限らないし、イ
ンバータ回路3に流れる電流を検知してインバータ回路
3の出力を制御している場合でも同様の効果が得られ
る。
【0043】更に、本実施例では、補正値設定手段9は
抵抗で構成しているが、外部記憶素子やスイッチ等を用
いて構成しても良い。また、入力制限値群あるいは電圧
制限値群はそれぞれ3つの領域に分割しているが、分割
数はこれに限らず、分割数を増やすには、補正領域選択
手段14の出力の設定を更に細かくしていけば良い。更
に、本実施例では、分割した1つの領域の制限値群に対
して補正しているが、補正値設定手段9と補正領域設定
手段16の出力系統を所望の数だけ増やしてやれば、任
意の領域の制限値群を個別に補正できる。
【0044】また、本実施例ではスイッチング手段3a
の導通時間Tonに対する、出力制限値を取り扱ってい
るが、スイッチング手段3aの駆動周期やオンオフ比、
更にはスイッチング手段が2個以上で1つのインバータ
回路を動作している場合は、それらの導通時間比等に対
する出力制限値を用いても同様の効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、請求
項1記載の発明によれば、所定の制限値群領域のみを補
正し、他の制限値群領域は補正しないことができるの
で、所望の負荷が動作する制限値群を補正して、所望の
火力を得ることが可能で、他の負荷で動作するときの加
熱火力の変動やインバータ回路の構成部品の電気・熱的
ストレスの増加を抑制できる。
【0046】請求項に記載の発明によれば、インバー
タ回路が動作停止中でスイッチング手段のスイッチング
ノイズや加熱コイルからの磁界等の制御回路にとっては
不要なノイズ成分の影響を受けないタイミングで補正値
設定手段の出力を入力し、精度の良い出力制限値の補正
ができ、負荷の加熱火力の変動を抑制できる。
【0047】請求項に記載の発明によれば、製品形態
が異なる複数の製品で、同一構成の印刷配線板を使用す
る等の場合に、ある製品は加熱コイルから発生する磁界
やスイッチング手段のスイッチングノイズが制御回路に
与える影響が大きく補正を行う必要があるが、他の製品
ではこれらの影響が小さいか、ないために補正の必要が
ない、といった場合に印刷配線板や構成回路部品を共用
化すると共に、最小の電子部品の追加・削除で対応する
ことができる。
【0048】請求項に記載の発明によれば、使用者等
が本体を分解等せずに容易に制限値補正を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の誘導加熱調理器の構成を示
すブロック図
【図2】(a)本発明の一実施例の誘導加熱調理器の記
憶手段が記憶しているスイッチング手段の導通時間To
nと入力電流制限値との関係を示す図 (b)同、誘導加熱調理器の記憶手段が記憶しているス
イッチング手段の導通時間Tonと電圧制限値との関係
を示す図
【図3】従来の誘導加熱調理器の構成を示すブロック図
【図4】(a)従来の誘導加熱調理器の記憶手段が記憶
しているスイッチング手段の導通時間Tonと入力電流
制限値との関係を示す図 (b)同、誘導加熱調理器の記憶手段が記憶しているス
イッチング手段の導通時間Tonと電圧制限値との関係
を示す図
【符号の説明】
1 商用電源 3 インバータ回路 3a スイッチング手段 3b 加熱コイル 5 制御回路 6 駆動手段 7 入力電流検知手段 8 電圧検知手段手段 9 補正値設定手段 11 出力制御手段 12 記憶手段 13 制限値補正手段 14 補正領域選択手段 15 補正タイミング手段 16 第1の補正許可手段 17 動作設定手段 18 第2の補正許可手段 20 本体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−114981(JP,A) 特開 平9−245955(JP,A) 特開 平8−315978(JP,A) 特開 平3−280385(JP,A) 特開 平4−282596(JP,A) 特開 平8−66302(JP,A) 特開 平9−17562(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 6/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源と、加熱コイルとスイッチング
    手段を含み、直流を高周波交流に変換し、前記加熱コイ
    ルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記イン
    バータ回路の動作を制御する制御回路とを有し、前記制
    御回路は前記スイッチング手段を駆動する駆動手段と、
    前記インバータ回路の入力電流または前記インバータ回
    路の構成部品に印加する電流または電圧を検知する検知
    手段と、前記検知手段の出力に応じて前記スイッチング
    手段の導通時間または駆動周期を可変し前記駆動手段に
    出力して前記インバータ回路の出力を制御する出力制御
    手段と、前記スイッチング手段の導通時間または駆動周
    期に対応して複数の領域に分割したインバータ回路の出
    力制限値群を予め記憶している記憶手段と、前記記憶手
    段が記憶している値から前記スイッチング手段の導通時
    間または駆動周期に対応する出力制限値を選択し、前記
    出力制限値群の少なくとも1つ以上の所定の領域の出力
    制限値群を補正した値を前記出力制御手段に出力する
    限値補正手段と、前記制限値補正手段が補正する出力制
    限値の補正値を設定する補正値設定手段とを備え、前記
    制御回路は補正領域選択手段を有し、前記出力制限値群
    の分割された複数の領域の中で前記補正領域選択手段が
    選択した所定の領域の出力制限値群に対して前記制限値
    補正手段が補正する誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 制御回路は補正タイミング手段を有し、
    前記補正タイミング手段の出力するタイミングで、制限
    値補正手段が補正値設定手段の出力を入力する請求項
    載の誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 制御回路は補正許可手段を有し、前記補
    正許可手段の出力に応じて、制限値補正手段が出力制限
    値群を補正をするか否かを選択してなる請求項1または
    に記載の誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 制御回路及びインバータ回路の一部また
    は全部を納めてなる本体と、制御回路がインバータ回路
    の動作を設定する動作設定手段と第2の補正許可手段と
    を有し、前記動作設定手段と前記第2の補正許可手段は
    使用者が操作可能なように前記本体表面付近に配置さ
    れ、前記第2の補正許可手段が補正を許可しているとき
    に、前記動作設定手段で所定の操作を行うことで補正値
    設定手段が設定する補正値を可変してなる請求項1〜
    いずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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