JP2012072968A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な電流値制限を行うことによって、家屋に備えられたブレーカの遮断を抑止しつつ最大限の空調能力が発揮できる空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機と同時に使用する定格電流値の大きい電気機器を使用期間とともに記憶しこれに基づいて制限電流値運転を行うことによって、制限電流値運転の設定忘れによるブレーカの遮断や制限電流値運転の解除忘れによる空調能力不足で快適性が損なわれるといった不具合を防ぐことができ、かつ制限電流値運転中は他の電気機器の使用状況に応じて空気調和機で使用できる制限電流値を変えることができるので、最大限の空調能力を発揮して使用者の快適性が損なわれることを防ぐことができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、空気調和機に係わり、より詳細には、家屋に備えられたブレーカの遮断を抑止しつつ最大限の空調能力を発揮させる空気調和機に関する。
従来、空気調和機は、使用者が空気調和機本体に備えられたディップスイッチ等の切換手段を操作することによって、あるいは、空気調和機を遠隔操作するリモコンに備えられたパワーセーブスイッチ等の操作キーを操作することによって、空気調和機で使用する電流値を所定の値(例えば、10アンペア)以下に制限できるものが知られている。
一般に、空気調和機が設置される建物には使用可能な電流値(以下、契約電流値と記載する)に一定の限界があり、例えば一般的な家屋では、契約電流値は30アンペア程度である。このような家屋では、空気調和機の他に、電子レンジ、電気炊飯器、ドライヤー、電気カーペット等といった定格電流値が大きい電気機器も空気調和機と同時に使用される場合があり、また、空気調和機も1台に限らず2台、3台と設置されて同時運転を行う場合がある。
これらの電気機器を複数台同時に使用した場合、各電気機器に流れる電流値の合計が契約電流値を超える虞があり、合計した電流値が契約電流値を超えるとこれらの電気製品が接続されているブレーカが遮断し、電力供給が行われなくなって電気製品が使用できなくなり不便である。
従って、定格電流値の大きい電気機器を使用している時は、使用者が上述した空気調和機本体の切換手段やリモコンを操作して空気調和機で使用する電流値を所定の値以下に制限した空調運転、所謂電流制限運転を行う。これにより、家屋での契約電流値を超えてブレーカが遮断することを防ぐことができる。
ところで、空気調和機で電流制限運転を行っている時は、空気調和機に所定の値以下の電流しか流れないため空調能力が低下する。このため、電流制限運転は他の空気調和機や電気製品を同時に使用しているときのみ行い、これ以外は電流制限運転を行わないよう電流値の制限を解除しておくことが望ましい。
しかし、上述したような使用者の手動による電流値の制限/解除の操作では、他の空気調和機や電気製品を同時に使用する際に電流値制限の設定操作を忘れて電流制限運転とならずにブレーカが遮断する虞があった。また、他の空気調和機や電気製品を使い終わった際に電流値制限の解除操作を忘れると、電流制限運転が継続されて低い空調能力のまま空気調和機が運転することとなり、使用者の快適性を損なう虞があった。
以上のような問題点を解決する空気調和機として、使用者がリモコンを操作して電流値を制限して空気調和機を電流制限運転する指示を行った場合、所定の時間電流制限運転を行った後電流値の制限を解除して通常の空調運転に戻す空気調和機(特許文献1)や、使用者がリモコンを操作して電流制限運転をタイマー予約することによって、電流制限運転開始/終了を自動的に行える空気調和機(特許文献2)が提案されている。
特許文献1の空気調和機では、空気調和機の電流制限運転の終了が自動的に行われるので、低い空調能力での運転継続といった不具合を防ぐことができる。また、特許文献2の空気調和機では、空気調和機の電流制限運転の終了が自動的に行われることに加えて電流制限運転の開始が自動的に行われるので、使用者による電流値制限の設定/解除の忘れが防止でき、ブレーカの遮断や低い空調能力での運転継続といった不具合を防ぐことができる。
しかし、特許文献1や特許文献2の空気調和機では、制限される電流値が一定(例えば15アンペアから10アンペアに電流値を制限)である。このため、空気調和機で使用する電流値と空気調和機と同時に使用している電気機器の定格電流値との合計値が契約電流値に対して余裕がある場合(例えば、契約電流値が30アンペアで、使用する電流の合計値が25アンペアである場合)や、電流制限運転を行っている途中に使用している電気製品が少なくなって契約電流値に対して余裕が発生した場合(例えば、使用する電流の合計値が28アンペアから25アンペアに減少した場合)のように、空気調和機で使用する電流値を増やせる場合であっても一律に電流値の制限を行うこととなる。従って、本来空気調和機で使用できる電流値より低くなるよう電流値制限を行っての空調運転となり、快適性が損なわれている虞があった。
特開平3−207946号公報(第2〜3頁、第2図) 特開平4−93544号公報(第2〜3頁、第1図)
本発明は以上述べた問題点を解決し、適切な電流値制限を行うことによって、家屋に備えられたブレーカの遮断を抑止しつつ最大限の空調能力が発揮できる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は上述した課題を解決するものであって、本発明の空気調和機は、室内機と、室内機に接続される室外機と、室内機に空調制御信号を送信するリモコンと、計時手段と、電流検出手段と、記憶部とを備えたものであって、空気調和機は、この空気調和機が設置された家屋の契約電流値と家屋で使用される電気機器の定格電流値とこの電気機器の使用期間を規定したスケジュールとをリモコンを介して記憶部に予め記憶し、スケジュールで規定された使用期間毎に契約電流値から電気機器の定格電流値を差し引いた制限電流値を算出するものである。そして、空気調和機は計時手段で時刻を計時するとともに、計時した時刻が使用期間内である場合は電流検出手段で検出した電流値が制限電流値を超えないよう空調運転を行うものである。
また、空気調和機は、使用期間中に使用している電気機器のうち少なくとも1台の電気機器の使用を停止したことをリモコンを介して検出した場合は、使用を停止した電気機器の定格電流値を現在の制限電流値に加算することで制限電流値を再計算し、再計算した制限電流値を超えないよう空調運転を行うものである。
本発明の空気調和機は、空気調和機と同時に使用する電気機器を登録しておき、この電気機器の定格電流値(電気機器が複数登録されている場合はその加算値)を契約電流値から差し引いて制限電流値を求め、空気調和機で使用する電流値が制限電流値を超えないよう電流制限運転を行う。従って、使用する電流値が契約電流値を超えてブレーカが遮断することを抑止しつつ他の電気機器の使用状況に応じて空気調和機で使用できる制限電流値を変えることができるので、利用可能な最大限の空調能力を発揮して使用者の快適性が損なわれることを防ぐことができる。
本発明の実施例における空気調和機の構成を説明する図である。 本発明の実施例におけるリモコンの外観図である。 本発明の実施例における室内機、室外機およびリモコンの要部構成ブロック図であり、(A)はリモコン、(B)は室内機および室外機の要部構成ブロック図である。 本発明の実施例における電流制限登録を行う際のリモコンの表示部を説明する図である。 本発明の実施例における電流制限登録時に使用する項番−項目対比テーブルである。 本発明の実施例における登録された電流制限内容を示す制限電流値テーブルである。 本発明の実施例における制限電流値テーブルに則った電流制限運転スケジュールを説明する図であり、(A)は平日(月曜日)の電流制限運転スケジュールを、(B)は日曜日の電流制限運転スケジュールを示している。 本発明の実施例における電流制限運転を行っている際のリモコンの表示部を説明する図である。 本発明の実施例におけるフローチャートであり、(A)はリモコン制御手段での、(B)は室内機制御手段での処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。実施例としては、一組の室内機と室外機および室内機を遠隔操作するリモコンを有する空気調和機を例に挙げて説明する。尚、本発明は以下の実施形態に限定されることはなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
図1は本発明の実施例である空気調和機の構成を示している。また、図2は本発明の実施例におけるリモコンの外観図を示している。図1に示すように、本発明の空気調和機は、室内機30と室外機50および室内機30を遠隔操作するリモコン1とで構成されている。図1および図2に示すように、リモコン1は上部筐体11と、下部筐体12と、送信部13と、操作キー14と、表示部15とを備えている。上部筐体11と下部筐体12とはそれぞれ樹脂材で形成されており、互いに嵌合して略直方体形状の箱体となるような形状とされている。
送信部13はリモコン1の長手方向の一端に配置されており赤外線発光ダイオード等から構成されている。操作キー14は上部筐体11に配置されており樹脂材で形成されている。この操作キー14は室内機30をオン/オフするための運転キー14aと、冷房運転/暖房運転といった運転モードを設定するための運転モードキー14bと、空気調和機の運転開始直後等に一時的に運転能力を高めて急速に設定温度に到達させる急速運転を指示するための急速運転キー14cと、設定温度の上下やタイマー運転設定等の各種設定時における項目選択等を行うための選択キー14dと、各種設定時に選択した項目等を確定するための決定キー14eと、各種設定に移行/解除するための設定キー14fとから構成されている。
表示部15は液晶パネル等からなり、使用者が操作キー14を操作して設定した項目等の様々な空調制御に関する情報を表示する。この表示部15は操作キー14と同様に上部筐体11に配置されており、操作キー14の上側に配置されている。尚、表示部15の具体的な表示内容や表示レイアウト等については以降で詳細に説明する。
図1に示すように、室内機1は横長の筐体であり、前面に前面カバー41が配置されている。また、筐体の下方に備えられた吹出口43には、2枚の上下風向板42や図示しない6枚の左右風向板が配置されている。さらには、吹出口43の右側にはリモコン1から送信される赤外線信号を受信する受信部33が配置されている。
また、図1に示すように、室外機50は略直方体形状の筐体であり、上面に天板61が、前面に図示しないプロペラファンをガードするためのファンガード63を備えた前面パネル62が、一方の側面には吸込口65を備えた側板64が、背面には吸込口を備えた図示しない背面パネルが、それぞれ配置されている。また、筐体下部には室外機50を地面等に設置するための複数の脚部66が備えられている。
以上説明した室内機30と室外機50とは、冷媒配管100で接続されている。
図3は本発明による空気調和機の要部構成ブロック図である。図3(A)に示すように、リモコン1は上述した送信部13、操作キー14、表示部15に加え、記憶部17と、これらを制御するリモコン制御手段16とを備えている。記憶部17には、操作キー14に対応する制御コード等が記憶されている。
リモコン制御手段16は、使用者によって操作された操作キー14に対応する制御コードを記憶部17より読み出し、この制御コードから送信コードを生成する。そして、送信コードに対応する赤外線信号を生成して送信部13から室内機30に送信するとともに、操作内容を表示部15に表示する。
図3(B)に示すように、室内機30は上述した受信部33に加え、室外機50との通信を行う通信部32と、図示しない室内機熱交換器や室温を検出する各温度センサ34と、各温度センサ34の検出信号を入力するセンサ入力部35と、記憶部36と、図示しない送風ファンを回転させるための送風ファンモータ37と、図示しない左右風向板の角度調整を行う左右風向板用ステッピングモータ38と、上下風向板42の角度調整を行う上下風向板用ステッピングモータ39と、これらを制御する室内機制御手段31とを備えている。
記憶部36には、現在の室内機30の設定情報や制御プログラム等が記憶されている。室内機制御手段31は、センサ入力部35を介して入力した各温度センサ34での検出情報やリモコン1から送信された赤外線信号の内容および室外機50との通信内容に応じて、送風ファンモータ37の回転制御や左右風向板用ステッピングモータ38および上下風向板ステッピングモータ39の駆動制御等の室内機30の制御を行っている。また、図示は省略するが、室内機制御手段31は内部に計時手段であるカレンダークロックを有している。尚、図示は省略するが、室内機30には以上説明した構成以外に、室内湿度を検出する湿度センサや室内機30の運転状態を表示する表示部等が備えられているが、本発明と直接関係がないため詳細な説明は省略する。
図3(B)に示すように、室外機50は室内機30との通信を行う通信部52と、整流回路53と、インバータ54と、圧縮機55と、記憶部56と、電流検出部57と、図示しない室外機熱交換器の温度や外気温度を検出する各温度センサ58と、圧縮機55の吸入圧力や吐出圧力を検出する各圧力センサ59と、各温度センサ58や各圧力センサ59での検出信号を入力するセンサ入力部60と、図示しないプロペラファンを回転するファンモータ61と、これらを制御する室外機制御手段51とを備えている。
整流回路53は、交流電源200から供給される交流電圧を整流し直流電圧として出力する回路であり、ブリッジダイオード等で構成されている。整流回路53で整流された直流電圧は図示しない平滑コンデンサで平滑化される。インバータ54は、直流電圧を入力して圧縮機55に備えられた図示しないモータをインバータ制御にて駆動する回路である。
整流回路53とインバータ54と圧縮機55とは電気的に接続されており、上述したように交流電源200から供給される交流電圧を整流回路53で整流し直流電圧としてインバータ54に入力し、インバータ54は圧縮機55をインバータ制御にて駆動する。圧縮機55はインバータ制御によって回転数が制御されるモータによって駆動されることで運転能力を可変することができる。
記憶部56には、現在の室外機50の設定情報や制御プログラム等が記憶されている。電流検出部57はカレントトランス等の電流検出素子から構成されており、交流電源200と整流回路53との間に介設することで交流電源200から室外機50へ入力される電流値を検出する。室外機制御手段51は、センサ入力部60を介して入力した各温度センサ58や各圧力センサ59での検出情報や室内機30との通信内容に応じて、ファンモータ61の回転制御やインバータ54の制御等の室外機50の制御を行っている。尚、電流検出部57とこの電流検出部57で検出した電流値を入力する室外機制御手段51とから電流検出手段は構成される。
尚、図示は省略するが、室外機50には以上説明した構成以外に、アキュムレータ、冷媒配管、各種弁類等の、室外機50の動作に必要な各種装置や部品が備えられているが、本発明と直接関係がないため詳細な説明は省略する。
以上説明した構成を有する空気調和機において、使用者がリモコン1を操作して電流制限運転を行う際に必要となる情報(以下、電流制限情報と記載する)を設定する。電流制限情報の設定において、使用者は空気調和機と同時に使用する電気機器を指定するとともに、当該電気機器の使用期間、つまり、電流制限運転を行う曜日や時間帯を設定する。電流制限情報の設定が完了すると、リモコン1は設定された電流制限情報に対応した電流制限信号を室内機30に送信する。
電流制限信号を受信した室内機30は、電流制限信号に含まれる電気機器や電気機器の使用期間を記憶部36に記憶する。また、記憶部36には、空気調和機が設置されている家屋の契約電流値と電気機器毎の定格電流値を予め記憶しており、電流制限信号に含まれる電気機器に対応した定格電流値を抽出する。そして、契約電流値から定格電流値を差し引いて制限電流値を算出し、上述した電気機器や使用期間に対応させて記憶部36に記憶する。室内機30はカレンダークロックにより現在の時刻を監視しており、設定された使用期間中は記憶部36から制限電流値を読み出し、室外機50の電流検出部57で検出した電流値が制限電流値を超えないように、室外機50に対し制御するよう指示して電流制限運転を行う。
次に、図1乃至図8を用いて、本発明による空気調和機で行う電流制限運転の設定方法および動作について具体的に説明する。まずは、電流制限情報を設定するための登録作業について説明する。尚、以下の説明では、空気調和機を設置する家屋の契約電流値は30アンペアとしこれから空気調和機と同時に使用する電気機器の定格電流値を差し引いて制限電流値を算出するが、冷蔵庫等常時運転を行っている電気機器の定格電流値を予め契約電流値から差し引いた電流値を元に制限電流値を算出してもよい。
図4はリモコン1に備えられた表示部15の画面レイアウト図である。表示部15は画面上方から順に設定エリア15a、日時表示エリア15b、制御項目エリア15c、電流制限運転エリア15dに区画されている。
設定エリア15aは、空気調和機のタイマー運転を行う際の時刻の設定や電流制限情報を設定するエリアである。設定エリア15aの上方には、タイマー運転の設定を行うメニューである「タイマー設定」と電流制限情報を設定するメニューである「電流制限登録」とが表示されている。また、設定エリア15aの下方には、左から順に電流制限情報の設定項目である「契約電流値」、「電気機器」、「曜日」、「時間」、「メモリ」が表示されている。
日時表示エリア15bは現在の日時を表示するエリアであり、日時表示エリア15bの上方に年月日と曜日が表示され、その下方に時刻が表示される。時刻の表示は、例えば午前10時であれば「10:00」、午後5時30分であれば「17:30」というように表示される。尚、時刻表示の「分」の部分は後述する電流制限情報の設定の際に項番を選択するための項番設定部としても使用する。
制御項目エリア15cは空調運転に必要な制御項目の設定を行うエリアであり、制御項目エリア15cの左側には大きく設定温度が表示され、右側には上から順に風量(弱/中/強)、風向板の動作(動作している風向板を表示。上下/左右)、運転モード(冷房/暖房/送風)タイマー運転(入/切)が表示される。尚、現在設定されていない表示内容は消灯した状態となる。
使用者は、リモコン1の運転キー14a、運転モードキー14bおよび選択キー14dを操作して制御項目エリア15cで制御項目の設定を行う。尚、図4においては、暖房運転で設定温度22℃となるように、また、風向板は上下および左右風向板を動作し風量を中となるように設定されており、タイマーにより所定の時刻で電源を「切」、つまり運転を停止するように設定されていることを示している。
電流制限運転エリア15dは、現在行われている電流制限運転がどの設定内容に基づいて行われているかを示すエリアであり、図4に示すように、電流制限運転を行っていない時はメモリ1乃至メモリ5のいずれにもマーキング15eが付与されていない表示となる。
図5は電流制限情報を定めた項番−項目対比テーブル80である。この項番−項目対比テーブル80は、室内機30の記憶部36に記憶されているとともに、空気調和機の取扱説明書等に記載されているものであり、設定項目としては、契約電流値、電気機器の名称およびその定格電流値、電気機器を使用する曜日およびメモリ番号が、左欄の番号に対応して定められている。
契約電流値は、空気調和機が設置される一般的な家屋の契約電流値を想定して定められており、ここでは30〜80アンペアとしている。電気機器は、空気調和機と同時に使用される可能性のある代表的な電気機器がその一般的な定格電流値とともに定められており、ここでは定格電流値の比較的大きい電子レンジやドライヤー、他の空気調和機等としている。曜日は電気機器が空気調和機と同時に使用される日を選択するものであり、ここでは平日、土日祝日、平日/土日祝日に関わらない全日、月曜日から日曜日までの単独の曜日としている。メモリは設定した電気機器や曜日といった電流制限情報を後述する電気機器の使用時間とともに記憶するものであり、ここではメモリ番号1〜5としている。
次に、図2乃至図5を用いて、表示部15で電流制限情報の設定を行う方法について説明する。使用者がリモコン1の設定キー14fを操作すると、図4に示すように設定エリア15aにマーキング15eが表示される。使用者が選択キー14dを操作してマーキング15eを「電流制限登録」に移動して決定キー14eを操作すると、電流制限登録メニューが選択され電流制限情報の設定項目にもマーキング15eが表示される。
使用者は選択キー14dを操作して設定したい項目までマーキング15eを移動させる。この時、日時表示エリア15bの時刻表示は「00:01」となり、分を示す部位が項番設定部15fとなる。使用者は図5の項番−項目対比テーブル80と対応する取扱説明書等を参照し選択キー14dを操作して項番設定部15fの数値を変えることで各項目を設定する。
まず、使用者は選択キー14dを操作し設定エリア15aにおいてマーキング15eを「契約電流値」に移動させ決定キー14eを操作する。これで契約電流値の設定が行える状態となり、選択キー14dを操作することによって項番設定部15fの数値を変えることができる。例えば、項番を「06」として決定キー14eを操作すると、図5に示すように契約電流値は30アンペアが設定される。尚、契約電流値の設定は、空気調和機設置時に1回だけ行うものとする。
項番設定部15fの数値を変えた後決定キー14eを操作すると、再び設定エリア15aの設定項目上に表示されているマーキング15eが移動可能となる。使用者は、選択キー14dを操作してマーキング15eを「電気機器」に移動させ決定キー14eを操作する。これで電気機器の選択が行える状態となり、契約電流値の決定時と同様に項番設定部15fの数値を変え決定キー14eを操作することで、空気調和機と同時に使用する電気機器を選択する。例えば、項番を「03」と「05」としてそれぞれ決定キー14eを操作すると、電子レンジ(定格電流値:10アンペア)とドライヤー(定格電流値:9アンペア)が選択される。尚、本実施例では、電気機器の選択は同時に2台まで行えるものとして説明する。
次に、使用者は選択キー14dを操作してマーキング15eを「曜日」に移動させ決定キー14eを操作して曜日の選択を行う。例えば、電子レンジとドライヤーを空気調和機と同時に使用する曜日が「平日」であれば、選択キー14dを操作して項番設定部15fの数値を「01」に変えて決定キー14eを操作する。
次に、使用者は選択キー14dを操作し設定エリア15aにおいてマーキング15eを「時間」に移動させ決定キー14eを操作し電子レンジとドライヤーを平日に使用する時間帯を設定する。時間帯の設定は日時表示エリア15bの時刻表示を使用し、最初に使用開始時間を、次に使用終了時間を設定する。例えば、電子レンジとドライヤーを空気調和機と同時に使用する時間帯が6時30分から8時であれば、使用者は操作キー14dを操作して時刻表示を「06:30」として決定キー14eを操作することで最初に使用開始時間を設定し、次に時刻表示を「08:00」として決定キー14eを操作することで使用終了時間を設定する。
最後に使用者は選択キー14dを操作し設定エリア15aにおいてマーキング15eを「メモリ」に移動させ決定キー14eを操作することで、以上設定した契約電流値以外の電流制限情報を保存するメモリ番号を選択する。例えば、設定したパラメータをメモリ番号1に保存するのであれば、選択キー14dを操作して項番設定部15fの数値を「01」に変えて決定キー14eを操作する。
以上説明した手順で使用者は必要な分だけ(本実施例ではメモリが5個用意されているので最大5パターン)電流制限情報の設定を行い、設定が完了すれば設定キー14fを操作して電流制限登録メニューから抜ける。電流制限登録メニューから抜ければ、表示部15の設定エリア15aにおいてマーキング15eが消える(表示されなくなる)とともに、設定した電流制限情報に対応した電流制限信号がリモコン1のリモコン制御手段16で生成され、この電流制限信号に対応した赤外線信号が送信部13を介して室内機30に送信される。尚、リモコン制御手段16は、リモコン1の記憶部17に以上設定した電流制限情報のうち曜日と時間帯とこれらに対応するメモリ番号を記憶する。詳細は後述するが、これは電流制限運転を行っている際に、表示部15の電流制限運転エリア15dに現在行っている電流制限運転がどのメモリ番号に保存された電流制限情報に基づいたものであるかを表示する際に使用するためである。
一方、室内機30の記憶部36には、上述した項番−項目対比テーブル80とともに、図6に示す制限電流値テーブル90が記憶されている。この制限電流値テーブル90には、リモコン1から送信された電流制限信号に対応した赤外線信号に含まれるメモリ番号に設定された電流制限情報に基づいて室内機30(の室内機制御手段31)が作成したものである。
具体的には、メモリ番号に応じて電気機器、電気機器の使用電流(単位:アンペア)、電気機器を使用する使用期間である曜日および開始時間と終了時間、制限電流値(単位:アンペア)が記憶されている。電気機器、電気機器を使用する曜日および開始時間と終了時間については、使用者がリモコン1を操作してメモリ番号1に保存すると設定した電流制限情報がそのまま記憶されている。使用電流は電気機器の定格電流値であり、電気機器が2種類規定されている場合は、室内機制御手段31がそれぞれの定格電流値を合算した値が記憶されている。また、制限電流値は室内機制御手段31が別途記憶している契約電流値から使用電流を差し引いた値、つまり空気調和機と設定された電気機器とを同時に使用する際に空気調和機で使用可能な最大電流値を記憶している。
例えば、図6に示すように、メモリ番号1には使用者が設定した電流制限情報として、電気機器は電子レンジとドライヤーが、使用期間は平日の6時30分から8時が保存されているので、制限電流値テーブル90にはこれらの項目に加えて、使用電流として電子レンジとドライヤーの定格電流値の合算値である19アンペアと、制限電流値として契約電流値である30アンペアから使用電流である19アンペアを差し引いた11アンペアが記憶されている。
尚、本実施例では、図6に示すようにメモリ番号1以外にメモリ番号2〜4についても使用者によって同様の手順で設定された電流制限情報や制限電流値が定められており、メモリ番号5には電流制限情報や制限電流値が定められていないものとする。また、図5の項番−項目対比テーブル80では、契約電流値や電気機器とその定格電流値が予め規定されているとして説明したが、これらを使用者がリモコン1を操作することで登録できるようにしてもよい。また、1つのメモリに登録できる電気機器は2種類としたが、3種類以上としてもよい。また、メモリ数を5個としたが、6個以上であってもよく4個以下であってもよい。さらには、電気機器毎の使用期間(開始時間/終了時間)を設定し、室内機30でメモリ番号1〜5に分割して記憶してもよい。
次に、上述した制限電流値テーブル90に基づいて電流制限運転を行う際の動作について説明する。使用者がリモコン1の運転キー14aを操作して空気調和機の運転を開始する。尚、ここでは図4に示すように冬季(1月)に設定温度22℃で暖房運転を行っているものとする。暖房運転を開始すると、室内機制御手段31は、リモコン1により使用者が設定した空調制御条件や室外機制御手段51から受信した情報等に基づいて室内機30の各部を制御するとともに、室外機制御手段51に室外機50の各部の制御に関する制御情報を送信する。
室内機制御手段31は、上述した空調制御と平行して記憶部36にアクセスし図6に示す制限電流値テーブル90を参照する。室内機制御手段31は図示しないカレンダークロックを有しており、室内機制御手段31は現在の曜日や時間と制限電流値テーブル90に定められた曜日や時間帯をカレンダークロックで計時した時刻と照合し、メモリ番号1〜5に規定された条件で電流制限運転を行う必要があるか否かを判断する。
図7は制限電流値テーブル90に則った電流制限運転スケジュールを説明する図であり、(A)は平日(月曜日)の電流制限運転スケジュールを、(B)は日曜日の電流制限運転スケジュールを示している。例えば、平日の月曜日であれば、図6に示すようにメモリ番号1の対象曜日が「平日」、メモリ番号2の対象曜日が「全日」であるので、図7(A)に示すようにメモリ番号1およびメモリ番号2に規定された時間帯で、設定された制限電流値以下で電流制限運転を行う。
具体的には、図7(A)に示すように、6時30分から8時までの間は制限電流値を11アンペア、17時30分から18時30分までの間は制限電流値を13アンペアとし、これ以外の時間帯では空気調和機の最大電流値である15アンペアまで空気調和機で使用する電流値を許可して空調運転を行う。
また、日曜日であれば、図6に示すようにメモリ番号2の対象曜日が「全日」、メモリ番号3の対象曜日が「土日祝」、メモリ番号4の対象曜日が「日」であるので、図7(B)に示すようにメモリ番号2〜4に規定された時間帯で、設定された制限電流値以下で電流制限運転を行う。
具体的には、図7(B)に示すように、7時から9時30分までの間は制限電流値を11アンペア、10時から16時までの間は制限電流値を10アンペア、17時30分から18時30分までの間は制限電流値を13アンペアとし、これ以外の時間帯では空気調和機の最大電流値である15アンペアまで空気調和機で使用する電流値を許可して空調運転を行う。
室内機制御手段31は、室外機制御手段51から電流検出部57で検出した現在の電流値を定期的に受信しており、上述した電流制限運転を行っている際は、現在の電流値とこの時間帯における電流制限運転で規定されている制限電流値とを比較して、現在の電流値が制限電流値を越えないよう室外機制御手段51に制御するよう指示する。
一方、リモコン1のリモコン制御手段16は、図6および図7に示す電流制限運転を行う時刻になった場合、記憶部17にアクセスして記憶している使用期間およびメモリ番号と照合し、図8に示すように表示部15の電流制限運転エリア15dに表示されている該当するメモリ番号上にマーキング15eを表示することで、現在の電流制限運転がどのメモリ番号に保存された設定内容に基づいた運転であるかを表示する。
例えば、図8では平日(月曜日)の17時35分における表示部15の表示内容を示しており、平日の17時35分は図6および図7(A)に示すようにメモリ番号2の保存された設定内容に対応した制限電流値運転を行っているため、制限電流値運転エリア15dの「メモリ2」の上にマーキング15eが点灯される。尚、このマーキング15eは、メモリ番号2の保存された設定内容に対応する電流制限運転が終了すれば(18時30分となれば)消灯する。
以上説明したように、空気調和機と同時に使用する定格電流値の大きい電気機器を使用期間とともに記憶しこれに基づいて制限電流値運転を行うことによって、制限電流値運転の設定忘れによるブレーカの遮断や制限電流値運転の解除忘れによる空調能力不足で快適性が損なわれるといった不具合を防ぐことができ、かつ制限電流値運転中は他の電気機器の使用状況に応じて空気調和機で使用できる制限電流値を変えることができるので、最大限の空調能力を発揮して使用者の快適性が損なわれることを防ぐことができる。
尚、以上説明した実施例では、図5の項番−項目対比テーブル80や図6の制限電流値テーブル90は室内機30の記憶部36に記憶されている場合について説明したが、これらテーブルをリモコン1の記憶部17に記憶し、リモコン1のリモコン制御手段16が制限電流値テーブル90を参照し現在の時刻に対応したメモリ番号に保存された電流制限情報に対応した電流制限信号を室内機30に送信し、室内機制御手段31は受信した電流制限信号に基づいて電流制限運転を行うようにしてもよい。
また、図5の項番−項目対比テーブル80や図6の制限電流値テーブル90を別個に記憶するようにしてもよい。例えば、項番−項目対比テーブル80をリモコン1の記憶部17に、制限電流値テーブル90を室内機30の記憶部36や室外機50の記憶部56に記憶し、室内機制御手段31や室外機制御手段51がリモコン1から受信した電流制限信号に基づいて電流制限運転を行ってもよい。
さらには、メモリ番号に基づいた電流制限運転を行っている際に空気調和機と同時に使用している電気機器の使用を停止した場合は、使用者がリモコン1を操作して電気機器の使用停止を通知することによって、停止した電気機器の定格電流値を現在の制限電流値に加算して新たな制限電流値を算出し、これに基づいて電流制限運転を行うようにしてもよい。このようにすれば、契約電流値に対して発生した余裕分を空気調和機で使用できるので、電流制限運転時の運転能力をより高めることができる。
次に、図9に示す制御フローチャートを用いて、本発明の空気調和機における処理の流れについて説明する。図9(A)はリモコン制御手段16での処理の流れを、図9(B)は室内機制御手段31での処理の流れをそれぞれ示している。尚、図9のフローチャートにおいて、STはステップを表しこれに続く数字はステップ番号を表している。また、図9では、本発明に関わる処理を中心に説明しており、冷媒回路の制御等のその他の処理の説明は省略している。
まず図9(A)を用いてリモコン制御手段16での処理の流れについて説明する。尚、以下の説明でキー入力はリモコン1の操作キー14を使用者が指で1回押下した後その指を離すことによって完結するものとする。まずリモコン制御手段16は使用者がリモコン1の操作キー14を操作しこれに対応するキー入力があったか否かを判断する(ST1)。キー入力がなければ(ST1−No)、リモコン制御手段16は処理をST1に戻す。
キー入力があれば(ST1−Yes)、リモコン制御手段16は電流制限情報の設定に関するキー入力であるか否かを判断する(ST2)。具体的には、リモコン制御手段16は設定キー14fが操作されて図4に示す設定エリア15aで電流制限登録メニューから電流制限情報の設定項目に対応したキー入力であるか否かを判断する。
電流制限情報の設定に関連するキー入力でなければ(ST2−No)、リモコン制御手段16は操作されたキーに対応した空調制御信号を生成して送信部13を介して室内機30へ送信し(ST5)、ST1に処理を戻す。具体的には、リモコン制御手段16は図2に示す運転モードキー14bや選択キー14dが操作されることによって設定温度や運転モード等の空調制御に関連するキー入力に対応した空制御信号を生成して室内機30へ送信する。
電流制限情報の設定に関連するキー入力であれば(ST2−Yes)、リモコン制御手段16は入力された設定キーが電流制限情報の設定完了操作に対応するものであるか否かを判断する(ST3)。具体的には、リモコン制御手段16は入力された設定キーがメモリ番号の設定キーであるか否かを判断する。入力された設定キーが電流制限情報の設定完了操作に対応するものでなければ(ST3−No)、リモコン制御手段16はこれまでに入力された電流制限情報の設定によって指示された電気機器や曜日、メモリ番号の各データを記憶部17に記憶しST1に処理を戻す。
入力された設定キーが電流制限情報の設定完了操作に対応するものであれば(ST3−Yes)、リモコン制御手段16は記憶部17から設定されたすべての電流制限情報の設定に関するデータを読み出し、これに対応した電流制限信号を生成して送信部13を介して室内機30に送信する(ST4)。そして、ST1に処理を戻す。
次に、図9(B)を用いて室内機制御手段31での処理の流れについて説明する。空気調和機が運転を行っている時、室内機制御手段31はリモコン1から送信された信号が受信部33を介して入力されたか否かを判断する(ST11)。リモコン1から信号を入力していれば(ST1−Yes)、室内機制御手段31は入力された信号が電流制限信号であるか否かを判断する(ST12)。
入力された信号が電流制限信号でなければ(ST12−No)、室内機制御手段31は入力された信号、つまり空調制御信号に基づいた空調制御を行い(ST17)、ST11に処理を戻す。入力された信号が電流制限信号であれば(ST12−Yes)、室内機制御手段31は図5の項番−項目対比テーブル80を参照し設定された内容を抽出する(ST13)。具体的には、室内機制御手段31は入力した信号が電流制限信号に含まれる項番(「01」、「02」等)と項番−項目対比テーブル80とを照合し指定された電気機器や日時等の電流制限情報を抽出する。
そして、室内機制御手段31はST13で抽出した項目を図6の制限電流値テーブル90に記憶し(ST14)、ST11に処理を戻す。尚、ST11において、リモコン1から信号を入力していなければ(ST1−No)、室内機制御手段31は計時手段により計時した現在の日時(曜日や時間)が制限電流値テーブル90に記憶されている日時であるか否かを判断する(ST15)。
現在の日時が制限電流値テーブル90に記憶されている日時であれば(ST15−Yes)、室内機制御手段31は制限電流値テーブル90から抽出した制限電流値以下で空調運転を行い(ST16)、ST11に処理を戻す。現在の日時は制限電流値テーブル90に記憶されている日時でなければ(ST15−No)、室内機制御手段31は空気調和機で使用する電流値を最大電流値(本実施例の場合、15アンペア)まで許可して空調運転を行い(ST18)、ST11に処理を戻す。
以上説明した通り、本発明によれば、空気調和機と同時に使用する電気機器を登録しておき、この電気機器の定格電流値(電気機器が複数登録されている場合はその加算値)を契約電流値から差し引いて制限電流値を求め、空気調和機で使用する電流値が制限電流値を超えないよう電流制限運転を行う。従って、使用する電流値が契約電流値を超えてブレーカが遮断することを抑止しつつ他の電気機器の使用状況に応じて空気調和機で使用できる制限電流値を変えることができるので、利用可能な最大限の空調能力を発揮して使用者の快適性が損なわれることを防ぐことができる。
1 リモコン
13 送信部
14 操作キー
14a 運転キー
14b 運転モードキー
14c 急速運転キー
14d 選択キー
14e 決定キー
14f 設定キー
15 表示部
15a 設定エリア
15b 日時表示エリア
15c 制御項目エリア
15d 制限電流値運転エリア
15e マーキング
16 リモコン制御手段
17 記憶部
30 室内機
31 室内機制御手段
32 通信部
33 受信部
36 記憶部
50 室外機
51 室外機制御手段
52 通信部
53 整流回路
54 インバータ
55 圧縮機
56 記憶部
57 電流検出部
80 項番−項目対比テーブル
90 制限電流値テーブル
100 冷媒配管
200 交流電源

Claims (4)

  1. 室内機と、同室内機に接続される室外機と、前記室内機に空調制御信号を送信するリモコンと、計時手段と、電流検出手段と、記憶部とを備えた空気調和機であって、
    前記空気調和機は、
    同空気調和機が設置された家屋の契約電流値と前記家屋で使用される電気機器の定格電流値と同電気機器の使用期間を規定したスケジュールとを前記リモコンを介して前記記憶部に予め記憶し、
    前記スケジュールで規定された使用期間毎に前記契約電流値から前記電気機器の定格電流値を差し引いた制限電流値を算出して前記記憶部に記憶し、
    前記計時手段で時刻を計時するとともに、計時した前記時刻が前記使用期間内である場合は前記電流検出手段で検出した電流値が記憶した前記制限電流値を超えないよう空調運転を行うことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機であって、
    前記空気調和機は、前記使用期間中に使用している前記電気機器のうち少なくとも1台の同電気機器の使用を停止したことを前記リモコンを介して検出した場合は、使用を停止した前記電気機器の定格電流値を現在の前記制限電流値に加算することで前記制限電流値を再計算し、再計算した前記制限電流値を超えないよう空調運転を行うことを特徴とする空気調和機。
  3. 計時手段と記憶部とを備えた室内機と、同室内機に接続され電流検出手段を備えた室外機と、前記室内機に空調制御信号を送信するリモコンとを備えた空気調和機であって、
    前記室内機は、前記空気調和機が設置された家屋の契約電流値を前記記憶部に予め記憶するとともに、前記リモコンを介して予め記憶した前記家屋で使用される電気機器の定格電流値および同電気機器の使用期間を規定したスケジュールと、同スケジュールで規定された使用期間毎に前記契約電流値から前記電気機器の定格電流値を差し引いて算出した制限電流値とを定めた制限電流値テーブルを前記記憶部に記憶しており、
    前記室内機は、前記計時手段で時刻を計時するとともに、計時した前記時刻が前記使用期間内である場合は前記室外機に備えられた前記電流検出手段で検出した電流値を入力し同電流値が前記制限電流値テーブルに定められた前記制限電流値を超えないよう前記室外機に制御指示を行うことを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項3に記載の空気調和機であって、
    前記室内機は、前記使用期間中に使用している前記電気機器のうち少なくとも1台の同電気機器の使用を停止したことを前記リモコンを介して検出した場合は、使用を停止した前記電気機器の定格電流値を現在の前記制限電流値に加算することで前記制限電流値を再計算し、再計算した前記制限電流値で前記電流値制限テーブルを更新するとともに、同電流値制限を超えないよう前記室外機に制御指示を行うことを特徴とする空気調和機。
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