JP2012112584A - 空気調和システム、同システムで使用される暖房機器及びリモコン - Google Patents

空気調和システム、同システムで使用される暖房機器及びリモコン Download PDF

Info

Publication number
JP2012112584A
JP2012112584A JP2010261968A JP2010261968A JP2012112584A JP 2012112584 A JP2012112584 A JP 2012112584A JP 2010261968 A JP2010261968 A JP 2010261968A JP 2010261968 A JP2010261968 A JP 2010261968A JP 2012112584 A JP2012112584 A JP 2012112584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
humidity
instruction
target temperature
set temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010261968A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Yamamoto
泉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2010261968A priority Critical patent/JP2012112584A/ja
Publication of JP2012112584A publication Critical patent/JP2012112584A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】加湿装置を暖房機器と共に使用する場合、ユーザーの体感温度に合わせた暖房運転の室温制御を自動的に行う。
【解決手段】リモコンに、暖房機器の設定温度の指示、又は加湿装置の設定湿度の指示を受け付け、各機器へ指示信号を送信する制御手段15と、指示された設定温度を記憶する記憶部13とを設ける。そして、暖房機器の設定温度と加湿装置の設定湿度とに対応して規定され、設定温度と制御すべき室温の目標温度との差である目標温度偏差からなる目標温度偏差テーブルを予め記憶部13に記憶する。そして、制御手段15は、設定湿度の指示を受け付けた時、同設定湿度と記憶部13に記憶している設定温度とに基づいて目標温度偏差テーブルから目標温度偏差を抽出し、同目標温度偏差と記憶部13に記憶している設定温度とから目標温度を算出し、同目標温度を設定温度の制御信号として暖房機器へ送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気調和システムに係わり、より詳細には、加湿装置の湿度設定に基づいて暖房機器を連携運転する構成に関する。
冬季においては暖房機器としてのエアコンと加湿装置とが同一の室内に設置されて同時に運転される場合がある。エアコンは自身に備えている室温センセで検出した室温がユーザーによって指示された設定温度になるように暖房運転する。一方、加湿装置は自身に備えている湿度センサで検出した値に基づいて室内が所定の湿度となるように加湿量を調整している。
ところで、エアコンと加湿装置とを連携運転させるものとして特許文献1の例が開示されている。この文献には、湿度センサを備えたエアコン(暖房機器)と、加湿装置と、これらを連携運転させると共に湿度センサを備えたリモコンとで構成されたシステムが記載されている。このリモコンは、リモコンに備えた湿度センサでリモコン周辺の湿度を検出し、検出した湿度の値に対応して赤外線送信素子から、室内機と加湿装置との両方に対して湿度値と対応する赤外線信号を送出している。そして室内機は、リモコンから送信された湿度値と室内機で検出した湿度値とが乖離している場合、室内機の風向板を回動させて室内の湿度を均一にする機能が備えられている。
このように加湿装置は冬季に暖房機器と併用して運転される場合が多く、暖房による湿度の低下を補うようになっている。この場合、人間が体感する湿度と温度とは密接な関係があり、温度が一定の時に空気の湿度が加湿装置などにより上昇した場合に体感的に暖かく感じる。逆に温度が一定の時に湿度が低下した場合は寒く感じる。例えばエアコンを暖房運転で使用しており、室温が23℃で加湿装置を用いて湿度が40%程度に制御されている時、加湿装置の湿度設定により60%以上まで湿度を上昇させると体感的には26℃程度に感じる場合があり、ユーザーはこの状態では逆に暑すぎると感じてエアコンの設定温度を下げる場合があった。
しかしながら、この時、加湿装置の湿度設定の変更操作に連携してエアコンの暖房温度をその都度調整することはユーザーにとって煩わしい作業であった。
特開2002−89937号公報(第2−3頁、図1)
本発明は以上述べた問題点を解決し、加湿装置を暖房機器と共に使用する場合、ユーザーの体感温度に合わせた暖房運転の室温制御を自動的に行うことを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、請求項1に係わる発明は、受信した設定温度に関する指示信号に従って運転を行う暖房機器と、受信した設定湿度に関する指示信号に従って運転を行う加湿装置と、ユーザーによる運転指示を受け付けて同運転指示と対応する指示信号を前記暖房機器と前記加湿装置との両方の機器に送信可能なリモコンとを同一の室内に設置した空気調和システムであって、
前記空気調和システムは、記憶部と前記室内の室温を制御する制御手段とを備えており、前記暖房機器の設定温度と前記加湿装置の設定湿度とに対応して規定され、湿度を考慮して体感的に前記設定温度となる室温の目標温度と前記設定温度との差である目標温度偏差からなる目標温度偏差テーブルが予め前記記憶部に記憶されており、
前記制御手段は、前記設定温度である指示設定温度、または、前記設定湿度である指示設定湿度を前記運転指示によって指示された場合、前記指示設定温度や前記指示設定湿度を前記記憶部に記憶し、
前記リモコンによって前記設定湿度の運転指示を受け付けた時、
前記指示設定湿度と前記指示設定温度とに基づいて前記目標温度偏差テーブルから前記目標温度偏差を抽出し、同目標温度偏差と前記指示設定温度とから目標温度を算出し、同目標温度が前記室内の温度となるように空調運転することを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、受信した設定温度に関する指示信号に従って運転を行う暖房機器と、受信した設定湿度に関する指示信号に従って運転を行う加湿装置とが同一の室内に設置された空気調和システムに備えられ、ユーザーによる運転指示を受け付けて同運転指示と対応する指示信号を前記暖房機器と前記加湿装置との両方の機器に送信可能なリモコンであって、
前記リモコンは、記憶部と同リモコンを制御する制御手段とを備えており、前記暖房機器の設定温度と前記加湿装置の設定湿度とに対応して規定され、湿度を考慮して体感的に前記設定温度となる室温の目標温度と前記設定温度との差である目標温度偏差からなる目標温度偏差テーブルが予め前記記憶部に記憶されており、
前記制御手段は、前記設定温度である指示設定温度、または、前記設定湿度である指示設定湿度を前記運転指示によって指示された場合、それぞれを前記記憶部に記憶し、
前記設定湿度の運転指示を受け付けた時、
前記指示設定湿度と前記指示設定温度とに基づいて前記目標温度偏差テーブルから前記目標温度偏差を抽出し、同目標温度偏差と前記指示設定温度とから目標温度を算出し、同目標温度を前記暖房機器の設定温度の指示信号として前記暖房機器へ送信することを特徴とする。
請求項3に係わる発明は、受信した設定湿度に関する指示信号に従って運転を行う加湿装置と、ユーザーによる運転指示を受け付けて同運転指示と対応する前記指示信号を前記加湿装置を含む複数の機器に送信可能なリモコンとを同一の室内に備えた空気調和システム内に設置され、受信した前記指示信号に従って運転を行う暖房機器であって、
前記暖房機器は、記憶部と同暖房機器を制御する制御手段とを備えており、前記暖房機器の設定温度と前記加湿装置の設定湿度とに対応して規定され、湿度を考慮して体感的に前記設定温度となる室温の目標温度と前記設定温度との差である目標温度偏差からなる目標温度偏差テーブルが予め前記記憶部に記憶されており、
前記制御手段は、前記設定温度である指示設定温度、または、前記設定湿度である指示設定湿度を前記運転指示によって指示された場合、前記指示設定温度や前記指示設定湿度を前記記憶部に記憶し、
設定湿度に関する前記運転指示を受け付けた時、
前記指示設定湿度と前記指示設定温度とに基づいて前記目標温度偏差テーブルから前記目標温度偏差を抽出し、同目標温度偏差と前記指示設定温度とから目標温度を算出し、同目標温度が前記室内の温度となるように空調運転することを特徴とする。
以上の手段を用いることにより、本発明による空気調和システムやリモコンや暖房機器によれば、ユーザーが希望する湿度に対応して自動的に暖房機器の設定温度を変更するため、ユーザーの快適性を向上させることができる。また、加湿装置の設定湿度変更操作のみを行うことで自動的に暖房機器の設定温度が変更されるため、ユーザーの操作性を向上させることができる。
本発明によるリモコンの使用例を示す説明図である。 本発明によるリモコンの外観を示す正面図である。 本発明によるリモコンのブロック図である。 本発明によるリモコンから送信されるデータを示す説明図である。 本発明によるエアコンの室温制御を説明する説明図である。 本発明によるエアコンの室温制御を行う時に参照される目標温度偏差テーブルを説明する説明図である。 本発明による実施例1のリモコンの制御を示すフローチャートである。 本発明による実施例2のエアコンのブロック図である。 本発明による実施例2のリモコンから送信されるデータを示す説明図である。 本発明による実施例2のリモコンと室内機との制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。なお、この実施例では暖房機器としてエアコンを用いた例を記載しているが、リモコンが使用できる暖房機器であれば種類は問わない。
図1は本発明による無線リモコン10を使用する場合の説明図である。図1において、加湿装置100と、エアコン80(室内機20のみ図示し、室外機は図示を省略)と、このエアコン80に電波で指示を与えると共に、加湿装置100に対して赤外線方式で指示を与える無線リモコン10とが、同じ室内に配置されている。
室内機20は吸込グリル87を備えた前面パネル81と、吹出口83に配置された上下風向板84と、この上下風向板84の右側に配置された電波受信部21とを備えている。室内機20は無線リモコン10から送信される電波信号を電波受信部21で受信し、この電波信号に対応する空調運転を実施する。また、無線リモコン10には加湿装置100へ運転指示を送信する赤外線送信部と、室内機20へ運転指示を送信する電波送信部とを備えている。
一方、加湿装置100は無線リモコン10からの赤外線信号を受信するリモコン受信部68を備えている。また、無線リモコン10は複数のキーを備えたキー入力部12と、このキー入力部12で指示された内容を表示する表示部11とを備えており、キー入力部12の操作により、エアコン80と加湿装置100とを両方制御することができる。
図2は本発明による無線リモコン10の外観を示す正面図である。表示部11内には設定湿度、又は設定温度を表示する2桁の数字表示エリア11aが配置され、この右側には表示された数値が設定温度であることを示す『℃』マークと、表示された数値が設定湿度であることを示す『%』マークがそれぞれ配置されており、無線リモコン10で加湿装置100を操作する場合は『%』マークが、エアコン80を操作する場合は『℃』マークが、それぞれ択一的に表示される。また、これに同期して数字表示エリア11aの右下に配置された『エアコン』マークと『加湿装置』マークのいずれか一方が選択表示される。
また、表示部11内の数字表示エリア11aの下には『暖房』、『冷房』、『除湿』のマークがそれぞれ配置されており、エアコン80の運転モードに対応していずれか1つが選択的に表示される。
キー入力部12は温度又は湿度を設定する三角形の『+』キーと『−』キーと、加湿装置100又はエアコン80の電源投入/電源切断を指示する『電源』キーと、加湿装置100又はエアコン80のいずれかを選択する『機器選択』キーと、エアコン80が選択されている時に暖房、冷房、除湿の各運転モードを指定する『運転モード』キーとが備えられている。『機器選択』キーと『運転モード』キーとは、押下する毎に機器の切り替えや運転モードの切り替えが順次行われる。
また、加湿装置100が選択されている時、『+』キーや『−』キーを押下することにより、設定湿度を選択して指示することができる。初期状態は中湿度であるが、この状態で『+』キーを押下すると高湿度が、また、中湿度の状態から『−』キーを押下すると低湿度が、それぞれ選択される。また、選択と同時に数字表示エリア11aに選択された設置湿度と対応するマークが表示される。このマークは低湿度『 L』、中湿度『 C』、高湿度『 H』となっている。
なお、キー入力部12や表示部11には他のキーや他の表示内容が含まれているが、本発明と関連がないため図示と説明とを省略する。
図3は本発明によるリモコンのブロック図である。
無線リモコン10は、ユーザーによって操作されたキーの状態を入力するキー入力部12と、同キー入力部12で操作された内容に従って、室内機20へ電波信号を送信する電波送信部16と加湿装置100へ赤外線信号を送信する赤外線送信部14と、いろいろな情報を液晶表示パネルに表示する表示部11と、キー入力部12で指示された設定温度や設定湿度などを記憶する記憶部13と、これらを制御する制御手段であるリモコン制御部15とを備えている。
図2で説明したように、キー入力部12の『機器選択』キーの押下により、エアコン80が指定されていれば以降に操作される各キーの操作による指示はエアコン80用の操作であるとリモコン制御部15が認識し、この指示は表示部11で表示されると共に、電波送信部16を介して電波信号として室内機20へ送信される。
一方、キー入力部12の『機器選択』キーの押下により、加湿装置100が指定されていれば以降に操作される各キーの操作による指示は加湿装置100用の操作であるとリモコン制御部15が認識し、この指示は表示部11で表示されると共に、赤外線送信部14を介して赤外線信号として加湿装置100へ送信される。
なお、キー入力部12で指定された『機器選択』や『運転モード』、設定された湿度(指示設定湿度)や設定温度(指示設定温度)は、キー入力操作が行われる毎に記憶部13へそれぞれ記憶されるようになっている。
図4は無線リモコン10から送信されるデータのフォーマットの一例を示しており、図4(1)は電波送信部16から送信されるエアコン用送信データの内容を、図4(2)は赤外線送信部14から送信される加湿装置用の送信データの内容をそれぞれ示している。
図4(1)のエアコン80用送信データは、制御する機器のメーカーを特定するメーカー識別コード、同じメーカー内の機器を特定する機器識別コード、機器に対する運転を指示する運転指示コード、そして運転指示コードに対応する運転パラメータが順次配置されている。なお、運転指示コードが『暖房運転』である場合、運転パラメータとして、設定温度、設定風量、設定風向・・・などが付加される。
一方、図4(2)の加湿装置100用送信データ内容は、メーカー識別コード、機器識別コード、運転指示コード、運転パラメータと、これらの並びは図4(1)と同じである。ただし、エアコン用のフォーマットで機器識別コードの内容は『エアコン』であり、加湿装置100用のフォーマットで機器識別コードの内容は『加湿装置』となっており、これらの2つのフォーマットを識別することができる。なお、各フォーマットにて運転指示コードは機器識別コードで示される機器に対応したコードとなっている。また、運転パラメータも同様である。
図4(1)の例ではメーカーがFGLのエアコンに対して、暖房運転で設定温度:20℃、風量:中、風向:自動で運転する指示データを示している。一方、図4(2)の例ではメーカーがFGLの加湿装置に対して、加湿運転で手動による湿度設定により設定湿度:中湿度で運転する指示データを示している。
このように、それぞれの機器に対して個々の指示データを送信して制御することは背景技術で説明した通りである。本実施例では加湿装置と暖房機器(この実施例ではエアコンの暖房運転)とを併用して運転する場合、加湿装置に対して送信した設定湿度に対応して、暖房運転における室温の設定温度を変更する目標温度値を暖房機器に送信することを特徴にしている。この場合、加湿装置で実現される湿度においてユーザーが体感的に快適と感じるように、加湿装置に湿度の設定値が送信された時に、これと対応する暖房機器の設定温度値(目標温度値)が送信される。
図6は本発明による空気調和機の室温制御を行う時に参照される目標温度偏差テーブルを説明する説明図である。前述したように加湿装置100に指示された湿度に対してユーザーがエアコン80に設定している設定温度値をどれだけ修正して新しい設定温度(目標温度値)とするのか、その設定温度と目標温度との偏差をテーブル化したものである。この目標温度偏差テーブルは記憶部13に予め記憶されている。なお、本発明の説明では、ユーザーの操作により指定された室温の目標を『設定温度』、また、無線リモコン10の判断により、自動的に修正された室温の目標を『目標温度』と呼称している。
図6の目標温度偏差テーブルはユーザーが設定する設定湿度の範囲を示す『設定湿度ゾーン』が縦方向に所定の湿度範囲で区分されており、低湿度(40%未満)、中湿度(40〜60%未満)、高湿度(60%以上)の3つの設定湿度範囲となっている。一方、横方向にはユーザーがエアコン80に設定する設定温度が区分されており、18℃未満、18〜22℃未満、22℃以上の3つの設定温度範囲となっている。テーブル内部にはプラス、マイナスを付加した数値が格納されており、ユーザーが設定したエアコン80の設定温度を基準とした目標温度との差の温度(目標温度偏差)を表している。
なお、設定湿度の値が大きくなるに従って目標温度偏差の値は大きくなるように設定されている。これは、人間の体感温度が湿度が高くなるほど暑いと感じるため、これを打ち消すように目標温度を設定するからである。
一例として、エアコン80の設定温度が23℃であり、加湿装置100の設置湿度ゾーンが低湿度(例えば40%未満)である場合を説明する。この場合、前記条件で目標温度偏差テーブルを参照すると目標温度偏差値は−1℃となる。従ってユーザーが設定温度を23℃としていても、実際にエアコン80が制御する室温の目標は設定温度:23℃から1℃だけ低い22℃となる。これが目標温度であり、無線リモコン10から室内機20に目標温度が送信されて空調制御が行われる。ただし、これは加湿装置100が運転状態であることが前提であり、加湿装置100が停止状態の場合、エアコン80は設定温度を用いて空調運転が行われる。
図5は本発明による空気調和機の室温制御を説明する説明図であり、左側の縦軸が室温を、右側の縦軸が湿度を示している。なお、横軸は時間である。図5ではユーザーがエアコン80に暖房運転で設定温度:23℃を指示している場合に、加湿装置100に設定される設定湿度の値に対応してエアコン80の室温制御が行われる様子を示したものである。
図5において横の点線はユーザーが設定した設定温度(23℃)を示しており、図5上方の太線はエアコン80が実際に空調制御する室温の目標温度を、図5下方の太線はユーザーが設定した設定湿度をそれぞれ示している。なお、点線の曲線は実際の室温や実際の湿度を示している。
図5に示すようにエアコン80の暖房運転と加湿装置100とを併用して運転を開始してから一時間後までの間、リモコン制御部15は、設定湿度が低湿度で設定温度が23℃である場合、図6の具体例で説明したように、目標温度偏差テーブルから温度偏差:−1℃を抽出し、設定温度:23℃に温度偏差:−1を加算して目標温度:22℃を図4(1)で説明したフォーマットで室内機20に送信する。なお、このフォーマットの『設定温度』の項目に目標温度:22℃の値を格納して送信する。ユーザーが設定した設定温度は無線リモコン10内の記憶部13に記憶されており、表示部11にも設定温度が23℃で表示されているが、室内機20に対しては一時的に設定温度を変更する指示を送信する。
このように、湿度が低湿度であっても設定温度が比較的高いときは、ユーザーが期待している室温(設定温度)よりも1℃だけ低い温度で室温を制御してもユーザーは体感的に温度が低いと感じにくく、快適性を損なうことない。また、指定された温度(設定温度)よりも低い温度で制御できるため省エネの効果を得ることができる。
このような状態で運転開始から1時間後にユーザーが無線リモコン10を用いて加湿装置100に対して設定湿度の変更(低湿度から高湿度へ)を行った場合、リモコン制御部15は、目標温度偏差テーブルから新しい条件、つまり、設定湿度ゾーン:高湿度で設定温度23℃と対応する目標温度偏差の値を抽出する。具体的には目標温度偏差:−3℃であるため、リモコン制御部15は、設定温度:23℃に目標温度偏差:−3を加算して目標温度:20℃を算出する。そして、前述したように室内機20に目標温度:20℃での暖房運転を指示する。
一方、このような状態で運転開始から三時間後にユーザーが無線リモコン10を用いて加湿装置100に対して設定湿度の変更(高湿度から中湿度へ)を行った場合、リモコン制御部15は、目標温度偏差テーブルから新しい条件、つまり、設定湿度ゾーン:中湿度で設定温度23℃と対応する目標温度偏差の値を抽出する。具体的には目標温度偏差:−2℃であるため、リモコン制御部15は、設定湿度:23℃に目標温度偏差:−2℃を加算して目標温度:21℃を算出する。そして、前述したように室内機20に目標温度:21℃での暖房運転を指示する。
一方、例えば暖房運転での設定温度が18℃未満の場合に、ユーザーが加湿装置100の設定湿度を低湿度に設定したとする。このように比較的低温で極端に湿度を低下させた場合、ユーザーは体感的に寒いと感じるため、設定温度よりも高い目標温度で室温を制御するようにしてもよい。具体的には図6の目標温度偏差テーブルにおいて上記のような条件では、目標温度偏差を+1℃に規定しておくことにより、ユーザーの暖房設定温度よりも1℃だけ高い目標温度でエアコン80を運転させるようにしてもよい。
このためユーザーは湿度を低下させても快適性を保つことができる。なお、本発明はユーザーの快適性を目的としているが、目的を省エネに限定する場合は、目標温度偏差テーブル内の値をゼロよりも小さいマイナスの値にするとよい。
以上説明したように、ユーザーが希望する湿度に対応して自動的にエアコン80の設定温度を変更するため、ユーザーの快適性を向上させることができる。また、加湿装置100の設定湿度変更操作のみを行うことで自動的にエアコン80の設定温度が変更されるため、ユーザーの操作性を向上させることができる。
また、目標温度偏差テーブルでは同じ設定温度であるとき、設定湿度が高くなるほどユーザーの体感温度が高くなるため、これを相殺するように目標温度偏差が規定されている。このため、設定温度や設定湿度に係わらずユーザーが、快適と感じる体感温度で暖房運転を行うことができる。なお、設定湿度と設定温度とが共に低い場合は、ユーザーの体感温度が低下するため、目標温度偏差をプラスの値にすることで快適性を向上させることができる。
さらに、無線リモコン10にエアコン80と加湿装置100とに両方指示する機能を備えているため、連携機能を無線リモコン10だけで容易に実現できる。また、室内機20は電波による指示を行うため、無線リモコン10を加湿装置100に向けて赤外線を用いて指示する設定湿度の操作を行っても、目標温度の指示は無線リモコン10の操作方向に関係のない電波により確実に室内機20に届けることができる。
次に、無線リモコン10に関する動作を図7に示すリモコン制御部15の処理を表すフローチャートを用いて説明する。図7に記載のSTはステップを表し、これに続く数字はステップ番号を、また、YはYesを、NはNoをそれぞれ表している。
図7においてリモコン制御部15は、まず最初に初期値を設定する(ST1)。これは現在選択されている機器選択:エアコン80、エアコン80の運転モード:暖房、エアコン80の設定温度:20℃、加湿装置100の設定湿度:中湿度である。これらの設定値は記憶部13に予め記憶した値が用いられる。
次に記憶部13に記憶されている『機器選択』の現在の状態データを参照して、加湿装置100が選択されているか確認する(ST2)。加湿装置100が選択されてなければ(ST2−N)、エアコン80が選択されているため、次にエアコン80の操作処理を行う(ST11)。これはキー入力、つまり、キー入力部12の設定温度キーや電源キー、運転モード切替キーや機器選択キーが押下された場合、それぞれのキーの受付処理と受け付けて処理した状態を記憶部13に記憶すると共に表示部11に表示し、さらに、キーの受付によって指示された運転指示データを図4(1)のフォーマットでエアコン80へ送信すること示す。
次に記憶部13に記憶されている『運転モード』の現在の状態データを参照して、暖房運転モードか確認する(ST12)。暖房運転モードでなければ(ST12−N)、ST2へジャンプする。暖房運転モードならば(ST12−Y)、次に設定温度変更操作があるか確認する(ST13)。設定温度変更操作がない場合(ST13−N)、ST2へジャンプする。
設定温度変更操作がある場合(ST13−Y)、変更された設定温度を記憶部13に記憶し(ST14)、暖房運転モードであることも同様に記憶する(ST15)。そして、ST2へジャンプする。
一方、加湿装置100の選択であれば(ST2−Y)、次に加湿装置100の操作処理を行う(ST3)。これはキー入力、つまり、キー入力部12の設定湿度キーや電源キー、機器選択キーが押下された場合、それぞれのキーの受付処理と受け付けて処理した状態を記憶部13に記憶すると共に表示部11に表示し、さらに、キーの受付によって指示された運転指示データを図4(2)のフォーマットで加湿装置100へ送信することを示す。
次に設定湿度変更操作があるか確認する(ST4)。設定湿度変更操作がなければ(ST4−N)、ST2へジャンプする。設定湿度変更操作があれば(ST4−Y)、次にエアコン80は暖房運転モードで運転中か確認する(ST5)。これは記憶部13に記憶されているエアコン80に対する操作指示の状態で判断する。エアコン80が暖房運転モードで運転中でない場合(ST5−N)、ST2へジャンプする。エアコン80が暖房運転モードで運転中の場合(ST5−Y)、変更された設定湿度を記憶部13に記憶する(ST6)。
そして、記憶部13に記憶している現在の加湿装置100の設定湿度(指示設定湿度)と現在のエアコン80の設定温度(指示設定温度)とを基にして、目標温度偏差テーブルからから目標温度偏差の値を抽出し、この値と設定温度の値とを加算して目標温度を算出する(ST7)。そして算出した目標温度を設定温度として図4(1)のフォーマットでエアコン80へ送信する(ST8)。そしてST2へジャンプする。
実施例1では無線リモコン10が目標温度を算出する構成を説明したが、この実施例2ではエアコン80側で目標温度を算出する構成を説明する。このため、エアコン80と加湿装置100と無線リモコン10とで構成される空気調和システムは同じであるが、無線リモコン10とエアコン80との動作(処理内容)が異なる。このため、実施例2ではこの異なる部分について説明する。従って実施例2で説明を省略する部分、例えば加湿装置100の動作や無線リモコン10の外観や操作方法は実施例1と同じである。
図8はエアコン80の要部ブロックを示している。図8に示すようにエアコン80は室内機20と室外機30とで構成されている。
室内機20は、無線リモコン10から送信される電波信号を受信する電波受信部21と、室内の温度を検知する室温センサ27と、室温センサ27の検知信号を入力する室温センサ入力部25と、室外機30と通信を行う通信部22と、送風ファンモータ23と、上下風向板84の角度調節を行うステッピングモータ24と、各種情報を記憶する記憶部28と、これらを制御する室内機制御部26とを備えている。
なお、記憶部28には、エアコン80の運転モードや設定温度、図6で説明した目標温度偏差テーブルなどが記憶されている。
そして室内機20は無線リモコン10から送信される電波信号を受信し、この電波信号で指示された運転モードや設定温度を記憶部28に記憶すると共に、これらに従って室温センサ27で検出した室温が設定温度となるように室外機30に指示を出して空調運転を行う。なお、この時に電波信号で指示される内容は、例えば図4(1)で示されるエアコン用送信データがある。
実施例2の無線リモコン10は図1から図3と同じであるが、その機能が異なる。実施例1ではエアコン80の運転モードと設定温度、加湿装置100の設定湿度を記憶し、設定湿度の変化があった時のみ目標温度を算出し、エアコン80に送信していた。実施例2では、エアコン80と加湿装置100に対するユーザーの指示を受け付けて、これらの機器にそれぞれ指示データを送信することは同じであるが、加湿装置100への設定湿度を変更する操作が行われた場合、さらに、この設定湿度の情報をエアコン80へ送信することが異なる。
この送信される設定湿度の情報(データ)の内容を図9に示す。メーカー識別コード、機器識別コード、運転指示コード、設定湿度の順にデータが構成されており、メーカー識別コード、機器識別コードは図4(1)エアコン用送信データで説明した通りである。運転指示コードの内容が『指示情報』となっている場合、設定湿度の内容を参照して、エアコン80と加湿装置100との連携運転を行うこと示している。
室内機20の室内機制御部26は、この図9で示す設定湿度を電波受信部21を介して受信すると、現在の運転中のモードが暖房運転であれば、記憶部28に記憶しているユーザーが設定した設定温度(指示設定温度)と、受信した設定湿度(指示設定湿度)と基づいて、記憶部28に記憶している目標温度偏差テーブルから目標温度偏差を抽出し、この目標温度偏差と指示設定温度とを加算することで目標温度を算出する。そして、室内機20は室温がこの目標温度となるように暖房運転を行う。
この結果、エアコン80で加湿装置100用のリモコン信号を受信し、ユーザーが希望する湿度に対応して自動的にエアコン80の設定温度を変更するため、ユーザーの快適性を向上させることができる。また、加湿装置100の設定湿度変更操作のみを行うことで自動的にエアコン80の設定温度(目標温度)が変更されるため、ユーザーの操作性を向上させることができる。
次に、無線リモコン10とエアコン80とに関する動作を、図10(1)に示すリモコン制御部15の処理を表すフローチャートを、また、室内機20に関する動作を図10(2)に示す室内機制御部26の処理を表すフローチャートを、それぞれ用いて説明する。図10に記載のSTはステップを表し、これに続く数字はステップ番号を、また、YはYesを、NはNoをそれぞれ表している。
図10(1)において無線リモコン10の処理を説明する。
リモコン制御部15は、まず最初に記憶部13に記憶されている『機器選択』の現在の状態データを参照して、加湿装置100が選択されているか確認する(ST21)。加湿装置100が選択されてなければ(ST21−N)、エアコン80が選択されているため、次にエアコン80の操作処理を行う(ST24)。これはキー入力、つまり、キー入力部12の設定温度キーや電源キー、運転モード切替キーや機器選択キーが押下された場合、それぞれのキーの受付処理と受け付けて処理した状態を記憶部13に記憶すると共に表示部11に表示し、さらに、キーの受付によって指示された運転指示データを図4(1)のフォーマットでエアコン80へ送信すること示す。そしてST21へジャンプする。
一方、加湿装置100の選択であれば(ST21−Y)、次に加湿装置100の操作処理を行う(ST22)。これはキー入力、つまり、キー入力部12の設定湿度キーや電源キー、機器選択キーが押下された場合、それぞれのキーの受付処理と受け付けて処理した状態を記憶部13に記憶すると共に表示部11に表示し、さらに、キーの受付によって指示された運転指示データを図4(2)のフォーマットで加湿装置100へ送信することを示す。
次に設定湿度変更操作があるか確認する(ST23)。設定湿度変更操作がなければ(ST23−N)、ST21へジャンプする。設定湿度変更操作があれば(ST23−Y)、次にエアコン80へ図9のフォーマットを用いて設定湿度の情報を送信する(ST25)。そしてST21へジャンプする。
図10(2)において室内機20の処理を説明する。
室内機制御部26は、まず最初に無線リモコン10から信号を受信したか確認する(ST31)。無線リモコン10から信号を受信していない場合(ST31−N)、現在の運転を継続し(ST36)、ST31へジャンプする。なお、現在の状態が運転中でなく待機中であれば、待機中を維持する。
一方、無線リモコン10から信号を受信した(ST31−Y)、受信した信号は設定湿度データ(図9に示すデータ)か確認する(ST32)。受信した信号が設定湿度データでない場合(ST32−N)、受信した信号の指示に従って運転開始や運転停止などの処理を行う(ST37)。次に受信した信号の指示が運転モードと設定温度である場合は、これらを記憶部28へ記憶する(ST38)。そしてST31へジャンプする。
一方、受信した信号が設定湿度データである場合(ST32−Y)、次にエアコン80が暖房運転モードで運転中か確認する(ST33)。これは記憶部28に記憶されているエアコン80に対する操作指示の状態で判断する。エアコン80が暖房運転モードで運転中でない場合(ST33−N)、ST31へジャンプする。
エアコン80が暖房運転モードで運転中である場合(ST33−Y)、記憶部28に記憶している現在のエアコン80の設定温度(指示設定温度)と、受信した設定湿度データ(指示設定湿度)とを基にして、記憶部28に予め記憶している目標温度偏差テーブルからから目標温度偏差の値を抽出し、この値と指示設定温度の値とを加算して目標温度を算出する(ST34)。そして算出した目標温度が室温になるように暖房運転を開始し(ST35)、そしてST31へジャンプする。
なお、実施例1及び実施例2ではエアコン80を電波で、加湿装置100を赤外線でそれぞれ制御するように記載しているが、これに限るものでなく、両方とも電波や赤外線、または、エアコン80を赤外線、加湿装置100を電波で、それぞれ制御するようにしてもよい。また、本発明の考え方を用いて除湿装置と冷房装置との連携運転を行うようにしてもよい。
10 無線リモコン
11 表示部
11a 数字表示エリア
12 キー入力部
13 記憶部
14 赤外線送信部
15 リモコン制御部(制御手段)
16 電波送信部
20 室内機
21 電波受信部
22 通信部
23 送風ファンモータ
24 ステッピングモータ
25 室温センサ入力部
26 室内機制御部(制御手段)
27 室温センサ
28 記憶部
30 室外機
68 リモコン受信部
80 エアコン
81 前面パネル
83 吹出口
84 上下風向板
87 吸込グリル
100 加湿装置

Claims (3)

  1. 受信した設定温度に関する指示信号に従って運転を行う暖房機器と、受信した設定湿度に関する指示信号に従って運転を行う加湿装置と、ユーザーによる運転指示を受け付けて同運転指示と対応する指示信号を前記暖房機器と前記加湿装置との両方の機器に送信可能なリモコンとを同一の室内に設置した空気調和システムであって、
    前記空気調和システムは、記憶部と前記室内の室温を制御する制御手段とを備えており、前記暖房機器の設定温度と前記加湿装置の設定湿度とに対応して規定され、湿度を考慮して体感的に前記設定温度となる室温の目標温度と前記設定温度との差である目標温度偏差からなる目標温度偏差テーブルが予め前記記憶部に記憶されており、
    前記制御手段は、前記設定温度である指示設定温度、または、前記設定湿度である指示設定湿度を前記運転指示によって指示された場合、前記指示設定温度や前記指示設定湿度を前記記憶部に記憶し、
    前記リモコンによって前記設定湿度の運転指示を受け付けた時、
    前記指示設定湿度と前記指示設定温度とに基づいて前記目標温度偏差テーブルから前記目標温度偏差を抽出し、同目標温度偏差と前記指示設定温度とから目標温度を算出し、同目標温度が前記室内の温度となるように空調運転することを特徴とする空気調和システム。
  2. 受信した設定温度に関する指示信号に従って運転を行う暖房機器と、受信した設定湿度に関する指示信号に従って運転を行う加湿装置とが同一の室内に設置された空気調和システムに備えられ、ユーザーによる運転指示を受け付けて同運転指示と対応する指示信号を前記暖房機器と前記加湿装置との両方の機器に送信可能なリモコンであって、
    前記リモコンは、記憶部と同リモコンを制御する制御手段とを備えており、前記暖房機器の設定温度と前記加湿装置の設定湿度とに対応して規定され、湿度を考慮して体感的に前記設定温度となる室温の目標温度と前記設定温度との差である目標温度偏差からなる目標温度偏差テーブルが予め前記記憶部に記憶されており、
    前記制御手段は、前記設定温度である指示設定温度、または、前記設定湿度である指示設定湿度を前記運転指示によって指示された場合、それぞれを前記記憶部に記憶し、
    前記設定湿度の運転指示を受け付けた時、
    前記指示設定湿度と前記指示設定温度とに基づいて前記目標温度偏差テーブルから前記目標温度偏差を抽出し、同目標温度偏差と前記指示設定温度とから目標温度を算出し、同目標温度を前記暖房機器の設定温度の指示信号として前記暖房機器へ送信することを特徴とする空気調和システムのリモコン。
  3. 受信した設定湿度に関する指示信号に従って運転を行う加湿装置と、ユーザーによる運転指示を受け付けて同運転指示と対応する前記指示信号を前記加湿装置を含む複数の機器に送信可能なリモコンとを同一の室内に備えた空気調和システム内に設置され、受信した前記指示信号に従って運転を行う暖房機器であって、
    前記暖房機器は、記憶部と同暖房機器を制御する制御手段とを備えており、前記暖房機器の設定温度と前記加湿装置の設定湿度とに対応して規定され、湿度を考慮して体感的に前記設定温度となる室温の目標温度と前記設定温度との差である目標温度偏差からなる目標温度偏差テーブルが予め前記記憶部に記憶されており、
    前記制御手段は、前記設定温度である指示設定温度、または、前記設定湿度である指示設定湿度を前記運転指示によって指示された場合、前記指示設定温度や前記指示設定湿度を前記記憶部に記憶し、
    設定湿度に関する前記運転指示を受け付けた時、
    前記指示設定湿度と前記指示設定温度とに基づいて前記目標温度偏差テーブルから前記目標温度偏差を抽出し、同目標温度偏差と前記指示設定温度とから目標温度を算出し、同目標温度が前記室内の温度となるように空調運転することを特徴とする暖房機器。
JP2010261968A 2010-11-25 2010-11-25 空気調和システム、同システムで使用される暖房機器及びリモコン Pending JP2012112584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010261968A JP2012112584A (ja) 2010-11-25 2010-11-25 空気調和システム、同システムで使用される暖房機器及びリモコン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010261968A JP2012112584A (ja) 2010-11-25 2010-11-25 空気調和システム、同システムで使用される暖房機器及びリモコン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012112584A true JP2012112584A (ja) 2012-06-14

Family

ID=46496998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010261968A Pending JP2012112584A (ja) 2010-11-25 2010-11-25 空気調和システム、同システムで使用される暖房機器及びリモコン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012112584A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016042018A (ja) * 2014-08-15 2016-03-31 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Delta Electronics,Inc. 空調設備の制御方法
JP2018071808A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 三菱電機株式会社 空気調和システム
WO2020158615A1 (ja) * 2019-01-29 2020-08-06 ダイキン工業株式会社 空気調和システム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584931U (ja) * 1981-06-30 1983-01-13 ゼネラル・エアコン株式会社 空気調和機の制御装置
JPS6449841A (en) * 1987-08-18 1989-02-27 Fujitsu General Ltd Operation control method of humidifier
JPH01184359A (ja) * 1988-01-14 1989-07-24 Daikin Ind Ltd 空気調和機の制御装置
JPH0674518A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Toshiba Corp 空気調和機の湿度制御装置
JPH0735389A (ja) * 1993-07-23 1995-02-07 Toshiba Corp 空気調和機
JP2002089937A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置の制御方法。

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584931U (ja) * 1981-06-30 1983-01-13 ゼネラル・エアコン株式会社 空気調和機の制御装置
JPS6449841A (en) * 1987-08-18 1989-02-27 Fujitsu General Ltd Operation control method of humidifier
JPH01184359A (ja) * 1988-01-14 1989-07-24 Daikin Ind Ltd 空気調和機の制御装置
JPH0674518A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Toshiba Corp 空気調和機の湿度制御装置
JPH0735389A (ja) * 1993-07-23 1995-02-07 Toshiba Corp 空気調和機
JP2002089937A (ja) * 2000-09-13 2002-03-27 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和装置の制御方法。

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016042018A (ja) * 2014-08-15 2016-03-31 台達電子工業股▲ふん▼有限公司Delta Electronics,Inc. 空調設備の制御方法
JP2018071808A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 三菱電機株式会社 空気調和システム
WO2020158615A1 (ja) * 2019-01-29 2020-08-06 ダイキン工業株式会社 空気調和システム
JP2020122585A (ja) * 2019-01-29 2020-08-13 ダイキン工業株式会社 空気調和システム
US11852366B2 (en) 2019-01-29 2023-12-26 Daikin Industries, Ltd. System and method to control an air conditioning system using a voice command

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108061363A (zh) 用于室内温度调节控制的方法
CN108692362B (zh) 空气调节器、便携装置以及空气调节系统
JP2015108464A (ja) 運転制御システム
JP2013231550A (ja) 空気調和システム
JP2012112584A (ja) 空気調和システム、同システムで使用される暖房機器及びリモコン
CA2877528C (en) Air conditioning system
JP5459151B2 (ja) 空気調和機
JP5392136B2 (ja) 空調機システム
JP5787842B2 (ja) 空調用リモートコントローラー、室内機、及び空気調和システム
JP2011069518A (ja) 空気調和機の制御装置
US20080006708A1 (en) Move-a-thermostat system
JP4650480B2 (ja) 空気調和機のリモコン
WO2021214858A1 (ja) 空気調和機及び管理装置
JP2010048501A (ja) 空気調和機の制御装置
JP6139097B2 (ja) 空気調和機
JP4446896B2 (ja) 空気調和システム及び空気調和機
JPH09210433A (ja) 多室空気調和機用操作装置及び操作表示方法
JPH09196441A (ja) 空気調和装置
JP2010060169A (ja) コントローラ及び空気調和システム
JP2009144958A (ja) 空気調和機
JP2008232553A (ja) 空気調和機
JP4044464B2 (ja) 空調システム
JP2012063112A (ja) 空気調和機
JP2017180940A (ja) 空気調和機
WO2021038694A1 (ja) 遠隔操作システムおよび空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140401