JP5787842B2 - 空調用リモートコントローラー、室内機、及び空気調和システム - Google Patents

空調用リモートコントローラー、室内機、及び空気調和システム Download PDF

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Description

本発明は、空調用リモートコントローラー、室内機、及び空気調和システムに関する。
従来の空気調和機の空調用リモートコントローラーには、室内機の運転内容と、空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致であれば、その旨を表示部により点滅表示させるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−81724号公報(段落[0010])
しかしながら、近年の空気調和機の中には、焦電センサー、サーモパイルセンサー、輻射センサー、温湿度センサー、及びカメラ等の各種センサーが搭載され、その各種センサーで検知した各種情報に基づいて、自動的に運転状態が変更されるものがある。特許文献1に記載されているような空調用リモートコントローラーでは、ただ単純に、室内機の運転内容と、空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である旨を表示するだけであり、不一致となった原因を報知することもなく、その不一致状態から一致状態へと導く方法を報知することもなかった。
この結果、ユーザーの使い勝手や利便性を向上させることができないという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、自動的に運転状態が変更され、室内機の運転内容と、空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である場合、不一致である旨と、不一致となった原因と、不一致状態から一致状態へと導く方法とを表示部により報知することができる空調用リモートコントローラー、室内機、及び空気調和システムを提供することを目的とするものである。
本発明の空調用リモートコントローラーは、室内機に制御指令を送信する空調用リモートコントローラーであって、前記室内機の運転内容を受信する送受信部と、前記室内機の運転内容と、前記空調用リモートコントローラーの設定内容とを比較する制御部と、前記制御部による比較結果に基づいた表示内容を表示する表示部と、前記室内機の運転内容と前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である原因に関する複数の原因情報および前記室内機の運転内容と前記空調用リモートコントローラーの設定内容とを一致させるための複数の状態一致方法情報の少なくともいずれか一方を記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、前記室内機が判断して動作する特殊運転モード中に、前記室内機の運転内容と、前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である場合、前記室内機の運転内容と前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である旨と、前記複数の原因情報のうち、前記室内機の運転内容に対応する原因情報および前記複数の状態一致方法情報のうち、前記室内機の運転内容に対応する状態一致方法情報の少なくともいずれか一方と、を前記表示部により報知させるものである。
本発明は、自動的に運転状態が変更され、室内機の運転内容と、空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である場合、不一致である旨と、不一致となった原因と、不一致状態から一致状態へと導く方法とを表示部により報知する。これにより、運転内容と設定内容とが不一致である旨と、不一致となった原因と、不一致状態から一致状態へと導く方法とをユーザーに報知することができる。したがって、ユーザーの使い勝手や利便性を向上させることができるという効果を有する。
本発明の実施の形態1における空気調和システム1の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における室内機11及び空調用リモートコントローラー5の電気的な構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における記憶部89に格納されるコード対応テーブル98の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における記憶部54に格納されるコード対応テーブル68の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における空調用リモートコントローラー5の外観の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態1における制御部51及び制御部81の制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態1における特殊運転モード中でない場合の記憶部89に格納されるコード対応テーブル98の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致する場合の空調用リモートコントローラー5の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1における特殊運転モード中である場合の記憶部89に格納されるコード対応テーブル98の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の別の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の分割第1表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の分割第2表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の分割第3表示例を示す図である。 本発明の実施の形態1における空調用リモートコントローラー5の外観の他の構成例を示す図である。 本発明の実施の形態2における室内機11及び空調用リモートコントローラー5の電気的な構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における制御部51及び制御部81の制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態3における空気調和システム1の概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和システム1の概略構成を示す図である。図1に示すように、空気調和システム1は、室内機11及び室外機15を備える空気調和機3と、空調用リモートコントローラー5とが通信媒体を介して相互通信するものである。つまり、空調用リモートコントローラー5は、室内機11と相互通信することにより、制御指令及び空気調和機3の室内機11の運転内容に関する情報等を送受信するものである。
なお、空調用リモートコントローラー5の外観の構成例、内部の構成例、処理の詳細については後述する。
また、通信媒体は特に限定するものではない。通信媒体は、例えば、無線であってもよく、有線であってもよい。また、上記の説明においては、室内機11が空調用リモートコントローラー5と相互通信を行う一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。例えば、図示はしていないが、室外機15が空調用リモートコントローラー5と相互通信を行うことにより、空気調和機3の室内機11の運転内容に関する情報等を送受信してもよい。
空気調和機3は、図示しない冷媒回路を備え、冷房運転や暖房運転により室内に冷風や温風等を供給する。冷媒回路は、冷媒が充填されており、冷媒配管内を冷媒が循環することで蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うものである。冷媒回路は、例えば、室外機15に設けられる圧縮機、室内機11に設けられる室内熱交換器、室外機15に設けられる膨張弁、及び室外機15に設けられる室外熱交換器(いずれも図示せず)が接続されて形成されるものである。
図2は、本発明の実施の形態1における室内機11及び空調用リモートコントローラー5の電気的な構成例を示すブロック図である。図2に示すように、空調用リモートコントローラー5は、制御部81、送受信部83、表示部85、操作部87、記憶部89等を備える。室内機11は、制御部51、送受信部53、記憶部54、センサー部55、駆動部57、及び報知部58等を備える。
空調用リモートコントローラー5の電気的な構成例について説明する。なお、ここでは空調用リモートコントローラー5の機能構成について説明する。空調用リモートコントローラー5の外観に関する説明については図5を用いて後述し、動作に関する説明については図6〜11を用いて後述する。
制御部81は、記憶部89から処理プログラム等を読出し、一定のクロックを供給する図示しない発信器の周波数に基づいて実行する。制御部81は、ユーザーにより操作部87が操作されたとき、その操作に対応して、空気調和機3を制御するコードである制御指令を送受信部83に供給したり、操作部の操作結果を表示部85に供給したりする。
具体的には、制御部81は、運転状態情報保持部91、設定状態情報保持部92、表示内容生成部94、及び比較部96を備える。
制御部81は、例えば、マイクロプロセッサユニットを主体として構成されるため、そのマイクロプロセッサユニットと連係するレジスタやキャッシュメモリ(いずれも図示せず)等により、運転状態情報保持部91及び設定状態情報保持部92が形成される。
運転状態情報保持部91は、室内機11の送受信部53から取得した室内機11の運転内容に関する情報を保持するものである。室内機11の運転内容とは、例えば、特殊運転情報、運転状態情報、及びお知らせ情報である。これらの情報が符号化されてコードとなったものが運転状態情報保持部91に保持される。
設定状態情報保持部92は、空調用リモートコントローラー5に設定された設定内容に関する情報を保持するものである。例えば、設定状態情報保持部92には、操作部87の操作信号により、上記で説明した運転状態情報が保持される。
すなわち、設定状態情報保持部92には、操作部87の操作信号に基づいて生成された運転状態情報が符号化されてコードとなったものが保持される。
制御部81は、表示内容生成部94を備える。表示内容生成部94は、運転状態情報保持部91、設定状態情報保持部92、比較部96の比較結果、及び記憶部89から入力される表示文字、表示画像データ等に基づき2次元または3次元の画像を生成して、表示部85に供給する。
制御部81は、比較部96を備える。比較部96は、運転状態情報保持部91に保持されている情報と、設定状態情報保持部92に保持されている情報とに基づいて、両者が不一致であるか否かを比較する。すなわち、比較部96は、運転状態情報保持部91に保持されているコードと、設定状態情報保持部92に保持されているコードとを比較する処理を実行する。
送受信部83は、制御部81から供給されるコードを送信用に変調処理して、その変調された送信信号を室内機11に送信する。送受信部83は、室内機11の送受信部53から供給されるコードを受信用に復調処理して、その復調された受信信号を制御部81に供給する。
表示部85は、記憶部89に格納されているデータを表示したり、制御部81の処理結果を表示するものである。
操作部87は、各種操作ボタンが押下されると各操作ボタンに対応したコードが生成され、生成されたコードが空調用リモートコントローラー5の内部制御を行う制御部81に供給される。なお、各種操作ボタンの詳細については、図5を用いて後述する。
記憶部89は、例えば、書換え可能なRAM(Random Access Memory)を用いて、一時的にデータを保存する。記憶部89は、例えば、読出しのみ可能なROM(Read Only Memory)を用いて、処理プログラム、パラメータ、各種操作ボタンに対応するコード、及び室内機11から取得したコードに対応する情報等が記憶してある。すなわち、記憶部89は、RAMやROM等から構成されている。
記憶部89は、図3を用いて詳述するコード対応テーブル98を備える。コード対応テーブル98は、コードと、そのコードに対応する各種内容とを紐付けするテーブルであり、詳細については図3を用いて説明する。
なお、記憶部89は、コード対応テーブル98の他にも、処理プログラムや各種データ等を備えているが、その図示については省略する。例えば、記憶部89は、表示内容生成部94が各種画像を生成するときに用いられる表示画像に関する各種テンプレート画像データ等や各種文字を生成するときに用いられる表示文字に関する各種テンプレート文字データ等を保持している。
室内機11の電気的な構成例について説明する。制御部51は、記憶部54から処理プログラム等を読出し、一定のクロックを供給する図示しない発信器の周波数に基づいて実行する。制御部51は、センサー部55で検知した検知値に基づいて、空気調和機3を制御する。例えば、制御部51は、圧縮機、四方弁、室外ファン、室内ファン、及び膨張弁を制御する制御命令を駆動部57に供給する。
制御部51は、空気調和機3の稼働中、運転状態情報61、お知らせ情報62、及び特殊運転情報63等を記憶部54に格納する。制御部51は、空調用リモートコントローラー5へ、記憶部54に格納した運転状態情報61、お知らせ情報62、及び特殊運転情報63等を送受信部53により送信させる場合、記憶部54に格納されているコード対応テーブル68に基づいて符号化してコードとなったものを変調して送信する。
送受信部53は、制御部51から供給されるコードを送信用に変調処理して、その変調された送信信号を空調用リモートコントローラー5に送信する。送受信部53は、空調用リモートコントローラー5の送受信部83から供給されるコードを受信用に復調処理して、その復調された受信信号を制御部51に供給する。
記憶部54は、例えば、書換え可能なRAM(Random Access Memory)を用いて、一時的にデータを保存する。記憶部54は、例えば、読出しのみ可能なROM(Read Only Memory)を用いて、処理プログラム、パラメータ、各種コード、及び空調用リモートコントローラー5から取得したコードに対応する情報等が記憶してある。すなわち、記憶部54は、RAMやROM等から構成されている。
記憶部54は、図4を用いて詳述するコード対応テーブル68を備える。コード対応テーブル68は、コードと、そのコードに対応する各種内容とを紐付けするテーブルである。
センサー部55は、例えば、焦電センサー、サーモパイルセンサー、輻射センサー、温湿度センサー、及びカメラ等により形成されるものである。室内機11は、特殊運転モードや通常運転モードによる運転を行う場合、センサー部55で検知した検知値を利用する。例えば、特殊運転モード実行中、センサー部55がサーモパイルセンサー等により空気調和対象となる屋内に人が不在となったことを検知した場合、制御部51は、自動OFFモードに移行する。また、この後、センサー部55が人が存在することを検知した場合、制御部51は、自動ONモードに移行する。
通常運転モード及び特殊運転モードについて具体的に説明する。室内機11には、通常運転モードと特殊運転モードとが組み込まれている。
通常運転モードは、例えば、後述するシーンセレクトボタン87bが押下された場合に実行される運転モードである。詳細については後述するが、「全体を暖めたい」というシーンが選択された場合、室内機11は上述した各種センサによりセンシングをしながら、その要望に基づいて制御を行う。また、通常運転モードは、この他にも、冷房運転、暖房運転、除湿運転、及び送風運転等の運転も含まれる。
一方、特殊運転モードは、空調用リモートコントローラー5の設定内容とは独立して動作する運転モードである。例えば、詳細については後述するが、「自動ONモード」が室内機11により実行中の場合、空調用リモートコントローラー5の設定内容が「運転OFF」であったとしても、室内機11は、各種センサによりセンシングした結果、人の在室を検知したとき、自動的に運転ONに室内機11の制御状態を遷移する。
駆動部57は、例えば、上下風向調整羽根であるフラップの角度や左右風向調整羽根であるルーバーの角度等についても制御する。
報知部58は、制御部51による特殊運転モードが実行中、空調用リモートコントローラー5から取得した運転状態情報と、室内機11が保持する運転状態情報61とが異なる場合、空調用リモートコントローラー5から取得した運転状態情報と、室内機11が保持する運転状態情報61とが異なることを報知する。例えば、報知部58は、音や光等により通常の運転状態ではない旨を報知する。具体的には、報知部58は、発光素子としてLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)で構成されている場合、LEDを所定の間隔、例えば、1秒ごとに点滅させることで通常の運転状態ではない旨を報知する。
なお、報知部58は、空調用リモートコントローラー5から取得した運転状態情報と、室内機11が保持する運転状態情報61とが異なる場合、例えば、通常時と比較して、LEDの点滅間隔を変えてもよい。具体的には、報知部58は、点滅間隔を早くしてユーザーにその旨を報知してもよい。また、報知部58は、点滅間隔を最初短くし、その後、段階的に点滅間隔を長くすることでその旨を報知してもよい。要するに、通常と異なる状態であることが報知されればよい。
また、報知部58は、ブザーで構成されている場合、ブザーを所定の間隔、例えば、2秒ごとに鳴動することで通常の運転状態ではない旨を報知する。
なお、上記で説明した報知部58の構成は一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
図3は、本発明の実施の形態1における記憶部89に格納されるコード対応テーブル98の一例を示す図である。図3に示すように、コード対応テーブル98には、特殊運転情報、運転状態情報、及びお知らせ情報が格納されることとなっている。このうち、空調用リモートコントローラー5の設定内容は、運転状態情報である。また、室内機11の運転内容は、特殊運転情報、運転状態情報及びお知らせ情報である。
運転状態情報は、通常運転モードに関する情報、具体的には、室内機11が室外機15と連係して動作する際の通常運転に関する情報であり、その情報が符号化されてコードとなったものである。つまり、運転状態情報は、室内機11の運転内容に関する情報である。
ただし、後述するように、運転状態情報の中にも、特殊運転モードである場合を示すコードが含まれるようにしてある。つまり、運転状態情報が確認されることで、特殊運転モードであるか否かが判定でき、さらに、特殊運転モードである場合には、後述するように、特殊運転情報が確認されればその詳細が判別できるようなデータ構造にしてある。
特殊運転情報は、特殊運転モードに関する情報である。特殊運転モードは、上記の一例で説明したように、室内機11が、空調用リモートコントローラー5で設定された設定内容に基づいた制御ではなく、各種センサの検知結果に基づいて自動的に制御を実行する運転モード又は後述するサブリモートコントローラー6等での操作による運転モードである。また、特殊運転情報は、その情報が符号化されてコードとなったものである。
よって、特殊運転情報は、空調用リモートコントローラー5以外の制御指令により制御される場合に使用されるコードである。
お知らせ情報は、空気調和機3の現在の稼働状況に対し、省エネを促進させる提案情報であり、その情報が符号化されてコードとなったものである。
特殊運転情報の項目には、コードが格納され、そのコードに該当する状態不一致原因対応テーブルが紐付けされる。
運転状態情報の項目には、コードとそのコードに対応するコード対応情報とが格納され、そのコードに該当する運転状態情報対応テーブルが紐付けされる。
お知らせ情報の項目には、コードが格納され、そのコードに該当するお知らせ対応テーブルが紐付けされる。
状態不一致原因対応テーブルは、コードと、そのコードに対応する内容、すなわち不一致原因とが紐付けされたテーブルであり、各不一致原因を改善する状態一致方法情報がさらに紐付けされる。
例えば、コード1の場合、その不一致原因として自動ONモードが割り当てられ、それに対する改善策がコード1用状態一致方法情報として紐付けされている。また、コード2の場合、その不一致原因として自動OFFモードが割り当てられ、それに対する改善策がコード2用状態一致方法情報として紐付けされている。また、コード3の場合、その不一致原因として自動セーブモードが割り当てられ、それに対する改善策がコード3用状態一致方法情報として紐付けされている。また、コード4の場合、その不一致原因として自動制御モードが割り当てられ、それに対する改善策がコード4用状態一致方法情報として紐付けされている。また、コード5の場合、その不一致原因として他リモートコントローラー等での操作が割り当てられ、それに対する改善策がコード5用状態一致方法情報として紐付けされている。また、コード99の場合、その不一致原因として送受信失敗が割り当てられ、それに対する改善策がコード99用状態一致方法情報として紐付けされている。
なお、後述するように、特殊運転モードに該当するものは、コード1〜5であり、上記で説明したコード99は、特殊運転モードに該当しない。
自動ONモードとは、後述するセンサー部55で検知した検知値に基づいて、自動的に空気調和機3の運転が開始されているモードである。例えば、センサー部55にサーモパイルセンサーが設けられている場合、屋内での人の存否を検知することが可能となる。そこで、屋内において、人が不在の状態から人が存在する状態へ移行した場合、自動的に空気調和機3の運転が開始するモードが自動ONモードである。
自動OFFモードとは、後述するセンサー部55で検知した検知値に基づいて、自動的に空気調和機3の運転が停止されているモードである。例えば、センサー部55にサーモパイルセンサーが設けられている場合、屋内での人の存否を検知することが可能となる。そこで、屋内において、人が存在する状態から人が不在の状態へ移行した場合、自動的に空気調和機3の運転が停止するモードは自動OFFモードとして設定されている。
自動セーブモードとは、後述するセンサー部55で検知した検知値に基づいて、自動的に空気調和機3の運転が省エネ側で稼働しているモードである。例えば、室内機11は、冷房運転のときには、設定温度を高めに再設定し、暖房運転のときには、設定温度を低めに再設定する。これにより、省エネ側、すなわち、省電力となるように空調運転が制御される。
自動制御モードとは、後述するセンサー部55で室温や人体の体感温度等を検知した検知値に基づいて、各運転モードや設定温度、風速や風向等を自動制御するモードである。例えば、センサー部55に輻射センサーや温湿度センサーが設けられている場合、室温や人体の体感温度を検知することが可能となる。そこで、屋内で室温や人体の体感温度を検知した場合、各運転モードや設定温度、風速や風向等を自動制御するモードが自動制御モードである。
他リモートコントローラー等での操作とは、図18を用いて後述するように、サブリモートコントローラー6からの操作や、図18で後述するエネルギー管理システム7での操作等による制御指令により空気調和機3の運転が制御される操作である。
以上、自動ONモード、自動OFFモード、自動セーブモード、自動制御モード、及び他リモートコントローラー等での操作の何れかが特殊運転モードに該当し、次に説明する送受信失敗は、特殊運転モードに該当しない。なお、上記で説明した特殊運転モードは一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
送受信失敗とは、図6を用いて後述するように、特殊運転モード中ではないのに運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合に相当する。
なお、上記の説明で用いたコードは一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
運転状態情報対応テーブルは、コードと、そのコードに対応する内容とが紐付けされたテーブルである。
例えば、コード101の場合、その内容として運転ONが割り当てられている。また、コード102の場合、その内容として運転OFFが割り当てられている。また、コード103の場合、その内容として冷房が割り当てられている。また、コード104の場合、その内容として暖房が割り当てられている。また、コード105の場合、その内容として除湿が割り当てられている。また、コード106の場合、その内容として送風が割り当てられている。また、コード107の場合、その内容として特殊運転モードが割り当てられている。また、コード108の場合、その内容として設定温度が割り当てられている。また、コード109の場合、その内容として設定湿度が割り当てられている。また、コード110の場合、その内容として風速が割り当てられている。また、コード111の場合、その内容として風向が割り当てられている。
なお、コード103〜106については、運転状態情報の項目には、コードの他に、コード対応情報が格納される。例えば、コード103には冷房運転が割り当てられているため、コード108に対応する設定温度に関する情報、コード110に対応する風速に関する情報、及びコード111に対応する風向に関する情報が格納される。
つまり、コードには、コード103、108、コード110、及びコード111が格納され、コード対応情報として、各コードに対応する情報が互いに識別可能な形式でコード対応情報に格納される。
なお、コード103〜106及びランドリーに相当するコード(図示せず)が、通常運転モードに相当するものである。
お知らせテーブルは、コードと、そのコードに対応する内容とが紐付けされたテーブルであり、その各内容の方法情報がさらに紐付けされている。
例えば、コードaの場合、その内容として窓開き検知が割り当てられ、それに対する方法がコードa用お知らせ方法情報として紐付けされている。また、コードbの場合、その内容としてセーブ運転推奨が割り当てられ、それに対する方法がコードb用お知らせ方法情報として紐付けされている。また、コードcの場合、その内容として運転停止推奨が割り当てられ、それに対する方法がコードc用お知らせ方法情報として紐付けされている。また、コードdの場合、その内容として最適運転が割り当てられ、それに対する方法がコードd用お知らせ方法情報として紐付けされている。また、コードeの場合、その内容として故障が割り当てられ、それに対する方法がコードe用お知らせ方法情報として紐付けされている。
なお、コードが特に設定されていない場合、その内容としてはブランク状態であり、それに対する方法がダミー情報として紐付けされている。
窓開き検知とは、窓やカーテンが開いていることがお知らせ内容として設定されている。セーブ運転推奨とは、セーブ運転した方が省エネになることがお知らせ内容として設定されている。運転停止推奨とは、運転停止した方が良いことがお知らせ内容として設定されている。最適運転とは、最適運転した方が良いことがお知らせ内容として設定されている。故障とは、故障している可能性が高いことがお知らせ内容として設定されている。
なお、各コードと、各テーブルとが紐付けされた一例については図7〜11を用いて後述する。また、上記の説明では、空調用リモートコントローラー5の設定内容に関するコード対応テーブル98の一例について説明した。室内機11で設定された運転内容に関するコード対応テーブル68については、コード対応テーブル98に対し、状態不一致原因対応テーブルに各コード用状態一致方法情報が削除され、お知らせ対応テーブルに各コード用お知らせ方法情報が削除されたものであってもよい。
なお、これらの各種情報は削除されていなくてもよい。また、上記の説明で用いたコードは一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
上記のようなコード対応テーブル98の構成を前提として、例えば、空調用リモートコントローラー5は、設定状態情報保持部92に格納されたコードを処理するときには、コード対応テーブル98に、そのコードを展開させ、運転状態情報と運転状態情報対応テーブルとの紐付けが形成され、お知らせ情報とお知らせ対応テーブルとの紐付けが形成される。
また、例えば、空調用リモートコントローラー5は、運転状態情報保持部91に格納されたコードを処理するときには、コード対応テーブル98に、そのコードを展開させ、特殊運転情報と状態不一致原因対応テーブルとの紐付けが形成され、運転状態情報と運転状態情報対応テーブルとの紐付けが形成され、お知らせ情報とお知らせ対応テーブルとの紐付けが形成される。
図4は、本発明の実施の形態1における記憶部54に格納されるコード対応テーブル68の一例を示す図である。なお、空調用リモートコントローラー5と同様の構成についての説明は省略する。つまり、ここでは、特殊運転情報及びそれに紐付けされている状態不一致原因対応テーブルの構成について説明する。図4に示すように、室内機11の運転内容は、特殊運転情報、運転状態情報、及びお知らせ情報である。
特殊運転情報として、コードが格納され、そのコードに該当する状態不一致原因対応テーブルが紐付けされる。
状態不一致原因対応テーブルは、コードと、そのコードに対応する内容、すなわち不一致原因とが紐付けされたテーブルである。
例えば、コード1の場合、その不一致原因として自動ONモードが割り当てられている。また、コード2の場合、その不一致原因として自動OFFモードが割り当てられている。また、コード3の場合、その不一致原因として自動セーブモードが割り当てられている。また、コード4の場合、その不一致原因として自動制御モードが割り当てられている。また、コード5の場合、その不一致原因として他リモートコントローラー等での操作が割り当てられている。また、コード99の場合、その不一致原因として送受信失敗が割り当てられている。
なお、上述したように、特殊運転モードに該当するものは、コード1〜4であり、上記で説明したコード5及びコード99は、特殊運転モードに該当しない。
自動ONモード、自動OFFモード、自動セーブモード、自動制御モード、他リモートコントローラー等での操作、及び送受信失敗については、上述したものと同様であるため、ここではその詳細についての説明は省略する。
なお、上記の説明で用いたコードは一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
このように、コード対応テーブル68とコード対応テーブル98との相違点は、コード対応テーブル68に関しては各種方法情報に関する紐付けがなされていない点である。その理由は、室内機11側で各種方法情報を紐付けする必要がないためである。なお、室内機11側で各種方法を報知する構成となった場合には、当然の如く、それらの情報は必要であるため、紐付けされていることとなる。
なお、記憶部54は、運転状態情報61、お知らせ情報62、及び特殊運転情報63を制御部51から供給される都度格納する。
図5は、本発明の実施の形態1における空調用リモートコントローラー5の外観の構成例を示す図である。図5に示すように、空調用リモートコントローラー5は、合成樹脂等により略直方体状の筐体17に成型してあり、送受信部83、表示部85、及び操作部87を備える。
なお、空調用リモートコントローラー5の奥行きについての図示は省略する。
送受信部83は、上記で説明したように、符号化されてコードとなった室内機11の運転内容や制御指令等の信号等を室内機11と送受信する。送受信部83は、例えば、発光素子としてLEDを用いて赤外線信号を送信するLEDと、受光素子としてフォトダイオードを用いて赤外線信号を受信するフォトダイオードとから形成される。
なお、室内機11に搭載される送受信部53も同様の構成で実現可能である。
表示部85は、例えば、液晶表示装置等で構成され、空気調和機3の空調用リモートコントローラー5による設定内容や空気調和機3の運転内容等を表す設定温度や運転モード等を表示する。
表示部85は、室内機11から情報を受信した後、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5により設定された設定内容とが一致である場合、省エネを促進させる方法について表示する。
表示部85は、室内機11から情報を受信した後、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5により設定された設定内容とが不一致である場合、不一致である旨と、不一致となった原因と、不一致を改善する方法とを表示する。
なお、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5により設定された設定内容とが一致である場合の省エネを促進させる方法の表示の詳細例については図8を用いて後述する。
また、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5により設定された設定内容とが不一致である場合の表示の詳細例については図10、11を用いて後述する。
操作部87は、例えば、各種操作ボタン等で構成され、空気調和機3の運転を開始したり停止したり、空気調和機3の運転モードを変更したり、設定温度を変更したりする命令を受け付けるインタフェースである。
具体的には、操作部87は、運転入/切ボタン87a、シーンセレクトボタン87b、上三角ボタン87c、下三角ボタン87d、戻るボタン87e、メニューボタン87f、決定ボタン87g、情報ボタン87h、冷房ボタン87i、除湿ボタン87j、及び暖房ボタン87kを備えている。
運転入/切ボタン87aは、空気調和機3の運転開始命令と停止命令とを受け付けるインタフェースである。空気調和機3が停止中に運転入/切ボタン87aが押下されると、空気調和機3は運転を開始し、表示部85には空調用リモートコントローラー5に設定された運転モードと設定温度と設定湿度とが表示される。空気調和機3が運転中に運転入/切ボタン87aが押下されると、空気調和機3は運転を停止する。
シーンセレクトボタン87bは、予め設定された想定される要望が、運転モード別に一覧表示されるインタフェースである。
例えば、運転モードが暖房の場合、想定される要望として、「足元を暖めたい」、「すぐに暖めたい」、「風をよけたい」、及び「全体を暖めたい」等が選択可能な一覧として表示される。
また、例えば、運転モードが冷房の場合、想定される要望として、「すぐに冷やしたい」、「風をよけたい」、及び「風で涼みたい」等が選択可能な一覧として表示される。また、例えば、運転モードが除湿の場合、想定される要望として、「除菌脱臭したい」、「送風にしたい」、「空気を回したい」、及び「快適に眠りたい」等が選択可能な一覧として表示される。
上三角ボタン87cは、表示部85に表示されている設定温度を上げる変更を受け付けるインタフェースである。上三角ボタン87cは、例えば、1回押下されるごとに設定温度を所定の範囲上げる。温度の上げ幅は、例えば、+0.5℃ずつ上げる処理が空気調和機3に対して実行される。また、温度の上げ幅は、例えば、+1℃ずつ上げる処理が空気調和機3に対して実行される。なお、上記で説明した温度の上げ幅は一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
また、上三角ボタン87cは、表示部85に表示される表示内容の位置をずらしたり、表示内容に提示されている項目を選択させる際にも利用される。
下三角ボタン87dは、表示部85に表示されている設定温度を下げる変更を受け付けるインタフェースである。下三角ボタン87dは、例えば、1回押下されるごとに設定温度を所定の範囲下げる。温度の下げ幅は、例えば、−0.5℃ずつ下げる処理が空気調和機3に対して実行される。また、温度の下げ幅は、例えば、−1℃ずつ下げる処理が空気調和機3に対して実行される。なお、上記で説明した温度の下げ幅は一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
また、下三角ボタン87dは、表示部85に表示される表示内容の位置をずらしたり、表示内容に提示されている項目を選択させる際にも利用される。
戻るボタン87eは、表示部85に表示されている画面を一つ前の画面に戻す等の処理を受け付けるインタフェースである。
メニューボタン87fは、表示部85に表示されているメニューの詳細設定を受け付けるインタフェースである。
決定ボタン87gは、表示部85に表示されている項目を設定したり、空気調和機3の稼働中に運転内容を確認したりする処理を受け付けるインタフェースである。
情報ボタン87hは、室内機11が保持する室内機11の運転内容に関する情報を室内機11へ要求する処理を受け付けるインタフェースである。情報ボタン87hが押下された場合の処理の詳細については図6〜11を用いて後述する。
冷房ボタン87iは、空気調和機3に対し、運転モードが冷房の場合の動作要求を行う処理を受け付けるインタフェースである。
除湿ボタン87jは、空気調和機3に対し、運転モードが除湿の場合の動作要求を行う処理を受け付けるインタフェースである。
暖房ボタン87kは、空気調和機3に対し、運転モードが暖房の場合の動作要求を行う処理を受け付けるインタフェースである。
なお、図5において図示されている各種ボタンの形状は一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
なお、上記の説明では、操作部87は、各種ボタンから構成される一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。例えば、表示部85がタッチパネルディスプレイで構成されている場合には、表示部85に操作部87が形成されるものであってもよい。
また、空調用リモートコントローラー5に音声認識処理部が設けられている場合には、音声認識処理部が操作部87に相当する機能を担っていてもよい。例えば、ユーザーが「運転ON」と声を発したときには、そのユーザーの音声を音声認識処理部にて構文解析し、構文解析したものに基づいて制御してもよい。具体的には、「運転」、「ON」とわかち書きを行い、その意味を紐付けすればよい。
また、空調用リモートコントローラー5にモーションキャプチャー機能を備えた撮像部が設けられている場合には、撮像部が眼球の動きを追うことにより、操作部87の各種ボタンが指定されるようにしてもよい。例えば、眼球の動きの軌跡が「上三角ボタン87c」で停止した場合には、上三角ボタン87cが指定されたとみなして処理を行えばよい。
なお、上記で説明した空調用リモートコントローラー5の外観構成は一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。例えば、各種ボタンの形状が略直方体であってもよい。
図6は、本発明の実施の形態1における制御部51及び制御部81の制御例を説明するフローチャートである。なお、図6においては、制御部51と制御部81とが互いに連係する処理を説明する。このため、ステップ番号が順番通りになっていない。具体的には、制御部81の各処理の途中で、制御部51の処理が入れ子となっている状態を説明する。 なお、制御部81の制御例は、ステップS101〜S110の処理で説明し、制御部51の制御例は、ステップS201〜S206の処理で説明する。
つまり、空調用リモートコントローラー5側の処理をステップS101〜S110で説明し、室内機11側の処理をステップS201〜S206で説明する。
なお、以降で説明する処理は、空調用リモートコントローラー5と、室内機11とが連係することにより実現されるものであるが、空調用リモートコントローラー5と、室外機15とが直接連係することにより実現されるものであってもよい。
(ステップS101)
制御部81は、情報ボタン87hが押下されたか否かを判定する。制御部81は、図5に示す情報ボタン87hが押下された場合、ステップS102へ進む。一方、制御部81は、図5に示す情報ボタン87hが押下されない場合、ステップS101へ戻る。
(ステップS102)
制御部81は、室内機11へ情報取得要求を送信する。例えば、制御部81は、室内機の運転内容として、運転状態情報、お知らせ情報、及び特殊運転情報を室内機11が空調用リモートコントローラー5に供給する要求を送受信部83により送信させる。
以後、室内機11側の処理についてステップS201〜S206を用いて説明する。
(ステップS201)
制御部51は、情報取得要求を受信したか否かを判定する。制御部51は、情報取得要求を受信した場合、ステップS202へ進む。一方、制御部51は、情報取得要求を受信しない場合、ステップS201へ戻る。
(ステップS202)
制御部51は、特殊運転モード中であるか否かを判定する。制御部51は、特殊運転モード中ではない場合、ステップS203へ進む。一方、制御部51は、特殊運転モード中である場合、ステップS205へ進む。
(ステップS203)
制御部51は、運転状態情報を取得する。制御部51は、例えば、室内機11の運転内容が冷房の場合、それに相当するコードと、そのコードに関連するコードと、それらのコード対応情報とを取得する。
具体的には、図7を用いて後述するように、冷房に該当するコードはコード103である。室内機11の運転内容が冷房であれば、設定温度、設定湿度、風速、及び風向に関するコードが関連するコードとなる。そして、コード対応情報とは、設定温度値、設定湿度値、設定風速、及び設定風向に相当する情報となる。
より具体的には、制御部51は、コードとして、コード103、コード108、コード109、コード110、及びコード111を取得する。また、制御部51は、例えば、設定温度値27.5℃、設定湿度値50%、設定風速強、設定風向下に相当する情報が符号化されたものを取得する。例えば、設定温度値、設定湿度値、設定風速、及び設定風向のそれぞれに対応する桁を割り当て、16進数で符号化したものを用いてもよい。なお、そのように符号化したものは、一つにまとめて一度に送信してもよく、所定の大きさに分割して送信し、受信側で分割されたものを再度一つにまとめてもよい。
(ステップS204)
制御部51は、お知らせ情報を取得する。制御部51は、例えば、室内機11の運転内容が冷房の場合、冷房を阻害する要因をセンサー部55で検知し、その検知結果に相当するコードを取得する。例えば、屋内に温かい場所が確認された場合、制御部51は窓が開いていると判断し、コードaを取得する。
(ステップS205)
制御部51は、特殊運転情報を取得する。制御部51は、例えば、運転状態情報がコード107を示す場合、特殊運転モード中となる。この場合には、特殊運転情報のコードを取得する。例えば、自動ONモードで特殊運転モード中の場合、コード1を取得する。
(ステップS206)
制御部51は、取得した情報を送信する。制御部51は、例えば、室内機11の運転内容に関する情報として、特殊運転情報のコード、運転状態情報のコード、及びお知らせ情報のコードの中から組み合わせたものを送信し、ステップS103へ進む。
つまり、特殊運転情報のコード、運転状態情報のコード、及びお知らせ情報のコードの中から組み合わせたものは、本発明における「第1情報」に相当する。
次に、ステップS103に戻る。
(ステップS103)
制御部81は、取得された情報を受信する。制御部81は、受信した情報のうち、運転状態情報に関するコードを運転状態情報保持部91に保持し、その他の情報については、記憶部89に格納しておく。
(ステップS104)
制御部81は、運転状態情報と設定状態情報とが一致するか否かを判定する。制御部81は、運転状態情報と設定状態情報とが一致する場合、ステップS105へ進む。一方、制御部81は、運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合、ステップS106へ進む。なお、このような一致判定処理は、制御部81が備える比較部96により実行され、その比較結果に基づいて、表示内容生成部94が表示部85に表示する画像を生成する。
ここで、運転状態情報と設定状態情報とが一致する場合(ステップS104YES)とは、特殊運転モード中ではない場合についての処理に相当する。そこで、この場合のコード対応テーブル98の詳細について図7を用いて説明する。
図7は、本発明の実施の形態1における特殊運転モード中でない場合の記憶部89に格納されるコード対応テーブル98の一例を示す図である。
まず、制御部81は、運転状態情報保持部91で保持している運転状態情報に関するコードをコード対応テーブル98上に展開しておく。また、前提として、ユーザーにより予め操作部87の操作で設定された設定内容、すなわち、設定状態情報に関するコードが設定状態情報保持部92に保持されていると想定する。
運転状態情報と設定状態情報とが一致する場合とは、両者のコードが一致する場合に相当する。このときのコードは、図7に示すように、コード103、108、109、110、及び110となっている。また、お知らせ情報には、コードaが展開されている。そして、コードaに対応する内容は、窓開き検知が設定され、それに関する方法情報がコードa用お知らせ方法情報として紐付けされている。
一方、運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合(ステップS104NO)とは、特殊運転モード中である場合についての処理に相当する。そこで、この場合のコード対応テーブル98の詳細については図9を用いてステップS106以降で説明する。
(ステップS105)
制御部81は、受信した情報から表示内容を生成する。表示内容の一例について図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致する場合の空調用リモートコントローラー5の表示例を示す図である。
図8に示すように、表示部85には、「壁面に暖かい場所があります」、「カーテンやドアが開いていませんか?」、及び「閉めると省エネできます」といった内容の表示文字や表示画像が表示される。これらの内容は、図7で説明したコードa用お知らせ方法情報に基づいて、図3で説明した表示内容生成部94が作成したものである。
(ステップS106)〜(ステップS108)
ここで、ステップS106〜ステップS108の処理の各説明において、適宜、図8を用いて説明する。つまり、室内機11が特殊運転モード中である場合のコード対応テーブル98の詳細について説明する。図9は、本発明の実施の形態1における特殊運転モード中である場合の記憶部89に格納されるコード対応テーブル98の一例を示す図である。
制御部81は、受信した情報に基づいて不一致状態情報を取得する。具体的には、まず、制御部81は、運転状態情報に関するコードが特殊運転モード、すなわちコード107であるか否かを判定する。制御部81は、運転状態情報に関するコードがコード107ではない場合、不一致状態情報として、状態不一致原因対応テーブルから該当するコードとして、コード99を取得する。つまり、特殊運転モード中ではないのにもかかわらず、運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合とは、空調用リモートコントローラー5と室内機11との情報の送受信が失敗していることに相当する。そのため、制御部81は、送受信失敗に相当するコードであるコード99を取得する(ステップS106〜S108)。
一方、制御部81は、運転状態情報に関するコードにコード107が含まれる場合、特殊運転情報に関するコードを参照し、不一致状態情報を取得する。例えば、図9に示すように、特殊運転情報に関するコードがコード1の場合、不一致状態情報はコード1である(ステップS106)。
次に、制御部81は、不一致状態情報に基づいて不一致状態の原因情報を取得する。ここでは、不一致状態情報はコード1であるため、それに該当する内容、すなわち、不一致原因として「自動ONモード」を取得する(ステップS107)。
次に、制御部81は、原因情報から状態一致方法情報を取得する。ここでは、原因情報は、「自動ONモード」である。そこで、制御部81は、それに相当する方法情報として、「コード1用状態一致方法情報」を取得する(ステップS108)。
(ステップS109)
制御部81は、不一致状態情報、原因情報、及び状態一致方法情報に基づいて表示内容を生成する。
例えば、制御部81が備える表示内容生成部94が、コード1用状態一致方法情報に基づいて、運転状態情報と設定状態情報とを一致させる方法を生成する。すなわち、表示内容生成部94は、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5に設定された設定内容とを一致させる方法画面を生成する。
(ステップS110)
制御部81は、表示内容生成部94が生成した表示内容を表示部85に表示させ、処理を終了する。
ここで、表示内容の一例について図10、11を用いてそれぞれ説明する。図10は、本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の表示例を示す図である。図11は、本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の別の表示例を示す図である。
図10に示すように、表示部85には、表示項目85aと、表示項目85bと、表示項目85cとが表示されている。
表示項目85aには、「自動ONで本体動作中です」というように、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致となった原因が表示される。
表示項目85bには、「本体の運転とリモコン設定が一致してません」というように、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である旨が表示される。
表示項目85cには、「本体と一致させる場合は[運転 入/切]を押して下さい」というように、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合、両者を一致させる方法が表示される。
図10に示すように、室内機11が特殊運転モードの一つである自動ONモードとなっている場合、空調用リモートコントローラー5に設定された設定内容は、運転OFFである場合が多い。そのため、図10の一例においては、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とを一致させるために、運転入/切ボタン87aを押下させることが方法として提示されている。
また、室内機11の運転内容における運転モードが暖房であり、空調用リモートコントローラー5に設定された運転モードが冷房というように、両者の運転モードが単純に異なる場合、室内機11の運転内容である暖房と一致させるように、暖房ボタン87kを押下させる方法を表示させればよい。
次に、図11に示すように、表示部85には、表示項目85aと、表示項目85bと、表示項目85cとが表示されている。
表示項目85aには、「特殊機能モードで本体動作中」というように、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致となった原因が表示される。
表示項目85bには、「本体の運転とリモコン設定が一致してません」というように、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である旨が表示される。
表示項目85cには、「どちらの設定に状態を一致させますか 本体[決定] リモコン[戻る]」というように、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合、両者を一致させる方法が表示される。
図11に示す方法に基づいて、決定ボタン87gが押下されると、空調用リモートコントローラー5は、設定状態情報保持部92で保持している運転状態情報に関するコードが、運転状態情報保持部91で保持している運転状態情報に関するコードに上書き更新される。そして、そのように上書き更新された結果に基づいて表示内容生成部94により表示する表示文字や表示画像が生成され、表示部85により上書き更新された運転内容が表示される。
なお、このとき、送受信部83が空調用リモートコントローラー5で保持する運転状態情報に関するコードを室内機11に送信してもよい。つまり、室内機11から取得した運転状態情報を一旦空調用リモートコントローラー5で保持しておき、それを再び室内機11へ送信する処理をしてもよい。
一方、図11に示す方法に基づいて、戻るボタン87eが押下されると、空調用リモートコントローラー5は、設定状態情報保持部92で保持している運転状態情報に関するコードを送受信部83を介して室内機11に送信する。この場合、室内機11は、自機、すなわち、室内機11の運転状態情報を空調用リモートコントローラー5に設定された設定内容に上書き更新する。
なお、上記の説明では、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である旨と、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致となった原因と、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合、両者を一致させる方法とが一画面に同時に表示される一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。
例えば、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である旨と、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致となった原因と、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合、両者を一致させる方法を分割して表示させてもよい。
図12は、本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の分割第1表示例を示す図である。図13は、本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の分割第2表示例を示す図である。図14は、本発明の実施の形態1における運転状態情報と設定状態情報とが一致しない場合の空調用リモートコントローラー5の分割第3表示例を示す図である。
具体的には、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である旨と、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致となった原因と、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合、両者を一致させる方法とを図12〜14に示すように一画面ずつ順に表示させてもよい。つまり、表示部85に表示される内容を分割しておいて一定の時間間隔で自動的に順に表示させてもよく、スクロールさせることで順に表示させてもよい。また、そのように一画面ずつ表示させる場合、上三角ボタン87c、下三角ボタン87d、及び決定ボタン87g等で画面の切り換えがなされてもよい。
なお、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である旨、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致となった原因、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合、両者を一致させる方法の表示順番については特に限定するものではない。
次に、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合に、いずれかに一致させる専用のボタンが設けられた一例について図15を用いて説明する。
図15は、本発明の実施の形態1における空調用リモートコントローラー5の外観の他の構成例を示す図である。
図15に示すように、表示部85には、表示項目85aと、表示項目85bと、表示項目85cとが表示されている。
表示項目85aには、「特殊機能モードで本体動作中」というように、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致となった原因が表示される。
表示項目85bには、「本体の運転とリモコン設定が一致してません」というように、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である旨が表示される。
表示項目85cには、「どちらの設定に状態を一致させますか 本体[本体] リモコン[リモコン]」というように、室内機11の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合、両者を一致させる方法が表示される。
図15に示す方法に基づいて、本体ボタン87nが押下されると、空調用リモートコントローラー5は、設定状態情報保持部92で保持している運転状態情報に関するコードが、運転状態情報保持部91で保持している運転状態情報に関するコードに上書き更新される。そして、そのように上書き更新された結果に基づいて表示内容生成部94により表示する表示文字や表示画像が生成され、表示部85により上書き更新された運転内容が表示される。
なお、このとき、送受信部83が空調用リモートコントローラー5で保持する運転状態情報に関するコードを室内機11に送信してもよい。つまり、室内機11から取得した運転状態情報を一旦空調用リモートコントローラー5で保持しておき、それを再び室内機11へ送信する処理をしてもよい。
一方、図15に示す方法に基づいて、リモコンボタン87mが押下されると、空調用リモートコントローラー5は、設定状態情報保持部92で保持している運転状態情報に関するコードを送受信部83を介して室内機11に送信する。この場合、室内機11は、自機の運転状態情報を空調用リモートコントローラー5に設定された運転内容に上書き更新する。
なお、上記の説明では表示内容として表示文字や表示画像が生成される一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。例えば、空調用リモートコントローラー5は、音声出力部が設けられている場合には、予め記憶された音声合成情報を再生することにより、報知させてもよい。また、音声入力部も設けられている場合には、ユーザーが好みの音声情報を作成し、それを入力し、その入力した音声情報を出力させることにより、報知させてもよい。
なお、表示文字は、例えば、文字のフォントデータ等から形成されるものであり、表示画像は、例えば、ラスター画像やベクター画像から形成されるものである。また、空調用リモートコントローラー5にインターネット接続インタフェースが設けられている場合には、適宜好みの文字や画像や動画や音声等をダウンロードし、それを報知に利用してもよい。
なお、本体ボタン87nは、本発明における「第1情報側一致ボタン」に相当する。
また、リモコンボタン87mは、本発明における「第2情報側一致ボタン」に相当する。
このように、運転内容と設定内容とが不一致状態であることと、運転内容と設定内容とが不一致状態となった原因と、運転内容と設定内容との不一致状態を一致状態に改善する方法とを提示することができる。これにより、ユーザーの使い勝手や利便性を向上させることができる。
換言すれば、空調用リモートコントローラー5が、空気調和機3と相互通信を行い、空気調和機3の運転内容と空調用リモートコントローラー5の設定内容との比較を行い、その比較した結果、運転内容と設定内容とが不一致である場合にその旨を報知する。これにより、特殊運転モード中に、空気調和機3の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合、設定内容と運転内容とが不一致である旨と、不一致となった原因と、不一致状態を一致状態に改善する方法とをユーザーに報知することができる。したがって、ユーザーの使い勝手や利便性を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態1において、室内機に制御指令を送信する空調用リモートコントローラーであって、前記室内機の運転内容を受信する送受信部と、前記室内機の運転内容と、前記空調用リモートコントローラーの設定内容とを比較する制御部と、前記制御部による比較結果に基づいた表示内容を表示する表示部と、を備え、前記制御部は、前記室内機が判断して動作する特殊運転モード中に、前記室内機の運転内容と、前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である場合、前記室内機の運転内容と前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である旨と、該不一致となった原因及び前記室内機の運転内容と前記空調用リモートコントローラーの設定内容とを一致させる方法の少なくとも一方と、を前記表示部により報知させることにより、空気調和機3の運転内容と、空調用リモートコントローラー5の設定内容とが不一致である場合、運転内容と設定内容とが不一致である旨と、不一致となった原因と、不一致状態を一致状態に改善する方法とをユーザーに報知することができる。したがって、ユーザーの使い勝手や利便性を向上させることができる。
実施の形態2.
本実施の形態2において、実施の形態1との相違点は、情報ボタン87hを用いなくとも、他のボタンであっても同様に情報ボタン87hを用いて取得する情報を取得する点である。
なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
また、実施の形態1と同様の構成、機能、及び動作についての説明については省略する。
図16は、本発明の実施の形態2における室内機11及び空調用リモートコントローラー5の電気的な構成例を示すブロック図である。
図16に示すように、制御部51は、運転状態情報保持部101、設定状態情報保持部102、及び比較部106を備える。
なお、運転状態情報保持部101の構成及び機能は、運転状態情報保持部91と同様であるため、その説明については省略する。
また、設定状態情報保持部102の構成及び機能は、設定状態情報保持部92と同様であるため、その説明については省略する。
ただし、設定状態情報保持部102には、設定状態情報保持部92に関するコードが格納され、運転状態情報保持部101には、室内機11の運転内容に関するコードが格納されるものとする。
その際、制御部51は、適宜記憶部54に格納されている各種情報を運転状態情報保持部101及び設定状態情報保持部102に格納する。
また、比較部106の構成及び機能は、比較部96と同様であるため、その説明については省略する。
図17は、本発明の実施の形態2における制御部51及び制御部81の制御例を説明するフローチャートである。
なお、ここでは相違点の処理について説明し、その他の説明については省略する。
(ステップS501)
制御部81は、例えば、上三角ボタン87cが押下されたか否かを判定する。制御部81は、上三角ボタン87cが押下された場合、ステップS502へ進む。一方、制御部81は、上三角ボタン87cが押下されない場合、ステップS501へ戻る。
なお、上記の説明では、上三角ボタン87cが押下された場合について説明したが、特にこれに限定するものではなく、他のボタンであってもよい。つまり、情報ボタン87h、リモコンボタン87m、及び本体ボタン87n以外であればよい。
なお、上記の動作は、空気調和機3の運転が稼働中であっても停止中であってもよいものとする。
(ステップS502)
制御部81は、室内機11へ設定状態情報に関するコードを送信する。
次に、ステップS601〜S605の処理について説明し、ステップS503〜S510の処理についての説明は省略する。
(ステップS601)
制御部51は、設定状態情報を受信したか否かを判定する。制御部51は、設定状態情報を受信した場合、ステップS602へ進む。一方、制御部51は、設定状態情報を受信しない場合、ステップS601へ戻る。
(ステップS602)
制御部51は、特殊運転モード中であるか否かを判定する。制御部51は、特殊運転モード中ではない場合、ステップS603へ進む。一方、制御部51は、特殊運転モード中である場合、ステップS606へ進む。
(ステップS603)
制御部51は、設定状態情報を反映する。具体的には、制御部51は、空調用リモートコントローラー5から受信した設定状態情報に関するコードに、運転状態情報保持部101に格納されている室内機11の運転内容に関するコードを上書き更新する。
(ステップS604)
制御部51は、運転状態情報保持部101に格納されている運転状態情報、すなわち、運転状態情報保持部101に格納されている室内機11の運転内容に関するコードを取得する。
(ステップS605)
制御部51は、取得した情報を空調用リモートコントローラー5に送信する。
(ステップS606)
制御部51は、運転状態情報と、設定状態情報とが一致するか否か又は特殊運転状態に影響がない不一致内容であるかを判定する。制御部51は、運転状態情報と、設定状態情報とが一致する場合又は特殊運転状態に影響がない不一致内容である場合、ステップS603へ進む。一方、制御部51は、運転状態情報と、設定状態情報とが一致しない場合又は特殊運転状態に影響がある不一致内容である場合、ステップS607へ進む。
(ステップS607)
制御部51は、不一致状態情報を取得し、ステップS604へ進む。
このようにすることで、情報ボタン87hを用いなくとも、他のボタンであっても同様に情報ボタン87hにより得られる情報を取得することができる。
したがって、ユーザーの使い勝手や利便性を向上させることができる。
実施の形態3.
本実施の形態3において、実施の形態1、2との相違点は、空調用リモートコントローラー5以外で室内機11の運転内容を変更する点である。
なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1、2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
また、実施の形態1、2と同様の構成、機能、及び動作についての説明については省略する。
図18は、本発明の実施の形態3における空気調和システム1の概略構成を示す図である。図18に示すように、室内機11は、サブリモートコントローラー6と通信媒体を介して通信する。室内機11は、IP網10を介してエネルギー管理システム7と通信する。
室内機11と室外機15とは各種配管や信号線等を介して接続されている。室内機11及び室外機15、つまり、空気調和機3は、空調用リモートコントローラー5、サブリモートコントローラー6、及びエネルギー管理システム7の何れか一つからの制御指令に基づいて、冷媒配管を流れる冷媒の圧力を変化させて冷媒の吸熱や放熱により空気調和を行う。室内機11は、空調用リモートコントローラー5、サブリモートコントローラー6、及びエネルギー管理システム7等と相互通信を行うことにより、空気調和機3の室内機11の運転内容に関する情報等を送受信する。
サブリモートコントローラー6は、空調用リモートコントローラー5の構成及び機能と同一のものであり、予備用のコントローラとして利用されるものである。
エネルギー管理システム7は、家庭内にあって家電機器の電力消費量を表示したり、遠隔的に運転を制御するものであり、例えば、HEMS(Home Energy Management System)と呼ばれているものが現在各家庭に導入されつつある。
なお、エネルギー管理システム7は、上記の他にも、例えば、BEMS(Building and Energy Management System)、FEMS(Factory Energy Management System)、及びCEMS(Cluster/Community Energy Management System)等が必要に応じて導入されている。
なお、上記の説明では、エネルギー管理システム7と、室内機11との通信媒体としてIP網10が利用される一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。例えば、室内機11は、図示は省略するが、電話回線網を介してエネルギー管理システム7と通信してもよい。また、IP網10は、有線通信によるIP網10であっても、無線通信によるIP網10であっても、光通信によるIP網10であってもよい。
上記の構成を前提として、室内機11は、空調用リモートコントローラー5以外からの制御指令を受信することができる。例えば、サブリモートコントローラー6が室内機11に制御指令を送信した場合には、室内機11は、その制御指令に基づいて運転内容を変更する。また、例えば、エネルギー管理システム7が室内機11に制御指令を送信した場合には、室内機11は、その制御指令に基づいて運転内容を変更する。
このように、外部から室内機11の運転内容を変更した場合であっても、実施の形態1、2で説明した上記の処理が実行されることにより、空調用リモートコントローラー5は表示部85を用い、不一致である旨、不一致となった原因、及び不一致状態から一致状態へと導く方法を報知することができる。
したがって、ユーザーの使い勝手や利便性を向上させることができる。
1 空気調和システム、3 空気調和機、5 空調用リモートコントローラー、6 サブリモートコントローラー、7 エネルギー管理システム、10 IP網、11 室内機、15 室外機、17 筐体、51 制御部、53 送受信部、54 記憶部、55 センサー部、57 駆動部、58 報知部、61 運転状態情報、62 お知らせ情報、63 特殊運転情報、68 コード対応テーブル、71 制御部、81 制御部、83 送受信部、85 表示部、85a〜85c 表示項目、87 操作部、87a 運転入/切ボタン、87b シーンセレクトボタン、87c 上三角ボタン、87d 下三角ボタン、87e 戻るボタン、87f メニューボタン、87g 決定ボタン、87h 情報ボタン、87i 冷房ボタン、87j 除湿ボタン、87k 暖房ボタン、87m リモコンボタン、87n 本体ボタン、89 記憶部、91 運転状態情報保持部、92 設定状態情報保持部、94 表示内容生成部、96 比較部、98 コード対応テーブル、101 運転状態情報保持部、102 設定状態情報保持部、106 比較部。

Claims (20)

  1. 室内機に制御指令を送信する空調用リモートコントローラーであって、
    前記室内機の運転内容を受信する送受信部と、
    前記室内機の運転内容と、前記空調用リモートコントローラーの設定内容とを比較する制御部と、
    前記制御部による比較結果に基づいた表示内容を表示する表示部と、
    前記室内機の運転内容と前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である原因に関する複数の原因情報および前記室内機の運転内容と前記空調用リモートコントローラーの設定内容とを一致させるための複数の状態一致方法情報の少なくともいずれか一方を記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記室内機が判断して動作する特殊運転モード中に、前記室内機の運転内容と、前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である場合、前記室内機の運転内容と前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である旨と、前記複数の原因情報のうち、前記室内機の運転内容に対応する原因情報および前記複数の状態一致方法情報のうち、前記室内機の運転内容に対応する状態一致方法情報の少なくともいずれか一方と、を前記表示部により報知させる
    ことを特徴とする空調用リモートコントローラー。
  2. 前記室内機の運転内容を前記送受信部により取得させる情報取得ボタンを備え、
    前記制御部は、
    前記送受信部から供給された前記室内機の運転内容に関する第1情報を保持する運転状態情報保持部を備え、
    前記情報取得ボタンが操作された場合、前記第1情報を前記運転状態情報保持部に保持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調用リモートコントローラー。
  3. 前記室内機の運転内容に関する操作を行う複数の操作ボタンを備え、
    前記制御部は、
    前記送受信部から供給された前記室内機の運転内容に関する第1情報を保持する運転状態情報保持部を備え、
    前記複数の操作ボタンの何れかが操作された場合、前記第1情報を前記運転状態情報保持部に保持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空調用リモートコントローラー。
  4. 前記制御部は、
    前記空調用リモートコントローラーの設定内容により生成された該設定内容に関する第2情報を保持する設定状態情報保持部と、
    前記第1情報と、前記第2情報とが不一致であるか否かを比較する比較部と、
    前記比較部による比較結果に基づいて、表示文字及び表示画像の何れか一方又は両方から構成される前記表示内容を生成する表示内容生成部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2又は3に記載の空調用リモートコントローラー。
  5. 前記比較部は、
    運転中、運転停止、通常運転モード及び前記特殊運転モードから構成される運転モード、設定温度、設定湿度、風速、及び風向の少なくとも1つに関する情報から構成される前記第1情報と、
    前記運転中、前記運転停止、前記運転モード、前記設定温度、前記設定湿度、前記風速、及び前記風向の少なくとも1つに関する情報から構成される前記第2情報と、を比較する
    ことを特徴とする請求項4に記載の空調用リモートコントローラー。
  6. 前記表示内容生成部は、
    前記第1情報と、前記第2情報とが不一致である旨と、
    前記第1情報と、前記第2情報とが不一致となった原因と、
    前記第1情報と、前記第2情報とが不一致である場合、前記第1情報と、前記第2情報とを一致させる方法と、に関する前記表示内容をそれぞれ生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の空調用リモートコントローラー。
  7. 前記制御部は、
    前記不一致である旨と、前記不一致となった原因と、前記一致させる方法と、を一画面に同時に表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の空調用リモートコントローラー。
  8. 前記制御部は、
    前記不一致である旨と、前記不一致となった原因と、前記一致させる方法と、を一画面ずつ順に表示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の空調用リモートコントローラー。
  9. 前記制御部は、
    一定の時間間隔で、又は、前記情報取得ボタン及び前記複数の操作ボタンの何れかが操作された場合、前記不一致である旨と、前記不一致となった原因と、前記一致させる方法と、を順に表示する
    ことを特徴とする請求項8に記載の空調用リモートコントローラー。
  10. 前記室内機は、人の存否を検知するセンサ部を備え、
    前記制御部は
    前記複数の原因情報の中から、前記不一致となった原因が、前記センサ部で人の存在を検知することで自動的に起動する自動ONモードによる前記特殊運転モードであると紐付けする
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の空調用リモートコントローラー。
  11. 前記室内機は、人の存否を検知するセンサ部を備え、
    前記制御部は
    前記複数の原因情報の中から、前記不一致となった原因が、前記センサ部で人の不在を検知することで自動的に停止する自動OFFモードによる前記特殊運転モードであると紐付けする
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の空調用リモートコントローラー。
  12. 前記室内機は、人の存否又は人の活動量を検知するセンサ部を備え、
    前記制御部は
    前記複数の原因情報の中から、前記不一致となった原因が、前記センサ部で人の存在又は人の活動量の低下を検知することで自動的に運転をセーブする自動セーブモードによる前記特殊運転モードであると紐付けする
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の空調用リモートコントローラー。
  13. 前記室内機は、室温又は人体の体感温度を検知するセンサ部を備え、
    前記制御部は
    前記複数の原因情報の中から、前記不一致となった原因が、前記センサ部で室温又は人体の体感温度を検知することで前記運転モード、前記室内機の設定温度、該室内機の風速及び風向を制御する自動制御モードによる前記特殊運転モードであると紐付けする
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の空調用リモートコントローラー。
  14. 前記室内機は、前記制御指令を送受信する送受信部を備え、
    前記制御部は
    前記複数の原因情報の中から、前記不一致となった原因が、前記空調用リモートコントローラーとは異なるリモートコントローラー、ビル内の空調を統括管理する集中管理センター、及び家庭内の消費電力を管理するエネルギー管理センターの何れかに基づいた前記制御指令であると紐付けする
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の空調用リモートコントローラー。
  15. 前記第2情報を、前記第1情報に一致させる第1情報側一致ボタンを備え、
    前記制御部は、
    前記第1情報側一致ボタンが操作された場合、前記設定状態情報保持部が保持する前記第2情報を、前記運転状態情報保持部が保持する前記第1情報に上書き更新する
    ことを特徴とする請求項10〜14の何れか一項に記載の空調用リモートコントローラー。
  16. 前記第1情報を、前記第2情報に一致させるように、該第2情報を室内機へ向け、送信させる第2情報側一致ボタンを備え、
    前記表示内容生成部は、
    前記第1情報側一致ボタン及び前記第2情報側一致ボタンの何れか一方への選択を促進させる促進内容を生成し、
    前記表示部は、
    前記促進内容を表示する
    ことを特徴とする請求項10〜14の何れか一項に記載の空調用リモートコントローラー。
  17. 空調用リモートコントローラーからの制御指令を受信する室内機であって、
    前記空調用リモートコントローラーの設定内容を送受信する送受信部と、
    前記空調用リモートコントローラーの設定内容と、前記室内機の運転内容とを比較する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記室内機が判断して動作する特殊運転モード中に、前記室内機の運転内容と、前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが一致しない場合、前記空調用リモートコントローラーへ、前記室内機の運転内容と前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である旨と、現在の前記室内機の運転内容と、を前記送受信部により送信させ、
    前記室内機が判断して動作する特殊運転モード中に、前記室内機の運転内容と、前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが一致する場合、前記空調用リモートコントローラーへ、現在の前記室内機の運転内容を前記送受信部により送信させる
    ことを特徴とする室内機。
  18. 前記室内機の運転内容と、前記空調用リモートコントローラーの設定内容とが不一致である場合、その旨を報知する報知部を備えた
    ことを特徴とする請求項17に記載の室内機。
  19. 請求項1〜16の何れか一項に記載の空調用リモートコントローラーと、
    前記空調用リモートコントローラーからの制御指令を受信する請求項17又は18に記載の室内機と、該室内機と冷媒配管を介して接続された室外機とで構成される空気調和機と、
    を備えたことを特徴とする空気調和システム。
  20. 前記空気調和機と、電話回線網又はIP網を介して、該空気調和機の前記室内機の運転内容及び前記制御指令の何れか一方を送受信するエネルギー管理システムを備えた
    ことを特徴とする請求項19に記載の空気調和システム。
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