JP2014017977A - 電気機器の運転制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定使用電力以下とするために、予め設定した運転優先順位に基づいて運転停止した電気機器を手動操作で運転再開させることにより、運転優先順位を変更する操作をする必要がない運転制御システムを提供する。
【解決手段】運転優先順位記憶手段115に記憶された運転順位に基づき運転停止されたエアコン200を、手動で運転再開させると、次の運転優先順位の照明器具300を運転停止対象機器とすると共に、次の運転優先順位の照明器具300を運転停止した場合には、前記運転優先順位記憶手段115に記憶されている運転優先順位を入れ替えるようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は複数の電気機器を備えた家屋、部屋等、供給電源を共通にする電気機器を備えた電気制御ユニットにおける電気機器の運転制御システムに関する。
これまで、電力が豊富で、電気料金も程々であるため、一般家庭、店舗、企業の何れにおいても、多数の電気機器を必要以上に或いは無駄に稼動させる傾向にあった。しかしながら、電力事情、経済事情など複数の要因によって、現在では節電、省電力が強く求められている。
このため、個々の電気機器のオン、オフをこまめに行い、トータルの稼動時間を少なくする節電方法が一般的に行われているが、それにも限界があり、更なる節電、省電力を自動的に図る装置あるいはシステムが求められている。
例えば、複数の電気機器を使用した時の電力がユーザーあるいは電力会社が設定した電力を超えた場合に使用電力を抑える制御方法として、各電気機器に運転優先順位を付け、その運転優先順位に基づいて電源遮断等を行う運転制御方法が知られている。(特許文献1)
即ち、図5において、電気機器1・・・(以下、機器1という)は例えば、店舗に設置された冷凍・冷蔵ショーケース、自動販売機、空気調和装置等であり、それぞれ個々に設けられたインターフェースユニット2を介して共通の分電盤3に接続されている。各機器1・・・のインターフェースユニット2は制御装置4に接続され、制御装置4からの指示により分電盤3からの電力供給回路を必要に応じて開閉する。インターフェースユニット2内の制御回路では制御装置4からの指令により、機器1の運転状態(運転中または停止)及び運転要求の有無を判別するようになっている。
また、制御装置4はマイクロコンピュータ等によって構成され、各機器1に付与した運転優先順位に基づいて各機器1の同時運転を全台数よりも少ない所定台数以内に規制するようになっている。上記先行特許文献1では、予め運転可能な電気機器台数を登録しておく。そして運転を停止した機器1の運転優先順位を最下位に変更するとともに、運転要求のあった機器の運転優先順位を運転中の機器の次の順位に変更することにより使用電力の上限を維持するようにしている。
特開9-37464号公報
しかし、この方法であると、予め登録してある運転可能台数を超えてユーザーが新たな電気機器の運転要求を出した場合、運転優先順位は登録台数の次の順位に変更されるが、新たに運転要求を出した電気機器自体の運転は行われないことになる。また、この運転優先順位の変更方法であると、何らかの要因で運転中の電気機器を一時停止すると予め設定してあった運転優先順位から最下位に大幅な順序変更が行われる。そのため、変更後の順序のままであると、予めユーザーが設定した順序と大幅に異なることになるので、以後の動作において当該ユーザーにとっては、電気機器による快適な環境を作り出すことが出来ない。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、上記運転制御方法の問題点を解消する運転制御システムを提供することにある。
本発明の運転制御システムは、供給電源を共通にする複数の電気機器の運転を制御して、当該電気機器による使用電力が所定値以下となるようにした運転制御システムにおいて、上記複数の電気機器の少なくとも運転状態を検知する運転状態検知手段と、当該電気機器の運転状態の変更を指示する状態指示手段と、前記複数の電気機器の運転優先順位を記憶する運転優先順位記憶手段と、この運転優先順位記憶手段に記憶された運転優先順位に基づき運転停止された第1の電気機器を一定時間内に手動操作で運転再開させると、上記第1の電気機器の次の運転優先順位の第2の電気機器を運転停止対象機器とすると共に、当該第2の電気機器の運転停止が上記一定時間経過した場合には、前記運転優先順位記憶手段に記憶されている運転優先順位をこれに合わせる運転順位制御手段とを
備えている。
このようにすれば、使用電力が所要電力をオーバーしないように運転優先順位の低い電気機器が停止された場合、その時の事情で当該電気機器の運転を再開させても、その次に運転優先順位が低い電気機器を停止させることにより、所要電力以下にすることが可能となる。しかも、基本的に運転優先順位が一つ違う電気機器の運転を停止するようにするだけであるから、以後の制御においても当該ユーザーにとっては、電気機器による快適な環境を作り出すことに大きな支障がない。
また、前記運転優先順位記憶手段は、各電気機器の運転モードを含めた運転優先順位を記憶し、この運転モードを選択出来るようにしたことを特徴としている。
このようにすると、電気機器単位でオフする以外に、当該電気機器を使用電力のより少ない運転モードにすることにより、所要電力以下とする制御を行うことが出来る。従って、単に電気機器単位のオン、オフで使用電力を調整する場合に比してきめ細かい調整を行うことが出来、電気機器の運転優先順位を頻繁に変えることなく、快適な環境を維持することが可能となる。
以上で説明したように、本発明によれば、予め運転可能台数を登録しておく必要はなく、運転中の電子機器を一時的に停止状態としても大幅に運転優先順が変更されることはなくユーザーに快適な環境を提供し、かつ使用電力を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る運転制御システムの全体構成図である。 そのコントローラの構成図である。 運転優先順位記憶部に記憶されている運転優先順位管理テーブルの説明図であり、〈a〉は第1実施形態の管理テーブル、(b)実施形態5の管理テーブルを示す。 コントローラ100のCPU102による、運転優先順位あるいは電気機器の運転モードが変更される場合の処理手順のフローチャートである。 従来の運転制御装置の構成図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明するが、同一の部分には同一の符号を付して、その部分の詳細な説明の繰り返しを省略する場合がある。
(実施形態1)
まず、本実施の形態に係る運転制御システムの全体構成について図1を用いて説明する。図1を参照して、本実施形態の運転制御システムは、リビングルームに設置されたエアコン200、照明300、テレビ400、冷蔵庫500、電気ポット600、掃除機700など共通の商用電源に接続された家電用電気機器(本発明の電気制御ユニットの1例である)と、これら家電用電気機器(以下、家電機器とも言う)とネットワークNで接続されたコントローラ100とから構成されている。これらの家電機器の使用電力は商用電源から供給され、通常は分電盤部分に設置された電力計により全て計測される。
このコントローラ100の動作は、CPU(後述する)で制御されており、ネットワークNで接続された上記各家電機器200〜700などの動作状態を把握すると共にその動作も制御することが出来る。なお、他の家電機器があればネットワークNと接続しても良い。
上記コントローラ100は、ネットワークNとして、例えば、無線LAN、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、有線LAN(Local Area Network)、またはPLC(Power Line Communications)などを利用する。コントローラ100は、持ち運び可能であってもよいし、テーブルの上に積載されたベースに着脱自在であってもよいし、部屋の壁に固定されているものであってもよい。
また、上記コントローラ100は、図2に示すようにCPU(Central Processing Unit)102と、ディスプレイ103と、タブレット104と、メモリ105と、ボタン106と、通信インターフェイス107と、スピーカー108と、時計109とを備える。
メモリ105は、CPU102によって実行される制御プログラム等を記憶するもので、各種のRAM(Random Access Memory)や、ROM(Read-Only Memory)や、ハードウェアディスクなどによって実現される。
たとえば、メモリ105は、読み取り用のインターフェイスを介して利用される、USB(Universal Serial Bus)メモリ、CD-ROM(Compact Disc − Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk − Read Only Memory)、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体などによっても実現される。
前記ディスプレイ103は、CPU102の制御によって、上記家電機器200〜700等の動作状態(例えば、オン、オフ、各種運転モード等)を表示することが出来る。また、必要に応じて、当該電気機器の動作を指示するためのリモコン用の画面を表示することも可能である。この場合、各電気機器とコントローラ100との間で運転状態と表示の対応関係、運転状態指示の対応関係は、CPU102用に記憶させた対応プログラムによって達成されている。タブレット104は、ユーザの指によるタッチ操作を検知して、タッチ座標などをCPU102に入力する。CPU102はタブレット104を介して、ユーザから命令を受け付ける。本実施の形態においては、ディスプレイ103の表面にタブレット104が敷設されている。すなわち、本実施の形態においては、ディスプレイ103とタブレット104とがタッチパネル110を構成する。ただし、コントローラ100は、タブレット104を有していなくともよい。
ボタン106は、コントローラ100の表面に設置される。決定キー、方向キー、テンキーなどの複数のボタンがコントローラ100に配置されてもよい。ボタン106はユーザーからの命令をCPU102に入力する。
通信インターフェイス107は、CPU102の制御によって、ネットワークNを介して、各家電機器200〜700、当該ネットワークNに接続されたその他の家電機器との間でデータを送受信する。スピーカー108は、CPU102からの命令に基づいて、音声を出力する。たとえば、CPU102は、音声データに基づいて、スピーカー108に音声を出力させる。
時計109は、CPU102からの命令に基づいて、現在の日付や時刻をCPU102とメモリ105に入力する。
CPU102は、所定のプログラムに基づいて操作信号Pを順次発生し、ネットワーク先の各家電機器200〜700の動作状態(オン、オフ状態、強、弱などのモード、使用電力等)を認識し、その状態をメモリ105の所定領域に記憶する。上記操作信号Pは、一定時間毎に繰り返し発生されるので、一定時間毎の各家電機器の動作状態が時系列に順次記憶されている。各家電用電気機器の使用電力の検知は当該電気機器に電力センサ(図示せず)を設置することにより、また電気ポット600、掃除機700のように電源に接続するための電源タップT1、T2に設けた電力センサを用いることにより行うことが出来る。なお、当該電気機器が共通に使用する分電盤出力により使用電力量を総括的に把握することも出来る。
上記CPU102は、上記メモリ105の所定領域に記憶された各電気機器の使用電力を一定時間ごとに集計し、その集計結果をメモリ105の使用電力記憶部113に記憶する。このメモリ105には、ユーザーあるいは電力会社が設定した上限電力が記憶される上限電力記憶部112、各家電用電気機器100〜700・・・の運転優先順位を記憶する運転優先順位記憶部115を有している。
運転優先順位記憶部115は、使用電力量がオーバーした際に、運転を優先する電気機器の順番を記憶するもので、例えば、図3(a)に示すような管理テーブルが記憶されている。即ち、運転優先順位を低い方から並べると、エアコン200、照明器具300、テレビ400、電気ポット600、冷蔵庫500・・・となる。また、掃除機700が接続された場合は、図3(b)に示すように、電気ポット600、エアコン200、照明器具300、テレビ400、冷蔵庫500のような管理テーブルとなっている。上記上限電力記憶部112の上限電力、上記運転優先順位記憶部115の運転優先順位は上記タッチパネル110の操作によって変更することが出来る。
また、上記CPU102は、上限電力記憶部112と使用電力測定部113との電力量を比較する比較部114を有しており、その使用電力が上限電力を超えた場合、運転優先順位記憶部115に記憶されている運転優先順位に基づいて運転している電気機器を停止するか、運転モードだけを変更するかなどの動作を行う。
次に、本実施の形態に係る運転制御システムのコントローラ100における情報処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。上記運転制御を実行する場合、CPU102はステップS1において所定のプログラムに従って、電気制御ユニットの対象である各電気機器200〜600(掃除機700が接続されている場合は、掃除機700を含める)の使用電力、動作状態等を順次、時系列的にメモリ105の所定領域に機器単位に記憶する。
次に動作している電気機器の総使用電力量を求めるために、CPU102は上記記憶された各電気機器の所定時刻における使用電力を全て加算して使用電力記憶部113に記憶する。この総使用電力量と上限電力記憶部112に予め記憶されている上限電力とを比較部114で比較し、上限電力以下であれば、ステップS1の判定はN(いいえ)であるから各電気機器の動作は維持される。
例えば、エアコンの暖房時において、設定温度が低(例えば16℃)、送風量が弱の状態から、設定温度を高く(18℃)し、送風量を強の状態にしても上記上限電力をオーバーしなければ、ステップS1のフローを繰り返し、実質的に何ら変更は生じない。新しい電気機器を追加した場合も同様であり、総使用電力量が上限電力量をオーバーしない場合は、ステップS1を繰り返す。従って、予め電気機器の使用台数を制限する必要がない。
しかし、電気機器の状態が変ったり、新たに電気機器を追加使用することにより、上記上限電力量を超えると、使用電力を低減するために、ステップS2に移り、運転優先順位記憶部115に記憶されている運転優先順位管理テーブル(図3(a))の中で最も優先順位の低い電気機器を探索する(掃除機700は接続されていないものとする)。このテーブルでは最も運転優先順位が低いエアコン200が選択され、この電気機器をオフする制御信号がネットワークNを介してエアコン200に送信され、当該エアコン200の運転が自動的に停止される。(エアコン200の停止によって総使用電力は上限電力以下になるものとする。)
なお、上記エアコンをオフする制御信号を送信する前に、例えば、リビングルームにあるコントレーラ100のディスプレイ103に、「使用電力オーバーのため、エアコン200を1分以内にオフします。不都合な場合は、その旨を指示してください。」と言うメッセージを表示すると共に、スピーカ108から同様の音声を流し、1分後に上記制御信号を送信するようにしても良い。
以下の説明においては、予告することなく、運転優先順位の1番低い電気機器からオフするものとして説明する。
上記エアコン200がオフした状態で5分間が経過すると、エアコン200の停止状態が確定し動作を終了する(ステップS3)。しかし、室温の低下などでリビング在室者がエアコン200の停止に5分以内に気付き、不都合を感じた場合、エアコン200のリモコンで(或いはコントローラ100のディスプレイ103、タブレット104を用いて)、当該エアコン200の運転を手動で再開させると(ステップS4)、CPU102はエアコン200がオフからオンに状態が変化したことを検知し、この検知に基づいて運転優先順位が2番目に低い照明器具300をオフするように動作する(ステップS5)。照明器具300をオフすることにより、上限電力以下になるものとする。なお、この場合もディスプレイ102、スピーカ108で予め照明器具300がオフすることを報知することも可能である。
上記照明器具300がオフされて、その状態が5分以上継続すると、当該変更をユーザーが承認したものとして、上記優先順位管理テーブルのエアコン200と照明器具300との運転優先順位を入れ替える。(ステップS61)
もし、照明器具300をオフして5分以内に、照明器具300がリモコン等の手動操作でオンされると(ステップS7)、次の運転優先順位即ち3番目に低いテレビ400をオフするのではなく、運転優先順位が1番低いエアコン200に戻って、その運転モードを通常の運転モードより低電力で動作する運転モードM1に変更する(運転モードを一ランク下げる)。例えば、エアコン200の暖房運転は、設定温度を維持するように風量及びヒートポンプ運転を外気温との相違に基づいて通常強力に運転しているのに対して、エアコン200の運転モードM1は現在の設定温度を自動的に2度低くすると共に送風量を「中」以上にしない状態であって、使用電力が低下する。モードM2は現在の設定温度を自動的に3度低くすると共に送風量を「弱」以上にしない状態であって、モードM1よりも使用電力は更に少なくなる。
このようなモード設定は各電気機器特有であるので、ユーザーが通常の使用モードに比して低使用電力に向かう順番で、モードの優先順位を予め設定しておく。例えば、照明器具300であれば、点灯電球の個数を制限する或いはワット数を減少させるなどである。
さて、ステップS9の状態で5分を経過すると、ステップS91においてエアコン200の運転優先順位を変更することなく、運転モードをM1に変更した状態で使用電力調整動作を終了する。従って、この場合、既に使用中であった全ての電気機器を停止させることなく、使用電力低減調整を行うことが出来る。
仮に、このモードM1設定がNOの場合、例えば、5分以内にステップS10に示すようにエアコン200をリモコンで元の通常運転モードに戻すか、タブレット104若しくはボタン106を用いてエアコン200の運転モードをM1にすることに対してNOを入力すると、運転優先順位が2番目に低い照明器具300をオフするステップS5に戻る。
以下、ステップS5〜S10を繰り返すが、何れかのステップで放置するとS61,S91の何れかのステップで動作を終了する。
ユーザーは、使用電力低減のため、エアコン200、照明器具300の何れをオフするか、エアコン200をM1モードで運転するかの選択権があるので、状況に合わせてこれを選択すれば良い。なお、モードM1にしただけでは上限電力以下にならない場合は、モードM2へ自動的にモードを変化させ、上限電力以下になるモードとするようにしてもよい。
このような運転制御システムによれば、運転を停止した電気機器例えばエアコン200をユーザーがリモコンで運転再開させれば、予め設定された運転優先順位を、その時の状況に応じた運転優先順位(照明300が一番低い)に変更することが出来る。従って、コントローラ100がある所まで行って、運転優先順位記憶手段115の記憶内容を訂正する必要がない。例えば、エアコン200がコントローラ100があるリビングではなく、応接間にあった場合、停止したエアコン200を応接間にあるリモコンで運転再開させれば、当該応接間の温度等の環境を変えることなく、使用電力の調整、及び運転優先順位の変更を自動的に実施することが出来る。従って、リビングにあるコントローラ100の運転優先順位を変えてエアコン200の運転を再開させるような手間が省ける。
また、この制御システムによれば、ほぼ上限電力を使用している状態で新たに電気機器(例えばテレビ400)をオンすれば、既に運転中である、運転優先順位の一番低いエアコン200、その次の照明器具300をオフする動作を優先するので、新たにオンした電気機器が電力調整のためオフされることが無い。従来の場合、既に動作している電気機器でほぼ上限電力を使用している場合、新たに電気機器をオンしても使用電力量との関係でオンしないと言った不都合があるが、本実施形態ではこのような不都合を解消できる。
しかも、電気機器の運転優先順位を変えたとしても基本的に1ランクだけであるから、電気機器の動作によって設定される家屋内の環境を大きく変えることが無い。勿論、運転優先順位を元に戻す手間も少なくなるので、使い勝手が大幅に改善される。
更に、これまでは、電気機器単位のオン、オフで電力使用量を調整していたが、本発明によれば、電気機器に設定した複数の運転モード毎の使用電力を考慮して運転優先順位をつけ、このモード単位で、使用電力量を調整することにより、電気機器単位の運転優先順位を変更することなく電力使用量を調整することが可能となる。
(実施形態2)
エアコン200の運転モードをM1、M2まで設定していた場合、上記S8ステップを通過する毎に、モードをM1→M2と変更し、最終運転モードM2が選択された場合、強制的にステップS91に移動して動作を終了するようにしても良い。(この場合、M1、M2の何れのモードでも上限電力以下になるものとする。)
(実施形態3)
この実施形態3は、運転優先順位が一番低いエアコン200を新たにオンした結果、上限電力を超えた場合、エアコン200の次に運転優先順位が低い照明器具300を一番運転優先順位が低い電気機器として動作する。従って、まず、照明器具300をオフする動作を行うが、この照明器具300のオフがユーザーにとって不都合な場合、手動により照明器具300をオンすることにより、次に運転優先順位が低いテレビ400をオフする動作を行う。
しかし、この実施形態3においては、運転優先順位が2番目に低いと看做されたテレビ400のオフを否定すると、実施形態1とは異なり、更に運転優先順位が3番目に低いと看做された電気ポット600をオフする動作を行う。この電気ポット600のオフが否定されると、更に運転優先順位の低い冷蔵庫500をオフする動作を行う。このようにすれば、その状況に応じて停止可能な電気機器を選択することも出来る。
冷蔵庫500のオフも否定されると、最終的には最初の照明器具300に戻り使用電力調整動作を終了する。
(実施形態4)
上記のように、運転優先順位の低い順に、その電気機器のオン、オフを選択した後、最初の照明器具300に戻った場合、当該照明器具300に複数の運転モードを設定している場合には、運転モードを消費電力が1ランク少ないモードとし(1ランク下げ)、その運転モードでは低減すべき電力に達しない場合は、更に次の運転優先順位のテレビ400の運転モードを1ランク下げるようにし、各電気機器のモードを順次下げていく過程で、使用電力が上限電力以下になれば、そこで、電力調整動作を停止する。
従って、運転優先順位が1番の冷蔵庫500の場合であれば、冷凍庫の冷凍温度を最も高く設定すると共に、冷蔵庫には冷却風を送らず、製氷機に残った氷による冷蔵温度維持を図る最高省電力モードに対応した所で動作を停止することになる。もし、冷蔵庫の最高省電力モードに至っても、上限電力以上であれば、優先順位の一番低い電気機器例えば照明器具等を更に強制的にオフして上限電力以下となった段階で電力調整動作を終了する。
(実施形態5)
次に、新たに掃除機700を追加使用する場合について説明する。掃除機700を電源タップT2を介して電源に接続すると、この電源タップT2に設けられたセンサの動作で、当該掃除機のオン、オフや使用電力などを検知することが出来る。従って、CPU102はネットワークNを介して掃除機700の状態を把握出来るようになり、その把握した内容をメモリ105の所定領域に記憶する。
掃除機700をオンすることにより、使用電力が急速に増えて上限電力を越えた場合、CPU102は所定のプログラムで、図3(b)の管理テーブルを選択し、運転優先順位が1番低いと看做される電気ポット600をオフする。
通常、保温モードに入っている電気ポット600は、特に加熱しなくても保温材及び水の比熱の関係で徐々に温度低下するだけであるので、掃除の時間を考えた場合、加熱ヒータへの通電をオフして、掃除機700への通電を優先しても支障がないと考えられる。
電源タップT1は、電気ポット600のオン、オフや使用電力を検知できるが、更に電気ポット600と接続された電源ラインを通じて、当該電気ポット600の制御部と搬送波を用いて信号の送受信を行うことが出来る。従って、CPU102に電気ポット600を制御するプログラムを設定すれば、電気ポット600の動作を制御することも可能となり、加熱ヒータへの通電を遮断しながら、送水ポンプには常時通電するようにして、使い勝手を向上させることが出来る。
電気ポット600をオフするだけでは、消費電力の必要低減量に達しなかった場合、電気ポット600のオフを維持した状態で、次に運転優先順位が低いエアコン200もオフするが、当該エアコン200のオフが否定されると照明器具300がオフされる。照明器具300のオフが否定されると、次に運転優先順位が低い電気機器をオフする動作は実施形態4と同様である。
掃除機を用いた掃除の時間は長くても30分から1時間程度と見込めるので、掃除が終了して、電源タップT2から掃除機700が取り外された場合、上記電気ポット600への通電を優先的に再開する。この対応により、加熱ヒータオフの間に低下した温水を急速加熱し短時間で所定の維持温度まで上昇させる。また、他の電気機器は電気ポット600の急速加熱電力以外に余裕電力があれば、運転優先順位に従って、掃除器700を用いる前の状態に順次復帰する。
(実施形態6)
実施形態1において、上記1番運転優先順位の低いエアコン200をオフするだけでは、上限電力量以下にならなかった場合、図3(a)の管理テーブルに従って2番目の照明器具300までオフするようにする。即ち、運転優先順位から一番低いエアコンは除外して、照明器具300を一番優先順位が低い電気機器とした管理テーブルに変更する。
(実施形態7)
実施形態1−6においては、上限電力に基づいて運転制御を行っているが、上限電力よりも所定値低い電力を制御用上限電力とし、この電力に基づいて運転制御を行うようにしても良い。このようにすれば、上限電力をオーバーさせることなく、電力制御を行うことが出来る。
(実施形態8)
実施形態1−7においては、上限電力を基準として運転制御を行っているが、所定の時間幅に使用する電力量の上限即ち上限電力量に基づいて運転制御を行っても良い。このようにすれば、使用電力が一時的に上限電力を超えても、前記所定の時間内で調節が可能となり、電気機器の制御に幅をもたせることが出来る。
100 コントローラ
102 CPU
103 ディスプレイ
104 タブレット
105 メモリ
107 通信インターフェイス
112 上限電力記憶部
113 使用電力記憶部
114 比較部
115 優先順位記憶部
200 エアコン
300 照明器具(照明)
400 テレビ
500 冷蔵庫
600 電気ポット
700 掃除機
T1,T2 電源タップ

Claims (6)

  1. 供給電源を共通にする複数の電気機器の運転を制御して、当該電気機器による使用電力が所定値以下となるようにした運転制御システムにおいて、
    上記複数の電気機器の少なくとも運転状態を検知する運転状態検知手段と、当該電気機器の運転状態の変更を指示する状態指示手段と、前記複数の電気機器の運転優先順位を記憶する運転優先順位記憶手段と、この運転優先順位記憶手段に記憶された運転優先順位に基づき運転停止された第1の電気機器を一定時間内に手動操作で運転再開させると、上記第1の電気機器の次の運転優先順位の第2の電気機器を運転停止対象機器とすると共に、当該第2の電気機器の運転停止が上記一定時間経過した場合には、前記運転優先順位記憶手段に記憶されている運転優先順位をこれに合わせる運転順位制御手段とを
    備えた運転制御システム。
  2. 上記運転順位制御手段は、上記運転停止対象機器である第2の電気機器の運転が継続するか再開されると、上記第1の電気機器を再度、運転停止対象機器とすることを特徴とする請求項1に記載の運転制御システム。
  3. 前記運転優先順位記憶手段は、各電気機器の運転モードを含めた優先順位を記憶することを特徴とする請求項1に記載の運転制御システム。
  4. 前記運転モードは、消費電力の小さい方の運転優先順位を低くしていることを特徴とする請求項3に記載の運転制御システム。
  5. 上記運転順位制御手段は、上記運転停止対象機器である第2の電気機器の運転が継続するか再開されると、上記第1の電気機器の運転モードを使用電力の少ないモードに指示すると共に、当該モードの運転が確定した場合には、前記運転優先順位記憶手段に記憶されている運転優先順位を変更しないことを特徴とする請求項3又は4に記載の運転制御システム。
  6. 上記運転順位制御手段は、上記第1の電気機器の運転モードを使用電力の少ないモードに指示された上記第1の電気機器の運転モードが手動操作で元に戻されると、上記第2の電気機器の運転モードを使用電力の少ないモードに指示することを特徴とする請求項5に記載の運転制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102462312B1 (ko) * 2021-11-29 2022-11-03 케이웨더(주) IoT 공기질 컨트롤러

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