JP2009168300A - コントローラ、電気機器システム、コントローラの発光制御方法、およびコントローラの発光制御プログラム - Google Patents

コントローラ、電気機器システム、コントローラの発光制御方法、およびコントローラの発光制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】時間帯毎に異なる単位電力料金等の情報を確実にユーザに知らしめるリモコン等を提供する。
【解決手段】入力部11と、時計部12と、単位電力料金情報を記憶するメモリ16と、LLED15と、を含むリモコン1では、制御部18が、エアコン2が動作指示に従う従属時刻(例えば、起動時刻)を含む時間帯に合致する単位電力料金を認識し、その認識される単位電力料金に割り当てられた対応色で、LED15を発光させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモートコントローラ等のようなコントローラ、コントローラと電気機器とを含むシステム(電気機器システム)、コントローラの発光制御方法、およびコントローラの発光制御プログラムに関する。
従来から、電力会社の定める単位電力料金は時間帯に応じて異なる。そのため、電気代節約の観点から、ユーザは、時間帯に応じて電気機器を始動したり停止したりするとよい。そのためには、ユーザが時間帯に応じた単位電力料金を知らなくてはならない。
そこで、最近では、特許文献1に開示されるようなリモートコントローラ(リモコン)が開発されている。このリモコンでは、表示パネルが単位電力料金情報を表示する。そのため、ユーザがリモコンを使って、意図的に電気機器の動作を変更できる。
特開2004−159408号公報
しかしながら、特許文献1のリモコンは、表示パネルの一部の狭小領域に、時間帯を示す。したがって、ユーザは注意力を払いつつ表示パネルをみなければ、時間帯を確認できない。その上、この時間帯は常時表示されているがゆえに、かえって、ユーザの注意力が向きづらい。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、時間帯毎に異なる単位電力料金等の情報(区別情報)を確実にユーザに知らしめるリモコン等を提供することにある。
電気機器に対して動作指示を与えるコントローラは、動作指示を入力する入力部と、時刻を認識する時計部と、時間帯に応じて区別される区別情報を記憶する記憶部と、外部に向けて発光する発光部と、電気機器が動作指示に従う時刻を従属時刻とし、その従属時刻を含む時間帯に合致する区別情報を認識し、その認識される区別情報に割り当てられた対応色で、発光部を発光させる制御部と、を含む。
このようになっていれば、コントローラを持つユーザが電気機器への動作指示を入力部を使って入力すると、その入力時刻を含む時間帯に対応する色で発光部が光る。すると、ユーザは、発光色をみて時間帯に対応する区別情報を認識する。例えば、区別情報が単位電力料金情報で、時間帯毎に差を有していると、ユーザは、コントローラからの動作指示で動作する電気機器に要する電気代が高くなるのか安くすむのかを、発光部の発光色で確実に知る。
なお、このような電気機器に対して動作指示を与えるとともに、外部に向けて発光するコントローラでは、動作指示の入力工程と、時刻を認識する時刻認識工程と、時間帯に応じて区別される区別情報を記憶する記憶工程と、電気機器が動作指示に従う時刻を従属時刻とし、その従属時刻を含む時間帯に合致する区別情報を認識し、その認識される区別情報に割り当てられた対応色で、発光部を発光させる第1発光工程と、を含む発光制御方法が行われる。
また、コントローラは、動作指示を入力する入力部と、時刻を認識する時計部と、時間帯に応じて区別される区別情報を記憶する記憶部と、外部に向けて発光する発光部と、電気機器に対して動作指示を与える制御部と、を含む。そのため、このコントローラでの発光は、電気機器が動作指示に従う時刻を従属時刻とし、その従属時刻を含む時間帯に合致する区別情報を認識し、その認識される区別情報に割り当てられた対応色で、発光部を発光させる第1発光制御を、制御部に実行させる発光制御プログラムに基づく。
ところで、電気機器に対する動作指示の種類は様々である。例えば、電気機器に対する主動作の指示が動作指示であってもよい。
また、動作指示が主動作であれば、その主動作の開始時刻が従属時刻になるとよい。このようになっていると、例えば、ユーザはコントローラからの動作指示で主動作を開始する電気機器に要する電気代が高いか安いかを知る。
また、動作指示が主動作であれば、その主動作の停止時刻が従属時刻になるとよい。このようになっていると、コントローラからの動作指示で電気機器が主動作を停止する場合に、例えば、ユーザは停止直前の電気機器の要した電気代が高いか安いかを知る。
また、制御部は、発光部に、停止時刻を含む時間帯に応じた区別情報に割り当てられる対応色で発光させる前に、停止時刻の指定される時刻を指定時刻とし、その指定時刻を含む時間帯に応じた区別情報に割り当てられる対応色、指定時間を含む時間帯と停止時刻を含む時間帯との間に挟まれる別の時間帯に応じた区別情報に割り当てられる対応色、をこの順番で、発光部に発光させると望ましい。
このようになっていると、コントローラからの動作指示で電気機器が主動作を停止する場合に、例えば、ユーザは指定時刻から停止時刻に至るまでの間で主動作をする電気機器に要する電気代が高いか安いかを知る。
ところで、電気機器に対する動作指示が電気機器の主動作の変更動作指示であってもよい。このようになっていると、例えば、ユーザは何らかの入力部を使用するだけで、主動作中の電気機器に要する単位電力料金を容易に知る。
また、制御部は、変更動作指示の入力を受けるとき、その変更動作指示の直前の動作指示である直前動作指示に従う電気機器の第1使用電力と、その変更動作指示に従う電気機器の第2使用電力とを比較し、第2使用電力が第1使用電力よりも高ければ、対応色で、発光部を発光させると望ましい。一方、制御部は、第2使用電力が第1使用電力と同じまたは低ければ、対応色以外の異色で、発光部を発光させると望ましい。
このようになっていると、例えば、変更動作指示に基づいて動作する電気機器が電力をより多く消費しようとする場合と、より少なく消費しようとする場合とで、識別可能な色で発光部が発光する。そのため、ユーザは変更の動作指示で電気機器の消費電力の増減を知る。
また、制御部は、時間帯の境目の時刻の前後に、互いに異なる色で発光部を発光させると望ましい。このようになっていると、ユーザは区別情報の異なる時刻を知る。そのため、例えば、ユーザはその異なる時刻から電気機器の主動作を停止させたり、変更させたりする動作指示を行える。
なお、コントローラには、外部への開示情報を表示する表示部が含まれており、その表示部内は、発光部からの光で照射されていると望ましい。このようになっていると、発光部からの光は目立つ。
また、以上では、区別情報の一例として、単位電力料金情報が挙げられたが、これに限定されるものではない。
なお、以上のようなコントローラと、電気機器とを含む電気機器システムも本発明といえる。
本発明によれば、例えば、区別情報が単位電力料金情報であれば、ユーザは容易に高い時間帯および安い時間帯を確実に知る。
[実施の形態1]
実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、便宜上、部材符号等を省略する場合もあるが、かかる場合、他の図面を参照するものとする。また、フローチャートを示す図面では、A1〜A5は複数枚に渡るフローチャート同士の関係を示す。
図11は、エアーコンディショナー(エアコン)2と、このエアコン2に対して動作指示を与えるリモートコントローラ(リモコン)1とを示す斜視図である。また、図12はリモコン1の一面を示す平面図であり、図1はリモコン1の各種部材を示すブロック図である。
リモコン1は、入力部11、時計部12、タイマー(経過時間計測部)13、表示パネル(表示部)14、LED(発光部)15、メモリ(記憶部)16、第1送受信部17、および制御部18を含む。
入力部11は、エアコン(電気機器)2に対する動作指示を入力するために、冷房スイッチ11a、暖房スイッチ11b、停止スイッチ11c、温度設定スイッチ11d、風量調整スイッチ11e、風向き調整スイッチ11f、および設定スイッチ群11gを含む。
冷房スイッチ11aは、エアコン2に冷房を開始させる指示を与える。一方、暖房スイッチ11bは、エアコン2に暖房を開始させる指示を与える。なお、エアコン2の主たる動作(主動作)は、冷房および暖房に限らず、除湿等もある。停止スイッチ11cは、主動作中のエアコン2の動作を停止させる。
温度設定スイッチ11dは、エアコン2の設置された室内温度を設定温度(希望温度)にまで変化させるために、エアコンの動作程度を変化させる。風量調整スイッチ11eはエアコン2から流れる風量を変え、風向き調整スイッチ11fはエアコン2から流れる風向きを変える。設定スイッチ群11gは、複数の数値スイッチ等を含み、様々な設定を行う。
時計部12は、時刻を認識する。この時計部12の認識する時刻は、通常、設定スイッチ群11gを使ったユーザにより入力される。ただし、これに限定されることなく、時計部12は、標準電波を受信することで時刻を認識してもよい。すなわち、時計部12は電波時計であってもよい。
タイマー13は、ある時刻からの経過時間を計測する。例えば、タイマー13は、エアコン2の開始時刻からの経過時間、または、ユーザの指定するある時刻からの経過時間を計測する。
表示パネル14は、図12に示すように、設定温度、時刻、風向き、および風量等の情報(開示情報)を外部に向けて表示する。なお、表示パネル14の種類は、特に限定されるものではなく、例えば、液晶表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)パネルが表示パネル14になっていてもよい。なお、図12の表示パネル14は、液晶表示パネルである。
LED(Light Emitting Diode)15は、外部に向けて発光する。図12に示すリモコン1では、LED15は、表示パネル14の背面に位置し、その表示パネル14の内部を照射する(もちろん、この照射光は外部にもみえる)。ただし、これに限定されることなく、LED15は、表示パネル14と異なる位置に設置されてもよい。また、このLED15の発光色は変化する。例えば、緑色、青色、赤色、および白色で、LED15は発光する。
メモリ16は、例えば、設定スイッチ群11gで入力される種々情報や、エアコン2の消費電力状態を記憶する。例えば、メモリ16は、表1に示すような時間帯(第1時間帯〜第4時間帯)に応じた各社(A、B、C・・・)の有する各プラン(α、β、γ、δ、ε、ζ・・・)の単位電力料金(E1〜E24・・・)を記憶する。
Figure 2009168300
第1送受信部17は、例えば、入力部11で入力された情報をコード化してエアコン2の第2送受信部27に向けてワイヤレス送信する。一方で、第1送受信部17は、例えば、エアコン2の状態(エアコン2のフィルタの汚れ状態等)を示すコード化された情報を第2送受信部27からワイヤレス受信する。ただし、第1送受信部17は、第2送受信部との間で、双方向通信するものに限定されず、一方向通信だけ可能になっていてもよい。(つまり、リモコン1は送信部だけを有し、エアコン2はその送信部から受信する受信部だけを有してもよい)。
また、第1送受信部17は、インターネット等の通信ネットワークを介する情報の送信および受信もする。例えば、表1に示すような時間帯に応じて区別される単位電力料金情報(区別情報)が、第1送受信部17を介して、メモリ16に記憶されることもある。ただし、第1送受信部17が第2送受信部27との間での送受信だけを行い、別の送受信部が通信ネットワークを介する情報の送受信を行ってもよい。
制御部18は、リモコン1全体の動作制御を統括制御する。例えば、制御部18は、入力部11を介して入力された情報や時刻情報等を表示パネル14に表示させる。また、制御部18は、表示パネル14をLED15で照射させる。
以上のようなリモコン1は、エアコン2の駆動に、どの程度の電力料金を要するかをLED15を用いてユーザに報知する。そのために、リモコン1の制御部18は、表1に示すような単位電力料金情報の時間帯(第1時間帯〜第4時間帯)に、LED15の発光色を割り当てる(割り当てられる色を対応色と称す)。
例えば、最も安価な料金である第1時間帯に緑色の発光色、最も高価な料金である第3時間帯に赤色の発光色、それ以外の料金(中間料金)である第2時間帯および第4時間帯に青色の発光色が割り当てられる。なお、この発光色の割り振りは一例であって、時間帯毎に、上記一例とは異なる発光色が割り当てられてもよい。
ここで、リモコン1のLED15による報知工程の一例について、図1のブロック図、表1の単位電力料金表、および図2のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の報知工程は、リモコン1に対して報知モードが設定された場合に行われる(逆に、報知モードが設定されない場合もある)。
まず、図2のフローチャートに示すように、時刻が設定スイッチ群11gを用いて時計部12に設定される(STEP1)。すると、この時刻設定以降、常時、時計部12は時刻を認識する[時刻認識工程]。
次に、表1に示すような時間帯に応じて区別される単位電力料金情報が、設定スイッチ群11gを用いてメモリ16に記憶される(STEP2、[記憶工程])。なお、表1の単位電力料金情報の全てがメモリ16に記憶されている必要はなく、ユーザによって、例えばA社のαプランのみが選択され、それがメモリ16に記憶されてもよい。
そして、このようなリモコン1に対して入力操作が行われる(STEP3でYES)。この入力操作[入力工程]が、エアコン2に冷房または暖房をさせるための操作だとする(STEP4でYES)。すなわち、エアコン2の主たる動作である冷房または暖房を開始させるために、リモコン1の冷房スイッチ11aまたは暖房スイッチ11bが押されたとする。
すると、制御部18は、冷房スイッチ11aまたは暖房スイッチ11bの押された時刻、すなわちエアコン2を起動させるため時刻を、時計部12を用いて認識する。そして、この制御部18は、起動時刻(従属時刻)がメモリ16に記憶された単位電力料金情報の第1時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP5)。そして、起動時刻が第1時間帯に含まれていれば(STEP5のYES)、制御部18はLED15を緑色で発光させる(STEP6、[第1発光工程])。
起動時刻が第1時間帯に含まれていなければ(STEP5のNO)、制御部18は、その起動時刻が単位電力料金情報の第3時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP7)。そして、起動時刻が第3時間帯に含まれていれば(STEP7のYES)、制御部18はLED15を赤色で発光させる(STEP8、[第1発光工程])。
起動時刻が第3時間帯に含まれていなければ(STEP7のNO)、その起動時刻は単位電力料金情報の第2時間帯または4時間帯に含まれる。そのため、制御部18は、それらの時間帯に割り当てられた青色でLED15を発光させる(STEP9、[第1発光工程])。
なお、以上のLED15による緑色、赤色、および青色の発光は、時計部12に対する時刻設定とメモリ16に対する単位電力料金情報の記憶とが必要である。そのため、これらの設定と記憶とが行われていない場合(STEP1のNO、STEP2のNO)、制御部18は、時間帯毎に割り当てられた色以外の色(例えば白色)で、LED15を発光させる(STEP10)。
以上のようにして、リモコン1のLED15がエアコン2の起動時刻(開始時刻)を含む時間帯に応じて異なる色で発光すると、ユーザはエアコン2を動作させるときに要する単位電力料金を知る。特に、発光という目立つ報知であるので、ユーザは意識することなく、高い単位電力料金か安い単位電力料金かを知る。
また、冷房スイッチ11a等の入力部11が押下されたときに限って、LED15が発光するので、ユーザの注意力が向きやすい。そのため、ユーザが単位電力料金の情報を見落とさない。
ところで、図2のフローチャートでは、時計部12に対する時刻設定(STEP1)とメモリ16に対する単位電力料金情報の記憶(STEP2)とが完了した段階で、エアコン2は起動していなかった。そして、即座にエアコン2を起動させる場合におけるリモコン1の報知工程がこの図2のフローチャートに示されていた。
しかし、これ以外にも、ある時刻からエアコン2を起動させるために、リモコン1が用いられる。いわゆる開始タイマー(エアコン2の主動作の開始時刻の指示)が、リモコン1で設定される場合もある。このような場合での報知工程を、図2および図3のフローチャートを用いて説明する。
図2のフローチャートに示すように、リモコン1の入力操作(STEP3)がエアコン2の即座の冷房または暖房の指示(起動指示)でなく(STEP4のNO)、図3のフローチャートに示すように、エアコン2を一定時間後に起動させる開始タイマーが設定されたとする(STEP20)。
このような開始タイマーの設定は2通りある。1つは、時計部12の時刻に基づき、エアコン2が起動する場合である。この場合、例えば、12:00と具体的に、エアコン2の主動作の設定開始時刻が決められる。もう1つは、タイマー13による経過時間の計測完了予定時刻に、エアコン2が起動する場合である。この場合、例えば、10:00のときから2時間後(すなわち12:00)に、エアコン2の主動作の設定開始時刻が決められる。
エアコン2の主動作の設定開始時刻が、設定スイッチ群11gを用いて入力されると、リモコン1の制御部18は、設定開始時刻がメモリ16に記憶された単位電力料金情報の第1時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP21)。そして、設定開始時刻が第1時間帯に含まれていれば(STEP21のYES)、制御部18は、LED15を緑色で発光させる(STEP22、[第1発光工程])。
設定開始時刻が第1時間帯に含まれていなければ(STEP21のNO)、制御部18は、その設定開始時刻が単位電力料金情報の第3時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP23)。そして、設定開始時刻が第3時間帯に含まれていれば(STEP23のYES)、制御部18は、LED15を赤色で発光させる(STEP24、[第1発光工程])。
設定開始時刻が第3時間帯に含まれていなければ(STEP23のNO)、その設定開始時刻は単位電力料金情報の第2時間帯または4時間帯に含まれる。そのため、制御部18は、それらの時間帯に割り当てられた青色で、LED15を発光させる(STEP25、[第1発光工程])。
以上のようにして、LED15が、エアコン2に対する設定開始時刻(従属時刻)の含まれる時間帯に応じて異なる色で発光すると、ユーザは開始タイマーで起動するエアコン2に要する単位電力料金を知る。
例えば、A社のαプランが採用されている場合に、ユーザが17:45にエアコン2の主動作を開始させようとすると、LED15は赤色に発光する。すると、ユーザは、その時間にエアコン2を動作させると電気代が高いことを知る。そのため、ユーザは、17:45ではなく18:15にエアコン2の主動作を開始させる選択を考える。そして、実際に、18:15に開始タイマーが設定されると、LED15が青色に発光し、その選択が電気代節約に有用であることをユーザは知る。
[実施の形態2]
実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1で用いた部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付記し、その説明を省略する。この実施の形態2では、既にエアコン2が起動しており(主動作を開始しており)、そのようなエアコン2に対してリモコン1で動作指示が与えられた場合に、LED15がどのように発光するかを説明する。
例えば、停止タイマー(エアコン2の主動作の停止時刻の指示)が、リモコン1で設定される場合がある。このような場合での報知工程を、図4および図5のフローチャートを用いて説明する。
図4のフローチャートでは、設定される停止時刻(設定停止時刻)のみに応じてLED15を発光させる停止時刻型報知モードが示される。一方、図5のフローチャートでは、設定停止時刻と、その設定停止時刻を指定する時刻(指定時刻)とに応じて、LED15を発光させる連続発光型報知モードが示される。
なお、このような停止タイマーの設定に要する時刻(設定停止時刻・指定時刻)は、開始タイマーの設定同様に、時計部12に基づく場合とタイマー13に基づく場合との2通りある。
まず、図4のフローチャートを用い、停止時刻型報知モードでの報知工程を説明する。この報知工程では、リモコン1の入力操作が停止タイマーの設定であり、停止時刻型報知モードが設定スイッチ群11gを介して制御部18に設定される(STEP30のYES、STEP31のYES、STEP32のYES)。さらに、エアコン2の主動作の設定停止時刻が、設定スイッチ群11gを用いて入力される。
すると、リモコン1の制御部18は、設定停止時刻がメモリ16に記憶された単位電力料金情報の第1時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP33)。そして、設定停止時刻が第1時間帯に含まれていれば(STEP33のYES)、制御部18はLED15を緑色で発光させる(STEP34、[第1発光工程])。
設定停止時刻が第1時間帯に含まれていなければ(STEP33のNO)、制御部18は、その設定停止時刻が単位電力料金情報の第3時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP35)。そして、設定停止時刻が第3時間帯に含まれていれば(STEP35のYES)、制御部18は、LED15を赤色で発光させる(STEP36、[第1発光工程])。
設定停止時刻が第3時間帯に含まれていなければ(STEP35のNO)、その設定停止時刻は単位電力料金情報の第2時間帯または4時間帯に含まれる。そのため、制御部18は、それらの時間帯に割り当てられた青色で、LED15を発光させる(STEP37、[第1発光工程])。
以上のようにして、LED15が、エアコン2に対する設定停止時刻(従属時刻)の含まれる時間帯に応じて異なる色で発光すると、ユーザはエアコン2の主動作完了までに要する単位電力料金を知る。
例えば、A社のαプランが採用されている場合に、ユーザが稼働中のエアコン2の主動作を13:15に停止させようとすると、LED15は赤色に発光する。すると、ユーザは、その時間(13:15)までエアコン2を動作させていると電気代が高いことを知る。そのため、ユーザは、13:15ではなく12:45にエアコン2の主動作を停止させる選択を考える。そして、実際に、12:45に停止タイマーが設定されると、LED15が青色に発光し、その選択が電気代節約に有用であることをユーザは知る。
次に、図4および図5のフローチャートを用い、連続発光型報知モードでの報知工程を説明する。この報知工程では、リモコン1の入力操作が停止タイマーの設定であり、連続発光型報知モードが設定スイッチ群11gを介して制御部18に設定される(STEP30のYES、STEP31のYES、STEP32のNO;図4参照)。さらに、エアコン2の主動作の設定停止時刻が、設定スイッチ群11gを用いて入力される。
すると、図5に示すように、リモコン1の制御部18は、設定停止時刻を指定する時刻(指定時刻)がメモリ16に記憶された単位電力料金情報の第1時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP40)。そして、指定時刻が第1時間帯に含まれていれば(STEP40のYES)、制御部18はLED15を緑色で発光させる(STEP41、[第1発光工程])。
指定時刻が第1時間帯に含まれていなければ(STEP40のNO)、制御部18は、その指定時刻が単位電力料金情報の第3時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP42)。そして、指定時刻が第3時間帯に含まれていれば(STEP42のYES)、制御部18は、LED15を赤色で発光させる(STEP43、[第1発光工程])。
指定時刻が第3時間帯に含まれていなければ(STEP42のNO)、その指定時刻は単位電力料金情報の第2時間帯または4時間帯に含まれる。そのため、制御部18は、それらの時間帯に割り当てられた青色で、LED15を発光させる(STEP44、[第1発光工程])。
このようにして、指定時刻に応じてLED15が発光すると、制御部18は、指定時刻を含む時間帯と設定停止時刻を含む時間帯との間に別の時間帯が存在するか否を確認する(STEP45)。そして、このような別の時間帯が存在するならば(STEP45のYES)、制御部18は、その別の時間帯に対応する色で、LED15を発光させる(STEP46)。
その後、制御部18は、図4のフローチャートのSTEP33に戻り、設定停止時刻の含まれる時間帯に応じてLED15を発光させる(STEP33〜STEP37)。このようになっていると、稼働中のエアコン2が設定停止時刻に停止するまでの間に含まれる複数の時間帯に応じた色で、LED15が発光する。
すなわち、制御部18は、LED15に、設定停止時刻を含む時間帯に応じた単位電力情報に割り当てられる対応色で発光させる前に、指定時刻を含む時間帯に応じた単位電力情報得に割り当てられる対応色、指定時間を含む時間帯と停止時刻を含む時間帯との間に挟まれる別の時間帯に応じた区別情報に割り当てられる対応色、をこの順番で、LED15に発光させる。
このようになっていると、例えば、A社のαプランが採用されている場合に、ユーザが稼働中のエアコン2の主動作を18:15に停止させようと12:45に設定したとする。すると、LED15は、12:45を含む第2時間帯に対応する青色光、18:15を含む第4時間帯を含む青色光、第2時間帯と第4時間帯との間の第3時間帯に対応する赤色光を、時系列(青色→赤色→青色)で発する。
すると、エアコン2の稼働中に、最も単位電力料金の高い時間帯(第3時間帯)が含まれることを、ユーザは知る。そのため、ユーザは、電気代節約のために、エアコン2の稼働時間を変更したほうが望ましいことを知る。
ところで、主動作中のエアコン2に対するリモコン1の動作指示は、停止タイマーの設定に限らない。例えば、温度設定、風量調整、および風向き調整等の変更の動作指示(変更動作指示)がエアコン2に対して与えられる。
このような変更の動作指示が与えられる場合、その動作指示でエアコン2が消費する電力と、その動作指示前のエアコン2が消費する電力とに、差異が生じ得る。そこで、このような差異、特に消費電力が高くなることを報知する工程について、図4および図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、図4に示すように、リモコン1からの動作指示がエアコン2の停止タイマーの設定でなく(STEP31のNO)、その動作指示が変更の動作指示だとする。すると、図6のフローチャートに示すように、リモコン1の制御部18は、比較モードの設定がなされているか否かを確認する(STEP50)。この比較モードとは、以下のステップを制御部18に行わせるモードである。
まず、比較モードが設定されていると(STEP50のYES)、制御部18は、変更の動作指示前のエアコン2の第1消費電力を確認する(STEP51)。一例としては、以下のような確認が挙げられる。
例えば、エアコン2の第2送受信部27とリモコン1の第1送受信部17との間の通信で、リモコン1の制御部18がエアコン2の動作状況を知り、その動作状況から第1消費電力を確認する。
または、変更の動作指示前の様々な動作指示(直前動作指示)で要する消費電力が既知でかつメモリ16に記憶されており、制御部18は記憶されている既知の消費電力から第1消費電力を決定する。例えば、直前動作指示として風量調整スイッチ11eで“風量小”が設定されていると、その設定で動作するエアコン2の消費電力は予め既知でかつメモリ16に記憶されており、制御部18はメモリ16を用いて第1消費電力を決定する。
次に、制御部18は、変更の動作指示に従うエアコン2で要する第2消費電力を確認する(STEP52)。この確認一例としては、上述同様に、メモリ16に記憶されている動作指示に応じた既知の消費電力から、制御部18は第2消費電力を決定する。例えば、変更の動作指示として風量調整スイッチ11eで“風量大”が設定されると、その設定で動作するエアコン2の消費電力は予め既知でかつメモリ16に記憶されており、制御部18はメモリ16を用いて第2消費電力を決定する。
続いて、制御部18は、第1消費電力と第2消費電力との大小関係を比較する(STEP53、[比較工程])。すると、第2消費電力が第1消費電力よりも大きいと(STEP53のYES)、変更の動作指示でエアコン2が現状よりも電力をより多く消費しようとする。例えば、エアコン2が“風量小”で冷房しており、“風量大”になるように風量調整スイッチ11eが押される場合である。
かかるような場合、リモコン1の制御部18は、変更の動作指示の入力時刻(従属時刻)がメモリ16に記憶された単位電力料金情報の第1時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP54)。そして、その入力時刻が第1時間帯に含まれていれば(STEP54のYES)、制御部18はLED15を緑色で発光させる(STEP55、[第1発光工程])。
変更の動作指示の入力時刻が第1時間帯に含まれていなければ(STEP54のNO)、制御部18は、その入力時刻が単位電力料金情報の第3時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP56)。そして、その入力時刻が第3時間帯に含まれていれば(STEP56のYES)、制御部18はLED15を赤色で発光させる(STEP57、[第1発光工程])。
変更の動作指示の入力時刻が第3時間帯に含まれていなければ(STEP56のNO)、その入力時刻は単位電力料金情報の第2時間帯または4時間帯に含まれる。そのため、制御部18は、それらの時間帯に割り当てられた青色で、LED15を発光させる(STEP58、[第1発光工程])。
なお、第1消費電力が第2消費電力と同等または小さい場合(STEP53のNO)、すなわち、リモコン1による変更の動作指示でエアコン2が現状よりも電力を同等若しくはより少なくしか消費しない場合もある。例えば、エアコン2が“風量大”で冷房しており、“風量小”になるように風量調整スイッチ11eが押される場合である。
このような場合、エアコン2に対する変更の動作指示で、そのエアコン2の消費電力は高くならない。そのため、リモコン1のLED15が目立つ有色で発光し、あえてユーザに報知することはない。そこで、制御部18は、時間帯毎に割り当てられた色以外の色(例えば白色)で、LED15を発光させる(STEP59、[第1発光工程])。
以上を踏まえると、主動作中のエアコン2に対してリモコン1から変更の動作指示が与えられ、その動作指示に基づいて動作するエアコン2が現状よりも電力をより多く消費しようとする場合、リモコン1のLED15が有色で発光する。一方、変更の動作指示に基づいて動作するエアコン2が電力をより少なく消費しようとする場合、リモコン1のLED15が白色(対応色以外の色)で発光する。
そのため、リモコン1のLED15の発光色(有色または白色)の違いにより、ユーザは、現時点の変更の動作指示でエアコン2の消費電力の増減を知る。
なお、リモコン1からの変更の動作指示に基づいて動作するエアコン2が現状よりも電力をより多く消費しようとする一例としては、以下のような場合が挙げられる。
すなわち、リモコン1での温度設定が28℃で、エアコン2の冷房により室内温度も28℃程度である場合、エアコン2は比較的低い電力しか消費していない。つまり、第1消費電力は比較的低い。そして、このようなエアコン2に対して、リモコン1で25℃の温度設定がされるとする。すると、エアコン2は室温を28℃から25℃に下げるべく圧縮機を高回転駆動させる。そして、このような駆動が行われると、エアコン2は比較的高い電力を消費する。そのため、第2消費電力が第1消費電力よりも高くなる。
また、この例とは逆に、室温(25℃低程度)よりも高い温度(28℃)がリモコン1で設定されると、第2消費電力が第1消費電力よりも低くなる。すなわち、これは、変更の動作指示に基づいて動作するエアコン2が電力をより少なく消費しようとする一例である。
また、第1消費電力と第2消費とが同等の場合の例としては、リモコン1とエアコン2との間で、第1送受信部17と第2送受信部27とを使用する通信が挙げられる。
ところで、比較モードが設定されていない場合(STEP50のNO)、第1消費電力と第2消費電力との比較は行われず、単純に、変更の動作指示の入力時刻(従属時刻)に基づいて、LED15が発光する。すなわち、図7のフローチャートに示すように、リモコン1からの変更の動作指示が入力される時刻(入力時刻)が第1時間帯に含まれていれば(STEP70のYES)、制御部18はLED15を緑色で発光させる(STEP71、[第1発光工程])。
変更の動作指示の入力時刻が第1時間帯に含まれていなければ(STEP70のNO)、制御部18は、その入力時刻が単位電力料金情報の第3時間帯に含まれるか否かを確認する(STEP72)。そして、その入力時刻が第3時間帯に含まれていれば(STEP72のYES)、制御部18はLED15を赤色で発光させる(STEP73、[第1発光工程])。
変更の動作指示の入力時刻が第3時間帯に含まれていなければ(STEP72のNO)、その入力時刻は単位電力料金情報の第2時間帯または4時間帯に含まれる。そのため、制御部18は、それらの時間帯に割り当てられた青色でLED15を発光させる(STEP74、[第1発光工程])。
このようになっていれば、ユーザは何らかのスイッチを押すだけで、現在の単位電力料金情報を知る。つまり、ユーザは稼働中のエアコン2に要する単位電力料金を容易に知る。
[実施の形態3]
実施の形態3について説明する。なお、実施の形態1および2で用いた部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付記し、その説明を省略する。この実施の形態3では、実施の形態1および2とは異なり、リモコン1の入力操作に依存しない報知工程を説明する。
このような報知工程の例としては、単位電力料金の時間帯の切替時を報知する工程が挙げられる。この場合、設定スイッチ群11gを用いてリモコン1の制御部18に、図8のフローチャートに示すような時間帯切替報知モードが設定される(STEP80)。
そして、このような時間帯切替報知モードが設定されると、制御部18は、時計部12を用いて時間を確認する。具体的には、制御部18は、確認した時刻が時間帯の境目の時刻に対し1分前であるか否かについて判断する(STEP81)。例えばA社のαプランが採用されている場合に、制御部18が第2時間帯と第3時間帯との境目の時刻である13:00を報知するのであれば、制御部18は確認する時刻が12:59であるか否かを判断する。
そして、判断の結果から、確認した時刻が12:59であれば(STEP81のYES)、制御部18は、第2時間帯に対応する青色でLED15を継続発光させる(STEP82、[第2発光工程])。また、制御部18は、LED15を継続的に発光させつつ、時計部12を用いて時間帯の境目の時刻である13:00になったか否かを判断する(STEP83)。
時刻が13:00になっていれば(STEP83のYES)、制御部18はLED15の発光色を青色から赤色に変えて継続発光させる(STEP84、[第2発光工程])。なお、時刻が13:00になるまでは(STEP83のNO)、制御部18はLED15の発光色を青色のままで継続発光させる。
さらに、制御部18は、LED15を赤色で継続発光させつつ、時計部12を用いて時間帯の境目の時刻から1分後である13:01になったか否かを判断する(STEP85)。そして、時刻が13:01になっていれば(STEP85のYES)、制御部18はLED15の発光を止める(STEP86)。逆に、時刻が13:01になるまでは(STEP85のNO)、制御部18はLED15の発光色を赤色のままで継続発光させる。
以上のような報知工程であれば、ユーザは単位電力料金の切替時を知る。すると、ユーザは、単位電力料金の上昇する切替時を知り、稼働中のエアコン2の停止や動作の変更(設定温度を低くする)等を行える。
別の報知工程の例としては、定時刻に応じた単位電力料金の時間帯を報知する工程が挙げられる。この場合、設定スイッチ群11gを用いてリモコン1の制御部18に、図9のフローチャートに示すような定時刻報知モードが設定される(STEP90)。そして、このようなモードが設定されると、制御部18は、時計部12を用いて時間を確認する。
具体的には、制御部18は、確認した時刻が定時刻(例えば、0:00から1時間毎の時刻、すなわち0:00〜23:00の時刻)であるか否かを判断する(STEP91)。そして、判断の結果から、確認した時刻が定時刻であれば(STEP91のYES)、制御部18は、その定時刻の含まれる時間帯に対応する色でLED15を発光させる(STEP92)。このような報知工程であれば、ユーザは定時刻毎に単位電力料金を知る。
また、別の報知工程の例としては、規定時間経過毎に応じた単位料金の時間帯を報知する工程が挙げられる。この場合、設定スイッチ群11gを用いてリモコン1の制御部18に、図10のフローチャートに示すような規定時間経過報知モードが設定される(STEP100)。そして、このようなモードが設定されると、制御部18は、タイマー13を用いて経過時間を計測する。
具体的には、制御部18は、規定された経過時間、例えばエアコン2の起動後から2時間毎というように規定された時間が経過したか否かを判断する(STEP101)。そして、判断の結果から、経過した時間が規定の経過時間であれば(STEP101のYES)、制御部18は、その規定経過時間のおとずれた時刻を含む時間帯に対応する色でLED15を発光させる(STEP102)。このような報知工程であれば、ユーザは規定の時間毎に単位電力料金を知る。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、リモコン1のLED15は表示パネル14を背面から照射する。ただし、これに限定されることなく、LED15は、表示パネル14と異なる位置に設置されてもよい。しかし、以下の理由からLED15は表示パネル14の全面を明るくすると望ましい。
すなわち、最近のエアコン2は、多機能であり、その機能に応じて種々の情報がリモコン1の表示パネル14に表示される。そのため、その表示情報に、ユーザの意識は特に集中しやすい。しかしながら、LED15が表示パネル14の背面からパネル全面を照らすようになっていれば、ユーザが表示パネル14の表示情報に意識を集中していても、無意識のうちにLED15の発色を認識する。そのため、ユーザは、単位電気料金が高い時間帯なのか安い時間帯なのかを確実に知る。
その上、表示パネル14の全面がLED15の発光色で明るくなっていると、ユーザがリモコン1から離れていても、その発光色を確認しやすく、単位電力料金に関する情報を見落としにくい。ただし、消費電力抑制の観点から、リモコン1の制御部18は、LED15を10秒から20秒程度の一定時間しか発光させない(ただし、上述の時間帯切替報知モード以外)。
なお、表示パネル14の全面はLED15の光で明るくなるが、そのLED15が表示パネル14の背面から光を発するとは限らない。例えば、LED15は、表示パネル14の上下左右等の少なくとも1方向から(例えば、上と下との2箇所、左と右との2箇所、上下左右全ての4箇所)から光を発することで、表示パネル14の全面を明るくしてもよい。要は、表示パネル14の全面が明るくなるのであれば、その表示パネル14に対するLED15の位置は限定されない。
ところで、リモコン1の制御部18によるLED15の発光は、発光制御プログラムで実現される。そして、この発光制御プログラムは、コンピュータにて実行可能なプログラムであり、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。なぜなら、記録媒体に記録されたプログラムは、持ち運び自在になるためである。
なお、この記録媒体としては、例えば分離される磁気テープやカセットテープ等のテープ系、磁気ディスクやCD−ROM等の光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)や光カード等のカード系、あるいはフラッシュメモリ等による半導体メモリ系が挙げられる。
また、リモコン1の制御部18は、通信ネットワークからの通信で発光制御プログラムを取得してもよい。なお、通信ネットワークとしては、有線無線を問わず、インターネット、赤外線通等が挙げられる。
また、以上では、電気機器の一例としてエアコン(空気調和機)2を例に挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、電気機器は、テレビ、ビデオレコーダ、またはオーディオ装置であってもよい。また、以上では、時間帯に応じた単位電力料金がユーザに報知されていたが、これに限らず他の情報であってもよい。
また、携帯電話等の携帯情報端末が電気機器に対して動作指示を与えられるのであれば、その携帯情報端末はリモコンといえる。その上、電気機器とリモコンとは電気機器システムとしても把握できる。
は、リモコンのブロック図である。 は、エアコンを起動する場合のフローチャートである。 は、開始タイマーでエアコンを起動する場合でのLEDの発光工程を示すフローチャートである。 は、停止時刻型報知モードの設定されたエアコンが停止タイマーで停止する場合でのLEDの発光工程を示すフローチャートである。 は、連続発光型報知モードの設定されたエアコンが停止タイマーで停止する場合でのLEDの発光工程を示すフローチャートである。 は、比較モードの設定されたエアコンでのLEDの発光工程を示すフローチャートである。 は、比較モードの設定されていないエアコンでのLEDの発光工程を示すフローチャートである。 は、時間帯切替報知モードの設定されたエアコンでのLEDの発光工程を示すフローチャートである。 は、定時刻報知モードの設定されたエアコンでのLEDの発光工程を示すフローチャートである。 は、規定時間経過報知モードの設定されたエアコンでのLEDの発光工程を示すフローチャートである。 は、エアコンとリモコンとを示す斜視図である。 は、リモコンの平面図である。
符号の説明
1 リモコン(コントローラ)
2 エアコン(電気機器)
11 入力部
12 時計部
13 タイマー(経過時間計測部)
14 表示パネル(表示部)
15 LED(発光部)
16 メモリ(記憶部)
17 第1送受信部
18 制御部

Claims (12)

  1. 電気機器に対して動作指示を与えるコントローラにあって、
    上記動作指示を入力する入力部と、
    時刻を認識する時計部と、
    時間帯に応じて区別される区別情報を記憶する記憶部と、
    外部に向けて発光する発光部と、
    上記電気機器が上記動作指示に従う時刻を従属時刻とし、その従属時刻を含む上記
    時間帯に合致する上記区別情報を認識し、その認識される区別情報に割り当てられた
    対応色で、上記発光部を発光させる制御部と、
    を含むコントローラ。
  2. 上記動作指示が上記電気機器に対する主動作の指示である請求項1に記載のコントローラ。
  3. 上記主動作の開始時刻が上記従属時刻となる請求項2に記載のコントローラ。
  4. 上記主動作の停止時刻が上記従属時刻となる請求項2に記載のコントローラ。
  5. 上記制御部は、
    上記発光部に、上記停止時刻を含む時間帯に応じた区別情報に割り当てられる対応色
    で発光させる前に、
    上記停止時刻の指定される時刻を指定時刻とし、
    上記指定時刻を含む時間帯に応じた上記区別情報に割り当てられる対応色、
    指定時間を含む時間帯と停止時刻を含む時間帯との間に挟まれる別の時間帯に応じ
    た区別情報に割り当てられる対応色、
    をこの順番で、上記発光部に発光させる請求項4に記載のコントローラ。
  6. 上記動作指示が上記電気機器の主動作の変更動作指示である請求項1に記載のコントローラ。
  7. 上記制御部は、
    上記変更動作指示の入力を受けるとき、その変更動作指示の直前の動作指示である 直前動作指示に従う電気機器の第1使用電力と、その変更動作指示に従う上記電気機
    器の第2使用電力とを比較し、
    上記第2使用電力が第1使用電力よりも高ければ、上記対応色で、上記発光部を発
    光させる一方、
    上記第2使用電力が第1使用電力と同じまたは低ければ、上記対応色以外の異色で
    、上記発光部を発光させる、
    請求項6に記載のコントローラ。
  8. 上記制御部は、上記時間帯の境目の時刻の前後に、互いに異なる色で上記発光部を発光させる請求項1〜7のいずれか1項に記載のコントローラ。
  9. 外部への開示情報を表示する表示部が含まれており、
    上記表示部内は、上記発光部からの光で照射されている請求項1〜8のいずれか1項に記載のコントローラ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のコントローラと、上記電気機器とを含む電気機器システム。
  11. 電気機器に対して動作指示を与えるとともに、外部に向けて発光するコントローラの発光制御方法にあって、
    上記動作指示の入力工程と、
    時刻を認識する時刻認識工程と、
    時間帯に応じて区別される区別情報を記憶する記憶工程と、
    上記電気機器が上記動作指示に従う時刻を従属時刻とし、その従属時刻を含む上記
    時間帯に合致する上記区別情報を認識し、その認識される区別情報に割り当てられた
    対応色で、上記発光部を発光させる第1発光工程と、
    を含むコントローラの発光制御方法。
  12. 動作指示を入力する入力部と、
    時刻を認識する時計部と、
    時間帯に応じて区別される区別情報を記憶する記憶部と、
    外部に向けて発光する発光部と、
    電気機器に対して動作指示を与える制御部と、
    を含むコントローラの発光制御プログラムにあって、
    上記電気機器が上記動作指示に従う時刻を従属時刻とし、その従属時刻を含む上記
    時間帯に合致する上記区別情報を認識し、その認識される区別情報に割り当てられた
    対応色で、上記発光部を発光させる第1発光制御を、
    上記制御部に実行させる発光制御プログラム。
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