JP3733828B2 - 電子カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、手ぶれ補正を行う電子カメラであって、撮像倍率(ズーム倍率)に応じた処理を効率的に行うことが可能な電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラにおいて手ぶれ補正を行う技術が存在する。たとえば、図12は、その一例を示す図であり、そのデジタルカメラにおける撮像素子であるCCD303Pを示している。このCCD303Pにおいては、基本撮像領域R0と手ぶれ補正領域R1とが設けられている。手ぶれ補正領域R1は、基本撮像領域R0の周囲において設けられており、その手ぶれ補正領域の幅HX,HYは固定されている。
【0003】
この領域R0と領域R1とを合わせた領域(以下、画像処理対象領域とも称する)R2に対して所定の画像処理をあらかじめ施しておき、手ぶれが生じている状態では、画像処理対象領域R2の中から、基本撮像領域R0を手ぶれ量ΔP(ΔX,ΔY)(図示せず)に応じたシフト量ΔQ(−ΔX,−ΔY)だけシフトさせた領域(以下、「シフト領域」とも称する)R3を抽出した画像を撮像画像として取得することにより手ぶれ補正を行う。なお、手ぶれが生じていない状態では、基本撮像領域R0の画像が、撮像画像として取得される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここにおいて、上述の手ぶれ補正技術においては、手ぶれ補正領域R1は手ぶれ量の大小に拘わらず常に一定の幅(HX,HY)を有している。すなわち、手ぶれ量の大小に拘わらず予め一定の幅を有する手ぶれ補正領域R1の画像を候補画像として準備しておくものとなっている。
【0005】
この手ぶれ補正領域R1に関する画像処理は、手ぶれ補正領域R1の面積(画素数)が大きくなるにしたがって処理負担が増大するため、その面積をなるべく減少させてその処理負担を軽減することが好ましいが、一方で手ぶれ補正領域R1を小さくしすぎると上述の手ぶれ量に応じたシフト領域R3を確保することができなくなる。このように、手ぶれ補正領域R1の幅を適切に設定することが困難であるという問題を有している。
【0006】
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、手ぶれ補正領域の幅を適切に設定することにより手ぶれ補正処理の効率化を図ることが可能な電子カメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の電子カメラは、手ぶれ補正を行う電子カメラであって、基本撮像領域と前記基本撮像領域の周囲に設けられる手ぶれ補正領域とを有する撮像手段と、前記撮像手段における撮像倍率を変更する倍率変更手段と、前記基本撮像領域と前記手ぶれ補正領域とを合わせた画像処理対象領域に対して所定の画像処理を行う画像処理手段と、手ぶれが生じていない状態では前記所定の画像処理後の前記画像処理対象領域のうち前記基本撮像領域の画像を撮像画像として取得し、手ぶれが生じている状態では前記基本撮像領域を手ぶれ量に応じた量だけシフトさせたシフト領域を前記所定の画像処理後の前記画像処理対象領域の中から抽出し、当該抽出した画像を撮像画像として取得することにより手ぶれ補正を行う手ぶれ補正制御手段と、を備え、前記手ぶれ補正制御手段は、撮像時における撮像倍率に応じて前記手ぶれ補正領域の幅を変更し、前記画像処理手段は、前記撮像手段における全領域のうち、前記基本撮像領域と前記幅が変更された前記手振れ補正領域とを合わせた前記画像処理対象領域に対して前記所定の画像処理を行うことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の電子カメラは、請求項1に記載の電子カメラにおいて、前記手ぶれ補正制御手段は、少なくともテレ側においては、前記撮像倍率が大きくなるにつれて前記手ぶれ補正領域の幅を大きく設定することを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の電子カメラは、請求項1に記載の電子カメラにおいて、前記手ぶれ補正制御手段は、少なくともワイド側においては、前記撮像倍率が小さくなるにつれて前記手ぶれ補正領域の幅を小さく設定することを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の電子カメラは、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子カメラにおいて、前記電子カメラは、静止画像を撮像するデジタルカメラであることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
<A1.デジタルカメラの基本構成>
図1ないし図4はそれぞれ本発明の調整対象となるデジタルカメラ1の正面図、背面図、側面図および底面図であり、図5はデジタルカメラ1の内部構成を示すブロック図である。
【0013】
デジタルカメラ1は、図1に示すように、箱型のカメラ本体部2と直方体状の撮像部3(図1、図2および図4に太線で図示)とから構成されている。撮像部3は、撮影レンズ(撮影用レンズ)であるマクロ機能付きレンズ301を有するとともに、銀塩レンズシャッターカメラと同様に、被写体からのフラッシュ光の反射光を受光する調光センサ305、被写体までの距離を測定するための測距センサ306、および、光学ファインダ31が設けられる。
【0014】
なお、撮像部3内部にはレンズ301の後方位置にCCDカラーエリアセンサであるCCD303(図5参照)を有し、CCD(撮像素子)303は撮像回路302の一部となっている。
【0015】
カメラ本体部2の前面には、図1に示すように、左端部にグリップ部4および中央上部に内蔵フラッシュ5が設けられ、上面にはシャッタボタン8が設けられている。
【0016】
一方、図2に示すように、カメラ本体部2の背面には、略中央に撮影画像のモニタ表示(ビューファインダに相当)、記録画像の再生表示等を行うためのLCD10が設けられている。また、LCD10の下方に、デジタルカメラ1の操作を行うキースイッチ群221〜226および電源スイッチ227が設けられる。電源スイッチ227の左側には、電源がオン状態で点灯するLED228およびメモリカードへのアクセス中である旨を表示するLED229が配置される。
【0017】
さらに、カメラ本体部2の背面には、「撮影モード」、「再生モード」および「プリファレンスモード」の間でモードを切り替えるモード設定スイッチ14が設けられる(図3参照)。撮影モードは、写真撮影を行ったり、仮撮影の画像を一時的にLCD10に表示したりするモードであり、再生モードは、メモリカードに記録された撮影済み画像をLCD10に再生表示するモードであり、さらに、プリファレンスモードは、表示される選択項目の中から選択することにより各種の設定を行うモードである。
【0018】
モード設定スイッチ14は3接点のスライドスイッチであり、図2において下にセットすると撮影モードに設定され、中央にセットすると再生モードに設定され、上にセットするとプリファレンスモードに設定される。
【0019】
また、カメラ背面右側には、4連スイッチ230が設けられ、ボタン231,232を押すことによりズーミングを行い、ボタン233,234を押すことによって露出補正を行う。
【0020】
撮像部3の背面には、図2に示すように、LCD10をオン/オフさせるためのLCDボタン321およびマクロボタン322が設けられる。LCDボタンが押されるとLCD表示のオン/オフが切り替わる。例えば、専ら光学ファインダ31のみを用いて撮影するときには、節電の目的でLCD表示をオフにする。マクロ撮影時には、マクロボタン322が押されることにより、AFモータ308(図5参照)が駆動されレンズ301がマクロ撮影可能な状態になる。
【0021】
カメラ本体部2の側面には、図3に示すようにDC入力端子235が設けられる。
【0022】
カメラ本体部2の底面には、図4に示すように、電池装填室18とカード装填室17とが設けられる。カード装填室17は、メモリカード91や機能カード92を装填するための2つのカードスロット17a,17bを有する。両装填室は、クラムシェルタイプの蓋15により開閉自在になっている。
【0023】
ここで、機能カードとは、カードスロットに装着することにより、その電子機器(この実施の形態ではデジタルカメラ1)にデータ記憶以外の所定の機能をハードウェア的に付加する機能付加手段となっているカードをいい、具体的には、メモリカード以外の、音声カード、ビデオカード、モデムカード、ISDNカード、USBカード、IEEE1394カード等を指す。なお、図4ではカードスロット17a,17bに1つのメモリカード91および1つの機能カード92が装着された状態を例示している。以下の説明において、メモリカードおよび機能カードを総称する場合に電子カードと呼ぶ。
【0024】
蓋15には、開口部15aが形成されており、いずれのカードスロットに機能カード92を装着しても蓋15を閉じると機能カードのコネクタ部分が外部に露出するようになっている。これにより、蓋15を閉じた状態で外部機器と結線することが可能とされている。
【0025】
デジタルカメラ1では、4本の単三形乾電池を電池装填室18に装填することにより、これらを直列接続してなる電源電池236(図5参照)を駆動源としている。もちろん、図4に示すDC入力端子235からアダプタからの電力を供給して使用することも可能である。
【0026】
次に図5を参照しながら撮像部3の内部構成について順に説明する。
【0027】
この撮像部3の内部には、レンズ301のズーム比の変更と、収容位置と撮影位置との間のレンズ移動を行うためのズームモータ307、合焦を行うためのAF(オートフォーカス)モータ308、および絞り301eの調節を行う絞りアクチュエータ309とが設けられている。
【0028】
レンズ301は、より厳密には、複数のレンズを有するレンズ系として構成されており、これらの複数のレンズの光軸方向における位置を、上記のズームモータ307やAFモータ308の駆動を用いて調整することにより、レンズ301は、ズーム比の変更を行うズームレンズとしての機能と、合焦位置の調整を行うフォーカスレンズとしての機能とを果たすことができる。
【0029】
撮像回路302は、レンズ301によりCCD303上に結像された被写体の光像をCCD303を用いて光電変換し、R(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像信号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信号)として出力する。
【0030】
なお、デジタルカメラ1では撮像部3における露出制御は、絞り301eの調節のみならず、CCD303の露光量(シャッタスピードに相当するCCD303の電荷蓄積時間)も調節して行われる。被写体輝度が低輝度時に適切なシャッタスピードが設定できない場合は、CCD303から出力される画像信号のレベル調整を行うことにより露光不足による不適正露出が補正される。すなわち、低輝度時は、シャッタスピードとゲイン調整とを組み合わせて露出制御が行われる。なお、画像信号のレベル調整は、後述の信号処理回路313内のAGC(オートゲインコントロール)回路により行われる。
【0031】
タイミングジェネレータ314は、カメラ本体部2内のタイミング制御回路202から送信されるクロックに基づきCCD303の駆動制御信号を生成するものである。タイミングジェネレータ314は、例えば、積分開始/終了(すなわち、露出開始/終了)のタイミング信号、各画素の受光信号の読出制御信号(水平同期信号,垂直同期信号,転送信号)等のクロック信号を生成し、CCD303に出力する。
【0032】
信号処理回路313は、撮像回路302から出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ信号処理を施すものである。信号処理回路313は図示しないが、その内部にCDS(相関二重サンプリング)回路とAGC回路とを有し、CDS回路により画像信号のノイズの低減を行い、AGC回路でゲインを調整することにより画像信号のレベル調整を行う。
【0033】
調光回路304は、フラッシュ撮影における内蔵フラッシュ5の発光量をカメラ本体部2の全体制御部211により設定された所定の発光量に制御するものである。フラッシュ撮影においては、露出開始と同時に被写体からのフラッシュ光の反射光が調光センサ305により受光され、この受光量が所定の発光量に達すると、調光回路304から全体制御部211を介してカメラ本体部2のフラッシュ制御回路214へ発光停止信号が出力される。フラッシュ制御回路214は、この発光停止信号に応答して内蔵フラッシュ5の発光を強制的に停止し、これにより、内蔵フラッシュ5の発光量が所定の発光量に制御される。
【0034】
次に、カメラ本体部2の内部構成について説明する。
【0035】
全体制御部211は主にCPUからなり、上述した撮像部3内およびカメラ本体部2内の各周辺構成の駆動を有機的に制御してデジタルカメラ1の撮影動作を統括制御するものである。周辺構成とはアドレスバス、データバス、コントロールバス等によって接続されている。
【0036】
なお、図5(および後述の図6)中の画像データの流れについても便宜上、周辺構成間の矢印によって示しているが、実際には、画像データは全体制御部211を介して各周辺構成ごとに送られる。そのため全体制御部211内には、DRAMからなるワークRAM211a、および、プログラムを格納するためのフラッシュROM211bが内蔵される。
【0037】
次に、カメラ本体部2の内部における画像信号の処理および画像表示に関する構成について説明する。
【0038】
撮像部3の信号処理回路313から送られたアナログ画像信号はカメラ本体部2内の画像処理部200において各種画像処理が施される。図6は画像処理部200の構成を示すブロック図である。まず、画像処理部200へ送られてきたアナログ画像信号はA/D変換器205において各画素ごとに10ビットのデジタル信号に変換される。A/D変換器205は、タイミング制御回路202から入力されるA/D変換用のクロックに基づいて各画素信号(アナログ信号)を10ビットのデジタル信号に変換する。
【0039】
なお、タイミング制御回路202は、全体制御部211の制御により、基準クロック、タイミングジェネレータ314およびA/D変換器205に対するクロックを生成する。
【0040】
黒レベル補正回路206は、A/D変換された画素信号(以下、「画素データ」という。)の黒レベルを基準の黒レベルに補正するものである。また、WB回路207は、R,G,Bの各色成分の画素データのレベル変換を行うものであり、後工程のγ補正を考慮したホワイトバランスの調整を行う。ホワイトバランスの調整は、全体制御部211からWB回路に入力されるレベル変換テーブル(正確にはそのデータ)を用いて行われ、レベル変換テーブルの各色成分の変換係数(特性の傾き)は全体制御部211により撮影画像毎に設定される。
【0041】
γ補正回路208は、画素データのγ特性を補正するものである。γ補正回路208からの出力は図5および図6に示すように画像メモリ209に送られる。
【0042】
画像メモリ209は、画像処理部200から出力される画素データを記憶するメモリであり、後述する手ぶれ補正処理に必要なフレーム分の記憶容量を有している。すなわち、画像メモリ209は、CCD303がn行m列(n,mは自然数)のマトリクス状に配列した画素を有している場合、n×m画素分の画素データの記憶容量を有し、各画素データが対応する記憶領域(アドレス)に記憶されるようになっている。
【0043】
VRAM210は、LCD10に再生表示される画像データのバッファメモリである。VRAM210は、LCD10の画素数に対応した画像データの記憶容量を有している。
【0044】
このような構成により、撮影モードにおける撮影待機状態においては、撮像部3により所定間隔毎に撮像された画像の各画素データが画像処理部200により処理され、画像メモリ209に記憶されるとともに全体制御部211を介してVRAM210に転送され、LCD10に表示される(ライブビュー表示)。これにより撮影者はLCD10に表示された画像により被写体像を視認することができる。
【0045】
また、再生モードにおいては、メモリカードから読み出された画像に全体制御部211による所定の信号処理が施された後、VRAM210に転送されてLCD10に再生表示される。なお、LCD10において画像を表示する際には、全体制御部211の制御によりバックライト16が点灯する。
【0046】
次に、カメラ本体部2内のその他の構成について順に説明する。
【0047】
カードI/F212は、カードスロット17a,17bに装填された各種カードとの間で信号の受け渡しを行うインタフェースである。具体的にはメモリカードの画像データの書込みおよび画像データの読出しを行ったり、各種機能カードとの画像データまたは各種信号の入出力を行う。先述の通り、このデジタルカメラ1はカードスロットを2つ有し、2枚のカードが装着可能である。
【0048】
フラッシュ制御回路214は、前述のように、内蔵フラッシュ5の発光を制御する回路である。フラッシュ制御回路214は、全体制御部211の制御信号に基づき内蔵フラッシュ5の発光の有無、発光量および発光タイミング等を制御し、調光回路304から入力される発光停止信号に基づき内蔵フラッシュ5の発光量を制御する。
【0049】
時計回路219は、撮影日時を管理するするための時計回路である。図示しない別の電源で駆動される。
【0050】
また、カメラ本体部2内にはズームモータ307およびAFモータ308を駆動するためのズームモータ駆動回路215およびAFモータ駆動回路216が設けられる。これらの回路は、シャッタボタン8やその他の上述した各種スイッチ、ボタンである操作部250の操作に応じて機能する。
【0051】
例えば、シャッタボタン8は銀塩カメラで採用されているような半押し状態と押し込んだ状態とが検出可能な2段階スイッチになっており、待機状態でシャッタボタン8を半押し状態にすると、測距センサ306からの測距情報によって距離情報が全体制御部211へと入力される。そして、全体制御部211の指示によって、AFモータ駆動回路216がAFモータ308を駆動し、合焦位置へレンズ301を移動させる。
【0052】
また、ボタン231,232が押されると、これらのボタンからの信号が全体制御部211に送られ、全体制御部211の指示によってズームモータ駆動回路215がズームモータ307を駆動してズームレンズを移動させ、ズーミングを行う。
【0053】
その他、絞りアクチュエータ309を駆動する絞り駆動回路217もカメラ本体部2内に設けられる。
【0054】
全体制御部211および各周辺構成への電力供給は給電回路237により行われ、給電回路237にはDC入力端子235を介してACアダプタから、あるいは、電源電池236から電力が供給される。
【0055】
以上、カメラ本体部2内の各構成について説明したが、全体制御部211は周辺構成とのデータの受け渡しやタイミング制御の他に様々な機能をソフトウェア的に行うものとなっている。
【0056】
例えば、全体制御部211は露出制御値(シャッタスピードおよび絞り値)を設定するための輝度判定機能と露出設定機能とを備えている。輝度判定機能とは、撮影待機状態において、CCD303により1/30(秒)毎に取り込まれ、画像メモリ209に記憶される画像を利用して被写体の明るさを判定するものである。露出設定機能とは、輝度判定による被写体の明るさの判定結果に基づいてシャッタスピード(CCD303の積分時間)や絞り値を設定するものである。
【0057】
また、全体制御部211は撮影画像の記録処理を行うために、フィルタリング処理機能、記録画像生成機能、さらには、再生画像生成機能を備えている。
【0058】
フィルタリング処理機能とは、デジタルフィルタにより記録すべき画像の高周波成分を補正して輪郭に関する画質の補正を行うものである。
【0059】
記録画像生成機能は、画像メモリ209から画素データを読み出してメモリカードに記録すべきサムネイル画像と圧縮画像とを生成する。具体的には、画像メモリ209からラスタ走査方向に走査しつつ、横方向と縦方向の両方向でそれぞれ8画素毎に画素データを読み出し、順次、メモリカードに転送することで、サムネイル画像を生成しつつメモリカードに記録する。また、メモリカードへの圧縮画像データの記録に際して画像メモリ209から全画素データを読み出し、これらの画素データに2次元DCT変換、ハフマン符号化等のJPEG方式による所定の圧縮処理を施してメモリカードに記録する。
【0060】
具体的操作としては、撮影モードにおいて、シャッタボタン8により撮影が指示されると、撮影指示後に画像メモリ209に取り込まれた画像のサムネイル画像と圧縮率設定スイッチで設定された圧縮率によりJPEG方式により圧縮された圧縮画像とを生成し、撮影画像に関するタグ情報(コマ番号、露出値、シャッタスピード、圧縮率、撮影日、撮影時のフラッシュのオン/オフのデータ、シーン情報、画像の判定結果等の情報)とともに両画像をメモリカードに記憶する(図7参照)。
【0061】
例えば、メモリカードには1600×1200画素の圧縮画像データと80×60画素のサムネイル表示用の画像データが記録され、この場合、1コマ分の画像データの容量は約1MBとなる。また、機能カードとして音声カードが装着される場合には、音声データも記録可能となり、メモリカード内では画像ファイルのタグに音声ファイルへのリンク情報が記入される。
【0062】
また、再生画像生成機能はメモリカードに記録された圧縮画像をデータ伸張して再生画像を生成する機能である。具体的操作としては、モード設定スイッチ14を再生モードに設定すると、メモリカード内のコマ番号の最も大きな画像データが読み出されてデータ伸張され、VRAM210に転送される。これにより、LCD10にはコマ番号の最も大きな画像、すなわち直近に撮影された画像が表示される。
【0063】
<A2.本発明の特徴〜手ぶれ補正動作>
つぎに、図8ないし図11を参照しながら、手ぶれ補正動作について説明する。
【0064】
全体制御部211(図5)は、所定の微小時間間隔Δt(たとえば、1/30秒)でCCD303を用いて撮像した各フレームF(図8)を画像メモリ209に書き込む。
【0065】
図8は、複数のフレームFが時間的に連続して撮像される様子を模式的に示す図である。以下では、第n番目のフレームF(n)の手ぶれ補正処理を、第(n−1)番目のフレームF(n−1)を利用して行う場合について説明する。
【0066】
まず、フレームF(n−1)において特徴となる画像領域(以下、「特徴点」と称する)CPを抽出する。たとえば、基本撮像領域R0(図10参照)内における画像の特徴を表す所定の指標値(たとえば輝度値)が最も大きい領域(点)を、当該フレームF(n−1)における特徴点CP(n−1)として選択することができる。そして、この特徴点CP(n−1)のフレームF(n−1)内における位置P(n−1)をワークRAM211a(図5)に記憶する。また、同様にして、フレームF(n)における特徴点CP(n)を求め、この特徴点CP(n)のフレームF(n)内における位置P(n)をワークRAM211aに記憶する。
【0067】
ここにおいて、フレーム間の撮像時間間隔Δtは微小であるため、その間においては被写体の画像自体は変化しないものと考えることができる。したがって、特徴点CP(n−1)と特徴点CP(n)とは被写体における同一の点を示しており、手ぶれによりその点のフレーム内における位置が移動することになったものであると考えることができる。
【0068】
図9は、このような特徴点CPのCCD303内における移動を表す図であり、特徴点CPは、フレームF(n−1)における位置P(n−1)からフレームF(n)における位置P(n)へとΔP(ΔX,ΔY)だけ移動している場合を示している。以下、この移動量ΔP(ΔX,ΔY)を手ぶれ量と称する。
【0069】
図10は、CCD303内の状態を表す図である。図10に示すように、CCD303は、撮像画像に応じた所定の大きさを有する基本撮像領域R0と、その基本撮像領域R0の周囲に設けられる手ぶれ補正領域R1とを有している。たとえば、CCD303が500万画素を有する場合においては、中央の300万画素を含む領域が基本撮像領域R0として選択され、その周囲の残りの200万画素を含む領域のうち所定の幅の領域が手ぶれ補正領域R1として選択される。なお、後述するように、この手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYは、撮像倍率に応じて変更される。
【0070】
撮影待機状態においては、CCD303によって所定時間間隔毎に撮像される各画像について、CCD303上の各画像の全領域のうち、基本撮像領域R0と手ぶれ補正領域R1とを合わせた領域R2に含まれる各画素データが、画像処理部200により処理され、画像メモリ209(図5)に記憶される。ここにおいて、CCD303に含まれる画素のうち、領域R2の外側の領域R4に存在する画素については、以降の処理において用いられないので、画像処理部200において処理する必要がない。したがって、領域R2内における画素のみを画像処理部200における処理対象とし、領域R4内における画素は画像処理部200における処理対象から除外する(以下、領域R2,R4を、それぞれ、画像処理対象領域R2,画像処理不要領域R4とも称する)。
【0071】
そして、画像メモリ209に記憶された領域R2内に含まれる画素のうち、一部の領域R3(後述)の画像が撮像画像として抽出される。この領域R3に対応する撮像画像は全体制御部211(図5)を介して画像メモリ209からVRAM210に転送され、LCD10に表示される(ライブビュー表示)。また、シャッター8が押されることにより、上述の記録画像生成機能が能動化して、画像メモリ209内に格納された基本撮像領域R0の画素データを読み出すことにより、メモリカードに記録すべき画像(サムネイル画像および圧縮画像)が生成される。
【0072】
ここで、上記の撮像画像について説明する。
【0073】
手ぶれが生じている状態においては、基本撮像領域R0を手ぶれ量に応じた量だけシフトさせた領域(以下、「シフト領域」とも称する)R3を、画像処理部200における所定の画像処理が施された後の画像処理対象領域(基本撮像領域R0と手ぶれ補正領域R1とを合わせた領域)R2の中から抽出した画像を撮像画像として取得する。
【0074】
より具体的には、基本撮像領域R0をΔQ(−ΔX,−ΔY)だけシフトしたシフト領域R3を想定し、このシフト領域R3に相当する領域に含まれる画素からなる画像を撮像画像として取得する。これにより、上記の手ぶれ量ΔP(ΔX,ΔY)をキャンセルした画像を撮像画像として得ることができる。
【0075】
また、手ぶれが生じていない状態においては、領域R2のうち基本撮像領域R0の画像が撮像画像として取得される。言い換えれば、撮像画像として抽出されるシフト領域R3は、基本撮像領域R0に一致することになる。なお、手ぶれ補正動作を行わない場合も、同様に、基本撮像領域R0の画像が撮像画像として取得される。
【0076】
ここにおいて、このデジタルカメラ1においては、ズームレンズとしての機能を有するレンズ301をズームモータ307を用いて駆動することにより、当該レンズ301の焦点距離を変更して、CCD303における被写体の撮像倍率(ズーム倍率)を光学的に変更することが可能である。また、レンズ301の位置制御等(すなわち撮像倍率の変更制御)は全体制御部211の管理下においてズームモータ307やズームモータ駆動回路215などを介して行われており、全体制御部211は、ズームモータ307の駆動量あるいはズームモータ307の位置などを検出することにより、変更された撮像倍率(各撮像時における撮像倍率)を検出することができる。
【0077】
ところで、手ぶれ量ΔPは一般的に撮像倍率の大小に応じてその値が変化する。具体的には、実空間における手ぶれ変位が同一である場合、撮像倍率が大きくなるにつれて手ぶれ量ΔPの値が大きくなり、逆に、撮像倍率が小さくなるにつれて手ぶれ量ΔPの値が小さくなるという性質を有している。すなわち、被写体を拡大して撮像すればするほど手ぶれ量ΔPが大きくなり、逆に、被写体を縮小して撮像すればするほど手ぶれ量ΔPは小さくなる。
【0078】
全体制御部211は、この性質を利用し、撮像時における撮像倍率に応じて手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYを変更する。
【0079】
図11は、望遠状態(a)および広角状態(b)のそれぞれについての各領域R0〜R4(基本撮像領域R0,手ぶれ補正領域R1,画像処理対象領域R2,シフト領域R3,画像処理不要領域R4)の関係を示す図である。
【0080】
図11(a)は、撮像倍率Zが最も大きい状態(Z=ZT)、すなわち、最大望遠状態(テレ端)を示している。この場合においては、手ぶれ量が比較的大きいことが想定されるため、これに対処することが可能となるように、手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYを比較的大きな値に設定する。これにより、より大きな手ぶれ量ΔPに関する手ぶれ補正を実現することが可能になる。ここでは、CCD303内の画素を最大限利用することができるように、基本撮像領域R0の周囲の画素の全て(基本撮像領域R0以外の全ての画素)が手ぶれ補正領域R1に含まれるように幅HX,HYが設定される場合が示されている。このような大きな幅HX,HYが設定された場合、図11(a)に示すように大きな手ぶれ量に対応する大きなシフト量ΔQを有するシフト領域R3を、CCD303の全領域のうち画像メモリ209に格納された領域R2から抽出することが可能になる。
【0081】
一方、図11(b)は、撮像倍率Zが最も小さい状態(Z=ZW)、すなわち、最大広角状態(ワイド端)を示している。この場合においては、手ぶれ量が比較的小さいことが想定されるため、手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYを比較的小さな値に設定する。これにより、対処可能な手ぶれ量の最大値は小さくなるものの、手ぶれ補正領域R1ひいては画像処理対象領域R2が小さくなるので、画像処理部200(図5)などにおける処理負担が軽減される。
【0082】
なお、この場合、手ぶれ量が小さな値となること(すなわちシフト領域R3の基本撮像領域R0からのシフト量も小さくなることが)が想定されるため、画像処理対象領域R2が比較的小さな領域となっても、その比較的小さな領域R2の中から上記のシフト領域R3を抽出することが可能である。たとえば、図11(b)における手ぶれ補正領域R1の所定の幅HX,HYを、図11(a)において対処可能な実空間における手ぶれ変位と同一の変位に対象可能となるような値として設定する場合(より具体的には、ズーム比ZR(例えば3)に対して1/ZR(例えば1/3)を設定する場合)には、図11(a)の場合に対象可能な手ぶれ量と同一の手ぶれ量に対する手ぶれ補正処理を実現した上で、画像処理部200における処理負担の軽減をも図ることが可能である。
【0083】
また、両端の中間状態(図10参照)においても、同様に、手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYを、撮像倍率Zに応じ連続的に変化する値として設定する。たとえば、撮像倍率Zと手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYとが線形関係を有するように、各撮像倍率Zに応じた手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYを決定することができる。一般には、変更可能な倍率範囲を、相対的に高い倍率の高倍率範囲と相対的に低い倍率の低倍率範囲とに区分したとき、高倍率範囲(テレ側範囲)では、撮像倍率が大きくなるにつれて手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYを大きく設定し、低倍率範囲(ワイド側範囲)では、撮像倍率が小さくなるにつれて手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYを小さく設定する。さらに、撮像倍率Zと手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYとの関係は、線形関係に限定されず、その他の関係(たとえば段階的関係や非線形の関係)であってもよい。また、この関係を全体制御部211においてテーブルとして記憶しておき、撮像時の撮像倍率Zに対応する幅HX,HYの値を検索抽出することもできる。
【0084】
以上のように、上記実施形態のデジタルカメラ1によれば、全体制御部211により撮像時における撮像倍率Zに応じて手ぶれ補正領域R1の幅HX,HYが変更され、撮像倍率Zに応じた適切な幅HX,HYを有する手ぶれ補正領域R1が設定される。また、手ぶれ量ΔPは一般的に撮像倍率Zの大小に応じてその値が変化するので、手ぶれ補正に用いられる手ぶれ補正領域の幅HX,HYはその手ぶれ量ΔPに応じてその必要量が増減する。すなわち、撮像倍率Zの大小に応じて手ぶれ補正領域の幅HX,HYを変更することにより、手ぶれ量ΔPの大小に応じた適切な幅HX,HYを有する手ぶれ補正領域R1を設定することが可能になるのである。言い換えれば、手ぶれ補正領域の幅HX,HYを手ぶれ量の大小に応じて変化させることができるので、不必要に大きな幅を有する手ぶれ補正領域R1を確保する必要が無くなる。したがって、画像処理対象領域R2の適正化によって画像処理部200(図5)における処理負担などが軽減され、手ぶれ補正処理における高効率化を図ることができる。
【0085】
<B.その他>
なお、上記実施形態においては、手ぶれ補正領域R1の両方向における幅HX,HYの両方を変更したが、これに限定されず、一方の方向における幅のみ(たとえば、幅HXのみ)を変更するようにしてもよい。
【0086】
また、上記実施形態においては、電子カメラの一例として、静止画を撮像するデジタルカメラ(デジタルスチルカメラ)について説明したが、本発明は、デジタルビデオカメラなど動画を撮像する電子カメラにも適用することができる。
【0087】
【発明の効果】
以上のように、請求項1ないし請求項4に記載の発明によれば、手ぶれ補正制御手段は、撮像時における撮像倍率に応じて手ぶれ補正領域の幅を変更する。したがって、撮像倍率に応じて手ぶれ補正領域の幅を適正化し、無用な画像処理を低減することによって、手ぶれ補正処理の高効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルカメラの正面図である。
【図2】デジタルカメラの背面図である。
【図3】デジタルカメラの側面図である。
【図4】デジタルカメラの底面図である。
【図5】デジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。
【図6】画像処理部の内部構成を示すブロック図である。
【図7】メモリカード内のデータ配列を示す図である。
【図8】複数のフレームFが時間的に連続して撮像される様子を模式的に示す図である。
【図9】特徴点CPのCCD303内における移動を表す図である。
【図10】CCD303内における各領域R1〜R4を示す図である。
【図11】望遠状態(a)および広角状態(b)のそれぞれについての各領域R0〜R4を示す図である。
【図12】従来例に係る手ぶれ補正動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
301 レンズ
303 CCD
CP 特徴点
F フレーム
R0 基本撮像領域
R1 手ぶれ補正領域
R2 画像処理対象領域
R3 シフト領域
R4 画像処理不要領域
Z 撮像倍率
ΔP 移動量
ΔQ シフト量
Claims (4)
- 手ぶれ補正を行う電子カメラであって、
基本撮像領域と前記基本撮像領域の周囲に設けられる手ぶれ補正領域とを有する撮像手段と、
前記撮像手段における撮像倍率を変更する倍率変更手段と、
前記基本撮像領域と前記手ぶれ補正領域とを合わせた画像処理対象領域に対して所定の画像処理を行う画像処理手段と、
手ぶれが生じていない状態では前記所定の画像処理後の前記画像処理対象領域のうち前記基本撮像領域の画像を撮像画像として取得し、手ぶれが生じている状態では前記基本撮像領域を手ぶれ量に応じた量だけシフトさせたシフト領域を前記所定の画像処理後の前記画像処理対象領域の中から抽出し、当該抽出した画像を撮像画像として取得することにより手ぶれ補正を行う手ぶれ補正制御手段と、
を備え、
前記手ぶれ補正制御手段は、撮像時における撮像倍率に応じて前記手ぶれ補正領域の幅を変更し、
前記画像処理手段は、前記撮像手段における全領域のうち、前記基本撮像領域と前記幅が変更された前記手振れ補正領域とを合わせた前記画像処理対象領域に対して前記所定の画像処理を行うことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記手ぶれ補正制御手段は、少なくともテレ側においては、前記撮像倍率が大きくなるにつれて前記手ぶれ補正領域の幅を大きく設定することを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記手ぶれ補正制御手段は、少なくともワイド側においては、前記撮像倍率が小さくなるにつれて前記手ぶれ補正領域の幅を小さく設定することを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子カメラにおいて、
前記電子カメラは、静止画像を撮像するデジタルカメラであることを特徴とする電子カメラ。
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