JP3726041B2 - 昇圧回路およびその駆動方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に内蔵される昇圧回路に関し、特に、外部電源1.8Vの携帯機器用途のDRAMの内部電源として用いられる昇圧回路およびその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、この種の昇圧回路(以下、「通常ポンプ回路」と呼ぶ。)は、1つのポンプ容量とスイッチと電源で構成されていた。通常ポンプ回路の電流(電荷)効率は約50%であった。
【0003】
低消費電力化を実現するため、電流(電荷)効率を50%より向上させた昇圧回路(ポンプ回路)が、例えば、特開平9−231752号公報(以下、「第1の先行技術」と呼ぶ。)に記載されている。この第1の先行技術に開示された昇圧回路(ポンプ回路)は、ポンプ容量2個とスイッチ5個とを用いている。
【0004】
以下、図20を参照して、第1の先行技術に開示されている昇圧回路について説明する。昇圧回路は、第1のポンプ容量CP1と、第2のポンプ容量CP2と、第1乃至第5のスイッチS1,S2,S3,S4,S5とを有する。この昇圧回路には、電源(電源電位)VCCおよびグランド(接地電位)VSSが供給され、昇圧回路は昇圧レベル(昇圧電位)VPPを出力(発生)する。すなわち、昇圧回路は、電源VCCが供給されるノード(以下「電源ノード」と呼ぶ)と、グランドVSSが供給されるノード(以下「グランドノード」と呼ぶ)と、昇圧レベルVPPを発生するノード(以下「昇圧ノード」と呼ぶ)とを持つ。また、この昇圧回路は、第1及び第2の入力ノードN1及びN2と、第1及び第2の中間ノードN3及びN4とを持つ。
【0005】
第1のポンプ容量CP1は第1の入力ノードN1と第1の中間ノードN3との間に接続されている。第2のポンプ容量CP2は第2の入力ノードN2と第2の中間ノードN4との間に接続されている。
【0006】
第1乃至第3のスイッチS1〜S3は、電源ノードとグランドノードとの間に直列に接続されている。詳述すると、第1のスイッチS1は電源ノードと第1の入力ノードN1との間に接続されている。第1のスイッチS1は、一般的には、PMOSトランジスタで構成され、そのソースは電源ノードに接続され、そのドレインは第1の入力ノードN1に接続される。第2のスイッチS2は第1の入力ノードN1と第2の入力ノードN2との間に接続されている。第2のスイッチS2は、一般的には、NMOSトランジスタで構成され、そのドレインは第1の入力ノードN1に接続され、そのソースは第2の入力ノードN2に接続されている。第3のスイッチS3は第2の入力ノードN2とグランドノードとの間に接続されている。第3のスイッチS3は、一般的には、NMOSトランジスタで構成され、そのドレインは第2の入力ノードN2に接続され、そのソースはグランドノードに接続されている。
【0007】
第4のスイッチS4では、その固定接点は第1の中間ノードN3に固定的に接続され、その可動接点は電源ノード或いは昇圧ノードのいずれか一方に選択的に接続される。第5のスイッチS5では、その固定接点は第2の中間ノードN4に固定的に接続され、その可動接点は電源ノード或いは昇圧ノードのいずれか一方に選択的に接続される。
【0008】
このような構成の昇圧回路は、図20に示されるような、第1の状態▲1▼と第2の状態▲2▼とを繰り返すことで、昇圧及び供給電流の高効率化を実現している。
【0009】
図20に示す第1の状態▲1▼は、第1のポンプ容量CP1が放電し、第2のポンプ容量CP2を充電している状態である。一方、図20に示す第2の状態▲2▼は、第1のポンプ容量CP1を充電し、第2のポンプ容量CP2が放電している状態である。
【0010】
詳述すると、図20に示す第1の状態▲1▼では、第1のスイッチS1はオンし、第2のスイッチS2はオフし、第3のスイッチS3はオンし、第4のスイッチS4は第1の中間ノードN3を昇圧ノードに接続し、第5のスイッチS5は第2の中間ノードN4を電源ノードに接続している。この状態では、第1のポンプ容量CP1を電源VCCでたたき上げ、昇圧ノードへ電流を供給し、同時に、第2のポンプ容量CP2を電源VCC、グランドVSSで充電している。
【0011】
一方、図20に示す第2の状態▲2▼では、第1のスイッチS1はオフし、第2のスイッチS2はオンし、第3のスイッチS3はオフし、第4のスイッチS4は第2の中間ノードN3を電源ノードに接続し、第5のスイッチS5は第2の中間ノードN4を昇圧ノードに接続している。この状態では、第1のポンプ容量CP1と第2のポンプ容量CP2とを直列接続し、第1のポンプ容量CP1を電源VCCでたたき上げ、第2のポンプ容量CP2側から昇圧ノードへ電流供給する。このとき、第1のポンプ容量CP1の電極方向は昇圧方向と逆向きにしているため、電荷の移動と共に第1のポンプ容量CP1は充電される。
【0012】
1キャパシタに対し半サイクルで移動する電荷量をΔQとすると、電源ノードから流れ出る電荷量は3ΔQとなる。一方、昇圧ノードへ供給される電荷量は2ΔQとなる。よって、電流(電荷)効率は約66.6%(=2/3)となり、上述した通常ポンプ回路の電流(電荷)効率である約50%に比較して、約1.33倍向上する。
【0013】
また、上記以外の昇圧回路も種々提案されている。例えば、再特WO98/44621(以下、「第2の先行技術」と呼ぶ。)には、ポンプ容量2個とスイッチ5個とを用いて、昇圧比を可変制御できるようにした電源回路が開示されている。特開2001−95234号公報(以下、「第3の先行技術3」と呼ぶ。)には、ポンプ容量2個を用いたチップ面積の小さい半導体集積回路が記載されている。特開平9−154274号公報(以下、「第4の先行技術」と呼ぶ。)には、ポンプ容量2個とスイッチ3個とを用いた高効率なチャージポンプ回路が開示されている。特開平9−238463号公報(以下、「第5の先行技術」と呼ぶ。)には、ポンプ容量2個とスイッチ4個とを用いた高効率なチャージポンプ回路が開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した第1の先行技術に開示されている昇圧回路では、昇圧可能な電圧はVCC×1.5倍が限界となる問題がある。そのため、昇圧レベルVPPがVCC×1.3倍あたりから急激に供給電流が減少し、供給効率が低下(悪化)してしまう。
【0015】
その問題の生じる理由は、図21に示す通り、第1のポンプ容量CP1と第2のポンプ容量CP2とを直列接続する際、電極を昇圧方向と逆向きにし、昇圧電圧を抑制しているためである。詳述すると、第1のポンプ容量CP1の容量値と第2のポンプ容量CP2の容量値とが等しく、各キャパシタが充放電で変化する電位をΔVとする。図20の第1の状態▲1▼、第2の状態▲2▼から下式が成り立つ。
【0016】
VCC+(VCC−VPP−ΔV)+(VCC−ΔV)=VPP
ΔVについて解くと、下式となる。
【0017】
ΔV=(3/2)・VCC−VPP
したがって、昇圧レベルVPPがVCC×1.5倍になると、供給電流が零になることがわかる。逆に、第1の先行技術に開示された昇圧回路は、昇圧電圧VPPを抑制することで、電流効率を上げているといえる。
【0018】
昇圧前後の電圧をV1、V2、昇圧前後の電流をI1、I2とすると、エネルギー保存則から、V1×I1=V2×I2が成り立つ。昇圧電圧を上げれば、電流が大きくなり、ここでいう電流効率が上がることになる。
【0019】
したがって、本発明の目的は、面積デメリットを2倍に抑えつつ、昇圧レベルに応じて電流供給効率を上げることができる昇圧回路およびその駆動方法を提供することにある。
【0020】
本発明の別の目的は、従来モードと低消費電流モードへの切換えが可能な、昇圧回路およびその駆動方法を提供することにある。
【0021】
尚、上述した第2乃至第5の先行技術に開示されている昇圧回路は、本発明とは目的が相違し、異なる技術的思想を開示している。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために次のような技術的構成を採用する。
【0023】
すなわち、本発明によれば、電源が供給される電源ノードと、グランドが供給されるグランドノードとを持ち、昇圧レベルを昇圧ノードから発生する昇圧回路であって、第1の入力ノードと第1の中間ノードとの間に接続された第1のポンプ容量と、第2の入力ノードと第2の中間ノードとの間に接続された第2のポンプ容量とを有する、昇圧回路において、第1の入力ノードに固定的に接続された固定接点を持ち、可動接点が電源ノード、グランドノード、および昇圧ノードのいずれか1つに選択的に接続される第1のスイッチと、第2の入力ノードに固定的に接続された固定接点を持ち、可動接点が電源ノード、グランドノード、および昇圧ノードのいずれか1つに選択的に接続される第2のスイッチと、第1の中間ノードと第2の中間ノードとの間に接続された第3のスイッチと、第1の中間ノードに固定的に接続された固定接点を持ち、可動接点が電源ノードと昇圧ノードのいずれか1つに接続されるか或いは電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続されない第4のスイッチと、第2の中間ノードに固定的に接続された固定接点を持ち、可動接点が電源ノードと昇圧ノードのいずれか1つに接続されるか或いは電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続されない第5のスイッチと、を有する昇圧回路が得られる。
【0024】
このような構成の第1の態様による昇圧回路は、以下に述べる低消費電流モードと従来モードとを切り替えて動作可能である。
【0025】
すなわち、低消費電流モードでは、上記昇圧回路は、次に述べる第1乃至第4の状態を繰り返す。第1の状態では、第1のスイッチは第1の入力ノードをグランドノードに接続し、第2のスイッチは第2の入力ノードを電源ノードに接続し、第3のスイッチはオフし、第4のスイッチは第1の中間ノードを電源ノードに接続し、第5のスイッチは第2の中間ノードを昇圧ノードに接続する。第2の状態では、第1のスイッチは第1の入力モードを電源ノードに接続し、第2のスイッチは第2の入力ノードを昇圧ノードに接続し、第3のスイッチはオンし、第4のスイッチは第1の中間ノードを電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続せず、第5のスイッチは第2の中間ノードを電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続しない。第3の状態では、第1のスイッチは第1の入力ノードを電源ノードに接続し、第2のスイッチは第2の入力ノードをグランドノードに接続し、第3のスイッチはオフし、第4のスイッチは第1の中間ノードを昇圧ノードに接続し、第5のスイッチは第2の中間ノードを電源ノードに接続する。第4の状態では、第1のスイッチは第1の入力ノードを昇圧ノードに接続し、第2のスイッチは第2の入力ノードを電源ノードに接続し、第3のスイッチはオンし、第4のスイッチは第1の中間ノードを電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続せず、第5のスイッチは第2の中間ノードを電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続しない
【0026】
一方、従来モードでは、上記昇圧回路は、次に述べる第1および第2の状態を繰り返す。第1の状態では、第1のスイッチは第1の入力ノードをグランドノードに接続し、第2のスイッチは第2の入力ノードを電源ノードに接続し、第3のスイッチはオフし、第4のスイッチは第1の中間ノードを電源ノードに接続し、第5のスイッチは第2の中間ノードを昇圧ノードに接続する。第2の状態では、第1のスイッチは第1の入力ノードを電源ノードに接続し、第2のスイッチは第2の入力ノードをグランドノードに接続し、第3のスイッチはオフし、第4のスイッチは第1の中間ノードを昇圧ノードに接続し、第5のスイッチは第2の中間ノードを電源ノードに接続する。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0032】
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る昇圧回路の動作原理について説明する。図示の昇圧回路は、図1(1)に示されるような低消費電流モードと、図1(2)に示されるような従来モードのいずれか一方で動作可能である。換言すれば、図示の昇圧回路は、従来モードと低消費電流モードとの間で切換えて動作が可能である。
【0033】
図示の昇圧回路は、図20に示した第1の先行技術に開示されている昇圧回路と同様に、2つのポンプ容量を必要とするが、2つのポンプ容量は対称な関係に置かれている。
【0034】
すなわち、昇圧回路は、第1のポンプ容量CP1と、第2のポンプ容量CP2と、第1乃至第5のスイッチS1,S2,S3,S4,S5とを有する。この昇圧回路には、電源(電源電位)VCCおよびグランド(接地電位)VSSが供給され、昇圧回路は昇圧レベル(昇圧電位)VPPを出力(発生)する。すなわち、昇圧回路は、電源VCCが供給されるノード(以下「電源ノード」と呼ぶ)と、グランドVSSが供給されるノード(以下「グランドノード」と呼ぶ)と、昇圧レベルVPPを発生するノード(以下「昇圧ノード」と呼ぶ)とを持つ。また、昇圧回路は、第1及び第2の入力ノードN1及びN2と、第1及び第2の中間ノードN3及びN4とを持つ。
【0035】
第1のポンプ容量CP1は第1の入力ノードN1と第1の中間ノードN3との間に接続されている。第2のポンプ容量CP2は第2の入力ノードN2と第2の中間ノードN4との間に接続されている。
【0036】
第1のスイッチS1では、その固定接点は第1の入力ノードN1に固定的に接続され、その可動接点は、電源ノード、グランドノード、および昇圧ノードのいずれか1つに選択的に接続される。同様に、第2のスイッチS2では、その固定接点は第2の入力ノードN2に固定的に接続され、その可動接点は、電源ノード、グランドノード、および昇圧ノードのいずれか1つに選択的に接続される。
【0037】
第3のスイッチS3は、第1の中間ノードN3と第2の中間ノードN4との間に接続されている。
【0038】
第4のスイッチS4では、その固定接点は、第1の中間ノードN3に固定的に接続され、その可動接点は、電源ノードと昇圧ノードのいずれか1つに接続されるか或いは電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続されない。第5のスイッチS5では、その固定接点は第2の中間ノードN4に固定的に接続され、その可動接点は、電源ノードと昇圧ノードのいずれか1つに接続されるか或いは電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続されない
【0039】
図1(1)に示す低消費電流モードでは、第1の状態▲1▼、第2の状態▲2▼、第3の状態▲3▼、および第4の状態▲4▼の、4つの状態を繰り返すことで、昇圧及び供給電流の高効率化を実現している。
【0040】
図1(1)に示す低消費電流モードにおいて、第1の状態▲1▼は、第1のポンプ容量CP1を充電し、第2のポンプ容量CP2が放電している状態であり、第2の状態▲2▼は、第1のポンプ容量CP1が放電し、第2のポンプ容量CP2を充電している状態であり、第3の状態▲3▼は、第1のポンプ容量CP1が放電し、第2のポンプ容量CP2を充電している状態であり、第4の状態▲4▼は、第1のポンプ容量CP1を充電し、第2のポンプ容量CP2が放電している状態である。
【0041】
詳述すると、図1(1)の第1の状態▲1▼では、第1のスイッチS1は第1の入力ノードN1をグランドノードに接続し、第2のスイッチS2は第2の入力ノードN2を電源ノードに接続し、第3のスイッチS3はオフし、第4のスイッチS4は第1の中間ノードN3を電源ノードに接続し、第5のスイッチS5は第2の中間ノードN4を昇圧ノードへ接続している。この状態では、第1のポンプ容量CP1を電源VCC、グランドVSSで充電し、と同時に、第2のポンプ容量CP2を電源VCCでたたき上げ、昇圧ノードへ電流を供給している。
【0042】
図1(1)の第2の状態(2)では、第1のスイッチS1は第1の入力ノードN1を電源ノードに接続し、第2のスイッチS2は第2の入力ノードN2を昇圧ノードへ接続し、第3のスイッチS3はオンし、第4のスイッチS4は第1の中間ノードN3を電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続せず、第5のスイッチS5は第2の中間ノードN4を電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続しない。この状態では、第1のポンプ容量CP1と第2のポンプ容量CP2とを直列接続し、第1のポンプ容量CP1を電源VCCでたたき上げ、第2のポンプ容量CP2側から昇圧ノードへ供給する。このとき、第1のポンプ容量CP1は放電し、第2のポンプ容量CP2は充電される。
【0043】
図1(1)の第3の状態▲3▼では、第1のスイッチS1は第1の入力ノードN1を電源ノードに接続し、第2のスイッチS2は第2の入力ノードN2をグランドノードに接続し、第3のスイッチS3はオフし、第4のスイッチS4は第1の中間ノードN3を昇圧ノードへ接続し、第5のスイッチS5は第2の中間ノードN4を電源ノードに接続している。この状態では、第1のポンプ容量CP1を電源VCCでたたき上げ、昇圧ノードへ電流を供給し、と同時に、第2のポンプ容量CP2を電源VCC、グランドVSSで充電する。
【0044】
図1(1)の第4の状態(4)では、第1のスイッチS1は第1の入力ノードN1を昇圧ノードに接続し、第2のスイッチS2は第2の入力ノードN2を電源ノードに接続し、第3のスイッチS3はオンし、第4のスイッチS4は第1の中間ノードN3を電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続せず、第5のスイッチS5は第2の中間ノードN4を電源ノードと昇圧ノードのいずれにも接続しない。この状態では、第1のポンプ容量CP1と第2のポンプ容量CP2とを直列接続し、第2のポンプ容量CP2を電源VCCでたたき上げ、第1のポンプ容量CP1側から昇圧ノードへ供給する。このとき、第1のポンプ容量CP1は充電され、第2のポンプ容量CP2は放電する。
【0045】
図1(2)に示す従来モードは、図1(1)の第2の状態▲2▼と第4の状態▲4▼とを間引いたものに相当する。すなわち、図1(1)の第2の状態▲2▼と第4の状態▲4▼とを間引くことにより、従来方式の昇圧動作へ切り替わる。
【0046】
図2は、図1に示した高電流効率昇圧回路の昇圧原理の補足説明図である。図2において、C1は第1のポンプ容量CP1の容量値を、C2は第2のポンプ容量CP2の容量値を示す。
【0047】
図3を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る昇圧回路の動作原理について説明する。図示の昇圧回路は、図3(1)に示されるような低消費電流モードと、図3(2)に示されるような従来モードのいずれか一方で動作可能である。換言すれば、図示の昇圧回路は、従来モードと低消費電流モードとの間を切換えて動作可能である。
【0048】
図示の昇圧回路は、図20に示した第1の先行技術に開示されている昇圧回路と同様に、2つのポンプ容量を必要とするが、2つのポンプ容量は対称な関係に置かれている。
【0049】
すなわち、昇圧回路は、第1のポンプ容量CP1と、第2のポンプ容量CP2と、第1乃至第4のスイッチS1,S2,S3,S4とを有する。この昇圧回路には、電源(電源電位)VCCおよびグランド(接地電位)VSSが供給され、昇圧回路は、昇圧レベル(昇圧電位)VPPを出力(発生)する。すなわち、昇圧回路は、電源VCCが供給されるノード(以下「電源ノード」と呼ぶ)と、グランドVSSが供給されるノード(以下「グランドノード」と呼ぶ)と、昇圧レベルVPPを発生するためのノード(以下「昇圧ノード」と呼ぶ)とを持つ。また、昇圧回路は、第1及び第2の入力ノードN1及びN2と、第1及び第2の中間ノードN3及びN4と、接続線(同電位線)CLとを持つ。接続線CLは、図3に示されるように、第1の入力ノードN1の近傍と第2の入力ノードN2の近傍との間に延在している。
【0050】
第1のポンプ容量CP1は第1の入力ノードN1と第1の中間ノードN3との間に接続されている。第2のポンプ容量CP2は第2の入力ノードN2と第2の中間ノードN4との間に接続されている。
【0051】
第1のスイッチS1では、その固定接点は、第1の入力ノードN1に固定的に接続され、その可動接点は、電源ノード、グランドノード、および接続線CLのいずれか1つに選択的に接続される。同様に、第2のスイッチS2では、その固定接点は、第2の入力ノードN2に固定的に接続され、その可動接点は、電源ノード、グランドノード、および接続線CLのいずれか1つに選択的に接続される。
【0052】
第3のスイッチS3では、その固定接点は、第1の中間ノードN3に固定的に接続され、その可動接点は、電源ノード或いは昇圧ノードのいずれか一方に選択的に接続される。第4のスイッチS4では、その固定接点は、第2の中間ノードN4に固定的に接続され、その可動接点は、電源ノード或いは昇圧ノードのいずれか一方に選択的に接続される。
【0053】
図3(1)に示す低消費電流モードでは、図3(1)の第1の状態▲1▼、第2の状態▲2▼、第3の状態▲3▼、および第4の状態▲4▼の、4つの状態を繰り返すことで、昇圧及び供給電流の高効率化を実現している。
【0054】
図3(1)に示す低消費電流モードにおいて、第1の状態▲1▼は、第1のポンプ容量CP1が放電し、第2のポンプ容量CP2を充電している状態であり、第2の状態▲2▼は、第1のポンプ容量CP1を充電し、第2のポンプ容量CP2が放電している状態であり、第3の状態▲3▼は、第1のポンプ容量CP1を充電し、第2のポンプ容量CP2が放電している状態であり、第4の状態▲4▼は、第1のポンプ容量CP1が放電し、第2のポンプ容量CP2を充電している状態である。
【0055】
詳述すると、図3(1)の第1の状態▲1▼では、第1のスイッチS1は第1の入力ノードN1を電源ノードに接続し、第2のスイッチS2は第2の入力ノードN2をグランドノードに接続し、第3のスイッチS3は第1の中間ノードN3を昇圧ノードへ接続し、第4のスイッチS4は第2の中間ノードN4を電源ノードに接続している。この状態では、第1のポンプ容量CP1を電源VCCでたたき上げ、昇圧ノードへ電流を供給し、と同時に、第2のポンプ容量CP2を電源VCC、グランドVSSで充電している。
【0056】
図3(1)の第2の状態▲2▼では、第1のスイッチS1は第1の入力ノードN1を接続線CLに接続し、第2のスイッチS2は第2の入力ノードN2を接続線CLへ接続し、第3のスイッチS3は第1の中間ノードN3を電源ノードへ接続し、第4のスイッチS4は第2の中間ノードN4を昇圧ノードへ接続している。この状態では、第1のポンプ容量CP1と第2のポンプ容量CP2とを直列接続し、第1のポンプ容量CP1を電源VCCでたたき上げ、第2のポンプ容量CP2側から昇圧ノードへ供給する。このとき、第1のポンプ容量CP1は充電され、第2のポンプ容量CP2は放電する。
【0057】
図3(1)の第3の状態▲3▼では、第1のスイッチS1は第1の入力ノードN1をグランドノードに接続し、第2のスイッチS2は第2の入力ノードN2を電源ノードに接続し、第3のスイッチS3は第1の中間ノードN3を電源ノードに接続し、第4のスイッチS4は第2の中間ノードN4を昇圧ノードへ接続している。この状態では、第1のポンプ容量CP1を電源VCC、グランドVSSで充電する、と同時に、第2のポンプ容量CP2を電源VCCでたたき上げ、昇圧ノードへ電流を供給する。
【0058】
図3(1)の第4の状態▲4▼では、第1のスイッチS1は第1の入力ノードN1を接続線CLに接続し、第2のスイッチS2は第2の入力ノードN2を接続線CLに接続し、第3のスイッチS3は第1の中間ノードN3を昇圧ノードへ接続し、第4のスイッチS4は第2の中間ノードN4を電源ノードに接続している。この状態では、第1のポンプ容量CP1と第2のポンプ容量CP2とを直列接続し、第2のポンプ容量CP2を電源VCCでたたき上げ、第1のポンプ容量CP1側から昇圧ノードへ供給する。このとき、第1のポンプ容量CP1は放電し、第2のポンプ容量CP2は充電される。
【0059】
図3(2)に示す従来モードは、図3(1)の低消費電流モードにおける、第2の状態▲2▼と第4の状態▲4▼とを間引いたものに相当する。すなわち、図3(1)の第2の状態▲2▼と第4の状態▲4▼とを間引くことにより、従来方式の昇圧動作へ切り替わる。
【0060】
図4は、図3に示した高電流効率昇圧回路の昇圧原理の補足説明図である。図4において、C1は第1のポンプ容量CP1の容量値を、C2は第2のポンプ容量CP2の容量値を示す。
【0061】
上述したように、本発明では、低消費電流モードで、充電2サイクル、放電2サイクルの計4サイクルを繰り返す。このような構成により、面積デメリットを2倍に抑えつつ、昇圧レベルに応じて電流供給効率を上げることができる。また、従来モードと低消費電流モードとの間の切換えも可能である。
【0062】
図5に本発明、従来、および先願の昇圧回路における電流効率の特性を示す。また、図6には、本発明、従来、および先願の昇圧回路における供給電流の特性を図示する。ここで、図5および図6において、「本方式」は本発明による昇圧回路(図1及び図3)の特性を示し、「従来方式」は前述した1つのポンプ容量のみを有する通常ポンプ回路の特性を示し、「先願」は第1の先行技術に開示された昇圧回路(図20)の特性を示す。
【0063】
また、図5において、横軸はVPP/VCCを示し、縦軸はICC/IPPを示す。ここで、ICCは電源ノードから本回路へ流れ込む電流(消費電流)を示し、IPPは本回路から昇圧ノードへ流れ出る電流(供給電流)を示す。図6において、横軸はVPP/VCCを示し、縦軸はIPP/η・CP・fを示す。ここで、ηは電源回路の効率を示し、CPはポンプ容量を示し、fは本回路の動作周波数を示す。尚、ここでは、ポンプ容量の充放電以外の消費電流は、ポンプ容量充放電の10%と仮定して計算している。
【0064】
図5より、本方式は昇圧レベルVPPの低い領域(すなわち、VPP/VCCが小さい領域)で、若干、電流効率の点で先願に劣ることが分かるけれども、従来方式に比較して、昇圧電源の供給電流IPPの効率を向上させることができる。例えば、昇圧レベルVPPがVCC×1.3倍のとき、従来方式の消費電流ICCは供給電流IPPの約2.2倍になるのに対し、本方式では消費電流ICCを供給電流IPPの1.8倍程度に抑えられる。また、先願では昇圧レベルVPPが高くなると急激に電流効率が低下するのに対して、本方式は、急激な電流効率の低下がない。そのため、電源回路の面積効率低下は、従来方式(図6中の従来方式)の2倍程度に抑えられる。
【0065】
また、先願は、昇圧レベルVPPの低い領域では、本方式と同様に消費電流ICCを抑えられるが、図6に示されるように、電流供給量が小さいため、大きな回路面積(ほとんどポンプ容量)を必要とする。例えば、昇圧レベルVPPがVCC×1.3倍のとき、先願は従来方式の3.5倍の回路面積を必要とするが、本方式は従来方式の2倍以内で済む。
【0066】
【実施例】
図7を参照して、図1に図示した昇圧回路の一実施例について説明する。次に、図7の構成要素と図1の構成要素との対応関係について説明する。
【0067】
NMOSトランジスタM11,M12,M13の組み合せが第1のスイッチS1に相当する。NMOSトランジスタM21,M22,M23の組み合わせが第2のスイッチS2に相当する。NMOSトランジスタM3が第3のスイッチS3に相当する。NMOSトランジスタM41およびM42の組み合わせが第4のスイッチS4に相当する。NMOSトランジスタM51およびM52の組み合せが第5のスイッチS5に相当する。
【0068】
ノードN31が第1の入力ノードN1に相当し、ノードN32が第2の入力ノードN2に相当する。ノードN21が第1の中間ノードN3に相当し、ノードN22が第2の中間ノードN4に相当する。
【0069】
他の回路要素は、第1乃至第5のスイッチS1〜S5を駆動するためのスイッチ駆動回路であり、第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2に応答して動作する。
【0070】
詳述すると、第1の抑止ゲートG11は、第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2に応答して、第1のスイッチS1を構成するNMOSトランジスタM11を駆動するスイッチ駆動回路として動作する。第1のクロック信号OSC1が供給される第1のインバータG12と、キャパシタCA1と、制御NMOSトランジスタMC12との組み合わせは、第1のスイッチS1を構成するNMOSトランジスタM12を駆動するスイッチ駆動回路として働く。第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2が供給されるアンドゲートG13と、キャパシタCB1と、制御NMOSトランジスタMC13との組み合わせは、第1のスイッチS1を構成するトランジスタM13を駆動するスイッチ駆動回路として働く。
【0071】
第1のクロック信号OSC1が供給されるバッファゲートG21と、キャパシタCA2と、制御NMOSトランジスタMC21との組み合わせは、第2のスイッチS2を構成するNMOSトランジスタM21を駆動するスイッチ駆動回路として働く。第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2が供給される第2の抑止ゲートG22と、キャパシタCB2と、制御NMOSトランジスタMC23との組み合わせは、第2のスイッチS2を構成するNMOSトランジスタM22を駆動するスイッチ駆動回路として働く。ノアゲートG23は、第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2に応答して、第2のスイッチS2を構成するNMOSトランジスタM23を駆動するスイッチ駆動回路として動作する。
【0072】
第2のクロック信号OSC2が供給される、第1及び第2のインバータG31,G32、キャパシタCC1、CC2、及び制御NMOSトランジスタMC31、MC32の組み合わせは、第3のスイッチS3として働くNMOSトランジスタM3を駆動するスイッチ駆動回路として動作する。
【0073】
上記第1の抑止ゲートG11と、キャパシタC1と、制御NMOSトランジスタMC41との組み合せは、第4のスイッチS4を構成するNMOSトランジスタM41を駆動するスイッチ駆動回路として動作すると共に、第5のスイッチS5を構成するNMOSトランジスタM51を駆動するスイッチ駆動回路としても動作する。また、上記ノアゲートG23と、キャパシタC2と、制御NMOSトランジスタMC52との組み合せは、第4のスイッチS4を構成するNMOSトランジスタM42を駆動するスイッチ駆動回路として動作すると共に、第5のスイッチS5を構成するNMOSトランジスタM52を駆動するスイッチ駆動回路としても動作する。
【0074】
図8は、図7に供給される第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2の波形を示す図である。図8(1)は低消費電流モード時の波形を示し、図8(2)は従来モード時の波形を示す。
【0075】
図8(1)に示す低消費電流モードにおいて、第1のクロック信号OSC1が論理ハイレベルで、第2のクロック信号OSC2が論理ロウレベルであるとき、図1(1)の第1の状態▲1▼となる。第1のクロック信号OSC1が論理ロウレベルで、第2のクロック信号OSC2が論理ハイレベルであるとき、図1(1)の第2の状態▲2▼となる。第1のクロック信号OSC1と第2のクロック信号OSC2の両方とも論理ロウレベルのとき、図1(1)の第3の状態▲3▼となる。第1のクロック信号OSC1と第2のクロック信号OSC2の両方とも論理ハイレベルのとき、図1(1)の第4の状態▲4▼となる。
【0076】
一方、図8(2)に示す従来モードでは、第2のクロック信号OSC2は論理ロウレベルに固定される。そして、第1のクロック信号OSC1が論理ハイレベルのとき、図1(2)の第1の状態▲1▼となり、論理ロウレベルのとき、図1(2)の第2の状態▲2▼となる。
【0077】
図9を参照して、図3に図示した昇圧回路の一実施例について説明する。次に、図9の構成要素と図3の構成要素との対応関係について説明する。
【0078】
PMOSトランジスタM11とNMPSトランジスタM12とトランスファゲートM5との組み合せが第1のスイッチS1に相当する。PMOSトランジスタM21とNMOSトランジスタM22とトランスファゲートM5との組み合わせが第2のスイッチS2に相当する。NMOSトランジスタM31およびM32の組み合わせが第3のスイッチS3に相当する。NMOSトランジスタM41およびM42の組み合せが第4のスイッチS4に相当する。
【0079】
ノードN31が第1の入力ノードN1に相当し、ノードN32が第2の入力ノードN2に相当する。ノードN21が第1の中間ノードN3に相当し、ノードN22が第2の中間ノードN4に相当する。ノードN31とN32との間をトランスファゲートM5を介して接続する信号線が接続線CLに相当する。
【0080】
他の回路要素は、第1乃至第4のスイッチS1〜S4を駆動するためのスイッチ駆動回路であり、第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2に応答して動作する。
【0081】
詳述すると、第1の抑止ゲートG11は、第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2に応答して、第1のスイッチS1を構成するPMOSトランジスタM11を駆動するスイッチ駆動回路として働く。ノアゲートG12は、第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2に応答して、第1のスイッチS1を構成するNMOSトランジスタM12を駆動するスイッチ駆動回路として働く。
【0082】
オアゲートG21は、第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2に応答して、第2のスイッチS2を構成するPMOSトランジスタM21を駆動するスイッチ駆動回路として働く。第2の抑止ゲートG22は、第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2に応答して、第2のスイッチS1を構成するNMOSトランジスタM22を駆動するスイッチ駆動回路として働く。
【0083】
第1のクロック信号OSC1を受ける第1のインバータG3と、キャパシタC1と、制御NMOSトランジスタMC3との組み合せは、第3のスイッチS3を構成するNMOSトランジスタM31を駆動するスイッチ駆動回路として動作すると共に、第4のスイッチS4を構成するNMOSトランジスタM42を駆動するスイッチ駆動回路としても動作する。
【0084】
第1のクロック信号OSC1を受けるバッファゲートG4と、キャパシタC2と、制御NMOSトランジスタMC4との組み合せは、第4のスイッチS4を構成するNMOSトランジスタM41を駆動するスイッチ駆動回路として動作すると共に、第3のスイッチS3を構成するNMOSトランジスタM32を駆動するスイッチ駆動回路としても動作する。
【0085】
第2のクロック信号OSC2を受ける、第2及び第3のインバータG51,G52の組み合せは、第1及び第2のスイッチS1及びS2を構成するトランスファゲートM5のオン・オフを制御するスイッチ駆動回路として働く。
【0086】
図10は、図9に供給される第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2の波形を示す図である。図10(1)は低消費電流モード時の波形を示し、図10(2)は従来モード時の波形を示す。
【0087】
図10(1)に示す低消費電流モードにおいて、第1のクロック信号OSC1が論理ハイレベルで、第2のクロック信号OSC2が論理ロウレベルであるとき、図3(1)の第1の状態▲1▼となる。第1のクロック信号OSC1が論理ロウレベルで、第2のクロック信号OSC2が論理ハイレベルであるとき、図3(1)の第2の状態▲2▼となる。第1のクロック信号OSC1と第2のクロック信号OSC2の両方とも論理ロウレベルのとき、図3(1)の第3の状態▲3▼となる。第1のクロック信号OSC1と第2のクロック信号OSC2の両方とも論理ハイレベルのとき、図3(1)の第4の状態▲4▼となる。
【0088】
一方、図10(2)に示す従来モードでは、第2のクロック信号OSC2は論理ロウレベルに固定される。そして、第1のクロック信号OSC1が論理ハイレベルのとき、図3(2)の第1の状態▲1▼となり、論理ロウレベルのとき、図3(2)の第2の状態▲2▼となる。
【0089】
図11及び図12は、図7に示した昇圧回路の各部の動作波形を示すタイムチャートである。図11は低消費電流モードでの動作波形を示し、図12は従来モードでの動作波形を示す。
【0090】
図11において、第1行目は第1のクロック信号OSC1の波形を、第2行目は第2のクロック信号OSC2の波形を、第3行目はノードN11,N12,N23での波形を、第4行目はノードN41,N51での波形を、第5行目はノードN42,N52での波形を、第6行目はノードN21,N31での波形を、第7行目はノードN22,N32での波形を、それぞれ、示している。
【0091】
図12において、第1行目は第1のクロック信号OSC1の波形を、第2行目は第2のクロック信号OSC2の波形を、第3行目はノードN11,N41での波形を、第4行目はノードN12,N42での波形を、第5行目はノードN21,N31での波形を、第6行目はノードN22,N32での波形を示している。
【0092】
図13及び図14は、図9に示した昇圧回路の各部の動作波形を示すタイムチャートである。図13は低消費電流モードでの動作波形を示し、図14は従来モードでの動作波形を示す。
【0093】
図13において、第1行目は第1のクロック信号OSC1の波形を、第2行目は第2のクロック信号OSC2の波形を、第3行目はノードN11,N12,N23での波形を、第4行目はノードN41,N51での波形を、第5行目はノードN42,N52での波形を、第6行目はノードN21,N31での波形を、第7行目はノードN22,N32での波形を、それぞれ、示している。
【0094】
図14において、第1行目は第1のクロック信号OSC1の波形を、第2行目は第2のクロック信号OSC2の波形を、第3行目はノードN12,N42,N52での波形を、第4行目はノードN11,N41,N51での波形を、第5行目はノードN22,N32での波形を、第6行目はノードN21,N31での波形を示している。
【0095】
図15は、本発明による昇圧回路が適用される昇圧電源回路の全体構成を示すブロック図である。図示の昇圧電源回路は、発振回路10と、ポンプ回路20と、レベルセンス回路30とを備えている。ポンプ回路20は、第1及び第2のポンプ回路(PUMP)21及び22から構成されている。第1及び第2のポンプ回路21及び22の各々は、図7又は図9に図示された昇圧回路によって構成される。
【0096】
発振回路10は、第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2と、第1及び第2の変更クロック信号OSC1D及びOSC2Dとを発振する。第1のポンプ回路21には第1及び第2のクロック信号OSC1及びOSC2が供給され、第2のポンプ回路22には第1及び第2の変更クロック信号OSC1D及びOSC2Dされる。
【0097】
図16は図9の変形例である。図9と同じ構成要素には同一の参照符号を付し、以下では、異なる部分についてのみ説明する。ノードN11にクランプMOS41とMOSダイオード42とを接続すると共に、ノードN12にもクランプMOS41とMOSダイオード42とを接続している。さらに、昇圧ノードにもMOSダイオード43を接続している。また、トランスファゲートM5の代わりに、パスゲートとしてNMOSトランジスタM’5を設け、このNMOSトランジスタM’5をレベル変換回路44でスイッチングするようにしている。
【0098】
図17に、図7又は図9に示した昇圧回路および図16に示した昇圧回路のVPP供給のAC特性を示す。図16に示したような安全回路(41,42,43)を備えた昇圧回路では、ポンプ回路の空回り期間があっても、昇圧レベルVPPが電源電位VCCより低くなることはない。これに対して、図7又は図9に示したような、安全回路を持たない昇圧回路では、ポンプ回路の空回り期間があると、昇圧レベルVPPが電源電位VCCより一時的に低くなることがある。
【0099】
図18(A)及び(B)に、それぞれ、図15に示したレベルセンス回路30の第1及び第2の変形例30A及び30Bを示す。
【0100】
図19には、図15に示したレベルセンス回路30及び図18に示した変形レベルセンス回路30A及び30Bの内部昇圧電圧の特性を示す。図19において、横軸は電源電位VCCを、縦軸は内部電圧を示す。図19から明らかなように、変形例30A及び30Bでは、昇圧率のVCC依存性が鈍くなっている。これにより、VCC高領域で電流効率を向上させることができる。
【0101】
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能なのはいうまでもない。
【0102】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、充電2サイクル、放電2サイクルの計4サイクルを繰り返して昇圧回路を駆動するので、次に述べるような効果を奏する。
【0103】
第1の効果は、昇圧電源の供給電流の効率が向上することである。例えば、昇圧電位がVCC×1.3倍のとき、従来方式の消費電流は供給電流の2.2倍になるのに対し、本方式では消費電流を1.8倍程度に抑えられる。
【0104】
第2の効果は、昇圧電源回路のレイアウト面積を抑制できることである。特開平9−231752号公報(第1の先行技術)の方式は昇圧電位の低い領域では、本方式と同等に消費電流を抑えられるが、電流供給量が小さいため、大きな回路面積(ほとんどポンプ容量)を必要とする。例えば、昇圧電位がVCC×1.3倍のとき、従来方式の3.5倍の回路面積を必要とするが、本方式は2倍で済む。
【0105】
上記効果が得られる理由は、昇圧電位を抑制する動作を充放電サイクル中に取り入れているためである(エネルギー保存則から、昇圧電位を抑制すれば電流効率が上がることになる。)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による昇圧回路の動作原理を説明するための回路図である。
【図2】図1に示した昇圧回路の昇圧原理を補足説明するための回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による昇圧回路の動作原理を説明するための回路図である。
【図4】図3に示した昇圧回路の昇圧原理を補足説明するための回路図である。
【図5】従来方式、先願(特開平9−231752)、および本方式による昇圧回路の電流効率を示す図である。
【図6】従来方式、先願(特開平9−231752)、および本方式による昇圧回路の供給電流を示す図である。
【図7】図1に示された昇圧回路の一実施例を示す回路図である。
【図8】図7に示した昇圧回路に供給されるクロック信号の波形を示すタイムチャートである。
【図9】図3に示された昇圧回路の一実施例を示す回路図である。
【図10】図9に示した昇圧回路に供給されるクロック信号の波形を示すタイムチャートである。
【図11】図7に示された昇圧回路における、低消費電流モードでの各部の動作波形を示すタイムチャートである。
【図12】図7に示された昇圧回路における、従来モードでの各部の動作波形を示すタイムチャートである。
【図13】図9に示された昇圧回路における、低消費電流モードでの各部の動作波形を示すタイムチャートである。
【図14】図9に示された昇圧回路における、従来モードでの各部の動作波形を示すタイムチャートである。
【図15】本発明における昇圧回路が適用される昇圧電源回路の全体構成を示すブロック図である。
【図16】図9の変形例を示す回路図である。
【図17】図16に示される安全回路を備えた昇圧回路と、安全回路を持たない昇圧回路(図7、図9)とにおける、ポンプ回路の空回り期間がある場合のVPP供給のAC特性を示す波形図である。
【図18】図15の昇圧電源回路に使用される、センスレベル回路の変形例を示す回路図である。
【図19】図15に示されたセンスレベル回路と、図18に示されたセンスレベル回路の変形例とにおける、内部昇圧電圧の特性を示すグラフである。
【図20】先願(特開平9−231752)の昇圧回路の動作原理を説明するための回路図である。
【図21】図20に示した昇圧回路の昇圧原理を補足説明するための回路図である。
【符号の説明】
CP1,CP2 ポンプ容量
S1〜S5 スイッチ
CL 接続線

Claims (3)

  1. 電源が供給される電源ノードと、グランドが供給されるグランドノードとを持ち、昇圧レベルを昇圧ノードから発生する昇圧回路であって、第1の入力ノードと第1の中間ノードとの間に接続された第1のポンプ容量と、第2の入力ノードと第2の中間ノードとの間に接続された第2のポンプ容量とを有する、前記昇圧回路において、
    前記第1の入力ノードに固定的に接続された固定接点を持ち、可動接点が前記電源ノード、前記グランドノード、および前記昇圧ノードのいずれか1つに選択的に接続される第1のスイッチと、
    前記第2の入力ノードに固定的に接続された固定接点を持ち、可動接点が前記電源ノード、前記グランドノード、および前記昇圧ノードのいずれか1つに選択的に接続される第2のスイッチと、
    前記第1の中間ノードと前記第2の中間ノードとの間に接続された第3のスイッチと、
    前記第1の中間ノードに固定的に接続された固定接点を持ち、可動接点が前記電源ノードと前記昇圧ノードのいずれか1つに接続されるか或いは前記電源ノードと前記昇圧ノードのいずれにも接続されない第4のスイッチと、
    前記第2の中間ノードに固定的に接続された固定接点を持ち、可動接点が前記電源ノードと前記昇圧ノードのいずれか1つに接続されるか或いは前記電源ノードと前記昇圧ノードのいずれにも接続されない第5のスイッチと、
    を有する昇圧回路。
  2. 請求項1に記載の昇圧回路を、第1乃至第4の状態を繰り返す低消費電流モードで駆動する方法であって、
    前記第1の状態では、前記第1のスイッチは前記第1の入力ノードを前記グランドノードに接続し、前記第2のスイッチは前記第2の入力ノードを前記電源ノードに接続し、前記第3のスイッチはオフし、前記第4のスイッチは前記第1の中間ノードを前記電源ノードに接続し、前記第5のスイッチは前記第2の中間ノードを前記昇圧ノードに接続し、
    前記第2の状態では、前記第1のスイッチは前記第1の入力ノードを前記電源ノードに接続し、前記第2のスイッチは前記第2の入力モードを前記昇圧ノードに接続し、前記第3のスイッチはオンし、前記第4のスイッチは前記第1の中間ノードを前記電源ノードと前記昇圧ノードのいずれにも接続せず、前記第5のスイッチは第2の中間ノードを前記電源ノードと前記昇圧ノードのいずれにも接続せず
    前記第3の状態では、前記第1のスイッチは前記第1の入力ノードを前記電源ノードに接続し、前記第2のスイッチは前記第2の入力ノードを前記グランドノードに接続し、前記第3のスイッチはオフし、前記第4のスイッチは前記第1の中間ノードを前記昇圧ノードに接続し、前記第5のスイッチは前記第2の中間ノードを前記電源ノードに接続し、
    前記第4の状態では、前記第1のスイッチは前記第1の入力ノードを前記昇圧ノードに接続し、前記第2のスイッチは前記第2の入力ノードを前記電源ノードに接続し、前記第3のスイッチはオンし、前記第4のスイッチは前記第1の中間ノードを前記電源ノードと前記昇圧ノードのいずれにも接続せず、前記第5のスイッチは前記第2の中間ノードを前記電源ノードと前記昇圧ノードのいずれにも接続しない
    昇圧回路の駆動方法。
  3. 請求項1に記載の昇圧回路を、第1および第2の状態を繰り返す従来モードで駆動する方法であって、
    前記第1の状態では、前記第1のスイッチは前記第1の入力ノードを前記グランドノードに接続し、前記第2のスイッチは前記第2の入力ノードを前記電源ノードに接続し、前記第3のスイッチはオフし、前記第4のスイッチは前記第1の中間ノードを前記電源ノードに接続し、前記第5のスイッチは前記第2の中間ノードを前記昇圧ノードに接続し、
    前記第2の状態では、前記第1のスイッチは前記第1の入力ノードを前記電源ノードに接続し、前記第2のスイッチは前記第2の入力ノードを前記グランドノードに接続し、前記第3のスイッチはオフし、前記第4のスイッチは前記第1の中間ノードを前記昇圧ノードに接続し、前記第5のスイッチは前記第2の中間ノードを前記電源ノードに接続する、
    昇圧回路の駆動方法。
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