JP3725660B2 - 草刈機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、草刈機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の草刈機は、走行機体の下部に草刈装置を昇降機構を介して昇降可能に配設して構成されていた。
【0003】
そして、昇降機構により草刈装置を昇降させることにより、草刈装置の地上高を変更して、地上に植立する草や芝を刈り取る際の刈り高さを調節するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の草刈機にあっては、圃場上に石や盛土等の障害物があると、草刈作業中に一旦草刈装置を上昇させて障害物を避け、その後草刈装置を下降させて草刈作業を継続する場合に、昇降機構によって再び以前と同一の刈り高さとなるように草刈装置を下降させなければならず、刈り高さの調節が煩雑なものであるとともに、全く同一の刈り高さとすることが困難であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、走行機体の下部に草刈装置を昇降機構を介して昇降可能に配設し、前記昇降機構は、前記草刈装置の下降を規制する下降規制手段を具備する草刈機において、前記下降規制手段は、前記昇降機構の昇降シリンダーのシリンダーロッドの先端にストッパーの基端を回動自在に連設するとともに、同ストッパーの伸延方向に長孔を穿設する一方、前記走行機体に設定レバーを回動自在に枢着し、同設定レバーに係止ピンを連動連設するとともに、同係止ピンを前記長孔に挿通して構成し、前記昇降シリンダーのシリンダーロッドを短縮させて前記昇降機構を降下作動させた際に前記長孔の端部に前記係止ピンが当接することにより前記草刈装置の下降を規制するようにした。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係る草刈機は、走行機体の下部に草刈装置を昇降機構を介して昇降可能に配設したものである。
【0009】
走行機体は、前後方向に伸延させた左右一対のメインフレームと、同メインフレームの前端間に横架した前フレームと、メインフレームの後端間に横架した後フレームとから平面視略矩形枠状の機体フレームを形成し、同機体フレームの前後側下部にそれぞれ伝動ケースを介して前後側車輪を配設している。
【0010】
草刈装置は、草刈本体の前側中央部を機体フレームの前端部に吊下機構を介して吊下げる一方、草刈本体の後側中央部を機体フレームの中途部に昇降機構を介して吊下げている。
【0011】
昇降機構は、メインフレームの略中央部外側面に左右一対の支持軸を左右側方へ向けて突設するとともに、同支持軸にそれぞれ後側吊下アームを枢着し、同後側吊下アームの先端に草刈本体の後端左右側部を回動自在に枢着している。
【0012】
また、昇降機構は、右側支持軸に油圧式の昇降シリンダーの基端を回動自在に取付け、同昇降シリンダーのシリンダーロッドの先端に草刈本体の後端左右側部をベルクランクを介して連結しており、同ベルクランクは、右側のメインフレームの中途部外側面に枢着するとともに、前側クランクアームの先端にシリンダーロッドの先端を回動自在に取付ける一方、草刈本体の後端左右側部に上方へ向けて取付けた吊下ステー間に後側吊下軸を横架し、同後側吊下軸の右側部に連結体の基端を取付け、同連結体の先端に後側クランクアームの先端を回動自在に取付けている。
【0013】
そして、シリンダーロッドを伸長するとベルクランクの後側クランクアームが上方へ向けて回動し、それに伴い草刈装置が上昇し、一方、シリンダーロッドを短縮するとベルクランクの後側クランクアームが下方へ向けて回動し、それに伴い草刈装置が降下するようにしている。
【0014】
昇降機構には、草刈装置の下降を規制するための下降規制手段を設けており、下降規制手段は、昇降シリンダーのシリンダーロッドの先端に平板状のストッパーの基端を上下回動自在に連設するとともに、同ストッパーの先端部に長孔をストッパーの伸延方向に向けて穿設する一方、右側のメインフレームの中途部上面に設定レバーの基端を上下回動自在に枢着するとともに、同設定レバーの枢軸に連結体を連設し、同連結体に係止ピンを左右幅方向に向けて突設し、同係止ピンを前記長孔に挿通している。
【0015】
そして、草刈装置を下降させるために、昇降シリンダーのシリンダーロッドを短縮させると、長孔の先端側端部に係止ピンが当接し、シリンダーロッドの短縮方向への移動が規制され、草刈装置の下降を規制するようにしている。
【0016】
従って、圃場上に石や盛土等の障害物があっても、一旦草刈装置を上昇させて障害物を避け、その後草刈装置を下降させて草刈作業を継続する場合に、昇降機構により草刈装置を下降させると、下降規制手段によって再び以前と同一の刈り高さとなる位置で草刈装置の下降を停止でき、刈り高さの調節を容易なものとすることができる。
【0017】
しかも、設定レバーを下方へ向けて回動操作すると、設定レバーに連設した係止ピンがシリンダーロッドの先端から離反し、シリンダーロッドがある程度伸長した状態で係止ピンが長孔の先端側端部に当接して、草刈装置の下降が規制され、一方、設定レバーを上方へ向けて回動操作すると、係止ピンがシリンダーロッドの先端に近接し、シリンダーロッドがより短縮した状態で係止ピンが長孔の先端側端部に当接して、より低い地上高において草刈装置の下降が規制されるようにしている。
【0018】
従って、設定レバーの回動操作によって、草刈装置の下降を規制する地上高を適宜調節でき、草等の刈高さを調節することができる。
【0019】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0020】
図1及び図2は、本発明に係る草刈機としての乗用草刈機を示しており、乗用草刈機1は、走行機体2の下部に草刈装置3を昇降機構4を介して昇降可能に配設するとともに、走行機体2の後部に刈草収容ボックス5を配設し、同刈草収容ボックス5は、前記草刈装置3に搬送装置6と連通ホース7とを介して連通連結している。
【0021】
そして、地上に植立する芝や草を草刈装置3によって刈り取るとともに、刈り取った草等を搬送装置6によって搬送し、刈草収容ボックス5に収容することができるものである。その際に、昇降機構4によって草刈装置3を昇降させて地上高を変更することにより、草等の刈高さを調節できるようにしている。
【0022】
走行機体2は、図1及び図2に示すように、前後方向に伸延させた左右一対のメインフレーム8,8 と、同メインフレーム8,8 の前端間に横架した前フレーム9と、メインフレーム8,8 の後端間に横架した後フレーム10とから平面視略矩形枠状の機体フレーム11を形成し、同機体フレーム11の前側下部に前側伝動ケース12を取付けるとともに、同前側伝動ケース12の左右側方にそれぞれ前車輪13,13 を連動連結する一方、機体フレーム11の後側下部に後側伝動ケース14を取付けるとともに、同後側伝動ケース14の左右側方にそれぞれ後車輪15,15 を連動連結している。
【0023】
また、走行機体2は、機体フレーム11の前側上部に原動機部16を配設するとともに、機体フレーム11の後側上部に運転部17を配設している。図中、18は座席、19はハンドルである。
【0024】
草刈装置3は、図1及び図2に示すように、略箱状の草刈本体20の左右側前部にそれぞれ前側支持輪21,21 を取付ける一方、左右側後部にそれぞれ後側支持輪22,22 を取付けており、走行機体2の走行に伴って地上に沿って移動するようにしている。
【0025】
また、草刈装置3は、草刈本体20の前側中央部を機体フレーム11の前端部に吊下機構23を介して吊下げる一方、草刈本体20の後側中央部を機体フレーム11の中途部に昇降機構4を介して吊下げ、しかも、前側伝動ケース12と草刈本体20とを伝動機構24を介して連動連結している。
【0026】
吊下機構23は、図1及び図2に示すように、左右側のメインフレーム8,8 の前端間に吊下枢軸25を横架するとともに、同吊下枢軸25の左右側部に略く字状の左右一対の前側吊下アーム26,26 を後側下方に向けて回動自在に取付け、同前側吊下アーム26,26 の先端に吊下フック27,27 を取付ける一方、草刈本体20の前側中央部に支持体28を前方へ向けて突設するとともに、同支持体28の左右側部に左右一対の吊下ピン29,29 を左右側方へ向けて突設し、同吊下ピン29,29 に前記吊下フック27,27 を回動自在に係止している。図中、30,30 はメインフレーム8,8 の前端内側面に取付けた枢軸ステーである。
【0027】
昇降機構4は、図1及び図2に示すように、メインフレーム8,8 の略中央部外側面に左右一対の支持軸31,31 を左右側方へ向けて突設するとともに、同支持軸31,31 にそれぞれ後側吊下アーム32,32 を枢着し、同後側吊下アーム32,32 の先端に草刈本体20の後端左右側部を回動自在に枢着している。図中、33,33 は吊下ステーである。
【0028】
また、昇降機構4は、右側支持軸31に油圧式の昇降シリンダー34の基端を回動自在に取付け、同昇降シリンダー34のシリンダーロッド35の先端に草刈本体20の後端左右側部をベルクランク36を介して連結しており、同ベルクランク36は、右側のメインフレーム8の中途部外側面に枢着するとともに、前側クランクアーム37の先端にシリンダーロッド35の先端を回動自在に取付ける一方、草刈本体20の後端左右側部に上方へ向けて取付けた吊下ステー33,33 間に後側吊下軸39を横架し、同後側吊下軸39の右側部に連結体40の基端を取付け、同連結体40の先端に後側クランクアーム38の先端を回動自在に取付けている。尚、連結体40は、基端部41に先端部42を螺着しており、全長を微調節できる構成となっている。図中、43は枢軸である。
【0029】
そして、昇降シリンダー34のシリンダーロッド35の進退作動により草刈本体20を上下に昇降するようにしている。すなわち、シリンダーロッド35を伸長するとベルクランク36の後側クランクアーム38が上方へ向けて回動し、それに伴い草刈本体20が上昇する。一方、シリンダーロッド35を短縮するとベルクランク36の後側クランクアーム38が下方へ向けて回動し、それに伴い草刈本体20が降下する。
【0030】
また、昇降機構4には、草刈装置3の下降を規制するための下降規制手段44を設けている。
【0031】
下降規制手段44は、図3及び図5に示すように、昇降シリンダー34のシリンダーロッド35の先端に平板状のストッパー45の基端を上下回動自在に連設するとともに、同ストッパー45の先端部に長孔46をストッパー45の伸延方向に向けて穿設する一方、右側のメインフレーム8の中途部上面に設定レバー47の基端を上下回動自在に枢着するとともに、同設定レバー47の枢軸48に連結体49を連設し、同連結体49に係止ピン50を左右幅方向に向けて突設し、同係止ピン50を前記長孔46に挿通している。図中、52はワッシャーである。
【0032】
そして、草刈装置3を下降させるために、昇降シリンダー34のシリンダーロッド35を短縮させると、長孔46の先端側端部51に係止ピン50が当接し、シリンダーロッド35の短縮方向への移動が規制され、草刈装置3の下降を規制するようにしている。
【0033】
その際に、係止ピン50は、長孔46の先端側端部51に当接しているだけであるため、係止ピン50は、長孔46の基端部方向へ移動でき、シリンダーロッド35を伸長させることができる。従って、草刈装置3を下降させることはできないが、上昇させることはできるようにしている。そのため、圃場上の石や盛土等の障害物が草刈装置3の下方に入り込んでも、草刈装置3が上昇して障害物を乗り越えることができる。
【0034】
このようにして、下降規制手段44は、少ない部品点数で簡単な構成でありながら、草刈作業における刈高さの下限の設定を容易に行うことができる。
【0035】
従って、圃場上に石や盛土等の障害物があっても、一旦草刈装置3を上昇させて障害物を避け、その後草刈装置3を下降させて草刈作業を継続する場合に、昇降機構により草刈装置3を下降させると、下降規制手段44によって再び以前と同一の刈り高さとなる位置で草刈装置3の下降を停止でき、刈り高さの調節を容易なものとすることができる。
【0036】
また、下降規制手段44は、後側吊下軸39の回動を阻止することにより草刈装置3の下降を規制する構成とすると、後側吊下軸39にねじりモーメントが生じ、後側吊下軸39の損傷を招くおそれがあるが、本実施例では、昇降機構4を構成する昇降シリンダー34のシリンダーロッド35の先端にストッパー45を直接連設しているため、シリンダーロッド35の進退移動を直接規制することができ、草刈装置3の下降を確実に規制することができる。
【0037】
設定レバー47は、図3及び図5に示すように、枢軸48に左右幅方向へ向けて回動自在に枢着されており、同枢軸48は、右側のメインフレーム8の中途部上面に取付けた側面視扇形状のガイド体53の扇角部54に軸線を左右幅方向へ向けて回動自在に取付けられている。
【0038】
また、設定レバー47は、スプリング55によってガイド体53側に付勢され、ガイド体53の外側面56に当接しており、設定レバー47の先端に把持部57を形成し、同把持部57をガイド体53の端縁よりも突出させるとともに、設定レバー47の中途部にピン58をガイド体53側に向けて突設し、一方、ガイド体53の端縁に沿って複数の設定孔59を円周方向に等間隔で穿設し、いずれかの設定孔59に前記ピン58が係止され、設定レバー47を保持するようにしている。
【0039】
そして、設定レバー47を下方へ向けて回動操作すると、設定レバー47に連設した係止ピン50がシリンダーロッド35の先端から離反し、シリンダーロッド35がある程度伸長した状態で係止ピン50が長孔46の先端側端部51に当接して、草刈装置3の下降が規制され、一方、設定レバー47を上方へ向けて回動操作すると、係止ピン50がシリンダーロッド35の先端に近接し、シリンダーロッド35がより短縮した状態で係止ピン50が長孔46の先端側端部51に当接して、より低い地上高において草刈装置3の下降が規制される。
【0040】
このように、設定レバー47の回動操作によって、草刈装置3の下降を規制する地上高を適宜調節でき、草等の刈高さを調節できるようにしている。
【0041】
さらに、設定レバー47を上方へ向けて回動操作して、図4に示すように、ガイド体53の上端に位置する設定孔59にピン58を係止して設定レバー47を保持すると、係止ピン50がシリンダーロッド35の先端に最も近接し、シリンダーロッド35が短縮しても係止ピン50が長孔46の先端側端部51に当接しないようにしている。すなわち、設定レバー47の回動操作によって草刈装置3の下降の規制を解除できるようにしている。
【0042】
図6及び図7は、設定レバー47の他の実施例を示しており、設定レバー47は、先端にノブ60を右側方へ向けて突設するとともに、ピン61を左側方へ向けて突設している。
【0043】
しかも、設定レバー47は、その半径R1がガイド体53の半径R2よりも小径になるようにして、側面視でガイド体53から設定レバー47が突出しないようにしている。
【0044】
そのため、草刈機1に乗降する際に、設定レバー47に足を引っ掛けることに起因する、足のケガを防止できるとともに、設定レバー47が不用意に移動してしまうのを防止することができる。
【0045】
図8及び図9は、他実施例としての下降規制手段44を示しており、下降規制手段44は、昇降シリンダー34のシリンダーロッド35の先端に平板状のストッパー45の基端を上下回動自在に連設するとともに、同ストッパー45の先端部に長孔46をストッパー45の伸延方向に向けて穿設する一方、右側のメインフレーム8の中途部上面に支持枠63を取付けるとともに、同支持枠63の後側上部に設定ロッド64を上下方向へ向けて進退自在に螺着し、同設定ロッド64の下端に連結体49を連動連設し、同連結体49に係止ピン50を左右幅方向に向けて突設し、同係止ピン50を前記長孔46に挿通している。
【0046】
設定ロッド64は、支持枠63に形成した雌ネジ部65に螺合する先端ネジ部66と、同先端ネジ部66の下端にユニバーサルジョイント67を介して連動連結した基端部68とから構成している。図中、69は先端ネジ部66の上端に取付けたノブである。
【0047】
そして、設定ロッド64を回動して上方へ移動させると、設定ロッド64に連設した係止ピン50がシリンダーロッド35の先端から離反し、シリンダーロッド35がある程度伸長した状態で係止ピン50が長孔46の先端側端部51に当接して、草刈装置3の下降が規制され、一方、設定ロッド64を下方へ向けて移動させると、係止ピン50がシリンダーロッド35の先端に近接し、シリンダーロッド35がより短縮した状態で係止ピン50が長孔46の先端側端部51に当接して、より低い地上高において草刈装置3の下降が規制される。
【0048】
このようにして、設定ロッド64の進退操作によって、草刈装置3の下降を規制する地上高を適宜調節でき、草等の刈高さを調節できるようにしている。
【0049】
【発明の効果】
本発明は、以上説明してきたような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0050】
本発明では、昇降機構が、草刈装置の下降を規制する下降規制手段を具備しているため、昇降機構により草刈装置を下降させると、下降規制手段によって以前と同一の刈り高さとなる位置で草刈装置の下降を停止でき、刈り高さの調節を容易に行うことができる。
【0051】
しかも、少ない部品点数で簡単な構成でありながら、草刈作業における刈高さの調節を容易に行うことができる。
【0053】
さらに、係止ピンは、長孔の先端側端部に当接しているだけで、長孔の基端部方向へは移動できるようになっているため、草刈装置を下降させることはできないが、上昇させることはできるようになっており、圃場上の石や盛土等の障害物が草刈装置の下方に入り込んでも、草刈装置が上昇して障害物を乗り越えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る草刈機を示す左側面図。
【図2】同平面図。
【図3】下降規制手段を示す左側面図。
【図4】設定レバーを最も上方まで回動操作した状態の下降規制手段を示す左側面図。
【図5】同一部切欠平面図。
【図6】他実施例としての設定レバーを示す左側面図。
【図7】図6のI−I断面図。
【図8】他実施例としての下降規制手段を具備する草刈機を示す左側面図。
【図9】他実施例としての下降規制手段を示す左側面図。
【符号の説明】
1 乗用草刈機
2 走行機体
3 草刈装置
4 昇降機構
8 メインフレーム
11 機体フレーム
34 昇降シリンダー
35 シリンダーロッド
36 ベルクランク
44 下降規制手段
45 ストッパー
46 長孔
47 設定レバー
50 係止ピン
64 設定ロッド

Claims (1)

  1. 走行機体(2)の下部に草刈装置(3)を昇降機構(4)を介して昇降可能に配設し、前記昇降機構(4)は、前記草刈装置(3)の下降を規制する下降規制手段(44)を具備する草刈機において、
    前記下降規制手段 (44) は、
    前記昇降機構 (4) の昇降シリンダー (34) のシリンダーロッド (35) の先端にストッパー (45) の基端を回動自在に連設するとともに、同ストッパー (45) の伸延方向に長孔 (46) を穿設する一方、
    前記走行機体 (2) に設定レバー (47) を回動自在に枢着し、同設定レバー (47) に係止ピン (50) を連動連設するとともに、同係止ピン (50) を前記長孔 (46) に挿通して構成し、
    前記昇降シリンダー (34) のシリンダーロッド (35) を短縮させて前記昇降機構 (4) を降下作動させた際に前記長孔 (46) の端部に前記係止ピン (50) が当接することにより前記草刈装置 (3) の下降を規制するようにしたことを特徴とする草刈機。
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