JPH0135606Y2 - - Google Patents

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JPH0135606Y2
JPH0135606Y2 JP1982089898U JP8989882U JPH0135606Y2 JP H0135606 Y2 JPH0135606 Y2 JP H0135606Y2 JP 1982089898 U JP1982089898 U JP 1982089898U JP 8989882 U JP8989882 U JP 8989882U JP H0135606 Y2 JPH0135606 Y2 JP H0135606Y2
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reel mower
rear reel
ball joint
mower
square
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JP1982089898U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はトラクターの後部に付設された三点リ
ンク式作業機装着装置に、モアー装置等の作業機
を装着する場合の構造に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、トラクターの後部にモアー装置を装
着し、該モアー装置が地表面に追随すべく構成し
た技術は公知とされているのである。
例えば特開昭55−42555号公報に記載の技術の
如くである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし該従来の技術においては、モアー装置を
トラクターのドローバーヒツチにより牽引してい
るのであり、リフトアームにより昇降操作も、該
ドローバーヒツチとモアー装置との枢結点を中心
に、下から持ち上げて無理矢理に上昇すべく構成
しているのである。
またドローバーヒツチとモアー装置との枢結部
においては垂直軸と水平軸の2本の枢支軸で枢結
しているので、モアー装置が自由に地表面に追随
することは不可能となつていたのである。
本考案はドローバーヒツチにモアー装置を装着
するのではなくて、ロアーリンク6L,6Rに直
接にモアー装置を装着するものであり、モアー装
置の昇降幅を大きくとることができ、また上下支
持体5とボールジヨイント17aを介装している
ので、後部リールモアーCをフローテイング状態
で地表面に追随可能としたものである。
また該フローテイング状態を可能とすると、ロ
アーリンク6L,6Rにより後部リールモアーC
を上昇した際に自由に揺動するので、この点を解
消する為に、角溝5aと延設杆17により係止
し、更にガイドローラー12L,12Rをも設け
たものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
三点リンク式装着装置のロアーリンク6L,6
Rの間に横杆7を架設し、該横杆7に上下支持体
5を固設し、該上下支持体5の左右のピン孔5
b,5b間に架設した枢支ピン28にはボールジ
ヨイント17aを介装し、該ボールジヨイント1
7aに後部リールモアーCより前方に突出した延
設杆17を枢支した構成において、該延設杆17
のボールジヨイント17aより前端を角材に構成
し、上下支持体5の枢支ピン28より前部に該角
材が嵌入する下向き開口の角溝5aを欠切し、ロ
アーリンク6L,6Rの上昇により後部リールモ
アーCを地面から持上げると該角材が角溝5aに
嵌入し、ボールジヨイント17aによる左右回動
を制限すべく構成したものである。
また、後部リールモアーCを上昇した際に、該
後部リールモアーCの上面に接当するガイドロー
ラー12L,12Rを農用トラクター側から突出
したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本考案の作業機としてリールモアー装
置を付設したトラクターの作業状態を示す斜視
図、第2図は同じく全体側面図、第3図は後部リ
ールモアーにガイドローラーを設けていない場合
の不具合い状態を示す後面図、第4図は後部リー
ルモアーにガイドローラーを取付けた場合の後面
図、第5図は後部リールモアーCの近辺の斜視
図、第6図は後部リールモアーのガイドローラー
の後面図である。
本考案は、後部リールモアーCの作業機装着装
置への装着方法に関するものである。
第1図・第2図において、リールモアーA,
B,Cはそれぞれべつの油圧モーター19,2
0,20で駆動される。3個の油圧モーターを駆
動する為の油圧ポンプ8はトラクターのリアアク
スルケース後面に突出したPTO軸に固設されて
いる。
PTO軸の回転では回転数が低いので増速ケー
ス9をPTO軸に連結し、増速後の回転で油圧ポ
ンプ8を回転している。油圧ポンプ8への作動油
の供給は三点リンク式作業機装着装置の上部に配
置した作動油タンク1より供給されている。作動
油タンク1はタンク支持杆13によりリアアクス
ルの後部から支持されており、本考案の後部リー
ルモアーCのガイドローラー12はこの作動油タ
ンク1の作動油タンク支持杆13又は作動油タン
ク支持体31の部分より突設されている。
後部リールモアーCはその上面カバー上に取付
体18を固設し、この取付体18に延設杆17を
固設し、この延設杆17の先端が上下支持体5に
上下左右回動自在に枢支されている。
上下支持体5は横杆7に溶接固定され、横杆7
はトラクターのロアーリンク6の先端にリンク3
0,30とボルト29,29により回動不能に固
設されている。
ロアーリンク6L,6Rはリフトリンク11
L,11Rによりリフトアーム10L,10Rに
枢結され、リフトアーム10L,10Rは油圧ケ
ース内の油圧シリンダーにより上下回動される。
本考案は作業機である後部リールモアーCをリ
フトアツプした時に油圧モーター19と、その為
のホース類が右側に偏つて設けられている為に、
後部リールモアーCが右側へ傾いて上がるのを、
上面カバーにガイドローラー12L,12Rを当
てて水平に維持しようとするものである。
トラクターの左右側方には右部リールモアーB
と左部リールモアーAが、それぞれの平行リンク
式リフト装置22,22で吊下げられており、こ
の右部リールモアーB・左部リールモアーAをリ
ンク装置で持上げた際に外端部がトラクター側に
引きつけられてリフトアツプされるように、ガイ
ドローラー23がトラクターのフロントリアアク
スルブラケツトから突出されている。
後部リールモアーCは三点リンク式作業機装着
装置の油圧レバー25により上下操作され、右部
リールモアーB、左部リールモアーAは左右の油
圧レバー24,24′にて操作される。
3は座席、2はオペレーターである。
又、右部リールモアーB、左部リールモアーA
の油圧モーター20はそれぞれの外端に取り付け
られ、モータープロテクター21が周囲を保護し
ている。
本考案の要部である後部リールモアーCのガイ
ドローラー12L,12Rは第5図の如く、作動
油タンク1の支持体よりガイドローラー基杆16
を突設し、このガイドローラー基杆16にガイド
ローラー支杆14を挿入し、ガイドローラー支杆
14には調節孔14aが複数個開口されており、
ボルト15又はピンを抜挿することによりこのガ
イドローラー12L,12Rの高さを調節可能に
している。
そして、第5図に示す如くに後部リールモアー
Cをリフトアーム10L,10Rによりリフトア
ツプしてゆくと、後部リールモアーCの上面カバ
ーがこのガイドローラー12L,12Rに接当し
第4図の如く、水平に近い姿勢で保持されるので
ある。
後部リールモアーは芝生面に降ろされて刈取作
業をする時に地面の凹凸に適応して、左右上下に
回動する必要があり、上下支持体5と延設杆17
とを枢支する枢支ピン28をボールジヨイント1
7aに枢支することにより上下左右に回動可能と
している。
故に、トラクターの移動の為に後部リールモア
ーをリフトアツプすると、通常は油圧モーター1
9の方へ傾斜し走行中に凹凸の不整地を走ると左
右に大きく揺動して、上下支持体5や延設杆17
部に過負荷がかかるのである。この不具合いをガ
イドローラー12L,12Rにより防ぐことがで
きる。
第7図は後部リールモアー装置の支持部の斜視
図、第8図は上下支持体5と延設杆17部の拡大
斜視図である。
枢支ピン28は上下支持体5のピン孔5bと延
設杆17のボールジヨイント17aとに挿入され
ている。上下支持体5の前部に延設杆17の角材
が嵌入する角溝5aが下向き開口状態で欠切され
ており、リフトアームにより後部リールモアーC
を地面から持上げるとこの延設杆17の前端角材
がこの角溝5aに嵌入し、ボールジヨイント17
aによる左右回動は制限される。後部リールモア
ーCの左右回動はこれにより或る程度制限される
のである。
リフトアーム10を降ろして後部リールモアー
Cを地面に載置すると、延設杆17の前部が枢支
ピン28を中心に下方へ回動するので角溝5aか
ら延設杆17の先端が外れ、枢支ピン28のボー
ルジヨイント17aの分だけ後部リールモアーC
が回動可能となるのである。
しかし、この角材と角溝の係合部だけではリフ
トアツプし走行するときどうしても延設杆17
と、上下支持体5の支持部に曲げ荷重が過大とな
りすぎるのである。
又、延設杆17が設けられていることにより、
トラクター装着の油圧装置ではフローテイング状
態が作れないという不具合いを解消している。即
ちロアーリンクの先端に後部リールモアー装置を
直接固設していたのでは地面の前後方向の凸凹に
対して、リールモアーが上下に回動して常に地面
に密着するということができない。
本案では延設杆17の一本を枢支ピン28で枢
支していることによりこの枢支ピンを中心に上下
に回動でき、フローテイング状態が作れるのであ
る。
更に第2図に示す如く、ガイドローラー12に
リールモアーCが接当すると連杆33を介して、
後部リールモアーCを上下動させる為の油圧レバ
ー25と連動させ、上げから中立へ戻すように構
成してもよいものである。
これにより、後部リールモアー装置Cを上げす
ぎて、ガイドローラー12や上面カバーを破壊す
ることもなくなるのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、延設杆17を枢支ピン28にボールジ
ヨイント17aにより枢支したことにより、フロ
ーテイング状態で地表面に追随することができる
と共に、ロアーリンク6L,6Rにより後部リー
ルモアーCを上昇した場合には、延設杆17の先
端の角材が、上下支持体5の角溝5aに嵌入する
ことにより、後部リールモアーCの左右への自由
揺動を阻止するので、後部リールモアーCの重心
の偏りにより傾斜して支持部に過負荷がかかつた
り破壊したりする恐れがなくなつたのである。
第2に、延設杆17と角溝5aによる1次的な
回動阻止に加えて、トラクターの側からガイドロ
ーラー12L,12Rを突出してガイドローラー
支杆14の上部に接当したことにより、更に路上
走行の場合には確実に左右の揺動を固定すること
が出来たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の三連リールモアー装置を付設
したトラクターの作業状態を示す斜視図、第2図
は同じく全体側面図、第3図は後部リールモアー
のガイドローラーを設けていない場合の後面図、
第4図は後部リールモアーにガイドローラーを取
付けた場合の後面図、第5図は後部リールモアー
Cの近辺の斜視図、第6図は後部リールモアーの
ガイドローラーの後面図、第7図は後部リールモ
アー装置の支持部の斜視図、第8図は上下支持体
5と延設杆17部の拡大斜視図である。 C……後部リールモアー、5……上下支持体、
5a……角溝、6L,6R……ロアーリンク、7
……横杆、12L,12R……ガイドローラー、
17……延設杆、17a……ボールジヨイント、
28……枢支ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 三点リンク式装着装置のロアーリンク6L,
    6Rの間に横杆7を架設し、該横杆7に上下支
    持体5を固設し、該上下支持体5の左右のピン
    孔5b,5b間に架設した枢支ピン28にはボ
    ールジヨイント17aを介装し、該ボールジヨ
    イント17aに後部リールモアーCより前方に
    突出した延設杆17を枢支した構成において、
    該延設杆17のボールジヨイント17aより前
    端を角材に構成し、上下支持体5の枢支ピン2
    8より前部に該角材が嵌入する下向き開口の角
    溝5aを欠切し、ロアーリンク6L,6Rの上
    昇により後部リールモアーCを地面から持上げ
    ると該角材が角溝5aに嵌入し、ボールジヨイ
    ント17aによる左右回動を制限すべく構成し
    たことを特徴とする農用トラクターの作業機装
    着装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の後部リ
    ールモアーCを上昇した際に、該後部リールモ
    アーCの上面に接当するガイドローラー12
    L,12Rを農用トラクター側から突出したこ
    とを特徴とする農用トラクターのの作業機装着
    装置。
JP8989882U 1982-06-15 1982-06-15 農用トラクタ−の作業機装着装置 Granted JPS58192509U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8989882U JPS58192509U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 農用トラクタ−の作業機装着装置

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JPS58192509U JPS58192509U (ja) 1983-12-21
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JP8989882U Granted JPS58192509U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 農用トラクタ−の作業機装着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0418344Y2 (ja) * 1985-07-10 1992-04-23

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542555A (en) * 1978-09-19 1980-03-25 Kubota Ltd Travelling type farm working machine

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JPS5542555A (en) * 1978-09-19 1980-03-25 Kubota Ltd Travelling type farm working machine

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JPS58192509U (ja) 1983-12-21

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