JP3724436B2 - 整流ウォール及びドライエッチング装置並びに該装置を用いた電気光学装置の製造方法 - Google Patents

整流ウォール及びドライエッチング装置並びに該装置を用いた電気光学装置の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドライエッチング装置の技術分野に属し、特に、基板上に設置される整流ウォールを備えたドライエッチング装置の技術分野に属する。また、本発明は、当該整流ウォールそれ自体の技術分野にも属し、更には、前記ドライエッチング装置を用い、マトリクス状に配列された薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下適宜、「TFT」という。)等が形成されたTFTアレイ基板等を備える電気光学装置の製造方法の技術分野にも属する。
【0002】
【背景技術】
従来、各種の半導体装置を製造するために、ドライエッチング法が利用されている。ここで、ドライエッチング法とは、ウェットエッチング法と対比されるものであって、基板等の侵食を図るにあたり、ウェットエッチング法のようにエッチング液中への浸漬という手段を利用しないエッチング法である。より具体的には、プラズマエッチング法や反応性イオンエッチング(RIE;Reactive Ion Etching)法、スパッタエッチング法、イオンミリング法、誘導結合プラズマ(ICP;Inductively Coupled Plasma)法等の各種の手段が提供されている。
【0003】
このようなドライエッチング法として、より具体的には、ガス及びプラズマを用いて、基板に対する侵食を図るものが知られている。この方法は、所定の真空度に保たれた真空容器内に、エッチングされるべき基板等を導入した後、該基板上に、ガスを供給するとともにプラズマを発生させることで、該ガス中にラジカル種を生成させ、これによりエッチングを進行させるドライエッチング法の一種である。
【0004】
このようなドライエッチング法は、ウェットエッチング法にはない異方性エッチングを行うことができるなど、各種の優れた特性を有する。今般の半導体産業では、非常に広範な範囲で応用されている技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来におけるドライエッチング法、とりわけ上述したようにガス及びプラズマを利用するドライエッチング法にあっては、次のような不具合があった。すなわち、このようなドライエッチング法では、エッチング対象となる基板と供給されるガスの接触の態様如何が、エッチング速度その他の条件を決定する有力な因子となるが、従来では、基板上に偏りなくガスを供給することが困難であった。したがって、新鮮なガスが供給される部位では、他の部位よりもエッチングが進行するという事象が発生し、均一なエッチングを進行することができないという問題点があったのである。
【0006】
例えば、ガスの供給を前記真空容器の天井面から実行するとともに、その排気を該真空容器の床面で行い、基板は、前記天井面及び前記床面の間に位置するように設置されている場合を想定すると、基板の辺縁部においては、新鮮なガスが常に供給されることになるが、その中央部においては、ガスの流れが悪く、エッチングを進行させることができないことになる。このような状態では、基板の辺縁部におけるエッチング速度が、中央部におけるそれに比べて大きくなり、より大きな侵食が進行することとなる。
【0007】
このような問題に対処するため、従来においても、基板の辺縁部に沿って、かつ、該基板の面に垂直な側壁を設け、いわば蓋のない箱型のガス整流用部材(本明細書においては、このような部材のことを「整流ウォール」と呼ぶこととする。)が用いられることがあった。この整流ウォールを用いれば、上述のように基板の辺縁部を掠めて流れていくガスの対流を、前記側壁によってとどめることができるから、基板の面に対するガスの供給態様を、該基板の全面においてほぼ均一なものとすることができる。したがって、基板の全面において、エッチングの進行をある程度均一にすることが可能となるのである。
【0008】
しかしながら、このような手段によっても、エッチングの均一さを維持することには困難が伴う。というのも、上述したような整流ウォールの四隅角部においては、供給されたガスが必要以上に滞留することにより、今度は逆に、新鮮なガスの供給が妨げられることとなって、エッチングが進行しないという問題が発生するのである。この場合、基板の四隅角部には、その中央部よりも、エッチング速度の遅い領域が生じ、その結果、面高さが大きい部分が生じてしまうという問題点があったのである。
【0009】
このような不具合が生じると、特に、液晶装置等の電気光学装置の製造方法の技術分野にあって、その主要部品であるTFTアレイ基板等の基板装置の製造歩留まりの向上を図る上で障害となる。というのも、電気光学装置の製造方法は、通常、まず、TFTアレイ基板を一枚のガラス基板上に複数の単位で形成し(TFTや各種配線等の形成工程を当然に含む。)、次に、該ガラス基板に対向電極等を形成した対向基板を貼り合わせ、続いて、両基板間に液晶を封入し、その後、前記の単位毎に裁断する、というように、一挙に複数単位の電気光学装置を形成する方法が一般的であるが、この際、前記ガラス基板の面内に上述したようなエッチングのばらつきを生じさせると、TFTアレイ基板が複数単位で形成されたガラス基板全体を廃棄処分にせざるをえなくなるからである。
【0010】
ここで、「全体を廃棄処分」にしなければならないのは、エッチングのばらつきが上述したように基板の四隅角部において主に生じるためである。なぜなら、該四隅角部においては、通常、ステッパの位置合わせに供されるアライメントマークが付されるからで、このアライメントマークが基板上の他の部分と異なる面高さを有する部分に付されることとなると、もはや正しい位置合わせを実行することができなくなるからである。
【0011】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、基板の全面について均一なエッチングを実現することのできる整流ウォール及びドライッチング装置並びに該装置を用いた電気光学装置の製造方法を提供することを課題とする。
【0012】
本発明の整流ウォールは、上記課題を解決するため、基板の面をエッチングするためのガスを該基板上に供給するために利用される整流ウォールであって、前記基板の面の上方における空間領域を囲むように前記基板の辺縁部に沿って位置する側壁と、前記基板上に供給された前記ガスを前記側壁に囲まれた空間領域から排出するため前記側壁に形成されたガス流通口とを備え、該流通口は前記側壁の2辺が交わる角部に設けられていることを特徴とする。
【0013】
本発明の整流ウォールによれば、整流ウォールを構成する側壁に囲まれた空間領域にガスを滞留させることが可能となる。ここで、前記側壁は、基板の面の上方における空間領域を囲むように基板の辺縁部に沿って位置されるから、結局、ガスは基板上に滞留することとなる。したがって、従来のように、基板上にガスが殆ど留まることなく、かつ、その辺縁部において常に新鮮なエッチングガスが供給されることによって、基板の面のエッチング進行が不均一となるようなことがない。
【0014】
ここで特に、本発明に係る整流ウォールにおいては、前記側壁には、前記基板上に供給された前記ガスを前記側壁に囲まれた空間領域から排出するためのガス流通口が形成されている。つまり、本発明においては、このガス流通口の存在により、基板上に必要以上にエッチングガスを滞留させることがないから、基板の面に対するエッチング進行を前述にも増してより均一なものとすることができる。
【0015】
より具体的には、例えば、基板が四辺形状を有する場合において、該基板の面と前記四辺形状を構成する四辺のうち交わり合う二辺上に配置された二つの側壁とによって形成される角部においては、エッチングガスが必要以上に滞留しやすい状況にある。したがって、当該角部では、基板の中央部に比べて、エッチング速度が落ちる場合があるのである。
【0016】
しかるに、本発明に係るガス流通口を、前記側壁上、前記角部の付近に位置する部分に形成することによれば、該角部に滞留するガスを外部へと排気することが可能となる。したがって、本発明によれば、基板の全面に関して、均一なエッチングを行うことができるのである。
【0017】
なお、本発明において、側壁が、「基板の辺縁部に沿って」位置するということは、該側壁が、基板上かつ該基板の辺縁部上に位置する場合や、基板外ではあるが、該基板の辺縁部、あるいは外周部に沿って位置する場合等を含意した表現である。このことは、以下の各種態様及び各発明においても、同様である(ただし、後述する、側壁が「基板を載置する台上に載置され」る構成を除く。)。
【0018】
本発明の整流ウォールの一態様では、前記側壁は箱型形状を構成し、前記ガス流通口は、前記箱型形状の四隅角部に設けられている。
【0019】
この態様によれば、既に述べたように、基板が四辺形状を有する場合に、該基板の面に対するエッチングを均一に進行させることが可能である。つまり、本態様は、基板が四辺形状である場合において、好適に適用され得る。
【0020】
本発明のドライエッチング装置は、基板の面をドライエッチングするドライエッチング装置であって、真空容器と、該真空容器の内部にガスを導入するためのガス導入口と、前記ガス導入口から供給されたエッチングガスを含む前記真空容器の内部に存在する気体を該真空容器の外部へと排出するための排出口と、前記基板上に前記ガスを供給するために利用される整流ウォールとを備えてなり、前記整流ウォールは、前記基板の面の上方における空間領域を囲むように前記基板の辺縁部に沿って位置する側壁と、前記基板上に供給された前記ガスを前記側壁に囲まれた空間領域から排出するため前記側壁に形成されたガス流通口とを備え、当該流通口は前記側壁の2辺が交わる角部に設けられていることを特徴とする。
【0021】
本発明のドライエッチング装置によれば、上述した本発明の整流ウォールを備えてなるから、基板の全面に関して、均一なエッチングを行うことができる。
【0022】
本発明のドライエッチング装置の一態様では、前記側壁は箱型形状を構成し、前記ガス流通口は、前記箱型形状の四隅角部に設けられている。
【0023】
この態様によれば、既に述べたように、基板が四辺形状を有する場合に、該基板の面に対するエッチングを均一に進行させることが可能である。つまり、本態様は、基板が四辺形状である場合において、好適に適用され得る。
【0024】
この態様では特に、前記側壁が、前記基板を載置する台上に載置され、前記ガス流通口は、前記側壁の前記台側に位置する四隅角部が切り欠かかれてなるように構成するとよい。
【0025】
このような構成によれば、台及び二つの側壁で三方から囲まれた隅で、ガスの滞留がより過度になり得るところ、その滞留するガスは、前記側壁の前記台側に位置する四隅角部に切り欠かれてなるガス流通口を通じて排されることとなるから、当該滞留が生じることを非常に効率的に阻止することができる。
【0026】
なお、側壁は、基板を載置する台上に載置され、ガス流通口は、側壁の台と反対側に位置する四隅角部が切り欠かかれてなってもよい。前者と比べると、隅におけるガスの滞留を抑える効果は低下するが、条件によっては、後者の方が、隅におけるエッチングの均一化を促進する上で有利な場合もある。
【0027】
本発明のドライエッチング装置の他の態様によれば、前記基板は、前記真空容器の内部における前記ガス導入口の出口及び前記排気口の入口の間に設けられる。
【0028】
この態様によれば、基板が、ガス導入口の出口及び排気口の入口の間に設けられることにより、該基板上に、ガスを効率的に供給することが可能となる。ちなみに、本態様においても、上述した本発明に係る整流ウォールが使用されるから、基板の四隅角部において均一なエッチングを実現することができるという作用効果は、何ら変わるところなく享受することが可能である。
【0029】
なお、本態様に係る、ガス導入口及び排気口のより具体的な配置形態としては、例えば、前記真空容器が略立方体形状とされるのであれば、該立方体形状の側壁上方、あるいは該立方体形状の天井面にガス導入口を設け、該立方体形状の底面に排気口を設けるような形態とすると好ましい。
【0030】
本発明の電気光学装置の製造方法は、第1基板及び該第1基板に液晶層を介して対向配置される第2基板を備えた電気光学装置の製造方法であって、上述の本発明のドライエッチング装置(ただし、その各種態様を含む。)を用いて、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方に対するドライエッチングを実施する工程を含む。
【0031】
本発明の電気光学装置の製造方法によれば、電気光学装置を歩留まりよく製造することが可能となる。なぜなら、既に述べたように、従来においては、基板の四隅角部を中心とした面高さの不均一さが生じると、ステッパの位置合わせに供され当該四隅角部に付されることとなるアライメントマークが、もはやアライメントマークとしての機能を果たさなくなっていたところ、本発明においては、第1基板及び第2基板の少なくとも一方が、上述した本発明のドライエッチング装置を用いてドライエッチングされるため、前記四隅角部を含めてほぼ均一なエッチングを実現することができ、上述のような不具合を被るおそれを低減することが可能となるからである。
【0032】
したがって、従来のように、複数単位形成したTFTアレイ基板等を一挙に廃棄処分にするような可能性は低減され、電気光学装置の製造歩留まりを向上させることが可能となるのである。
【0033】
なお、本発明にいう「第1基板」及び「第2基板」とは、具体的には例えば、TFTアレイ基板及び対向基板等を想定することができる。ここに、TFTアレイ基板とは、原基板上にマトリクス状に配列された画素電極、該画素電極に接続されたTFT、該TFTに接続されたソース線及びデータ線等を備えた基板のことであり、対向基板とは、対向電極、格子状遮光膜等を備えた基板のことである。これらの基板を備える電気光学装置では、よく知られているように、アクティブマトリクス駆動が可能となる。
【0034】
また、「第1基板」及び「第2基板」の別の例としては、原基板上にストライプ状の電極等が形成されたものを想定することもできる。これらの基板を備える電気光学装置では、パッシブマトリクス駆動が可能となる。
【0035】
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明の実施の形態について図を参照しつつ説明する。本実施形態においては、まず、本発明に係る整流ウォールを備えたドライエッチング装置について説明をした後、該ドライエッチング装置を用いた電気光学装置の製造方法について説明することとする。
【0037】
(ドライエッチング装置)
図1は、本実施形態に係るドライエッチング装置の概要を示す断面図である。ここでは、ドライエッチング装置としてプラズマエッチング装置を例として説明する。この図において、ドライエッチング装置1は、真空容器2、基板設置台3、上部電極4、そして整流ウォール5から大きく構成されている。
【0038】
真空容器2は、図1に示すように、略直方体状の外形形状を有し、該外形形状を形作る真空容器2の側壁2a及び底面2bには、それぞれガス導入口21及び排気口22が形成されている。このうち、ガス導入口21は、図1に示すように、真空容器2の側壁2aの上方に設けられており、ドライエッチングを進行させるガスを導入するために利用される。なお、ガス導入口21の図示しない基端には、やはり図示しないガス供給源が接続されている。また、ガスとしては、例えばフッ素ガスや塩素ガス等が利用される。一方、排気口22は、図1に示すように、真空容器2の底面2bに設けられており、真空容器2内部に存在する空気、あるいはガス導入口21を通じて供給されたガスを排気して、該真空容器2内部を所望の真空度に維持するために利用される。なお、排気口22の図示しない基端には、やはり図示しない真空ポンプが接続されている。
【0039】
基板設置台3は、図1に示すように、真空容器2の底面2bに略平行な基板設置面3aを有しており、エッチングすべき基板Sを載置・固定するために使用される。この基板設置台3により、ガス導入口21より供給されたガスが基板Sの面に効率的に送られるような調整等を、該基板設置台3の高さ等を適宜調整することなどによって実現することが可能となる。なお、本実施形態における基板設置台3は、図1に示すように、接地電位に保持されており、後述する上部電極4に対する下部電極を構成している。これにより、後述するプラズマPの発生が可能となる。
【0040】
上部電極4は、上述の基板設置台3に対向するように設けられており、高周波電源4aが接続されている。この高周波電源4aにより、上部電極4と上述の基板設置台3との間には、所定の電界が印加されることにより、プラズマPが発生される。
【0041】
さて、整流ウォール5は、図1、あるいは図3に示すように、基板S上に供給されるガスを滞留させるために、該基板Sの外周部Spを囲むように前記基板設置台3上に載置されて使用されるものである。より詳細には、整流ウォール5は、図3に示すように、基板Sの外周部Spに沿って、かつ、基板Sの面に垂直となるような側壁51を備えている。そして、整流ウォール5の外形形状は、該側壁51のそれぞれが組み合わされて全体がいわば蓋のない箱型形状を有するものとされている。ちなみに、この側壁51は、適当なセラミックス材料で構成するとよい。
【0042】
なお、上述にいう、整流ウォール5が「外周部Spを囲むように」載置される、ないしは「外周部Spに沿って」、該整流ウォール5を構成する側壁51が設けられる、というのは、本発明にいう「整流ウォール」を構成する「側壁」が、「辺縁部に沿って」位置するということの一例に該当することとなるのは言うまでもない。
【0043】
ここで本実施形態においては特に、このような整流ウォール5を構成する側壁51の四隅角部に、ガス流通口52が設けられている点に特徴がある。このガス流通口52は、四隅角部それぞれの下方、すなわち側壁51と基板設置台3の面とが直接に接すべき部分に設けられている。ちなみに、このガス流通口52の大きさは、整流ウォール5全体の大きさとの対比関係等を勘案した上で、実験的、経験的、理論的、あるいはシミュレーションによって適宜決めうるものであるが、目安としては、縦横それぞれmm(ミリメートル)オーダで形成する等とするとよい。
【0044】
なお、基板Sは、上述の基板設置台3に設置されて、エッチングさるべき対象となるものである。具体的には、ガラス基板、シリコン基板等が該当する。
【0045】
以下では、上述した構成となるドライエッチング装置1の作用効果について説明する。
【0046】
まず、真空容器2内の基板設置台3に対して、基板Sを設置する。次に、基板Sの外周部Spを囲むように前記基板設置台3上に、本実施形態に係る整流ウォール5を載置する(図1及び図3参照)。そして次に、図示しない真空ポンプを作動させて、真空容器2の内部にある空気を、排気口22を通じて排気する。これにより、例えば真空容器2内部の真空度を、1.33〜1.33×10- Pa程度とする。
次に、図示しないガス供給源からのガスの供給を開始し、ガス導入口21を通じて、真空容器2の内部にガスを導入する。この際、真空ポンプ及び排気口22による真空容器2の内部の排気は続行される。これにより、供給されたガスは、後述する整流ウォール5の作用によって基板S上にしばらく滞留した上で真空容器2の外部へと連続的に排出されることになる。
【0047】
次に、高周波電源4aにより、上部電極4及び基板設置台3との間に所定の電界を印加することで、図1に示すように基板S上にプラズマPを生成する。このプラズマPの生成により、ガス導入口21を通じて真空容器2の内部に導入されたガスの中に、ラジカル種が生成されることによって、基板Sの面に対するエッチングが開始されることになる。
【0048】
このとき、本実施形態においては、ガス導入口21が真空容器2の側壁2aの上方に設けられるとともに、排気口22が真空容器2の底面2bに設けられていることにより、該真空容器2の内部におけるガスの対流は、概ね図1に示す矢印のように実現されることになる。
【0049】
すなわちまず、ガス導入口21の出口付近から真空容器2内部に供給されたガスは、基板Sの直上に位置する空間へと至り、そこから真空容器2の下部、すなわち基板Sへ向けて流れる。これは、図示しない真空ポンプ及び排気口22による排気が続行されていることによる。そして、基板S上に到達したガスは、整流ウォール5の側壁51の作用により、該基板S上にしばらく滞留することになる。
【0050】
ここで本実施形態においては特に、整流ウォール5の側壁51に形成されたガス流通口52の作用により、基板S上のガスにおいては、典型的に、次のような流れが実現されることが想定される。まず、基板Sの中央部においては、基板Sの直上から落下するガスが基板Sの面に至る。この基板Sの面に至ったガスは、基板S上を漂うようにして該基板Sの外周部Spに至る。そして、このようにして基板Sの外周部Spに至ったガスのうち、基板Sの四隅角部に至ったガスは、整流ウォール5の四隅角部に設けられたガス流通口52を通じて、その外部へと至るのである。
【0051】
つまり、本実施形態によれば、基板Sの四隅角部に対して、常に、新鮮なガスが供給されることになり、従来のように、当該四隅角部におけるエッチング速度が低下するという事態が生じないのである。図2においては、上述したようなガスの流れ(図1参照)によって、基板Sのどの部分においても、均一なエッチング速度が実現されていることが示されている。
【0052】
とりわけ、本実施形態の整流ウォール5のように、基板設置台3の基板接地面3a及び二つの側壁51で囲まれた隅に、ガス流通口52が形成されている(図1及び図3参照)ことにより、ガスの排出作用は効率的に実施されることになる。すなわち、当該隅においては、ガスの滞留がより過度になり得るところ、その滞留するガスは、前記ガス流通口52を通じて排されることとなるから、当該滞留が生じることを非常に効率的に阻止することができるのである。
【0053】
これに対し、比較例たる図4においては、整流ウォール5の四隅角部にガス流通口52が設けられていないことにより、当該四隅角部におけるガスは滞留することとなり、その結果、図5に示すように、基板Sの角部においては、エッチング速度が落ちることが示されている。したがって、当該角部においては、他の部分よりも面高さが大きい部分が残されることになる。また、図6及び図7においては、整流ウォール5すら設けられていない場合が示されているが、このような場合においては、基板Sの辺縁部において、常に、新鮮なガスが供給されることにより、基板Sの中央部よりも、エッチング速度が上昇することが示されている。いずにしても、基板Sの面に対する均一なエッチングを実行することは困難となっている。
このように、本実施形態におけるドライエッチング装置1、及び、該装置1を構成する、ガス流通口52を有する整流ウォール5によれば、基板Sのどの部分においても、均一なエッチングを実現することができるのである。
【0054】
また特に、本実施形態においては、ガス導入口21が、真空容器2の上方に形成されるとともに、排気口22が真空容器の底面2bに形成されていることにより、真空容器2内部におけるガスの対流が、上から下へ向けたものとなり、整流ウォール5及びガス流通口52の作用効果は、より効果的に発揮されるということができる(図1参照)。
【0055】
ちなみに、このようなことから、ガス導入口21及び排気口22の形成位置について、本発明は特に限定されるものではないが、排気口22を基板Sが設置される箇所よりも下方(又は上方)に位置付ける場合においては、ガス導入口21は、該基板Sよりも上方(又は下方)に形成する形態とすること、すなわち基板Sは、ガス導入口21及び排気口22の間に設ける形態とすることの方が、そうでないよりも好ましいといえる。また、このような趣旨から、ガス導入口21の形成位置は、真空容器2の側壁2aに限定されるわけではなく、例えば、真空容器2の天井面にこれを形成するような形態や、あるいは上部電極4にガス導入口としての機能を併せ持たせる形態(すなわち、上部電極に対して、その内部を中繰り加工等することによってガス導入を可能とするとともに、該上部電極が高周波電源にも接続されているような形態)等とすることも可能である。
【0056】
なお、上記実施形態では、ガス流通口52の形成位置が、基板Sの面に接触すべき側壁51の部分に該当するようにされていたが、本発明は、このような形態に限定されるものではない。例えば、図8に示すように、側壁51の上端及び下端のほぼ中間位置に、ガス流通口52´を設けるような形態であってもよい。また、図9に示すように、側壁51の上端に、ガス流通口52´´を設けるような形態としてもよい。これらのような形態であっても、それ相応の作用効果は享受しうる。むしろ、ガス導入条件等によっては、図8又は図9に示すような形態とする方が、エッチングの均一性を向上させる上で、かえって有利な場合もあり得る。
【0057】
また、本実施形態では、プラズマエッチング装置を例として説明したが、前述したようにドライエッチング法としてRIE法或いはICP法を用いる場合もある。本発明は、これら種々のドライエッチング法に対しても適用することが可能であり、本発明に係る作用効果は、上述したのと略同様にして、有効に奏されることとなる。
【0058】
(その他の実施の形態)
以上の実施の形態では、整流ウォール5を基板Sの外周部Spを囲むように前記基板設置台3上に載置した場合について説明したが、これに代えて、図10に示すように、整流ウォール5を基板S上かつ該基板Sの辺縁部上に載置した場合にも、本発明は略同様な効果を有するものである。
【0059】
なお、既に述べたように、本発明にいう「基板の辺縁部に沿って位置すべき側壁」というのは、前記の図1に示したような場合を含むほか、この図10に示すような場合をも当然に含む。
【0060】
(電気光学装置の製造方法)
以下では、上述したドライエッチング装置を用いた電気光学装置の製造方法について説明するが、その前提として、ドライエッチング工程が実施されうる電気光学装置の構成について、簡単に説明しておく。
【0061】
まず、完成された電気光学装置は、概ね図11及び図12に示すようなものとなる。ここに、図11は、TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素とともに、対向基板の側から臨んだ平面図であり、図12は、図11はH−H´断面図である。
【0062】
図11及び図12において、本実施形態に係る電気光学装置では、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。このうちTFTアレイ基板10には、画素電極9a(図12参照)及び該画素電極9aに接続されたTFT(不図示)のそれぞれが、マトリクス状に配列されて形成されており、これらにより画像表示領域10aが規定される。また、前記TFTには、図示されない走査線及びデータ線が接続され、該走査線は行方向に延在し、該データ線は列方向に延在することで、格子形状を形作るように配線されている。また、前者の走査線は、図11に示す走査線駆動回路104に接続され、後者のデータ線はデータ線駆動回路101及び外部回路接続端子102に接続されている。なお、図11において、走査線駆動回路104は、TFTアレイ基板10の向かい合う二辺に沿って設けられており、その両者は、配線105を介して接続されている。
【0063】
一方、対向基板20には、図12に示すように、その全面に形成された対向電極201、額縁遮光膜503等が形成されている。このうち対向電極201は、電気光学装置の駆動状態において、所定の電圧が印加されることになるが、そのために、該対向電極201には、TFTアレイ基板10との電気的導通をとるための導通材106が接続されている。
【0064】
このようなTFTアレイ基板10と対向基板20との間には、図12に示すように、液晶層500が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材502により相互に接着されている。シール材502は、両基板を貼り合わせるために、例えば熱硬化性樹脂、熱及び光硬化樹脂、光硬化樹脂、紫外線硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布された後、加熱、加熱及び光照射、光照射、紫外線照射等により硬化させられたものである。
【0065】
さて、このような完成された電気光学装置は、その完成直前において、図13に示すように、マザー基板MM上に複数の単位で形成されている。なお、図13は、マザー基板MMの極一部のみを図示したものである。また、この図13においては、対向基板20の貼り合わせ、及び、液晶500の封入が完了していないが、図13以降これらの工程が実施された後、前記の単位毎に裁断工程が実行されて、図11及び図12に示すような電気光学装置が完成されることになる。
【0066】
そして、このような図13以前においては、マザー基板MM上に、前記複数の単位を一まとめとして、上述した画素電極9a、TFT、走査線及びデータ線等の形成が一挙に実行されることになる。また、これら各種構成要素の形成過程においては、公知のフォトリソグラフィ法を用いたパターニング等が実施されることにより、頻繁にドライエッチング工程が実施されることになる。
【0067】
本実施形態では、このようなドライエッチング工程を実施する際に、上述したドライエッチング装置が用いられる。したがって、該ドライエッチング工程においては、マザー基板MM上の四隅角部を含め、そのほぼ全面において均一なエッチングを実現することができる。
【0068】
結局、以上のようなことにより、本実施形態による電気光学装置の製造方法によれば、歩留まりの向上を見込むことが可能となるのである。
【0069】
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う整流ウォール及びドライエッチング装置並びに該装置を用いた電気光学装置の製造方法もまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るドライエッチング装置の概要を示す断面図である。
【図2】 図1に示すドライエッチング装置によって基板に対するエッチングを実施する際にみられる、基板位置とエッチング速度との関係を示すグラフである。
【図3】 整流ウォールの詳細を示す斜視図である。
【図4】 比較例たるドライエッチング装置の概要を示す断面図であって、図1とは整流ウォールにガス流通口が設けられていない点異なる。
【図5】 図4に示すドライエッチング装置によって基板に対するエッチングを実施する際にみられる、基板位置とエッチング速度との関係を示すグラフである。
【図6】 比較例たるドライエッチング装置の概要を示す断面図であって、図1とは整流ウォールが設けられていない点異なる。
【図7】 図6に示すドライエッチング装置によって基板に対するエッチングを実施する際に見られる、基板位置とエッチング速度との関係を示すグラフである。
【図8】 図3とは異なった形態なる整流ウォールの詳細を示す斜視図であって、該異なった形態とは、側壁の上端及び下端の略中央にガス流通口が形成されたものである。
【図9】 図3及び図8とは異なった形態なる整流ウォールの詳細を示す斜視図であって、該異なった形態とは、側壁の上方にガス流通口が形成されたものである。
【図10】 図1とは異なった形態に係るドライエッチング装置の概要を示す断面図であって、該異なった形態とは、整流ウォールないしこれを構成する側壁が基板上に載置されたものである。
【図11】 電気光学装置におけるTFTアレイ基板を、その上に形成された各構成要素とともに対向基板の側から見た平面図である。
【図12】 図11のH−H´断面図である。
【図13】 図11及び図12に示した完成された電気光学装置の完成直前におけるマザー基板上の形成態様を示す平面図である。
【符号の説明】
1…ドライエッチング装置
2…真空容器
2a…側壁
2b…底面
21…ガス導入口
22…排気口
3…基板設置台
3a…基板設置面
4…上部電極
4a…高周波電源
5…整流ウォール
51…側壁
52…ガス流通口
S…基板
Sp…基板の外周部
P…プラズマ

Claims (7)

  1. 基板の面をエッチングするためのガスを該基板上に供給するために利用される整流ウォールであって、
    前記基板の面の上方における空間領域を囲むように前記基板の辺縁部に沿って位置する側壁と、
    前記基板上に供給された前記ガスを前記側壁に囲まれた空間領域から排出するため前記側壁に形成されたガス流通口とを備え、
    当該流通口は、前記側壁の2辺が交わる角部に設けられていること、
    を特徴とする整流ウォール。
  2. 前記側壁は箱型形状を構成し、
    前記ガス流通口は、前記箱型形状の四隅角部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の整流ウォール。
  3. 基板の面をドライエッチングするドライエッチング装置であって、
    真空容器と、
    該真空容器の内部にガスを導入するためのガス導入口と、
    前記ガス導入口から供給されたエッチングガスを含む前記真空容器の内部に存在する気体を該真空容器の外部へと排出するための排出口と、
    前記基板上に前記ガスを供給させるために利用される整流ウォールとを備えてなり、
    前記整流ウォールは、
    前記基板の面の上方における空間領域を囲むように前記基板の辺縁部に沿って位置する側壁と、
    前記基板上に供給された前記ガスを前記側壁に囲まれた空間領域から排出するため前記側壁に形成されたガス流通口とを備え、
    当該流通口は、前記側壁の2辺が交わる角部に設けられていること、
    を特徴とするドライエッチング装置。
  4. 前記側壁は箱型形状を構成し、
    前記ガス流通口は、前記箱型形状の四隅角部に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のドライエッチング装置。
  5. 前記側壁は前記基板を載置する台上に載置され、
    前記ガス流通口は、前記側壁の前記台側に位置する四隅角部が切り欠かかれてなることを特徴とする請求項4に記載のドライエッチング装置。
  6. 前記基板は、前記真空容器の内部における前記ガス導入口の出口及び前記排気口の入口の間に設けられることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載のドライエッチング装置。
  7. 第1基板及び該第1基板に液晶層を介して対向配置される第2基板を備えた電気光学装置の製造方法であって、
    請求項3乃至6のいずれか一項に記載のドライエッチング装置を用いて、前記第1基板及び前記第2基板の少なくとも一方に対するドライエッチングを実施する工程を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法。
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