JP3713842B2 - 織機における開口制御方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、織機駆動モータから独立した開口駆動モータによって綜絖枠を駆動する開口装置を備えた織機における開口制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
経糸の開口形成に伴う経糸の捌き状態は緯糸の緯入れ性能に影響を与え、経糸の捌き状態は経糸の毛羽状態によって異なる。毛羽が多ければ経糸絡みが生じ易く、経糸の捌きが悪くなる。経糸の捌きが悪い場合、ジェットルームでは緯入れミスが発生し易くなり、レピア織機では緯糸搬送用のレピアヘッドの走行性が悪くなったり、レピアヘッドが経糸を切断する割合が増える。
【0003】
経糸の捌き具合は、例えば実開平4−4076号公報に開示されるように開口曲線を変更することによって変えられる。実開平4−4076号公報の従来装置では、織機駆動モータから独立した駆動モータで綜絖枠を駆動し、開口曲線の変更は開口量を変えるように行われる。開口量を増やせば経糸の張力が増大し、経糸捌きが良くなる。
【0004】
特開平2−210038号公報の従来装置では、ジェットルームが対象となっており、緯糸の反緯入れ側への到達時期の検出結果に基づいて開口曲線の変更が行われる。織機駆動モータから独立したリニアモータで綜絖枠を駆動し、開口曲線の変更は経糸の閉口タイミングを変えるように行われる。即ち、閉口タイミングは緯糸の飛走状態に応じて逐次変更され、緯入れ不良の回避が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、経糸開口量を変えて経糸捌きに対処する仕方では経糸張力が変動し、所望の織物の製織に適した経糸張力を維持することができない。そのため、織物品質が損なわれる。
【0006】
緯糸の飛走状態に応じて閉口タイミングを逐次変更する仕方では制御が複雑になるという欠点がある。
本発明は、簡素な開口制御で織物品質を損なうことなく良好な経糸捌きを達成することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、織機駆動モータから独立した開口駆動モータで綜絖枠を駆動する開口装置を対象とし、請求項1の発明では、経糸の開閉口に伴う経糸の捌き状態を左右する捌き状態左右要素に応じた複数の開口曲線を用意し、前記捌き状態左右要素に対応する開口曲線をもたらすように前記開口駆動モータの作動を制御するようにした。
【0008】
開口曲線は捌き状態左右要素に対応して製織前に予め選択され、製織中の経糸の開閉口はこの選択された開口曲線に従う。製織中での開口曲線の変更がないため、開口制御は複雑にならない。
【0009】
請求項2の発明では、前記各開口曲線のクロスポイント及びクロスタイミングを同一とした。
レピア織機ではクロスポイント及びクロスタイミングを変更することは好ましくない。開口曲線が変更されてもクロスポイント及びクロスタイミングを変えない実施の形態は、レピア織機への適用に好適である。
【0010】
請求項3の発明では、前記複数の開口曲線のうちの単一ではない一部を基本曲線とし、これら複数の基本曲線から残りの開口曲線を生成するようにした。
基本曲線のみでは充分に対応できない捌き状態左右要素に対しては、複数の基本曲線から生成された開口曲線が対応して用いられる。このような対応は、良好な経糸捌きのためのきめ細かな開口制御を可能とする。
【0011】
請求項5の発明では、経糸の開閉口に伴う経糸の捌き状態を左右する捌き状態左右要素に応じた複数の開口曲線を生成する生成手段と、前記生成手段における1つの開口曲線の生成を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択された開口曲線をもたらすように前記開口駆動モータの作動を制御する制御手段とを備えた開口制御装置を構成した。
【0012】
生成手段は、選択手段によって生成を選択された開口曲線を生成する。制御手段は生成手段によって生成された開口曲線に基づいて開口駆動モータの作動を制御し、経糸の開閉口はこの選択して生成された開口曲線に従う。
【0013】
請求項6の発明では、クロスポイント及びクロスタイミングが全て同一の開口曲線を前記生成手段によって生成するようにした。
生成手段はクロスポイント及びクロスタイミングの同じ開口曲線のみを生成する。
【0014】
請求項7の発明では、前記複数の開口曲線のうちの単一ではない一部を基本曲線としてこれら基本曲線から残りの開口曲線を前記生成手段によって生成するようにした。
【0015】
生成手段は、基本曲線のみでは充分に対応できない捌き状態左右要素に対しては複数の基本曲線から開口曲線を生成する。
請求項8の発明では、前記捌き状態左右要素を前記選択手段によって指定し、前記選択手段によって指定された捌き状態左右要素に基づいて開口曲線を前記生成手段によって生成するようにした。
【0016】
前記捌き状態左右要素を前記選択手段によって指定すると、生成手段が前記指定された捌き状態左右要素に基づいて開口曲線を生成する。
請求項4及び請求項9の発明では、経糸種類を前記捌き状態左右要素としたが、経糸種類は経糸捌きに大きな影響を与える毛羽状態を反映する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をレピア織機に具体化した第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0018】
図1は織機全体の側面を略体的に示す。Mは正逆転可能な織機駆動モータであり、織機駆動モータMは織機制御コンピュータC1の作動制御を受ける。11は織機駆動モータMから独立した正逆転可能な送り出しモータであり、送り出しモータ11はワープビーム12を駆動する。ワープビーム12から送り出される経糸Tはバックローラ13及びテンションローラ14を経由して綜絖枠15及び筬16を通される。織布Wはエキスパンションバー17、サーフェスローラ18、プレスローラ19及びしわ取りガイド部材20を経由してクロスローラ21に巻き取られる。織機駆動モータMから駆動力を得るサーフェスローラ18はプレスローラ19と協働して織布Wを引き取る。
【0019】
テンションローラ14はテンションレバー22の一端部に取り付けられており、テンションレバー22の他端部に取付られた引っ張りばね23により所定の張力が経糸Tに付与されるようになっている。テンションレバー22は検出レバー24の一端に回転可能に支持されており、検出レバー24の他端にはロードセル25が連結されている。経糸張力はテンションローラ14、テンションレバー22及び検出レバー24を介してロードセル25に伝えられ、ロードセル25は経糸張力に応じた電気信号を織機制御コンピュータC1に出力する。織機制御コンピュータC1は、予め設定された張力と前記入力信号によって把握される検出張力との比較及び織機の回転角度検出用のロータリエンコーダ26からの検出信号で把握されるワープビーム径に基づいて送り出しモータ11の回転速度を制御する。この回転速度制御により通常運転時の経糸張力が制御され、製織中の織段発生防止が行われる。
【0020】
図2に示すように、各綜絖枠15の下方には開口駆動モータ28が配置されている。開口駆動モータ28はサーボモータあるいはステッピングモータからなる一方向回転型の変速駆動モータである。開口駆動モータ28の出力軸281にはクランク円板29が止着されており、クランク円板29と綜絖枠15の下枠とはコネクティングロッド30を介して連結されている。クランク円板29及びコネクティングロッド30はクランク機構を構成し、開口駆動モータ28の一方向への回転がクランク機構を介して綜絖枠15の上下動に変換される。開口駆動モータ28は開口制御装置C2の指令制御を受ける。開口制御装置C2は緯糸Yの緯入れに同期して開口駆動モータ28の作動を制御する。
【0021】
緯糸Yは受渡し用レピアヘッド31によって経糸Tの開口内へ挿入される。受渡し用レピアヘッド31は織布Wの織幅の中央部で受け取り用レピアヘッド32と出会い、緯糸Yが受渡し用レピアヘッド31から受け取り用レピアヘッド32へ渡される。両レピアヘッド31,32は出会い後に経糸開口内から退避し、この退避に伴って緯糸Yが経糸開口内を通される。
【0022】
開口制御装置C2は、図3に示す3つの開口曲線E1,E2,E3を記憶する開口曲線生成回路33と、開口曲線生成回路33から開口曲線を読み取って制御指令を出力する制御回路34と、制御回路34からの制御指令に基づいて開口駆動モータ28をフィードバック制御する駆動回路35とからなる。開口曲線生成回路33には選択装置36が信号接続されている。選択装置36は3つの選択キー361,362,363を備えている。選択キー361をON操作すると、開口曲線生成回路33は制御回路34により読み取り可能な開口曲線E1を選択し、選択キー362をON操作すると、開口曲線生成回路33は制御回路34により読み取り可能な開口曲線E2を選択する。選択キー363をON操作すると、開口曲線生成回路33は制御回路34により読み取り可能な開口曲線E3を選択する。又、開口曲線生成回路33は開口曲線を選択すると開口曲線選択情報を織機制御コンピュータC1に出力する。駆動回路35は、開口駆動モータ28に組み込まれたロータリエンコーダ282から得られる回転角度情報に基づいて開口駆動モータ28をフィードバック制御する。
【0023】
開口曲線の選択は、織機に新たに装着されるワープビームの経糸種類が変わる毎に行われる。経糸Tがフィラメント糸のような毛羽の殆どない糸種類の場合には開口曲線E1が選択される。開口曲線E1はサイン曲線であり、サイン曲線は綜絖枠15の上下移動速度の高速化に適している。経糸Tがスパン糸のような毛羽がある程度ある糸種類の場合には開口曲線E2が選択される。開口曲線E2はサイン曲線に比べて図2に鎖線で示す最上位位置及び最下位位置付近での綜絖枠15の配置期間が長い。この配置期間が長いほど毛羽絡みの断ち切り(毛羽切れ)が良くなる。経糸Tが毛羽の多い糸種類の場合には開口曲線E3が選択される。開口曲線E3は開口曲線E2に比べて最上位位置及び最下位位置付近での綜絖枠15の配置期間が長い上に綜絖枠15の上下動の途中の移動速度が速くなる。従って、毛羽切れは開口曲線E2の場合よりも更に良くなる。
【0024】
最上位位置付近での綜絖枠15の前記配置期間は、図3に示すように最上位位置から綜絖枠15の上下ストロークKに対する所定割合Δ・K(Δは例えば3%)の範囲に配置されている期間αで規定する。同様に、最下位位置付近での綜絖枠15の前記配置期間は、図3に示すように最下位位置から綜絖枠15の上下ストロークKに対する所定割合Δ・Kの範囲に配置されている期間βで規定する。このような規定は製織中における最上位位置及び最下位位置での綜絖枠15の静止状況を反映する。
【0025】
開口曲線が選択されると、開口曲線生成回路33は織機制御コンピュータC1に開口曲線選択情報を送る。織機制御コンピュータC1は開口曲線選択情報の入力に基づいて起動スイッチ27のON信号の入力に待機し、開口曲線選択情報の入力後に起動スイッチ27のON信号が入力すると、織機制御コンピュータC1は製織開始信号を制御回路34に出力する。そして、織機制御コンピュータC1及び開口制御装置C2は織機駆動モータM及び開口駆動モータ28を同期制御する。
【0026】
第1の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1-1)生成手段となる開口曲線生成回路33は、選択手段となる選択装置36によって指定された1つの開口曲線を3つの開口曲線E1,E2,E3から選択して生成する。制御手段となる制御回路34は生成された開口曲線に基づいて開口駆動モータ28の作動を制御し、経糸Tの開閉口はこの選択して生成された開口曲線に従う。開口曲線は捌き状態左右要素となる経糸種類に対応して製織前に予め選択され、製織中の経糸の開閉口はこの選択された開口曲線に従う。従って、経糸捌きは良好であり、しかも製織中での開口曲線の変更がないために開口制御は複雑にならない。
(1-2)経糸の開口量は変わらないため、経糸の張力変動が大きくなることはない。従って、織物品質が損なわれることはない。
(1-3)毛羽の殆どない経糸種類の場合には織機の高速化に適した開口曲線E1の選択がよく、毛羽の多い経糸種類の場合には織機の高速化には適さないが毛羽切れに適した開口曲線E2あるいE3の選択がよい。本実施の形態ではこの選択は選択装置36におけるON操作という選択操作で簡単に行える。
(1-4)各開口曲線E1,E2,E3のクロスポイント(上下の経糸が交差する高さ位置)及びクロスタイミング(上下の経糸が交差する織機回転角度)は図3に点Pで示すように同一である。適正なクロスポイント及びクロスタイミングが設定されていないと、受渡し用レピアヘッド31及び受け取り用レピアヘッド32が経糸開口内から退避するときの両レピアヘッド31,32と経糸Tとの干渉が不適切となる。このような状態ではレピアヘッド31,32が経糸Tを切断するおそれがある。従って、レピア織機ではクロスポイント及びクロスタイミングを変更することは好ましくない。開口曲線が変更されてもクロスポイント及びクロスタイミングを変えない実施の形態は、レピア織機への適用に好適である。
【0027】
次に、図4及び図5の第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態における選択装置37は、図5に示すように開口曲線E1と開口曲線E2との中間の開口曲線E4、あるいは開口曲線E2と開口曲線E3との中間の開口曲線E5を選択可能に構成されている。選択装置37は、選択キー371,372,373と、数字キー群374と、設定キー375とを備えている。開口曲線E1を指定するには、選択キー371をONして数字キー群374で100という%を指定した後、設定キー375をONすればよい。開口曲線E2を指定するには、選択キー372をONして数字キー群374で100という%を指定した後、設定キー375をONすればよい。開口曲線E3を指定するには、選択キー373をONして数字キー群374で100という%を指定した後、設定キー375をONすればよい。
【0028】
選択キー371をONして数字キー群374で%を指定すると共に、選択キー372をONして数字キー群374で%を指定した後、設定キー375をONすれば、指定%の割合の開口曲線E1,E2から合成される開口曲線E4が指定される。選択キー372をONして数字キー群374で%を指定すると共に、選択キー373をONして数字キー群374で%を指定した後、設定キー375をONすれば、指定%の割合の開口曲線E2,E3から合成される開口曲線E5が指定される。開口制御装置C3の開口曲線生成回路38は、3つの基本曲線E1,E2,E3から指定された開口曲線E4あるいはE5を生成する。この場合、合成される開口曲線E4,E5のクロスポイント及びクロスタイミングは基本曲線E1,E2,E3と変わらない。
【0029】
基本曲線E1,E2,E3のみでは充分に対応できない経糸種類に対しては、複数の基本曲線E1,E2,E3から合成して生成された開口曲線が対応して用いられる。このような対応は、良好な経糸捌きのためのきめ細かな開口制御を可能とする。
【0030】
次に、図6の第3の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
この実施の形態における選択装置39は、入力装置40と指定装置41とからなる。入力装置40によって織物組織情報を入力すると、指定装置41は入力された織物組織情報に対応する開口曲線の生成を開口制御装置C4の開口曲線生成回路42に指令する。そして、指定装置41は表示部411に織物組織を表示すると共に、表示部412に織物組織に対応する開口曲線を表示する。
【0031】
この実施の形態では、経糸種類の情報を含む織物組織情報をに40によって入力すれば、適正な開口曲線が簡単に指定できる。
本発明では、捌き状態左右要素として製織時の設定経糸張力を採用してもよい。
【0032】
又、本発明は、レピア織機に限らずジェットルームのような他の織機にも適用できる。
【0033】
【発明の効果】
以上詳述したように発明では、経糸の開閉口に伴う経糸の捌き状態を左右する捌き状態左右要素に応じた複数の開口曲線を用意し、前記捌き状態左右要素に対応する開口曲線をもたらすように前記開口駆動モータの作動を制御するようにしたので、簡素な開口制御で織物品質を損なうことなく良好な経糸捌きを達成し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す開口装置と制御ブロック図とを組合せた側面図。
【図2】開口装置と制御ブロック図とを組合せた側面図。
【図3】開口曲線を示すグラフ。
【図4】第2の実施の形態を示す開口装置と制御ブロック図とを組合せた側面図。
【図5】開口曲線を示すグラフ。
【図6】第2の実施の形態を示す開口装置と制御ブロック図とを組合せた側面図。
【符号の説明】
15…綜絖枠、28…開口駆動モータ、33,38,42…生成手段となる開口曲線生成回路、34…制御手段となる制御回路、36,37,39…選択装置、C2,C3,C4…開口制御装置。
Claims (9)
- 織機駆動モータから独立した開口駆動モータによって綜絖枠を駆動する開口装置を備えた織機において、
経糸の開閉口に伴う経糸の捌き状態を左右する捌き状態左右要素に応じた複数の開口曲線を用意し、前記捌き状態左右要素に対応する開口曲線をもたらすように前記開口駆動モータの作動を制御する織機における開口制御方法。 - 前記各開口曲線のクロスポイント及びクロスタイミングは同一である請求項1に記載の織機における開口制御方法。
- 前記複数の開口曲線のうちの単一ではない一部を基本曲線とし、これら複数の基本曲線から残りの開口曲線を生成する請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の織機における開口制御方法。
- 前記捌き状態左右要素は経糸種類である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の織機における開口制御方法。
- 織機駆動モータから独立した開口駆動モータによって綜絖枠を駆動する開口装置を備えた織機において、
経糸の開閉口に伴う経糸の捌き状態を左右する捌き状態左右要素に応じた複数の開口曲線を生成する生成手段と、
前記生成手段における1つの開口曲線の生成を選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された開口曲線をもたらすように前記開口駆動モータの作動を制御する制御手段とを備えた織機における開口制御装置。 - 前記生成手段は、クロスポイント及びクロスタイミングが全て同一の開口曲線を生成する請求項5に記載の織機における開口制御装置。
- 前記生成手段は、前記複数の開口曲線のうちの単一ではない一部を基本曲線としてこれら基本曲線から残りの開口曲線を生成する請求項5及び請求項6のいずれか1項に記載の織機における開口制御装置。
- 前記選択手段は、前記捌き状態左右要素を指定するものであり、前記生成手段は前記選択手段によって指定された捌き状態左右要素に基づいて開口曲線を生成する請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の織機における開口制御装置。
- 前記捌き状態左右要素は経糸種類である請求項5乃至請求項8のいずれか1項に記載の織機における開口制御装置。
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