JP3709734B2 - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の商品搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機においては、通常図3に示すように本体A内に略ジグザグ状の商品通路Bが上下方向に設けられると共に、商品通路Bの下端部付近に商品搬出装置Cが配設され、販売指令信号に基づく商品搬出装置Cの作動により商品通路B内に収容されている商品缶Dを、最下位のものから順に商品取出口Eに落下させて販売するようになっている。
前記商品搬出装置Cとしては、従来例えば図4(a)のように2つのストッパF、Gを備え、これらのストッパF、Gを電磁ソレノイドHにより制御する構成のものが知られている。即ち、販売待機時には主ストッパFは前記商品通路B内に突出状態に保持され、商品通路B内に収容されている商品缶Dの落下を阻止しており、販売時には図4(b)のように電磁ソレノイドHが作動して主ストッパFを回動させ商品通路Bから引っ込めると同時に、補助ストッパGを回動連動させて商品通路B内に突出させる。これにより、最下位の商品缶Dを落下させると同時に、最下位から2番目の商品缶D′の落下を補助ストッパGで阻止する。販売終了後は電磁ソレノイドHの消磁により戻しバネIを介して主ストッパF及び補助ストッパGを元の位置に復帰させる(詳しくは、特許公報第2609861号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の商品搬出装置Cは、電磁ソレノイドHにより主ストッパF及び補助ストッパGを連動させ、商品通路Bに対し出没制御することで商品搬出を行うようにしたものであるが、販売時の中間段階において最下位から2番目の商品缶D′を落下阻止するのは補助ストッパGのみであり、その補助ストッパGのタイミングがずれると次販商品缶の落下阻止が不安定になり、落下事故が生じるおそれもある。このような事態が発生すると自動販売機の故障の原因となり、販売動作を確実に行うことができなくなる。
【0004】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされ、2つのストッパを備えた商品搬出装置において、販売時での次販商品缶の落下阻止を確実にすることで販売動作を確実にできるようにした、自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための技術的手段として、本発明は、商品を一列に収容して商品取出口に通じるように形成した商品通路の出口部に配設され、販売指令信号に基づいて最下位の商品から順次1個ずつ落下させる商品搬出装置であって、前記商品通路に出没する上下一対のストッパを回動可能に支持すると共に各ストッパにガイド孔をそれぞれ設け、これら一対のストッパに関連してスライダを上下動可能に配設し、このスライダに突設した2つのストッパピンを前記ガイド孔にそれぞれ摺動可能に係合し、販売待機時には下位のストッパのみ商品通路内に突出させ、販売時にはスライダを移動させることにより前記ストッパピンを介して一対のストッパを交互に出没制御することを特徴とする自動販売機の商品搬出装置を要旨とする。
又、この自動販売機の商品搬出装置において、前記一対のストッパのガイド孔は、ストッパが商品通路に突出した状態で前記スライダのストッパピンが位置する方の端部に曲がり部が形成され、この曲がり部により商品の落下阻止をロックすることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳説する。
図1及び図2は、本発明の実施形態を示すもので、商品搬出装置21は商品通路22の切欠部22aに対応させて配設され、仮想線で示す基体21aが外側に取り付けられ、この基体21aには上下一対のストッパ23、24が支軸23a、24aを介して回動可能に支持されている。ストッパ23、24の内部にはガイド孔25、26がそれぞれ支軸23a、24aの近傍から先端部に向けて設けられ、そのガイド孔25、26の基端部即ち支軸23a、24a側の端部には曲がり部25a、26aがそれぞれ形成されている。
【0007】
27はスライダであり、前記基体21aにガイド部材21bを介して上下動可能に支持され、中央部よりやや上方に横長の係合孔27aが設けられると共に、ストッパピン27b、27cが所定の間隔をあけて上下部に対設され、このストッパピン27b、27cは前記ストッパ23、24のガイド孔25、26にそれぞれ係合している。
【0008】
28は基体21aに固定された駆動用のモータであり、その回転軸28aにはリンク29が取り付けられ、その先端部には係合ピン30が突設されており、この係合ピン30は前記スライダ27の係合孔27aに係合して中央部に位置している。
【0009】
図1は販売待機時の状態であり、上位のストッパ23は商品通路22の外側に没しており、下位のストッパ24は商品通路22内に突出状態に保持されて最下位の商品缶Dの落下を阻止している。下位のストッパ24は、その先端部に商品通路22内に収容された商品缶の重力が掛かっているが、前記のようにストッパピン27cを介してスライダ27に支持されており、しかもストッパピン27cがガイド孔26の曲がり部26aに入り込んでいるため商品缶の荷重によりロックされ、支軸24aを支点として時計方向に回動することはなく、これにより商品缶の落下阻止を確実になすことができる。
【0010】
販売時には、販売指令信号が発せられ前記モータ28が駆動してスライダ27を作動する。この時、図2のようにモータ28の駆動に伴って前記リンク29が反時計方向に回動し、係合ピン30がスライダ27の係合孔27aを下方に押すことでスライダ27を下降させる。
【0011】
スライダ27の下降に伴って前記ストッパピン27b、27cも下降し、下位のストッパピン27cはストッパ24におけるガイド孔26の曲がり部26aから抜け出すと共に、このガイド孔26を下向きに押し続けることで、ストッパ24を支軸24aを支点として時計方向に回動させ商品通路22の外側に没する。従って、下位のストッパ24による最下位の商品缶Dの落下阻止は解除されて落下し、購買者は図3の商品取出口Eから商品缶Dを取り出すことができる。
【0012】
一方、上位のストッパピン27bは、ストッパ23におけるガイド孔25の上端部から下降し、ガイド孔25を下向きに押し続けることで、ストッパ23を支軸23aを支点として時計方向に回動させ商品通路22内に突出させる。これにより、最下位から2番目の商品缶D′の落下が阻止される。
この時、上位のストッパ23は、先端部に商品通路22内に収容された商品缶の重力が掛かるが、前記のようにストッパピン27bを介してスライダ27に支持されており、しかもストッパピン27bがガイド孔25の曲がり部25aに入り込んでいるため商品缶の荷重によりロックされ、支軸23aを支点として時計方向に回動することはなく、これにより次販商品缶D′の落下阻止を確実になすことができる。
【0013】
スライダ27の下降は、ストッパピン27b、27cがガイド孔25、26の下端部にそれぞれ当接した時点で停止され、前記リンク29の係合ピン30は係合孔27aの中央部に位置している。この状態から更にリンク29が反時計方向に回動すると、今度は係合孔27aを上向きに押してスライダ27を上昇させる。
【0014】
スライダ27が上昇すると、前記ストッパピン27b、27cも上昇し、下位のストッパピン27cはストッパ24におけるガイド孔26の下端部から上昇し、ガイド孔26を上向きに押し続けることで、ストッパ24を支軸24aを支点として反時計方向に回動させ商品通路22内に再び突出させる。
【0015】
一方、上位のストッパピン27bは、ストッパ23におけるガイド孔25の曲がり部25aから抜け出すと共に、このガイド孔25を上向きに押し続けることで、ストッパ23を支軸23aを支点として反時計方向に回動させ商品通路22の外側に没する。従って、ストッパ23による商品缶D′の落下阻止は解除されて落下するが、前記のように商品通路22内に再突出した下位のストッパ24により受止されて落下が阻止される。このようにして販売動作は完了し、図1に示す販売待機時の状態に復帰する。
【0016】
上記一連の販売動作は、モータ28の駆動によりリンク29が反時計方向に1回転することにより短時間のうちに行われる。即ち、リンク29の1回転に伴ってスライダ27は1往復し、図1の販売待機位置から図2の販売位置を経て再び図1の販売待機位置に戻り、そのスライダ27の移動に伴って一対のストッパ23、24が商品通路22に対し交互に出没制御されるのである。尚、スライダはモータ駆動に限らず、ソレノイド等を用いて往復駆動させても良い。
【0017】
この実施形態の場合は、スライダ27及びモータ28等の駆動機構を一対のストッパ23、24に近接配置できるため、商品搬出装置21の奥行寸法Wを小さくすることができ、これにより薄型の自動販売機を製作することが可能となる。近年、狭い場所にも設置できる薄型自動販売機が要請されていることから非常に好都合である。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は自動販売機の商品搬出装置において、上下一対のストッパをスライダを介して商品通路に対して出没制御し、販売時には商品通路内の次販商品を確実に受止する構成としたので、落下阻止機能を向上させると共に販売動作を確実になす効果を奏する。更に、商品搬出装置の奥行寸法を小さく形成できることから、薄型自動販売機の製作が可能になる等の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の商品搬出装置の実施形態を示すもので、販売待機時でのストッパとスライダとの位置関係を分解して示す説明図である。
【図2】同、販売時にスライダが下降した時の動作説明図である。
【図3】従来例を示すもので、自動販売機の概略断面図である。
【図4】従来の商品搬出装置を示すもので、(a)は販売待機時での要部概略断面図、(b)は販売時での要部概略断面図である。
【符号の説明】
21 商品搬出装置
22 商品通路
23、24 ストッパ
23a、24a 支軸
25、26 ガイド孔
25a、26a 曲がり部
27 スライダ
27a 係合孔
27b、27c ストッパピン
28 モータ
29 リンク
30 係合ピン

Claims (2)

  1. 商品を一列に収容して商品取出口に通じるように形成した商品通路の出口部に配設され、販売指令信号に基づいて最下位の商品から順次1個ずつ落下させる商品搬出装置であって、前記商品通路に出没する上下一対のストッパを回動可能に支持すると共に各ストッパにガイド孔をそれぞれ設け、これら一対のストッパに関連してスライダを上下動可能に配設し、このスライダに突設した2つのストッパピンを前記ガイド孔にそれぞれ摺動可能に係合し、販売待機時には下位のストッパのみ商品通路内に突出させ、販売時にはスライダを移動させることにより前記ストッパピンを介して一対のストッパを交互に出没制御する自動販売機の商品搬出装置。
  2. 前記一対のストッパのガイド孔は、ストッパが商品通路に突出した状態で前記スライダのストッパピンが位置する方の端部に曲がり部が形成され、この曲がり部により商品の落下阻止をロックする請求項1記載の自動販売機の商品搬出装置。
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