JP3709370B2 - 染毛料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規染毛料及びこれを用いた染毛方法に関し、中性のpH域(好ましくは、pH6.5〜7.5)又はアルカリ性のpH域(好ましくは、pH7.0〜11.0)で染色することができる染毛料及びこれ等を用いた染毛方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
毛髪を好みの色に染色(染毛)する方法として、毛髪に対して良好な染色性や堅牢性を発現させることができることから「永久染毛料」とも呼ばれるヘアダイ(酸化染料と酸化剤とからなる酸化染毛料)、及びヘアダイよりも染色性や堅牢性は落ちるものの、やや染色性や堅牢性の発現の良いカラーリンスやヘアマニキュア等を挙げることができる。
【0003】
ヘアダイとしては、p−フェニレンジアミン等の芳香族化合物等の酸化染料と、過酸化水素等の酸化剤とからなる酸化染毛料が広く使用されている。この酸化染毛料は、毛髪に対して良好な染色性や堅牢性を発現させることができる。
【0004】
一方、ヘアマニキュアは、酸性染料を色素に用いた染毛料であり、クエン酸等の酸を配合してpH2〜4に調整し、頭髪に塗布し、当該染料を頭髪にイオン吸着させることにより染着させるものである。即ち、酸性染料は、水に溶かした時にマイナスにイオン化し、頭髪は通常、水に濡れたとき、弱酸性若しくは中性の環境でマイナスにイオン化するが、クエン酸等で酸性の環境(例えば、pH2〜4)にした場合では頭髪はプラスにイオン化するので、当該染料が頭髪にイオン吸着し、染着する。
【0005】
従って、pH2〜4に調整した酸性染料を色素とした染毛料(ヘアマニキュア)は、頭髪及び頭皮に塗布及び付着したとき、頭髪及び頭皮をプラスイオンにイオン化させ、頭髪及び頭皮に染着する。しかしながら、このタイプの染毛料の染着性能は強固で、頭髪においては落ち難いという長所になるが、頭皮に付着した場合は、頭皮に強固に染着してしまい、染着した染毛料を落とすためにコールドウェーブ剤(還元剤)、或いはアルカリ剤を用いたとしても、一旦染着してしまった染毛料を落とすのは困難であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
酸化染料と酸化剤とからなる酸化染毛料(ヘアダイ)は前記の如く、毛髪に対して良好な染色性や堅牢性を発現させることができ、毎回のシャンプーで褪色しない。しかしながら、p−フェニレンジアミンが、繰り返しの使用で感作物質として作用し、一定期間使用することによりアレルギー反応を起こさせる、酸化剤を使用するために使用時に頭皮を刺激し易い、併用するアルカリ剤がその刺激を増幅させるという課題が生じている。
【0007】
一方、ヘアマニキュア等の酸性染料を色素とした染毛料は、前記の如く、頭髪に強固に染着はするが、頭髪表面のコーティングによる染着方法に過ぎず、頭髪内部へ色素が浸透して染着するヘアダイによる染着とは染色機序を異にするものである。従って、毎回のシャンプーで少しずつ褪色し(色素が落ち)、頭髪の風合いは染毛料のコーティングが落ちていくにつれて感触が低下し、頭髪のコンディションを低下させていた。更に、色素が落ちた頭髪表面において、頭髪表面の毛小皮の一部が欠損し、頭髪が損傷する場合があった。
【0008】
また、このような染毛料は、前記の如く、頭髪に色素アニオン(酸性染料)を吸着させる目的でクエン酸等の酸でpH2〜4に調整しているため、頭髪に強固に染着するが、頭皮にも強固に染着し、それが使用者の悩みであり、如何にして頭皮に付着させずに頭髪に染着させるかの高度な技術が必要とされてきた。
【0009】
このような情況下に、色素(例えば、酸性染料等)が頭皮に付着せず、色素の頭髪への染色性が高いだけでなく、頭髪のコンディションの低下及び頭髪の損傷、並びに頭皮に対する刺激が起こることの無い、使用者に対して安全な染毛料の開発が求められる。
【0010】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、色素(酸性染料)を皮膚(例えば、頭皮等)に吸着させずに毛髪、例えば、頭髪等を染色することができ、色素の褪色も無く、毛髪の損傷等の悪い影響の無い、安全な染毛料及びこれを用いた染毛方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、(A)分子量が大きくとも1000(1000以下)である酸性染料、及び増粘剤として(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー(例えば、ヒドロキシエチルセルロース等)を(C)水及び/又は水溶性有機溶剤中に含有させ、クエン酸等の酸を配合させずにpH6.5〜7.5の中性のpH域に調整した染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)を使用すると、色素アニオン(酸性染料)は毛髪の表面へイオン吸着せずに、毛髪内部に浸透し、毛髪繊維内で染色することを見出した。更に、この染毛料は中性であるため、色素アニオンが皮膚に付着しても、イオン吸着しないので温湯で濯いだだけで色素(酸性染料)は簡単に洗浄されること、色素アニオンが毛髪内部に完全に浸透して毛髪が染色されるために、毎回のシャンプーによっても染色された毛髪は褪色することが無いこと、前記染毛料を、適当な(D)pH調整剤を用いてpH7.0〜11.0のアルカリ性のpH域に調整して処方(毛髪に塗布)した場合には、前記pH調整剤(アルカリ剤)が毛髪の塩結合(具体的には、例えば、NH OOCの結合等)を切断し、毛髪を膨潤、軟化させ、染料が毛髪内部へより浸透し易い環境を作るので、染色性がより向上すること等を見出し、これ等種々の知見に基づいて本発明を完成するに到った。
【0012】
即ち、本発明は、第一の視点として、(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有し、pH6.5〜7.5であることに特徴を有する染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)(「本発明の中性のpH域の染毛料」とも称する。)を提供できる。
【0013】
また、本発明の中性のpH域の染毛料では、前記酸性染料の分子量が、大きくとも500(500以下)であるものにすることにより、当該染料が毛髪内部に浸透し易くなり、毛髪への染色性をより向上させたものにすることができる。なお、水溶性ポリマーを前記非イオン性水溶性ポリマーにすることにより毛髪への染色性をより向上させたものにすることができる。
【0014】
本発明は、第二の視点として、(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有し、更に、(D)pH調整剤を含有させて、pH7.0〜11.0に調整されることに特徴を有する染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)(「本発明のアルカリ性のpH域の染毛料」とも称する。)を提供できる。
【0015】
また、本発明のアルカリ性のpH域の染毛料では、前記酸性染料の分子量が、大きくとも500(500以下)であるものにすることにより、当該染料が毛髪内部に浸透し易くなり、毛髪への染色性をより向上させたものにすることができる。なお、水溶性ポリマーを前記非イオン性水溶性ポリマーにすることにより毛髪への染色性をより向上させたものにすることができる。
【0016】
本発明は、第三の視点として、(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有する染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)を(用いて)、pH6.5〜7.5で毛髪に塗布する(毛髪を染色する)工程を含むことに特徴を有する染毛方法(「本発明の中性のpH域で染色する染毛方法」とも称する。)を提供できる。
【0017】
また、本発明の中性のpH域で染色する染毛方法では、前記酸性染料の分子量が、大きくとも500である染毛料にすることにより、当該染料が毛髪内部に浸透し易くなり、毛髪への染色性をより向上させたものにすることができる。なお、水溶性ポリマーを前記非イオン性水溶性ポリマーにすることにより毛髪への染色性をより向上させたものにすることができる。
【0018】
本発明は、第四の視点として、(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有する染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)に、更に、(D)pH調整剤を含有させて、pH7.0〜11.0で毛髪に塗布する(毛髪を染色する)工程を含むことに特徴を有する染毛方法(「本発明のアルカリ性のpH域で染色する染毛方法」とも称する。)を提供できる。
【0019】
また、本発明のアルカリ性のpH域で染色する染毛方法では、前記酸性染料の分子量が、大きくとも500であるものにすることにより、当該染料が毛髪内部に浸透し易くなり、毛髪への染色性をより向上させたものにすることができる。なお、水溶性ポリマーを前記非イオン性水溶性ポリマーにすることにより毛髪への染色性をより向上させたものにすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明には幾つかの形態、即ち、中性のpH域(好ましくは、pH6.5〜7.5)又はアルカリ性のpH域(好ましくは、pH7.0〜11.0)で毛髪を染色する染毛料及びこれ等を用いた染毛方法が含まれる。尚、本発明の中性のpH域の染毛料及びアルカリ性のpH域の染毛料、並びにこれ等を用いた染毛方法を中心に説明するが、本発明はこれ等に限定されるものではない。
【0021】
(本発明の中性のpH域の染毛料)
本発明の中性のpH域の染毛料について説明する。
本発明の中性のpH域の染毛料とは、(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有させた中性のpH域(好ましくは、pH6.5〜7.5)にある染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)であり、当該中性のpH域において、毛髪、例えば、頭髪の繊維内部を染色する染毛料である。従って、このような染毛料は全て本発明に含まれる。
【0022】
本発明において使用する(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料は、水溶性で、通常の化粧品及び医薬部外品として使用することができるものであれば特に制限は無く、前記酸性染料の分子量が大きくとも1000、好ましくは、前記酸性染料の分子量が大きくとも500であるものが選択される。前記酸性染料の分子量が1000を超えると頭髪内部に浸透し難くなるので好ましくない。また、これ等の酸性染料の具体例として、例えば、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号、赤色201号、赤色227号、赤色230号、赤色231号、橙色205号、橙色207号、黄色202号、黄色203号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、青色202号、青色205号、褐色201号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、橙色402号、黄色402号、黄色403号、黄色406号、黄色407号、緑色401号、緑色402号、紫色401号、黒色401号等を挙げることができる。尚、これ等は所望の染毛色に応じて、1種又は2種以上を適宜、混合して使用される。
【0023】
前記酸性染料の含有量は、染毛料全量に対して、0.01〜5重量%である。
【0024】
本発明において使用する(B)水溶性ポリマーとして、例えば、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース系水溶性ポリマー、キサンタンガム、グアーガム、プルラン、ペクチン、アラビアガム等のガム系水溶性ポリマー、デンプン類、デキストリン、カルボキシメチルデンプン等のデンプン系水溶性ポリマー、アルギン酸ナトリウム等の天然系水溶性ポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等の合成系水溶性ポリマーを挙げることができる。これ等の中では、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、プルラン、ポリビニルピロリドン等の非イオン性水溶性ポリマーであるものが好ましく、ヒドロキシエチルセルロースが特に好ましい。また、これ等の水溶性ポリマーは1種又は2種以上を混合して用いても良い。
【0025】
前記水溶性ポリマーの含有量は、染毛料全量に対して、0.5〜20重量%である。
【0026】
本発明において、前記酸性染料及び前記水溶性ポリマー等を溶解するための溶剤として、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤、即ち、水、水溶性有機溶剤又はこれ等の混合溶剤を使用する。前記水溶性有機溶剤としては、水溶性の有機溶剤であれば特に制限は無く、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等の低級アルキレンカーボネート、N−メチル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン等のN−アルキルピロリドン、N−シクロヘキシルホルムアミド、N,N−ジブチルホルムアミド、N−プロピル−N−ブチルホルムアミド等のホルムアミド誘導体、レゾルシン等のフェノール類、ベンジルアルコール、1−フェニルエチルアルコール、2−フェニルエチルアルコール等のアラルキルアルコール、メタノール、エタノール、プロパノールブタノール等の低級アルコール等を挙げることができる。これ等の中では、特にN−メチル−2−ピロリドン及びベンジルアルコールが染毛料の頭髪内部への浸透促進作用を有するという点で好ましい。また、これ等の水溶性有機溶剤は1種又は2種以上を混合して用いても良い。更に、これ等の水溶性有機溶剤を2種以上を混合し混合有機溶剤として用いる場合、当該混合有機溶剤と水を混合して前記同様、混合溶剤として用いても良い。
【0027】
尚、本発明において、水と1種又は2種以上の水溶性有機溶剤を混合した混合溶剤を使用する場合、当該水溶性有機溶剤の使用量については特に制限は無く、水に対し当該水溶性有機溶剤を適宜混合して使用すれば良い。
【0028】
本発明の中性のpH域の染毛料には、本発明の目的、効果を阻害し、又は悪い影響(目的のpH域の範囲外になる等)を与えない範囲で他の成分、例えば、乳化剤、可溶化剤、安定化剤、整髪基剤、防腐剤、香料等を添加することができる。
【0029】
本発明の中性のpH域の染毛料はそれ自体をそのまま用いて毛髪に塗布しても良いが、より染色性を向上させるために、好ましくはコールドウェーブ剤第1剤(還元剤)と混合して用いることができる。この場合には、当該コールドウェーブ剤第1剤の作用により毛髪は酸性染料が浸透し易いレベルまで膨潤しているので、容易に毛髪の内部に酸性染料が浸透し、毛髪の繊維内部を染色することができる。
【0030】
尚、前記コールドウェーブ剤第1剤としては、毛髪のシスチン結合を切断することができる還元剤で、チオグリコール酸アンモニウム、システイン類及び亜硫酸ナトリウムのうち何れか1種又は2種以上を少なくとも含むものであれば良く、市販のコールドウェーブ剤第1剤を使用することができる。
【0031】
本発明の中性のpH域の染毛料の使用量については、染色する毛髪の長さや量に応じて選択される。例えば、頭髪に塗布する場合には、約80gを塗布することが好ましい。
【0032】
本発明の中性のpH域の染毛料を使用して毛髪を染色することについては、特に困難は無く、染色する毛髪の質により加温時間等の条件が異なるが、従来の染毛方法、例えば、染毛料を毛髪に塗布して適当な温度(例えば、約45℃)で適当な時間(例えば、約5〜20分間)、遠赤外線加温器等(例えば、ブーメラン:(株)OOHIRO製)で加温した後、更に適当な時間(例えば、約5〜20分間)自然放置してクーリングをした後に温湯で濯ぐ染毛方法に従えば良く、その際に、その染毛料として前記本発明の中性のpH域の染毛料を使用すれば良い。
【0033】
(本発明のアルカリ性のpH域の染毛料)
本発明のアルカリ性のpH域の染毛料とは、(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有させた、中性のpH域(好ましくは、pH6.5〜7.5)にある染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)(本発明の中性のpH域の染毛料)に、更に、(D)pH調整剤を含有させることにより、アルカリ性のpH域(好ましくはpH7.0〜11.0)に調整される染毛料であり、当該アルカリ性のpH域において、毛髪、例えば、頭髪の繊維内部を染色する染毛料である。従って、このような染毛料は全て本発明に含まれる。
【0034】
本発明において使用する(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)水溶性ポリマー、及び前記酸性染料及び前記水溶性ポリマー等を溶解するための溶剤として使用する(C)水及び/又は水溶性有機溶剤については前記説明のとおりである。
【0035】
本発明において使用するpH調整剤は、アルカリ性のpH調整剤であれば特に制限が無く、例えば、アンモニア水、モノエタノールアミン等のアルカノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ、炭酸ナトリウム等の炭酸アルカリ、ケイ酸ナトリウム等のケイ酸アルカリ、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム、炭酸アンモニウム、リン酸第一アンモニウム、リン酸第二アンモニウム等の無機アンモニウム塩等を挙げることができる。尚、前記pH調整剤の使用量については特に制限は無く、目的のpH値に調整するために必要な量が適宜選択される。
【0036】
また、本発明のアルカリ性のpH域の染毛料には、本発明の目的、効果を阻害し、又は悪い影響(目的のpH域の範囲外になる等)を与えない範囲で他の成分、例えば、乳化剤、可溶化剤、安定化剤、整髪基剤、防腐剤、香料等を添加することができる。
【0037】
尚、本発明のアルカリ性のpH域の染毛料の調製方法、その使用方法及び使用量、並びにそれを使用して毛髪を染色する方法については、前記本発明の中性のpH域の染毛料において記載された内容が参考にされる。
【0038】
(本発明の中性のpH域で染色する染毛方法)
本発明の中性のpH域で染色する染毛方法とは、(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有する染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)を(用いて)、pH6.5〜7.5で毛髪(例えば、頭髪)に塗布する(毛髪を染色する)工程を含む染毛方法である。従って、このような工程を含む染毛方法は全て本発明に含まれる。
【0039】
本発明の中性のpH域で染色する染毛方法では、前記同様、それ自体をそのまま用いて毛髪に塗布しても良いが、より染色性を向上させるために、好ましくはコールドウェーブ第1剤(還元剤)と混合して用いることができる。この場合、前記と同様に、容易に毛髪の繊維内部を染色することができる。更に、この場合には、毛髪の一部は還元されている(毛髪のシスチン結合が切断されている)ので、プレーンリンス後ロッドを用いてロッド巻きをし、コールドウェーブ剤第2剤で中和する(切断されたシスチン結合を再結合させる)ことによりウェーブの固定も同時に施術できるので簡便である。
【0040】
尚、前記コールドウェーブ剤第2剤としては、前記コールドウェーブ剤第1剤の作用により切断された毛髪のシスチン結合を再結合させるもので、臭素酸ナトリウム、臭素酸カリウム、過酸化水素のうち何れか1種を少なくとも含むものであれば良く、市販のコールドウェーブ剤第2剤を使用することができる。
【0041】
また、本発明の中性のpH域で染色する染毛方法では、前記本発明の中性のpH域の染毛料において記載された内容(染毛料の調製方法、その使用方法及び使用量等)を参考にして前記染毛料を調製し、毛髪に塗布する(毛髪を染色する)ことができる。
【0042】
(本発明のアルカリ性のpH域で染色する染毛方法)
本発明のアルカリ性のpH域で染色する染毛方法とは、(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有する染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)に、更に、(D)pH調整剤を含有させて、pH7.0〜11.0で毛髪(例えば、頭髪)に塗布する(毛髪を染色する)工程を含む染毛方法である。このようにアルカリ性のpH域で染毛料を用いて毛髪を染色する場合には、毛髪が膨潤、軟化し、当該染料が毛髪内部へより浸透し易くなるので、中性のpH域で染色する場合よりも染色性をより向上させることができる。従って、このような工程を含む染毛方法は全て本発明に含まれる。
【0043】
尚、当該染毛料は前記本発明のアルカリ性のpH域の染毛料に記載された内容を参考にして調製し、毛髪に塗布する(毛髪を染色する)ことができる。
【0044】
本発明のアルカリ性のpH域で染色する染毛方法においては、前記本発明の中性のpH域で染色する染毛方法において記載された内容を参考にして毛髪の染色を行うことができる。
【0045】
本発明のアルカリ性のpH域で染色する染毛方法では、前記本発明のアルカリ性のpH域の染毛料において記載された内容を参考にして調製したアルカリ性のpH域の染毛料を用いて毛髪に塗布する(毛髪を染色する)工程を含む染毛方法はもちろん、毛髪をアルカリ性の状態にして前記本発明の中性のpH域の染毛料を毛髪に塗布する工程を含む染毛方法も本発明に含まれる。
【0046】
【実施例】
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、この実施例により本発明は何等制限されるものではない。
【0047】
[実施例1]
(中性の染毛料の調製及びこれによる毛髪の染色)
下記表1の組成に基づいて調製されたpH6.5〜7.5の染毛料80gを毛髪に塗布して約45℃の遠赤外線加温器(ブーメラン:(株)OOHIRO製)で約10分間加温してから、約10分間自然放置によるクーリングをして温湯で濯いだ。
【0048】
【表1】
染毛料の組成(単位:wt%)
Figure 0003709370
【0049】
[実施例2]
(アルカリ性の染毛料の調製及びこれによる毛髪の染色)
実施例1で調製された染毛料を3、下記表2の組成に基づいて調製されたpH調整剤を1の割合で配合してpH7.0〜11.0としたアルカリ性の染毛料80gを毛髪に塗布し、約45℃の遠赤外線加温器(ブーメラン:(株)OOHIRO製)で約10分間加温した後、約10分間自然放置によるクーリングをした後に温湯で濯いだ。
【0050】
【表2】
pH調整剤(アルカリ剤)の組成(単位:wt%)
Figure 0003709370
【0051】
[実施例3]
(各種染毛料の評価)
実施例1及び2で調製された染毛料を使用して染色した毛髪について、従来品(比較例1及び2)を使用して染色した毛髪と比較評価した。比較例1には市販のヘアダイ80gを弱酸性からアルカリ性のpH域で毛髪に塗布して常法により染色したもの、比較例2には市販のヘアマニキュア80gを酸性のpH域で毛髪に塗布して常法により染色したものを用いた。
【0052】
これ等の毛髪の電子顕微鏡写真は図1〜図4に示されている(図1〜4参照。)。図1は実施例1において染色した毛髪、図2は実施例2において染色した毛髪、図3は比較例1において染色した毛髪、図4は比較例2において染色した毛髪を観察している。図1は4000倍、図2は15000倍、図3は4000倍、図4は12000倍で撮影した写真に基づいている。市販のヘアダイを用いて染色した毛髪(比較例1)は著しく損傷していることが分かる(図3参照。)。
【0053】
尚、毛髪は下記工程により調製したものを用い、その後、透過型電子顕微鏡(日本電子(株)製:JEM-1010)により観察した;
▲1▼2.5%グルタールアルデヒド及び四酸化オスミニウムにより固定(二重固定)、
▲2▼エタノールにより脱水、
▲3▼Epok 812樹脂(TAB社製)に包埋、
▲4▼ウルトラミクロトーム(日本オートマティック製:MTXL-7000)により厚さ約0.009μmに薄切、及び
▲5▼鉛及びウランで染色(二重染色)。
【0054】
評価方法について、染色性は染色した毛髪を目視観察による5段階評価により評価し、耐久性はシャンプーを10回した後の毛髪における褪色の度合いを目視観察による5段階評価により評価した。また、毛髪の損傷度は電子顕微鏡下での形態観察による5段階評価により評価した。その際、5段階評価の判定基準は、染色性及び耐久性については、1:悪い、2:やや悪い、3:普通、4:良い、5:非常に良いとし、毛髪の損傷度については、1:かなり損傷している、2:損傷している、3:やや損傷している、4:損傷が殆ど無い、5:損傷が全く無いとした。
【0055】
これ等の評価結果を下記表3に示す。
【0056】
【表3】
各種染毛料の評価
Figure 0003709370
【0057】
(評価結果)
以上の結果から明らかな如く、塗布した染毛料の中では本発明の染毛料(実施例1及び2で調製された染毛料)が最も毛髪の損傷も無く、染色性及び耐久性が良い。従って、本発明の染毛料が従来品と比較して高い性能を有していることが理解される(表3参照。)。
【0058】
[実施例4]
(コールドウェーブ剤第1剤を混合した中性の染毛料の調製及びこれによる毛髪の染色)
おしゃれ染めで濃い染色力を希望する30代の女性モニターに、実施例1で調製された染毛料を3、下記表4の組成に基づいて調製されたコールドウェーブ剤の第1剤を1の割合で配合したもの80gを頭髪に塗布し、約45℃、約5〜20分間遠赤外線加温器(ブーメラン:(株)OOHIRO製)で加温した後、約5〜20分間自然放置してクーリングをした後に温湯で濯いだ。その後ロッドを用いて、ロッド巻きをし、適当な時間が経った後に、下記表5の組成に基づいて調製されたコールドウェーブ剤第2剤80gで中和し、更に適当な時間が経った後に、ロッドアウトをして、温湯で濯ぎリンス処理をした。
【0059】
【表4】
コールドウェーブ剤第1剤の組成(単位:wt%)
Figure 0003709370
【0060】
【表5】
コールドウェーブ剤第2剤の組成(単位:wt%)
Figure 0003709370
【0061】
[実施例5]
(コールドウェーブ剤第1剤を混合したアルカリ性の染毛料の調製及びこれによる毛髪の染色)
おしゃれ染めで濃い染色力を希望する30代の女性モニターに、実施例2で調製された染毛料を3、上記表4の組成に基づいて調製されたコールドウェーブ剤の第1剤を1の割合で配合したもの80gを毛髪に塗布し、約45℃、約5〜20分間遠赤外線加温器(ブーメラン:(株)OOHIRO製)で加温した後、約5〜20分間自然放置してクーリングをした後に温湯で濯いだ。その後ロッドを用いて、ロッド巻きをし、適当な時間が経った後に、上記表5の組成に基づいて調製されたコールドウェーブ剤第2剤80gで中和し、更に適当な時間が経った後に、ロッドアウトをして、温湯で濯ぎリンス処理をした。
【0062】
実施例4及び5から、本発明の染毛料(本発明の中性のpH域の染毛料及びアルカリ性のpH域の染毛料)ではウェーブの固定も同時に施術できるので簡便であることが理解される。
【0063】
【発明の効果】
本発明の染毛料(本発明の中性のpH域の染毛料及びアルカリ性のpH域の染毛料)によれば、色素(酸性染料)が毛髪表面及び皮膚に吸着せずに、毛髪内部に浸透し、毛髪繊維内で染色することができるので、色素の褪色も無く、毛髪のコンディションの低下及び毛髪の損傷、並びに皮膚に対する刺激が起こることの無い、使用者に対して安全な染毛料を提供し、また、これを用いた染毛方法を提供することができる。従って、本発明は特に染毛料の利用分野において工業上極めて有用である。
【0064】
本発明により、使用者に対して、安全な染毛料を供給することができ、また、そのような染毛料を使用して安全に毛髪を染色することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施例1において染色した毛髪の電子顕微鏡写真を図示したものである。
【図2】図2は、実施例2において染色した毛髪の電子顕微鏡写真を図示したものである。
【図3】図3は、比較例1において染色した毛髪の電子顕微鏡写真を図示したものである。
【図4】図4は、比較例2において染色した毛髪の電子顕微鏡写真を図示したものである。

Claims (8)

  1. (A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有し、pH6.5〜7.5であることを特徴とする染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)。
  2. (A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有し、更に、(D)pH調整剤を含有させることにより、pH7.0〜11.0に調整されることを特徴とする染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)。
  3. 前記(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料を、染毛料全量に対して0.01〜5重量%含有する請求項1又は2に記載の染毛料。
  4. 前記酸性染料の分子量が、大きくとも500である請求項1〜3の何れか一に記載の染毛料。
  5. (A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有する染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)を、pH6.5〜7.5で毛髪に塗布する工程を含むことを特徴とする染毛方法。
  6. (A)分子量が大きくとも1000である酸性染料、(B)染毛料全量に対して0.5〜20重量%(但し、3 . 0重量%以下を含まない)の非イオン性水溶性ポリマー、(C)水及び/又は水溶性有機溶剤を含有する染毛料(但し、天然色素及び酸化剤を含まない)に、更に、(D)pH調整剤を含有させて、pH7.0〜11.0で毛髪に塗布する工程を含むことを特徴とする染毛方法。
  7. 前記(A)分子量が大きくとも1000である酸性染料を、染毛料全量に対して0.01〜5重量%含有する請求項5又は6に記載の染毛方法。
  8. 前記酸性染料の分子量が、大きくとも500である請求項5〜7の何れか一に記載の染毛方法。
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