JP2009173574A - 毛髪処理剤とそれを用いた美容施術方法 - Google Patents

毛髪処理剤とそれを用いた美容施術方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 経時的な粘度低下がなく、一定の品質を長期間保持できるとともに、還元剤を含む液と染毛料を含む液とを混合した際に、染毛料本来の色相が変化せず、鮮明で正確な色相を呈する、酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正とを同時に施すことのできる毛髪処理剤を提供する。
【解決手段】 メルカプト化合物、亜硫酸塩及び重亜硫酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の還元剤2〜19重量%、アルカリ剤0.01〜15重量%、及び増粘剤としてのエーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウム0.5〜15重量%を含み、粘度(25℃)が100〜40,000mPa・sである組成物Aと、水溶性タール色素0.1〜20重量%を含み、粘度(25℃)が30〜50,000mPa・sである組成物Bとの組み合わせからなることを特徴とする毛髪処理剤。
【選択図】 なし

Description

本発明は、酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正とを同時に施すことのできる毛髪処理剤と、該毛髪処理剤を用いた酸性へカラー施術とパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正施術とを同時に行う美容施術方法に関する。
従来、頭髪に酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ又は縮毛矯正とを同時に施す方法が知られている。例えば、特公昭46−38799号公報には、メルカプタン類に無機アルカリ、有機アミン類を添加含有させたA液と、酸性染料等にイソプロパノール、プロピレングリコール、オレイン酸等の添加剤を含有させたB液とからなり、両液を混合してその混液のpHを8.0〜10.0に調整することを特徴とする染毛剤兼パーマネントウェーブ用剤が開示されている。
また、特開平2−76807号公報には、メルカプト化合物、亜硫酸塩、重亜硫酸塩から選ばれた還元剤と、アルカリ剤と、水溶性高分子や高級アルコール等の粘度調整剤とを特定濃度で含み、且つ特定の粘度及びpH値を有する組成物(A)と、特定の水溶性タール色素と、水溶性高分子や高級アルコール等の粘度調整剤とを特定濃度で含み、且つ特定の粘度を有する組成物(B)をコンビネートしたことを特徴とする、毛髪にパーマネントヘアカラーとパーマネントウェーブ又は縮毛矯正を同時に施すための毛髪処理剤組成物群が開示されている。
特公昭46−38799号公報 特開平2−76807号公報
しかし、これらの先行文献に記載されている還元剤を含む液(特に粘度調整剤として高級アルコールを用いた液)は、一般に不透明で白色を呈しているため、染料(染毛料)を含む液と混合して毛髪に適用する際、染料本来の色が変化するので、美容施術を施す技術者に不安感や抵抗感が生じやすい。また、前記先行文献に記載されている粘度調整剤の多くはアルカリに弱いため、還元剤を含む液の粘度が経時的に低下しやすく、一定の品質を長期間保持できないことが多い。また、上記粘度調整剤の多くは耐熱性が低いため、最近普及しているアイロンを用いた美容施術に使用できないという欠点を有する。このため、頭髪に酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ又は縮毛矯正を同時に施す美容施術は、要望されていながら、現実にはほとんど普及していない。
したがって、本発明の目的は、経時的な粘度低下がなく、一定の品質を長期間保持できるとともに、還元剤を含む液と染毛料を含む液とを混合した際に、染毛料本来の色相が変化せず、鮮明で正確な色相を呈する、酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正とを同時に施すことのできる毛髪処理剤を提供することにある。
本発明の他の目的は、耐熱性に優れ、アイロン操作により、酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正とを短時間で十分に施すことのできる毛髪処理剤を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、上記の優れた毛髪処理剤を用いて、酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正とを同時に行う美容施術方法を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、特定の還元剤、アルカリ剤及び特定の増粘剤を特定量含み、且つ特定の粘度を有する組成物Aと、水溶性タール色素を特定量含み、且つ特定の粘度を有する組成物Bとを組み合わせて使用すると、組成物の経時的な粘度低下がなく、一定の品質を長期間保持できるとともに、染毛料の本来の色相を保持した状態で酸性ヘアカラー施術を行うことができる上、組成物が耐熱性にも優れるので、アイロン操作により高い温度で酸性ヘアカラー施術とパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正施術とを行うことができることを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正とを同時に施すための毛髪処理剤であって、メルカプト化合物、亜硫酸塩及び重亜硫酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の還元剤を2〜19重量%、アルカリ剤を0.01〜15重量%、及び増粘剤としてのエーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムを0.5〜15重量%含み、粘度(25℃)が100〜40,000mPa・sである組成物Aと、水溶性タール色素を0.1〜20重量%含み、粘度(25℃)が30〜50,000mPa・sである組成物Bとの組み合わせからなることを特徴とする毛髪処理剤を提供する。
この毛髪処理剤は、組成物Aと組成物Bに加え、さらに、臭素酸塩、過硼酸塩、過酸化水素、過硫酸塩及び過酢酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の酸化剤を含む液状の組成物Cとの組み合わせからなるものであってもよい。
本発明は、また、メルカプト化合物、亜硫酸塩及び重亜硫酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の還元剤を2〜19重量%、アルカリ剤を0.01〜15重量%、及び増粘剤としてのエーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムを0.5〜15重量%含み、粘度(25℃)が100〜40,000mPa・sである組成物Aと、水溶性タール色素を0.1〜20重量%含み、粘度(25℃)が30〜50,000mPa・sである組成物Bとを混合して得られる混合液を毛髪に塗布するか、又は前記組成物A及び組成物Bを適宜な順序で毛髪に塗布し、プロセスタイム経過後、水洗し、次いでパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を施す工程を含む、酸性ヘアカラー施術とパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正施術とを同時に行う美容施術方法を提供する。
この美容施術方法は、パーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を施した後、さらに、臭素酸塩、過硼酸塩、過酸化水素、過硫酸塩及び過酢酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の酸化剤を含む液状の組成物Cにより毛髪の定着処理を施す工程を含むものであってもよい。
なお、本明細書において、粘度は25℃でブルックフィールドB型粘度計を使用して測定した。
本発明によれば、特定の還元剤、アルカリ剤、及び増粘剤としてのエーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムを特定量含み、且つ粘度が特定の範囲にある組成物と、水溶性タール色素を特定量含み、且つ粘度が特定の範囲にある組成物とを組み合わせて用いるので、組成物の経時的な粘度低下がなく、一定の品質が長期間保持されるとともに、還元剤を含む液と染毛料を含む液とを混合した際に、染毛料本来の色相が変化せず、鮮明で正確な色相を呈する。そのため、美容施術の技術者は色に関する不安感が払拭され、自信を持って施術に当たることができる。また、前記組成物は耐熱性に優れることから、アイロンパーマやアイロンストレートなどのアイロン操作が可能となるため、酸性ヘアカラー及びパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を短時間で十分に施すことができる。
[毛髪処理剤]
本発明の毛髪処理剤は、酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正とを同時に施すための毛髪処理剤であって、還元剤と、アルカリ剤と、増粘剤としてのエーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムとを含む組成物Aと、水溶性タール色素を含む組成物Bとの組み合わせからなる。組成物A、組成物Bはともに水を溶媒とする。組成物Aはいわゆるパーマネントウェーブ用第1液として、組成物Bは毛髪着色料として作用する。
組成物Aにおける還元剤としては、メルカプト化合物、亜硫酸塩及び重亜硫酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の化合物が用いられる。メルカプト化合物としては、例えば、チオグリコール酸、システイン、チオ乳酸、若しくはこれらの塩、チオグリセリン、グリセリンモノチオグリコール酸などが挙げられる。還元剤としては、特に、チオグリコール酸若しくはその塩が好ましい。還元剤により、毛髪組織であるケラチンのシスチン部の−S−S−結合が還元的に切断されて、システイン型に変化する。これによって酸性染毛料がキューティクル(毛表皮)に強く吸着する。そのため、色の入りと持ちが良好である。また、ケラチンのシスチン部の−S−S−結合の還元的切断により、毛髪が軟らかくなるので、パーマネントウェーブや縮毛矯正が可能となる。
組成物Aにおける還元剤の割合(含有量)は、組成物A全体の2〜19重量%であり、好ましくは3〜15重量%程度である。
前記アルカリ剤としては、例えば、アンモニア;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン等のアルカノールアミン;重炭酸アンモニウム、炭酸アンモニウム;重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属の炭酸塩若しくは重炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物などが挙げられる。これらのなかでも、アンモニア、モノエタノールアミンが特に好ましい。
組成物A中のアルカリ剤の割合(含有量)は、組成物A全体の0.01〜15重量であり、好ましくは0.1〜10重量%程度である。
本発明においては、組成物Aの増粘剤として、エーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムを用いる。増粘剤としてエーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムを用いると、増粘効果に優れるだけでなく、透明性が高いため、染毛料を含む組成物Bと混合した際に、染毛料本来の色相が変化しないという大きな利点が得られる。また、耐アルカリ性に優れ、アルカリ共存下でも経時変化しないので、組成物Aの品質を長期間一定に保持できる。さらに、耐熱性に優れることから、アイロンパーマやアイロンストレートなどのアイロン操作が可能となるため、酸性ヘアカラー及びパーマネントウェーブ又は縮毛矯正を短時間で十分に施すことができる。
カルボキシメチルセルロースナトリウムのエーテル化度は1.9〜2.8であり、好ましくは2.0〜2.8である。重合度については特に制限はない。エーテル化度が1.9未満のカルボキシメチルセルロースナトリウムを用いると、アルカリ共存下で経時変化し、組成物Aの粘度が経時的に低下する。また、耐熱性も低下するため好ましくない。エーテル化度が2.8を超えるカルボキシメチルセルロースナトリウムは、製造コストが非常に高く、経済性の面から使用することは好ましくない。
組成物Aにおけるエーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムの割合(含有量)は、組成物A全体の0.5〜15重量%であり、好ましくは2〜10重量%程度である。エーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムの配合量が少なすぎると、増粘効果が小さくなる傾向となり、逆に多すぎると高粘度となり、取扱性が低下しやすくなる。
組成物Aの粘度(25℃)は、100〜40,000mPa・sの範囲であり、好ましくは500〜10,000mPa・s、さらに好ましくは1,000〜8,000mPa・sの範囲である。粘度が上記範囲より高すぎても低すぎても、刷毛での取扱性及び毛髪への展着性が低下する。また、粘度が低すぎる場合には、液が頭皮へ垂れやすくなる。
なお、組成物Aには、本発明の効果が損なわれない範囲で、上記エーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウム以外の増粘剤・展着剤等を添加してもよい。
また、組成物Aには、上記の成分のほか、必要に応じて、反応調整剤、油脂類、シリコーン類、pH調整剤、各種界面活性剤(ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤等)、紫外線吸収剤、キレート剤、着色剤、毛髪保護剤、抗炎症剤、保湿剤、防腐剤、香料、ポリペプチド等を本発明の効果が損なわれない範囲で配合することができる。
組成物Aの透視度(「JIS K0102 9.透視度」に準拠)は5度以上(例えば5度〜30度)が好ましく、より好ましくは10度以上(例えば10度〜30度)である。透視度が5度未満の場合は酸性染料を含む組成物Bと混合した際に、混合液の色が酸性染料本来の色と異なってしまうため、技術者に不安を与え、確信を持った美容施術ができなくなる恐れがある。
組成物AのpH(20℃)は、一般に3.0〜12.0の範囲であり、好ましくは5.0〜10.0の範囲である。組成物AのpHは、酸(リン酸、クエン酸、酒石酸等)や塩基を添加することにより調整できる。
組成物Bに配合される水溶性タール色素としては、特に限定されず、公知の水溶性タール色素を使用できる。水溶性タール色素は酸性染毛料(又は酸性着色剤)と称される場合がある。水溶性タール色素の代表的な例として、赤色2号、3号、102号、104号の(1)、106号、201号、206号、227号、230号の(1)、230号の(2)、231号、232号、401号、502号、503号、504号、506号;黄色4号、5号、202号の(1)、202号の(2)、203号、402号、403号の(1)、406号、407号;緑色3号、201号、204号、205号、401号、402号;青色1号、2号、202号、203号、205号;橙色205号、207号、402号;褐色201号;紫色401号、黒色401号などが挙げられる。水溶性タール色素としては、分子内に親水性基を有する水溶性のものが好ましい。
水溶性タール色素は単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。2種以上を組み合わせることにより、種々の色調を得ることができる。組成物Bにおける水溶性タール色素の割合(含有量)は、通常、組成物全体の0.1〜20重量%であり、好ましくは0.15〜10重量%、さらに好ましくは0.15〜5重量%程度である。水溶性タール色素の含有量が少なすぎると、染毛の前後で毛髪の色に差が出ない。水溶性タール色素の含有量が多すぎると、組成物Bの流動性が低下し、組成物Aとの混和性も低下しやすくなる。
組成物Bの粘度(25℃)は、30〜50,000mPa・sの範囲であり、好ましくは200〜10,000mPa・s、さらに好ましくは1,000〜8,000mPa・sの範囲である。粘度が上記範囲より高すぎても低すぎても、刷毛での取扱性及び毛髪への展着性が低下する。また、粘度が低すぎる場合には、液が頭皮へ垂れやすくなる。
組成物Bには、粘度を調整するため、通常増粘剤が添加される。増粘剤としては、通常用いられる増粘剤、例えば水溶性高分子などを使用できる。増粘剤の代表的な例として、例えば、カルボキシメチルセルロース又はそのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、グアーガム、ローカストビーンガム、キサンタンガム、トラガントガム、ゼラチン、デンプン、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸又はその塩、ポリアクリルアミド、ポリマレイン酸共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンイミンなどが挙げられる。これらの増粘剤は単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。増粘剤としては、透明性の高いもの、例えば、カルボキシメチルセルロース又はそのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩などが好ましい。
組成物Bにおける増粘剤の割合(含有量)は、通常、組成物B全体の0.1〜20.0重量%、好ましくは1.0〜10.0重量%程度である。増粘剤の含有量が少なすぎると、増粘効果が小さくなる傾向となり、逆に多すぎると高粘度となり、取扱性が低下しやすくなる。
組成物Bの粘度を調整するため、高級アルコール(ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールなど)、芳香族アルコール(ベンジルアルコールなど)、アミド系有機溶媒(N−メチルピロリドンなど)、流動パラフィンなどを添加することもできる。
組成物Bには、上記の成分のほか、必要に応じて、反応調整剤、油脂類、シリコーン類、pH調整剤、各種界面活性剤(ノニオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤等)、紫外線吸収剤、キレート剤、着色剤、毛髪保護剤、抗炎症剤、保湿剤、防腐剤、香料、ポリペプチド等を本発明の効果が損なわれない範囲で配合することができる。
組成物BのpH(20℃)は、一般に1.0〜10.0の範囲であり、好ましくは2.5〜8.0の範囲である。組成物BのpHは、酸(リン酸、クエン酸、酒石酸等)や塩基を添加することにより調整できる。
本発明の毛髪処理剤は、組成物Aと組成物Bに加え、さらに、臭素酸塩、過硼酸塩、過酸化水素、過硫酸塩及び過酢酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の酸化剤を含む液状の組成物Cとの組み合わせからなるものであってもよい。組成物Cは水を溶媒とする。組成物Cはいわゆるパーマネントウェーブ用第2液として作用する。
組成物Cは、組成物Aによって還元処理された毛髪を酸化するための剤であって、これをパーマネントウェーブ又は縮毛矯正が施された毛髪に適用することにより、該パーマネントウェーブ又は縮毛矯正が定着、固定される。
組成物C中の酸化剤の含有量は、通常、1.0〜20.0重量%であり、好ましくは2.0〜10.0重量%である。酸化剤の含有量が少なすぎると、パーマネントウェーブ又は縮毛矯正の定着が不十分になりやすく、逆に多すぎると、毛髪の損傷が大きくなりやすい。
組成物Cには、パーマネントウェーブ用第2液に通常配合されている添加剤、例えば、クエン酸、クエン酸ナトリウム、燐酸、燐酸ナトリウム等のpH調整剤、各種界面活性剤、高級アルコール、シリコーン類、油分、紫外線吸収剤、キレート剤、保湿剤、防腐剤、多価アルコール、着色剤、増粘剤などが配合されていてもよい。
組成物Cの粘度(25℃)は、パーマネントウェーブか縮毛矯正かによっても異なるが、通常2〜60000mPa・sの範囲である。組成物CのpH(20℃)は、酸化剤の種類によっても異なるが、一般には2.0〜9.0の範囲である。
[美容施術方法]
本発明の美容施術方法は、酸性ヘアカラー施術とパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正施術とを同時に行う美容施術方法であり、その特徴とするところは、前記組成物Aと組成物Bとを混合して得られる混合液を毛髪に塗布するか、又は前記組成物A及び組成物Bを適宜な順序で毛髪に塗布し、プロセスタイム経過後、水洗し、次いでパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を施す工程を含むことにある。この美容施術方法においては、パーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を施した後、さらに、臭素酸塩、過硼酸塩、過酸化水素、過硫酸塩及び過酢酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の酸化剤を含む液状の組成物Cにより毛髪の定着処理を施す工程を含んでいてもよい。なお、酸性ヘアカラーはヘアマニキュアと称されることもある。
なお、組成物Aと組成物Bとを混合して得られる混合液の透視度(「JIS K0102 9.透視度」に準拠)は、0.05度以上(例えば0.05度〜30度)が好ましく、より好ましくは0.1度以上(例えば0.1度〜30度)である。
以下、本発明の美容施術方法の標準的なプロセスについて具体的に説明する。
(1)前処理
被施術者の毛髪をシャンプーした後、ドライ状態にする。
(2)組成物A(第1液)と組成物B(染毛剤)との混合
組成物A(第1液)と組成物B(染毛剤)とを混合する。混合割合は、組成物A/組成物B(重量比)=2/1が基本であるが、被施術者の毛髪状態に応じて比率を変えてもよい。例えば、組成物A/組成物B(重量比)=1/2〜4/1、好ましくは組成物A/組成物B(重量比)1/1〜3/1の範囲である。前記混合割合が小さすぎるとパーマネントウエーブのかかりが弱くなるとともに、染着性も低下する。逆に、前記混合割合が大きすぎると、相対的に染料(水溶性タール色素)の量が少なくなるので、染着性が低下しやすくなる。組成物Aと組成物Bとの混合液の量は100〜200cc程度が基本であるが、被施術者の毛髪量が少ない場合には、50cc程度、多い場合には300cc程度がよい。混ぜムラがないようにしっかりと混ぜ、均一な混合液とする。
(3)毛髪への混合液の塗布
塗布ムラの無いように、毛髪に混合液をしっかりと塗布し、コーミングする。地肌には混合液が極力付かないようにするのが好ましいが、地肌に付着したとしても、施術終了までには色が落ちる(特に第2液を用いた場合)。酸性ヘアカラーのみの場合と比較して、塗布作業が楽である。
(4)加温
キャップをして加温する。加温の際の温度は、通常30〜60℃、好ましくは40〜50℃、加温時間(プロセスタイム)は、通常5〜40分、好ましくは10〜20分程度である。加温後、髪質に応じてさらに1〜15分、好ましくは2〜5分自然放置した方がよい場合がある。加温により第1液の作用による毛髪の還元処理と染毛剤による着色が終了する。すなわち、第1液の還元剤の作用により、毛髪中の水素結合、塩結合、シスチン結合が切断され、毛髪が軟化する。また、加温により髪が膨潤するので、染毛剤が髪の内部にまで浸透し、少ない染毛剤量でしっかりと色が入る。
(5)中間水洗
水又はぬるま湯で毛髪を水洗し、タオルで水分を拭き取る。熱い湯を用いると色落ちする場合がある。
(6)オイル塗布
次工程で用いるアイロンの滑りを良くし、髪を乾きにくくするために、オイル又はトリートメントを単独又は両方を毛髪全体に塗布するのが好ましい。
(7)アイロン操作
アイロン操作により、毛髪にパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を施す。アイロン温度は、例えば120〜150℃、好ましくは130〜140℃である。なお、アイロン操作以外の慣用の方法により毛髪にパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を施してもよいが、本発明における組成物は耐熱性に優れるため、アイロン操作によりパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を施すのに極めて有用である。
(8)組成物C(第2液)の塗布
アイロン操作終了後、組成物C(第2液)を毛髪に塗布して、毛髪の定着処理を施すのが好ましい。第2液を作用させるとアルカリが中和されて塩結合が再結合し、酸化剤の作用でシスチン結合が再結合し、毛髪の乾燥につれて新たな水素結合が再結合し、毛髪のスタイル(ウェーブ又はストレート)が定着する。また、第2液により毛髪のキューティクルが引き締まるため、色も定着する。第2液の塗布量は、使用した第1液と同量程度である。第2液塗布後、5〜15分程度、好ましくは約10分程度自然放置する。この方法によれば、低温、ノーテンションで作成したカールが、第2液をたっぷり塗布してしても、崩れたり伸びたりしない。
(9)水洗及びアフターケア
毛髪を水洗して第2液を落とし、シャンプー、トリートメント等の処理を施す。
(10)仕上げ
毛髪を軽くブローしながら、手指又はブラシを使って整髪料等で仕上げる。酸性ヘアカラー(ヘアマニキュア)のトリートメント効果により、パーマだけより艶と手触りが良い結果が得られる。
以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。透視度は「JIS K0102 9.透視度」の項に準拠して測定された値である。なお、試料の透視度が1度未満のものは、透視度が1度以上となるように希釈して測定し、その測定値を該希釈倍率で除して得られる値を透視度とした。
[組成物A(第1液)の調製]
調製例1
チオグリコール酸アンモニウム5.8重量部、強アンモニア水(25重量%)2.0重量部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「アーネストガム」、ダイセル化学工業株式会社製、エーテル化度 2.4)4.0重量部及び精製水88.2重量部を混合し、第1液を調製した。粘度(25℃)は、8000mPa・s、pH(20℃)は、9.0であった。これを「A−1」とする。
調製例2
L−システィン7.0重量部、モノエタノールアミン3.0重量部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「アーネストガム」、ダイセル化学工業株式会社製、エーテル化度 2.1)4.0重量部、流動パラフィン1.0重量部、ポリオキシエチレンセチルエーテル(商品名「エマレックス」、日本エマルジョン株式会社製)1.0重量部及び精製水84.0重量部を混合し、第1液を調製した。粘度(25℃)は、8500mPa・s、pH(20℃)は、9.0であった。これを「A−2」とする。A−2の透視度は15度であった。
調製例3
チオグリコール酸アンモニウム5.8重量部、強アンモニア水(25重量%)2.0重量部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「CMCダイセル」、ダイセル化学工業株式会社製、エーテル化度 0.8)3.0重量部及び精製水89.2重量部を混合し、第1液を調製した。粘度(25℃)は、9000mPa・s、pH(20℃)は、9.0であった。これを「A−3」とする。A−3の透視度は0.02度であった。
調製例4
L−システィン7.0重量部、モノエタノールアミン3.0重量部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「CMCダイセル」、ダイセル化学工業株式会社製、エーテル化度 1.8)4.0重量部、流動パラフィン1.0重量部、ポリオキシエチレンセチルエーテル(商品名「エマレックス」、日本エマルジョン株式会社製)1.0重量部及び精製水84.0重量部を混合し、第1液を調製した。粘度(25℃)は、7900mPa・s、pH(20℃)は、9.0であった。これを「A−4」とする。
調製例5
L−システィン7.0重量部、モノエタノールアミン3.0重量部、セチルアルコール3.0重量部、流動パラフィン1.2重量部、ポリオキシエチレンセチルエーテル(商品名「エマレックス」、日本エマルジョン株式会社製)1.0重量部及び精製水84.8重量部を混合し、第1液を調製した。粘度(25℃)は、8000mPa・s、pH(20℃)は、9.0であった。これを「A−5」とする。
[組成物B(染毛剤;酸性着色剤)の調製]
調製例6
赤色206号0.08重量部、黒色401号0.05重量部、褐色201号0.12重量部、N−メチルピロリドン15.00重量部、ベンジルアルコール10.00重量部、クエン酸1.50重量部、ヒドロキシエチルセルロース(商品名「HECダイセル」、ダイセル化学工業株式会社製)0.50重量部及び精製水72.75重量部を混合し、ブラウン色の染毛剤を調製した。粘度(25℃)は、15000mPa・s、pH(20℃)は、3.5であった。これを「B−1」とする。
調製例7
橙色205号0.43重量部、黒色401号0.23重量部、紫色401号0.39重量部、界面活性剤(商品名「エマコールHO−5001」、山栄化学株式会社製)10.00重量部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「CMCダイセル」、ダイセル化学工業株式会社製、エーテル化度 1.3)4.00重量部、N−メチルピロリドン4.32重量部、ベンジルアルコール2.72重量部、リン酸(85重量%)0.65重量部、酒石酸0.65重量部及び精製水76.61重量部を混合し、ブルーブラック色の染毛剤を調製した。粘度(25℃)は、14000mPa・s、pH(20℃)は、3.5であった。これを「B−2」とする。B−2の透視度は0.04度であった。
調製例8
橙色205号0.43重量部、界面活性剤(商品名「エマコールHO−5001」、山栄化学株式会社製)10.00重量部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(商品名「CMCダイセル」、ダイセル化学工業株式会社製、エーテル化度 1.3)3.00重量部、N−メチルピロリドン4.32重量部、ベンジルアルコール2.72重量部、リン酸(85重量%)0.65重量部、酒石酸0.65重量部及び精製水78.23重量部を混合し、オレンジ色の染毛剤を調製した。粘度(25℃)は、15500mPa・s、pH(20℃)は、3.5であった。これを「B−3」とする。B−3の透視度は4.0度であった。
[組成物C(第2液)]
調製例9
市販の第2剤[商品名「ワイマックジュエリーパーマCC」(通称SHP.)、発売元:株式会社ワイマック]を第2液として使用した。これを「C−1」とする。
実施例1〜6、比較例1〜9
第1液と染毛剤(酸性着色剤)とを下記表1に示すような組合せで用い、以下のような手順で酸性ヘアカラー施術とパーマネントウェーブとを一連の作業で行った。
1.被施術者の毛髪をシャンプーした後、ドライ状態にする。
2.第1液と染毛剤とを、第1液/染毛剤=2/1の割合で均一に混合する(混合液:約150cc)。
3.被施術者の毛髪に前記混合液を、塗布ムラの無いように塗布する。
4.毛髪にキャップをし、40〜50℃の温度で10〜20分加温した後、2〜5分自然放置する。
5.毛髪を水又はぬるま湯で中間水洗し、タオルで水分を拭き取る。
6.毛髪全体にオイルを塗布する。
7.毛髪にアイロン温度130〜140℃でアイロン操作(アイロンパーマ)を行う。
8.アイロン操作後、使用した第1液と同量の第2液(「C−1」)を毛髪に均一に塗布し、塗布後、10分間自然放置する。
9.水洗後、シャンプー、トリートメントを施す。
10.毛髪に軽くブローしながら、手指又はブラシを使って整髪料で仕上げる。
それぞれの毛髪処理剤を使った場合について、以下の評価を行った。
(1)第1液と染毛剤の混合から毛髪塗布の前まで
<鮮色性と施術者の色感覚>、<経時による混合液の変質>
(2)塗布時
<経時による混合液の変質>、<混合液の伸び>
(3)施術後
<毛髪状態>
評価基準は以下の通りである。評価結果を表1に示す。
<鮮色性と施術者の色感覚>
◎:混合液が透明であるため、施術者の目的とする色が鮮明に判別できた。
○:混合液が少し濁っているが、施術者の目的とする色となっているかは何とか判別できた。
△:混合液が濁っているため、施術者は目的とする色になっているかどうか自信が持てず困った。
×:混合液がひどく濁っているため、施術者の目的とする色になっているかどうか全く判別できず、施術ができなかった。
<経時による混合液の変質>
◎:施術終了まで、粘性は全く変化しなかった。
○:施術終了まで、粘性は少しずつ低下したが、施術者の技能でカバーできた。
△:施術終了まで、粘性が経時的にかなり低下したため、施術が非常に難しかった。
×:施術中、粘性がどんどんひどく低下したため、施術が不可能となった。
<混合液の伸び>
◎:混合液の伸びが非常に良く、髪への展着性が良いため、施術が容易であった。
○:混合液の伸びがあまり良くなく、均一塗布するのに時間がかかった。
△:混合液が少しダマになり、部分的に少し塗布ムラが生じた。
×:混合液がダマになり、髪への展着性が悪く、均一塗布ができなかった。
<毛髪状態>
◎:目的とする色調の毛髪着色が得られ、パーマのかかり具合も良く、施術者の満足するできばえであった。
○:目的とする色調の毛髪着色は得られたが、パーマのかかり具合にムラが生じた。
△:パーマのかかり具合は一応満足のいく結果であったが、目的とする色調の毛髪着色は得られなかった。
×:目的とする色調の毛髪着色が得られず、パーマのかかり具合も不十分であり、施術は失敗であった。
Figure 2009173574
なお、実施例2においてA−2とB−2とを混合して得られた混合液の透視度は0.2度、実施例4においてA−2とB−3とを混合して得られた混合液の透視度は1.5度、比較例4においてA−3とB−2とを混合して得られた混合液の透視度は0.01度、比較例7においてA−3とB−3とを混合して得られた混合液の透視度は0.01度であった。

Claims (4)

  1. 酸性ヘアカラーとパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正とを同時に施すための毛髪処理剤であって、メルカプト化合物、亜硫酸塩及び重亜硫酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の還元剤を2〜19重量%、アルカリ剤を0.01〜15重量%、及び増粘剤としてのエーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムを0.5〜15重量%含み、粘度(25℃)が100〜40,000mPa・sである組成物Aと、水溶性タール色素を0.1〜20重量%含み、粘度(25℃)が30〜50,000mPa・sである組成物Bとの組み合わせからなることを特徴とする毛髪処理剤。
  2. 組成物Aと組成物Bに加え、さらに、臭素酸塩、過硼酸塩、過酸化水素、過硫酸塩及び過酢酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の酸化剤を含む液状の組成物Cとの組み合わせからなる請求項1記載の毛髪処理剤。
  3. メルカプト化合物、亜硫酸塩及び重亜硫酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の還元剤を2〜19重量%、アルカリ剤を0.01〜15重量%、及び増粘剤としてのエーテル化度1.9〜2.8のカルボキシメチルセルロースナトリウムを0.5〜15重量%含み、粘度(25℃)が100〜40,000mPa・sである組成物Aと、水溶性タール色素を0.1〜20重量%含み、粘度(25℃)が30〜50,000mPa・sである組成物Bとを混合して得られる混合液を毛髪に塗布するか、又は前記組成物A及び組成物Bを適宜な順序で毛髪に塗布し、プロセスタイム経過後、水洗し、次いでパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を施す工程を含む、酸性ヘアカラー施術とパーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正施術とを同時に行う美容施術方法。
  4. パーマネントウェーブ及び/又は縮毛矯正を施した後、さらに、臭素酸塩、過硼酸塩、過酸化水素、過硫酸塩及び過酢酸塩からなる群より選択された少なくとも1種の酸化剤を含む液状の組成物Cにより毛髪の定着処理を施す工程を含む請求項3記載の美容施術方法。
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