JPS63239209A - 染毛剤 - Google Patents

染毛剤

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JPS63239209A
JPS63239209A JP18437087A JP18437087A JPS63239209A JP S63239209 A JPS63239209 A JP S63239209A JP 18437087 A JP18437087 A JP 18437087A JP 18437087 A JP18437087 A JP 18437087A JP S63239209 A JPS63239209 A JP S63239209A
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acid
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Kazuo Kato
和夫 加藤
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木野 光比己
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HOOU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は染毛剤に関するもので、詳しくは、保存安定性
及び染着力に優れ、人体に無害な酸性染料を含む染毛剤
に関するものである。
[従来技術とその欠点] 従来、染毛剤としては、フェニレンジアミン系の酸化染
料を主剤とする第一剤と過酸化水素等の酸化剤を主剤と
する第二剤よりなる酸化染毛剤が−II的に使用されて
いる。この酸化染毛剤は使用直前に、第一剤と第二剤と
を混合して施用することにより、毛髪内で酸化重合させ
染毛するものであり、染着性や堅牢性が優れている上、
種々の色調のものが得られる等の数多くの利点を有する
。−ところが、この種の酸化染毛剤は、場合により、酸
化染料の影響によりアレルギーを引き起こす可能性があ
り、また、従来の染毛剤はアルカリ性で施用すること及
び過酸化水素等の酸化剤を用いることが必要であり、こ
れらは基本的には毛髪に対して望ましくないものである
そこで、近時、酸化染料を含まず、そのため、酸化剤を
も用いることのない安全性の高い染毛剤が要望されてい
る。このような要求に適する染毛剤として、例えば、酸
性染料等の直接染料を用いる染毛剤や鉄塩等を用いる金
属染毛剤などがいくつか提案されている。
しかしながら、これらの染毛剤は安全性は高いものの、
染毛力が低いこと、地肌が汚れること及び染料の保存安
定性が悪いこと等の問題点を有する。特に、酸性染料を
用いた染毛剤の場合、人体に対しては無害であり安全性
は非常に高いが、酸性染料の毛髪への染着率を高めるた
め染毛剤のpHをやや低目に調整する必要がある。しか
し、染毛剤のpHを低くすると、保存中に酸性染料が徐
々に分解を起し、次第に染着力が低下する傾向があり、
その結果、染毛処理により、その時々で得られる色調が
異なり品質の安定した製品とはなり得ない。
[発明の課題と解決手段] 本発明者等は上記実情に鑑み、人体に対して無害である
酸性染料を用いて染毛剤において、保存安定性が優れて
おり、常に良好な染毛力を発揮し、安定した色調の染毛
ができる染毛剤を提供することを目的として種々検討し
た結果、染毛剤を酸性染料を含有する第一剤と、酸性染
料を含有しない第二剤とに分け、第一剤のpHを4〜8
とし、且つ、第二剤のIIを1.5〜4とすることによ
り、本発明の目的が達成されることを見出し本発明を完
成した。
[発明の要旨] すなわち、本発明の要旨は、酸性染料を含有するpH4
〜8に調整された水性混合物よりなる第一剤と、酸性染
料を含有しないpH1,5〜4に調整された水性混合物
よりなる第二剤とからなり、しかも、第一剤及び第二剤
の少なくとも一方は増粘剤及び溶剤を含有することを特
徴とする染毛剤に存する。
[構成の要件の説明] 以下、本発明の詳細な説明する。
本発明においては酸性染料を含有する第一剤と、酸性染
料を含有しない第二剤とを組合せて用いることを要件と
するものである。要するに、従来、酸性染料を染毛剤に
用いる場合には、二剤型とする必要がないため、溶剤及
び増粘剤等を一括して混合し、そして、所定pHに調節
し一剤型として用いていたが、本発明ではこれを二剤型
とすることにより、染着力と保存安定性の両者を満足な
ものとしようとするものである。
本発明の染毛剤における第一剤は酸性染料を含有する水
性混合物であるが、酸性染料としては、通常、人体に対
して無害な酸性染料であれば特に限定されず、例えば、
昭和41年8月に告示された[医薬品等に使用すること
ができるタール色素を定める省令」 (厚生省)により
定められたものが挙げられ、これらの具体例としては次
のようなものが挙げられる。また、これらの染色は適宜
、必要に応じて混合使用しても差し支えない。
赤色=2号、3号、102号、104号の(1)、10
5号の(1)、106号、201号、202@、227
号、230号の (2>、231号、232号、401号。
504@ 橙色=205号、207号、402@ 黄色:4@、5号、202号の(2>、203号、40
2号、403号の(1>、406号、407号 、緑色=3号、201号、204号、401号。
402号 青色:1号、2号、202号、203号、 204号 紫色 401@ 褐色 201号 黒色 401号 上記染料の第一剤中における配合割合は通常、0.01
〜3重量部、好ましくは0.05〜1重旦部である。
本発明においては、この第一剤のpHを4〜8、好まし
くは4〜7に調整することを必須の要件とするものであ
る。このpHが必まり低いと酸性染料の保存安定性が悪
化し均質な染毛処理が期待できず、逆に、あまり高いと
染着力が低下するので好ましくない。
一方、第二剤は酸性染料を含有しない水性混合物である
が、このpHは1.5〜4、好ましくは1.8〜3に調
整される。そして、第一剤と第二剤とを混合した際のp
Hが2〜4程度になるように制御される。第一剤と第二
剤の使用割合は各々の組成により多少異なるが、通常、
第一剤に対して0.5〜1.5重量倍の第二剤が使用さ
れる。
第一剤及び第二剤のDHを調整するために用いられるp
H調整剤としては、例えば、モノエタノールアミンなど
のエタノールアミン類、アンモニア等よりなるアルカリ
剤、酢酸、酒石酸、クエン酸、塩酸、リンゴ酸、乳酸、
塩酸、@酸などよりなる酸が挙げられる。
本発明の染毛剤は増粘剤及び溶剤を含有するが、・これ
らは第一剤及び第二剤の少なくとも一方に配合される。
ここで用いられる増粘剤として適度な粘度を与え、毛髪
への染毛液の付着を良くするものであれば良く、通常、
トラガントガム、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガ
ムなどの天然粘質物、メチルセルロース誘導体、カルボ
キシメチルセルロースなどのセルロース誘導体よりなる
半合成粘質物、更に、ポリアクリル酸ソーダ、カルボキ
シビニルポリマー等の合成粘質物が挙げられる。
また、溶剤としては染毛液の浸透、分散を促進し酸性染
料の毛髪への吸着を促進する働きをするものであり、例
えば、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、な
どの芳香族アルコール、レブリン酸、炭酸エチレン、ピ
ロリドンカルボン酸なとのケトン類が挙げられる。更に
、本発明の染毛剤では、毛髪のくしの通り、艶等を改善
するための例えば、アミノ酸、ポリペブタイド、ケラチ
ン加水分解物などよりなる毛髪保護剤を配合するのが望
ましく、その他、必要に応じて、香料、界面活性剤を配
合することもできる。
上述のような増粘剤、溶剤、毛髪保護剤は第一剤又は第
二剤、更にその両者に配合しても良いが、通常、第一剤
には増粘剤と溶剤が配合され、また、第°二剤には増粘
剤、溶剤及び毛髪保護剤が配合される。そして、この場
合の配合量は、増粘剤が各々、1〜5重量部、溶剤が各
々、5〜30重口部、毛髪保護剤が1〜5重量部である
[発明の効果1 本発明によれば、人体に対して無害である酸性染料を染
毛剤に適用し、酸性染料を含有する特定pHの第一剤と
、酸性染料を含有しない特定pHの第二剤とに分けるこ
とにより、保存安定性が著しく改善され、常に、安定し
た色調の染毛を行なうことができ、また、染毛剤として
の染着力も優れたものとなる。したがって、本発明の染
毛剤は特に安全性の高い実用的な染毛剤として極めて価
値のあるものである。
[実施例] 次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はその要旨を超えない限り以下の実施例の記述に限
定されるものではない。
実施例1 第一剤 カルポキシメチルセルロース  2.0部N−メチルピ
ロリドン     5.0部黒色401号      
   0.2部モノエタノールアミン       適
量精製水              残部(合計10
0部) 第二剤 ベンジルアルコール      5.0部炭酸エチレン
         5.0部ケラチン加水分解物   
   2.0部カルボキシメチルセルロース pH調整剤            適量精製水   
           残部(合計100部〉 第一剤のpHを3.4,5,6.7,8,9、第二剤の
pHを1.3,1.5,1.8,2,3。
4、5に調節し、各々、40℃で1ケ月の加速保存した
ものを用い、第−表に示した組合せに従いそれぞれ第一
剤5gと第二剤5gを混合し毛髪に塗布し、室温で30
分放置後、温湯にて洗浄し、シャンプー及び水洗してド
ライヤーにて乾燥し染毛処理を行ない、そして染着力に
ついて第−表の結果を得た。
染着性の評価 ◎・・・濃い青黒色で均一に染まる。
○・・・青黒色で均一に染ま°る。
Δ・・・薄い青色に染まる。
X・・・染まらない。
比較例 下記組成の従来の一剤式のものを、実施例1と同様に4
0’C11ケ月の加速保存し、そのl0CIを毛髪に塗
布し、室温で30分放置後、温湯にて洗浄し、シャンプ
ー及び水洗してドライヤーにて乾燥し染毛処理を行ない
、そして染着力について第二表の結果を得た。
黒色401号        0.1部ベンジルアルコ
ール      2.5部N−メチルピロリドン   
  2.5部カルボキシメチルセルロース  2.0部
pH調整剤            適量精製水   
           残部(合計100部) 第二表 実施例2 第一剤 カルボキシビニルポリマー  1.0部N−メチルピロ
リドン    5.0部黒色401号       0
.2部 赤色102号        0.05部橙色205号
        0.2部モノエタノールアミン   
 0.2部精製水             残部(合
計100部) 第二剤 ベンジルアルコール     5.0部炭酸エチレン 
       5.0部ケラチン加水分解物     
2.0部カルボキシメチルセルロース クエン酸          0.5部精製水    
         残部(合計100部) 第一剤5qと第二剤5gを混合し毛髪に塗布し、′室温
で30分放置後、温湯にて洗浄し、シャンプー及び水洗
してドライヤーにて乾燥し染毛処理をしたところ、毛髪
は均一な茶褐色に良好に染まった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸性染料を含有するpH4〜8に調整された水性混
    合物よりなる第一剤と、酸性染料を含有しないpH1.
    5〜4に調整された水性混合物よりなる第二剤とからな
    り、しかも、第一剤及び第二剤の少なくとも一方は増粘
    剤及び溶剤を含有することを特徴とする染毛剤。 2 第一剤が増粘剤及び溶剤を含有し、第二剤が増粘剤
    、溶剤及び毛髪保護剤を含有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の染毛剤。 3 第一剤における酸性染料の配合量が0.01〜3重
    量部であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の染毛剤。 4 第一剤及び第二剤の混合時のpHが2〜4であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の染毛剤。
JP18437087A 1986-11-29 1987-07-23 Senmozai Expired - Lifetime JPH0232254B2 (ja)

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JP61-285519 1986-11-29
JP28551986 1986-11-29

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JPH0232254B2 JPH0232254B2 (ja) 1990-07-19

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2002308736A (ja) * 2001-04-06 2002-10-23 Hoyu Co Ltd 毛髪化粧料及び毛髪化粧料用組成物
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