JP2000503327A - ケラチン繊維上においてメタメリー効果を発現する染色剤 - Google Patents

ケラチン繊維上においてメタメリー効果を発現する染色剤

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Abstract

(57)【要約】 本発明の対象は、顕色成分として下記一般式(I)で表されるジアミノピラゾールを一個以上とカップリング成分として下記一般式(II)で表されるベンゾキサジンを一個以上含有することを特徴とする毛髪用染色担体組成物、この組成物を含む染毛剤、及び該染毛剤を使用した毛髪染色方法である。

Description

【発明の詳細な説明】 ケラチン繊維上においてメタメリー効果を発現する染色剤 本発明は、酸化系においてケラチン繊維、特に人毛を染色するための、そして その場合に散乱光下においては本来の色調を発現し、白昼光ないしは直射日光下 においては、それとは対照的な際だった赤色ないしは青色(いわゆるメタメリー 効果)を発現するような染料前駆体組成物に関する。 このような色における効果は、特に東アジア地域の人々において本来黒である 毛髪の色が太陽光下では青色反射を示すということで、すでに知られている。 毛髪の染色分野において酸化染料は非常に重要な位置を占めている。この場合 に染色は酸化剤の存在下に特定の顕色成分とカップリング成分を反応させること によって行われる。この場合自然な色合いに染色し得る染毛剤が特に重要である 。それと並行して適当な酸化染料前駆体を組合わせることによって時世にあった 現代的な色合いも生み出されている。 新しいファッションの流行に伴って、たとえば特色のある銅色系の色合いある いはナス色系の色合いを含んだ褐色など、色合いが変化する自然色が強く望まれ ている。 人毛を処理する酸化染料に対しては、色の効果の他にも、多数の条件が課せら れている。すなわちこの場合に用いられる酸化染料は毒物学上および皮膚科学上 問題がないものでなければならず、またアレルギー反応を起こさないものでなけ ればならない。さらにこれに得られる染色物は日光、汗、パーマネントウェーブ 加工、酸、塩基並びに摩擦に対して堅牢であることが要求される。いずれにして も、このような毛髪染色物は普通の、いいかえれば過度でない、日光、摩擦ある いは化学薬剤の作用下において少なくとも4ないし6週間は安定でなければなら ない。さらにまた適当な顕色成分およびカップリング成分を組合わせることによ って種々の色合いを幅広く表出することも要求される。 さらに毛髪の性状によって染料の染着性に実質的に差異が生じるために、毛髪 を均一に染め上げることは難しいという問題がある。一般的に染料は傷んでいな い毛髪に対してよりも、傷んだ毛髪に対して、より強固に染着する傾向がある。 このために損傷のない毛根部分および損傷の少ない毛髪部分よりも、老化および 環境(たとえば日光、洗髪、染毛あるいはパーマネントウェーブ加工)の作用に よって強く損傷している毛先部分のほうが、一般的に濃く染色される。その結果 得られる毛髪染色物は染めむらがあり、不自然で、満足するには至っていない。 そこで上に挙げたような欠陥のない、同時に多様な色反射の可能な染毛剤を提 供することが課題となっていた。 ところがここに驚くべきことに、特定の4、5−ジアミノピラゾールおよび特 定のベンゾキサジンを組合わせて含有する本発明による毛髪用染色担体組成物を 使用することによって、上記の課題を非常に良好に解決し得ることが見出された 。 本発明による毛髪用染色担体組成物を用いることによって、損傷の度合の異な る毛髪を均一な濃度に染色することができると同時に、得られる染色毛髪は、散 乱光下においてはほとんど知覚されないが、直射日光下においては部分的に金属 光沢を有する多様な色合いの反射を生じ得る。さらに得られる染色毛髪は、散乱 光下あるいは人工光下においては目だたない自然に近い色合いを発するのに対し て、直射日光下においては上記のような色反射を生じ、しかもその場合に青色の 反射だけでなく、輝赤色から青紫色までの範囲の多様な色反射を発し得るという 特徴を有する。 従って、本出願は、顕色成分として下記一般式(I)で表されるジアミノピラ ゾールを一個以上およびカップリング成分として下記一般式(11)で表される ベゾキサジンを一個以上含有することを特徴とする毛髪用染色担体組成物を対象 とする。 (ただし、一般式(I)において置換基R1ないしR5は互いに無関係に水素、炭 素原子を1ないし6個有する直鎖あるいは分枝鎖アルキル基、炭素原子を2ない し4個有する直鎖あるいは分枝鎖ヒドロキシアルキル基、炭素原子を3ないし4 個有する直鎖あるいは分枝鎖ポリ(ヒドロキシ)アルキル基、あるいは非置換あ るいは置換ベンジル基を表すことができ、R1およびR2ならびにR3およびR4は それぞれ複素環構造を形成することができ、R1あるいはR2とR3あるいはR4は 架橋構造を形成することができ、R5は非置換あるいは置換フェニル基を表すこ とができ、R5とR3あるいはR4は架橋構造を形成することができる。他方一般 式(11)においてR6は水素あるいは炭素原子を1ないし14個有する直鎖あ るいは分枝鎖アルキル基を、R7は水素、炭素原子を1ないし6個有する直鎖あ るいは分枝鎖アルキル基、炭素原子を2ないし4個有する直鎖あるいは分枝鎖ヒ ドロキシアルキル基、あるいはベンジル基を、R8およびR9は互いに無関係に炭 素原子を1ないし6個有する直鎖あるいは分枝鎖アルキル基、炭素原子を2ない し4個有する直鎖あるいは分枝鎖ヒドロキシアルキル基、あるいは炭素原子を3 ないし4個有する直鎖あるいは分枝鎖ポリ(ヒドロキシ)アルキル基を表すこと ができる。 一般式(I)においてR1およびR2は水素を、R3およびR4は水素、メチル基 あるいはヒドロキシエチル基を、R5はメチル基、エチル基、イソプロピル 基、ヒドロキシエチル基あるいはベンジル基を表すことが好ましい。 一般式(11)においてR6は水素あるいはメチル基を表し、R7、R8および R9は水素を表すことが好ましい。 特殊な色効果を発現させるために、染毛剤に対して、たとえばp−フェニレン ジアミンおよびp−アミノフェノール、特に2、5−ジアミノトルエン、2−( 2′、5′−ジアミノフェニル)エタノール、2−(2′、5′−ジアミノフェ ノキシ)エタノール、4−アミノフェノール、4−アミノ−2−アミノメチルフ ェノール、4−アミノ−2−[(2′−ヒドロキシエチル)−アミノメチル]フ ェノール、4−アミノ−3−メチルフェノール、ないしはこれらと有機酸あるい は無機酸の付加化合物の群中にある顕色成分、およびm−フェニレンジアミン、 m−アミノフェノールおよびレゾルシン、特に2、4−ジアミノフェノキシエタ ノール、2、4−ジアミノ−5−フルオルトルエン、2−アミノ−4−(2′− ヒドロキシエチル)−アミノアニソール、2−アミノ−4−クロル−6−メチル フェノール、5−アミノ−2−メチルフェノール、4−アミノ−2−ヒドロキシ フェノキシ−エタノール、4−アミノ−5−フルオル−2−ヒドロキシトルエン 、4−アミノ−5−エトキシ−2−ヒドロキシトルエン、レゾルシン、4−クロ ルレゾルシン、4、6−ジクロルレゾルシン、2−メチルレゾルシン、4−ヒド ロキシ−1、2−メチレンジオキシベンゼン、4−(2′−ヒドロキシエチル) アミノ−1、2−メチレンジオキシベンゼン、4−ヒドロキシインドール、ピリ ジン誘導体の3、5−ジアミノ−2、6−ジメトキシピリジン、ないしはこれら と有機酸あるいは無機酸の付加化合物並びに1−ナフトールの群中にあるカップ リング成分などの、別の酸化染料前駆体を添加することができる。 最適の染色結果を得るために、染毛剤に対して、たとえば2−アミノ−4、6 −ジニトロフェノール、2−エチルアミノ−4、6−ジニトロフェノール、2− [(2′−ヒドロキシエチル)アミノ]−4、6−ジニトロフェノールのような 直接染料あるいは下記一般式(III) で表される染料の群中にある化合物を添加す ることができる。 ここでR10は水素、メチル基、エチル基あるいはヒドロキシエチル基を表す。 この他に毛髪に直接染着し得る有用な染料は、J.C.Johnson著「へ ヤ・ダイ」Noyes Data Corp.、Park Ridge、米国( 1973)の3ないし91および113ないし139ページに記載されている( ISBN:0−8155−0477−2)。 本発明による染色担体組成物には上記の本発明による酸化染料組合わせ物と共 に、必要に応じて直接染料がそのままの形態であるいは生理学上問題のない、た とえば塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩あるいは酒石酸塩ような、塩の形態で、さらに フェノールの場合はアルカリフェノレートの形態で含有される。 染料前駆体の合計濃度は0.1ないし10重量パーセント、好ましくは0.2 ないし5重量パーセントである。個々の染料の濃度は0.01ないし5重量パー セント、好ましくは0.1ないし4重量パーセントである。 染色担体組成物には、上記の他にさらに、一般的な化粧品添加物、たとえばア スコルビン酸、チオグリコール酸あるいは亜硫酸ナトリウムのような酸化防止剤 、香油、錯化合物形成剤、湿潤剤、乳化剤、増粘剤、緩衝物質、保存剤、保護剤 などが含有され得る。 上記の、本発明による酸化染料前駆体組合わせ物および必要に応じて添加され る直接染料は適当な化粧品担体中において染色に供される。これによって毛髪を 毛根部分から毛先部分に至るまで均一に染色することができ、しかもその場合に 容易に色合いの変化する、特に現代的色合いの反射を伴う染色が可能である。 この新規な染料組合わせ物の優れた特性は、特に日光や気候によって損傷した 毛髪あるいはパーマネントウェーブ加工された毛髪において顕著に現れる。さら にこの酸化染料は洗浄に対して非常に優れた耐性を示すと共に、良好な日光堅牢 性を有する。 従って本出願は、使用直前に本発明による染色担体組成物を酸化剤と混合する ことによって得られる毛髪の酸化染色用薬剤も対象とする。 染色担体組成物に対する調合形態並びに使用に供する酸化染毛剤に対する調合 形態として、たとえば溶液、特に水溶液あるいは水−アルコール溶液を挙げるこ とができる。しかし特に好ましい調合形態はクリーム、ゲルあるいはエマルジョ ンである。これらは染料成分とこのような調合物において一般的に使用されてい る添加物との混合物組成である。 溶液、クリーム、エマルジョンあるいはゲルに対する一般的な添加物として、 たとえば水、たとえばエタノール、n−プロパノールおよびイソプロパノールの ような低級脂肪族アルコールあるいは、たとえばグリセリンおよび1、3−プロ ピレグリコールのようなグリコールなどの溶剤、たとえば脂肪族アルコールサル フェート、オキシエチル化脂肪族アルコールサルフェート、アルキルスルホネー ト、アルキルベンゼンスルホネート、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アル キルベタイン、オキシエチル化脂肪族アルコール、オキシエチル化ノニルフェノ ール、脂肪酸アルカノールアミドおよびオキシエチル化脂肪酸エステルのような アニオン性、カチオン性、両性あるいは非イオン性界面活性剤の群中にある湿潤 剤ないしは乳化剤、たとえば高級脂肪族アルコール、澱粉およびセルロース誘導 体のような増粘剤、さらにワセリン、パラフィンオイルおよび脂肪酸、並びにそ の他の、たとえばカチオン性樹脂、ラノリン誘導体、コレステリン、パントテン 酸およびベタインのような保護剤が挙げられる。これらの成分はこのような目的 において一般に使用されている量において使用される。たとえば湿潤剤ないしは 乳化剤は(染色担体組成物に関して)約0.5ないし30重量パーセント、増粘 剤は(染色担体組成物に関して)約0.1ないし25重量パーセント、また保護 剤は(染色担体組成物に関して)約0.1ないし5.0重量パーセントの濃度で 使用される。 使用に供する本発明による染毛剤は、使用直前に本発明による染色担体組成物 を液状の酸化剤と混合することによって、製造される。 この場合染色担体組成物と酸化剤は、約5:1ないし1:3の重量割合で混合 されるが、特に好ましい混合割合は約1:1ないし1:2である。 使用に供する本発明による染毛剤のpH値は、好ましくはアルカリ性に調整さ れた染色担体組成物と酸性に調整された酸化剤とを混合物する際に調整されるが 、そのpH値は染色担体組成物中のアルカリの量および酸化剤中の酸の量並びに それらの混合割合によって左右される。使用に供する染毛剤の(最終)pH値は 約3ないし11、好ましくは約5ないし9である。 染色担体組成物および酸化剤のpH値の調整には、それぞれ、所望のpH値に 応じて、たとえば燐酸、アスコルビン酸および乳酸のような有機酸および無機酸 、あるいは、たとえばモノエタノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミ ノ−2−メチル−1−プロパノール、アンモニア、苛性ソーダ、苛性カリあるい はトリス−(ヒドロキシメチル)−アミノメタンのようなアルカリが使用され得 る。 毛髪を酸化染色するに当たっては、使用直前に上記の染色担体組成物を酸化剤 と混合し、これによって得られる酸化染毛剤を毛髪の染色処理に対して充分な量 (毛髪の実質量に応じて一般的に約60ないし200g)毛髪に付与する。 酸化剤としては、主に過酸化水素あるいはその尿素、メラミンあるいは臭素酸 ナトリウムに対する付加化合物が1ないし12%水溶液、好ましくは6%水溶液 の形態で使用される。これらの中でも特に過酸化水素が好ましい。 本発明による染毛剤は毛髪に対して15ないし50℃において約10ないし4 5分間、好ましくは30分間作用させる。その後毛髪を水で洗浄し、乾燥させる 。必要に応じて上記の洗浄に続いてシャンプーで洗浄し、必要に応じて、たとえ ばクエン酸あるいは酒石酸のような、弱有機酸ですすぎ、最後に乾燥させる。 次に実施例に基づいて本発明の対象をさらに詳しく説明する。ただし本発明は これらの実施例に限定されない。 実施例 実施例1ないし6:アルカリ性のpH値を有する染毛溶液 下記の染色溶液を製造し、 イソプロパノール 10.0g ナトリウム−ラウリルアルコール−ジグリコール 10.0g エーテルサルフェート(28%水溶液) アンモニア(25%水溶液) 10.0g アスコルビン酸 0.3g 表1に記載の染料前駆体 X g 水(完全脱塩)を加えて 100 g 使用時に、この染色溶液10gを過酸化水素溶液(6%水溶液)10gと混合す る。これによって得られる酸化染毛剤を毛髪に塗布する。40℃において30分 間作用させた後、毛髪を水で、次いでシャンプーで洗浄し、乾燥させる。 これによって得られる染色結果を表1にまとめて示す。実施例7:クリーム状染毛剤 4、5−ジアミノ−1−(2′−ヒドロキシエチル) 0.7g −1H−ピラゾール−サルフェート 4−アミノ−2−アミノメチル−フェノール−ヒドロ 1.2g クロライド 6−アミノ−2−メチル−3、4−ジヒドロ−2H− 0.2g 1、4−べンゾキサジンーヒドロクロライド レゾルシン 0.2g m−アミノフェノール 0.3g 5−アミノ−2−メチルフェノール 0.4g 2−アミノ−6−クロル−4−ニトロフェノール 0.1g セチルアルコール 15.0g ナトリウム−ラウリルアルコール−ジグリコールエー 3.5g テルサルフェート(28%水溶液) アンモニア(25%水溶液) 3.0g 亜硫酸ナトリウム(無水物) 0.3g 水 75.1g 100.0g 使用直前に上記の染色担体組成物10gを過酸化水素溶液(6%水溶液)10 mlと混合する。この混合物をブロンドの天然毛髪に塗布し、40℃において3 0分間作用させる。その後毛髪を水で洗浄し、乾燥させる。これによって毛髪は 銅赤色の反射を有する栗褐色に染色される。 実施例8:ゲル状染毛剤 4、5−ジアミノ−1−(2′−ヒドロキシエチル) 0.5g −1H−ピラゾール−サルフェート 2、5−ジアミノフェニルエタノール−サルフェート 1.0g 6−アミノ−3、4−ジヒドロ−2H−1、4−ベン 0.6g ゾキサジン−ヒドロクロライド レゾルシン 0.4g 2−クロル−6−エチルアミノ−4−ニトロフェノール 0.1g 水酸化ナトリウム(固形) 0.4g アスコルビン酸 0.5g イソプロパノール 7.0g グリセリン 3.0g オレイン酸 15.0g アンモニア(25%水溶液) 10.0g 水 61.5g 100.0g 使用直前に上記の染色担体組成物50gを過酸化水素溶液(6%水溶液)50 mlと混合し、この混合物をブロンドの人毛に塗布し、30分間作用させる。そ の後毛髪を水で洗浄し、乾燥させる。これによって毛髪は銅色の反射を有する濃 い褐色に染色される。 実施例9:酸性のpH値を有する染毛溶液 4、5−ジアミノ−1−(2′−ヒドロキシエチル) 1.2g −1H−ピラゾール−サルフェート 6−アミノ−2−メチル−3、4−ジヒドロ−2H− 0.lg 1、4−ベンゾキサジン−ヒドロクロライド 5−アミノ−2−メチルフェノール 0.4g 2−メチルレゾルシン 0.2g アスコルビン酸 0.3g ナトリウムラウリルエーテルサルフェート 0.3g アンモニア(25%水溶液) 1.1g 水 96.4g 100.0g 上記の染色溶液のpH値を6.8に調整する(この場合必要に応じて希薄アン モニア溶液あるいは希塩酸を用いる。) 使用直前に上記の染色溶液20gを6%の過酸化水素水溶液(pH=6.8) 20gと混合し、これによって得られる酸化染毛剤(pH=6.8)を脱色毛髪 に塗布する。室温において30分間作用させた後、毛髪を水で洗浄し、乾燥させ る。 この処理によって毛髪はナス色の反射を有する暗色に染色される。 本出願において表示のパーセント数は、指示のない限り、すべて重量パーセン ト数である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.顕色成分として下記一般式(I)で表されるジアミノピラゾールを一個以 上およびカップリング成分として下記一般式(II)で表されるベゾキサジンを一 個以上含有することを特徴とする毛髪用染色担体組成物。 (ただし、式(I)において置換基R1ないしR5は互いに無関係に水素、炭素原 子を1ないし6個有する直鎖あるいは分枝鎖アルキル基、炭素原子を2ないし4 個有する直鎖あるいは分枝鎖ヒドロキシアルキル基、炭素原子を3ないし4個有 する直鎖あるいは分枝鎖ポリ(ヒドロキシ)アルキル基、あるいは非置換あるい は置換ベンジル基を表し、あるいはR1およびR2並びにR3およびR4はそれぞれ 複素環構造を形成し、あるいはR1あるいはR2とR3あるいはR4は架橋構造を形 成し、R5は非置換あるいは置換フェニル基を表すか、またはR5はR3あるいは R4と架橋構造を形成するものであり、他方一般式(II)においてR6は水素ある いは炭素原子を1ないし14個有する直鎖あるいは分枝鎖アルキル基を、R7は 水素、炭素原子を1ないし6個有する直鎖あるいは分枝鎖アルキル基、炭素原子 を2ないし4個有する直鎖あるいは分枝鎖ヒドロキシアルキル基、あるいはbベ ンジル基を、R8およびR9は互いに無関係に炭素原子を1ないし6個有する直鎖 あるいは分枝鎖アルキル基、炭素原子を2ないし4個有する直鎖あるいは分枝鎖 ヒドロキシアルキル基、あるいは炭素原子を3ないし4個有する直鎖あるいは分 枝鎖ポリ(ヒドロキシ)アルキル基を表す。) 2.一般式(I)のジアミノピラゾールが、R1およびR2が共に水素、R3 およびR4が共に水素、メチル基あるいはヒドロキシエチル基、R5がメチル基、 エチル基、イソプロピル基、ヒドロキシエチル基あるいはベンジル基である化合 物の中から選択されることを特徴とする、請求項1に記載の毛髪用染色担体組成 物。 3.一般式(II)のベンゾキサジンが、R6が水素あるいはメチル基、R7、R8 およびR9が共に水素である化合物の中から選択されることを特徴とする、請求 項1に記載の毛髪用染色担体組成物。 4.p−フェニレンジアミン誘導体あるいはm−フェニレンジアミン誘導体と p−フェニレンジアミン誘導体、m−アミノフェノールあるいはレゾルシンから 成る別の酸化染料前駆体を補助的に含有することを特徴とする、請求項1ないし 3いずれか1項に記載の毛髪用染色担体組成物。 5.補助的な酸化染料前駆体が、2、5−ジアミノトルエン、2−(2′、5 ′−ジアミノフェニル)エタノール、2−(2′、5′−ジアミノフェノキシ) エタノール、4−アミノフェノール、4−アミノ−2−アミノメチルフェノール 、4−アミノ−2−[(2′−ヒドロキシエチル)−アミノメチル]フェノール 、4−アミノ−3−メチルフェノール、2、4−ジアミノ−フェノキシ−エタノ ール、2、4−ジアミノ−5−フルオルトルエン、2−アミノ−4−(2′−ヒ ドロキシエチル)−アミノアニソール、2−アミノ−4−クロル−6−メチルフ ェノール、5−アミノ−2−メチルフェノール、4−アミノ−2−ヒドロキシフ ェノキシ−エタノール、4−アミノ−5−フルオル−2−ヒドロキシトルエン、 4−アミノ−5−エトキシ−2−ヒドロキシトルエン、レゾルシン、4−クロル レゾルシン、4、6−ジクロル−レゾルシン、2−メチルレゾルシン、4−ヒド ロキシ−1、2−メチレンジオキシベンゼン、4−(2′−ヒドロキシエチル) アミノ−1、2−メチレンジオキシベンゼン、4−ヒドロキシインドール、3、 5−ジアミノ−2、6−ジメトキシピリジン、あるいはこれらと有機酸あるいは 無機酸の付加化合物、並びに1−ナフトールの群の中から選択されることを特徴 とする、請求項1ないし4いずれか1項に記載の毛髪用染色担体組成物。 6.補助的に直接性染料を含有することを特徴とする、請求項1ないし5いず れか1項に記載の毛髪用染色担体組成物。 7.毛髪染料が適当な化粧品担体中において使用されることを特徴とする、請 求項1ないし6いずれか1項に記載の毛髪用染色担体組成物。 8.染料の合計濃度が0.1ないし10重量パーセントであることを特徴とす る、請求項1ないし7いずれか1項に記載の毛髪用染色担体組成物。 9.他に一般的な化粧品添加物が含有されていることを特徴とする、請求項1 ないし8いずれか1項に記載の毛髪用染色担体組成物。 10.使用直前に請求項1ないし9いずれか1項に記載の毛髪用染色担体組成物 を酸化剤と混合することによって得られることを特徴とする染毛剤。 11.毛髪用染色担体組成物と酸化剤を5:1ないし1:3の割合で混合するこ とを特徴とする請求項10に記載の染毛剤。 12.染毛剤のpH値が3ないし11であることを特徴とする、請求項10また は11に記載の染毛剤。 13.請求項9ないし12いずれか1項に記載の染毛剤を毛髪に塗布し、15な いし50℃の温度において10ないし45分間作用させた後、毛髪を水で洗浄し 、必要に応じてシャンプーで洗浄し、乾燥させることを特徴とする、毛髪の染色 法。
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