JPH03294217A - 染毛剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

聚肌Ω貝酌 ［産業上の利用分野］ 本発明は頭髪等を染める染毛剤に関し、詳細には酸性染
料を含む染毛剤に関する。 ［従来の技術］ 従来、頭髪等に対する染毛剤として、酸化染毛剤が用い
られている。この酸化染毛剤１友　フェニレンジアミン
系の酸化染料を主成分とする第１剤と、過酸化水素等の
酸化剤を主成分とする第２剤とを使用直前に混合して用
いる。この酸化染毛剤は染着性や堅牢性が優れているが
、酸化染料の人体に対する影響により、まれにアレルギ
ーを引き起こす可能性がある。 酸化染料を含まない染毛剤として、酸性染料を用いてい
る染毛剤がある。この染毛剤１よ酸性染料を染着成分と
し、酸性領域で染毛できるものである。酸性染料は酸化
染料と異なり、アレルギー的な面で安全性が高い。 ［発明が解決しようとする課題］ しかし、上記酸性染料を用いた染毛剤（友染着に際して
毛髪ばかりではなく地肌にも染着しやすいという欠点が
あっ九　このため、地肌汚れを生じてしまうという問題
点があった。 本発明は上記課題を解決し、酸性染料を用いることによ
り、安全性・染着性に優れるととも１：。 地肌汚れの問題を生じない染毛剤ぎ提供することを目的
とする。 余りレバ４成 かかる目的を達成する本発明の構成について以下説明す
る。 ［課題を解決するための手段及び作用］本発明の要旨〔
よ 酸性染料を含んでなる染毛剤において、第４級窒素含有
セルロースエーテルを配合したことにある。 本発明の染毛剤に配合される第４級窒素含有セルロース
エーテルとして（よ次の構造のものが挙げられる。 Ａ：アンヒドログルコース単位の残基 ｑ：５０〜２ｏ０００の整数 り、、　　［−、：炭素数２または３のアルキレン基。 し、：炭素数１〜３のアルキレン基またはヒドロキシア
ルキレン基 Ｒ，、Ｒａｔ　　Ｒ，：　　同一または異なってもよい
基であり、炭素数１０までのアルキル基、アリール基、
アラルキル基　アルキルアリール基、アルコキシアルキ
ル基、アルコキシアリール基　またはいずれかの２つが
共同し隣接する窒素原子と共に複素環を形成した基であ
ってもよい。 Ｘ−二塩素、臭素、ヨウ素、硫酸、スルホン酸、メチル
硫酸、リン酸、酢酸等から選ばれる陰イオン。 ｍ：Ｏ〜１０の整数 ｎ二〇〜３の整数 ｐ：０〜１０の整数 この第４級窒素含有セルロースエーテルの内、カチオン
化度、即ち、アンヒドログルコース１単位当りのｎの平
均値が、０．０１〜１、特に０゜０２〜０．５のものが
好ましい。またｍとｐとの合計はその平均値が１〜３の
ものが好ましい。平均分子量は１０００００〜３０００
０００の間のものが好ましい。 例え（戴　ヒドロキシエチルセルロースとグリシジルト
リメチルアンモニウムクロライドとの反応によって得ら
れるユニオンカーバイド社製のポリマーＪＲ−１２５，
ＪＲ−４００，ＪＲ−３０Ｍ。 ＬＲ−４００，ＬＲ−３０Ｍ、ライオン社製（７）ｔ／
オガードＧ、ＧＰ等が挙げられる。 第４級窒素含有セルロースエーテルの配合量（上０．０
１〜１０重量％が好適である。特に好ましくｌ、ｔ、　
　０．　１〜５重量％である。０．０１重量％未満では
効果が低下しはじめ、１０重量％を越えて配合してもそ
れ以上の効果は期待できない。 酸性染料の配合量（友　０．０１〜１０重量％が好まし
い。特に好ましくは０．１〜５重量％である。０．０１
重量％未満では染毛効果が低下しはじめ、１０重量％を
越えて配合してもそれ以上の効果は期待できない。 酸性染料の種類（上例え（′Ｌ　「医薬品等に使用する
ことができるタール色素を定める省令」　（昭和４１年
告示、厚生省）により定められたものが使用される。 例えｌｆｌ、赤色２号、赤色３号、赤色１０２号。 赤色１０４号の（１）、赤色１０５号の（１）。 赤色１０６号、赤色２０１号、赤色２２７号、赤色２３
０号の（１）、赤色２３０号の（２）、赤色２３１号、
赤色２３２号、赤色４０１号、赤色５０２号、赤色５０
３号、赤色５０４号、赤色５０６号、黄色４号、黄色５
号、黄色２０２号の（］）、黄色２０２号の（２）、黄
色２０３号、黄色４０２号、黄色４０３号の（１）、黄
色４０６号、黄色４０７号、だいだい色２０５号、だい
だい色２０７号、だいだい色４０２号、緑色３号。 緑色２０４号、緑色２０５号、緑色４０１号、緑色４０
２号、紫色４０１号、青色１号、青色２号２青色２０２
号、青色２０３号、青色２０５号、かっ色２０１号２黒
色４０１号等が挙げられる。 更１ミ　これらに加えて、必要に応じて、油溶性染料、
油性染料、塩基性染料、建染染料、顔料等を適宜配合す
ることができる。 このイ包　必要に応じて染色助剤が配合される。 その配合量（表　１〜４０重量％が好適である。特に好
ましくは　３〜３０重量％である。１重量％未満では染
色助剤としての効果が低下しはじめ、４０重量％を越え
て配合してもそれ以上の効果は期待できない。染色助剤
の種類として（よ例え（戴ベンジルアルコール、フェネ
チルアルコール等の芳香族アルコール類、Ｎ−メチルピ
ロリドン、Ｎ−エチルピロリドン等のアルキルピロリド
ン漿エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等
の低級アルキレンカーボネート類、エチルアルコール、
イソプロピルアルコール等の低級アルコール類が挙げら
れる。 その他、界面活性斎り粘度調整斉Ｌ　　ｐＨ調整斉り紫
外線吸収剋金属イオン封鎖剋香料等の、染毛剤用として
一般的な添加剤が必要に応じて配合される。 また、配合された染毛剤の剤型１飄液体、粉末、クリー
ム　ペースト、ゲル、エアゾール、泡状等種々の形態を
採り得る。 上記第４級窒素含有セルロースエーテルの配合により染
毛剤が地肌汚れを防止するの（、ｔ、第４級窒素含有セ
ルロースエーテルが、酸性染料よりも地肌に対する親和
性が高く、かつ酸性染料が髪に染着するのを妨害するこ
とが無いため１：、酸性染料の髪への染着性を維持しつ
つ、地肌への染着は阻害していると想像される。また安
全性は酸性染料であるので元来安全なものであり、第４
級窒素含有セルロースエーテルの配合により、より安全
になっても安全性が阻害されることはない。 ［効果］ 本発明の染毛剤（上第４級窒素含有セルロースエーテル
を配合しているため、安全性の高い酸性染料にて、地肌
汚れをほとんど生じさせることなく、染毛させることが
できる。 ［実施例］ 以下、本発明の好適な実施例にて説明する。

【実施例１，２、比較例１，２】 下に本発明にかかる染毛剤の実施例１，２および比較例
１，２の配合を示す。これらの成分は各側層１：、一般
的な配合方法により調製された。 実施例↓ 黒色４０１号　　　　　　　　　０．５（重量％）だい
だい色２０５号　　　　　　０．１ベンジルアルコール
　　　　　　５．　０ノン酸　　　　　　　　　　　　
　１．　０第４級窒素含有セルロースエーテル（ユニオ
ンカーバイド社製ポリマーＪＲ−１２５） １、０ エチルアルコール　　　　　　　１０．０ヒドロキシエ
チルセルロース　　２．５精製氷　　　　　　　　　　
　　　残部実施例１ 黒色４０１号　　　　　　　　　０．３（重量％）赤色
２０１号　　　　　　　　Ｏ，Ｓ 黄色５号　　　　　　　　　　Ｏ１］５ベンジルアルコ
ール　　　　　　５．　０第４級窒素含有セルロースエ
ーテル（ライオン社製レオガードＧＰ）　　　　　　　
　３．ＯＮ−メチルピロリドン　　　　１０．０ヒドロ
キシエチルセルロース　　１．０クエン酸　　　　　　
　　　　　　１．５精製氷　　　　　　　　　　　　　
残部坦校例１ 黒色４０１号 だいだい色２０５号 ベンジルアルコール リン酸 エチルアルコール ヒドロキシエチルセルロース 精製水 ０、　５ ０、　１ ５、０ １、０ ］０．０ ２．５ 残部 （重１％） 比較例１ 黒色４０１号 赤色２０１号 黄色５号 ベンジルアルコール Ｎ−メチルピロリドン ヒドロキシエチルセルロース クエン酸 精製水 ０．３（重量％） ０．５ ０、１５ ５、０ １０．０ １、０ １．５ 残部 比較試駁 パネラ−１０名の毛髪を頭頂部で左右半分に夕げで、実
施例１と比較例１とを左右いずれかに４布し、また別の
パネラ−１０名に同様に実施例２と比較例２とを塗布し
、室温で３０分経過後、ｊ１湯で洗浄し、シャンプーし
、ドライヤーにて乾畑した後、地肌汚れおよび染着性に
ついて、下の語価基準で、本発明の実施例と比較例を比
較評価した　その結果を第１表に示す。 旺優基準 ◎：実施例の方が比較例よりも地肌汚れが少なく染着性
がよく均一に染まる。 ○：実施例の方が比較例よりも地肌汚れが少ない染着性
は比較例と同程度。 Δ：地肌汚れおよび染着性は比較例と同程度。 Ｘ：比較例の方が実施例よりも地肌汚れが少ない。 第１表 二のように、実施例］、２は各比較例と比べて、染着力
は同等以上にもかかわらず、地肌汚れは比較例よりも低
いものであった　また、安全性についても問題なかった
。 以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 酸性染料を含んでなる染毛剤において、 第４級窒素含有セルロースエーテルを配合したことを特
   徴とする染毛剤。