JP2010037231A - 染毛料組成物及びそれを用いた染毛料組成物塗布具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水性酸性染料の少なくとも1種0.1〜3.0重量%と、特定のビニル環状アミドのモノマー、特定のアクリル酸誘導体のモノマー及び特定のアクリル酸の四級化誘導体のモノマーから重合された三元重合体である樹脂を含有し、その樹脂の含有量が、固形分量で0.1〜3.0重量%と、カチオン化セルロースを含有し、そのカチオン化セルロースの含有量が、固形分量で0.05〜1.0重量%と、染毛助剤1〜25重量%と、低級アルコール20〜60重量%と、水30〜60重量%とを含有し、pHが2.5〜4であることを特徴とする染毛料組成物。
【選択図】なし
Description
そのため、一般的には、理美容院で施術してもらうか、若しくは汚れても直ぐに洗い流せるように入浴時に自己施術しなくてならないなど、使用者に過大な負担を強いるものであった。
また、酸性染料の1種或いは2種以上を0.01〜1%、pH調整剤としての酸を0.1〜10%、浸透剤としての芳香族アルコールを1〜20%、溶剤としての低級アルコールを1〜20%、増粘剤としての高分子化合物を0.01〜5%を配合して成る酸性染毛料組成物(例えば、特許文献2参照)や、特定式で表されるアミノ変性またはアンモニウム変性高分子シリコーンの一種または二種以上を0.01〜10.0質量%配合してなることを特徴とする酸性染毛料組成物(例えば、特許文献3参照)が知られている。
(1) 水性酸性染料の少なくとも1種0.1〜3.0重量%と、下記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマー、下記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマー及び下記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーから重合された三元重合体である樹脂を含有し、その樹脂の含有量が、固形分量で0.1〜3.0重量%と、カチオン化セルロースを含有し、そのカチオン化セルロースの含有量が、固形分量で0.05〜1.0重量%と、染毛助剤1〜25重量%と、低級アルコール20〜60重量%と、水30〜60重量%とを含有し、pHが2.5〜4であることを特徴とする染毛料組成物。
(3) 前記樹脂の重量平均分子量が400,000〜800,000であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の染毛料組成物。
(4) 水(A)と低級アルコール(B)の含有比率(A)/〔(A)+(B)〕が重量比で0.3〜0.8である上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の染毛料組成物。
(5) 水/(水+エタノール)の比率が0.50〜0.66である上記(4)に記載の染毛料組成物。
(6) 粘度が25℃において2mPa・s〜1000mPa・sの範囲に調整されたことを特徴とする上記(1)〜(5)の何れか一つに記載の染毛料組成物。
(7) 粘度が25℃において10mPa・s〜500mPa・sの範囲に調整されたことを特徴とする上記(6)に記載の染毛料組成物。
(8) 上記(1)〜(7)に記載の何れか一つの染毛料組成物を貯留する貯蔵槽と、該染毛料組成物を塗布するための塗布体とを少なくとも備えたことを特徴とする染毛料組成物塗布具。
(9) 前記塗布体がブラシ体である上記(8)に記載の染毛料組成物塗布具。
本発明の染毛料組成物は、水性酸性染料の少なくとも1種0.1〜3.0重量%と、下記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマー、下記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマー及び下記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーから重合された三元重合体である樹脂を含有し、その樹脂の含有量が、固形分量で0.1〜3.0重量%と、カチオン化セルロースを含有し、そのカチオン化セルロースの含有量が、固形分量で0.05〜1.0重量%と、染毛助剤1〜25重量%と、低級アルコール20〜60重量%と、水30〜60重量%とを含有し、pHが2.5〜4であることを特徴とするものである。
この水性酸性染料の含有量が0.1%未満であると、染毛効果が十分に発揮されず、また、3%を越えると、皮膚等他への汚染が生じやすくなり、好ましくない。
好ましくは、水溶性と乾燥後の耐水性の点から、前記樹脂の固形分量の全量を100%とした時に、上記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマーを60〜90%と、上記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマーを5〜30%と、上記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーを1〜30%とから重合された三元重合体からなる樹脂の使用が望ましい。
用いることができる三元重合体の市販品としては、スタイリーゼW−10〔ポリクオタニウム55(ISP社製)を樹脂固型分10%としたもの〕、スタイリーゼW−20〔ポリクオタニウム55(ISP社製)を樹脂固型分20%としたもの〕などが挙げられる。
この三元重合体の含有量が0.1%未満であると、十分な耐水性が得られず、一方、3.0%を越えると、累積染毛性が低下し、また、液の粘度が高すぎるため、扱いにくくなる。
本発明において使用されるカチオン化セルロースは、毛髪用に使用可能なものであれば特に限定されないが、好ましい例として、ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル等を挙げることができる。上記ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテルとしては、例えば、セルコート(CELQUAT)SC−230M、セルコート(CELQUAT)SC−240C(以上、日本エネエスシー社製)、UCARE Polymer JR125、JR400、JR30M(以上、ダウケミカル社製)等の市販品を使用することもできる。
このカチオン化セルロースの含有量が0.05%未満であると、増粘効果が得られず、一方、1.0%を越えると、累積染毛性の低下が著しくなるため、好ましくない。
具体的には、一価アルコールとして、用いる低級アルコールに含まれない一価アルコールが使用でき、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、フルフリルアルコール、シクロヘキサノールなどが挙げられ、多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコールなどが挙げられ、エーテルアルコールとしては、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトールなどが挙げられ、低級アルキレンカーボネートとしては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート(炭酸プロピレン)、ブチレンカーボネートなどが挙げられ、N−アルキルピロリドン類(ラクタム類)としては、N−メチルピロリドン(N−メチル−2−ピロリドン)、N−エチルピロリドン、N−オクチルピロリドンなどが挙げられ、ラクトン類としては、γ−ブチロラクトンなどが挙げられ、これらは単独で、または、2種以上を混合して用いることができる。
好ましくは、安全性、乾燥性、匂い等の点から、ベンジルアルコール、N−メチルピロリドン(N−メチル−2−ピロリドン)、プロピレンカーボネート(炭酸プロピレン)などが望ましい。
この染毛助剤の含有量が1%未満であると、染毛効果が十分に発揮されず、また、25%を越えると、塗布後の乾燥性が低下し、好ましくない。
上記低級アルコールの含有量は、染毛料組成物全量に対して、20〜60%、好ましくは、20〜45%とすることが望ましい。
この低級アルコールの含有量が20%未満であると、乾燥性が低下し、また、60%を越えると、染毛効果が十分に発揮されないこととなり、好ましくない。
この水の含有量が30%未満であると、染毛効果が低下することとなり、また、60%を越えると、乾燥性、低温安定性が低下することとなり、好ましくない。
この染毛料のpHが4を越えると、染毛性が不十分となり、好ましくなく、一方、pHが2未満であると、皮膚への刺激、毛髪の損傷などが生じる場合があり、好ましくない。
本発明において、pH調整は、通常のpH調整剤、例えば、トリエタノールアミン、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の有機、無機の塩基、クエン酸、リンゴ酸、塩酸、グリコール酸等の有機、無機酸を任意に用いて行うことができる。
この染毛料の粘度が2mPa・s未満であると、頭皮に付着しやすく、また、跳ねて衣服を汚しやすくなり、一方、1000mPa・sを越えると、頭髪へ薄く均一に塗り延ばすことがしにくくなり、好ましくない。
このように構成される本発明の染毛料組成物では、黒髪用毛髪着色料、白髪用毛髪着色料などとして好適に用いることができ、上記水性酸性染料、三元共重合体、カチオン化セルロース、染毛補助剤、低級アルコールなどの各成分の相互作用により、皮膚に染着することがなく、累積染毛性に優れると共に、夏季などの高温多湿期による汗、雨などに対しても優れた耐水性を有し、好適な粘性を有するものとなるのでブラシ体に良く絡むため、使用性、塗布性に優れたものが得られることとなる。特に、広範囲の毛髪、または、毛髪の生え際等の部分(部分染め)に塗布しても、皮膚刺激がなく、乾燥性に優れ、乾燥後、長時間の使用が可能で、雨、汗にも十分に耐えることができる一時着色剤として機能し、また、洗髪後も毛髪に色が残り、繰り返し使用することにより徐々に毛髪に染まっていく優れた累積染毛性及、使用性及び塗布性に優れたものとなる。
本発明において、用いることができる染毛料組成物塗布具としては、毛髪への塗布性、塗布部位に含ませる液量のコントロール性、衣服、皮膚、家具などの汚損の発生も少ない点、また、使用性の点から、好ましくは、本発明の染毛料組成物を貯留する貯蔵槽と、該染毛料組成物を塗布するための塗布体とを少なくとも備えた染毛料組成物塗布具が挙げられ、前記塗布体としてはがブラシ体となるものが好ましい。特に、本発明の染毛料組成物塗布具としては、上記特性の染毛料組成物を収容することとなるので、直接染毛料組成物を収容するボトルタイプでブラシ体の塗布部を持つマスカラタイプの塗布具に好適に適用することができる。
図1の染毛料組成物塗布具Aは、ノック式のバルブ装置を備えた塗布具であり、塗布具本体部10の先端部に台座11が固着され、該台座11に7本×2列のブラシ体12a,12a……からなる塗布体12が設けられている。また、台座11の外周には先軸13が固着されており、該先軸13には、9本×2列の櫛歯部15a,15a……を備えた櫛体15が着脱自在に取り付けられている。台座11の中心孔に塗布体12と接触するスポンジ等からなる含浸体16が嵌着され、台座11の後方に含浸体止め17を挟んで後述するバルブ装置の先端に連通する染毛料誘導管18が設けられている。なお、19はキャップ体である。
また、塗布具本体部10内には、染毛料組成物を貯留する貯蔵槽となる筒状体の内軸20を有し、その先端部に弁棒21、弁座22、弁ばね23、ばね受け24からなるバルブ装置25が取り付けられると共に、後端部にノック体26が設けられている。なお、27は攪拌ボールである。
このように構成される染毛料組成物塗布具Aでは、上記貯蔵槽20に本発明の上記構成の染毛料組成物を充填し、ノック体26をノックすることにより、染毛料組成物が染毛料誘導管18を介して含浸体16に流出してブラシ体12a,12a……からなる塗布体12に供給されて、使用に供されることとなる。
この染毛料組成物塗布具Bは、ノック式のバルブ装置を備えた塗布具であり、図2(a)〜(c)に示されるように、塗布具本体部30の先端部に台座31が固着され、該台座31にブラシ体32a,32a……からなる塗布体32が設けられている。また、台座31の外周には先軸33が固着されており、該先軸33には、櫛歯部35a,35a……を備えた櫛体35が着脱自在に取り付けられている。台座31の中心孔に塗布体32と接触するスポンジ等からなる含浸体36が嵌着され、台座31の後方に含浸体止め37を挟んで後述するバルブ装置の先端に連通する染毛料誘導管38が設けられている。
また、塗布具本体部30内には、染毛料組成物の貯蔵槽となる筒状体の内軸40を有し、その先端部に弁棒41、弁座42、弁ばね43、ばね受け44からなるバルブ装置45が取り付けられると共に、後端部にノック体46が設けられている。
この染毛料組成物塗布具Bは、染毛料組成物が含浸体36からブラシ体32a,32a……からなる塗布体32に供給される構造となるので、「たれ落ち」や不本意な液体の吐出を生じることがなく、また、櫛体35を有するので、直接染毛料組成物が指等に付着することがなく、持ち運びやハンドリング性に優れると共に、好適な粘性となる染毛料組成物を用いているので、ブラシ体32a,32a……からなる塗布体32に良く絡み、使用性に優れ、毛髪に適量を塗布できるので塗布性に優れる染毛料組成物塗布具とすることができる。
この染毛料組成物塗布具Cは、マスカラタイプの塗布具であり、図3に示されるように、有底筒状体となる塗布具本体50と、該塗布具本体50の上端開口部を螺合により密封する蓋体55とを備えている。
塗布具本体50には、その内部に本発明の染毛料組成物の貯蔵槽(ボトルタイプ)となる貯留部51を有すると共に、該貯留部51の上部には払拭部52が取り付けられている。また、蓋体55には塗布棒56が固着され、該塗布棒56の先端にはブラシ体57a、57a……を有する塗布体57が設けられている。
この染毛料組成物塗布具Cは、毛髪の生え際などの部分、眉毛などに好適に適用でき、持ち運びやハンドリング性に優れると共に、好適な粘性となる染毛料組成物を用いているので、直接、ブラシ体57a,57a……を有する塗布体57に良く絡むこととなるので、使用性に優れ、しかも、毛髪の生え際などの部分、眉毛に適量を塗布できるので塗布性に優れる染毛料組成物塗布具とすることができる。
下記表1に示す配合組成にて汎用のプロペラミキサーにより、均一に攪拌・混合して、各染毛料組成物を調製した。
上記で得られた実施例1〜5及び比較例1〜16の各染毛料組成物について、下記方法により、pH、粘度について測定等した。
これらの結果を下記表1に示す。
pH(25℃)をガラス電極pH計により常法にて測定した。
(粘度の評価方法)
25℃における各粘度(50rpm)をELD型粘度計、EMD型粘度計、EHD型粘度計(いずれも東機産業社製)にて測定した。なお、12mPa・sを超える粘度はEMD型粘度計にて、256mPa・sを超える粘度はEHD型粘度計にて測定した。
これらの結果を下記表1に示す。
塗布具本体:PP製
塗布体:SUS−304製の軸、ナイロン製のブラシ体
2gの山羊毛に約0.4gを塗布し、常温で120分間乾燥後(以下、単に「山羊毛に塗布・乾燥後」という)に、水で湿らせた濾紙を押し当て、濾紙への色の付き具合を、下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:濾紙に全く付着しない。
△:濾紙にやや濃く付着する。
×:濾紙に濃く付着する。
1gの人毛白髪に約0.2gを塗布し、常温で120分間乾燥後(以下、単に「人毛白髪に塗布・乾燥後」という)に、目視で観察し、下記評価基準で評価した。
を、下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:自然な白髪ではない毛髪と遜色が無い。
△:着色しているがやや薄い。
×:はっきりと薄い。
1gの毛髪毛束に塗布・乾燥後、二回洗髪を3回繰り返し後の、累積染毛性の評価を下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:市販の酸化染毛料と同等。
△:やや染まりにくい。
×:染まらない。
図3のマスカラタイプの染毛料組成物塗布具により、毛髪に塗布した際の塗布性を下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:毛髪へ付着する液量が良好であり、良好な塗布性を有していた。
△:毛髪へ付着する液量がやや減り、若干塗布性が上記○より劣る。
×:毛髪へ付着する液量が減り、塗布性が悪い。
各染毛料100mlを蓋付き透明容器に入れ、−10℃、1ヶ月で保存後、肉眼で下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:沈殿物がなく、製造後と同様の状態を維持している。
△:沈殿物が若干あるが、品質、使用性に問題がないレベル。
×:沈降(沈殿物)がある。
25℃−65RH%下で、1gの人毛白髪の毛束に0.2gを塗布し、30秒毎に指で触れ、指への付着がなくなる時間を測定し、下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:2分以内
△:4分以内
×:4分超過
実施例1〜5、比較例1〜16のうち、比較例6及び7を除く塗布可能な19サンプルについて、モニター20人の皮膚の出来るだけ近い位置で、塗布を行い、刺激を感じるかどうかの確認を行い、下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:刺激を感じたモニターは0人だった。
△:1〜6人のモニターが刺激を感じた。
×:7人以上のモニターが刺激を感じた。
上記耐水性、一時着色性、累積染毛性(3回)、塗布性能、低温安定性、乾燥性及び刺激性の各評価(7評価)から下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:塗布性能が○評価で、△評価が0か一つとなるもの。
△:塗布性能が△評価で、×評価がない、または、塗布性能が○評価で、△評価が2以上のもの。
×:×評価が1個以上のもの。
比較例を個別的に見ると、比較例1及び2は、カチオン化セルロースの含有量(固形分量)が多い場合と三元重合体を低量とした上で、カチオン化セルロースを含有しない場合であり、比較例3及び4は、三元重合体を含有しない場合と、三元重合体を多めとした上で、カチオン化セルロースの含有量(固形分量)が多い場合であり、比較例5は比較例4との対比でカチオン化セルロースを含有しない場合であり、比較例6及び7は水の含有量を本発明の範囲外となる場合であり、比較例8は低級アルコール(エタノール)の含有量が多い場合であり、比較例9は、カチオン化セルロースの含有量(固形分量)が多い場合であり、比較例10及び11は、水性酸性染料が本発明の範囲外となる場合であり、比較例12は、染毛助剤が少ない場合であり、比較例13及び14は、pHが本発明の範囲外となる場合であり、比較例15及び16は三元重合体が本発明の範囲外となる場合であり、本発明の効果〔耐水性、一時着色性、累積染毛性(3回)、塗布性能、低温安定性及び乾燥性、総合評価〕を発揮できないことが判る。
10 塗布具本体
12a ブラシ体
12 塗布体
20 貯蔵槽
Claims (9)
- 前記樹脂は、その固形分量の全量を100重量%とした時に、上記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマーを60〜90重量%と、上記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマーを5〜30重量%と、上記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーを1〜30重量%とから重合された三元重合体である請求項1記載の染毛料組成物。
- 前記樹脂の重量平均分子量が400,000〜800,000であることを特徴とする請求項1又は2に記載の染毛料組成物。
- 水(A)と低級アルコール(B)の含有比率(A)/〔(A)+(B)〕が重量比で0.3〜0.8である請求項1〜3の何れか一つに記載の染毛料組成物。
- 水(A)と低級アルコール(B)の含有比率(A)/〔(A)+(B)〕が重量比で0.50〜0.66である請求項4に記載の染毛料組成物。
- 粘度が25℃において2mPa・s〜1000mPa・sの範囲に調整されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の染毛料組成物。
- 粘度が25℃において10mPa・s〜500mPa・sの範囲に調整されたことを特徴とする請求項6に記載の染毛料組成物。
- 請求項1〜7に記載の何れか一つの染毛料組成物を貯留する貯蔵槽と、該染毛料組成物を塗布するための塗布体とを少なくとも備えたことを特徴とする染毛料組成物塗布具。
- 前記塗布体がブラシ体である請求項8に記載の染毛料組成物塗布具。
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