JP5483841B2 - 染毛料組成物及びそれを用いた染毛料組成物塗布具 - Google Patents

染毛料組成物及びそれを用いた染毛料組成物塗布具 Download PDF

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Description

本発明は、使用直後の洗髪が不要であり、かつ使用する回数を重ねる毎に徐々に毛髪が染色してゆく累積染毛性の染毛料組成物及びそれを用いた染毛料組成物塗布具に関し、更に詳しくは、ボトルタイプでブラシ体の塗布部を持つ塗布具に好適に収容され、耐水性に優れると共に、累積染毛性、安定性、使用性(ブラシ体に良く絡む)及び塗布性に優れた染毛料組成物及びそれを用いた染毛料組成物塗布具に関する。
従来より、一般に汎用される、永久染毛料(酸化染毛料)や半永久染毛料(酸性染料)は、使用時の染毛操作が複雑で、且つ面倒であり、周囲や衣服、被施術者の皮膚が染色されてしまうなどの大きな欠点を有している。
そのため、一般的には、理美容院で施術してもらうか、若しくは汚れても直ぐに洗い流せるように入浴時に自己施術しなくてならないなど、使用者に過大な負担を強いるものであった。
これらの負担を軽減し、1回で染まる量は少なくても簡便に繰り返し使用することで累積的に染毛できる染毛料として、例えば、本願出願人による着色剤として酸性染料を0.01〜3重量%、ノニオン若しくはアニオンのシリコーン系樹脂を1.5〜10重量%、染毛助剤を3〜20重量%と、低級アルコールを30〜80重量%と、水を5〜50重量%含有し、pHが2〜5、粘度が100mPa・s以下であることを特徴とする累積染毛性一時染毛料(例えば、特許文献1参照)が知られている。
また、酸性染料の1種或いは2種以上を0.01〜1%、pH調整剤としての酸を0.1〜10%、浸透剤としての芳香族アルコールを1〜20%、溶剤としての低級アルコールを1〜20%、増粘剤としての高分子化合物を0.01〜5%を配合して成る酸性染毛料組成物(例えば、特許文献2参照)や、特定式で表されるアミノ変性またはアンモニウム変性高分子シリコーンの一種または二種以上を0.01〜10.0質量%配合してなることを特徴とする酸性染毛料組成物(例えば、特許文献3参照)が知られている。
しかしながら、上記特許文献1の染毛料は、累積的に染毛できるものとしては優れているが、若干耐水性に劣る点で未だ課題がある。また、上記特許文献2及び3の酸性染毛料組成物は、酸性染料を使用している点で共通するものであるが、耐水性や染毛性が劣る点で未だ課題があり、更に、高粘度であるため、中綿等の吸蔵体を有する毛髪用塗布具の使用には不向きであるなど使用性の点で課題があるものである。
特開2001−172141号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2002−104942号公報(特許請求の範囲、実施例等) 特開2003−40746号公報(特許請求の範囲、実施例等)
本発明は、上記従来技術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであり、使用直後の洗髪が不要であり、かつ使用する回数を重ねる毎に徐々に毛髪が染色してゆく累積染毛性に優れると共に、耐水性、安定性、使用性(高粘性により塗布体に良く絡む)及び塗布性に優れた染毛料組成物及びそれを用いた染毛料組成物塗布具を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来技術の課題等について鋭意検討を重ねた結果、水性酸性染料、特定の三元重合体からなる樹脂、特定物性のセルロース、染毛助剤、低級アルコール、水を用いると共に、これらの含有量を夫々特定の範囲とすることなどにより、上記目的の染毛料組成物及びそれを用いた染毛料組成物塗布具が得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(8)に存する。
(1) 水性酸性染料の少なくとも1種0.1〜3.0重量%と、下記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマー、下記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマー及び下記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーから重合された三元重合体である樹脂を含有し、その樹脂の含有量が、固形分量で0.1〜3.0重量%と、カチオン化セルロースを含有し、そのカチオン化セルロースの含有量が、固形分量で0.05〜1.0重量%と、染毛助剤1〜25重量%と、低級アルコール(B)20〜60重量%と、水(A)30〜60重量%とを含有し、前記水(A)と前記低級アルコール(B)の含有比率(A)/〔(A)+(B)〕が重量比で0.3〜0.8であって、pHが2.5〜4であることを特徴とする染毛料組成物。
Figure 0005483841
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(2) 前記樹脂は、その固形分量の全量を100重量%とした時に、上記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマーを60〜90重量%と、上記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマーを5〜30重量%と、上記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーを1〜30重量%とから重合された三元重合体である上記(1)記載の染毛料組成物。
(3) 前記樹脂の重量平均分子量が400,000〜800,000であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の染毛料組成物。
(4) 水(A)と低級アルコール(B)の含有比率(A)/〔(A)+(B)〕が重量比で0.50〜0.66である上記(1)〜(3)の何れか一つに記載の染毛料組成物。
(5) 粘度が25℃において2mPa・s〜1000mPa・sの範囲に調整されたことを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の染毛料組成物。
(6) 粘度が25℃において10mPa・s〜500mPa・sの範囲に調整されたことを特徴とする上記(1)〜(4)の何れか一つに記載の染毛料組成物。
(7) 上記(1)〜(5)に記載の何れか一つの染毛料組成物を貯留する貯蔵槽と、該染毛料組成物を塗布するための塗布体とを少なくとも備えたことを特徴とする染毛料組成物塗布具。
(8) 前記塗布体がブラシ体である上記(7)に記載の染毛料組成物塗布具。
本発明によれば、使用直後の洗髪が不要であり、かつ使用する回数を重ねる毎に徐々に毛髪が染色してゆく累積染毛性に優れると共に、耐水性、安定性、使用性(塗布体に良く絡む)及び塗布性に優れた染毛料組成物及びそれを用いた染毛料組成物塗布具が提供される。
以下に、本発明の実施形態を詳しく説明する。
本発明の染毛料組成物は、水性酸性染料の少なくとも1種0.1〜3.0重量%と、下記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマー、下記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマー及び下記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーから重合された三元重合体である樹脂を含有し、その樹脂の含有量が、固形分量で0.1〜3.0重量%と、カチオン化セルロースを含有し、そのカチオン化セルロースの含有量が、固形分量で0.05〜1.0重量%と、染毛助剤1〜25重量%と、低級アルコール(B)20〜60重量%と、水(A)30〜60重量%とを含有し、前記水(A)と前記低級アルコール(B)の含有比率(A)/〔(A)+(B)〕が重量比で0.3〜0.8であって、pHが2.5〜4であることを特徴とするものである。
Figure 0005483841
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本発明で用いる水性酸性染料としては、染毛料に用いられることが認められ、水溶性酸性染料に含まれるものであれば特に限定されず、例えば、人体に対して有害な作用を示さない医薬品、医薬部外品及び化粧料の着色に使用することが許可されている「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」(昭和41年告示、厚生省)により定められたものの中から選ばれる、1種又は2種以上の混合物として用いることができる。
水性酸性染料の具体例としては、赤色3号(エリスロシン)、赤色102号(ニューコクシン)、赤色207号(リソールレッドBA)、橙色205号(オレンジ II)、黄色4号(タートラジン)、黄色402号(ポーラエロー5G)、黄色403号の(1)(ナフトールエローS)、緑色3号(ファーストグリーンFCF)、緑色204号(ピラニンコンク)、青色1号(ブリリアントブルーFCF)、青色202号(パテントブルーNA)、紫色401号(アリズロールパープル)、褐色201号(リゾルシンブラウン)、黒色401号(ナフトールブルーブラック)等の少なくとも1種(各単独又は2種以上の混合物、以下同様)が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらの水性酸性染料の含有量は、染毛料組成物全量に対して、0.1〜3.0重量%(以下、単に「%」という)、好ましくは、0.1〜1%とすることが望ましい。
この水性酸性染料の含有量が0.1%未満であると、染毛効果が十分に発揮されず、また、3%を越えると、皮膚等他への汚染が生じやすくなり、好ましくない。
本発明で用いる三元重合体からなる樹脂(以下、単に「三元重合体」という)は、耐水性と累積染毛性とを高度に両立させると共に、染毛料を低粘度化させるのに好適な樹脂であり、上記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマー、上記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマー及び上記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーから重合された三元重合体から構成される樹脂である。
好ましくは、水溶性と乾燥後の耐水性の点から、前記樹脂の固形分量の全量を100%とした時に、上記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマーを60〜90%と、上記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマーを5〜30%と、上記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーを1〜30%とから重合された三元重合体からなる樹脂の使用が望ましい。
本発明に用いる三元重合体は、疎水的に改変された陽イオン重合体であり、長鎖アルキルをその中に有する。代表的な三元重合体としては、以下の式を有する。
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また、用いる上記式(III)で示されるモノマー(アルキルジメチルアミノプロピルメタクリル酸)は、以下のように上記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマー(ジメチルアミノプロピルメタクリル酸、DMAPMA)をトシル化することによって調製することが好ましい。
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本発明に用いる三元重合体としては、好ましくは、上記式(I)がビニルピロリドン、上記式(II)がジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、かつ、上記式(III)がアクリル酸の炭素数12〜18、更に好ましくは炭素数12のアルキル四級化誘導体であり、これらの含有量が式(I)が60〜90%、上記式(II)が5〜30%、かつ上記式(III)が1〜30%とから構成され、その重量平均分子量が200,000〜2,000,000、好ましくは、400,000〜800,000であり、この三元重合体は水溶性であるか、又は水分散性であり、更に、支持体表面上にキャスチングされる場合、明らかな耐湿性の、疎水性フィルムを形成し、そのフィルムは表面活性であり、かつ、加水分解的に安定であり、更に、均質な三元重合体であるものが望ましい。
用いることができる三元重合体の市販品としては、スタイリーゼW−10〔ポリクオタニウム55(ISP社製)を樹脂固型分10%としたもの〕、スタイリーゼW−20〔ポリクオタニウム55(ISP社製)を樹脂固型分20%としたもの〕などが挙げられる。
これらの三元重合体は、染毛料組成物全量に対して、固型分量で0.1〜3.0%、好ましくは、0.1〜1.5%、更に好ましくは、0.3〜1.0%とすることが望ましい。
この三元重合体の含有量が0.1%未満であると、十分な耐水性が得られず、一方、3.0%を越えると、累積染毛性が低下し、また、液の粘度が高すぎるため、扱いにくくなる。
本発明に用いるカチオン化セルロースは、セルロースにカチオン性官能基を付加したものであり、本発明の染毛料組成物に適量加えることにより、適正な粘性及び染料の溶解安定性を確保した上で、毛髪に滑らかさ、しなやかさ、しっとり感を付与して感触を改善すると共に、耐水性を向上させるはたらきを有し、しかも、ブラシ体等の塗布体を有する染毛料組成物塗布具に用いた場合には、塗布体に良く絡むので使用性及び塗布性を更に向上させることができるものとなる。
本発明において使用されるカチオン化セルロースは、毛髪用に使用可能なものであれば特に限定されないが、好ましい例として、ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテル等を挙げることができる。上記ヒドロキシエチルセルロースヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドエーテルとしては、例えば、セルコート(CELQUAT)SC−230M、セルコート(CELQUAT)SC−240C(以上、日本エネエスシー社製)、UCARE Polymer JR125、JR400、JR30M(以上、ダウケミカル社製)等の市販品を使用することもできる。
本発明において上記カチオン化セルロースは1種又は2種以上を適宜選択して用いることができ、その含有量は、染毛料組成物全量に対して、固型分量で0.05〜1.0%、好ましくは、0.1〜0.5%とすることが望ましい。
このカチオン化セルロースの含有量が0.05%未満であると、増粘効果が得られず、一方、1.0%を越えると、累積染毛性の低下が著しくなるため、好ましくない。
本発明に用いる染毛助剤は、更なる染毛効果を発揮せしめる点から含有するものであり、例えば、一価アルコール、多価アルコール、エーテルアルコール、低級アルキレンカーボネート、N−アルキルピロリドン類、ラクトン類から選ばれる少なくとも1種が挙げられる。
具体的には、一価アルコールとして、用いる低級アルコールに含まれない一価アルコールが使用でき、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、フルフリルアルコール、シクロヘキサノールなどが挙げられ、多価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコールなどが挙げられ、エーテルアルコールとしては、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、メチルカルビトール、エチルカルビトール、プロピルカルビトール、ブチルカルビトールなどが挙げられ、低級アルキレンカーボネートとしては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート(炭酸プロピレン)、ブチレンカーボネートなどが挙げられ、N−アルキルピロリドン類(ラクタム類)としては、N−メチルピロリドン(N−メチル−2−ピロリドン)、N−エチルピロリドン、N−オクチルピロリドンなどが挙げられ、ラクトン類としては、γ−ブチロラクトンなどが挙げられ、これらは単独で、または、2種以上を混合して用いることができる。
好ましくは、安全性、乾燥性、匂い等の点から、ベンジルアルコール、N−メチルピロリドン(N−メチル−2−ピロリドン)、プロピレンカーボネート(炭酸プロピレン)などが望ましい。
これらの染毛助剤の含有量は、染毛料組成物全量に対して、好ましくは、1〜25%とすることが望ましく、更に好ましくは、5〜20%とすることが望ましい。
この染毛助剤の含有量が1%未満であると、染毛効果が十分に発揮されず、また、25%を越えると、塗布後の乾燥性が低下し、好ましくない。
本発明に用いる低級アルコールとしては、例えば、エタノール、プロパノール、ブタノール、イソプロパノール、イソブタノールなどの染毛料に使用できる低級アルコールの1種又は2種以上を用いることができ、好ましくは、安全性、乾燥性、匂い等の点から、エタノールの使用が望ましい。
上記低級アルコールの含有量は、染毛料組成物全量に対して、20〜60%、好ましくは、20〜45%とすることが望ましい。
この低級アルコールの含有量が20%未満であると、乾燥性が低下し、また、60%を越えると、染毛効果が十分に発揮されないこととなり、好ましくない。
本発明における染毛料組成物の残部は、水で調整され、例えば、精製水、蒸留水、イオン交換水、純水、超純水、上水、常水、蒸留水等を使用でき、その含有量としては、染毛料全量に対して、30〜60%、好ましくは、35〜60%とすることが望ましい。
この水の含有量が30%未満であると、染毛効果が低下することとなり、また、60%を越えると、乾燥性、低温安定性が低下することとなり、好ましくない。
なお、本発明の染毛料組成物には、本発明の効果や、系の安定性を損なわない範囲でその他の任意成分を適宜含有することができ、例えば、各種界面活性剤、防腐剤、酸化防止剤、還元防止剤、キレート剤、紫外線吸収剤、粘度調整剤、油性成分、シリコーン誘導体、顔料、香料、動植物抽出物、公知のポリマー成分等を含有することができる。
本発明の染毛料組成物において、水と低級アルコールは、染毛料中で溶解している三元重合体からなる樹脂の安定性、染毛性に影響を与える因子となり、上記各含有量の範囲で含有するものであるが、更なる安定性、染毛性の向上の点から、好ましくは、水(A)と低級アルコール(B)の含有比率(A)/〔(A)+(B)〕が重量比で好ましくは、0.3〜0.8、更に好ましくは、0.50〜0.66とすることが望ましい。
本発明の染毛料組成物は、水性酸性染料を使用している点、毛髪損傷防止、皮膚刺激防止の点から、pHは2〜4に設定される。
この染毛料のpHが4を越えると、染毛性が不十分となり、好ましくなく、一方、pHが2未満であると、皮膚への刺激、毛髪の損傷などが生じる場合があり、好ましくない。
本発明において、pH調整は、通常のpH調整剤、例えば、トリエタノールアミン、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等の有機、無機の塩基、クエン酸、リンゴ酸、塩酸、グリコール酸等の有機、無機酸を任意に用いて行うことができる。
また、本発明の染毛料組成物の粘度は、頭髪への塗布を容易に行う観点から、2〜100mPa・s、好ましくは、10〜500mPa・sとすることが望ましい。
この染毛料の粘度が2mPa・s未満であると、頭皮に付着しやすく、また、跳ねて衣服を汚しやすくなり、一方、1000mPa・sを越えると、頭髪へ薄く均一に塗り延ばすことがしにくくなり、好ましくない。
本発明における染毛料組成物は、上記水性酸性染料、三元共重合体、カチオン化セルロース、染毛補助剤、低級アルコール、水などの各成分を上記各含有量の範囲で配合し均一に攪拌・混合することにより、製造することができる。
このように構成される本発明の染毛料組成物では、黒髪用毛髪着色料、白髪用毛髪着色料などとして好適に用いることができ、上記水性酸性染料、三元共重合体、カチオン化セルロース、染毛補助剤、低級アルコールなどの各成分の相互作用により、皮膚に染着することがなく、累積染毛性に優れると共に、夏季などの高温多湿期による汗、雨などに対しても優れた耐水性を有し、好適な粘性を有するものとなるのでブラシ体に良く絡むため、使用性、塗布性に優れたものが得られることとなる。特に、広範囲の毛髪、または、毛髪の生え際等の部分(部分染め)に塗布しても、皮膚刺激がなく、乾燥性に優れ、乾燥後、長時間の使用が可能で、雨、汗にも十分に耐えることができる一時着色剤として機能し、また、洗髪後も毛髪に色が残り、繰り返し使用することにより徐々に毛髪に染まっていく優れた累積染毛性及、使用性及び塗布性に優れたものとなる。
このように構成される本発明の染毛料組成物を使用に供するにあたっては、毛髪用に好適な染毛料組成物塗布具を用いるものであるが、用いる染毛料組成物塗布具の形状、構造等は特に限定されるものではない。
本発明において、用いることができる染毛料組成物塗布具としては、毛髪への塗布性、塗布部位に含ませる液量のコントロール性、衣服、皮膚、家具などの汚損の発生も少ない点、また、使用性の点から、好ましくは、本発明の染毛料組成物を貯留する貯蔵槽と、該染毛料組成物を塗布するための塗布体とを少なくとも備えた染毛料組成物塗布具が挙げられ、前記塗布体としてはがブラシ体となるものが好ましい。特に、本発明の染毛料組成物塗布具としては、上記特性の染毛料組成物を収容することとなるので、直接染毛料組成物を収容するボトルタイプでブラシ体の塗布部を持つマスカラタイプの塗布具に好適に適用することができる。
図1は、本発明の染毛料組成物を用いた染毛料組成物塗布具の実施形態の一例を示す部分縦断面図である。
図1の染毛料組成物塗布具Aは、ノック式のバルブ装置を備えた塗布具であり、塗布具本体部10の先端部に台座11が固着され、該台座11に7本×2列のブラシ体12a,12a……からなる塗布体12が設けられている。また、台座11の外周には先軸13が固着されており、該先軸13には、9本×2列の櫛歯部15a,15a……を備えた櫛体15が着脱自在に取り付けられている。台座11の中心孔に塗布体12と接触するスポンジ等からなる含浸体16が嵌着され、台座11の後方に含浸体止め17を挟んで後述するバルブ装置の先端に連通する染毛料誘導管18が設けられている。なお、19はキャップ体である。
また、塗布具本体部10内には、染毛料組成物を貯留する貯蔵槽となる筒状体の内軸20を有し、その先端部に弁棒21、弁座22、弁ばね23、ばね受け24からなるバルブ装置25が取り付けられると共に、後端部にノック体26が設けられている。なお、27は攪拌ボールである。
このように構成される染毛料組成物塗布具Aでは、上記貯蔵槽20に本発明の上記構成の染毛料組成物を充填し、ノック体26をノックすることにより、染毛料組成物が染毛料誘導管18を介して含浸体16に流出してブラシ体12a,12a……からなる塗布体12に供給されて、使用に供されることとなる。
この染毛料組成物塗布具Aは、染毛料が含浸体16からブラシ体12a,12a……からなる塗布体12に供給される構造となるので、「たれ落ち」や不本意な液体の吐出を生じることがなく、また、櫛体15を有するので、直接染毛料組成物が指等に付着することがなく、持ち運びやハンドリング性に優れると共に、好適な粘性となる染毛料組成物を用いているので、ブラシ体12a,12a……からなる塗布体12に良く絡み、使用性に優れ、毛髪に適量を塗布できるので塗布性に優れる染毛料組成物塗布具とすることができる。
図2は、本発明の染毛料組成物を用いた染毛料組成物塗布具の実施形態の他例を示すものであり、(a)は全体の縦断面図、(b)はI−I線断面図、(c)は櫛体の側面図である。
この染毛料組成物塗布具Bは、ノック式のバルブ装置を備えた塗布具であり、図2(a)〜(c)に示されるように、塗布具本体部30の先端部に台座31が固着され、該台座31にブラシ体32a,32a……からなる塗布体32が設けられている。また、台座31の外周には先軸33が固着されており、該先軸33には、櫛歯部35a,35a……を備えた櫛体35が着脱自在に取り付けられている。台座31の中心孔に塗布体32と接触するスポンジ等からなる含浸体36が嵌着され、台座31の後方に含浸体止め37を挟んで後述するバルブ装置の先端に連通する染毛料誘導管38が設けられている。
また、塗布具本体部30内には、染毛料組成物の貯蔵槽となる筒状体の内軸40を有し、その先端部に弁棒41、弁座42、弁ばね43、ばね受け44からなるバルブ装置45が取り付けられると共に、後端部にノック体46が設けられている。
このように構成される染毛料組成物塗布具Bでは、上記貯蔵槽40に本発明の上記構成の染毛料組成物を充填し、ノック体46をノックすることにより、染毛料組成物が染毛料誘導管38を介して含浸体36に流出してブラシ体32a,32a……からなる塗布体32に供給されて、使用に供されることとなる。
この染毛料組成物塗布具Bは、染毛料組成物が含浸体36からブラシ体32a,32a……からなる塗布体32に供給される構造となるので、「たれ落ち」や不本意な液体の吐出を生じることがなく、また、櫛体35を有するので、直接染毛料組成物が指等に付着することがなく、持ち運びやハンドリング性に優れると共に、好適な粘性となる染毛料組成物を用いているので、ブラシ体32a,32a……からなる塗布体32に良く絡み、使用性に優れ、毛髪に適量を塗布できるので塗布性に優れる染毛料組成物塗布具とすることができる。
図3は、本発明の染毛料組成物を用いた染毛料組成物塗布具の実施形態の他例を示す縦断面図である。
この染毛料組成物塗布具Cは、マスカラタイプの塗布具であり、図3に示されるように、有底筒状体となる塗布具本体50と、該塗布具本体50の上端開口部を螺合により密封する蓋体55とを備えている。
塗布具本体50には、その内部に本発明の染毛料組成物の貯蔵槽(ボトルタイプ)となる貯留部51を有すると共に、該貯留部51の上部には払拭部52が取り付けられている。また、蓋体55には塗布棒56が固着され、該塗布棒56の先端にはブラシ体57a、57a……を有する塗布体57が設けられている。
このように構成されるマスカラタイプの染毛料組成物塗布具Cでは、蓋体55の螺合を解いて、蓋体55を塗布具本体50から取り出せば、蓋体55の先端部には、本発明の染毛料組成物が付着した塗布体57が現れるので、該塗布体57を染色すべき毛髪部位に塗布することにより染毛することができるものとなる。
この染毛料組成物塗布具Cは、毛髪の生え際などの部分、眉毛などに好適に適用でき、持ち運びやハンドリング性に優れると共に、好適な粘性となる染毛料組成物を用いているので、直接、ブラシ体57a,57a……を有する塗布体57に良く絡むこととなるので、使用性に優れ、しかも、毛髪の生え際などの部分、眉毛に適量を塗布できるので塗布性に優れる染毛料組成物塗布具とすることができる。
次に、実施例及び比較例により、本発明を更に詳述するが、本発明は下記実施例等により制限されるものではない。
〔実施例1〜5及び比較例1〜16〕
下記表1に示す配合組成にて汎用のプロペラミキサーにより、均一に攪拌・混合して、各染毛料組成物を調製した。
上記で得られた実施例1〜5及び比較例1〜16の各染毛料組成物について、下記方法により、pH、粘度について測定等した。
これらの結果を下記表1に示す。
(pHの測定方法)
pH(25℃)をガラス電極pH計により常法にて測定した。
(粘度の評価方法)
25℃における各粘度(50rpm)をELD型粘度計、EMD型粘度計、EHD型粘度計(いずれも東機産業社製)にて測定した。なお、12mPa・sを超える粘度はEMD型粘度計にて、256mPa・sを超える粘度はEHD型粘度計にて測定した。
次いで、上記で得られた各染毛料組成物を用いて、下記方法により、耐水性、一時着色性、累積染毛性(3回)、塗布性能、低温安定性、乾燥性、刺激性の評価を行った。また、これらの7評価から下記評価基準で総合評価した。
これらの結果を下記表1に示す。
(染毛料組成物塗布具の構成、図3のマスカラタイプの塗布具使用)
塗布具本体:PP製
塗布体:SUS−304製の軸、ナイロン製のブラシ体
(耐水性の評価方法)
2gの山羊毛に約0.4gを塗布し、常温で120分間乾燥後(以下、単に「山羊毛に塗布・乾燥後」という)に、水で湿らせた濾紙を押し当て、濾紙への色の付き具合を、下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:濾紙に全く付着しない。
△:濾紙にやや濃く付着する。
×:濾紙に濃く付着する。
(一時着色性の評価方法)
1gの人毛白髪に約0.2gを塗布し、常温で120分間乾燥後(以下、単に「人毛白髪に塗布・乾燥後」という)に、目視で観察し、下記評価基準で評価した。
を、下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:自然な白髪ではない毛髪と遜色が無い。
△:着色しているがやや薄い。
×:はっきりと薄い。
(累積染毛性の評価方法)
1gの毛髪毛束に塗布・乾燥後、二回洗髪を3回繰り返し後の、累積染毛性の評価を下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:市販の酸化染毛料と同等。
△:やや染まりにくい。
×:染まらない。
(塗布性能の評価方法)
図3のマスカラタイプの染毛料組成物塗布具により、毛髪に塗布した際の塗布性を下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:毛髪へ付着する液量が良好であり、良好な塗布性を有していた。
△:毛髪へ付着する液量がやや減り、若干塗布性が上記○より劣る。
×:毛髪へ付着する液量が減り、塗布性が悪い。
(低温安定性の評価方法)
各染毛料100mlを蓋付き透明容器に入れ、−10℃、1ヶ月で保存後、肉眼で下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:沈殿物がなく、製造後と同様の状態を維持している。
△:沈殿物が若干あるが、品質、使用性に問題がないレベル。
×:沈降(沈殿物)がある。
(塗布後の乾燥性の評価方法)
25℃−65RH%下で、1gの人毛白髪の毛束に0.2gを塗布し、30秒毎に指で触れ、指への付着がなくなる時間を測定し、下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:2分以内
△:4分以内
×:4分超過
(刺激性の評価方法)
実施例1〜5、比較例1〜16のうち、比較例6及び7を除く塗布可能な19サンプルについて、モニター20人の皮膚の出来るだけ近い位置で、塗布を行い、刺激を感じるかどうかの確認を行い、下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:刺激を感じたモニターは0人だった。
△:1〜6人のモニターが刺激を感じた。
×:7人以上のモニターが刺激を感じた。
(総合評価方法)
上記耐水性、一時着色性、累積染毛性(3回)、塗布性能、低温安定性、乾燥性及び刺激性の各評価(7評価)から下記評価基準で評価した。
評価基準:
○:塗布性能が○評価で、△評価が0か一つとなるもの。
△:塗布性能が△評価で、×評価がない、または、塗布性能が○評価で、△評価が2以上のもの。
×:×評価が1個以上のもの。
Figure 0005483841
上記表1の結果から明らかなように、本発明範囲となる実施例1〜5は、本発明の範囲外となる比較例1〜16に較べて、耐水性、一時着色性、累積染毛性(3回)、塗布性能、低温安定性及び乾燥性に優れると共に、皮膚刺激もないものであることが判明した。
比較例を個別的に見ると、比較例1及び2は、カチオン化セルロースの含有量(固形分量)が多い場合と三元重合体を低量とした上で、カチオン化セルロースを含有しない場合であり、比較例3及び4は、三元重合体を含有しない場合と、三元重合体を多めとした上で、カチオン化セルロースの含有量(固形分量)が多い場合であり、比較例5は比較例4との対比でカチオン化セルロースを含有しない場合であり、比較例6及び7は水の含有量を本発明の範囲外となる場合であり、比較例8は低級アルコール(エタノール)の含有量が多い場合であり、比較例9は、カチオン化セルロースの含有量(固形分量)が多い場合であり、比較例10及び11は、水性酸性染料が本発明の範囲外となる場合であり、比較例12は、染毛助剤が少ない場合であり、比較例13及び14は、pHが本発明の範囲外となる場合であり、比較例15及び16は三元重合体が本発明の範囲外となる場合であり、本発明の効果〔耐水性、一時着色性、累積染毛性(3回)、塗布性能、低温安定性及び乾燥性、総合評価〕を発揮できないことが判る。
本発明の実施形態の一例を示す染毛料組成物塗布具の部分縦断面図である。 本発明の実施形態の他例を示すものであり、(a)は全体の縦断面図、(b)はI−I線断面図、(c)は櫛体の側面図である。 本発明の染毛料組成物塗布具の実施形態の他例を示す縦断面図である。
符号の説明
A 染毛料組成物塗布具
10 塗布具本体
12a ブラシ体
12 塗布体
20 貯蔵槽

Claims (8)

  1. 水性酸性染料の少なくとも1種0.1〜3.0重量%と、下記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマー、下記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマー及び下記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーから重合された三元重合体である樹脂を含有し、その樹脂の含有量が、固形分量で0.1〜3.0重量%と、カチオン化セルロースを含有し、そのカチオン化セルロースの含有量が、固形分量で0.05〜1.0重量%と、染毛助剤1〜25重量%と、低級アルコール(B)20〜60重量%と、水(A)30〜60重量%とを含有し、前記水(A)と前記低級アルコール(B)の含有比率(A)/〔(A)+(B)〕が重量比で0.3〜0.8であって、pHが2.5〜4であることを特徴とする染毛料組成物。
    Figure 0005483841
    Figure 0005483841
    Figure 0005483841
  2. 前記樹脂は、その固形分量の全量を100重量%とした時に、上記式(I)で示されるビニル環状アミドのモノマーを60〜90重量%と、上記式(II)で示されるアクリル酸誘導体のモノマーを5〜30重量%と、上記式(III)で示されるアクリル酸の四級化誘導体のモノマーを1〜30重量%とから重合された三元重合体である請求項1記載の染毛料組成物。
  3. 前記樹脂の重量平均分子量が400,000〜800,000であることを特徴とする請求項1又は2に記載の染毛料組成物。
  4. 水(A)と低級アルコール(B)の含有比率(A)/〔(A)+(B)〕が重量比で0.50〜0.66である請求項1〜3の何れか一つに記載の染毛料組成物。
  5. 粘度が25℃において2mPa・s〜1000mPa・sの範囲に調整されたことを特徴とする請求項1〜の何れか一つに記載の染毛料組成物。
  6. 粘度が25℃において10mPa・s〜500mPa・sの範囲に調整されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の染毛料組成物。
  7. 請求項1〜に記載の何れか一つの染毛料組成物を貯留する貯蔵槽と、該染毛料組成物を塗布するための塗布体とを少なくとも備えたことを特徴とする染毛料組成物塗布具。
  8. 前記塗布体がブラシ体である請求項に記載の染毛料組成物塗布具。
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