JP3700589B2 - 交換機間制御信号伝送システムおよび交換機間制御信号伝送方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は交換機間で制御信号を伝送するための交換機間制御信号伝送システムおよび交換機間制御信号伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
共通線信号方式では、電話交換機を制御する制御信号を、ユーザー情報向け回線とは別の回線で伝送するようにしている。このような制御信号は、加入者線交換機や網の中にある中継交換機等の交換機と交換機の間で送受信されており、主として呼の設定や開放等の呼制御に使用されている。また、共通線信号方式は、通信サービス処理にかかわる交換機等の扱うサービス処理用のデータとしてのサービス処理メッセージの転送等にも使用されている。
【0003】
ところで交換機の種類が異なったり、その製造メーカが異なると、それぞれの装置が扱う制御信号は異なるデータベース制御方式に沿って作成される可能性がある。このため、これら異機種間あるいは異なるメーカ間で共通線信号方式によるサービスを共用しようとしても、現在では非常に基本的な呼処理しかこれらの間で共用することができない。このため、たとえば、特殊な内線サービスを異機種間あるいは異なるメーカ間で実現しようとしても、制御信号がこれらの間で異なっており、共通線信号方式によるサービスを共有することができない。
【0004】
このような異機種間あるいは異なるメーカ間での制御信号の交換の不便さは他の装置においても存在し、その対策が行われている。たとえば特開平2000−122952号公報では、情報出力装置が装置の各種情報を取得して外部に出力するときの出力態様を工夫している。この装置では出力する情報を第1形式と第2形式の2種類の形式で記述して出力する。第1形式はたとえばHTML(Hyper Text Markup Language)形式であり、第2形式はたとえばXML(Extensible
Markup Language)形式である。
【0005】
HTMLはWWW(world wide web)の文書記述言語であり、XMLはワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(World Wide Web Consortium(W3C))によって開発された拡張可能マークアップ言語である。これら2種類の言語を併せて作成して出力したり、あるいはこれらのうちの一方を選択して出力することで、大多数の情報出力装置がこれらの内容を受信してデータ処理を行うことが可能になる。
【0006】
特に、XMLは、あらかじめタグが定義されているHTMLと異なり、ユーザが独自のタグを定義してデータ形式を自由に拡張することができる。したがって、XMLの場合には、タグの構造によりコンピュータが自動的にデータの内容を分析することが可能になるので、各種システムを構築しやすくなる。
【0007】
図5は、この提案による情報処理の流れの概要を表わしたものである。まず、情報を取得し(ステップS101)、その出力形式としてHTML形式が設定されているかどうかを判別する(ステップS102)。HTML形式が設定されている場合には(Y)、その情報をHTML形式で生成する(ステップS103)。次に出力形式としてXML形式が設定されているかどうかを判別する(ステップS104)。ステップS102で出力形式としてHTML形式が設定されていなかった場合にも(N)、このステップS104に進む。
【0008】
ステップS104でXML形式が設定されていると判別された場合には(Y)、その情報をXML形式で生成する(ステップS105)。ステップS104でXML形式が設定されていなかった場合には(N)、ステップS105の処理が省略される。以上の処理が終了したら、ステップS106として生成した情報を用いて取得した情報の送信が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの特開平2000−122952号公報に記載されている技術では、単純に通信相手に合わせて情報をHTML形式あるいはXML形式に変換するだけである。ここでHTML形式への変換は取得した情報を送信先の装置で出力態様を表現する際に用いられ、XML形式への変換は送信先の装置でデータ処理を可能にする記述内容を表現する際に用いられるようになっている。XML形式にデータ変換を行うのみでは、このデータの活用に限界があり、各交換機独自の制御に利用しにくいという問題があった。
【0010】
そこで本発明の目的は、それぞれの交換機が自交換機の制御に活用しやすい制御信号を得ることのできる交換機間制御信号伝送システムおよび交換機間制御信号伝送方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、(イ)手側の交換機に対して送出しようとする入力データから、付加サービスを実現させるコマンドからなる制御信号が添付された共通線信号方式送信データを検出する共通線信号方式送信データ検出手段と、(ロ)各種コマンドと拡張可能マークアップ言語を対応付けたコマンド対応データベースと、(ハ)このコマンド対応データベースを検索して、共通線信号方式送信データ検出手段によって検出された制御信号のコマンドを対応する拡張可能マークアップ言語に変換する制御信号変換手段と、(ニ)この制御信号変換手段によって変換された制御信号を共通線信号方式送信データに添付する制御信号添付手段と、(ホ)この制御信号添付手段によって制御信号を添付された共通線信号方式送信データを共通線信号方式で相手側の交換機に送信する送信手段と、(へ)共通線信号方式送信データを受信する受信手段と、(ト)この受信手段によって受信した共通線信号方式送信データから拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号を分離する制御信号分離手段と、(チ)この制御信号分離手段で分離した拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号を自交換機側の解釈可能な拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号に変換する制御信号変換手段と、(リ)コマンド対応データベースを検索して、制御信号変換手段によって変換された制御信号の拡張可能マークアップ言語を対応するコマンドに変換することで自交換機用の制御信号とするコマンド変換手段とを交換機間制御信号伝送システムに具備させる。
【0012】
すなわち請求項1記載の発明では、交換機同士で拡張可能マークアップ言語で記述された所定の制御信号を共通線信号方式を用いて伝送する。他の交換機から制御信号が送られてきたときには、拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号を自交換機側の解釈可能な拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号に変換し、更に変換後の拡張可能マークアップ言語を対応するコマンドに変換することで自交換機用の制御信号に変換する。したがって、交換機の種類が異なって制御信号が相違する場合でも、自交換機用の制御信号に変換することができ、送信元の交換機に特別に負担を掛けることなく自交換機の制御が可能になる。
【0013】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の交換機間制御信号伝送システムで、拡張可能マークアップ言語はXML言語であることを特徴としている。
【0014】
すなわち請求項2記載の発明では、一例として拡張可能マークアップ言語としてXML言語を使用することを示している。
【0015】
請求項3記載の発明では、請求項2記載の交換機間制御信号伝送システムは、拡張可能マークアップ言語で記述された所定の制御信号における自交換機用のタグの定義を格納しておくタグ定義格納手段を備え、タグの定義はスタイルシートによって行われることを特徴としている。
【0016】
すなわち請求項3記載の発明では、タグの定義はスタイルシートによって行われることを特徴としている。
【0017】
請求項4記載の発明では、請求項3記載の交換機間制御信号伝送システムは、特定の名前の集合体とスタイルシートの種類を対応付けたスタイルシート対応データベースと、受信した制御信号を記述した拡張可能マークアップ言語中の前記した特定の名前の集合体を判別する名前判別手段と、この名前判別手段によって判別された特定の名前に対応するスタイルシートをスタイルシート対応データベースから検索するスタイルシート検索手段と、このスタイルシート検索手段によって検索されたスタイルシートを用いてタグの定義を検索するタグ定義検索手段とを具備することを特徴としている。
【0018】
すなわち請求項4記載の発明では、スタイルシートを特定するために特定の名前の集合体を使用することにしている。これらはスタイルシート対応データベースによって対応付けられる。したがって、名前判別手段によって、受信した制御信号を記述した拡張可能マークアップ言語中の特定の名前の集合体を判別し、スタイルシート検索手段によって判別された特定の名前に対応するスタイルシートをスタイルシート対応データベースから検索し、検索されたスタイルシートを用いてタグの定義を検索することになる。このように特定の名前の集合体という概念を導入することによって、同じタグであってもその意味を独自に特定することができるようになる。
【0019】
請求項5記載の発明では、請求項4記載の交換機間制御信号伝送システムで、前記した特定の名前の集合体はXML文書の中でエレメント型やアトリビュート名として使われる名前の集合体としてのネームスペースであることを特徴としている。
【0020】
すなわち請求項5記載の発明では、特定の名前の集合体が一例としてネームスペースであることを示している。
【0021】
請求項6記載の発明では、(イ)相手側の交換機に対して送出しようとする入力データから、付加サービスを実現させるコマンドからなる制御信号が添付された共通線信号方式送信データを検出する共通線信号方式送信データ検出ステップと、(ロ)各種コマンドと拡張可能マークアップ言語を対応付けたコマンド対応データベースを検索して、共通線信号方式送信データ検出ステップによって検出された制御信号のコマンドを対応する拡張可能マークアップ言語に変換する制御信号変換ステップと、(ハ)この制御信号変換ステップによって変換された制御信号を共通線信号方式送信データに添付する制御信号添付ステップと、(ニ)この制御信号添付ステップによって制御信号を添付された共通線信号方式送信データを共通線信号方式で相手側の交換機に送信する送信ステップと、(ホ)共通線信号方式送信データを受信する受信ステップと、(へ)この受信ステップによって受信した共通線信号方式送信データから拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号を分離する制御信号分離ステップと、(ト)この制御信号分離ステップで分離した拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号を自交換機側の解釈可能な拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号に変換する制御信号変換ステップと、(チ)コマンド対応データベースを検索して、制御信号変換ステップによって変換された制御信号の拡張可能マークアップ言語を対応するコマンドに変換することで自交換機用の制御信号とするコマンド変換ステップとを交換機間制御信号伝送方法に具備させる。
【0022】
すなわち請求項6記載の発明では、請求項1記載の発明と同様の交換機間の制御信号伝送方法を示している
【0023】
【発明の実施の形態】
【0024】
【実施例】
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0025】
図1は本発明の一実施例における交換機間制御信号伝送システムの構成の概要を表わしたものである。この交換機間制御信号伝送システムは、サービスデータのコマンドを送出する側の交換機としての送信側交換機201と、このコマンドを受信する側の受信側交換機202によって構成されている。
【0026】
送信側交換機201はXML(Extensible Markup Language:拡張可能マークアップ言語)データ生成部203と、このXMLデータ生成部203で生成されたXMLサービスデータ204を共通線信号方式送信データに添付する送信データ組立部205と、共通線信号方式送信データ206を共通線信号方式で送信する共通線信号方式信号送信部208を備えている。ここで、XMLデータ生成部203は、入力データ211から共通線信号方式送受信データを検出するサービス検出部212と、サービス検出部212によって検出された共通線信号方式送受信データ213を入力する送信データ制御部214と、各種のコマンドベースサービスデータとXMLサービスデータを対応付けたコマンドXMLデータベース215とによって構成されている。
【0027】
すなわち、送信側交換機201ではXMLデータ生成部203内のサービス検出部212が入力データ211から共通線信号方式送受信データを検出するようになっている。入力データ211として、付加サービスを実現するためのコマンドベースサービスデータが添付された共通線信号方式送受信データ213が検出されたら、サービス検出部212はこれを送信データ制御部214に送る。送信データ制御部214は共通線信号方式送受信データ213を入力するとこれに添付されたコマンドベースサービスデータ216をコマンドXMLデータベース215に送り、対応するXMLサービスデータ204を受け取るようになっている。このようにコマンドXMLデータベース215がコマンドベースの各種のサービスデータをXMLサービスデータ204に変換する。
【0028】
このようにしてXMLデータ生成部203から出力されるXMLサービスデータ204は、送信データ組立部205に入力される。送信データ組立部205では、共通線信号方式の規約に従って、XMLサービスデータ204を共通線信号方式送信データに添付する。この添付された共通線信号方式送信データ206は共通線信号方式信号送信部208に送られる。共通線信号方式信号送信部208は共通線信号方式の規約に従って共通線信号方式送信データ218を受信側交換機202に送信することになる。
【0029】
受信側交換機202は、この共通線信号方式送信データ218を受信する共通線信号方式信号受信部221と、受信データ222を分解する受信データ分解部223と、分解されたXMLサービスデータ224を格納する受信データバッファ225と、受信データバッファ225から出力されるXMLサービスデータ226を解析するXMLデータ解析部227を備えている。
【0030】
XMLデータ解析部227は、受信データとしてのXMLサービスデータ226を入力して各種制御を行う受信データ制御部228を備えている。受信データ制御部228は、ネームスペースとスタイルシートの対応関係を示したネームスペーススタイルシートデータベース229、ネームスペース判別部230、XSLT(XSL Transformation)変換部231およびコマンドベースサービスデータとXMLサービスデータの対応関係を示したコマンドXMLデータベース232と接続されている。
【0031】
受信側交換機202では、共通線信号方式信号受信部221が送信側交換機201から送られてきた共通線信号方式送信データ218を受信し、受信データ222を受信データ分解部223に送る。受信データ分解部223では共通線信号方式送信データ218に添付されてきたXMLサービスデータを分解する。分解されたXMLサービスデータ224は受信データバッファ225に入力されて保持されることになる。
【0032】
受信データ制御部228はこの受信データバッファ225からXMLサービスデータ226を読み出してネームスペース判別部230に送出する。ネームスペース判別部230ではこれを基にしてネームスペースを特定する。ここでネームスペースとは、URI(Uniform Resource Identifiers)参照によって特定され、XML文書の中でエレメント型やアトリビュート名として使われる名前の集合体である。次に受信データ制御部228は特定されたネームスペースを用いてネームスペーススタイルシートデータベース229を照合して、変換に必要なスタイルシートデータを受け取る。
【0033】
次に受信データ制御部228は照合されたスタイルシートデータと受信データバッファ225内のXMLサービスデータ226とをXSLT変換部231に送出する。XSLT変換部231は入力されたXMLサービスデータ226をスタイルシートによって異なる構造を有するXMLサービスデータに変換する機能を有している。XSLT変換部231は送られてきたXMLサービスデータ226を自交換機としての受信側交換機202で解釈可能なXMLサービスデータに変換する。受信データ制御部228はこの変換された自交換機用のXMLサービスデータをコマンドXMLデータベース232に送って照合し、対応するコマンドベースサービスデータを取得する。受信データ制御部228は、出力したコマンドベースサービスデータ234を出力することになる。
【0034】
図2はこの交換機間制御信号伝送システムでの状態遷移の様子を示したものである。図1と共に状態遷移を説明する。図1に示した送信側交換機201内のサービス検出部212は、初期的に状態遷移「サービス待機」301の状態にある。所定の時点でサービスのセットアップが行われると(ステップS401)、サービス検出部212は送信データ制御部214に入力データ211、すなわちコマンドベースのサービスデータ(共通線信号方式送受信データ213)を渡す(ステップS402)。
【0035】
送信データ制御部214はこのコマンドベースのサービスデータ(共通線信号方式送受信データ213)をコマンドXMLデータベース215と照合して、次の状態遷移「コマンドXML変換」302に移行する。これによりXMLサービスデータ204が入手される。送信データ制御部214は受け取ったXMLサービスデータ204を送信データ組立部205に渡す(ステップS403)。
【0036】
次に状態遷移「共通線信号方式送信側信号処理」303および状態遷移「共通線信号方式受信側信号処理」304に移行する。具体的には送信側交換機201から共通線信号方式送信データ218についての発信処理が行われ(ステップS404)、受信側交換機202がこれに対して受信・応答処理を行う(ステップS405)。発信処理では、送信データ組立部205がXMLサービスデータ204を共通線信号方式送信データに添付し、共通線信号方式信号送信部208が共通線信号方式の規約に従って共通線信号方式送信データ218を受信側交換機202に送信する。受信側交換機202は共通線信号方式信号受信部221で共通線信号方式送信データ218を受信し、受信データ分解部223で共通線信号方式の規約に従って受信データを分解することになる。
【0037】
分解したデータにXMLサービスデータ224が含まれている場合には、次の状態遷移「サービス待機」305に対してサービスセットアップが行われる(ステップS406)。サービスセットアップを受けた状態遷移「サービス待機」305は、サービスを受信すると(ステップS407)、状態遷移「XML解析」306に移行する。
【0038】
受信データ分解部223で分解されたXMLサービスデータ224は受信データバッファ225内に保持される。受信データ制御部228は、このXMLサービスデータ226を受け取ってネームスペース判別部230に渡し、XMLサービスデータのネームスペースを特定する。XML解析306によって特定したネームスペースが自交換機としての受信側交換機202のネームスペース(Original Namespace)と同じものであれば、受信データ制御部228は、コマンドXMLデータベース232にこのXMLサービスデータを渡し(ステップS408)、次の状態遷移「XMLコマンド変換」307において対応するコマンドベースサービスデータを取得する。変換サービスが終了したら(ステップS409)、次の状態遷移「サービス処理」308でサービスデータを出力する(ステップS410)。そして、状態遷移「サービス待機」305で次のサービスを待機することになる。
【0039】
一方、状態遷移「XML解析」306で特定したネームスペースが自交換機としての受信側交換機202のネームスペース以外のネームスペース(Other Namespace)である場合(ステップS411)、受信データ制御部228は、ネームスペース判別部230で特定されたネームスペースに対応するスタイルシートをネームスペーススタイルシートデータベース229で照合して受け取る。このスタイルシートは次の状態遷移「XSLT変換」309を行う際に必要なデータである。
【0040】
そしてこのスタイルシートとXMLサービスデータをXSLT変換部231に渡して状態遷移「XSLT変換」309を行う。これは、XMLデータとスタイルシートにより自動変換される機能であり、W3C(world wide web consortium)が規定するパーサ機能である。状態遷移「XSLT変換」309が終了すると(ステップS412)、受信データ制御部228は変換が終了したXMLサービスデータが自交換機で解釈可能となっているので、これをコマンドXMLデータベース232に送って照合し、コマンドベースのサービスデータを受け取ることになる。受信データ制御部228は次の状態遷移「サービス処理」308でサービスデータを出力し(ステップS410)、状態遷移「サービス待機」305でサービスを待機することになる。
【0041】
図3はタグを用いて記述された所定のXMLサービスデータの一部を示したものである。これを用いてXMLサービスデータ501を図1に示した受信側交換機202で自交換機用のXMLサービスデータに変換する例を説明する。図3に示したXMLサービスデータ501で記号“<”および“>”で囲んだ箇所がタグである。
【0042】
受信側交換機202では、「情報」を「受信」に、「その1」を「1番」に、「その2」を「1番」の配下の「temp」に、「その3」を「2番」にそれぞれ変換するスタイルシートを持っているものとする。
【0043】
図4は、この場合の変換後のXMLサービスデータを示したものである。受信側交換機202でこのXMLサービスデータ502を自動変換することで、自交換機で制御可能な制御信号が得られることになる。送信側および受信側で互いにスタイルシートを定義することで、このようにお互いの情報を自由に相互変換することが可能になる。
【0044】
以上説明した実施例ではXMLをサービスデータに使用する場合について説明したが、交換機間の通信制御に使用されるデータの種類はこれに限定されるものではない。たとえば一般的な制御情報や障害情報等のその他の情報についても交換機間で交換したり共有することが可能である。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1〜請求項6記載の発明によれば、拡張可能マークアップ言語で記述された所定の制御信号を交換機間で送受信すると共に、受信した制御信号を自交換機用の制御信号解読することにしたので、交換機の種類が異なって制御信号が相違する場合でも、各交換機が独自の企画によって自交換機の制御を行うことが可能になる。
【0046】
また請求項4記載の発明によれば、同じタグであってもその意味を独自に特定することが可能になり、同一のタグが他の定義に誤って解釈される危険性を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における交換機間制御信号伝送システムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。
【図2】本実施例の交換機間制御信号伝送システムでの状態遷移の様子を示した説明図である。
【図3】タグを用いて記述された所定のXMLサービスデータの一部を示した説明図である。
【図4】図3に示したXMLサービスデータをスタイルシートで変換した後のXMLサービスデータを示した説明図である。
【図5】従来提案された情報処理の流れの概要を表わした流れ図である。
【符号の説明】
201 送信側交換機
202 受信側交換機
203 XMLデータ生成部
205 送信データ組立部
208 共通線信号方式信号送信部
212 サービス検出部
214 送信データ制御部
215 コマンドXMLデータベース
221 共通線信号方式信号受信部
223 受信データ分解部
227 XMLデータ解析部
228 受信データ制御部
229 ネームスペーススタイルシートデータベース
230 ネームスペース判別部
231 XSLT変換部
232 コマンドXMLデータベース

Claims (6)

  1. 相手側の交換機に対して送出しようとする入力データから、付加サービスを実現させるコマンドからなる制御信号が添付された共通線信号方式送信データを検出する共通線信号方式送信データ検出手段と、
    各種コマンドと拡張可能マークアップ言語を対応付けたコマンド対応データベースと、
    このコマンド対応データベースを検索して、前記共通線信号方式送信データ検出手段によって検出された前記制御信号の前記コマンドを対応する拡張可能マークアップ言語に変換する制御信号変換手段と、
    この制御信号変換手段によって変換された制御信号を共通線信号方式送信データに添付する制御信号添付手段と、
    この制御信号添付手段によって制御信号を添付された共通線信号方式送信データを共通線信号方式で前記相手側の交換機に送信する送信手段と、
    共通線信号方式送信データを受信する受信手段と、
    この受信手段によって受信した共通線信号方式送信データから前記拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号を分離する制御信号分離手段と、
    この制御信号分離手段で分離した拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号を自交換機側の解釈可能な拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号に変換する制御信号変換手段と、
    前記コマンド対応データベースを検索して、前記制御信号変換手段によって変換された制御信号の前記拡張可能マークアップ言語を対応するコマンドに変換することで自交換機用の制御信号とするコマンド変換手段
    とを具備することを特徴とする交換機間制御信号伝送システム。
  2. 前記拡張可能マークアップ言語はXML言語であることを特徴とする請求項1記載の交換機間制御信号伝送システム。
  3. 拡張可能マークアップ言語で記述された所定の制御信号における自交換機用のタグの定義を格納しておくタグ定義格納手段を備え、前記タグの定義はスタイルシートによって行われることを特徴とする請求項2記載の交換機間制御信号伝送システム。
  4. 特定の名前の集合体と前記スタイルシートの種類を対応付けたスタイルシート対応データベースと、受信した制御信号を記述した拡張可能マークアップ言語中の前記特定の名前の集合体を判別する名前判別手段と、この名前判別手段によって判別された特定の名前に対応するスタイルシートを前記スタイルシート対応データベースから検索するスタイルシート検索手段と、このスタイルシート検索手段によって検索されたスタイルシートを用いてタグの定義を検索するタグ定義検索手段とを具備することを特徴とする請求項3記載の交換機間制御信号伝送システム。
  5. 前記特定の名前の集合体はXML文書の中でエレメント型やアトリビュート名として使われる名前の集合体としてのネームスペースであることを特徴とする請求項4記載の交換機間制御信号伝送システム。
  6. 相手側の交換機に対して送出しようとする入力データから、付加サービスを実現させるコマンドからなる制御信号が添付された共通線信号方式送信データを検出する共通線信号方式送信データ検出ステップと、
    各種コマンドと拡張可能マークアップ言語を対応付けたコマンド対応データベースを検索して、前記共通線信号方式送信データ検出ステップによって検出された前記制御信号の前記コマンドを対応する拡張可能マークアップ言語に変換する制御信号変換ステップと、
    この制御信号変換ステップによって変換された制御信号を共通線信号方式送信データに添付する制御信号添付ステップと、
    この制御信号添付ステップによって制御信号を添付された共通線信号方式送信データを共通線信号方式で前記相手側の交換機に送信する送信ステップと、
    共通線信号方式送信データを受信する受信ステップと、
    この受信ステップによって受信した共通線信号方式送信データから前記拡張可能マーク アップ言語で記述された制御信号を分離する制御信号分離ステップと、
    この制御信号分離ステップで分離した拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号を自交換機側の解釈可能な拡張可能マークアップ言語で記述された制御信号に変換する制御信号変換ステップと、
    前記コマンド対応データベースを検索して、前記制御信号変換ステップによって変換された制御信号の前記拡張可能マークアップ言語を対応するコマンドに変換することで自交換機用の制御信号とするコマンド変換ステップ
    とを具備することを特徴とする交換機間制御信号伝送方法。
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