JP3913791B2 - データ処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、データ処理システム及びネットワークサービスシステムに係り、特に、公衆網に接続されたファクシミリ装置とネットワーク上のユーザホストの間で、ファクシミリ装置がノードシステムを介してデータをユーザホストに送信または受信するデータ処理システム及びネットワークサービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来のシステムの構成を示す。同図に示すシステムは、公衆網200に接続される複数のファクシミリ端末1001 〜100n と、公衆網200に接続され、ファクシミリ端末100のアクセスポイント毎に設けられるノードシステム3001 〜300m 、ネットワークを監視するネットワーク制御部500、データの編集を行うゲートウェイ400及びゲートウェイ400から転送されたデータの処理を行うユーザホストコンピュータ600より構成される。
【0003】
ファクシミリ端末100が公衆網200を介してアクセスポイントのノードシステム300にアクセスする。アクセスされたノードシステム300は、ファクシミリ通信の入出力制御を行い、ネットワーク制御部500にファクシミリ装置100から送信されたデータを送信する。ネットワーク制御部500は、送信されたデータの経路制御を行い、データをゲートウェイ400に転送する。ゲートウェイ400は、複数のユーザから送信されたデータをユーザホスト600が扱うことができる所定のデータ形式に変換する等のデータの編集を行う。
【0004】
図12は、従来のゲートウェイの構成を示す。この従来のシステムでは、あるファクシミリ装置100よりノードシステム300及びネットワーク制御部500を介してデータを受信すると、ノード毎の1つの通信が終了するまで、受信したデータをゲートウェイ400内のバッファ410に蓄積しておき、ゲートウェイ400は、受信した順にバッファ410からデータを読み出してデータ変換処理を行い、処理して、ユーザホストコンピュータ600に送信する。
【0005】
上記の処理において、ゲートウェイ400は受信する形式に合わせて変換テーブル430を有し、データ変換部420は、バッファ410から転送され、蓄積されているデータを読み出し、変換テーブル430を参照して、所定のデータ形式に変換する処理を行う。このように、ゲートウェイ400はファクシミリ装置100からのファクシミリデータのデータ形式をユーザホストが扱える形式に変換し、所定の通信フォーマットでユーザホスト600に送信する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のシステムでは、ファクシミリ通信(CCITT、G3/4)のようにプロトコル/データ変換/通信制御等を1通信毎にゲートウェイで行うため、実時間で処理を行うことが困難であり、特にトラヒック数が多い場合には、ユーザホストで実行される処理の待ち時間が増加するという問題がある。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、従来の問題点を解決し、ホストコンピュータは、接続されるファクシミリを意識することなく同時に多数のファクシミリと通信することが可能なデータ処理システム及びネットワークサービスシステムを提供することを目的とする。
【0008】
さらに、本発明の目的は、ホストコンピュータとファクシミリ間のデータ形式/フォーマット/通信手順を限定することなく、接続相手に適した形態で利用できるデータ処理システム及びネットワークサービスシステムを提供することである。
【0009】
さらに、本発明の目的は、広域ネットワークにおいて、各アクセスポイントに処理を分散することにより、ファクシミリ通信において扱われる大量データを短時間で処理することが可能なデータ処理システム及びネットワークサービスシステムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ処理システムは、公衆網に接続される複数の端末及び中継装置と、前記中継装置に接続されるゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置に接続されるホストコンピュータとを有するデータ処理システムであって、前記中継装置は、該複数の端末と該ホストコンピュータとの間で送受されるデータを中継し、前記ゲートウェイは、該中継装置と該ホストコンピュータとの間でデータ転送を行い、前記中継装置は、前記複数の端末とデータの送受を行い、送受されるデータを該端末で扱うデータ形式又は前記ホストコンピュータで扱うデータ形式に変換する複数のエンドノードと、前記複数のエンドノードから送信されたデータを前記ゲートウェイに送信し、該ゲートウエイから送信されたデータを前記複数のエンドノードから選択した何れかのエンドノードに送信するフロントノードとを備え、前記ゲートウェイは、データ蓄積部を有し、前記フロントノードから送信されたデータを前記ホストコンピュータへ転送するときに、転送するデータが照会情報であるか画像情報であるかに応じて、一旦蓄積した後一括転送するか、直接転送するかを判定することを特徴とする。
【0012】
【作用】
本発明は、ファクシミリ装置からユーザホストに対してデータ送信を行う場合に、ファクシミリ装置は、複数のエンドノードより最寄りのアクセスポイントであるエンドノードに(中継処理装置)アクセスし、アクセスされた当該エンドノードで送信データをユーザが扱うことができるデータ形式に変換することにより、ゲートウェイにおいて、変換処理を行わないため、処理が分散されると共に、ゲートウェイでは、データ形式を関知することなしに、ユーザホストに送信できるため、送信時間が短縮される。
【0013】
また、ユーザホスト側で生成したデータをゲートウェイ、フロントノードを介して送信されたデータを、選択されたエンドノードにおいて、ファクシミリ装置で扱うデータ形式(画像データ等)に変換することにより、ゲートウェイでデータ変換処理を行わないため、1つの送信先に関するデータ変換処理によりゲートウェイを占有することなく、送信先にファクシミリ装置に接続されるエンドノードで変換処理することにより処理が分散されることになる。
【0014】
また、ゲートウェイでは、送信元のファクシミリ装置から送信されたデータが照会情報のように短い場合には、ファイルに蓄積せずにユーザホストにリアルに送信し、また、一連の画像データのように、大量となるデータの場合には、ファイルに一旦蓄積し、全データの入力が終了した段階でユーザホストに送信することにより、送信時間が短縮される。
【0015】
【実施例】
以下、図面と共に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施例のシステム構成を示す。同図に示すシステムは、複数のファクシミリ装置100が公衆網200に接続され、さらに、公衆網200には、フロントノード30F,31F,32F、フロントノードに接続されている複数のエンドノードが接続されている。同図の例では、フロントノード30Fには、エンドノード40E−1,40E−2,40E−nが接続され、フロントノード31Fには、エンドノード41E−1,41E−2,41E−nが接続され、フロントノード32Fには、エンドノード32E−nが接続されている。各フロントノード30F,31F,32Fはゲートウェイ20に接続されている。図1において、ゲートウェイ20は、FNA,BSC,JCA,MHS,LAN等の通信手順をファクシミリネットプロトコルに変換するためのネットワークゲートウェイである。フロントノード30は、ネットワーク構成上の下位レベルで、伝送経路上のデータの制御を行うシステムであり、エンドノード40、41、42は、ネットワーク構成上の上位レベルで動作するノードである。
【0017】
図2は、本発明の一実施例のファクシミリ装置からユーザホストにデータ送信を行う動作の概要を示すシーケンスチャートである。
【0018】
同図において、ユーザがファクシミリ装置100よりデータ送信する場合には、例えば、公衆網200を介して最寄りのアクセスポイントであるエンドノード40E−1を選択し、使用可能なポートを確保する。このとき、最寄りのアクセスポイントであるエンドノード40E−1がビジーである場合には、次に最寄りのアクセスポイント、例えば、40E−2をアクセスする(ステップ101)。ここで、接続相手であるエンドノードが決定すると、エンドノード40E−1は、ユーザホスト10に送信するためにファクシミリ措置1001 から送信された画像データと送信依頼情報からフレームデータを作成する。このとき、エンドノード40E−1は、ユーザホスト10が受け取ることができる形式にデータを変換する。図3は、本発明の一実施例の送信データの構成図である。同図に示すデータは、ファクシミリ装置100から入力されるデータであり、送信依頼情報90と画像データから構成される。送信依頼情報90は、送信先のファクシミリの番号である宛先識別番号91、送信元のファクシミリ装置の番号である送信元識別番号92、送信結果の返答を必要とするか否かの情報である返信有無情報93より構成される(ステップ102)。エンドノード40E−nで編集されたデータはフロントノード30Fを介して、ゲートウェイ20に入力され(ステップ103)、ゲートウェイ20を介してリアルにユーザホスト10に入力される(ステップ104)。
【0019】
なお、上記の処理においてファクシミリ装置1001 からは画像データを送信するばかりでなく、照会処理のように、PB信号/音声情報または、OCR情報によるデータ送信も含まれる。この場合には、上記のステップ102において同様にユーザホスト10が扱うことが可能となるデータ形式に変換される。
【0020】
図4は、本発明の一実施例のユーザホストから接続先のファクシミリ装置へデータ送信を行う動作の概要を示すシーケンスチャートである。
【0021】
ユーザホスト10は、送信元のファクシミリ装置1001 からの送信依頼情報に基づいてネットワーク内のノードやファクシミリ装置間を所定の通信手順で接続し、送信先ファクシミリ装置宛のデータ送信依頼を行い、ネットワーク上に送信するフレームデータを生成し(ステップ201)、通信可能なフロントノード30F、エンドノード40E−3に対してデータ送信を行う(ステップ202)。エンドノード40E−3は、ユーザホスト10から送信されたデータをファクシミリ通信を行うためのデータ形式に変換し(ステップ203)、送信依頼情報の宛先識別番号91で指定されているファクシミリ装置にデータ送信する(ステップ204)。
【0022】
このように、本発明は、接続先のアクセスポイントであるエンドノードにおいて、送信データを受信する先で使用できるデータ形式に種々変換等を行い、指定されたファクシミリ装置と接続し、データ送信を行う。
【0023】
例えば、図1において、ファクシミリ装置1001 が最寄りのアクセスポイントとして、公衆網200を介してエンドノード40E−1をアクセスする。ここで、接続相手先がファクシミリ装置1003 である場合に、接続相手先のアクセスポイントがエンドノード40E−3であるとする。ここで、ファクシミリ装置1001 は、ユーザホスト10に、接続依頼情報により接続相手先のファクシミリ装置1003 へのデータ送信を依頼する。
【0024】
ユーザホスト10は、送信元のファクシミリ装置1001 からの接続依頼情報をゲートウェイ20に転送し、接続依頼情報に応じて接続相手先の地域を参照し、最寄りのアクセスポイントであるフロントノード30を選択する。フロントノード30は、使用可能な通信ポート(エンドノード)を確保する。エンドノード40E−3は、送信されたフレームデータを接続先のファクシミリ装置1003 が扱う画像データ形式に変換し、各フレームを組み立てて送信する。エンドノード40E−3は送信する伝送路の稼働状況を参照して、使用する伝送路決定し、当該伝送路を用いてデータ送信を行う。
【0025】
図5は、本発明の一実施例のデータの流れを説明するための図である。まず、ユーザホスト10にファクシミリ装置1001 からデータを入力する場合には、ファクシミリ装置1001 は、最寄りのエンドノード40に発呼し、アクセスされたエンドノード40は、ファクシミリ入力制御部42により送信要求を受け付け、送信依頼情報及び送信データをプレゼンテーション制御部43、セッション制御部44、データフロー制御部45に転送することにより、送信に対応するデータ形式に変換して転送する。エンドノード40から、当該エンドノードを管理するフロントノード30に送信し、フロントノード30からゲートウェイ20を介してユーザホスト10に送信される。
【0026】
ゲートウェイ20のプレゼンテーション制御部22は、ユーザホスト10−ゲートウェイ20間のプロトコルに合わせてプロトコル変換し、ネットワークに準拠したプロトコル(フレーム)編集及びユーザホスト10へ送信するためのデータ編集を行う。
【0027】
ゲートウェイ20の経路制御部21は、ネットワーク上のメッセージ受信及び、ネットワークに対してメッセージ送信を行う。
【0028】
また、ユーザホスト10からファクシミリ装置100にデータを出力する場合には、ユーザホスト10は送信元のファクシミリ装置1001 から送信された情報依頼情報に基づいてフレームデータを生成し、ゲートウェイ20において接続先のファクシミリ装置100のアクセスポイントを地域別に探し、フロントノード30を介してアクセスポイントであるエンドノード40にフレームデータを転送する。エンドノード40のデータフロー制御部45は、フロントノード30を介して送信されたフレームデータを1レコード毎に受信メッセージとして振り分け、セッション制御部44に転送する。セッション制御部44は、エンドノード40に接続される伝送路の稼働状況を以下の表1によりチェックして伝送可能な伝送路を選択する。
【0029】
エントノード40は、ユーザホスト10から受信したデータをファクシミリ装置100に送信できるデータ形式に変換して、フレームを組み立てて、選択された伝送路を介してファクシミリ装置100に送信する。送信する場合に、エンドノード40は、伝送路を表1に示す伝送路使用状況テーブルを参照して決定する。表1に“BUSY”と表示されている伝送路は、使用不可を示し、“WAIT”と表示されている伝送路の中より選択する。なお、入出力の伝送路の数は、負荷状態により動的に変更される。表1のテーブルを参照した場合には、ポート2が使用可能なポートとして選択される。
【0030】
【表1】
Figure 0003913791
図6は、本発明の一実施例のノードシステムの構成を示す。
【0031】
同図に示すエンドノード40は、ファクシミリ出力制御部41、ファクシミリ入力制御部42、プレゼンテーション制御部43、セッション制御部44、データフロー制御部45、イメージDB46、オーバレイパターン47より構成される。
【0032】
データフロー制御部45は、送信、受信のメッセージを各機能毎に振り分ける。
【0033】
セッション制御部44は、ノード配下の伝送路の稼働状態を判断し、使用する伝送路を決定する。また、受け取ったメッセージ(フレーム)を出力制御に移す。
【0034】
ファクシミリ出力制御部41は、セッション制御部44により割り当てられた伝送路を使用し、該当するファクシミリ装置に対してデータの出力を行う。また、ファクシミリ装置100から出力結果を取得し、データフロー制御部45に送信メッセージとして送出する。
【0035】
ファクシミリ入力制御部42は、割り当てられた伝送路を使用し、該当するファクシミリ装置からデータを入力し、イメージデータをイメージデータベース46を用いて抽出し、コード変換処理を行い、編集データをデータフロー制御部45に送信メッセージとして制御を移す。
【0036】
プレゼンテーション制御部43は、基本的には、入力媒体に合わせたデータ編集を行い、送信先のデータフォーマットに合わせたデータ形式に変換し、イメージデータを該当するイメージDBに格納する。また、その他の入力媒体に合わせたデータ編集を行う。
【0037】
図7は、本発明の一実施例のエンドノードとファクシミリ装置との入出力を説明するための図である。
【0038】
エンドノードの出力制御部41は、データフロー制御部45、セッション制御部44、プレゼンテーション制御部43を介してユーザホスト10側より送信用のデータが入力されると、
▲1▼データを送信するファクシミリ装置1003 に対して送信依頼情報により所定の発呼処理を行う。
▲2▼ユーザホスト10より送信依頼情報により送信依頼されたデータを、指定されたデータ形式に変換してファクシリミリデータとしてファクシミリ装置1003 に出力する。このとき、予めプリンタファイルPRTEDとして用意されている情報を参照して、印刷属性と印刷データを編集して出力するものとする。
▲3▼ファクシミリ装置1003 への送信が終了したら、送信先のファクシミリ装置1003 との接続を切断する。
▲4▼ファクシミリ装置1003 より受信結果を取得し、編集し通信ホスト(図示せず)に結果を送信する。
【0039】
また、エンドノードの入力制御部42は、
▲1▼ファクシミリ装置1001 より着呼すると、送信依頼情報により相手先ファクシミリ装置1003 に対して所定の着呼処理を行う。
▲2▼入力されたデータについて必要に応じてコード変換・イメージ抽出等を行う。例えば、OCR情報が入力された場合には、OCR変換用テーブル47をアクセスして所定のコードに変換する。また、画像データが入力された場合には、イメージデータベース46を参照して、イメージの抽出を行う。
▲3▼ユーザホスト10に送出後、ユーザホスト10から、ゲートウェイ20、フロントノード30を介して、入力結果を取得して、編集し、通信ホストに結果を送信する。また、異常時は、結果を相手先のファクシミリ装置に出力する。
▲4▼ファクシミリ装置1001 との接続を切断する。
【0040】
図8は、本発明の一実施例のユーザホストに入力するまでの一連の動作を示すフローチャート(その1)である。
【0041】
ステップ201)送信側のファクシミリ装置Aが網200を介して最寄りのアクセスポイントであるエンドノード40をアクセスする。
【0042】
ステップ202)このとき、アクセスしたエンドノード40がビジーである場合には、他のエンドノードを選択してアクセスする。
【0043】
ステップ203)ファクシミリ装置Aから送信されたデータは、エンドノード40のファクシミリ入力制御部42に転送する。
【0044】
ステップ204)エンドノード40のファクシミリ入力制御部42は、ファクシミリ装置Aからの送信データをイメージデータベース46を参照してイメージ抽出を行う。または、ファクシミリ装置AからOCR入力されたデータについては、OCRコード変換テーブル48を参照してユーザホスト10に送信できるコード形式に変換して、フロントノード30に転送する。
【0045】
ステップ205)フロントノード30は、送信データを伝送するゲートウェイ20への転送ルート上のデータの制御を行い、送信データをゲートウェイ20に転送する。
【0046】
ステップ206)ゲートウェイ20は、このままデータをユーザホスト10に転送する。
【0047】
ステップ207)ここで、ユーザホスト10への入力結果を取得し、正常に入力されている場合には、入力処理を終了し、異常が発生している場合には、送信元のファクシミリ装置Aに対してエラーがある旨を通知する。
【0048】
上記のデータ入力は、ゲートウェイ20に蓄積せずに、ゲートウェイ20よりユーザホスト10にリアルに転送するケースを説明したが、以下では、ゲートウェイ20が有する蓄積ファイル221に送信データを蓄積してからユーザホスト10に転送するケースを説明する。
【0049】
図9は、本発明の一実施例のユーザホストに入力するまでの一連の動作を示すフローチャート(その2)である。
【0050】
ステップ301〜ステップ305は、上記図8のステップ201〜ステップ205と同様の処理を行うため説明は省略する。
【0051】
ステップ306)ゲートウェイ20のプレゼンテーション制御部22の蓄積ファイル221にエンドノードのセッション制御部44より、フロントノード30を介して送信データを蓄積する。
【0052】
ステップ307)ゲートウェイ20は、ファクシミリ装置Aから全ての送信データが蓄積ファイル221に蓄積されたら、ファイル単位にユーザホスト10に転送する。
【0053】
ステップ308は、ステップ207と同様の処理を行う。
【0054】
次に、ファクシミリ装置Aから受信したユーザホスト10からファクシミリ装置Bにデータを出力する場合のケースを説明する。
【0055】
図10は、本発明の一実施例のユーザホストからファクシミリ装置に出力するまでの一連の動作を示すフローチャートである。
【0056】
ステップ401)上記の図8または図9に示すファクシミリ装置Aからの入力処理が終了しているかを判定し、終了していない場合には、上記の送信データの入力処理を行う。
【0057】
ステップ402)ユーザホスト10は、ファクシミリ装置Aから受信した送信データについて1レコードずつフレームデータを生成する。例えば、送信先識別番号レコード、コードデータレコード、イメージデータレコード、グラフデータレコード等、送信を依頼されている情報に基づいて種々作成する。
【0058】
ステップ403)ステップ402において、作成されたデータをゲートウェイ20に転送する。
【0059】
ステップ404)ゲートウェイ20は、ユーザホスト10から転送された1レコードのデータを参照して、蓄積ファイル221に蓄積するか否かを判定し、蓄積する場合にはステップ411に移行する。
【0060】
ステップ405)ゲートウェイ20において、蓄積ファイル221に蓄積せずにリアルに転送する場合には、フロントノード30を選択し、データを転送する。
【0061】
ステップ406)フロントノード30は、送信先のファクシミリ装置Bに接続可能なエンドノード40を送信先の地域等により選択し、1レコードまたは、1ファイル分のデータを送信する。
【0062】
ステップ407)エンドノード40は、セッション制御部44において、伝送路を伝送路使用状況テーブルにより伝送路を検索し、検索結果に基づいて伝送路を設定する。さらに、プレゼンテーション制御部43において、1レコードの変換条件に基づいてデータを種々編集する。
【0063】
例えば、標準編集が条件に指定されている場合には、オーバレイパターンを用いて指定されている該当フォームのデータに変換し、また、イメージ編集が条件に指定されている場合には、イメージデータベース46よりイメージを参照して、画像データに変換する。
【0064】
ステップ408)エンドノード40は、ファクシミリ出力制御部41を介してファクシミリ装置Bにデータを送信する。
【0065】
ステップ409)エンドノード40は、ファクシミリ装置Bに送信した送信結果を取得する。
【0066】
ステップ410)取得した送信結果が正常か否かを判定し、ファクシミリ装置Bに受信異常が発生している場合には、ユーザホスト10を介して送信元のファクシミリ装置Aに対して受信異常を通知する。正常に受信されている場合には、処理を終了する。
【0067】
ステップ411)ステップ404において、ゲートウェイ20の送受信ファイル221に蓄積してから転送する場合には、送受信ファイル221にユーザホスト10から転送されるデータを1レコードずつ入力して蓄積する。
【0068】
ステップ412)ゲートウェイ20は、全データが転送済みであるかを判定し、残りのデータが転送されていない場合には、ステップ411の処理を全データ分繰り返す。
【0069】
ステップ413)ゲートウェイ20は、フロントノード30を選択して送受信ファイル221のデータを一括して選択し、ステップ406に移行する。
【0070】
なお、上記の処理において、ユーザホスト10に対してデータ送信元のファクシミリ装置Aから識別番号等の照会であった場合には、ユーザホスト10は、自身が有するデータベースを参照してデータを必要とするレコード数分生成し、ゲートウェイ20に転送する。ゲートウェイ20は、蓄積の有無を選択しデータ受信時にアクセスされたフロントノード30を指定して転送する。以下、フロントノード30からエンドノード及びファクシミリ装置Aにメッセージが返却される。
【0071】
上述のように、本実施例において、従来のように、ゲートウェイ20でデータ変換等の編集処理を行わずに、分散されたエンドノードにおいて送信先で扱うデータ形式に変換するために、ゲートウェイ20の処理が分散されるのみならず、ユーザホスト10とファクシミリ装置100間のデータ形式、フォーマットや通信プロトコル等を限定しなくともよい。
【0072】
さらに、広域ネットワークを構成するシステムでは、エンドノード等の各アクセスポイント毎に処理を行うことにより、ネットワーク側での処理負荷が軽減し、ユーザホスト側での処理時間が短縮される。
【0073】
なお、本発明は、上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲において種々変更が可能である。
【0074】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、ホストコンピュータからの送信データをゲートウェイでデータ編集処理を行わず、アクセスポイントであるエンドノードで行うため送信先のデータ形式を意識しないで送信することができる。また、各アクセスポイントのエンドノードでデータ編集処理を行い、編集後のデータがホストコンピュータに送信されるため、ホストコンピュータでは、ファクシミリ装置からのデータであることを意識ぜずに、処理を実行することができる。
【0075】
また、本発明によれば、広域ネットワークにおいて、各アクセスポイントに処理を分散することにより、ホストコンピュータ側では、ファクシミリから入力される大量データを短時間で処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例の処理の概要を示すシーケンスチャートである。
【図3】本発明の一実施例の送信データの構成図である。
【図4】本発明の一実施例のユーザホストから接続先のファクシミリ装置へデータ送信を行う動作の概要を示すシーケンスチャートである。
【図5】本発明の一実施例のデータの流れを説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例のエンドノードの構成図である。
【図7】本発明の一実施例のエンドノードとファクシミリ装置との入出力を説明するための図である。
【図8】本発明の一実施例のユーザホストに入力するまでの一連の動作を示すフローチャート(その1)である。
【図9】本発明の一実施例のユーザホストに入力するまでの一連の動作を示すフローチャート(その2)である。
【図10】本発明の一実施例のユーザホストからのファクシミリ装置に出力するまでの一連の動作を示すフローチャートである。
【図11】従来のシステム構成図である。
【図12】従来のゲートウェイの構成図である。
【符号の説明】
10 ユーザホスト
20 ゲートウェイ
21 経路制御部
22 プレゼンテーション制御部
23 ファイル送受信部
24 データ通信部
30 フロントノード
40E、41E、42E エンドノード
41 ファクシミリ出力制御部
42 ファクシミリ入力制御部
43 プレゼンテーション制御部
44 セッション制御部
45 データフロー制御部
46 イメージデータベース
47 オーバレイパターン
48 OCRコード変換テーブル
90 送信依頼情報
91 宛先識別番号
92 送信元識別番号
93 返信有無情報
94 画像データ
221 蓄積ファイル
100 ファクシミリ装置
300 ノードシステム
410 バッファ
420 データ変換部
430 データ変換テーブル

Claims (1)

  1. 公衆網に接続される複数の端末及び中継装置と、前記中継装置に接続されるゲートウェイ装置と、前記ゲートウェイ装置に接続されるホストコンピュータとを有するデータ処理システムであって、
    前記中継装置は、該複数の端末と該ホストコンピュータとの間で送受されるデータを中継し、
    前記ゲートウェイは、該中継装置と該ホストコンピュータとの間でデータ転送を行い、
    前記中継装置は、
    前記複数の端末とデータの送受を行い、送受されるデータを該端末で扱うデータ形式又は前記ホストコンピュータで扱うデータ形式に変換する複数のエンドノードと、
    前記複数のエンドノードから送信されたデータを前記ゲートウェイに送信し、該ゲートウエイから送信されたデータを前記複数のエンドノードから選択した何れかのエンドノードに送信するフロントノードとを備え、
    前記ゲートウェイは、データ蓄積部を有し、前記フロントノードから送信されたデータを前記ホストコンピュータへ転送するときに、転送するデータが照会情報であるか画像情報であるかに応じて、一旦蓄積した後一括転送するか、直接転送するかを判定する
    ことを特徴とするデータ処理システム。
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