JP3710967B2 - データ伝送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、データ伝送装置に係り、特にマスター伝送装置と複数のスレーブ伝送装置間でフレーム伝送を行う1:Nデータ伝送システムであって、複数スレーブ伝送装置宛に同時に同じ情報を送信するときの伝送効率を向上させ、かつそのときのマスター伝送装置における複数スレーブ伝送装置からの応答確認処理負荷を軽減したデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の1:N型ネットワークでのフレーム伝送方式としては、HDLC手順(High Level Data Link Control Procedure)が良く知られている。文献「JISハンドブック −情報処理− セキュリティ技術、データ通信、文書通信編(1997)」に記載されているように、HDLC手順では、宛先毎に伝送フレームを生成する必要があり、同時に複数宛先に語数の少ない情報を伝送する場合、実情報に対してF(フラグ・シーケンス)やFCS(フレーム・チェック・シーケンス)等のフレーム伝送の為のオーバヘッド情報の割合が大きくなる為、フレーム伝送効率が低下するという欠点があった。また、このオーバーヘッド情報の中でフラグのみを削除し、フレーム伝送効率の改善を図った方法も考えられるが(文献「昭和60年度電子通信学会総合全国大会 1816 Slotted Ring型高速LANのアクセスメソッド(P.8−64)」に記載)、この方法によるとFCSは従来の方式と同じく各スレーブ伝送装置宛の情報に付加される為、フレーム伝送効率改善の程度は小さい。また、前記のような方式では、複数のスレーブ伝送装置に対する情報を纏めて送信する場合、各宛先毎の情報のエラーは各宛先毎に付加されたFCSによって各スレーブ伝送装置で検出され、その結果は各スレーブ伝送装置からマスター伝送装置へ応答フレームとして返される。従って、マスター伝送装置は、送信先全てのスレーブ伝送装置からの応答フレームを受信し確認することとなり、マスター伝送装置における応答の確認処理負荷が高いという問題がある。
【0003】
特開平11−17712号に記載された「通信制御装置」では、一括送信フレームに対する各スレーブ伝送装置からの応答順序をマスター伝送装置から各スレーブ伝送装置へあらかじめ送信しておき、各スレーブ伝送装置が一括送信フレームを受信したときにはこの順序に従ってマスター伝送装置へ応答を返す伝送システムが開示されている。このようにすれば、応答を返すときに各スレーブ局のアイドル時間を短縮でき、伝送路の伝送効率は向上するが、上記したマスター伝送装置における応答確認処理負荷はやはり軽減されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記したように、従来のフレーム伝送方式では、複数スレーブ伝送装置宛に同時に同じ情報を送信する場合、伝送効率が低いという問題があり、また、そのときのマスター伝送装置の応答確認処理に時間がかかるという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、複数のスレーブ伝送装置宛に同時に同じ情報を送信するときのフレーム伝送の為のオーバヘッド情報を削減し、伝送効率を向上させ、またマスター伝送装置における複数スレーブ伝送装置からの応答の確認処理負荷を軽減したデータ伝送システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、システムを管理統括する複数のマスター制御機器を収容したマスター伝送装置と、各マスター制御機器からの制御情報を受けて動作する複数のスレーブ制御機器を収容する複数のスレーブ伝送装置と、この複数のスレーブ伝送装置及び前記マスター伝送装置とをループ上に接続し、HDLCフレーム伝送を行う伝送路とから成るデータ伝送システムにおいて、
マスター伝送装置は、
マスター制御機器からの送信情報ごとにその送信情報が送られる1又は複数のスレーブ制御機器に対して同一のグループ番号を定めてそのグループ番号と対応スレーブ制御機器の実アドレスとを対応づけて作成した第1のテーブルと、前記グループ番号ごとに定めたサブアドレスと当該グループ番号とを対応づけて作成した第2のテーブルと、マスター制御機器から複数の送信情報が入力されたときに、それら送信情報の宛先スレーブ制御機器の実アドレスをキーとして前記第1のテーブルを参照することにより対応するグループ番号のうち重複しないものを取り出す第1の手段と、この手段によりとり出された各グループ番号に対応するサブアドレスを前記第2のテーブルからとり出す第2の手段と、この手段により取り出された各サブアドレスと対応する送信情報との組を連結してHDLCフレームの制御部及び情報部を生成する第3の手段と、この手段により生成された制御部及び情報部と、ブロードキャストに設定された宛先アドレス部をもつ伝送フレームを生成し送信する第4の手段とを備え、
各スレーブ伝送装置は、
前記第1のテーブルと、前記第2のテーブルと、前記第4の手段により生成、送信された伝送フレームを受信するとその伝送フレーム中の前記宛先サブアドレスを順次取り出してその宛先サブアドレスをキーとして前記第2及び第1のテープルを参照することにより対応する1又は複数の実アドレスを順次取り出す第5の手段と、この手段によりとり出した実アドレスが自スレーブ伝送装置の収容するスレーブ制御機器の実アドレスを含んでいるときには対応送信情報を受信メモリに受信情報として格納する第6の手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送システムを開示する。
【0007】
更に本発明は、システムを管理統括する複数のマスター制御機器を収容したマスター伝送装置と、各マスター制御機器からの制御情報を受けて動作する複数のスレーブ制御機器を収容する複数のスレーブ伝送装置と、この複数のスレーブ伝送装置及び前記マスター伝送装置とをループ上に接続し、HDLCフレーム伝送を行う伝送路とから成るデータ伝送システムにおいて、
マスター伝送装置は、
マスター制御機器から複数の送信情報が入力されたときに各送信情報ごとにその宛先である1又は複数のスレーブ制御機器の実アドレスをまとめた個別制御情報部とを対応する送信情報との組を生成する第1の手段と、この手段により生成された情報の組を連結してHDLCフレームの制御部及び情報部とし、かつその宛先アドレス部をブロードキャストとした1つの伝送フレームを生成し送信する第2の手段とを備え、
スレーブ伝送装置は、
前記第2の手段により生成送信された伝送フレームを受信すると前記個別制御情報部の実アドレスを順次取り出してその実アドレスが自スレーブ伝送装置の収容するスレーブ制御機器の実アドレスを含んでいるときには対応送信情報を受信メモリに受信情報として格納する第3の手段を備えると共に、
更にマスター伝送装置は、前記生成、送信する伝送フレームの宛先となるスレーブ制御機器を収容するスレーブ伝送装置の内の最も下流に位置する最下流伝送装置を検出し記憶する第4の手段と、スレーブ伝送装置からの応答フレームを受信したときにその応答フレームが前記第4の手段により検出され記憶された最下流伝送装置であったときだけ当該応答フレームを受信する第5の手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送システムを開示する。
【0008】
さらに本発明は、前記したデータ伝送システムにおいて、
マスター伝送装置は、前記生成、送信する伝送フレームの宛先となるスレーブ制御機器を収容するスレーブ伝送装置の内の最も下流に位置する最下流伝送装置を検出し記憶する第7の手段と、スレーブ伝送装置からの応答フレームを受信したときにその応答フレームが前記第7の手段により検出され記憶された最下流伝送装置であったときだけ当該応答フレームを受信する第8の手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送システムを開示する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明になる伝送システムの構成例を示すブロック図で、マスター伝送装置1と複数のスレーブ伝送装置2〜nから成る1:N伝送システムである。マスター伝送装置1は、複数のマスター制御機器11〜1m1をインタフェース部121を介して収容し、スレーブ伝送装置j(j=2〜n)はスレーブ制御機器j1〜jmjを収容している。マスター伝送装置1にはCPU等を含む管理部11A、情報のバッファとしてのメモリ14A、送信フレーム生成や受信フレーム処理等のための情報管理部16A等が設けられ、伝送制御部171、信号送受信部181を介してループ伝送路101に接続されている。スレーブ伝送装置2〜nも伝送制御部や送受信部を介して伝送路101に接続され、マスター伝送装置1と同様の内部構成を有しているが、図示を省略している。但し、情報連結管理部16B、最下流伝送装置判定部16C、16J、宛先アドレス変換部16Dなどはスレーブ伝送装置には設けられていない。
【0010】
次に、図1のシステムで用いる伝送フレームを説明する。図2は、HDLC手順における伝送フレームフォーマット例を示しており、スレーブ伝送装置をST1〜STnとすると、スレーブ伝送装置STjあてのフレームは、フラグ・シーケンスF、宛先アドレス部DAj、自アドレス部SAj、制御部Cj、情報部Ij、フレーム・チェック・シーケンスFCSjから成っている(j=1、2、…n)。従来、複数のスレーブ伝送装置宛の情報は、これらn個のフレームを連結したもので、1フレーム当たりのオーバーヘッド情報は、F、DAn、SAn、Cn、FCSnの7バイトであった。従って、n個の伝送装置に対するオーバーヘッドは7×n(バイト)であった。
【0011】
図3は、本発明のデータ伝送方法で用いる伝送フレームフォーマット例を示しており、フレーム形式はHDLC手順に準じたものである。そして、複数のスレーブ伝送装置宛の情報を1つのフレームにまとめており、フラグシーケンスF、ブロードキャストアドレスを設定する宛先アドレス部DA、マスター伝送装置のアドレスを設定する自アドレス部SA、フレーム種別部Cを頭部に持ち、フレームチェックシーケンスFCSと終了を示すフラグシーケンスFを尾部にもつ。その間には、個別制御ヘッダー部C′1〜C′n、個別情報部I1〜Inをもつ。ここで個別制御ヘッダー部C′1〜C′nは個別情報部の管理情報を設定する為のヘッダーで、個別情報部の宛先を示す宛先サブアドレス部ADRと個別情報部のサイズを示す個別情報部サイズ部LENから成っており、個別情報部I1〜Inは、宛先サブアドレス部ADRが示す宛先に送信する情報である。ここで宛先サブアドレスはスレーブ伝送装置の機器毎に定められるが、同一情報を受信するスレーブ伝送装置の機器が複数ある場合はそれらが1つのグループにまとめられて1つの宛先サブアドレスが与えられる。例えば同時に送信すべき複数宛先の情報を個別情報部I1とすると、個別情報部I1対応の個別制御ヘッダー部C′1には、後述するように予め設定された1つの宛先サブアドレスが与えられ、このアドレスによって複数のスレーブ伝送装置と機器が指定される。
【0012】
このような本発明の伝送フレームフォーマットによると、フレームを全スレーブ伝送装置に対して1つとしたことでヘッダー等のオーバーヘッドが大幅に減り、更に同一情報を複数宛先へ送るときは1つにまとめて送信するから、伝送効率が大幅に向上する。また個別情報部サイズ部LENは、個別情報部を固定長にしたときには不要となる。
【0013】
図1に戻って、情報管理部16Aは、送信系と受信系とから成っていて、以下これらの概略動作を説明する。まず送信系では、マスター制御機器11〜1m1から受信した複数宛先の送信情報14Bを転送する送信バッファ16E上のアドレスを情報管理部16Aの情報連結管理部15Bによって算出する。また情報連結管理部16Bでは、同じ情報を共有する制御機器宛の情報重複を管理する。宛先アドレス変換部16Dによって変換された宛先サブアドレスを、情報連結管理部16Bによって算出された送信バッファ16E上のアドレスに転送する。マスター伝送装置では最下流伝送装置判定部16Cによって、複数宛先の中でマスター伝送装置から最も下流に位置するスレーブ伝送装置の情報を伝送フレーム別に管理情報14Dとして記録する。これは、スレーブ伝送装置からの応答を処理するために用いられる。
【0014】
送信バッファ16E上の送信情報は伝送制御部171によってフレーム化され、信号送受信部181にて変調され、伝送路101に送信される。マスター伝送装置1及び各スレーブ伝送装置2〜nでは、伝送路101から受信したフレームを信号送受信部にて復調し、伝送制御部を経てその受信系で受け取る。今、この受信したのがマスター伝送装置として説明すると、受信した情報は、情報管理部16Aの受信バッファ16Iに転送される。受信バッファ16Iに転送された複数宛先の情報の中から情報分離管理部16Hは宛先サブアドレス部を取得し、宛先アドレス変換部16Gにて宛先サブアドレス部の宛先を伝送装置に収容された制御機器の宛先に変換する。そして変換された宛先を自宛情報検出部16Fにて判別し、自宛の場合、変換された制御機器の宛先と個別情報をメモリ14A上の受信情報14Cに転送する。マスター伝送装置では、最下流伝送装置判定部16Jが、受信バッファ16I上の自アドレス部SAを取得し、送信系で取得した最下流伝送装置情報(管理情報14D)を参照し、取得した自アドレス部と比較して最下流伝送装置からのフレームであるかどうか判定する。最下流伝送装置でない場合は受信バッファ16I上の受信データを廃棄し、最下流伝送装置の場合は受信バッファ16I上の受信データをメモリ14A上の受信情報14Cに転送し、管理部11AのCPU11B、DMAC11Cによってデータ処理を行う。受信情報14Cに転送された情報は、インタフェース部121を介して該当制御機器に送信する。
【0015】
以下、上記全体動作の詳細を説明する。図4は、送信系の処理フローであり、また図5はメモリ上の管理情報14Dの詳細を示す図である。管理情報14Dには、ループ構成情報テーブル141、制御機器グループ化情報テーブル142、及び宛先アドレス変換情報テーブル143が作成されている。ループ構成情報テーブル141は、マスター伝送装置1をNo.1とし、順位「1」を与え、以下伝送路101に沿ってスレーブ伝送装置がその接続されている順に順位「2」、「3」…「h」、「i」、「j」…を与えたものである。制御機器グループ化情報テーブル142は、伝送装置とそれが収容している機器の対に対してそれぞれグループ番号を与えたものである。このグループ番号が同じ機器には常に同一の情報が送られることを意味しており、図5では伝送装置hの制御機器aと伝送装置iの制御機器bには何時も同一情報が送られるのでグループ番号は同じGpが与えられ、伝送装置jの制御機器cには別の情報が送られるので別のグループ番号Gqが与えられている。このテーブル142の内容は、伝送装置と機器の構成から決まる。宛先アドレス変換情報テーブル143は、上記グループ化情報テーブル142で与えられたグループ番号の各々に対して宛先サブアドレスを定義したもので、図5ではグループ番号Gp、Gqの各々に宛先サブアドレスADRp、ADRqが定義されている。この宛先サブアドレスが伝送フレームに組み込まれ送信される。
【0016】
図4の送信処理フローは、送信要求毎に起動され、まず図3に示した伝送フレームの頭部を生成する(ステップ401)。ここで宛先アドレスDAはグローバルアドレスとし、自アドレスSAはマスター伝送装置1のアドレスである。この頭部生成は情報連結管理部16Bにより行われ、送信バッファ16Eへ書き込まれる。次に、メモリ14A上の送信情報14Bから各情報の宛先アドレスを取得する(ステップ402)。その宛先アドレスは伝送装置の番号と制御機器(を表す符号)から成っているので、次にそれら宛先の伝送装置の中でマスター伝送装置から最も下流に位置するスレーブ伝送装置を最下流伝送装置判定部16Cがテーブル141を参照して判定し、管理情報14Dにテーブル144として記録する(ステップ403)。図5では、宛先の伝送装置がループ構成情報テーブル141の番号h、i、jをもつ3つの伝送装置であり、その内の伝送装置jが最下流に位置するから、その番号が最下流として最下流伝送装置管理テーブル144に記録される。
【0017】
次に、ステップ402で取得した宛先アドレスで未処理のものを1つ取り出し(ステップ404)、その取り出した宛先アドレスを宛先アドレス変換部16Dが宛先サブアドレスに変換する(ステップ405)。この変換は、例えば宛先アドレスが伝送装置hの制御機器aの場合は、図5に示した制御機器グループ化情報テーブル142を参照してグループ番号Gpを取得し、さらに宛先アドレス変換情報テーブル143を参照してグループGpに対する宛先サブアドレスADRPを取得することにより行われる。次にこうして得られた宛先サブアドレスが既に送信バッファ16E上の個別制御ヘッダー部に転送されているかを調べ(ステップ406)、あればステップ414へ移るが、なければ求められた宛先サブアドレスを連結する送信バッファ16E上のアドレスを情報連結管理部16Bが求め(ステップ407)送信バッファ16E上のそのアドレスへ転送する(ステップ408)。次に情報連結管理部16Bは、その内部に個別情報部が任意長であると設定されている場合は、今転送した宛先サブアドレス対応の送信情報のサイズを調べ(ステップ409)、そのサイズを設定する個別情報サイズ部LENのバッファ16E上のアドレスを求め(ステップ410)、そのアドレスへ求めたサイズを転送する(ステップ411)。さらに当該送信情報を設定するバッファ16E上のアドレスを求め(ステップ412)、メモリ14Eから当該送信情報を取り出してそのアドレスへ転送する(ステップ413)。個別情報部が固定サイズの場合はステップ409〜411は不要である。以上のステップ405〜413の処理により、1つの宛先アドレス対応の宛先サブアドレスを含む個別制御ヘッダー部と対応送信情報が送信バッファ16Eに転送されるが、ステップ406の処理により同一グループ番号をもつ宛先と送信情報は1つしか送信バッファ上には転送されない。次にステップ402で取得した宛先アドレスで未処理のものがあるかを調べ(ステップ413)、なければ処理を終了するが、あるときはステップ404へ戻る。
【0018】
図6は、以上のような送信処理により生成される伝送フレームの例を示しており、送信情報は、図5の例で示したようグに、伝送装置hの制御機器a及び伝送装置iの制御機器bへ送信する情報Ip(グループNoがGp対応の情報)と、伝送装置jの制御機器cへ送信する情報Iq(グループNoがGq対応の情報)としている。このとき生成される伝送フレームはフラグFから始まる頭部に続いて、2種の送信情報Ip、Iqとそれらに付された個別制御ヘッダー部C′p、C′q、それから尾部のFCSとFから成っていて、従来のようにこの場合3フレームから成っていたものを1フレームとすることで頭部や尾部のオーバヘッドが減少するだけでなく、同一情報も1回送るだけで複数の宛先へ送信でき、短い時間での効率よい送信が可能になる。
【0019】
図7は、スレーブ伝送装置の受信系で行われる受信処理のフローである。伝送路より受信したフレームからフラグシーケンスFを除いた受信情報が伝送制御部によって受信バッファ16Iへ格納される。これによって図7の処理が起動され、情報分離管理部16Hがまず受信情報のデータ長から伝送フレーム上の頭部、尾部をのぞいたデータ長Lを求める(ステップ701)。これは図3に説明した個別制御ヘッダー部及び個別情報部の合計データ長である。次にL=0かを調べ(ステップ702)、L=0ならば処理終了とする。L≠0のときは情報分離管理部16Hにより最初の個別制御ヘッダー部(これは固定長)より宛先サブアドレスADRを取得し(ステップ703)、次いでこれを宛先アドレス変換部16Gにより制御機器宛先アドレスに変換する(ステップ704)。この変換は、図5で説明した宛先アドレス変換情報テーブル143と制御機器グループ化情報テーブル142を予め各スレーブ伝送装置へ持たせておき、まずテーブル143から宛先サブアドレス対応のグループ番号を取得し、次にテーブル142からそのグループ番号対応の伝送装置及び制御機器アドレスを取り出すことで行える。そして、この変換された制御機器宛先アドレスが自伝送装置のものかを自宛情報検出部16Fで判定し(ステップ705)、自伝送装置が収容する制御機器宛であればステップ703で取得した宛先サブアドレスに続く個別情報サイズ部LENを取得し(ステップ706)、その長さの情報を制御機器アドレスとともにメモリ14A上へ転送する(ステップ707)。そして以上のステップ703〜707で処理した個別制御ヘッダー部のサイズと伝送した個別情報部のサイズをLから差し引いた値をLとして(ステップ708)、ステップ702へ戻る。またステップ705の判定で自伝送装置の収容制御機器が宛先となっていないときは、データサイズLを減らす処理ステップ709、710のみを行ってステップ702へ戻る。なお、制御情報が固定長のときは、個別情報部サイズを取得するす706、709は不要である。
【0020】
以上に示した図7のスレーブ伝送装置受信処理により、図3の伝送フレームを用いてマスター伝送装置から複数のスレーブ伝送装置へ送信された情報のうち、自伝送装置宛のもののみが順次取り出されてメモリ14A上に受信情報として格納され、インタフェース部121経由で各スレーブ制御機器へ送ることができる。そして、図3の伝送フレームは、従来のスレーブ伝送装置ごとに1フレームづつを送信する場合に比べて伝送量を大幅に少なくでき、効率よい伝送が可能になる。
【0021】
なお、以上に説明したシステムでは、マスター伝送装置から同一の情報を受けて制御される制御機器は予め定まっており、それをグループ化して作成した制御機器グループ化情報テーブル142及び宛先アドレス変換情報テーブル143は各伝送装置に予め備えておくことを前提としている。しかし、この方法では、システム構成が変わったときには上記テーブル142、143を変更しなければならない場合がある。また、あるときは1つの情報を(伝送装置、制御機器)=(h、a)、(i、b)に、他の時は1つの情報を(h、a)、(j、c)に同時伝送する等の、状況によってグループ化の組み合わせがダイナミックに変わるようなシステムもありうる。この場合にはダイナミックにグループ化を変えねばならず、このためにテーブル142、143をその変化に応じてスレーブ伝送装置へ送信していたのでは、その伝送がオーバヘッドとなって伝送効率を低下させることになる。
【0022】
上記のようなシステム変更や、ダイナミックなグループ化の変更がある場合でも容易に対応できるようにするための変形例は、伝送装置とその制御機器との組を上記のように(h、a)のように表記するとして、図3の個別の制御ヘッダー部の宛先サブアドレスADRを(h、a)、(i、b)のように宛先を並べた情報とするものである。例えば情報dataを宛先(h1、a1)、(h2、a2)…(hk、ak)のk個へ送るときは、図3のC′1、I1をC′1のADR部={(h1、a1)、(h2、a2)…(hk、ak)}とし、I1=“data”とする。受信側では個別制御ヘッダー部C′1を解読すれば直ちに宛先の制御機器がわかるので、このようにしても図3の伝送フレームで効率のよう伝送が可能になる。しかもこのときは制御機器グループ化情報テーブルも宛先アドレス変換情報テーブルも不要で、従ってその変更も必要がなく、さらにダイナミックにグループ化の組み合わせが変わってもそのままで対応可能である。但しこのようなフレームでは、個別制御ヘッダー部の長さが一定ではなくなるので、アドレスの個数とその個数分のアドレスから個別制御ヘッダー部を構成するなどの約束をしておく必要がある。
【0023】
次に、図8の処理フローを用いて、マスター伝送装置における応答確認方法について述べる。スレーブ伝送装置の場合と同様に、信号送受信部181、伝送制御部171を介して受信バッファ16Iに受信フレームが受信・格納されると、図8の受信処理フローが起動される。ここでスレーブ伝送装置からの情報送信はマスター伝送装置宛のフレームのみで、同一情報が複数の宛先を持つことはなく、従って図2で説明したようなHLDC手順にもとづく通常の伝送フレームとする。但しフレームとしては、ここで説明する応答確認結果を示す応答フレームの他に、自分が送信したフレームが伝送路を一巡して戻ってきたフレームやスレーブ側の機器状態を示す情報を送るフレーム等もあるので、そのようなフレーム種別は図2の制御部C1、C2…に示されているとする。そして図8の処理では、まずこのフレーム種別をみることで応答フレームがどうかを判定する(ステップ801)。応答フレームでないときはそのフレーム対応の受信処理を行って終了する(ステップ802)。受信フレームが応答フレームであったときは、最下流伝送装置判定部16Jにて最下流伝送装置管理テーブル144を参照し、最下流のスレーブ伝送装置からのフレームであるかどうか判定する(ステップ803)。この判定で最下流伝送装置からのフレームであった場合、受信バッファ16I上の受信データをメモリ14A上の受信情報14Cに転送し(ステップ804)、この管理部11Aでチェックして応答を確認する。また、最下流伝送装置からのフレームでない場合は、受信バッファ16I上の受信データは廃棄する(ステップ805)。
【0024】
従来の伝送システムにおけるマスター伝送装置からの伝送フレームは、前述のように、各スレーブ伝送装置ごとにその宛先アドレスDAやフレームチェックシーケンスFCSを含むフレームを生成し、これを送信している。このため、各スレーブ伝送装置におけるエラーチェックは、自装置宛のフレームについてそのフレームチェックシーケンスFCSを用いて行い、他装置宛のフレームチェックを行うことはできない。従ってマスター伝送装置では各スレーブ伝送装置からの応答フレームを1つづつ全て受信処理して再送の要否を判定することになり、それ相応の処理量となる。一方、図3に示した本発明のシステムで用いる伝送フレームは、全てのスレーブ伝送装置宛の情報を1つのフレームにまとめ、1つのフレームチェックシーケンスFCSでチェックするので、全てのスレーブ伝送装置では同一のフレームの内容をチェックしている。従って、マスター伝送装置は図8のように、最下流伝送装置からの応答フレームをみるだけで全てのスレーブ伝送装置の応答を判断でき、エラーがあるときには再送等の処理を行える。従って、本発明のシステムでは、マスター伝送装置における応答確認処理を少ない処理量で行える利点がある。
【0025】
また、従来のシステムでは、マスター伝送装置からの情報を正常に受信したにも拘わらずその応答フレームに何らかの原因でエラーを生じたときは、マスター伝送装置は当該スレーブ伝送装置からの応答を確認できないため、改めて同じフレームを再送する。一方、本発明のシステムでは、このようなエラーが最下流伝送装置以外のスレーブ伝送装置の応答フレームに発生しても、それはマスター伝送装置では受信処理されないので、不必要な再送は行われることはない。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、マスター伝送装置と複数のスレーブ伝送装置間でフレーム伝送を行なう1:N伝送システムにおいて、複数スレーブ伝送装置宛に同時に同じ情報を送信する際に高効率伝送を実現でき、またマスター伝送装置における複数スレーブ伝送装置からの応答確認処理負荷を軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるデータの伝送システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】従来のHDLCフレームフォーマットの説明図である。
【図3】本発明のシステムで用いる伝送フレームの説明図である。
【図4】マスター伝送装置の送信処理フローである。
【図5】管理情報の説明図である。
【図6】本発明のシステムにおける伝送フレームの例である。
【図7】スレーブ伝送装置の受信処理フローである。
【図8】マスター伝送装置の受信処理フローである。
【符号の説明】
1 マスター伝送装置
2〜n スレーブ伝送装置
11〜1m1 制御機器
21〜2m2 制御機器
n1〜nmn 制御機器
101 伝送路
11A 管理部
14A メモリ
14B 送信情報
14C 受信情報
14D 管理情報
16A 情報管理部
16B 情報連結管理部
16C 最下流伝送装置判定部(送信系)
16D 宛先アドレス変換部(送信系)
16E 送信バッファ
16F 自宛情報検出部
16G 宛先アドレス変換部(受信系)
16H 情報分離管理部
16I 受信バッファ
16J 最下流伝送装置判定部(受信系)
171 伝送制御部
181 信号送受信部

Claims (3)

  1. システムを管理統括する複数のマスター制御機器を収容したマスター伝送装置と、各マスター制御機器からの制御情報を受けて動作する複数のスレーブ制御機器を収容する複数のスレーブ伝送装置と、この複数のスレーブ伝送装置及び前記マスター伝送装置とをループ上に接続し、HDLCフレーム伝送を行う伝送路とから成るデータ伝送システムにおいて、
    マスター伝送装置は、
    マスター制御機器からの送信情報ごとにその送信情報が送られる1又は複数のスレーブ制御機器に対して同一のグループ番号を定めてそのグループ番号と対応スレーブ制御機器の実アドレスとを対応づけて作成した第1のテーブルと、前記グループ番号ごとに定めたサブアドレスと当該グループ番号とを対応づけて作成した第2のテーブルと、マスター制御機器から複数の送信情報が入力されたときにそれら送信情報の宛先スレーブ制御機器の実アドレスをキーとして前記第1のテーブルを参照することにより対応するグループ番号のうち重複しないものを取り出す第1の手段と、この手段によりとり出された各グループ番号に対応するサブアドレスを前記第2のテーブルからとり出す第2の手段と、この手段により取り出された各サブアドレスと対応する送信情報との組を連結してHDLCフレームの制御部及び情報部を生成する第3の手段と、この手段により生成された制御部及び情報部と、ブロードキャストに設定された宛先アドレス部をもつ伝送フレームを生成し送信する第4の手段とを備え、
    各スレーブ伝送装置は、
    前記第1のテーブルと、前記第2のテーブルと、前記第4の手段により生成、送信された伝送フレームを受信するとその伝送フレーム中の前記宛先サブアドレスを順次取り出してその宛先サブアドレスをキーとして前記第2及び第1のテープルを参照することにより対応する1又は複数の実アドレスを順次取り出す第5の手段と、この手段によりとり出した実アドレスが自スレーブ伝送装置の収容するスレーブ制御機器の実アドレスを含んでいるときには対応送信情報を受信メモリに受信情報として格納する第6の手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送システム。
  2. システムを管理統括する複数のマスター制御機器を収容したマスター伝送装置と、各マスター制御機器からの制御情報を受けて動作する複数のスレーブ制御機器を収容する複数のスレーブ伝送装置と、この複数のスレーブ伝送装置及び前記マスター伝送装置とをループ上に接続し、HDLCフレーム伝送を行う伝送路とから成るデータ伝送システムにおいて、
    マスター伝送装置は、
    マスター制御機器から複数の送信情報が入力されたときに各送信情報ごとにその宛先である1又は複数のスレーブ制御機器の実アドレスをまとめた個別制御情報部とを対応する送信情報との組を生成する第1の手段と、この手段により生成された情報の組を連結してHDLCフレームの制御部及び情報部とし、かつその宛先アドレス部をブロードキャストとした1つの伝送フレームを生成し送信する第2の手段とを備え、
    スレーブ伝送装置は、
    前記第2の手段により生成送信された伝送フレームを受信すると前記個別制御情報部の実アドレスを順次取り出してその実アドレスが自スレーブ伝送装置の収容するスレーブ制御機器の実アドレスを含んでいるときには対応送信情報を受信メモリに受信情報として格納する第3の手段を備えると共に、
    更にマスター伝送装置は、前記生成、送信する伝送フレームの宛先となるスレーブ制御機器を収容するスレーブ伝送装置の内の最も下流に位置する最下流伝送装置を検出し記憶する第4の手段と、スレーブ伝送装置からの応答フレームを受信したときにその応答フレームが前記第4の手段により検出され記憶された最下流伝送装置であったときだけ当該応答フレームを受信する第5の手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送システム。
  3. 請求項1記載のデータ伝送システムにおいて、
    マスター伝送装置は、前記生成、送信する伝送フレームの宛先となるスレーブ制御機器を収容するスレーブ伝送装置の内の最も下流に位置する最下流伝送装置を検出し記憶する第7の手段と、スレーブ伝送装置からの応答フレームを受信したときにその応答フレームが前記第7の手段により検出され記憶された最下流伝送装置であったときだけ当該応答フレームを受信する第8の手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送システム。
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