JP3696470B2 - Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置 - Google Patents

Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3696470B2
JP3696470B2 JP2000044091A JP2000044091A JP3696470B2 JP 3696470 B2 JP3696470 B2 JP 3696470B2 JP 2000044091 A JP2000044091 A JP 2000044091A JP 2000044091 A JP2000044091 A JP 2000044091A JP 3696470 B2 JP3696470 B2 JP 3696470B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
input
power source
power
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000044091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001236131A (ja
Inventor
浩一 松田
充雄 佐伯
秀清 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2000044091A priority Critical patent/JP3696470B2/ja
Priority to US09/690,023 priority patent/US6404076B1/en
Priority to DE60029741T priority patent/DE60029741T2/de
Priority to EP00310022A priority patent/EP1128532B1/en
Publication of JP2001236131A publication Critical patent/JP2001236131A/ja
Priority to US10/097,832 priority patent/US6566766B2/en
Priority to US10/385,573 priority patent/US7148587B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3696470B2 publication Critical patent/JP3696470B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/10Arrangements incorporating converting means for enabling loads to be operated at will from different kinds of power supplies, e.g. from ac or dc

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、DC電圧を別のDC電圧に変換するDC−DC変換回路、複数の電源のうちの1つの電源を選択する電源選択回路、およびDC−DC変換回路を備えた機器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ノートパソコン等の携帯型電子機器装置の多くは、商用の電源から得た電力で動作するほか、電池が搭載され、その電池でも動作するように構成されている。
【0003】
そのように構成された機器装置には、通常、商用電源から得た電力と電池から得た電力との何れを機器装置の動作に用いるかを切り換える回路が組み込まれている(例えば、特開平9−182288号公報、特開平9−308102号公報参照)。ここに知られている回路は、商用電源から得た電力がその機器装置に供給されてきているときは、優先的にそちらの電力を使用し、商用電源からの電力供給が停止したことを検知して電池からの電力供給に切り替えるタイプのものである。その他、商用電源から得た電力の方が電池よりも一般的に電圧が高いことを利用し、複数の電力のうちの電圧が最も高い電力から電力供給を受けるように構成された電源切替回路も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電池の電圧は放電が進むにつれて一般的には徐々に低下していくため、機器装置には、その内部で使用される電力の電圧を一定に保つためDC−DC変換回路が備えられている。
【0005】
図7は、リニアレギュレータの第一例を示す回路図である。リニアレギュレータは、DC−DC変換回路の一種であり、一般的に広く使用されているものである。
【0006】
このリニアレギュレータ10は1つのLSIに搭載されたものであり、その入力端子INからは電圧Vinの電力が入力され、このリニアレギュレータ10ではその入力電圧Vinよりも低い出力電圧Vout(Vin>Vout)の電力に変換されて、出力端子OUTから出力電圧Voutの電力が出力される構成となっている。
【0007】
入力端子INと出力端子OUTとの間には、出力電圧調整用のNPNトランジスタ11が配置されており、入力端子INとそのNPNトランジスタ11のベースとの間には定電流源12が配置されている、この定電流源12から出力された電流はNPNトランジスタ11のベース電流として流れるほか、さらにもう1つのNPNトランジスタ13のコレクタ電流として流れる。このNPNトランジスタ13のエミッタは、接地端子GNDに接続され、その接地端子GNDは接地されている。出力端子OUTの電圧Voutは、2つの抵抗14,15で分圧された形で差動増幅器16のプラス入力端子に入力され、差動増幅器16のマイナス入力端子には、基準電圧源17により生成された基準電圧が入力されている。その差動増幅器16の出力端子は、NPNトランジスタ13のベースに接続されている。
【0008】
ここで、出力端子OUTの電圧Voutがあらかじめ設定されたある基準の出力電圧よりも高い電圧に偏倚すると差動増幅器16の出力電圧が高まり、NPNトランジスタ13に流れるコレクタ電流が増加し、定電流源12から流出した電流のうちNPNトランジスタ13のコレクタ電流として使われる分が増え、その結果出力電圧調整用のNPNトランジスタ11のベース電流が減り、出力端子OUTの電圧Voutが低下する。
【0009】
一方、これとは逆に、出力端子OUTの電圧Voutがあらかじめ設定されたある基準の出力よりも低い電圧に偏倚すると、差動増幅器16の出力電圧が低下し、NPNトランジスタ13に流れるコレクタ電流が減少し、その分トランジスタ11の電流が増え、出力端子OUTの電圧Voutが高まる。
【0010】
このような制御により、出力端子からは、一定の出力電圧Voutの電力が出力される。
【0011】
図8は、リニアレギュレータの第二例を示す回路図である。図7に示す第1例との相違点について説明する。
【0012】
この図8に示すリニアレギュレータ10’には、図7に示すリニアレギュレータ10における出力電圧調整用のNPNトランジスタ11に代えて、出力電圧調整用としてPNPトランジスタ18が備えられており、それに伴って、2つの抵抗14,15で分圧された形の、出力端子OUTの電圧Voutが差動増幅器16のマイナス入力端子に入力され、基準電圧源17は、その差動増幅器16のプラス入力端子に接続されている。
【0013】
ここで、出力端子OUTの電圧Voutがあらかじめ設定されたある基準の出力電圧よりも高い電圧に偏倚すると差動増幅器16の出力電圧が低下し、NPNトランジスタに流れるコレクタ電流が減少し、定電流源から流出する電流は一定であることからコレクタ電流が減少した分はPNPトランジスタ18のベース電流が減少し、このPNPトランジスタ21のベース電流の減少に伴って、出力端子OUTの電圧Voutが低下する。
【0014】
一方、これとは逆に、出力端子OUTの電圧Voutがあらかじめ設定されたある基準の出力電圧よりも低い電圧に偏倚すると差動増幅器16の出力電圧が上昇し、NPNトランジスタに流れるコレクタ電流が増加し、定電流源から流出する電流は一定であることからコレクタ電流が増加した分はPNPトランジスタ18のベース電流が増加し、このPNPトランジスタ21のベース電流の増加に伴って、出力端子OUTの電圧Voutが上昇する。
【0015】
図8に示すリニアレギュレータ10’では、このような制御により、出力端子OUTから、一定の電圧Voutの電力が出力される。
【0016】
図9は、リニアレギュレータの第三例を示す回路図である。
【0017】
図8に示す第二例との相違点は、図8に示す出力電圧調整用のPNPトランジスタ21に代わり、PチャンネルMOSトランジスタ19が配置されている点である。回路動作は、図8に示す第二例の場合と同一であり重複説明は省略する。
【0018】
図10は、スイッチングレギュレータの一例を示す回路図である。スイッチングレギュレータも、DC−DC変換回路の一種であり、一般的に広く使用されているものである。
【0019】
このスイッチングレギュレータの入力端子INからは電圧Vinの電力が入力され、第1および第2の出力端子OUT1,OUT2のうちの第2の出力端子OUT2からは出力電圧Vout(ここでは降圧型を対象にしており、したがってVin>Vout)の電力が出力される。2つの出力端子OUT1,OUT2の間には、外付けのコイル31が接続され、第2の出力端子OUT2とグランドとの間には外付けのコンデンサ32が接続されている。
【0020】
このスイッチングレギュレータ20の、外付けされたコイル31およびコンデンサ32を除く部分は1つのLSIに搭載されている。
【0021】
入力端子INと第1の出力端子OUT1との間には、PチャンネルMOSトランジスタ21が配置されており、そのゲートには、PWM比較器26の出力が接続されている。このPWM比較器26には、差動増幅器24の出力と三角波発振器27の出力が入力されている。PWM比較器26の作用については後述する。
【0022】
差動増幅器24のプラス入力端子には、第2の出力端子OUT2の電圧Voutが2つの抵抗22,23で分圧された形で入力され、差動増幅器24のマイナス入力端子には、基準電圧源25で生成された基準電圧が入力されている。また、第1の出力端子OUT1とグランド端子GNDとの間には第1の出力端子OUT1側がカソード、グランド端子GND側がアノードのダイオードが接続されている。グランド端子GNDは接地されている。
【0023】
ここで、PWM比較器26は、差動増幅器24の出力電圧と、三角波発振器27から出力される三角波形信号とを比較し、差動増幅器24の出力電圧の方が三角波形よりも低い電圧にあるときに‘H’レベル、差動増幅器24の出力電圧の方が三角波形よりも高い電圧にあるときに‘L’レベルのパルス信号を生成するものであり、MOSトランジスタ21のゲートにはそのパルス信号が入力され、そのMOSトランジスタ21はそのパルス信号のH’レベル,‘L’レベルの変化に従ってそれぞれ、オフ、オンとなる。すなわち、この、MOSトランジスタ21は入力電圧Vinを三角波形の繰り返し周波数と同じ繰り返し周波数でスイッチングする。
【0024】
ダイオード28、コイル31、およびコンデンサ32はスイッチング後の入力電圧Vinを平滑化してVoutを生成する役割りを担っている。
【0025】
出力電圧Voutが設定された電圧よりも僅かに上昇すると、差動増幅器24の出力電圧が低くなり、PWM比較器26で生成されるパルス信号のパルス幅(‘L’レベルのパルス幅)が僅かに狭まって出力電圧Voutが低下する。これとは逆に、出力電圧Voutが下がると、差動増幅器24の出力電圧が高くなり、PWM比較器26で生成されるパルス信号のパルス幅(‘L’レベルのパルス幅)が広がり、出力電圧Voutが上昇する。このスイッチングレギュレータ20では、このようにして一定電圧Voutの電力が出力されるように制御される。
【0026】
ここで、例えばパソコン等の電子機器装置内には複数の異なるDC電圧それぞれで動作する回路部分が存在することが多く、そのような機器装置内には、それぞれ別々の電圧の電力を出力する複数のDC−DC変換回路が備えられている。DC−DC変換回路は、DC電圧の変換の際にかなり無駄に電力を消費し、消費電力の増大化を招き、電池の消耗を早めたり機器装置の温度上昇を招くなど弊害がある。例えば図7〜図9に示すリニアレギュレータ方式のDC−DC変換回路の場合、16Vの入力電圧から3.3Vの出力電圧に変換するには、変換効率は20%となり、残りの80%は全て電力損失となる。特に、内部で複数の異なるDC電圧が使用され、それら複数の異なるDC電圧を作るために複数のDC−DC変換回路を必要とする機器装置においては、DC−DC変換回路における変換効率をいかに向上させるかが問題となる。
【0027】
本発明は、上記事情に鑑み、変換効率の高いDC−DC変換回路、既存のDC−DC変換回路を使って変換効率の高い電圧変換を行なわせるための電源選択回路、およびそのような変換効率の良いDC−DC変換回路を内蔵した機器装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のDC−DC変換回路のうちの第1のDC−DC変換回路は、複数の入力端子を有し、これら複数の入力端子それぞれから複数のDC電源それぞれが入力され、これら複数のDC電源のうちの、電圧が所定電圧以上であることを条件に最低の電圧のDC電源を選択する電源選択部と、出力端子を有し、電源選択部で選択されたDC電源の電圧を、その電圧よりも低い所定の電圧に変換して出力端子から出力する降圧型のレギュレータ部とを備えたことを特徴とする。
【0029】
前述したように、リニアレギュレータ方式のDC−DC変換回路の場合、16Vを3.3Vに変換するには変換効率は20%であるが、5Vの電源が存在する場合、その5Vの電源を使って3.3Vに変換する時の変換効率は66%となる。このように、出力電圧にできるだけ近い入力電圧から出力電圧を得ることにより、変換効率を大きく改善することができる。できるだけ低い入力電圧を使った方が効率が上がるのは、リニアレギュレータ方式のみでなくスイッチングレギュレータ方式の場合も同様である。
【0030】
本発明の第1のDC−DC変換回路は、この原理を利用したものである。
【0031】
すなわち、電源選択部では、入力された複数のDC電源のうち最低の電圧のDC電源を選択してレギュレータ部に渡す。ただし、最低の電圧とは言っても、電源が接続されていない、あるいはその接続された電源が機能しておらず0Vにあるのを最低の電圧として検知するのを防止するため、所定電圧以上であることを条件とする。レギュレータ部では、このようにして選択されたDC電源の電圧をその電圧よりも低いDC電圧に変換して出力する。こうすることにより、そのときの電源の状況に応じて最適な電源が選択された高効率の電圧変換が可能となる。
【0032】
また、本発明のDC−DC変換回路のうちの第2のDC−DC変換回路は、所定の第1のDC電源が入力される第1の入力端子と、第1のDC電源の電圧よりも低い電圧の第2のDC電源が入力される第2の入力端子とを有し、第2の入力端子から入力された第2のDC電源の電圧が所定電圧以上であるか否かに応じて、それぞれ、第2の入力端子から入力された第2のDC電源を、および第1の入力端子から入力された第1のDC電源を、選択する電源選択部と、出力端子を有し電源選択部で選択されたDC電源の電圧をその電圧よりも低い所定の電圧に変換して出力端子から出力する降圧型のレギュレータ部とを備えたことを特徴とする。
【0033】
第1の入力端子から入力される第1のDC電源と比べ第2の入力端子から入力される第2のDC電源の電圧の方が低いDC電源であることが定まっている場合、あるいは結線上そのように構成されている場合は、上記の本発明の第1のDC−DC変換回路の考え方を踏襲しつつ、電源選択部を上記のように簡略化することができる。
【0034】
ここで、本発明の第1および第2のDC−DC変換回路のいずれにおいても、上記レギュレータ部は、リニアレギュレータからなるものであってもよい。この場合に、電源選択部、およびリニアレギュレータで構成されるレギュレータ部が、1チップの集積回路内に構成されてなることが好ましい。あるいは、出力電圧調整用のトランジスタを外付けする場合は、電源選択部、およびリニアレギュレータで構成されるレギュレータ部のうちの外付けされる出力電圧調整用トランジスタを除く部分が、1チップの集積回路内に構成されてなることが好ましい。
【0035】
また、本発明の第1および第2のDC−DC変換回路のいずれにおいても、上記レギュレータ部は、スイッチングレギュレータからなるものであってもよい。この場合、電源選択部、およびスイッチングレギュレータで構成されるレギュレータ部のうちの外付けされる電圧平滑化回路部分を除く部分が、1チップの集積回路内に構成されてなることが好ましい。
【0036】
1チップの集積回路内に構成することで、一層の安定動作、コストダウン、省スペースを実現することができる。
【0037】
また、上記目的を達成する本発明の電源選択回路のうちの第1の電源選択回路は、複数のDC電源それぞれが入力される複数の入力端子と、それら複数の入力端子に接続された複数のDC電源の中から、電圧が所定電圧以上であることを条件に最低の電圧のDC電源を選択する電源選択部と、電源選択部で選択されたDC電源を出力する出力端子とを備えたことを特徴とする。
【0038】
また、本発明の電源選択回路のうちの第2の電源選択回路は、所定の第1のDC電源およびその第1のDC電源の電圧よりも低い第2の電圧の第2のDC電源がそれぞれ入力される第1および第2の入力端子と、第2の入力端子から入力された第2の電源の電圧が所定電圧以上であるか否かに応じて、それぞれ、第2の入力端子から入力された第2のDC電源を、および第1の入力端子から入力された第1のDC電源を選択する電源選択部と、電源選択部で選択されたDC電源を出力する出力端子とを備えたことを特徴とする。
【0039】
本発明の第1および第2の電源選択回路は、それぞれ、本発明の第1および第2のDC−DC変換回路の各電源選択部に相当するものであり、これら第1および第2の電源選択回路の後段に、本発明の第1および第2のDC−DC変換回路のレギュレータ部に相当するDC−DC変換回路を接続して、そのDC−DC変換回路に高効率のDC−DC変換を行なわせることができる。
【0040】
また、上記目的を達成する本発明の機器装置は、電力の供給を受けて動作する機器装置において、
所定の第1のDC電源の第1のDC電圧を、その第1の電圧よりも低い所定の第2のDC電圧に変換して出力する降圧型の第1のDC−DCコンバータ、
第1のDC−DCコンバータで得られた第2のDC電圧の電力の供給を受けて動作する第1の動作回路、
DC電圧の供給を受けそのDC電圧よりも低い所定の第3のDC電圧に変換して出力する降圧型のレギュレータ部と、上記第1のDC電源と上記第1のDC−DCコンバータの出力との双方が入力され、第1のDC−DCコンバータの出力が所定電圧以上であるか否かに応じて、それぞれ、第1のDC−DCコンバータの出力を、および第1のDC電源を、上記レギュレータ部に伝達する電源選択部とを有する第2のDC−DCコンバータ、および
第2のDC−DCコンバータで得られた第2のDC電圧の電力の供給を受けて動作する第2の動作回路を備えたことを特徴とする。
【0041】
本発明の機器装置は、内部に第1のDC−DCコンバータと第2のDC−DCコンバータとの2つのDC−DCコンバータを備え、より低いDC電圧を出力する第2のDC−DCコンバータを本発明の第1あるいは第2のDC−DC変換回路の構成としたことにより、全体として効率のよいDC−DC変換が行なわれ、消費電力の低減化、機器装置の温度上昇の抑制が実現できる。
【0042】
ここで、機器装置内部では電源系統等はあらかじめ配線されているのが一般的であり、したがって上記第2のDC−DCコンバータとして本発明の第2のDC−DC変換回路の構成を用いることができるのが一般的であるが、本発明の第1のDC−DC変換回路を採用してもよい。そのときには、上記の第2のDC−DCコンバータの電源選択部は、第1のDC−DCコンバータの出力が所定電圧未満である場合において、第1のDC電源も所定電圧未満であったときは、第1のDC−DCコンバータの出力をレギュレータ部に伝達する経路と、第1のDC電源をレギュレータ部に伝達する経路との双方を遮断するものとなる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0044】
図1は、本発明の電源選択回路の第1実施形態を含む、本発明のDC−DC変換回路の第1実施形態の回路図である。
【0045】
図1に示すDC−DC変換回路100は、入力選択回路110とリニアレギュレータ部10とから構成される。ここでは、このDC−DC変換回路100は、その全体が1つのLSIチップ190内に搭載されている。入力選択回路110は、本発明の電源選択回路の一実施形態でもある。
【0046】
この入力選択回路110には、DC電源がそれぞれ接続される2つの入力端子IN1,IN2が備えられており、ここでは、各入力端子IN1,IN2から、入力電圧Vin1,Vin2が入力されるものとする。
【0047】
各入力端子IN1,IN2と、入力選択回路110からリニアレギュレータ部10への信号受け渡しのためのノードTML(入力選択回路110をリニアレギュレータ部10とは切り離された回路として構成する(例えば入力選択回路110のみを1つのLSIに搭載する)場合は、そのノードTMLは入力選択回路110の出力端子となる)との間に、入力端子IN1,IN2側がアノードの各ダイオード111,112と、各PチャンネルMOSトランジスタ113,114が配置されている。また各PチャンネルMOSトランジスタ113,114の各入力側と各ゲートは各抵抗115,116を介して接続されている。また、各PチャンネルMOSトランジスタ113,114のゲートとグランド端子GNDとの間には各NチャンネルMOSトランジスタ117,118が配置されている。グランド端子GNDは接地されている。
【0048】
また、この入力選択回路には、第1、第2および第3のコンパレータ121,122,123と1つの基準電圧源124が備えられており、第1のコンパレータ121には、そのプラス入力端子にダイオード111のカソード、そのマイナス入力端子に基準電圧源124が接続され、第2のコンパレータ122には、プラス入力端子5にダイオード112のカソード、マイナス入力端子にダイオード111のカソードが接続され、第3のコンパレータ123には、そのプラス入力端子に基準電圧源124、マイナス入力端子にダイオード112のカソードが接続されている。
【0049】
それら3つのコンパレータ121,122,123の出力は、ANDゲート131とORゲート132とからなる第1の論理回路133を経てNチャンネルMOSトランジスタ117に伝達され、また、ORゲート134とNANDゲート135とからなる第2の論理回路136を経由してもう1つのNチャンネルMOSトランジスタ118のゲートに伝達される。
【0050】
ここで、第1のコンパレータ121は、第1の入力端子IN1の電圧Vin1と基準電圧源124の電圧を比較し、第1の入力端子IN1の電圧Vin1の方が基準電圧源124の電圧よりも高い電圧であるか否かが判定される。換言すると、第1の入力端子IN1に電源がきちんと接続されているか否かが判定される。
【0051】
これと同様に、第3のコンパレータ123は、第2の入力端子IN2の電圧Vin2と基準電圧源124の電圧を比較し、第2の入力端子IN2の電圧Vin2の方が基準電圧源124の電圧よりも高い電圧であるか否かが判定される。これも、第2の入力端子IN2に電源がきちんと接続されているか否かの判定である。
【0052】
第2のコンパレータ122は、第1のコンパレータ121および第3のコンパレータ123とは異なり、2つの入力端子IN1,IN2のそれぞれの電圧Vin1,Vin2の相互を比較している。
【0053】
入力端子IN1の電圧Vin1が基準電圧以上の電圧であって、かつVin1<Vin2のときは、第1の論理回路133から、‘H’レベルの信号が出力されてNMOSトランジスタ117が導通状態となり、PMOSトランジスタ113のゲートがグランド側の電位に引き下げられてそのPMOSトランジスタ113が導通状態となり、第1の入力端子IN1の電圧Vin1がノードTMLを経てリニアレギュレータ部10に伝達される。このとき、第2の論理回路136の出力(NMOSトランジスタ118のゲート)は‘L’レベルとなってNMOSトランジスタ118は遮断状態となり、PMOSトランジスタ114も遮断状態となり、第2の入力端子IN2の電圧Vin2の、リニアレギュレータ部10への伝達は行なわれない。
【0054】
ここで、一例として、Vin1=5.0V、Vin2=16.0Vとすると、リニアレギュレータ部10が3.3Vの電圧を出力するものである場合、入力選択回路110では、Vin1=5.0Vが選択されるため、リニアレギュレータ部10の効率は66%となる。
【0055】
また、これとは逆に、Vin2<Vin1のときは、Vin2が基準電圧以上の電圧であることを条件として、第1の論理回路133の出力が‘L’レベル、第2の論理回路136の出力が‘H’レベルとなる。これにより、NMOSトランジスタ117およびPMOSトランジスタ113が遮断状態となって、リニアレギュレータ部10へのVin1の伝達が阻止されるとともに、NMOSトランジスタ118およびPMOSトランジスタ114が導通状態となってVin2がリニアレギュレータ部10に伝達される。この場合、一例として、Vin1=16.0V、Vin2=5.0Vとし、リニアレギュレータ部10が3.3Vの電圧を出力するものであるとすると、入力選択回路110ではVin2=5.0Vが選択されるため、リニアレギュレータ部の効率は66%となる。
【0056】
また、Vin1は基準電圧以上であるが、Vin2が基準電圧未満である(典型的には入力端子IN2が電源から外れている)ときは、第1のコンバータ121は‘H’レベルの信号、第2のコンバータ122は‘L’レベルの信号、第3のコンバータ123は‘H’レベルの信号を出力し、その結果、第1の論理回路133からは‘H’レベルの信号、第2の論理回路136からは‘L’レベルの信号が出力され、NMOSトランジスタ117が導通状態となってPMOSトランジスタ113も導通状態となり、一方、NMOSトランジスタ118は遮断状態となってPMOSトランジスタ114も遮断状態となる。したがって、この場合、リニアレギュレータ部10へは、第1の入力端子IN1から入力された電圧Vin1が伝達される。リニアレギュレータ部10が3.3Vの電圧を出力するものである場合、そのリニアレギュレータ部10の効率は、Vin1=5.0Vの場合は66%、Vin1=16.0Vの場合は20%となる。
【0057】
一方、これとは逆に、Vin1が基準電圧未満であって(典型的には入力端子IN1が電源から外れている)、Vin2が基準電圧以上であるときは、第1のコンパレータ121からは‘L’レベルの信号、第2のコンパレータ122からは‘H’レベルの信号、第3のコンパレータ123からは‘L’レベルの信号がそれぞれ出力され、その結果、第1の論理回路133からは‘L’レベルの信号、第2の論理回路136からは‘H’レベルの信号が出力される。したがって、NMOSトランジスタ117は遮断状態となってPMOSトランジスタ113も遮断状態となり、一方、NMOSトランジスタ118は導通状態となってPMOSトランジスタ114も導通状態となる。したがって、リニアレギュレータ部10へは、第2の入力端子IN2から入力された電圧Vin2が伝達される。リニアレギュレータ部10が3.3Vの電圧を出力するものである場合において、Vin2=5.0Vの場合、リニアレギュレータ部10の効率は66%、Vin2=16.0Vの場合、リニアレギュレータ部10の効率は20%となる。
【0058】
リニアレギュレータ部10は、図7に示すリニアレギュレータと同一の構成であり、図7を参照して説明した原理により、2つの入力端子IN1,IN2の各電圧Vin1,Vin2のいずれよりも低い、安定した出力電圧Vout(Vout<Vin1,Vin2)、例えばVout=3.3Vを生成して出力端子OUTから出力する。
【0059】
このようにして、この図1に示すDC−DC変換回路100の場合、2つの入力各電圧Vin1,Vin2のうち、基準電圧以上であることを条件として、電圧の小さい方がリニアレギュレータ部10に伝達されて出力電圧Voutの生成に使用されるため、変換効率の良いDC−DC変換が行なわれる。
【0060】
図2は、本発明の電源選択回路の第2実施形態を含む、本発明のDC−DC変換回路の第2実施形態の回路図である。
【0061】
図2に示すDC−DC変換回路200は、図1に示す第1実施形態の入力選択回路110よりも簡易化された入力選択回路210と、図1に示す第1実施形態のリニアレギュレータ部10と同一構成のリニアレギュレータ部10を備えている。ここでは、図1に示す第1実施形態の場合と同様、このDC−DC変換回路200は、その全体が1つのLSIチップ290内に搭載されている。
【0062】
この図2に示すDC−DC変換回路200は、各入力端子IN1,IN2からVin1>Vin2であることが保証された状態にある各入力電圧Vin1,Vin2が入力されることを予定した回路である。このVin1>Vin2であることの保証は、例えば接続コネクタの型式を異なるものとしたり、機器装置内部等ではあらかじめ固定的に配線されていること等により実現される。
【0063】
2つの入力端子IN1,IN2のうちの第1の入力端子IN1と、入力選択回路210とリニアレギュレータ部10との間を結ぶノードTML(入力選択回路(本発明にいう電源選択回路の一例)をリニアレギュレータ部10とは切り離された回路として構成する(例えば入力選択回路210のみを1つのLSIチップに搭載する)場合は、そのノードTMLは入力選択回路210の出力端子となる)との間に、入力端子IN1側がアノードのダイオード211と、PMOSトランジスタ213が配置されている。そのPMOSトランジスタ213の、ダイオード211側とそのゲートは、抵抗215を介して接続されている。またそのPMOSトランジスタ213のゲートとグランド端子GNDとの間にはNMOSトランジスタ217が配置されている。グランド端子GNDは接地されている。
【0064】
また、もう一方の入力端子IN2と、ノードTMLとの間には、入力端子2側がアノードのダイオード212が配置されており、そのダイオード212のカソードはコンパレータ221のマイナス入力端子にも接続されている。さらにここには基準電圧源224が備えられておりその基準電圧源224はコンパレータ221のプラス入力端子に接続されている。そのコンパレータ221の出力は、NMOSトランジスタ217のゲートに接続されている。
【0065】
ここで、コンパレータ221では、第2の入力端子IN2の電圧Vin2と基準電圧源224で得られた基準電圧とが比較される。これは、第2の入力端子IN2に電源がきちんと接続されているか否かの判定である。
【0066】
Vin2が基準電圧よりも高いときは、コンパレータ221の出力は‘L’レベルとなってNMOSトランジスタ217が遮断状態となり、これによりPMOSトランジスタ213も遮断状態となって、第1の入力端子IN1の電圧Vin1がリニアレギュレータ部10に伝達されるのが阻止され、リニアレギュレータ部10には、第2の入力端子IN2の電圧Vin2が伝達される。一方、第2の入力端子IN2の電圧が、例えば第2の入力端子に電源が接続されていない、あるいは第2の入力端子に接続された電源がオフ状態にあるなど、基準電圧よりも低い電圧(典型的には0V)のときは、コンパレータ221の出力が‘H’レベルとなってNMOSトランジスタ217が導通状態となり、したがってPMOSトランジスタ213も導通状態となり、第1の入力端子IN1の電圧Vin1がリニアレギュレータ部10に伝達される。
【0067】
このように、この図2の入力選択回路210は、Vin1>Vin2の条件が保証されている場合に有効な回路であって、Vin2が有効なときはVin2がリニアレギュレータ部10に伝達され、Vin2が無効(0V等)のときはVin1がリニアレギュレータ部10に伝達される。
【0068】
リニアレギュレータ部10は、図1に示すリニアレギュレータ部と同一の構成であり、各電圧Vin1,Vin2のいずれよりも低い安定した出力電圧Voutを生成して出力端子OUTから出力する。
【0069】
このようにして、この図2に示すDC−DC変換回路200の場合も、2つの入力電圧Vin1,Vin2(Vin1>Vin2)のうち、Vin2が有効のときはVin2がリニアレギュレータ部10に伝達されて出力電圧Voutの生成に使用され、効率変換の良いDC−DC変換が行なわれる。
【0070】
図3は、本発明のDC−DC変換回路の第3の実施形態の回路図である。図2に示す第2実施形態との相違点について説明する。
【0071】
この図3に示すDC−DC変換回路300の、図2に示す第2実施形態との相違点は、リニアレギュレータ部10を構成する出力電圧調整部のNPNトランジスタ11を除く部分が1つのLSIチップ390に搭載されており、NPNトランジスタ11が外付けされている点である。このため、LSIチップ390は、図2の第2実施形態の出力端子OUTに相当する出力端子OUT3のほか2つの出力端子OUT1,OUT2を必要としている。
【0072】
回路動作上は、図2の第2実施形態と同一であるため重複説明は省略するが、トランジスタ11が外付けされている理由は、このDC−DC変換回路300が二次側(出力端子の先)でかなりの大電力を消費することができるよう、大電流容量の仕様のものであって、トランジスタ11としてそれに耐えることができるレベルのものを使用する必要があることから、そのトランジスタ11が大型のトランジスタとなり、また例えば放熱フィン等を取り付けて放熱する必要があるなど、LSIチップに内蔵するには不向きなトランジスタだからである。
【0073】
このように、リニアレギュレータ方式のDC−DC変換回路において、出力電圧調整用のトランジスタは外付けされる場合もある。
【0074】
図4は、本発明のDC−DC変換回路の第4の実施形態の回路図である。
【0075】
この図4に示すDC−DC変換回路400は、図1にも示した本発明の電源選択回路の第1実施形態である入力選択回路110と、図10に示したスイッチングレギュレータと同一のスイッチングレギュレータ部20とからなる。これらの入力選択回路110とスイッチングレギュレータ部20の回路動作はいずれも説明済であるため、ここでの説明は省略する。この図4に示すDC−DC変換回路は、スイッチングレギュレータ部20を構成するコイル31とコンデンサ32を除いて1つのLSIチップ490に搭載されている。コイル31およびコンデンサ32はかなり大型のものであり、LSIチップ内に搭載するのはなじまないからである。
【0076】
入力選択回路110では、2つの入力端子IN1,IN2から2つの入力電圧Vin1,Vin2(Vin1とVin2はいずれが低い電圧であってもよい)が入力され、それら2つの入力電圧Vin1,Vin2のうち、基準電圧以上であることを条件として低い方の電圧がスイッチングレギュレータ部20に入力される。スイッチングレギュレータ部20はVin1,Vin2のいずれよりも低い出力電圧Voutを生成して出力する降圧型のものであるため、より低い入力電圧(ただし当然ながら出力電圧Vout以上)を基にして出力電圧Voutを生成した方が変換効率がよい。このように、この図4に示す実施形態においても、Vin1,Vin2のうちの低い方の電圧を入力して出力電圧Voutを生成する方式が採用されており、効率のよいDC−DC変換を実現している。
【0077】
図5は、本発明のDC−DC変換回路の第5実施形態の回路図である。
【0078】
図5に示すDC−DC変換回路500は、図2に示した、本発明の電源選択回路の第2実施形態である入力選択回路210と、図4に示したスイッチングレギュレータ部20と同一のスイッチングレギュレータ部20とからなる。これらの入力選択回路210およびスイッチングレギュレータ部20の回路動作はいずれも説明済であるため、ここでの説明は省略する。この図5に示すDC−DC変換回路は、図4の第4実施形態と同様、スイッチングレギュレータ部20を構成するコイル31とコンデンサ32を除いて、1つのLSIチップ590に搭載されている。
【0079】
入力選択回路110では、2つの入力端子IN1,IN2双方に電源が接続される場合は必ずVin1>Vin2を満足することが保証されたものであり、これを満足する限りにおいて、Vin2が所定の基準電圧以上の電圧である場合にVin2がスイッチングレギュレータ部20に伝達され、Vin2が基準電圧以下の電圧である場合にVin1がスイッチングレギュレータ部20に伝達される。したがってスイッチングレギュレータ部20では、全体として高効率のDC−DC変換が行なわれる。
【0080】
図6は、本発明の機器装置の一実施形態を示したブロック図である。
【0081】
この機器装置600は、例えばノートパソコン等であり、外部のACアダプタ(図示せず)において商用電源から生成された16.0VのDC電力と、内蔵電池611からの12〜9VのDC電力が、それぞれ各ダイオード612,613を経由して入力される。ACアダプタからのDC電力の方が16.0Vであって電池の電圧(12〜9V)よりも高いので、ACアダプタからDC電力が入力されているときはダイオード613の作用により電池から電力は流出しない。ACアダプタからの電力入力が無くなり、かつこの機器装置が動作しているときは、電池611から電力が供給される。ACアダプタからの電力あるいは電池611からの電力は、DC−DCコンパレータ614(本発明にいう第1のDC−DCコンバータの一例)とレギュレータ615(本発明の第2のDC−DCコンバータの一例)に入力される。
【0082】
DC−DCコンパレータ614は入力された電力を基に5.0Vの電力を生成して第1の動作回路616に供給するものであり、この第1の動作回路616は、DC−DCコンバータ614で生成された5.0Vの電力により駆動されて動作する。このDC−DCコンバータ614には、そのDC−DCコンバータの動作をオン/オフするための制御信号(オン/オフ信号)が入力され、第1の動作回路616を動作させる必要がないときは省電力化のためにDC−DCコンバータ614自体の動作も停止している。
【0083】
レギュレータ615には、ACアダプタあるいは電池611からの電力のほか、DC−DCコンバータ614で生成された5.0Vの電力が入力され、このレギュレータ615ではそれら入力された2つの電力のうちの電圧の低い方の電力を基に、3.3Vの電力が生成される。レギュレータ615で生成された3.3Vの電力は、第2の動作回路617に供給され、第2の動作回路617は、そのレギュレータ615から供給され3.3Vの電力で動作する。この第2の動作回路617は、無停電で動作させつづけておく必要のある回路等から構成されている。
【0084】
レギュレータ615には、前述した本発明のDC−DC変換回路の各種実施形態のうちのいずれれを採用してもよいが、機器装置内に組み込まれるものであるためあらかじめ配線されることから、例えば典型的には、図2に示すDC−DC変換回路画採用される。
【0085】
DC−DCコンバータ614が動作していて、レギュレータ615に、DC−DCコンバータ614からの5.0Vの電力が入力されているときは、レギュレータ615では、その5.0Vの電力を基にして3.3Vの電力が生成され、DC−DCコンバータ614の動作が停止すると、レギュレータ615は、ACアダプタからの16.0Vの電力、あるいはACアダプタが接続されていないときは電池611からの12〜9Vの電力を基に3.3Vの電力を生成する。
【0086】
このように、レギュレータ615は、DC−DCコンバータ614が動作してるときはそこで生成された5.0Vの電力から3.3Vの電力を生成するように構成されているため、レギュレータ615で、DC−DCコンバータが動作しているか否かにかかわらずACアダプタあるいは電池からの電力を使うようにした場合と比べ省電力化が実現する。
【0087】
尚、レギュレータ615として、例えば図1に示すDC−DC変換回路を採用してもよい。この場合、配線にあたってDC−DCコンバータ614の入力と出力を2つの入力端子のいずれに接続してもよく、配線作業が容易となり、かつそれら2本の配線を取り違えるという配線ミスが本質的に防止されることになる。
【0088】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば高効率のDC−DC変換を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源選択回路の第1実施形態を含む、本発明のDC−DC変換回路の第1実施形態の回路図である。
【図2】本発明の電源選択回路の第2実施形態を含む、本発明のDC−DC変換回路の第2実施形態の回路図である。
【図3】本発明のDC−DC変換回路の第3の実施形態の回路図である。
【図4】本発明のDC−DC変換回路の第4の実施形態の回路図である。
【図5】本発明のDC−DC変換回路の第5実施形態の回路図である。
【図6】である。
【図7】リニアレギュレータの第一例を示す回路図である。
【図8】リニアレギュレータの第二例を示す回路図である。
【図9】リニアレギュレータの第三例を示す回路図である。
【図10】スイッチングレギュレータの一例を示す回路図である。
【符号の説明】
10,10’,10’’ リニアレギュレータ
11 NPNトランジスタ
12 定電流源
13 NPNトランジスタ
14,15 抵抗
16 差動増幅器
17 基準電圧源
18 PNPトランジスタ
19 PチャンネルMOSトランジスタ
20 スイッチングレギュレータ
21 NPNトランジスタ
22,23 抵抗
24 差動増幅器
25 基準電圧源
26 PWM比較器
27 三角波発振器
28 ダイオード
31 コイル
32 コンデンサ
100,200,300,400,500 DC−DC変換回路
110 入力選択回路
111,112 ダイオード
113,114 PチャンネルMOSトランジスタ
115,116 抵抗
117,118 NチャンネルMOSトランジスタ
121,122,123 コンパレータ
124 基準電圧源
131 ANDゲート
132 ORゲート
133 第1の論理回路
134 ORゲート
135 NANDゲート
136 第2の論理回路
190,290,390,490,590 LSIチップ
210 入力選択回路
211,212 ダイオード
213 PMOSトランジスタ
215 抵抗
217 NMOSトランジスタ
221 コンパレータ
224 基準電圧源
600 機器装置
611 内蔵電池
612,613 ダイオード
614 DC−DCコンパレータ
615 レギュレータ
616 第1の動作回路
617 第2の動作回路
IN1,IN2 入力端子
OUT,OUT1,OUT2,OUT3 出力端子

Claims (8)

  1. 所定の第1のDC電源が入力される第1の入力端子と、該第1のDC電源の電圧よりも低い電圧の第2のDC電源が入力される第2の入力端子とを有し、該第2の入力端子から入力された第2のDC電源の電圧が所定電圧以上であるか否かに応じて、それぞれ、前記第2の入力端子から入力された第2のDC電源を、および第1の入力端子から入力された第1のDC電源を選択する電源選択部と、前記電源選択部で選択されたDC電源の電圧を該電圧よりも低い所定の電圧に変換して出力端子から出力する降圧型のレギュレータ部とを備えたことを特徴とするDC−DC変換回路。
  2. 前記レギュレータ部が、リニアレギュレータからなることを特徴とする請求項1記載のDC−DC変換回路。
  3. 前記電源選択部、およびリニアレギュレータで構成される前記レギュレータ部が、1チップの集積回路内に構成されてなることを特徴とする請求項記載のDC−DC変換回路。
  4. 前記電源選択部、およびリニアレギュレータで構成される前記レギュレータ部のうちの外付けされる出力電圧調整用トランジスタを除く部分が、1チップの集積回路内に構成されてなることを特徴とする請求項記載のDC−DC変換回路。
  5. 前記レギュレータ部が、スイッチングレギュレータからなることを特徴とする請求項記載のDC−DC変換回路。
  6. 前記電源選択部、およびスイッチングレギュレータで構成される前記レギュレータ部のうちの外付けされる電圧平滑化回路部分を除く部分が、1チップの集積回路内に構成されてなることを特徴とする請求項記載のDC−DC変換回路。
  7. 所定の第1のDC電源および該第1のDC電源の電圧よりも低い第2の電圧の第2のDC電源がそれぞれ入力される第1および第2の入力端子と、前記第2の入力端子から入力された第2の電源の電圧が所定電圧以上であるか否かに応じて、それぞれ、前記第2の入力端子から入力された第2のDC電源を、および前記第1の入力端子から入力された第1のDC電源を選択する電源選択部と、前記電源選択部で選択されたDC電源を出力する出力端子とを備えたことを特徴とする電源選択回路
  8. 電力の供給を受けて動作する機器装置において、
    所定の第1のDC電源の第1のDC電圧を、該第1の電圧よりも低い所定の第2のDC電圧に変換して出力する降圧型の第1のDC−DCコンバータ、
    前記第1のDC−DCコンバータで得られた前記第2のDC電圧の電力の供給を受けて動作する第1の動作回路、
    DC電圧の供給を受けて該DC電圧よりも低い所定の第3のDC電圧に変換して出力する降圧型のレギュレータ部と、前記第1のDC電源と前記第1のDC−DCコンバータの出力との双方が入力され、該第1のDC−DCコンバータの出力が所定電圧以上であるか否かに応じて、それぞれ、前記第1のDC−DCコンバータの出力を、および前記第1のDC電源を、前記レギュレータ部に伝達する電源選択部とを有する第2のDC−DCコンバータ、および
    前記第2のDC−DCコンバータで得られた前記第2のDC電圧の電力の供給を受けて動作する第2の動作回路を備えたことを特徴とする機器装置。
JP2000044091A 2000-02-22 2000-02-22 Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置 Expired - Fee Related JP3696470B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000044091A JP3696470B2 (ja) 2000-02-22 2000-02-22 Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置
US09/690,023 US6404076B1 (en) 2000-02-22 2000-10-17 DC-DC converter circuit selecting lowest acceptable input source
DE60029741T DE60029741T2 (de) 2000-02-22 2000-11-10 Gleichstrom-Gleichstromwandlerschaltung, Stromversorgungsauswahlschaltung und Gerät
EP00310022A EP1128532B1 (en) 2000-02-22 2000-11-10 DC-DC converter circuit, power supply selection circuit, and apparatus
US10/097,832 US6566766B2 (en) 2000-02-22 2002-03-15 DC-DC converter circuit, power supply selection circuit, and apparatus
US10/385,573 US7148587B2 (en) 2000-02-22 2003-03-12 DC-DC converter circuit, power supply selection circuit, and apparatus useful for increasing conversion efficiency

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000044091A JP3696470B2 (ja) 2000-02-22 2000-02-22 Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001236131A JP2001236131A (ja) 2001-08-31
JP3696470B2 true JP3696470B2 (ja) 2005-09-21

Family

ID=18566911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000044091A Expired - Fee Related JP3696470B2 (ja) 2000-02-22 2000-02-22 Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置

Country Status (4)

Country Link
US (3) US6404076B1 (ja)
EP (1) EP1128532B1 (ja)
JP (1) JP3696470B2 (ja)
DE (1) DE60029741T2 (ja)

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3696470B2 (ja) * 2000-02-22 2005-09-21 富士通株式会社 Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置
US6646424B2 (en) * 2001-12-21 2003-11-11 Micrel, Incorporated Apparatus for converting voltage with regulator
JP3686042B2 (ja) * 2002-02-06 2005-08-24 株式会社リコー 直流安定化電源装置
US6801027B2 (en) 2002-09-26 2004-10-05 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Power conversion in variable load applications
JP3852399B2 (ja) * 2002-11-29 2006-11-29 株式会社リコー 電源切替回路
EP1439443B9 (de) * 2003-01-14 2016-01-20 Infineon Technologies AG Schaltung zur Spannungsversorgung und Verfahren zur Erzeugung einer Versorgungsspannung
US7031463B2 (en) * 2003-02-14 2006-04-18 Arris International, Inc. Resistive feed rail generation in a power supply
US6969972B2 (en) * 2003-06-06 2005-11-29 Texas Instruments Incorporated Architecture for switching between an external and internal power source
JP4458457B2 (ja) * 2003-07-04 2010-04-28 株式会社リコー 半導体装置
TWI228859B (en) * 2003-09-30 2005-03-01 Nat Univ Chung Cheng An integrating dc-to-dc electric energy converter with dual inputs of high and low voltage sources
US7064534B2 (en) * 2003-10-27 2006-06-20 Stmicroelectronics, Inc. Regulator circuitry and method
JP4259999B2 (ja) * 2003-11-18 2009-04-30 株式会社リコー 電源切換回路
DE112005000388T5 (de) * 2004-02-17 2007-02-08 Agere Systems, Inc. Vielseitiger und intelligenter Leistungssteller
JP3876894B2 (ja) * 2004-05-24 2007-02-07 船井電機株式会社 電源装置
JP4328290B2 (ja) * 2004-12-28 2009-09-09 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 電源回路、半導体集積回路装置、電子機器及び電源回路の制御方法
KR100909960B1 (ko) * 2004-12-28 2009-07-29 삼성전자주식회사 다중 인터페이스 카드에서의 전원전압 제어장치 및 방법
US7763994B2 (en) * 2005-01-25 2010-07-27 Panasonic Corporation Power source system
JP2006238608A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Cosmo Design Co Ltd 電源回路
US7709976B2 (en) * 2005-07-19 2010-05-04 Linear Technology Corporation Dual-input DC-DC converter with integrated ideal diode function
JP4556795B2 (ja) * 2005-07-25 2010-10-06 株式会社デンソー 電源回路
JP2007097326A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Fujitsu Ltd Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータの制御回路及びdc−dcコンバータの制御方法
JP4822941B2 (ja) * 2006-06-12 2011-11-24 株式会社東芝 電源電圧制御回路および半導体集積回路
KR101260307B1 (ko) * 2006-09-04 2013-05-03 삼성전자주식회사 전원공급장치
US7675282B2 (en) 2006-10-10 2010-03-09 Infineon Technologies Ag Dual mode chip card voltage regulation circuit and method
US20080118798A1 (en) * 2006-11-17 2008-05-22 Gallagher Emerson R Fuel cell system apparatus
USRE45568E1 (en) * 2006-12-19 2015-06-16 Anand Kumar Chavakula Multi-power charger and battery backup system
US7893657B2 (en) * 2006-12-19 2011-02-22 Anand Kumar Chavakula Multi-power charger and battery backup system
US7705557B2 (en) * 2007-03-30 2010-04-27 Broadcom Corporation Smart battery charging and power management circuit with optional power source selection based on load current
TWI369848B (en) * 2008-02-15 2012-08-01 Chimei Innolux Corp Switching power supply circuit
US20090212635A1 (en) * 2008-02-21 2009-08-27 Mv Circuit Design Inc. Charge coupling and decoupling circuit
JP4666010B2 (ja) 2008-06-12 2011-04-06 セイコーエプソン株式会社 負荷駆動回路及びインクジェットプリンター
CN101625588B (zh) * 2008-07-08 2011-03-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 Pwm控制器供电电路
US7808127B2 (en) * 2008-08-04 2010-10-05 Triune Ip Llc Multile input channel power control circuit
US20100109440A1 (en) * 2008-10-31 2010-05-06 Honeywell International Inc. Single fault tolerant isolated dual bus power input circuits and systems
JP5338387B2 (ja) * 2009-03-05 2013-11-13 ミツミ電機株式会社 電源切換え装置
JP5110018B2 (ja) * 2009-03-26 2012-12-26 株式会社デンソー 電源回路
JP5481926B2 (ja) * 2009-05-18 2014-04-23 富士通セミコンダクター株式会社 電源制御装置、電源装置、及び電源制御方法
CN101989812B (zh) * 2009-07-31 2013-06-26 晨星软件研发(深圳)有限公司 直流电源转换电路及方法
TWI404315B (zh) * 2009-08-10 2013-08-01 Mstar Semiconductor Inc 直流電源轉換電路及方法
US8877032B2 (en) * 2009-11-02 2014-11-04 Dan Prokop Generation of chemical reagents for various process functions utilizing an agitated liquid and electrically conductive environment and an electro chemical cell
CN102081418B (zh) * 2009-12-01 2014-07-09 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 线性稳压电路
TW201121220A (en) * 2009-12-10 2011-06-16 Delta Electronics Inc DC-to-DC converting apparatus with communication function for vehicle
JP2011211767A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Toshiba Corp 半導体集積回路装置
CN102130492B (zh) * 2010-07-31 2015-05-27 华为技术有限公司 电源选择装置和方法
US8866341B2 (en) * 2011-01-10 2014-10-21 Infineon Technologies Ag Voltage regulator
US9256239B2 (en) * 2011-03-17 2016-02-09 Watlow Electric Manufacturing Company Voltage controlling circuit
US9329649B2 (en) * 2012-11-21 2016-05-03 Stmicroelectronics S.R.L. Dual input single output regulator for an inertial sensor
US9507394B2 (en) * 2013-03-29 2016-11-29 Peregrine Semiconductor Corporation Integrated circuit with internal supply override
JP2015216719A (ja) 2014-05-08 2015-12-03 富士通株式会社 給電装置、給電制御方法、及び、基地局装置
US9735614B2 (en) * 2014-05-18 2017-08-15 Nxp Usa, Inc. Supply-switching system
JP6421624B2 (ja) * 2015-01-29 2018-11-14 株式会社ソシオネクスト 降圧電源回路および集積回路
US10516294B2 (en) * 2015-02-09 2019-12-24 Eaton Intelligent Power Limited Uninterruptible constant current regulator
JP6769130B2 (ja) * 2016-06-22 2020-10-14 セイコーエプソン株式会社 電源回路、回路装置、表示装置及び電子機器
CN107769524A (zh) * 2017-11-09 2018-03-06 杰华特微电子(杭州)有限公司 供电电路及开关电源
US10671105B2 (en) * 2018-03-06 2020-06-02 Texas Instruments Incorporated Multi-input voltage regulator
JP7221098B2 (ja) * 2019-03-19 2023-02-13 株式会社ミツバ 電源供給回路
JP6838123B1 (ja) * 2019-10-29 2021-03-03 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 情報処理装置、及び電源制御方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4860188A (en) * 1988-05-02 1989-08-22 Texas Instruments Incorporated Redundant power supply control
JPH0511868A (ja) 1991-07-05 1993-01-22 Sony Corp 電源回路
US5319536A (en) * 1991-12-17 1994-06-07 International Business Machines Corporation Power system for parallel operation of AC/DC convertrs
US5254878A (en) * 1991-12-31 1993-10-19 Raytheon Company Voltage regulated power supply providing a constant output voltage
JP3566745B2 (ja) * 1994-01-25 2004-09-15 新日本製鐵株式会社 電圧変換装置
FR2728407B1 (fr) * 1994-12-16 1997-03-14 Sgs Thomson Microelectronics Circuit de selection d'une tension d'alimentation d'un regulateur de tension
JPH08289483A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Rohm Co Ltd 電源回路
US5627416A (en) * 1995-07-21 1997-05-06 Itt Corporation Multi-voltage IC card host
JPH09182288A (ja) 1995-12-28 1997-07-11 Oki Electric Ind Co Ltd Dc−dcコンバータの入力回路
JPH09188288A (ja) 1996-01-05 1997-07-22 Sumino Seisakusho:Kk クラッチ装置及び補助動力装置付き自転車
JPH09308102A (ja) 1996-05-13 1997-11-28 Nec Corp 電源オア回路
FR2755316B1 (fr) * 1996-10-25 1999-01-15 Sgs Thomson Microelectronics Regulateur de tension a selection automatique d'une tension d'alimentation la plus elevee
US5805439A (en) * 1997-03-31 1998-09-08 International Business Machines Corporation DC-to-DC auto switch circuit
JPH10309045A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Sony Corp 予備電源装置
JPH10333759A (ja) 1997-05-28 1998-12-18 Chinon Ind Inc 定電圧電源装置
JP3696470B2 (ja) * 2000-02-22 2005-09-21 富士通株式会社 Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE60029741D1 (de) 2006-09-14
EP1128532A2 (en) 2001-08-29
US6404076B1 (en) 2002-06-11
US7148587B2 (en) 2006-12-12
US20020093317A1 (en) 2002-07-18
US20030168916A1 (en) 2003-09-11
US6566766B2 (en) 2003-05-20
EP1128532A3 (en) 2002-11-27
EP1128532B1 (en) 2006-08-02
JP2001236131A (ja) 2001-08-31
DE60029741T2 (de) 2006-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3696470B2 (ja) Dc−dc変換回路、電源選択回路、および機器装置
JP5222725B2 (ja) 集積された理想的なダイオード機能を有する二入力dc/dc変換器
US8508963B2 (en) Step-down switching regulator capable of providing high-speed response with compact structure
KR100749510B1 (ko) 스위칭 레귤레이터, 이것을 포함하는 전원 회로 및 이차전지의 충전 회로
JP3357338B2 (ja) バックコンバータ
EP3044864B1 (en) Bidirectional dc converter with two inputs and buck function in forward direction and boost function in reveress direction
JP4756138B2 (ja) 低電圧トランジスタを使用する高電圧電力スイッチ
US6917240B2 (en) Reconfigurable topology for switching and charge pump negative polarity regulators
US7802113B2 (en) MCU with on-chip boost converter controller
US8085014B2 (en) Dual power switch with activation control and voltage regulator using same
JP2006288062A (ja) Dc−dcコンバータ、dc−dcコンバータの制御回路、及びdc−dcコンバータの制御方法
JP3637904B2 (ja) 電源回路
JP4285036B2 (ja) 電源装置の逆流防止回路
CN109217679B (zh) 一种控制器ic及其应用
JP2018113767A (ja) 回生電流検出回路、チャージ電流検出回路、モータ電流検出システム
JP2007201595A (ja) ドライブ装置
JP2013025695A (ja) Dc−dcコンバータ
JP5290649B2 (ja) 電源回路および電池内蔵型機器
JP6651577B2 (ja) 半導体装置、それを用いたdc/dcコンバータ、電源装置、電源アダプタ、電子機器
JP4530709B2 (ja) 一定電圧を供給可能な電源回路
CN117811183A (zh) 应用于多电源系统的供电电路
JP2020137360A (ja) 電力変換装置
JP2020137362A (ja) 電力変換装置
JP2010226939A (ja) 電源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3696470

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080708

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100708

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110708

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120708

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130708

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees