JP5110018B2 - 電源回路 - Google Patents

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Description

本発明は、シリーズレギュレータ方式の電源回路に関する。
シリーズレギュレータ方式の電源回路は、電源入出力端子間に出力トランジスタを備え、指令電圧と出力電圧との差分を増幅した制御信号を用いて出力トランジスタを制御している。しかし、電源入力電圧や負荷が変化すると、制御回路の遅れや出力トランジスタの遅れにより出力電圧に変動が生じ、特に負荷が容量性の場合には発振が生じ易く不安定となる。こうした出力電圧の変動や安定性の低下に対しては、特許文献1、2に開示された手段が提案されている。
特許文献1に記載された電源回路は、出力トランジスタと、指令電圧と出力電圧との比較信号により出力トランジスタを駆動する比較回路と、比較回路の出力端と外部電源線との間に接続された第1抵抗素子と、比較回路の出力端とグランド線との間に接続された第2抵抗素子とを備えている。第1抵抗素子および第2抵抗素子を備えたことにより、比較回路の出力信号の振幅が大きくなるほど比較回路の利得が下がり、比較回路の出力信号の振幅が制限されて発振現象が抑制される。
特許文献2に記載された電源回路は、差動増幅器と、出力トランジスタと、電源出力線とグランド線との間に接続され常に電流を吸い込む定電流回路とを備えている。定電流回路を備えたことにより、たとえ無負荷であっても出力トランジスタのゲート電圧がしきい値電圧以上に維持され、出力トランジスタがオンし続ける。その結果、負荷が急増した時に出力トランジスタが素早く応答し、負荷変動による出力電圧の変動を抑制できる。また、負荷の急減により出力電圧が持ち上がっても、シンク電流により出力電圧を指令電圧に引き戻すことができる。
特開2005−174351号公報 特開2005−011280号公報
特許文献1に記載された電源回路を採用する場合、第1抵抗素子および第2抵抗素子の値を適正値に設定するためには、比較回路の最終段における出力インピーダンスを正しく把握する必要がある。しかし、比較回路の出力段トランジスタはインピーダンスを有しており、その値はばらつくとともに動作状態に応じて変化するので、第1抵抗素子および第2抵抗素子の設定が難しい。また、適正値が得られたとしても、その抵抗値が低い場合には、出力電圧のオン時およびオフ時に大きな電流が流れるので、消費電流の増大を招く虞がある。また、特許文献2に記載された電源回路は、負荷に対して並列に定電流回路を備えているので、常に無駄な電流が消費されることになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、消費電流の増加を極力抑えながら電源出力電圧の変動を抑制した電源回路を提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、第1のトランジスタがオンして電源出力電圧の検出電圧が指令電圧よりも高くなると、増幅回路が出力する制御電圧が上昇し第2のトランジスタがオンする。このとき、第1の電源線から電流供給回路、電圧負担回路、第2のトランジスタを通して第2の電源線に電流が流れ、第1のトランジスタの制御端子には、第2のトランジスタの主端子間(コレクタ−エミッタ間またはドレイン−ソース間)電圧と電圧負担回路の電圧との加算電圧が与えられる。第1のトランジスタの主端子(エミッタまたはソース)の電圧は電源出力電圧に等しい。このため、加算電圧を、電源出力電圧に第1のトランジスタのオン電圧を加えた電圧よりも低くなるように設定することで第1のトランジスタはオフする。
この状態から負荷の増大などにより電源出力電圧が低下して検出電圧が指令電圧よりも低くなると、増幅回路から出力される制御電圧が低下し第2のトランジスタがオフする。この第2のトランジスタのオフに伴い、第1のトランジスタの制御端子の電圧は、第2のトランジスタの主端子間電圧からではなく、さらに電圧負担回路の電圧だけ高い上記加算電圧から上昇を開始するので、その分だけ早いタイミングで第1のトランジスタがオンする。従って、指令電圧に対する電源出力電圧の低下を抑制し、電源出力電圧の変動を低減できる。また、電流供給回路の出力電流は電圧負担回路を追加しても不変なので、消費電流の増加を防止できる。
また、第2のトランジスタがオンしたとき、第1のダイオードのカソードの電圧は電源出力電圧より順方向電圧だけ低い電圧となる。このため、第1のダイオードとカソード同士が接続された第2のダイオードのアノードの電圧は電源出力電圧と等しくなる。つまり、第1のトランジスタの制御端子には、電源出力電圧に等しい電圧が与えられる。この状態から第2のトランジスタがオフした場合、第1のトランジスタの制御端子の電圧が電源出力電圧に等しい電圧から上昇を開始するので、上述した作用および効果が得られる。
請求項に記載した手段によれば、第1のトランジスタがオンして電源出力電圧の検出電圧が指令電圧よりも高くなると、第1の増幅回路が出力する制御電圧が上昇し第2のトランジスタがオンする。このとき、第1の電源線から電流供給回路、第2のトランジスタを通して第2の電源線に電流が流れ、第1のトランジスタの制御端子の電圧が第2の電源線の電圧に向けて低下し第1のトランジスタがオフする。第1のトランジスタがオフした後、第2の増幅回路が出力する制御電圧が上昇し、第2のトランジスタの制御端子と第2の電源線との間に介在する第3のトランジスタがオンする。第2の増幅回路は、第1のトランジスタの制御端子の電圧と電源出力電圧とを一致させるように第3のトランジスタのオン状態を制御する。第2の増幅回路は、この第3のトランジスタの制御を介して、第2のトランジスタの主端子間電圧が電源出力電圧と等しくなるように第2のトランジスタを活性(能動)領域でオン動作させる。これにより、第1のトランジスタの制御端子には、電源出力電圧に等しい第2のトランジスタの主端子間電圧が与えられる。
この状態から負荷の増大などにより電源出力電圧が低下して検出電圧が指令電圧よりも低くなると、第1の増幅回路から出力される制御電圧が低下し第2のトランジスタがオフする。この第2のトランジスタのオフに伴い、第1のトランジスタの制御端子の電圧は、電源出力電圧に等しい第2のトランジスタの主端子間電圧から上昇を開始するので、その分だけ早いタイミングで第1のトランジスタがオンする。従って、請求項1に記載した手段と同様の作用および効果が得られる。
請求項に記載した手段によれば、第1のトランジスタの制御端子に接地された第4のトランジスタおよび出力電源線に接地された第5のトランジスタからなる第1のカレントミラー回路は、第1のトランジスタの制御端子の電圧と電源出力電圧との差分に応じた電流を出力する。この出力電流は、第3のトランジスタとともに第2のカレントミラー回路を構成する第6のトランジスタに入力される。これにより、第1のカレントミラー回路からの出力電流に基づいて第3のトランジスタのオン状態が制御される。このような第3のトランジスタの制御により、第2のトランジスタの主端子間電圧が電源出力電圧と等しくなるように第2のトランジスタが活性領域でオン動作するので、請求項に記載した手段と同様の作用および効果が得られる。
第1のトランジスタを介して出力電源線に過大な電流が流れる過電流状態になると、電源出力電圧が低下して検出電圧が指令電圧よりも低くなる。このため、上記した各手段では、増幅回路から出力される制御電圧が低下し第2のトランジスタがオフする。第2のトランジスタがオフすると第1のトランジスタの制御端子の電圧が上昇し第1のトランジスタがオンして過電流状態が継続される。このように過電流状態が継続されると、第1のトランジスタや電源出力電圧の供給先のデバイスが故障してしまう可能性がある。
この対策として、請求項に記載した手段を採用するとよい。請求項に記載した手段によれば、第1のトランジスタを介して出力電源線に過大な電流が流れた場合には過電流検出回路から過電流検出信号が出力される。過電流検出信号が出力されると、第1のトランジスタの制御端子と第2の電源線との間に接続されたスイッチ回路がオンする。これにより、第1のトランジスタの制御端子の電圧が第2の電源線の電圧に固定され、第1のトランジスタがオフし電源出力電圧の出力が停止される。このように、過電流状態となった場合には出力動作が停止されるため、第1のトランジスタや電源出力電圧の供給先のデバイスが過大な電流により故障してしまう事態を防止できる。
上記したように、過電流状態になると電源出力電圧は低下する。請求項に記載した手段は、このような点に着目して以下のように過電流状態を検出する。すなわち、請求項に記載した手段によれば、電源出力電圧と指令電圧よりも低く設定された基準電圧とを比較するコンパレータにより過電流検出回路を構成する。コンパレータは、電源出力電圧が基準電圧よりも低くなると過電流検出信号を出力する。このように、過電流状態になるとコンパレータから過電流検出信号が出力されるため、請求項に記載した手段と同様の作用および効果が得られる。
請求項に記載した手段によれば、第1のトランジスタと出力電源線との間に介在する電流検出用抵抗を設ける。第1の分圧回路および第2の分圧回路は、電流検出用抵抗の各端子の電圧を分圧して出力する。コンパレータは、これら分圧電圧を比較して過電流検出信号を出力する。オフセット電圧生成回路は、出力電源線に流れる電流が正常な範囲である場合にコンパレータの各入力電圧の関係が過電流検出信号が出力されない関係となるように、第1の分圧回路または第2の分圧回路の分圧点に対して所定のオフセット電圧を付与する。これにより、出力電源線に過大な電流が流れるとコンパレータから過電流検出信号が出力されるため、請求項に記載した手段と同様の作用および効果が得られる。
請求項に記載した手段に請求項に記載した手段を付加した場合、以下のような問題が生じる可能性がある。すなわち、過電流検出信号が出力されてスイッチ回路がオンすると、第1のトランジスタの制御端子の電圧が第2の電源線の電圧に固定される。このとき、出力電源線における電源出力電圧は直ちには低下しない。従って、電源出力電圧が第1のトランジスタの制御端子−主端子間に通常は印加されないような高い電圧である場合には、回路が誤動作する可能性がある。例えば、第1のトランジスタの制御端子−主端子間に通常は印加されないような高い電圧が印加されると、テストモード(通常は使用しない製造ラインでのみ使用するモード)に移行するように設定された回路である場合、上記のように過電流が検出されると上記テストモードに移行するおそれがある。
この対策として、請求項に記載した手段を採用するとよい。請求項に記載した手段によれば、過電流検出信号が出力されると、第1の電源線と電流供給回路との間に接続されたスイッチ回路がオフする。これにより、第1のトランジスタがオフし電源出力電圧の出力が停止される。このように、過電流状態となった場合には出力動作が停止されるため、第1のトランジスタや電源出力電圧の供給先のデバイスが過大な電流により故障してしまう事態を防止できる。また、第1のトランジスタの制御端子と第1のダイオードのカソードとの間に接続された電位固定用抵抗を備えているので、過電流が検出された状態において、第1のトランジスタの制御端子−主端子間には、ほぼ第1のダイオードの順方向電圧が印加される。従って、第1のトランジスタの制御端子−主端子間に通常は印加されないような高い電圧は印加されず、これに伴う誤動作の発生を防止できる。
本発明の第1の実施形態を示す電源回路の構成図 本発明の第参考形態を示す図1相当図 本発明の第参考形態を示す図1相当図 本発明の第参考形態を示す図1相当図 本発明の第参考形態を示す図1相当図 本発明の第の実施形態を示す図1相当図 本発明の第の実施形態を示す図1相当図 本発明の第の実施形態を示す図1相当図 本発明の第の実施形態を示す図1相当図 本発明の第の実施形態を示す図1相当図 コンパレータおよびタイマの入出力信号を示す波形図 本発明の第の実施形態を示す図1相当図 本発明の第の実施形態を示す図1相当図 本発明の第の実施形態を示す図1相当図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1を参照しながら説明する。
図1は、シリーズレギュレータ形式の電源回路の構成を示している。この図1に示す電源回路1には、図示しない直流電源から電源線2、3(第1、第2の電源線に相当)を介して入力電圧Vi(例えば+18V)が供給されている。電源回路1は、電源線2と出力電源線4との間にコレクタ・エミッタ間が接続されたトランジスタT1の駆動をフィードバック制御することにより、入力電圧Vi(電源入力電圧に相当)を一定の出力電圧Vo(電源出力電圧に相当)に降圧する。この出力電圧Voは、出力電源線4および電源線3を介して負荷回路5に与えられる。
負荷回路5は、スイッチS1、S2の開閉に応じてゲートに対し出力電圧Voを断続的に与えることによりスイッチング動作を行うIGBT6を備えている。IGBT6は、ゲート・エミッタ間にゲート容量7を有している。ゲート容量7は、上記スイッチング動作に伴い出力電源線4および電源線3を介して充放電が行われる。このような容量性の負荷回路5が、電源回路1の負荷として出力電源線4と電源線3との間に接続されている。
電源回路1は、NPN形のトランジスタT1、T2(第1、第2のトランジスタに相当)、電圧検出回路8、コンデンサC1、オペアンプ9、抵抗R1、電圧負担回路10および電流供給回路11を備えている。出力電源線4と電源線3との間には、電圧検出回路8およびコンデンサC1が互いに並列に接続されている。電圧検出回路8は、抵抗R2、R3の直列回路により構成されている。出力電源線4の出力電圧Voを抵抗R2、R3により分圧して得られる検出電圧Vdetは、オペアンプ9の非反転入力端子に与えられている。
オペアンプ9の反転入力端子には、出力電圧Voの目標値(例えば+15V)を指令するための指令電圧Vrefが与えられている。オペアンプ9の出力端子から出力される制御電圧Vc1は、抵抗R1を介してトランジスタT2のベース(制御端子)に与えられている。オペアンプ9(増幅回路、第1の増幅回路に相当)は、電源線2、3から入力電圧Viの供給を受けて動作し、各入力端子に入力される電圧の差分に応じた制御電圧Vc1を出力することにより、トランジスタT2の駆動を制御する。また、本実施形態において、指令電圧Vrefは、温度による出力変動の少ないバンドギャップ基準電圧回路(図示せず)により生成されている。
トランジスタT2のエミッタは電源線3に接続され、コレクタは電圧負担回路10および電流供給回路11を介して電源線2に接続されている。電圧負担回路10と電流供給回路11の共通接続点は、トランジスタT1のベース(制御端子)に接続されている。電圧負担回路10は、所定の電流を流すことにより端子間に所定の電圧を発生させる。電流供給回路11は、トランジスタT1のベースに供給するための電流Idを出力する。
上記構成により、トランジスタT2がオフのとき、電源線2から電流供給回路11を通じてトランジスタT1のベースに駆動電流が供給されトランジスタT1がオンする。また、トランジスタT2がオンのとき、電源線2から電流供給回路11、電圧負担回路10、トランジスタT2を通じて電源線3に電流が流れる。このとき、トランジスタT1のベースには、トランジスタT2のコレクタ・エミッタ間飽和電圧Vce(sat)と電圧負担回路10の端子間電圧VLとの加算電圧Vaddが与えられる。加算電圧Vaddは、トランジスタT1のエミッタ(主端子)の電圧が出力電圧Voであり、トランジスタT1がオンするベース・エミッタ間電圧(オン電圧)をVbeで表すと下記(1)式のように設定される。
Vadd=VL+Vce(sat)<Vo+Vbe …(1)
すなわち、出力電圧VoにトランジスタT1のオン電圧Vbeを加えたものよりも加算電圧Vaddが低くなるように、電圧負担回路10の端子間に発生する電圧VLが設定されている。これにより、トランジスタT2のオンに伴いトランジスタT1がオフする。このように、トランジスタT2のオン、オフに応じてトランジスタT1への駆動電流の供給が制御される結果、出力電圧Voが目標値に制御される。
上記構成によれば、次のような作用および効果が得られる。
トランジスタT1がオンして出力電圧Voが上昇し検出電圧Vdetが指令電圧Vrefより高くなると、制御電圧Vc1が上昇しトランジスタT2がオンする。このとき、電源線2から電流供給回路11、電圧負担回路10、トランジスタT2を通して電源線3に電流が流れる。そして、トランジスタT1のベースに上記(1)式に示した加算電圧Vaddが与えられ、トランジスタT1がオフする。
この状態から負荷回路5の消費電流の増加などにより出力電圧Voが低下し検出電圧Vdetが指令電圧Vrefより低くなると、制御電圧Vc1が低下しトランジスタT2がオフする。トランジスタT2のオフに伴い、トランジスタT1のベースの電圧は、トランジスタT2のコレクタ・エミッタ間飽和電圧Vce(sat)(主端子間電圧)に電圧負担回路10の端子間電圧VLを加えた加算電圧Vaddから上昇を開始する。従って、電圧負担回路10を設けない従来の構成に比べ、端子間電圧VLが加わる分だけ早いタイミングでトランジスタT1がオンする。これにより、目標値に対する出力電圧Voの低下が抑制される。このため、負荷として容量性の負荷回路5が接続される本実施形態の構成においても、出力電圧Voの変動を低減できる。また、電流供給回路11の出力電流Idは電圧負担回路10を追加しても不変なので、回路全体の消費電流の増加を防止できる。
(第参考形態)
図2は、本発明の第参考形態を示しており、電圧負担回路10の具体的な構成の一例を示す図1相当図である。
図2に示す電圧負担回路10は、ツェナーダイオードD21と抵抗R21の直列回路により構成されている。このため、トランジスタT2がオンしたときに電圧負担回路10の端子間に発生する電圧VLは、電流供給回路11の出力電流をIdで表し、ツェナーダイオードD21のツェナー電圧をVzで表し、抵抗R21の抵抗値をR21で表すと、下記(2)式のように表される。
VL=Vz+Id・R21 …(2)
ツェナー電圧Vz、出力電流Idおよび抵抗値R21は、各値の温度による変動などを考慮した上で、加算電圧Vaddが(1)式の関係を確実に満たすように設定されている。
上記構成によれば、トランジスタT2がオンしたとき、トランジスタT1のベースには、電圧Vce(sat)、出力電流Idを流したときの抵抗R21の端子間電圧およびツェナー電圧Vzの加算電圧Vaddが与えられる。この状態からトランジスタT2がオフした場合、トランジスタT1のベースの電圧が加算電圧Vaddから上昇を開始するので、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第参考形態)
図3は、本発明の第参考形態を示しており、電圧負担回路10の具体的な構成の一例を示す図1相当図である。
図3に示す電圧負担回路10は、ツェナーダイオードD21により構成されている。このため、トランジスタT2がオンしたときに電圧負担回路10の端子間に発生する電圧VLは、下記(3)式のように表される。
VL=Vz …(3)
ツェナー電圧Vzは、温度による変動などを考慮した上で、加算電圧Vaddが(1)式の関係を確実に満たすように設定されている。
上記構成によれば、トランジスタT2がオンしたとき、トランジスタT1のベースには、電圧Vce(sat)およびツェナー電圧Vzの加算電圧Vaddが与えられる。この状態からトランジスタT2がオフした場合、トランジスタT1のベースの電圧が加算電圧Vaddから上昇を開始するので、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第参考形態)
図4は、本発明の第参考形態を示しており、電圧負担回路10の具体的な構成の一例を示す図1相当図である。
図4に示す電圧負担回路10は、抵抗R21により構成されている。このため、トランジスタT2がオンしたときに電圧負担回路10の端子間に発生する電圧VLは、下記(4)式のように表される。
VL=Id・R21 …(4)
出力電流Idおよび抵抗値R21は、各値の温度による変動などを考慮した上で、加算電圧Vaddが(1)式の関係を確実に満たすように設定されている。
上記構成によれば、トランジスタT2がオンしたとき、トランジスタT1のベースには、電圧Vce(sat)および出力電流Idを流したときの抵抗R21の端子間電圧の加算電圧Vaddが与えられる。この状態からトランジスタT2がオフした場合、トランジスタT1のベースの電圧が加算電圧Vaddから上昇を開始するので、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第参考形態)
図5は、本発明の第参考形態を示す図1相当図である。
図5に示す電源回路31は、図2に示した第2の実施形態の電源回路1の構成にダイオードD31を追加したものである。ダイオードD31(第1のダイオードに相当)は、トランジスタT1のエミッタ・ベース間にエミッタ側をアノードとして接続されている。
上記構成によれば、トランジスタT2がオンしたとき、トランジスタT1のベースには、出力電圧VoよりダイオードD31の順方向電圧VFだけ低い電圧と、加算電圧Vaddとのいずれか高い方の電圧が与えられる。この状態からトランジスタT2がオフした場合、トランジスタT1のベースの電圧が出力電圧Voより順方向電圧VFだけ低い電圧または加算電圧Vaddから上昇を開始するので、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。また、ツェナー電圧Vzや抵抗値R21が温度により変動して加算電圧Vaddが低くなっても、トランジスタT1のベースには、最低でも出力電圧Voより順方向電圧VFだけ低い電圧が与えられるので、トランジスタT1がオンするタイミングの遅れを極力防止できる。
(第の実施形態)
図6は、本発明の第の実施形態を示す図1相当図である。
図6に示す電源回路41は、図1に示した電源回路1の構成にダイオードD41を追加したものである。また、図6には電圧負担回路10の具体的な構成の一例が示されている。すなわち、電圧負担回路10は、ダイオードD42と抵抗R41の直列回路により構成されている。ダイオードD41、D42(第1、第2のダイオードに相当)は、カソード同士が接続されている。ダイオードD41のアノードは、トランジスタT1のエミッタに接続されている。ダイオードD42のアノードは、トランジスタT1のエミッタに接続されている。
上記構成によれば、トランジスタT2がオンしたとき、ダイオードD41、D42のカソードの電圧は出力電圧Voより順方向電圧VFだけ低くなる。このため、ダイオードD42のアノードの電圧、つまりトランジスタT1のベースの電圧は、出力電圧Voに等しくなる。この状態からトランジスタT2がオフした場合、トランジスタT1のベースの電圧が出力電圧Voに等しい電圧から上昇を開始するので、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。また、この場合、トランジスタT1のベース電圧をオン電圧Vbeだけ上昇させればトランジスタT1がオンする。従って、トランジスタT1を一層早いタイミングでオンさせることが可能となり、目標値に対する出力電圧Voの低下が一層抑制される。
(第の実施形態)
図7は、本発明の第の実施形態を示す図1相当図である。
図7に示す電源回路51は、図1に示した電源回路1の構成から電圧負担回路10を省くとともに、オペアンプ52およびNPN形のトランジスタT51を追加したものである。トランジスタT2のコレクタは、トランジスタT1のベースに接続されている。オペアンプ52(第2の増幅回路に相当)の反転入力端子はトランジスタT1のベースに接続され、非反転入力端子は出力電源線4に接続されている。オペアンプ52の出力端子から出力される制御電圧Vc2は、トランジスタT51のベース(制御端子)に与えられている。トランジスタT51(第3のトランジスタに相当)のエミッタは電源線3に接続され、コレクタはトランジスタT2のベースに接続されている。
上記構成によれば、次のような作用および効果が得られる。
トランジスタT1がオンして出力電圧Voが上昇し検出電圧Vdetが指令電圧Vrefより高くなると、制御電圧Vc1が上昇しトランジスタT2がオンする。このとき、電源線2から電流供給回路11、トランジスタT2を通して電源線3に電流が流れ、トランジスタT1のベースの電圧が電源線3の電圧に向けて低下しトランジスタT1がオフする。
トランジスタT1のオフした後、制御電圧Vc2が上昇しトランジスタT51がオンする。オペアンプ52は、トランジスタT1のベース電圧と出力電圧Voとを一致させるようにトランジスタT51のオン状態を制御する。オペアンプ52は、このトランジスタT51の制御を介して、トランジスタT2のコレクタ・エミッタ間電圧Vceが出力電圧Voと等しくなるようにトランジスタT2を活性(能動)領域でオン動作させる。これにより、トランジスタT1のベースには、出力電圧Voに等しい電圧Vce(主端子間電圧)が与えられる。
この状態から負荷回路5の消費電流の増加などにより出力電圧Voが低下し検出電圧Vdetが指令電圧Vrefより低くなると、制御電圧Vc1が低下しトランジスタT2がオフする。このトランジスタT2のオフに伴い、トランジスタT1のベースの電圧は、出力電圧Voに等しい電圧Vceから上昇を開始するので、その分だけ早いタイミングでトランジスタT1がオンする。従って、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第の実施形態)
図8は、本発明の第の実施形態を示しており、オペアンプ52の具体的な構成の一例を示す図7相当図である。
図8に示すオペアンプ52は、PNP形のトランジスタT61、T62、NPN形のトランジスタT63、抵抗R61、R62および電流供給回路61により構成されている。トランジスタT61、T62(第4、第5のトランジスタに相当)は、ベース同士が接続されている。トランジスタT61のエミッタは、抵抗R61を介してトランジスタT1のベース接続されている。トランジスタT62のエミッタは、抵抗R62を介して出力電源線4に接続されている。トランジスタT61はダイオード接続され、トランジスタT62とともに第1のカレントミラー回路62を構成している。トランジスタT61のコレクタは、電流供給回路61を介して電源線3に接続されている。トランジスタT62のコレクタは、トランジスタT63を介して電源線3に接続されている。トランジスタT63(第6のトランジスタに相当)は、ダイオード接続され、トランジスタT51とともに第2のカレントミラー回路63を構成している。
上記構成によれば、第1のカレントミラー回路62は、トランジスタT1のベースの電圧と出力電圧Voとの差分に応じた電流をトランジスタT62から出力する。この出力電流は、第2のカレントミラー回路63を構成するトランジスタT63に入力され、同様の電流がトランジスタT51に流れる。従って、第1のカレントミラー回路62からの出力電流に基づいてトランジスタT51のオン状態が制御される。このようなトランジスタT51の制御により、トランジスタT2の電圧Vceが出力電圧Voと等しくなるようにトランジスタT2が活性領域でオン動作するので、第の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第の実施形態)
図9は、本発明の第の実施形態を示す図1相当図である。
図9に示す電源回路71は、図1に示した電源回路1の構成に過電流検出回路72およびスイッチ回路73を追加したものである。過電流検出回路72は、与えられる電流情報や電圧情報に基づいて出力電源線4から負荷回路5へ流れる電流を検出する。過電流検出回路72は、電流の検出値が所定のしきい値を超えると過電流状態であると判断し、スイッチ回路73に過電流検出信号Saを出力する。スイッチ回路73は、トランジスタT1のベースと電源線3との間に接続されている。スイッチ回路73は、通常はオフであるが、過電流検出信号Saが与えられるとオンする。
上記構成によれば、出力電源線4から負荷回路5へと過大な電流が流れた場合には過電流検出回路72から過電流検出信号Saが出力される。過電流検出信号Saが出力されると、スイッチ回路73がオンする。これにより、トランジスタT1のベース電圧が電源線3の電圧(0V)に固定されてトランジスタT1がオフし、出力電圧Voの出力動作が停止される。このように、過電流状態となった場合には出力電圧Voの出力を停止した状態で回路動作が停止される(ラッチ状態)。この結果、過電流状態は速やかに解消され、トランジスタT2や出力電圧Voの供給先である負荷回路5が過大な電流により故障してしまう事態を防止できる。
(第の実施形態)
図10は、本発明の第の実施形態を示しており、過電流検出回路72およびスイッチ回路73の具体的な構成の一例を示す図9相当図である。
図10に示す過電流検出回路72は、電圧検出回路81、コンパレータ82、電圧源83およびタイマ84により構成されている。スイッチ回路73は、NPN形のトランジスタT81により構成されている。トランジスタT81のコレクタはトランジスタT1のベースに接続され、エミッタは電源線3に接続されている。トランジスタT81のベースには、タイマ84の出力信号が与えられている。
電圧検出回路81は、出力電源線4の出力電圧Voを検出し、これに応じた検出電圧Vdet’を出力する。この検出電圧Vdet’は、コンパレータ82の反転入力端子に与えられている。電圧源83により生成される基準電圧Vsは、コンパレータ82の非反転入力端子に与えられている。コンパレータ82は、図示しないが電源線2、3から入力電圧Viの供給を受けて動作する。基準電圧Vsは、出力電圧Voが目標値よりも所定値だけ低いしきい値電圧となった場合における検出電圧Vdet’に相当する電圧値に設定している。これにより、出力電圧Voが上記しきい値電圧であるときを境界としてコンパレータ82の出力信号Scが反転する。
タイマ84には、コンパレータ82の出力信号Scと、パワーオンリセット信号Srとが入力されている。詳細は後述するが、タイマ84は、パワーオンリセット信号Srおよび出力信号Scのレベルに応じた信号を出力する。トランジスタT81は、タイマ84からHレベルの信号が与えられるとオンする。従って、本実施形態では、タイマ84から出力されるHレベルの信号が過電流検出信号Saに相当する。また、ここで言うHレベルの信号とは、電源線2の電圧値(例えば+18V)を持つ信号であり、Lレベルの信号とは、電源線3の電圧値(例えば0V)を持つ信号である。
次に、上記構成の作用について図11も参照して説明する。
図11は、コンパレータ82およびタイマ84の入出力信号を示しており、(a)はパワーオンリセット信号Sr、(b)はタイマ84の出力信号、(c)はコンパレータ82の出力信号Sc、(d)はコンパレータ82の各入力信号を示している。出力電源線4から負荷回路5へと過大な電流が流れた場合には出力電圧Voが低下する。本実施形態では、このような点に着目し、出力電圧Voが目標値よりも所定値だけ低下すると過電流状態であることを検出する。ただし、この場合、出力電圧Voが目標値よりも低くなる電源回路71の起動時の所定期間にも過電流状態であると判断してしまうので、起動時には過電流状態の検出動作を停止させるようにしている。
すなわち、タイマ84は、電源回路71の起動時に与えられるパワーオンリセット信号SrがLレベルからHレベルに転じると所定時間Taの計時を開始する(時刻t1)。タイマ84は、この計時を行う間(時刻t1〜t2の間)は出力信号Scのレベルにかかわらず、Lレベルの信号をトランジスタT81に出力する。つまり、タイマ84からの過電流検出信号Saの出力を停止する。タイマ84は、この計時を行う間を除く期間中には、出力信号Scのレベルに応じた信号を出力する。
例えば、出力電圧Voがほぼ目標値一定である時刻t2〜t3の間には、検出電圧Vdet’が基準電圧Vsより高い。従って、出力信号ScはLレベルとなり、これに伴いタイマ84はLレベルの信号を出力する。このため、トランジスタT81はオフしたままでありトランジスタT1のオン状態が維持される。これに対し、過電流状態になると、出力電圧Voの低下に伴い検出電圧Vdet’が低下を開始する。検出電圧Vdet’が基準電圧Vsを下回ると、出力信号ScがLレベルからHレベルに転じる(時刻t3)。これに応じて、タイマ84の出力信号もLレベルからHレベルに転じ、トランジスタT81がオンする。これにより、トランジスタT1がオフし、出力電圧Voの出力動作が停止される。
このように、出力電圧Voの電圧値に基づいて過電流状態であるか否かを判断する構成によっても、過電流状態となった場合には出力電圧Voの出力を停止した状態で回路動作が停止されるので、第の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第の実施形態)
図12は、本発明の第の実施形態を示しており、電圧検出回路81の具体的な構成の一例を示す図10相当図である。
図12に示す電圧検出回路81は、出力電源線4と電源線3との間に接続された抵抗R91、R92の直列回路により構成されている。出力電源線4の出力電圧Voを抵抗R91、R92により分圧して得られる検出電圧Vdet’は、コンパレータ82の非反転入力端子に与えられている。このような構成によっても、第の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第の実施形態)
図13は、本発明の第の実施形態を示しており、過電流検出回路72およびスイッチ回路73の具体的な構成の一例を示す図9相当図である。
図13に示す過電流検出回路72は、トランジスタT1のエミッタと出力電源線4との間に接続された抵抗R101(電流検出用抵抗に相当)、第1の分圧回路101、第2の分圧回路102、コンパレータ103および電流供給回路104により構成されている。
第1の分圧回路101は、抵抗R101のトランジスタT1側の電圧を分圧するものであり、抵抗R102、R103の直列回路により構成されている。抵抗R102とR103の相互接続点の電圧Vd1は、コンパレータ103の非反転入力端子に与えられている。第2の分圧回路102は、抵抗R101の出力電源線4側の電圧を分圧するものであり、抵抗R104、R105の直列回路により構成されている。抵抗R104とR105の相互接続点の電圧Vd2は、コンパレータ103の反転入力端子に与えられている。コンパレータ103は、各入力電圧に基づいて抵抗R101の各端子電圧を比較する。コンパレータ103の出力信号Scはタイマ84に与えられている。
抵抗R102〜R105の抵抗値は、第1の分圧回路101と第2の分圧回路102とが同一の分圧比となるように設定されている。電流供給回路104は、抵抗R102とR103の相互接続点から電源線3へ所定のオフセット電流Iaを出力する。このオフセット電流Iaにより、電圧Vd1がトランジスタT1のエミッタ電圧を抵抗R102とR103とにより分圧した電圧よりも低くなる。本実施形態では、電流供給回路104が第1の分圧回路101の分圧点にオフセット電圧を付与するオフセット電圧生成回路に相当する。抵抗R101の抵抗値およびオフセット電流Iaの電流値は、抵抗R101を通じて流れる電流が正常の範囲内である場合に電圧Vd1が電圧Vd2より低くなり、上記電流が正常の範囲を上回る場合に電圧Vd1が電圧Vd2より高くなるように設定されている。
上記構成によれば、出力電源線4から負荷回路5へと過大な電流が流れた場合、電圧Vd1が電圧Vd2より高くなりコンパレータ103の出力信号ScがHレベルに転じる。これに応じて、タイマ84の出力信号もLレベルからHレベルに転じ、トランジスタT81がオンする。これにより、トランジスタT1がオフし、出力電圧Voの出力動作が停止される。このように、トランジスタT1と出力電源線4との間に介在する電流検出用の抵抗R101の各端子電圧に基づいて過電流状態であるか否かを判断する構成によっても、過電流状態となった場合には出力電圧Voの出力を停止した状態で回路動作が停止されるので、第の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第の実施形態)
図14は、本発明の第の実施形態を示す図1相当図である。
図14に示す電源回路111は、図6に示した電源回路41の構成に対し、図12に示した過電流検出回路72と、抵抗R111およびスイッチ回路112とを追加したものである。抵抗R111(電位固定用抵抗に相当)は、トランジスタT1のベースとダイオードD41のカソードとの間に接続されている。スイッチ回路112は、電源線2と電流供給回路11との間に接続されている。スイッチ回路112は、通常はオンであるが、タイマ84から過電流検出信号Saが与えられるとオフする。
本実施形態では、電源回路111のトランジスタT1を除く素子はICとして構成されている。トランジスタT1は外付けの素子となっている。上記ICは、トランジスタT1のベース・エミッタ間に通常は印加されないような高い電圧(例えばトランジスタT1のベース・エミッタ間耐圧以上の電圧)が印加されるとテストモードに移行する回路(図示せず)を備えている。このテストモードは、ICの出荷検査時に製造ラインなどにおいて各種の測定を行う際に使用するものであり、出荷後の通常動作時には動作してはいけないモードである。
上記構成によれば、過電流検出信号Saが出力されるとスイッチ回路112がオフすることにより、トランジスタT1がオフし出力電圧Voの出力が停止される。このように、過電流状態となった場合には出力動作が停止されるため、トランジスタT1や負荷回路5が過大な電流により故障してしまう事態を防止できる。また、トランジスタT1のベースとダイオードD41のカソードとの間を抵抗R111を介して接続したことにより、過電流が検出された状態において、トランジスタT1のエミッタ・ベース間には、ほぼダイオードD41の順方向電圧が印加される。従って、トランジスタT1のベース・エミッタ間に通常は印加されないような高い電圧が印加されることがなく、これに伴う誤動作の発生を防止できる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
参考形態においてトランジスタT1のエミッタ・ベース間に追加したダイオードD31を、図3および図4に示した電源回路1の構成に追加してもよい。
の実施形態において電源回路1の構成に追加した過電流検出回路72およびスイッチ回路73を、図5〜図8に示した電源回路31、41、51の構成に追加してもよい。
の実施形態において、検出電圧Vdet’に代えて電圧検出回路8の検出電圧Vdetをコンパレータ82の非反転入力端子に与える構成としてもよい。その場合、出力電圧Voが目標値を所定値だけ低いしきい値電圧となった場合における検出電圧Vdetと等しくなるように基準電圧Vsの電圧値を設定すればよい。このように構成すれば、電圧検出回路81を省略することができる。
の実施形態において、電圧Vd1に代えて所定のしきい値電圧をコンパレータ103の反転入力端子に与える構成としてもよい。その場合、抵抗R101を通じて流れる電流が正常の範囲内である場合に電圧Vd2がしきい値電圧より高くなり、上記電流が正常の範囲を上回る場合に電圧Vd2がしきい値電圧より低くなるようにしきい値電圧を設定すればよい。このように構成すれば、第1の分圧回路101および電流供給回路104を省略することができる。また、オフセット電圧生成回路としては、電流供給回路104に代えて、第2の分圧回路102の分圧点にオフセット電圧を付与する構成を設けてもよい。例えば、出力電源線4から抵抗R104とR105の相互接続点へ所定のオフセット電流Iaを出力する電流供給回路によりオフセット電圧生成回路を構成してもよい。
上記各実施形態では、各トランジスタをバイポーラトランジスタにより構成したが、MOSFETにより構成することも可能である。
図面中、1、31、41、51、71、111は電源回路、2、3は電源線(第1、第2の電源線)、4は出力電源線、8は電圧検出回路、9はオペアンプ(増幅回路、第1の増幅回路)、10は電圧負担回路、11は電流供給回路、52はオペアンプ(第2の増幅回路)、62は第1のカレントミラー回路、63は第2のカレントミラー回路、72は過電流検出回路、73はスイッチ回路、82はコンパレータ、101は第1の分圧回路、102は第2の分圧回路、103コンパレータ、104は電流供給回路(オフセット電圧生成回路)、112はスイッチ回路、D21はツェナーダイオード、D31、D41はダイオード(第1のダイオード)、D42はダイオード(第2のダイオード)、R21は抵抗、R41は抵抗、R101は抵抗(電流検出用抵抗)、R111は抵抗(電位固定用抵抗)、T1、T2はトランジスタ(第1、第2のトランジスタ)、T51はトランジスタ(第3のトランジスタ)、T61〜T63はトランジスタ(第4〜第6のトランジスタ)である。

Claims (7)

  1. 第1、第2の電源線間に与えられる電源入力電圧から一定の電源出力電圧を生成して出力電源線と前記第2の電源線間に出力する電源回路において、
    前記第1の電源線と前記出力電源線との間に介在する第1のトランジスタと、
    前記第1の電源線と前記第1のトランジスタの制御端子との間に介在して電流を流す電流供給回路と、
    前記出力電源線と前記第2の電源線との間の電源出力電圧を検出する電圧検出回路と、
    前記電源出力電圧の指令電圧と検出電圧とを入力して差分に応じた制御電圧を出力する増幅回路と、
    前記電流供給回路から前記第2の電源線に至る経路に介在し、前記第2の電源線に接地された状態で制御端子に前記制御電圧が与えられる第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの制御端子と前記第2のトランジスタとの間に接続されて電圧を負担する電圧負担回路と
    を備え、
    前記電圧負担回路は、第2のダイオードと抵抗との直列回路から構成されており、前記出力電源線と前記第2のダイオードのカソードとの間にアノード・カソード間が接続された第1のダイオードを備えていることを特徴とする電源回路。
  2. 第1、第2の電源線間に与えられる電源入力電圧から一定の電源出力電圧を生成して出力電源線と前記第2の電源線間に出力する電源回路において、
    前記第1の電源線と前記出力電源線との間に介在する第1のトランジスタと、
    前記第1の電源線と前記第1のトランジスタの制御端子との間に介在して電流を流す電流供給回路と、
    前記出力電源線と前記第2の電源線との間の電源出力電圧を検出する電圧検出回路と、
    前記電源出力電圧の指令電圧と検出電圧とを入力して差分に応じた制御電圧を出力する第1の増幅回路と、
    前記電流供給回路から前記第2の電源線に至る経路に介在し、前記第2の電源線に接地された状態で制御端子に前記第1の増幅回路からの制御電圧が与えられる第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタの制御端子の電圧と前記電源出力電圧とを入力して差分に応じた制御電圧を出力する第2の増幅回路と、
    前記第2のトランジスタの制御端子と前記第2の電源線との間に介在し、制御端子に前記第2の増幅回路からの制御電圧が与えられる第3のトランジスタとを備えていることを特徴とする電源回路。
  3. 前記第2の増幅回路は、
    前記第1のトランジスタの制御端子に接地された第4のトランジスタおよび前記出力電源線に接地された第5のトランジスタからなる第1のカレントミラー回路と、
    前記第2の電源線に接地された状態で前記第5のトランジスタからの電流を入力し且つ前記第3のトランジスタとともに第2のカレントミラー回路を構成する第6のトランジスタとを備えていることを特徴とする請求項記載の電源回路。
  4. 前記第1のトランジスタを介して前記出力電源線に過大な電流が流れたときに過電流検出信号を出力する過電流検出回路と、
    前記第1のトランジスタの制御端子と前記第2の電源線との間に接続され、前記過電流検出信号が出力されたことによりオンするスイッチ回路とを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の電源回路。
  5. 前記過電流検出回路は、前記電源出力電圧と前記指令電圧よりも低く設定された基準電圧とを比較し、前記電源出力電圧が前記基準電圧よりも低くなると過電流検出信号を出力するコンパレータにより構成されていることを特徴とする請求項記載の電源回路。
  6. 前記過電流検出回路は、
    前記第1のトランジスタと前記出力電源線との間に介在する電流検出用抵抗と、
    前記電流検出用抵抗の第1のトランジスタ側端子と前記第2の電源線との間に接続された第1の分圧回路と、
    前記第1の分圧回路または第2の分圧回路の分圧点に対し所定のオフセット電圧を付与するオフセット電圧生成回路と、
    前記電流検出用抵抗の出力電源線側端子と前記第2の電源線との間に接続された第2の分圧回路と、
    前記第1および第2の分圧回路からそれぞれ出力される分圧電圧を比較して過電流検出信号を出力するコンパレータとを備えていることを特徴とする請求項記載の電源回路。
  7. 前記第1のトランジスタを介して前記出力電源線に過大な電流が流れたときに過電流検出信号を出力する過電流検出回路と、
    前記第1の電源線と前記電流供給回路との間に接続され、前記過電流検出信号が出力されたことによりオフするスイッチ回路と、
    第1のトランジスタの制御端子と前記第1のダイオードのカソードとの間に接続された電位固定用抵抗とを備えていることを特徴とする請求項1記載の電源回路。
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