JP5687091B2 - 電源電圧検出回路 - Google Patents

電源電圧検出回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5687091B2
JP5687091B2 JP2011039277A JP2011039277A JP5687091B2 JP 5687091 B2 JP5687091 B2 JP 5687091B2 JP 2011039277 A JP2011039277 A JP 2011039277A JP 2011039277 A JP2011039277 A JP 2011039277A JP 5687091 B2 JP5687091 B2 JP 5687091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply voltage
voltage
switch
detection circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011039277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012178627A (ja
Inventor
裕司 藤田
裕司 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2011039277A priority Critical patent/JP5687091B2/ja
Publication of JP2012178627A publication Critical patent/JP2012178627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5687091B2 publication Critical patent/JP5687091B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電源電圧検出回路に関する。
主として直流電源により動作する電子回路は、電源投入時等において電源電圧が動作保証範囲に到達するまでの低電圧時に動作が安定しない。したがって、この低電圧時には、電子回路の出力が不定を示す。それにより、電子回路自体や次に接続される機器に過電流が流れる。そのため、最悪の場合、これらの回路が破壊に至るなどの不具合が発生する。このような不具合を回避するため、通常、電子回路は電源電圧検出回路を内蔵している。この電源電圧検出回路の出力信号により、動作保証範囲に到達していない低電圧時には、電子回路の出力信号を強制的に停止させる。なお、この手法は一般的にUVLO(Under Voltage Lock Out)とも呼ばれている。
特開2007−258530号公報には、電子・電気機器の動作電圧である内部電源電圧の低下を検出する低電圧検出回路が開示されている。この低電圧検出回路は、第1、第2、および第3のスイッチング素子と、第1および第2の動作点規定素子とを備える。第1のスイッチング素子は、入力電圧に応じて動作し、第2のスイッチング素子は、第1のスイッチング素子の動作に伴って動作して、内部電源電圧よりも高い補助電源電圧を規定する。第3のスイッチング素子は、第1のスイッチング素子の動作に伴って動作して、補助電源電圧と内部電源電圧との間にある低電圧検出電圧を規定する。第1の動作点規定素子は、第2のスイッチング素子の動作点を規定する。第2の動作点規定素子は、第3のスイッチング素子の動作点を規定し、補助電源電圧が低電圧検出電圧以下となった際、第3のスイッチング素子が補助電源電圧の低下を検知する。
この低電圧検出回路が低電圧検出信号を正確に出力するためには、基準電圧が正常に動作している必要がある。しかし、通常、基準電圧を生成する回路は、入力電圧に基づいて基準電圧を生成し、出力する。そのため、入力電圧が所定の電圧に達するまでは基準電圧生成回路の動作が不安定である。したがって、この低電圧検出回路は、電源(入力電圧)投入時に低電圧検出信号を正確に出力することが困難である。
このような問題点を解決する方法として、直流電源からの電源電圧の供給により動作する電子回路の電源電圧低下検出回路が、特開2005−278056号公報に開示されている。この電源電圧低下検出回路は、基準電圧源と、分圧器と、スイッチ回路と、比較器とを備える。基準電圧源は、基準電圧を出力する。分圧器は、印加した電圧を分圧して出力する。直流電源と基準電圧源とに接続されるスイッチ回路は、基準電圧が所定値以上のときにオン状態となって分圧器に電源電圧を印加する。比較器は、基準電圧と分圧器の出力電圧とを入力して電源電圧低下検出信号を出力する。
しかし、このような回路の場合、基準電圧VREFと電源電圧VCCの分圧出力とを比較するための比較器を設ける必要がある。そのため、回路規模が増大してしまう。また、電源電圧VCCが低く基準電圧VREFが安定しない範囲では、比較器の2つの入力電圧は共に0Vを示し、比較器の出力が安定しない。さらに、一般的に比較器にも基準電圧VREFが必要である。したがって、基準電圧VREFが安定しない範囲では比較器自体が正常に動作しないため、比較器の出力が安定しない。つまり、この回路は、電源電圧VCCを正確に検出できない。
また、特開2010−223796号公報には、基準信号生成回路と、第1のトランジスタと、電圧生成回路と、第2のトランジスタとを備える電源電圧検出回路が開示されている。基準信号生成回路は、電源電圧に基づいて基準信号を生成する。第1のトランジスタは、基準信号に基づいて第1及び第2の端子間を流れる電流が制御される。電圧生成回路は、電源電圧と第1のトランジスタの第1の端子との間に直列に接続され、電源電圧に応じた制御電圧を生成し、出力する。第2のトランジスタは、制御電圧に基づいて、電源電圧を出力するか否かを制御する。この回路は、簡単な回路構成ではあるものの、トランジスタをオン状態にする制御電圧値を設定するときの電圧値がダイオード電圧の整数倍と限定的になる。
特開2007−258530号公報 特開2005−278056号公報 特開2010−223796号公報
本発明は、簡単な構成で電源投入時にも精度よく電源電圧の状態を検出することができる電源電圧検出回路を提供する。
以下に、[発明を実施するための形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の観点では、電源電圧検出回路は、第1スイッチ(122)と、判定信号生成回路(110)と、第2スイッチ(124)と、第1負荷素子(126)とを具備する。第1スイッチ(122)は、基準信号に基づいて開閉が制御される。判定信号生成回路(110)は、第1電源電圧(VDD)と第2電源電圧(VSS)とに基づいて電源電圧判定信号(VG)を生成する。第2スイッチ(124)は、電源電圧判定信号(VG)に基づいて開閉が制御される。第1スイッチ(122)と第2スイッチ(124)とは直列に接続されてスイッチ部を形成する。第1負荷素子(126)は、第1電源電圧(VDD)とスイッチ部(122/124)との間に直列に挿入される。スイッチ部(122/124)は、基準信号(Vref)が所定の第1電圧(Vth)を超え、電源電圧判定信号(VG)が所定の第2電圧(Vth)を超えたとき回路を閉成して第1負荷素子(126)に電流を供給し、第1負荷素子(126)とスイッチ部(122/124)との接続ノードから第1電源電圧(VDD)の状態を示す第1出力信号(VOUT)を出力する。
本発明によれば、簡単な構成で精度よく電源電圧の状態を検出することができる電源電圧検出回路を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路の構成を示す回路図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路の入出力特性を説明する図である。 図3Aは、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路の動作を説明するためのタイミング図である。 図3Bは、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路の動作を説明するためのタイミング図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路が用いられる回路例を説明する図である。 図5Aは、回路例の動作を説明するタイミング図である。 図5Bは、回路例の動作を説明するタイミング図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る電源電圧検出回路の構成を示す回路図である。 図7は、本発明の第3の実施の形態に係る電源電圧検出回路の構成を示す回路図である。 図8は、本発明の第3の実施の形態に係る電源電圧検出回路の入出力特性を説明する図である。
図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路の構成を示す回路図である。電源電圧検出回路は、電源電圧VDDに基づいて電源電圧判定信号VGを生成する判定信号生成回路110と、電源電圧判定信号VGと基準信号である基準電圧Vrefとに基づいて出力信号VOUTを生成する電圧生成回路120とを具備する。図1に示される電源電圧検出回路は、さらに、出力回路130、基準電圧源140を具備する。出力回路130は、出力信号VOUTを論理反転して、出力信号VO_INVを出力する。基準電圧源140は、基準電圧(基準信号)Vrefを生成して出力する基準信号生成回路である。
判定信号生成回路110は、電源電圧VDDと電源電圧VSSとの間に直列に接続される負荷素子である抵抗素子112、114を備える分圧器である。判定信号生成回路110は、電圧(VDD−VSS)を分圧して電源電圧判定信号VGを生成する。したがって、抵抗素子112および抵抗素子114の抵抗値の比を変えることにより電源電圧判定信号VGの電圧を調整することができる。抵抗素子112、114は、互いに近傍に配置され、特性的に類似するため、抵抗素子112、114の抵抗値の比は安定する。したがって、安定した電源電圧判定信号VGを生成することができる。
電圧生成回路120は、第1スイッチとしてのNチャネルMOSトランジスタ122と、第2スイッチとしてのNチャネルMOSトランジスタ124と、抵抗素子126とを備える。抵抗素子126、トランジスタ124、トランジスタ122は、電源電圧VDDと電源電圧VSSとの間に直列に接続される。トランジスタ122は、ゲートに基準信号Vrefを印加され、基準電圧Vrefに応答してオンオフ状態を切り替える。トランジスタ124は、ゲートに電源電圧判定信号VGを印加され、電源電圧判定信号VGに応答してオンオフ状態を切り替える。抵抗素子126とトランジスタ124との接続ノードの電圧すなわち出力信号VOUTは、トランジスタ122およびトランジスタ124のうちの少なくとも一方がオフ状態のときには抵抗素子126に電流が流れないため、電源電圧VDDとほぼ同じ電圧を示す。また、トランジスタ122およびトランジスタ124の両方がオン状態のときには抵抗素子126に電流が流れ、出力信号VOUTは抵抗素子126の抵抗値と、トランジスタ122、124のオン抵抗の抵抗値との比により定まる電圧になる。このとき、トランジスタ122、124のオン抵抗は、抵抗素子126に比べて無視できるほど小さいため、出力信号VOUTは、ほぼ電圧VSSと同じ電圧を示す。なお、第1スイッチであるトランジスタ122と第2スイッチであるトランジスタ124とは、どちらが電源電圧VSSに接続されてもよく、スイッチ部を形成する。
出力回路130は、第3スイッチとしてのPチャネルMOSトランジスタ132と、負荷素子としての抵抗素子134とを備える。トランジスタ132と抵抗素子134とは、電源電圧VDDと電源電圧VSSとの間に直列に接続され、トランジスタ132と抵抗素子134との接続ノードから出力信号VO_INVが出力される。トランジスタ132のゲートには、電圧生成回路120から出力される出力信号VOUTが印加される。出力信号VOUTと電源電圧VDDとの電圧差が閾値電圧Vth以上になると、トランジスタ132は、オン状態になる。したがって、出力信号VO_INVは、トランジスタ132がオフ状態である間は抵抗素子134によって電源電圧VSSとほぼ同じ電圧を示し、トランジスタ132がオン状態になると抵抗素子134に電流が流れ、トランジスタ132のオン抵抗を無視すると電源電圧VDDとほぼ同じ電圧を示す。負荷素子は、抵抗素子に限定されないが、電源電圧VDDが低いときの出力信号VO_INVを安定させるためには、抵抗素子134のように電源電圧VDDの影響を受けない受動素子が好ましい。また、ここでは、出力回路130は、論理反転動作を行う反転回路としているが、スイッチを直列に接続してNAND回路としたり、スイッチを並列に接続してNOR回路としたり、他の回路とすることもできる。
基準電圧源140は、ここでは、電源電圧VDD、電源電圧VSSとの間に接続され、電源電圧VDD、電源電圧VSSに基づいて、基準信号である基準電圧Vrefを生成して出力するが、他の電源系の回路であってもよい。また、基準電圧源140は、動作準備完了を示す信号を基準信号として出力する他の機能を有する回路であってもよい。
図2を参照して、第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路の動作を説明する。ここでは、電源電圧VSSが0ボルト(0V)として説明する。
電源投入直後等であって電源電圧VDDが低い場合、基準電圧源140が出力する基準電圧Vrefもほぼ0Vである。したがって、トランジスタ122はオフ状態である。したがって、抵抗素子126に電流が流れないため、出力信号VOUTは、電源電圧VDDとほぼ同じ電圧となり、電源電圧VDDの上昇に伴って上昇する。抵抗素子126に電圧降下が起きないため、電源電圧VDDが上昇してもトランジスタ132はオフ状態である。したがって、出力信号VO_INVは、抵抗素子134によりロウレベル(0V)を示す。
電源電圧VDDがさらに上昇して電圧V1を超えると、基準電圧源140から基準電圧Vrefが出力される。つまり、電圧V1は、基準電圧源140が安定した基準電圧を生成するために必要な電圧である。基準電圧Vrefが閾値電圧Vthを超えると、トランジスタ122がオン状態になる。また、トランジスタ124は、分圧器である判定信号生成回路110から出力される電源電圧判定信号VGにより制御される。電源電圧判定信号VGは、抵抗素子112、114の抵抗値をそれぞれ、R1、R2とすると、VG=VDD・R1/(R1+R2)と表される。図2に示されるように、電源電圧判定信号VGは、電源電圧VDDに比例して上昇するが、トランジスタ124の閾値電圧Vthを超えていないため、トランジスタ124はオフ状態である。したがって、抵抗素子126には電流が流れず、出力信号VOUTは、抵抗素子126を介して電源電圧VDD(ハイレベル)を維持する。トランジスタ132はオフ状態であり、出力信号VO_INVも0V(ロウレベル)を維持する。
さらに電源電圧VDDが上昇して検出電圧VOLを超えると、電源電圧判定信号VGが閾値電圧Vthを超え、トランジスタ124がオン状態になる。つまり、検出電圧VOLは、トランジスタ124がオン状態になるために必要な電圧である。その結果、トランジスタ122と、トランジスタ124とが共にオン状態となるため、抵抗素子126に電流が流れる。抵抗素子126に電圧降下が生じ、出力信号VOUTは、ロウレベル(0V)になる。同時に、トランジスタ132がオン状態になるため、出力信号VO_INVは、ハイレベル(VDD)を示す。さらに、電源電圧VDDの上昇に伴って、出力信号VO_INVの電圧は上昇する。出力信号VOUTは、電源電圧VDDが上昇しても、ロウレベル(0V)である。
図2には、電源電圧VDDが検出電圧VOLのときに電源電圧判定信号VGが閾値電圧Vthを示し、それより低い電源電圧VDDにおいて基準電圧源140が動作して基準電圧Vrefが閾値電圧Vthを超える場合の動作が示されている。電源電圧VDDが検出電圧VOLのときに電源電圧判定信号VGが閾値電圧Vthを示し、それより高い電源電圧VDDにおいて基準電圧源140が動作して基準電圧Vrefが閾値電圧Vthを超える場合には、トランジスタ124がオン状態になった後、基準電圧Vrefが閾値電圧Vthを超えてトランジスタ122がオン状態になる。トランジスタ122がオン状態になって、出力信号VOUTがロウレベル(0V)、出力信号VO_INVがハイレベル(VDD)になる。すなわち、トランジスタ122、124が共にオン状態になると、出力信号VOUTがロウレベル(0V)、出力信号VO_INVがハイレベル(VDD)になる。
このように、本実施の形態に係る電源電圧検出回路は、電源電圧VDDが検出電圧VOLに達し、且つ、基準電圧Vrefが閾値電圧Vthに達したことを出力信号VO_INVによって示すことができる。出力信号VOUTは、電源電圧VDDと同じ電圧であれば、電源電圧VDDが低い状態であるかまたは基準電圧Vrefが低い状態であるかを示し、ロウレベル(0V)になったときに電源電圧VDDが検出電圧VOLに達し、且つ、基準電圧Vrefが閾値電圧Vthに達したことを示す。したがって、本実施の形態に係る電源電圧検出回路は、電源電圧VDDが検出電圧VOLに達し、基準電圧Vrefが所定の電圧に達したか否かを判定することができる。
次に、図3A、図3Bを参照して、時間経過を追って電源電圧検出回路の動作を説明する。
図3Aは、基準電圧源140の動作が速く、基準電圧Vrefが電源電圧判定信号VGより早い時期に立ち上がる場合の各部の電圧変化を示す図である。電源投入により、電源電圧VDDは徐々に上昇する。電源電圧VDDが電圧V1に達すると、基準電圧源140は、基準電圧Vrefを出力する。基準電圧Vrefは、時刻t0において、閾値電圧Vthを超え、トランジスタ122はオン状態になる。このとき、電源電圧判定信号VGは、閾値電圧Vthを超えておらず、トランジスタ124はオフ状態である。したがって、出力信号VO_INVは、ロウレベル(0V)である。
電源電圧VDDが上昇し、時刻t1において、分圧された電圧である電源電圧判定信号VGが閾値電圧Vthを超えると、トランジスタ124がオン状態になる。このとき電源電圧VDDは検出電圧VOLを示す。トランジスタ122、トランジスタ124共にオン状態になるため、抵抗素子126に電流が流れ、出力信号VOUTはロウレベルになる。トランジスタ132がオン状態になり、抵抗素子134に電流が流れて、出力信号VO_INVはハイレベル(VDD)になる。その後、電源電圧VDDの上昇に応じて、出力信号VO_INVの電圧は高くなる。
図3Bは、基準電圧源140の動作が遅く、基準電圧Vrefの立ち上がりが、電源電圧判定信号VGの立ち上がりより遅い場合の各部の電圧変化を示す図である。電源投入により、電源電圧VDDは徐々に上昇し、それに伴って電源電圧判定信号VGの電圧も上昇する。時刻t1において、電源電圧VDDが検出電圧VOLとなり、電源電圧判定信号VGが閾値電圧Vthを超える。電源電圧判定信号VGがゲートに印加されるトランジスタ124はオン状態になる。このとき、基準電圧源140は、まだ正常動作状態になっておらず、基準電圧Vrefは低く、トランジスタ122はオフ状態である。したがって、出力信号VO_INVは、ロウレベル(0V)である。
電源電圧VDDが上昇して電圧V1を超えると、基準電圧源140が正常に動作する。時刻t2において、基準電圧Vrefが閾値電圧Vthを超えると、トランジスタ122がオン状態になる。トランジスタ122、トランジスタ124共にオン状態になるため、抵抗素子126に電流が流れ、出力信号VOUTはロウレベルになる。トランジスタ132がオン状態になり、抵抗素子134に電流が流れて、出力信号VO_INVはハイレベル(VDD)になる。その後、電源電圧VDDの上昇に応じて、出力信号VO_INVの電圧は高くなる。
このように、本実施の形態に係る電源電圧検出回路は、電源電圧VDDが検出電圧VOLに達し、且つ、基準電圧Vrefが閾値電圧Vthに達したことを検出することができる。すなわち、本実施の形態に係る電源電圧検出回路は、基準電圧Vrefの立ち上がりが早い場合には、電源電圧VDDの立ち上がりに応じて正常動作可能になったことを検出し、基準電圧Vrefの立ち上がりが遅い場合には、基準電圧Vrefの立ち上がりに応じて正常動作可能になったことを検出する。
次に、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路が用いられる回路例を説明する。
図4は、フォトダイオード等の受光素子により生成される光電流を電圧に変換して出力する光電流・電圧変換回路である。光電流・電圧変換回路は、例えばFA(Factory Automation)関連のサーボ制御機器等において、入出力間を電気的に絶縁することを目的として用いられる。出力側の発光素子(例えば発光ダイオード)は、電気信号を供給されて発光し、入力側の受光素子(例えばフォトダイオード)に光で信号を伝える。光電流・電圧変換回路は、この受光素子により生成される電気信号を出力する受光回路として用いられる。このような受光回路は、発光ダイオードの発光、非発光に応じて出力電圧のレベルが決まる。例えば、発光ダイオードが発光した場合、出力電圧はハイレベルを示し、発光ダイオードが非発光の場合、出力電圧はロウレベルを示す。
図4に示される光電流・電圧変換回路は、光を受けて光電流を生成するフォトダイオード300と、この光電流を電圧に変換するI/V変換器301と、基準電圧を生成する基準電圧源302とを備え、さらに、光電流・電圧変換回路の出力を確定させるために、電源電圧検出回路303と、AND回路304とを備える。I/V変換器301は、基準電圧源302が生成する基準電圧Vrefによって駆動される。フォトダイオード300の出力信号(電流)は、I/V変換器301に入力される。I/V変換器301の出力信号は、AND回路304に入力される。電源電圧検出回路303の出力信号は、AND回路304に入力される。AND回路304の出力信号は、光電流・電圧変換回路の出力信号OUTとして出力される。
本発明の本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路は、図4に示されるように、光電流・電圧変換回路において、電源電圧検出回路303として用いられる。図1に示される基準電圧源140は、基準電圧源302として、共用される。
図5A、5Bには、電源投入時に電源電圧VDDが比較的速く立ち上がる場合の光電流・電圧変換回路の動作を示す各部の電圧波形が示される。ここでは、電源電圧VDDが比較的速く立ち上がるため、電源電圧VDDが検出電圧VOLに達した後、基準電圧源302が出力する基準電圧Vrefが立ち上がる。なお、横軸は電源投入時からの時間を示し、縦軸は電圧を示す。
図5Aは、フォトダイオード300に対して光入力がある場合の各部の電圧波形を示す。ここで、電源電圧VDDが検出電圧VOL以下の場合、電源電圧検出回路303の出力信号VO_INVは、ロウレベル(0V)を示す。したがって、AND回路304により光電流・電圧変換回路の出力信号OUTもロウレベルを示す。
電源電圧VDDが検出電圧VOLに達した時点t1では、電源電圧検出回路303のスイッチであるトランジスタ124はオン状態となる。基準電圧Vrefは、まだ立ち上がっていないため、電源電圧検出回路303のスイッチであるトランジスタ122はオフ状態となる。その結果、電源電圧検出回路303の出力信号VO_INVは、ロウレベルを示す。したがって、光電流・電圧変換回路の出力信号OUTもロウレベルを示す。
基準電圧Vrefが立ち上がった時点t2において、電源電圧検出回路303のトランジスタ122、124が共にオン状態となり、電源電圧検出回路303の出力信号VO_INVがハイレベル(VDD)を示す。したがって、光電流・電圧変換回路の出力信号OUTがハイレベルを示す。このような動作により、光電流・電圧変換回路は、基準電圧源302の動作が不安定な期間にも正常な出力信号を出力することができる。
図5Bは、フォトダイオード300に対して光入力がない場合の各部の電圧波形を示す。図5Aの場合と同様に、基準電圧Vrefが立ち上がる時点t2までは、電源電圧検出回路303の出力信号VO_INVはロウレベルを示す。したがって、光電流・電圧変換回路の出力信号OUTもロウレベルを示す。
基準電圧Vrefの立ち上がる時点t2以降では、電源電圧検出回路303の出力信号VO_INVがハイレベルを示す。このとき、基準電圧Vrefが正常に供給されているため、I/V変換器301の出力信号IVOは、正常動作のロウレベルを示す。したがって、光電流・電圧変換回路の出力信号OUTは、正常動作のロウレベルを示す。すなわち、光入力がない場合には、電源投入時においても光電流・電圧変換回路の出力信号OUTは常に正常動作のロウレベルが保たれる。
以上のように、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路を電子回路に用いることにより、電源電圧VDDの検出電圧VOLから基準電圧Vrefが立ち上がる期間(t1〜t2)においてもチャタリング等が起きない。そのため、誤動作を防止することができ、理想的な電子回路の保護が可能となる。このように、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路は、簡単な構成で、安定して精度よく電源電圧の検出を行うことができる。
このような回路構成により、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路は、回路規模の大きな比較器を不要としているため、回路規模の増大を抑制することができる。また、抵抗素子112、114、126は、電源電圧VDDにより駆動され、基準信号によって駆動する必要がない。したがって、本発明の第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路は、基準電圧源が動作していない場合や、不安定な動作をしている場合でも、正常に電源電圧を検出することができる。
(第2の実施の形態)
図6を参照して、第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態に係る電源電圧検出回路は、図6に示されるように、電源電圧VDDに基づいて電源電圧判定信号VGを生成する判定信号生成回路110と、電源電圧判定信号VGと基準信号である基準電流Irefとに基づいて出力信号VOUTを生成する電圧生成回路120とを具備する。図6に示される電源電圧検出回路は、さらに、出力回路130、基準電流源140、トランジスタ152を具備する。出力回路130は、出力信号VOUTを論理反転して、出力信号VO_INVを出力する。基準電流源150は、基準電流(基準信号)Irefを生成して出力する基準信号生成回路である。トランジスタ152は、基準電流Irefを電圧信号に変換して電圧生成回路120に供給する。
判定信号生成回路110は、電源電圧VDDと電源電圧VSSとの間に直列に接続される負荷素子である抵抗素子112、114を備える分圧器である。判定信号生成回路110は、電圧(VDD−VSS)を分圧して電源電圧判定信号VGを生成する。したがって、抵抗素子112および抵抗素子114の抵抗値の比を変えることにより電源電圧判定信号VGの電圧を調整することができる。抵抗素子112、114は、互いに近傍に配置され、特性的に類似するため、抵抗素子112、114の抵抗値の比は安定する。したがって、安定した電源電圧判定信号VGを生成することができる。
電圧生成回路120は、第1スイッチとしてのNチャネルMOSトランジスタ122と、第2スイッチとしてのNチャネルMOSトランジスタ124と、抵抗素子126とを備える。抵抗素子126、トランジスタ124、トランジスタ122は、電源電圧VDDと電源電圧VSSとの間に直列に接続される。トランジスタ122は、基準電流Irefを電圧信号に変換した信号がゲートに印加される。したがって、トランジスタ122は、基準電流Irefに応答してオンオフ状態を切り替える。トランジスタ124は、ゲートに電源電圧判定信号VGを印加され、電源電圧判定信号VGに応答してオンオフ状態を切り替える。抵抗素子126とトランジスタ124との接続ノードの電圧すなわち出力信号VOUTは、トランジスタ122およびトランジスタ124のうちの少なくとも一方がオフ状態のときには抵抗素子126に電流が流れないため、電源電圧VDDとほぼ同じ電圧を示す。また、トランジスタ122およびトランジスタ124の両方がオン状態のときには抵抗素子126に基準電流Irefが流れ、抵抗素子126の抵抗値をR3とすると、出力信号VOUTは、VDD−Iref・R3となり、この電圧は後に述べるトランジスタ132の閾値電圧以上に設定されている。なお、第1スイッチであるトランジスタ122と第2スイッチであるトランジスタ124とは、どちらが電源電圧VSSに接続されてもよい。
出力回路130は、第3スイッチとしてのPチャネルMOSトランジスタ132と、負荷素子としての抵抗素子134とを備える。トランジスタ132と抵抗素子134とは、電源電圧VDDと電源電圧VSSとの間に直列に接続され、トランジスタ132と抵抗素子134との接続ノードから出力信号VO_INVが出力される。トランジスタ132のゲートには、電圧生成回路120から出力される出力信号VOUTが印加される。出力信号VOUTと電源電圧VDDとの電圧差が閾値電圧Vth以上になると、トランジスタ132は、オン状態になる。したがって、出力信号VO_INVは、トランジスタ132がオフ状態である間は抵抗素子134によって電源電圧VSSとほぼ同じ電圧を示し、トランジスタ132がオン状態になると抵抗素子134に電流が流れ、トランジスタ132のオン抵抗を無視すると電源電圧VDDとほぼ同じ電圧を示す。負荷素子は、抵抗素子に限定されないが、電源電圧VDDが低いときの出力信号VO_INVを安定させるためには、抵抗素子134のように電源電圧VDDの影響を受けない受動素子が好ましい。また、ここでは、出力回路130は、論理反転動作を行う反転回路としているが、スイッチを直列に接続してNAND回路としたり、スイッチを並列に接続してNOR回路としたり、他の回路とすることもできる。
基準電流源150は、ここでは、電源電圧VDD、電源電圧VSSとの間に接続され、電源電圧VDD、電源電圧VSSに基づいて、基準信号である基準電流Irefを生成して出力する。基準電流源150は、他の電源系の回路であってもよい。また、基準電流源150は、動作準備完了を示す電流信号を出力する他の機能を有する回路であってもよい。トランジスタ152は、ゲートとドレインとが接続され、トランジスタ122とともにカレントミラー回路を形成する。トランジスタ152は、基準電流Irefを入力して電圧信号に変換し、電圧生成回路120に供給する。
本実施の形態に係る電源電圧検出回路は、基準信号が電流信号により供給されることを除き、動作は第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路と同じであるため、説明は省略される。
通常、基準電圧源は、基準電流源であるバンドギャップリファレンス(BGR)に基づいて定電圧を生成する。しかし、実際には、演算増幅器など大部分の電子回路は、基準電流源のみで動作する場合が多い。本発明の第2の実施の形態に係る電源電圧検出回路は、このような基準電圧源がない電子回路においても電源電圧VDDを検出することができる。回路規模の大きい基準電圧源140が不要であり、回路規模の小さな基準電流源150を用いることにより電源電圧検出回路を実現することができる。これにより、回路の小型化、低コストを実現することができる。
(第3の実施の形態)
図7を参照して、第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態に係る電源電圧検出回路では、判定信号生成回路110の構成が第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路と異なる。第3の実施の形態に係る電源電圧検出回路の判定信号生成回路110は、負荷素子として抵抗素子114の代りにツェナーダイオード116が用いられる。したがって、判定信号生成回路110は、電源電圧VDDと電源電圧VSSとの間に直列に接続されるツェナーダイオード116と抵抗素子112とを備える。他の回路は第1の実施の形態に係る電源電圧検出回路と同じであり、説明を省略する。
図8を参照して、第3の実施の形態に係る電源電圧検出回路の動作を説明する。
第3の実施の形態に係る電源電圧検出回路の動作は、基本的には第1の実施の形態と同じである。電源電圧VDDがツェナー電圧VZを超えるとツェナーダイオード116を電流が流れ、抵抗素子112に電圧降下が発生する。したがって、図8に示されるように、電源電圧判定信号VGは、電源電圧VDDがツェナーダイオード116のツェナー電圧VZを超えると、電源電圧VDDに応じて上昇する。電源電圧VDDが電圧V1を超えるとトランジスタ122がオン状態になり、電源電圧VDDが検出電圧VOLを超えるとトランジスタ124がオン状態になり、電源電圧検出信号VO_INVを出力する。第1の実施の形態との違いは、トランジスタ124がオン状態になる時の電源電圧値である。トランジスタ124の閾値電圧をVthとする。第1の実施の形態では、判定信号生成回路110の負荷素子である抵抗素子112、114の抵抗値をそれぞれ、R1、R2とすると、Vth=VOL・R1/(R1+R2)より、VOL=Vth・(R1+R2)/R1となる。第3の実施の形態に係る電源電圧検出回路では、ツェナーダイオード116のツェナー電圧をVZとすると、Vth=VOL−VZより、VOL=Vth+VZとなる。このように、第3の実施の形態に係る電源電圧検出回路では、検出電圧VOLの設定が比較的容易である。また、図8に示されるように、トランジスタ124のゲート電圧である電源電圧判定信号VGの傾きが大きく、電源電圧VDDの変化に対してのトランジスタ124のオンオフ感度を高くできる。
以上のように、本発明によれば、回路規模の大きな比較器が不要であり、回路の小型化が実現できる。また、本発明によれば、電源電圧検出回路は、基準電圧(あるいは基準電流)が動作していない場合や、不安定な動作をしている場合でも、正常に電源電圧を検出することができる。
また、電源投入時等において、電源電圧検出回路は、内部回路に供給される電源電圧と、内部回路(基準電圧源あるいは基準電流源)が正常動作を開始したことを示す信号とに基づいて、電源電圧を検出する。これにより、比較的速い時間で電源電圧を立ち上げた場合に起こる内部回路の遅延による検出回路の誤動作を防止することができる。
さらに、従来技術においても内部回路の基準電圧回路が動作した後に電源電圧を検出しているが、本発明の電源電圧検出回路は、この従来技術に必要であった比較器が不要である。そのため、回路の小型化を実現することができる。さらに、従来技術で問題となる基準電圧源(あるいは基準電流源)の動作が不安定な低電圧範囲においても、安定して電源電圧を検出することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、主旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態では、スイッチとしてのトランジスタ122、124がNチャネルMOSトランジスタの場合の例について説明したがこれに限られない。例えば、NPN型バイポーラトランジスタにも適宜変更可能である。また、上記実施の形態では、基準電圧(あるいは基準電流)によってオンオフ状態が制御されるトランジスタ122のドレインがトランジスタ124のソースに接続されているが、トランジスタ124のソースを電源電圧VSSに接続し、トランジスタ124のドレインとトランジスタ122のソースとを接続することも可能である。
また、上記実施の形態では、出力回路130として、反転回路を具備するが、他の回路でも良い。さらに、本発明の電源電圧検出回路を使用する電子回路によっては、出力信号VOUTを直接使用することができ、この場合は出力回路130が不要である。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、上記実施の形態は、矛盾のない限り組み合わせて実施可能である。また、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
110 判定信号生成回路
112、114 抵抗素子
116 ツェナーダイオード
120 電圧生成回路
122、124 トランジスタ
126 抵抗素子
130 出力回路
133 トランジスタ
134 抵抗素子
140 基準電圧源
150 基準電流源
152 トランジスタ
300 フォトダイオード
301 I/V変換器
302 基準電圧源
303 電源電圧検出回路
304 AND回路

Claims (10)

  1. 基準信号に基づいて開閉が制御される第1スイッチと、
    第1電源電圧と第2電源電圧とに基づいて電源電圧判定信号を生成する判定信号生成回路と、
    前記電源電圧判定信号に基づいて開閉が制御される第2スイッチと、前記第1スイッチと前記第2スイッチとは直列に接続されてスイッチ部を形成し、
    第1電源電圧と前記スイッチ部との間に直列に挿入される第1負荷素子と
    前記第1電源電圧と前記第2電源電圧とに基づいて、基準電流を生成する基準電流源と、
    前記基準電流を電圧信号に変換して前記基準信号として前記第1スイッチに供給する電流電圧変換回路と
    を具備し、
    前記スイッチ部は、前記基準信号が所定の第1電圧を超え、前記電源電圧判定信号が所定の第2電圧を超えたとき回路を閉成して前記第1負荷素子に電流を供給し、
    前記第1負荷素子と前記スイッチ部との接続ノードから前記第1電源電圧の状態を示す第1出力信号を出力する
    電源電圧検出回路。
  2. 前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との間に直列に接続される第3スイッチと第2負荷素子とを備える出力回路をさらに具備し、
    前記第3スイッチは、前記第1出力信号に応答して回路を開閉して前記第2負荷素子に流れる電流を制御し、
    前記第3スイッチと前記第2負荷素子との接続ノードから第2出力信号を出力する
    請求項1に記載の電源電圧検出回路。
  3. 判定信号生成回路は、前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との間に直列に接続される第1抵抗素子と第2抵抗素子とを備え、
    前記第1抵抗素子と前記第2抵抗素子との接続ノードの電圧を前記電源電圧判定信号として前記第2スイッチに供給する
    請求項1または請求項2に記載の電源電圧検出回路。
  4. 判定信号生成回路は、前記第1電源電圧と前記第2電源電圧との間に直列に接続されるツェナーダイオードと抵抗素子とを備え、
    前記ツェナーダイオードと前記抵抗素子との接続ノードの電圧を前記電源電圧判定信号として前記第2スイッチに供給する
    請求項1から請求項のいずれかに記載の電源電圧検出回路。
  5. 前記第1スイッチ、前記第2スイッチは、半導体スイッチを含む
    請求項1から請求項のいずれかに記載の電源電圧検出回路。
  6. 前記第1スイッチ、前記第2スイッチは、NチャネルMOSトランジスタを含み、
    前記第1負荷素子は、抵抗素子を含む
    請求項1から請求項のいずれかに記載の電源電圧検出回路。
  7. 前記第1スイッチ、前記第2スイッチは、NチャネルMOSトランジスタを含み、
    前記電流電圧変換回路は、ゲートとドレインとが接続され、前記基準電流をドレイン電流として流すNチャネルMOSトランジスタを含み、
    前記第1スイッチのNチャネルMOSトランジスタと、前記電流電圧変換回路のNチャネルMOSトランジスタとはカレントミラー回路を形成する
    請求項に記載の電源電圧検出回路。
  8. 前記第1スイッチ、前記第2スイッチは、NチャネルMOSトランジスタを含み、
    前記第3スイッチは、PチャネルMOSトランジスタを含む
    請求項2に記載の電源電圧検出回路。
  9. 前記第2負荷素子は、抵抗素子を含む
    請求項2または請求項に記載の電源電圧検出回路。
  10. 前記第1電源電圧および前記第2電源電圧と異なる第3電源電圧および第4電源電圧に基づいて、前記基準信号を生成する基準信号生成回路をさらに具備する
    請求項1または請求項2に記載の電源電圧検出回路。
JP2011039277A 2011-02-25 2011-02-25 電源電圧検出回路 Expired - Fee Related JP5687091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011039277A JP5687091B2 (ja) 2011-02-25 2011-02-25 電源電圧検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011039277A JP5687091B2 (ja) 2011-02-25 2011-02-25 電源電圧検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012178627A JP2012178627A (ja) 2012-09-13
JP5687091B2 true JP5687091B2 (ja) 2015-03-18

Family

ID=46980206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011039277A Expired - Fee Related JP5687091B2 (ja) 2011-02-25 2011-02-25 電源電圧検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5687091B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5971604B2 (ja) 2012-02-28 2016-08-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 電圧検出回路

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0243811A (ja) * 1988-08-03 1990-02-14 Fuji Electric Co Ltd 電子回路用リセット回路
JP2010147979A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Elpida Memory Inc 半導体装置およびパワーオンリセット回路の調整方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012178627A (ja) 2012-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5148537B2 (ja) 電源電圧検出回路
US9350161B2 (en) Undervoltage lockout circuit, switch control circuit and power supply device comprising the undervoltage lockout circuit
US7545186B2 (en) Reset circuit
US7382158B2 (en) Level shifter circuit
US8643993B2 (en) Short-circuit detection circuit and short-circuit detection method
US7576526B2 (en) Overcurrent detection circuit
KR20150107627A (ko) 과열 보호 회로 및 전압 레귤레이터
KR20130099855A (ko) 볼티지 레귤레이터
US7786713B2 (en) Series regulator circuit with high current mode activating parallel charging path
JP5103947B2 (ja) 突入電流防止回路
JP6926982B2 (ja) 電源制御回路および環境発電装置
JP5637096B2 (ja) バンドギャップ基準電圧回路及びこれを用いたパワーオンリセット回路
JP4439974B2 (ja) 電源電圧監視回路
JP2006115594A (ja) 誤動作防止回路
JP5687091B2 (ja) 電源電圧検出回路
JP5353490B2 (ja) 半導体装置
JP2012143030A (ja) 電子回路
CN109638772B (zh) 温度判断电路以及电源管理电路
US8692589B2 (en) Semiconductor element driving circuit and semiconductor device
US20190288501A1 (en) Semiconductor integrated circuit
JP2017168986A (ja) 半導体装置
EP2822179B1 (en) Light projecting device drive circuit and photoelectric sensor
US11271551B2 (en) Level shifter
US10763851B2 (en) Gate control circuit and transistor drive circuit
KR101033489B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 파워 온 리셋 신호 생성 회로

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150121

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5687091

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees