JPH0511868A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH0511868A
JPH0511868A JP16593991A JP16593991A JPH0511868A JP H0511868 A JPH0511868 A JP H0511868A JP 16593991 A JP16593991 A JP 16593991A JP 16593991 A JP16593991 A JP 16593991A JP H0511868 A JPH0511868 A JP H0511868A
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JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power source
power supply
voltage generating
generating means
Prior art date
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Application number
JP16593991A
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English (en)
Inventor
Katsumi Osawa
克己 大沢
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH0511868A publication Critical patent/JPH0511868A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリーズレギュレータにおける発熱による損
失を軽減することのできる電源回路の提供。 【構成】 交流電源から比較的高い第1の直流電圧を得
る第1の直流電圧発生手段K1(1B、4、6)と、交
流電源から比較的低い第2の直流電圧を得る第2の直流
電圧発生手段K2(1C、5、7)と、シリーズレギュ
レータ13と、交流電源の電圧に応じて、第1及び第2
の直流電圧発生手段K1、K2よりの第1及び第2の直
流電圧を、シリーズレギュレータ13に選択的に印加す
るスイッチング用トランジスタ8とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電源から安定化直流
電圧を得るようにした電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、図2を参照して、従来の電源回路
について説明する。1は電源トランスで、その一次側コ
イル1Aに入力端子2、3からの100Vの商用交流電
圧が印加され、その二次コイル1Bに15V付近の交流
電圧が得られ、これがダイオードブリッジ形整流回路4
に印加される。この整流回路4から得られた15V付近
の直流電圧はシリーズレギュレータ13に印加される。
又、そのレギュレータ13の入力端子及び出力端子に
は、それぞれ平滑用コンデンサ12、14が接続されて
いる。15は安定化直流電圧の出力端子で、+12Vの
安定化直流電圧が得られるように成されている。尚、こ
の電源回路は、トランジスタ1の一次コイル1Aに印加
される交流電源の電圧の変動に応じて、トランス1の二
次コイル1Bの交流電圧が、15÷0.85V〜(15
÷0.85)×1.15Vの範囲で変化しても、正常に
動作するように成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる電源回路では、
レギュレータ13がカットオフしないように、その入力
電圧が決定される。交流電源の電圧の変動に対するマー
ジンを考慮すると、レギュレータ13の入力電圧はかな
り高く成る。特に、トランス1の二次コイル1Bに得ら
れる交流電圧が高い場合は、レギュレータ13での発熱
による損失は無視できない程大きく成る。このシリーズ
レギュレータ13の損失のために、交流電圧のマージン
が大きく採れなかったり、電源回路の小型化が実現でき
なくなったりする。尚、電源回路において、シリーズレ
ギュレータの代わりに、スイッチングレギュレータを用
いれば、発熱による損失の問題はなく成るが、その反
面、価格が上昇し、又、ノイズの発生が問題と成る。か
かる点に鑑み、本発明はシリーズレギュレータにおける
発熱による損失を軽減することのできる電源回路を提案
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による電源回路
は、交流電源から比較的高い第1の直流電圧を得る第1
の直流電圧発生手段K1(1B、4、6)と、交流電源
から比較的低い第2の直流電圧を得る第2の直流電圧発
生手段K2(1C、5、7)と、シリーズレギュレータ
13と、交流電源の電圧に応じて、第1及び第2の直流
電圧発生手段K1、K2よりの上記第1及び第2の直流
電圧を、シリーズレギュレータ13に選択的に印加する
切換え手段8とを有するものである。
【0005】
【作用】かかる本発明によれば、通常は、第2の直流電
源発生手段K2よりの第2の直流電圧が、切換え手段8
によって選択されて、レギュレータ13に供給され、交
流電源の電圧が所定電圧より低下したときは、第1の直
流電圧発生手段K1からの第1の直流電圧が、切換え手
段8によって選択されて、レギュレータ13に印加され
る。
【0006】
【実施例】以下に、図1を参照して、本発明の実施例を
詳細に説明しよう。1は電源トランスで、1Aはその一
次コイル、1B、1Cはその二次コイルである。一次コ
イル1Aには、100V(実際には、85V〜115V
の範囲で変化しても良い)の商用交流電源が接続され
る。
【0007】K1、K2は第1及び第2の直流電圧発生
回路(手段)である。第1の直流電圧発生回路K1は、
トランス1の一方の二次コイル1B、その二次コイル1
Bの両端に接続されたダイオードブリッジ形整流回路
4、その整流回路4の出力側に接続された平滑用コンデ
ンサ6から構成される。第2の直流電圧発生回路K2
は、トランス1の他方の二次コイル1C、その二次コイ
ル1Cの両端に接続されたダイオードブリッジ形整流回
路5、その整流回路5の出力側に接続された平滑用コン
デンサ7から構成される。
【0008】ここでは、例えば、第2の直流電圧発生回
路K2から+15Vの直流電圧が発生したとき、第1の
直流電圧発生回路K1から+15÷0.85Vの直流電
圧が発生するように、トランス1の一次コイル1A及び
二次コイル1B、1Cの巻線比が設定されている。
【0009】第1の直流電圧発生回路K1の出力端子
が、スイッチング用のPNP形トランジスタ8のエミッ
タに接続され、そのコレクタがシリーズレギュレータ1
3の入力端子に接続される。第2の直流電圧発生回路K
2の出力端子が、逆流防止用ダイオード11のアノード
に接続され、そのカソードがレギュレータ13の入力端
子に接続される。尚、レギュレータ13の入力端子及び
出力端子には、それぞれリップル除去用のコンデンサ1
2、14が接続されている。15は安定化直流電圧出力
端子で、この出力端子15に+12Vの直流電圧が出力
されるように成されている。
【0010】9はトランジスタ8のオンオフを制御する
レベル比較器(演算増幅器から構成されている)で、そ
の出力端子がトランジスタ8のベースに接続されてい
る。このレベル比較器9には、第2の直流電圧発生回路
Kからの直流電圧Vxと、基準電源10からの+15V
の基準直流電圧とが供給されて比較され、直流電圧Vx
が+15V以上のときはトランジスタ8がオフと成り、
+15V未満に成るとトランジスタ8がオンと成るよう
に、レベル比較器9がトランジスタ8を制御する。
【0011】かくして、トランス1の一次コイル1Aに
印加される交流電源からの交流電圧の変動に応じて、第
2の直流電圧発生回路K2からの直流電圧Vxが+15
V以上のときは、この2の直流電圧発生回路K2からの
直流電圧が、ダイオード11を通じて、シリーズレギュ
レータ13の入力端子に印加され、第2の直流電圧発生
回路K2からの直流電圧Vxが+15V未満に成ると、
第1の直流電圧発生回路K1からの直流電圧が、トラン
ジスタ8のエミッタ・コレクタ間を通じて、シリーズレ
ギュレータ13の入力端子に印加される。そして、いず
れの場合においても、トランス1の一次コイル1Aに印
加される交流電圧が85V〜115Vの範囲内であれ
ば、出力端子15には+12Vの安定化直流電圧が出力
される。
【0012】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、交流電源から
比較的高い第1の直流電圧を得る第1の直流電圧発生手
段と、交流電源から比較的低い第2の直流電圧を得る第
2の直流電圧発生手段とを、交流電源の電圧に応じて切
り換えて、シリーズレギュレータに接続するようにした
から、シリーズレギュレータの入出力電圧の差を小さく
することができるので、シリーズレギュレータの発熱に
よる損失を少なくすることができる。又、これにより、
電源回路の小型化、低廉化が可能と成り、しかもノイズ
の発生の問題もなく成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路結線図
【図2】従来例の回路結線図
【符号の説明】
1 電源トランス 1A 一次コイル 1B 二次コイル 1C 二次コイル K1 第1の直流電圧発生回路 K2 第2の直流電圧発生回路 4 整流回路 5 整流回路 6 平滑用コンデンサ 7 平滑用コンデンサ 8 スイッチング用トランジスタ 9 レベル比較器 10 基準電源 13 シリーズレギュレータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 交流電源から比較的高い第1の直流電圧
    を得る第1の直流電圧発生手段と、 上記交流電源から比較的低い第2の直流電圧を得る第2
    の直流電圧発生手段と、 シリーズレギュレータと、 上記交流電源の電圧に応じて、上記第1及び第2の直流
    電圧発生手段よりの上記第1及び第2の直流電圧を、上
    記シリーズレギュレータに選択的に印加する切換え手段
    とを有することを特徴とする電源回路。
JP16593991A 1991-07-05 1991-07-05 電源回路 Pending JPH0511868A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16593991A JPH0511868A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 電源回路

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JP16593991A JPH0511868A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 電源回路

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JPH0511868A true JPH0511868A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15821891

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JP16593991A Pending JPH0511868A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 電源回路

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JP (1) JPH0511868A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341660A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Funai Electric Co Ltd 電源装置
US7148587B2 (en) 2000-02-22 2006-12-12 Fujitsu Limited DC-DC converter circuit, power supply selection circuit, and apparatus useful for increasing conversion efficiency
KR20230060148A (ko) 2021-10-27 2023-05-04 농업회사법인 주식회사 글로벌클램 조개류 된장 키트 제조 방법

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US7148587B2 (en) 2000-02-22 2006-12-12 Fujitsu Limited DC-DC converter circuit, power supply selection circuit, and apparatus useful for increasing conversion efficiency
JP2005341660A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Funai Electric Co Ltd 電源装置
KR20230060148A (ko) 2021-10-27 2023-05-04 농업회사법인 주식회사 글로벌클램 조개류 된장 키트 제조 방법

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