JPH07123721A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH07123721A
JPH07123721A JP27235893A JP27235893A JPH07123721A JP H07123721 A JPH07123721 A JP H07123721A JP 27235893 A JP27235893 A JP 27235893A JP 27235893 A JP27235893 A JP 27235893A JP H07123721 A JPH07123721 A JP H07123721A
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JP
Japan
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voltage
circuit
transformer
power supply
switching
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JP27235893A
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English (en)
Inventor
Akira Sakurai
章 櫻井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高周波のスイッチング電源回路の力率の改善に
関する。 【構成】交流電圧を整流するブリッジ回路(11)と、
前記ブリッジ回路(11)の出力電圧に基づいてスイッ
チング素子(TR11)のスイッチング動作を制御する
スイッチング回路(12)と、前記ブリッジ回路(1
1)の出力電圧に基づいて電源電圧を生成するトランス
(13)と、前記トランス(13)の電源電圧生成のス
イッチング動作をするスイッチング素子(TR11)
と、前記ブリッジ回路(11)の出力電圧に、直流電圧
を上乗する電圧供給回路(14)とを有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路に関し、更に詳
しく言えば、高周波のスイッチング電源回路の力率の改
善に関する。近年、スイッチング電源を利用した電子機
器の普及に伴い、電源ラインへの高周波電流が増加し、
他の電子機器に障害を起こしたり、送電系や配電系に高
調波障害を引き起こすため現在その規制が検討されてお
り、それに対応すべく、さらなる力率の改善が要求され
てきている。
【0002】
【従来の技術】以下で、従来例に係る電源回路について
図面を参照しながら説明する。図4は従来例に係る電源
回路の回路図である。従来例に係る電源回路は、図4に
示すように整流用のブリッジ回路(1)、スイッチング
制御回路(2)、トランス(3)、数百〜数千μFの電
解コンデンサからなる平滑用コンデンサ(C1)及びス
イッチングトランジスタ(TR1)からなる。
【0003】上記回路によれば、まず交流電圧がブリッ
ジ回路(1)に入力され、整流される(以下こうして得
られたブリッジ回路(1)の出力電圧を入力電圧と称す
る)。この入力電圧が平滑用コンデンサ(C1)によっ
て平滑化され、トランス(3)の1次コイル側に出力さ
れる。トランス(3)の1次コイルには直列にスイッチ
ングトランジスタ(TR1)が接続されており、スイッ
チングトランジスタ(TR1)がスイッチング回路
(2)によってON/OFF動作することにより、直流
電圧を断続制御し、トランス(3)の2次コイルから得
られる電圧をダイオード(D1)、コンデンサ(C2)
からなる整流回路を介して所定の電圧付近で安定化され
た電源電圧(Vout)が外部に出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電源回路によると、平滑用コンデンサ(C1)は数
百〜数千μFと比較的容量の大きいコンデンサを用いて
いるために、図5に示すようにその放電期間には、交流
電源からの入力電圧と同程度の電圧が保持でき、出力さ
れることになる。
【0005】このため、入力電圧の波形はかなり平坦化
されて安定化するものの、力率に寄与する導通角が図5
に示すように非常に小さくなるので、力率が低下すると
いう問題が生じていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み成されたもので、図1に示すように、交流電圧を
整流するブリッジ回路(11)と、前記ブリッジ回路
(11)の出力電圧をスイッチング素子(TR11)に
よりスイッチング動作させ制御するスイッチング制御回
路(12)と、前記ブリッジ回路(11)の出力電圧を
変換し電源電圧を生成するトランス(13)と、前記ト
ランス(13)の電源電圧生成のスイッチング動作をす
るスイッチング素子(TR11)と、前記ブリッジ回路
(11)の出力電圧に、直流電圧を上乗する電圧供給回
路(14)とを有することにより、力率の改善が可能に
なる電源回路を提供するものである。
【0007】
【作 用】本発明に係る電源回路によれば、図1に示す
ように、ブリッジ回路(11)の出力電圧である入力電
圧に直流電圧を上乗する電圧供給回路(14)を有して
いる。このため、ブリッジ回路(11)の出力電圧に直
流電圧が加えられていることにより、導通角が拡大でき
るので、容易に力率を改善することが可能になる。
【0008】また、本発明に係る電源回路において、電
圧供給回路(14)は、トランス(13)の1次コイル
と同軸に巻かれた補助コイル(L11)の一端に補助ダ
イオード(D12)の一端が接続され、補助コイル(L
11)の他端と補助ダイオード(D12)の他端とに補
助コンデンサ(C12)が接続されてなる。このため、
簡単な回路構成で入力電圧に直流電圧を上乗することが
できるので、簡単な回路構成で容易に力率を改善するこ
とができ、また、補助コイル(L11)の巻き数を変化
することによって入力電圧に上乗する直流電圧を変化さ
せることが可能になり、需要に応じた柔軟な対応が可能
になる。
【0009】
【実施例】以下で、本発明の実施例に係る電源回路につ
いて図面を参照しながら説明する。本発明の実施例に係
る電源回路は、図2に示すように、ブリッジ回路(1
1)、スイッチング制御回路(12)、トランス(1
3)、電圧供給回路(14)、ノイズ除去用コンデンサ
(C11)及びスイッチングトランジスタ(TR11)
からなる。
【0010】ブリッジ回路(11)は、不図示のダイオ
ードなどからなる整流回路であって、自身に入力される
交流電圧を整流し、スイッチング回路(12)、トラン
ス(13)、ノイズ除去用コンデンサ(C11)などに
出力する回路である。スイッチング制御回路(12)は
スイッチングトランジスタ(TR11)のON/OFF
動作の制御をする回路である。
【0011】トランス(13)は、その1次コイルに印
加された電圧によって1次コイル及び2次コイルの巻数
に応じて2次コイルに誘導起電力を発生させてダイオー
ド(D13)及びコンデンサ(C13)からなる整流回
路に出力するものである。電圧供給回路(14)は、ト
ランス(13)の1次コイルと同軸に巻かれた補助コイ
ル(L11)と、補助ダイオード(D12)と、補助コ
ンデンサ(C12)と、逆流防止用のダイオード(D1
1)からなる回路であって、ブリッジ回路(11)の出
力部に接続され、ブリッジ回路(11)からの入力電圧
に、直流電圧(Vc)を印加する回路である。
【0012】なお、この電圧供給回路(14)のうち、
ダイオード(D11)を除いた部分は、トランス(1
3)の2次コイル、ダイオード(D13)及びコンデン
サ(C13)からなる整流回路と等価な回路になってい
る。スイッチングトランジスタ(TR11)は、スイッ
チング素子の一例であって、スイッチング制御回路(1
2)の動作制御に基づいて、トランス(13)の1次コ
イルに電圧を供給/非供給するnチャネルのMOS型ト
ランジスタである。
【0013】ノイズ除去用コンデンサ(C11)は、数
μFのコンデンサであって、入力電圧のノイズを除去す
るフィルタとして作用するコンデンサである。なお、こ
のノイズ除去用コンデンサ(C11)は従来の図5に示
す回路の平滑用コンデンサ(C11)と同様の接続関係
にあるが、容量が数μFと小さいため、入力電圧の平滑
化の効果はなく、力率の変動には寄与しない。
【0014】上記回路の動作を以下で説明する。まず本
発明の実施例では、最大値141V,実効値100Vの
交流電圧がブリッジ回路(11)に入力され、整流され
て入力電圧としてトランス(13)の1次コイル側に出
力される。このとき、トランス(13)の1次コイルに
誘導される磁束によって、補助コイル(L11)によっ
て誘導起電力が生成され、補助ダイオード(D12)、
補助コンデンサ(C12)によって約70Vの直流電圧
(Vc)が生成され、ダイオード(D11)を介してブ
リッジ回路(11)の出力に印加される。
【0015】このため、全波整流された入力電圧に、直
流電圧(Vc)が加算されることにより、入力電圧が図
5に示すような波形になり、その導通角(θ)が、従来
回路による図3に示すような導通角(θ)よりも大きく
なる。これにより、その入力電流も図3に示すような波
形となり、導通角(θ)が拡大されるので、従来の回路
に比して力率の改善が可能になる。
【0016】また、トランス(13)の1次コイルには
直列にスイッチングトランジスタ(TR11)が接続さ
れており、このスイッチング制御回路(12)によって
スイッチングトランジスタ(TR11)の動作制御がな
される。すなわち、スイッチング制御回路(12)によ
って、予め設定された所定の電圧以上になるとスイッチ
ングトランジスタ(TR11)がOFFされて電圧が降
下し、所定の周期になるとスイッチングトランジスタ
(TR11)がONされて電圧が上昇するというよう
に、スイッチングトランジスタ(TR11)がON/O
FF動作することで、直流電圧を断続制御させることに
より、トランス(13)の1次コイルにエネルギーが供
給されて、トランス(13)の2次コイル側に誘導起電
力が生じ、ダイオード(D13)、コンデンサ(C1
3)からなる整流回路を介して生成される電源電圧(V
out )は安定化されて出力される。
【0017】以上説明したように、本発明の実施例に係
る電源回路によれば、電圧供給回路(14)で入力電圧
に直流電圧(Vc)を上乗しているので、導通角(θ)
が拡大でき、力率の改善が可能になる。また、電圧供給
回路(14)は、トランス(13)の1次コイルと同軸
に巻かれた補助コイル(L11)の一端に補助ダイオー
ド(D12)の一端が接続され、補助コイル(L11)
の他端と補助ダイオード(D12)の他端とに補助コン
デンサ(C12)が接続されているだけなので、簡単な
回路構成で入力電圧に直流電圧(Vc)を上乗すること
で、容易に力率を改善することができる。
【0018】さらに、補助コイル(L11)の巻き数を
変化することによって入力電圧に上乗する直流電圧(V
c)を変化させることが可能になり、需要に応じた柔軟
な対応が可能になる。 なお、本実施例では、電圧生成
回路(14)としてトランス(13)の1次コイルと同
軸に巻かれた補助コイル(L11)と、補助ダイオード
(D12)と、補助コンデンサ(C12)と、逆流防止
用のダイオード(D11)からなる回路を用いている
が、本発明はこれに限らず、直流電圧を生成するような
回路であればどのような回路であっても、同様の効果を
奏する。
【0019】また本実施例では、フライバック方式のス
イッチング電源回路を用いているが、他の方式のスイッ
チング電源回路であっても、同様の効果を奏する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電源回
路によれば、ブリッジ回路(11)の出力電圧である入
力電圧に直流電圧を上乗する電圧供給回路(14)を有
しているので、導通角が拡大でき、容易に力率を改善す
ることが可能になる。また、本発明に係る電源回路にお
いて、電圧供給回路(14)は、トランス(13)の1
次コイルと同軸に巻かれた補助コイル(L11)の一端
に補助ダイオード(D12)の一端が接続され、補助コ
イル(L11)の他端と補助ダイオード(D12)の他
端とに補助コンデンサ(C12)が接続されているだけ
なので、簡単な回路構成で容易に力率を改善することが
でき、しかも、補助コイル(L11)の巻き数を変化す
ることによって入力電圧に上乗する直流電圧を変化させ
ることが可能になり、需要に応じた柔軟な対応が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源回路の原理図である。
【図2】本発明の実施例に係る電源回路の回路図であ
る。
【図3】本発明に係る電源回路の動作を説明するグラフ
である。
【図4】従来例に係る電源回路の回路図である。
【図5】従来例に係る電源回路の問題点を説明するグラ
フである。
【符号の説明】
(11) ブリッジ回路 (12) スイッチング制御回路 (13) トランス (14) 電圧供給回路 (TR11)スイッチングトランジスタ(スイッチング
素子) (C11) ノイズ除去用コンデンサ (C12) 補助コンデンサ (D12) 補助ダイオード (L11) 補助コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧を整流するブリッジ回路(1
    1)と、 前記ブリッジ回路(11)の出力電圧をスイッチング素
    子(TR11)によりスイッチング動作させ制御するス
    イッチング制御回路(12)と、 前記ブリッジ回路(11)の出力電圧を変換し電源電圧
    を生成するトランス(13)と、 前記トランス(13)の電源電圧生成のスイッチング動
    作をするスイッチング素子(TR11)と、 前記ブリッジ回路(11)の出力電圧に、直流電圧を上
    乗する電圧供給回路(14)とを有することを特徴とす
    る電源回路。
  2. 【請求項2】 交流電圧を整流するブリッジ回路(1
    1)と、 前記ブリッジ回路(11)の出力電圧をスイッチング素
    子(TR11)によりスイッチング動作させ制御するス
    イッチング制御回路(12)と、 前記ブリッジ回路(11)の出力電圧を変換し電源電圧
    を生成するトランス(13)と、 前記トランス(13)の電源電圧生成のスイッチング動
    作をするスイッチング素子(TR11)と、 前記ブリッジ回路(11)の出力電圧に、直流電圧を上
    乗する電圧供給回路(14)とを有し、 該電圧供給回路(14)は、補助コイル(L11)の一
    端に補助ダイオード(D12)の一端が接続され、前記
    補助コイル(L11)の他端と補助ダイオード(D1
    2)の他端との間に補助コンデンサ(C12)が接続さ
    れてなることを特徴とする電源回路。
  3. 【請求項3】 交流電圧を整流するブリッジ回路(1
    1)と、 前記ブリッジ回路(11)の出力電圧をスイッチング素
    子(TR11)によりスイッチング動作させ制御するス
    イッチング制御回路(12)と、 前記ブリッジ回路(11)の出力電圧を変換し電源電圧
    を生成するトランス(13)と、 前記トランス(13)の電源電圧生成のスイッチング動
    作をするスイッチング素子(TR11)と、 前記ブリッジ回路(11)の出力電圧に、直流電圧を上
    乗する電圧供給回路(14)とを有し、 該電圧供給回路(14)は、前記トランス(13)の1
    次コイルと同軸に巻かれた補助コイル(L11)の一端
    に補助ダイオード(D12)の一端が接続され、前記補
    助コイル(L11)の他端と補助ダイオード(D12)
    の他端との間に補助コンデンサ(C12)が接続されて
    なることを特徴とする電源回路。
JP27235893A 1993-10-29 1993-10-29 電源回路 Pending JPH07123721A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9479092B2 (en) 2013-11-22 2016-10-25 Nidec Techno Motor Corporation Motor drive device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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