JP3456803B2 - スイッチング電源 - Google Patents
スイッチング電源Info
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- JP3456803B2 JP3456803B2 JP18340695A JP18340695A JP3456803B2 JP 3456803 B2 JP3456803 B2 JP 3456803B2 JP 18340695 A JP18340695 A JP 18340695A JP 18340695 A JP18340695 A JP 18340695A JP 3456803 B2 JP3456803 B2 JP 3456803B2
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- JP
- Japan
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- switching element
- power supply
- output
- switching
- output transformer
- Prior art date
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Rectifiers (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、比較的出力容量の大き
なスイッチング電源に関するもので、印加される入力電
圧が100Vでも200Vでも高効率に動作するもので
ある。
なスイッチング電源に関するもので、印加される入力電
圧が100Vでも200Vでも高効率に動作するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】入力電圧が100Vでも200Vでも動
作するスイッチング電源としては、次の2つの方式が多
く使われている。1つは図1の様なフライバック式であ
る。フライバック方式は入力電圧が変化したとき、主S
Wの時比率の変化がフォワ−ド式の主SWの時比率の変
化に較べて少なくトランス等の利用率が良いので多く使
われている。図5は入力電圧と時比率をフライバック式
とフォワ−ド式で比較したものである。しかし、フライ
バック式は入力電流が三角波状となり、スイッ (2) チング素子3、4に流れる電流のピ−ク値が大きくなり
出力容量の大きいものには不向きである。もう1つは、
図2の様に倍電圧回路とフォワ−ド式コンバ−タの組み
合わせで実現する方法もある。この倍電圧回路は入力電
圧が100Vの時にスイッチング素子15(トライアッ
ク)がONし倍電圧動作となり、入力電圧が200Vの
時にスイッチング素子15(トライアック)がOFFし
整流回路2による通常の整流回路として動作するもので
ある。しかしこの方法では入力にC1、C2の様な容量の
大きなコンデンサを入れる必要があり、力率が悪化し、
また多くの高周波成分を含んだ入力電流が流れることに
なる。
作するスイッチング電源としては、次の2つの方式が多
く使われている。1つは図1の様なフライバック式であ
る。フライバック方式は入力電圧が変化したとき、主S
Wの時比率の変化がフォワ−ド式の主SWの時比率の変
化に較べて少なくトランス等の利用率が良いので多く使
われている。図5は入力電圧と時比率をフライバック式
とフォワ−ド式で比較したものである。しかし、フライ
バック式は入力電流が三角波状となり、スイッ (2) チング素子3、4に流れる電流のピ−ク値が大きくなり
出力容量の大きいものには不向きである。もう1つは、
図2の様に倍電圧回路とフォワ−ド式コンバ−タの組み
合わせで実現する方法もある。この倍電圧回路は入力電
圧が100Vの時にスイッチング素子15(トライアッ
ク)がONし倍電圧動作となり、入力電圧が200Vの
時にスイッチング素子15(トライアック)がOFFし
整流回路2による通常の整流回路として動作するもので
ある。しかしこの方法では入力にC1、C2の様な容量の
大きなコンデンサを入れる必要があり、力率が悪化し、
また多くの高周波成分を含んだ入力電流が流れることに
なる。
【0003】
【発明の目的】本願は、入力電圧が100Vでも200
Vでも力率を悪化する事なく高効率を実現する比較的出
力容量の大きなスイッチング電源を供給するものであ
る。
Vでも力率を悪化する事なく高効率を実現する比較的出
力容量の大きなスイッチング電源を供給するものであ
る。
【0004】
【実施例】図3は本発明の実施例であり、1は交流電
源、2は整流回路、3は入力が100Vでも200Vで
も動作するスイッチング素子である。4は200V時に
動作するスイッチング素子で100V時は停止してい
る。14は4とは逆に、100V時に動作するスイッチ
ング素子で200V時は停止している。5、6はトラン
スで、2つのトランスは同じ特性を有し、1次はシリ−
ズ、2次はパラに接続されている。前述の14のドレイ
ンは2つのトランスの1次巻線が接続されている点につ
ながっている。7、8、9は出力ダイオ−ドで、10は
出力平滑用チョ−クコイル、11は出力コンデンサ、1
2は負荷、13はスイッチング素子を駆動する為の回路
である。
源、2は整流回路、3は入力が100Vでも200Vで
も動作するスイッチング素子である。4は200V時に
動作するスイッチング素子で100V時は停止してい
る。14は4とは逆に、100V時に動作するスイッチ
ング素子で200V時は停止している。5、6はトラン
スで、2つのトランスは同じ特性を有し、1次はシリ−
ズ、2次はパラに接続されている。前述の14のドレイ
ンは2つのトランスの1次巻線が接続されている点につ
ながっている。7、8、9は出力ダイオ−ドで、10は
出力平滑用チョ−クコイル、11は出力コンデンサ、1
2は負荷、13はスイッチング素子を駆動する為の回路
である。
【0005】この回路を動作するには、印加された交流
電源1は整流回路2により全波整流され、コンバ−タの
一次回路に印加される。スイッチング素子3、4、14
は図5の様にゲ−ト信号を与えられる。 (3) 入力電圧が200Vの時は、スイッチング素子3、4が
動作し、14は停止している。スイッチング素子3と4
が導通している時トランス5と6の1次側にはそれぞれ
入力電圧の半分の電圧(200V/2=100V)が印
加される。トランス5と6の2次側には1次巻線と2次
巻線の巻数比に応じたパルス電圧が発生し、トランス
5、6の2次側はパラ接続され、出力ダイオ−ド7、
8、9により整流され、出力平滑用チョ−クコイル10
と出力コンデンサ11で平滑される。また、入力が10
0Vの時はスイッチング素子3、14が動作し、4は停
止している。スイッチング素子3と14が導通している
時トランス5には入力電圧(100V)が印加され、ト
ランス6には電圧は印加されない。よって、トランス5
の2次側には巻数比に応じたパルス電圧が発生し、トラ
ンス6の2次側には出力出てこない。しかし、トランス
5、6の2次側は、パラ接続されている為、出力ダイオ
−ド7、9によって整流された電圧は入力が200Vの
時と同じ電圧が発生し、出力平滑用チョ−クコイル10
と出力コンデンサ11で平滑される。よって、入力電圧
が100Vでも200Vでも出力ダイオ−ドD2のカソ
−ドには同じ電圧が発生するので、時比率は同じ値とす
る事が出来る。
電源1は整流回路2により全波整流され、コンバ−タの
一次回路に印加される。スイッチング素子3、4、14
は図5の様にゲ−ト信号を与えられる。 (3) 入力電圧が200Vの時は、スイッチング素子3、4が
動作し、14は停止している。スイッチング素子3と4
が導通している時トランス5と6の1次側にはそれぞれ
入力電圧の半分の電圧(200V/2=100V)が印
加される。トランス5と6の2次側には1次巻線と2次
巻線の巻数比に応じたパルス電圧が発生し、トランス
5、6の2次側はパラ接続され、出力ダイオ−ド7、
8、9により整流され、出力平滑用チョ−クコイル10
と出力コンデンサ11で平滑される。また、入力が10
0Vの時はスイッチング素子3、14が動作し、4は停
止している。スイッチング素子3と14が導通している
時トランス5には入力電圧(100V)が印加され、ト
ランス6には電圧は印加されない。よって、トランス5
の2次側には巻数比に応じたパルス電圧が発生し、トラ
ンス6の2次側には出力出てこない。しかし、トランス
5、6の2次側は、パラ接続されている為、出力ダイオ
−ド7、9によって整流された電圧は入力が200Vの
時と同じ電圧が発生し、出力平滑用チョ−クコイル10
と出力コンデンサ11で平滑される。よって、入力電圧
が100Vでも200Vでも出力ダイオ−ドD2のカソ
−ドには同じ電圧が発生するので、時比率は同じ値とす
る事が出来る。
【0006】
【効果の説明】このように本願は比較的出力容量の大き
くしかも入力が100Vあるいは200Vに変化するス
イッチング電源でも入力容量の大きいコンデンサを入れ
る必要がなく効率のよい電源を供給できる産業上利用可
能性高いものである。
くしかも入力が100Vあるいは200Vに変化するス
イッチング電源でも入力容量の大きいコンデンサを入れ
る必要がなく効率のよい電源を供給できる産業上利用可
能性高いものである。
【図1】本発明一実施例
【図2】従来回路図(倍電圧回路)
【図3】従来回路(フライバック式)
【図4】(4)
本発明スイッチング素子の動作信号
【図5】入力電圧と主SWの時比率
1 交流電源
2 整流回路
3、4 スイッチング素子
5、6 トランス
7、8、9 整流ダイオ−ド
10 出力平滑用コイル
11 出力コンデンサ
12 負荷
13 スイッチング素子制御回路
14 スイッチング素子
15 スイッチング素子(トライアック)
17、18 コンデンサ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平6−133548(JP,A)
実開 平5−25986(JP,U)
実開 平5−30916(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H02M 3/28
G05F 1/14
H02J 1/00
H02M 3/335
H02M 7/06
Claims (2)
- 【請求項1】 直流電源と一次巻線が直列接続され、二
次巻線は並列接続されたほゞ同一特性の第1の出力トラ
ンス及び第2の出力トランスと、前記出力トランスの二
次巻線側に接続された負荷と、前記直流電源と前記一次
巻線の間に夫々直列に接続された第1のスイッチング素
子及び第2のスイッチング素子と、前記第1及び第2の
出力トランスの接続点と前記直流電源一端間に第3のス
イッチング素子を接続し、前記第1のスイッチング素子
と第2のスイッチング素子もしくは第1スイッチング素
子と第3のスイッチング素子の直列動作を利用して前記
直流電源の高低に係わらず前記負荷にほゞ一定の出力電
圧を供給するようにしたことを特徴とするスイッチング
電源。 - 【請求項2】 第1の出力トランス及び第2の出力トラ
ンスの夫々二次巻線を整流用ダイオ−ドを介して並列接
続したことを特徴とする請求項1のスイッチング電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18340695A JP3456803B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | スイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18340695A JP3456803B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | スイッチング電源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0919140A JPH0919140A (ja) | 1997-01-17 |
JP3456803B2 true JP3456803B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=16135228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18340695A Expired - Fee Related JP3456803B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | スイッチング電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3456803B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015109782A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-11 | 株式会社三社電機製作所 | Pfc回路を備えたdc−dcコンバータ |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP18340695A patent/JP3456803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0919140A (ja) | 1997-01-17 |
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Legal Events
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