JP3038304B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP3038304B2
JP3038304B2 JP7245921A JP24592195A JP3038304B2 JP 3038304 B2 JP3038304 B2 JP 3038304B2 JP 7245921 A JP7245921 A JP 7245921A JP 24592195 A JP24592195 A JP 24592195A JP 3038304 B2 JP3038304 B2 JP 3038304B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、力率を改善して入
力電流の高調波成分を低減するスイッチング電源装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時の電子機器用のスイッチング電源装
置は、交流(AC)電源に対する力率の改善を図り、か
つ、高周波成分を低減して、周辺回路や周囲機器への妨
害をなくすことが要求されている。その一例として、
「1992スイッチング電源システムシンポジウム資
料:S7−3−5、図6の1−(a)」に示す記載例が
知られている。
【0003】図19は、このスイッチング電源装置の構
成を示す回路図であり、図20は、この動作における電
圧及び電流波形を説明するための図である。図19及び
図20において、この例は、基本構成が他励式スイッチ
ングレギュレータであり、商用電源(AC)などからの
交流をローパスフィルタ(LPF)1a、ブリッジ整流
器1bを通じて整流し、この電圧をチョークコイルL
1、ダイオードD1を通じてトランスTの巻き始め端に
印加している。
【0004】トランスTの一次巻線の巻き終わり端が、
スイッチング動作用のスイッチング素子、例えば、電界
効果トランジスタ(FET)Q1のドレインと接続さ
れ、かつ、FETQ1のソースが接地されると共に、ゲ
ートにパルス幅(PWM)制御回路2からスイッチング
駆動信号が供給されて、FETQ1が導通・非導通のス
イッチング動作を行う。
【0005】このスイッチング動作でトランスTの二次
巻線に交流が導出され、この交流を二次巻線の巻き始め
端に接続されたダイオードD3と、ダイオードD4で整
流している。この脈流をチョークコイルL2と電解コン
デンサC2との平滑回路で直流化して負荷RLに印加し
ている。この負荷RLの供給電圧を出力電圧検出回路3
で、その電圧変動を検出し、パルス幅制御回路2に出力
し、ここから電圧変動に対応したスイッチング駆動信号
をFETQ1に供給して出力電圧の一定化制御を行って
いる。
【0006】さらに、この例では、チョークコイルL1
とダイオードD1との接続点とトランスTの一次巻線の
巻き終わり端とFETQ1のドレインとの間にダイオー
ドD2が接続され、さらに、一次巻線の巻き始め端と接
地との間に電解コンデンサC1が接続されている。この
回路はFETQ1のスイッチング動作による電力変換を
行うものであり、いわゆる、昇圧チョッパとして動作す
る。
【0007】ここでFETQ1のオン時には図20に示
すようにチョークコイルL1に入力電圧に応じた電流が
流れ、オフ時にはチョークコイルL1の逆起電圧によっ
て、電解コンデンサC1に充電される。このようなFE
TQ1のスイッチング動作によってチョークコイルL1
に流れる電流が不連続になるようにチョークコイルL1
のインダクタンス値を設定すると、交流入力電流である
チョークコイルL1に流れる電流の平均値は、交流電圧
に比例した電流が流れ、入力力率が向上する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
スイッチング電源装置では、図19中に示す負荷RLの
消費電流Ioが小さい軽負荷の場合でも、スイッチング
素子のオン時間比率は出力電圧を安定化するようにしか
動作せず、昇圧チョッパ部を定電圧制御しないため、こ
のとき電解コンデンサC1の電圧Vc1は次式を、この
電圧Vc1で解いたものになる。
【0009】
【数1】
【0010】図21は電解コンデンサC1の電圧Vc1
と負荷電流との関係の一例を示す(1)式から導いた特
性図である。図21において、軽負荷時に電解コンデン
サC1の電圧Vc1は丸(○)でプロットした曲線に示
すように、非常に大きな値になる。この従来例はトラン
スTの一次巻線TL1の巻数N1を34ターン(T)、
二次巻線TL2の巻数N2を4Tとし、さらに、チョー
クコイルL1のインダクタンスを50μH、かつ、入力
電圧Viが直流(DC)100V、出力電圧Voが5V
の場合である。
【0011】このように電解コンデンサC1の電圧Vc
1が極めて高くなるため、電解コンデンサC1、ダイオ
ードD1、ダイオードD2、スイッチング素子であるF
ETQ1等に高耐圧の部品を使用する必要があり、その
部品の外形形状が大きくなり、小型化の妨げになると共
に、コストが高くなるなどの欠点がある。本発明は、こ
のような従来の技術における課題を解決するものであ
り、高耐圧の部品を使用する必要がなくなり、小型化、
コスト低減が可能になるスイッチング電源装置を提供す
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のスイッチング電源装置は、商用交流電源を
ブリッジ接続されたダイオードで整流し、その直流出力
をコンデンサで平滑し、この平滑された直流電圧をトラ
ンスの一次巻線を介してスイッチング素子でチョッピン
グし、トランスの二次巻線に発生する交流電圧を整流平
滑して直流電圧を出力している。そして、ブリッジ接続
されたダイオードの直流出力端とトランスの一次巻線と
スイッチング素子との接続点の間に、第1のチョークコ
イルとトランスの三次巻線と第1のダイオードが直列接
続されて設けられ、第1のチョークコイルとトランスの
三次巻線の接続点に第2のダイオードのアノードを接続
し、第2のダイオードのカソードをコンデンサとトラン
スの一次巻線の接続点に接続するものである。
【0013】また、ブリッジ接続されたダイオードの直
流出力端とトランスの一次巻線の中間タップの間に、
1のチョークコイルと第1のダイオードが直列接続され
て設けられ、第1のチョークコイルと第1のダイオード
の接続点に第2のダイオードのアノードを接続し、第2
のダイオードのカソードをコンデンサとトランスの一次
巻線の接続点に接続している。
【0014】さらに、ブリッジ接続されたダイオードの
直流出力端とトランスの一次巻線の中間タップの間に、
第1のチョークコイルと第1のダイオードが直列接続さ
れて設けられ、第1のチョークコイルの中間タップに第
2のダイオードのアノードを接続し、第2のダイオード
のカソードをコンデンサとトランスの一次巻線の接続点
に接続している。また、これらのスイッチング電源装置
にあって、電圧検出制御部が商用交流電源の電圧値を検
出し、制御信号を出力し、切換部が第1のチョークコイ
ルの一端又は、その中間タップとトランスの一次巻線の
複数の中間タップとの間に接続される複数のダイオード
を電圧検出制御部からの制御信号で選択的に接続又は非
接続にしている。
【0015】さらに、商用交流電源の電圧値を検出し
て、周波数可変制御信号を出力する電圧検出制御部と、
第1のチョークコイルの一端と第2のダイオードのアノ
ードとの間、又はブリッジ接続されたダイオードの直流
出力端と第1のチョークコイルの間に接続される可変イ
ンピーダンス素子を備えている。さらに、また商用交流
電源の電圧値を検出して、周波数可変制御信号を出力す
る電圧検出制御部を備えると共に、第1のチョークコイ
ルに断面積に対して部分的にギャップを備えたコアを用
いている。
【0016】このような本発明のスイッチング電源装置
では、トランスの二次巻線の交流電圧を直流化して負荷
に供給する場合、この負荷への電流が低減した軽負荷の
際に、コンデンサの電圧が高くなるが、同時にトランス
の三次巻線の電圧も高くなるため、商用交流電源電圧が
トランスの三次巻線の電圧より高い期間が減少する。こ
のことで、昇圧動作の期間が低減する。また、第1の
ョークコイルに加わる電圧が小さくなり、第1のチョー
コイルに蓄積されるエネルギーが減少し、コンデンサ
への充電量が低減することでコンデンサの電圧の上昇を
抑えるように動作する。したがって、コンデンサを含む
周辺回路に高耐圧の部品を使用する必要がなくなり、小
型化、コスト低減が可能になる。
【0017】また、第1のチョークコイルとトランスの
一次巻線の複数の中間タップとの間に設けられるダイオ
ードとの接続を制御信号で選択的に接続することで、最
適な昇圧比、最適な入力電流の導通角に設定される。し
たがって、コンデンサの電圧昇圧比を入力電圧、例え
ば、入力交流電圧100V,200Vなどに対応させる
ことが出来るようになる。換言すれば、このスイッチン
グ電源装置を多種の電子装置に用いることが出来るよう
になり、汎用性が向上する。
【0018】さらに、商用交流電源の電圧値を検出し
て、周波数可変制御信号を出力し、また、第1のチョー
クコイルの一端と第2のダイオードのアノードとの間、
又はブリッジ接続されたダイオードの直流出力端と第1
のチョークコイルの間に接続される可変インピーダンス
素子を備えている。また、断面積に対して部分的にギャ
ップを備えたコアで第1のチョークコイルを用いてお
り、スイッチング周波数を高くすると等価的に第1のチ
ョークコイルのインダクタンスが大きくなり、スイッチ
ング周波数を高くした場合のみに比較して、電解コンデ
ンサの電圧昇圧比を大きく変化させることが出来るよう
になる。この結果、特別に部品を追加せずに、入力電圧
が高い場合に、小さいスイッチング周波数の変化で電解
コンデンサの電圧昇圧比を小さくして、電解コンデン
サ、スイッチング素子などの一次側部品に耐圧の低い部
品の使用が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明のスイッチング電源
装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。な
お、以下の文章及び図にあって従前の図19と同一の構
成要素には同一の符合を付した。図1は本発明のスイッ
チング電源装置の第1実施形態の構成を示す回路図であ
り、図2は各部の電圧及び電流の波形図である。なお、
図1図中の制御回路(スイッチング制御回路2及び出力
電圧検出回路3)は、図2以降の図面中での記載を省略
した。図1及び図2において、この第1実施形態は基本
構成が他励式スイッチングレギュレータである。商用電
源(AC)などからの交流をLPF1aを通じて、その
高域のノイズを除去して整流した入力電圧viを出力す
るブリッジ整流器1bと、この入力電圧viが入力され
て図2(a)に示す電圧vL1を発生し、かつ、図2
(b)に示す電流iL1が流れるチョークコイルL1と
が設けられている。
【0020】さらに、図2(d)に示す電流iD1を出
力するダイオードD1を通じて一次巻線TL1の巻き始
め端に印加され、かつ、図2(h)に示す電流iTL1
が流れるトランスTと、このトランスTの一次巻線TL
1の巻き終わり端がドレインと接続され、かつ、ソース
が接地されてスイッチング動作し、図2(f)に示す電
圧vQ1が発生すると共に、図2(g)に示す電流iQ
1が流れる、スイッチング素子としての電界効果トラン
ジスタ(FET)Q1とが設けられている。
【0021】また、FETQ1のスイッチング動作によ
って、トランスTの二次巻線TL2に交流電圧が誘起さ
れ、この交流電圧が印加されて整流するダイオードD
3,D4と、図2(i)(j)に示す電流iD3,iD
4を平滑化するコイルL2及び電解コンデンサC2を有
している。さらに、この平滑回路からの直流が供給さ
れ、その消費電流が変化し、軽負荷又は重負荷となる負
荷RLと、この負荷RLの供給電圧の変動を検出し、こ
の変動電圧をパルス幅制御回路2に入力し、電圧変動に
対応したスイッチング駆動信号をFETQ1に供給して
出力電圧の一定化制御を行う出力電圧検出回路3とを有
している。
【0022】また、この例では以降で詳細に説明するよ
うに、電力変換の動作を行う昇圧チョッパ部が設けられ
ている。この昇圧チョッパ部はFETQ1、チョークコ
イルL1、ダイオードD1と共に、チョークコイルL1
の他端に、その一端が接続されて電圧vL3が発生す
る。トランスTにおける三次巻線TL3と、また、三次
巻線TL3の他端に、アノードが接続され、かつ、トラ
ンスTの一次巻線TL1の巻き終わり端とFETQ1の
ドレインの接続点にカソードが接続されるダイオードD
と、一次巻線TL1の巻き始め端と接地との間に接
続される電解コンデンサC1とが設けられる。
【0023】次に、この第1実施形態の動作について説
明する。図3は軽負荷又は重負荷時のスイッチング動作
を説明するための図であり、図4は軽負荷又は重負荷時
の導通角などを説明するための図である。また、図5
は、動作時の電流経路を説明するための回路図である。
図1から図5において、FETQ1のスイッチング動作
によってチョークコイルL1に流れる電流iL1が図4
に示すように不連続になるようにインダクタンス値を設
定する。また、負荷RLの供給電圧を出力電圧検出回路
3で、例えば、抵抗器で分圧して変動を検出し、パルス
幅制御回路2に出力する。この変動電圧に対応したスイ
ッチング駆動信号をFETQ1に供給して出力電圧の一
定化制御を行う。FETQ1のスイッチング動作におけ
る導通期間中に三次巻線TL3に発生する電圧vL3は
電解コンデンサC1の電圧vC1と、三次巻線TL3の
巻き数N3及び一次巻線TL1の巻き数N1とから次式
(2)で表される。
【0024】 電圧vL3=vC1×N3/N1 (2) ここで電圧vL3<入力電圧viの導通期間に入力電流
が流れる。このときFETQ1の導通期間では、チョー
クコイルL1にエネルギーを蓄積した図5に示す電流i
1(iL1,iL3,iD2a,iQ1)と、この電流
i1に比例した図5に示す電流i3と、負荷電流i4
と、この負荷電流i4に比例した電流i2が流れる。F
ETQ1の非導通期間では、導通期間時にチョークコイ
ルL1に蓄積したエネルギーを電解コンデンサC1に供
給する電流i5、及び、導通期間にコイルL2に蓄積し
たエネルギーを負荷RLに供給する電流i6が流れる。
【0025】電圧vL3>入力電圧viの期間では、入
力電流が流れなくなる。FETQ1の導通期間は、負荷
RLに供給する電流i4が流れ、さらに、電流i4に比
例した電流i2が流れる。FETQ1の非導通期間で
は、導通期間にコイルL2に蓄積したエネルギーを負荷
RLに供給する電流i6が流れる。ここで電解コンデン
サC1の充電はFETQ1の導通期間中の電流i3と、
FETQ1の非導通期間中の電流i5で行われ、放電は
FETQ1の導通期間中の電流i2で行われる。
【0026】ここで負荷RLに流れる電流が低減する軽
負荷時は、電解コンデンサC1から放電する電流i2が
少なくなり、図1中に示す電圧vC1が高くなる。この
電圧vC1が高くなると電圧vL3が電圧vC1に比例
して高くなり、入力電流の通流時のFETQ1の導通期
間のチョークコイルL1の電圧vL1(=vi−vL
3)が低くなるため、図5中の電流i1が減少する。こ
の電流i1の減少によってFETQ1の導通期間中にチ
ョークコイルL1に蓄積するエネルギーが小さくなる。
【0027】したがって、電流i5も減少し、かつ、こ
の電流i5に比例した電流i3が減少する。すなわち、
電解コンデンサC1に充電する電流i3と電流i5とが
低減し、電圧vC1が低くなるように帰還がかかる。ま
た、電圧vC1が高くなると、三次巻線TL3の電圧v
L3が増加し、入力電圧vi>電圧vL3の期間が少な
くなって、入力電流の導通期間が短くなるため、昇圧チ
ョッパ動作する期間が短くなり、これによっても電解コ
ンデンサC1の電圧vC1の上昇を抑制するように帰還
がかかる。
【0028】次に、実際の回路例での動作について説明
する。図1に示す構成では、電解コンデンサC1の電圧
vC1は次式(3)を電圧vC1について解いた解とな
り、電解コンデンサC1の電圧vC1は負荷RLの電流
が小さい軽負荷でも従来例に対して低い値になる。
【0029】
【数2】
【0030】図6は、この第1実施形態における電解コ
ンデンサC1の電圧Vc1と負荷電流との関係の一例を
示す特性図である。図6において、電解コンデンサC1
の電圧Vc1と負荷電流との関係は四角(□)でプロッ
トした曲線のようになる。この例は、従来例と同様にト
ランスTの一次巻線TL1の巻数N1を34ターン
(T)、二次巻線TL2の巻数N2を4Tとし、かつ、
入力電圧Viが直流(DC)100V、出力電圧Voが
5Vの場合である。さらに、トランスTの三次巻線TL
3の巻数N3を14T、チョークコイルL1のインダク
タンスを10μHとして、負荷電流Ioが20アンペア
(A)の場合に、電解コンデンサC1の電圧vC1が図
21に示す従来例と等しくなるようにした場合であり、
図6に示すように電解コンデンサC1の電圧vC1は負
荷RLの電流Ioが少なくなった場合に、従前の図21
に示す従来例よりも低い電圧になっている。
【0031】このようにして、負荷RLが軽いときでも
電解コンデンサC1の電圧vC1の上昇を抑えることが
出来る。この結果、電解コンデンサC1や、その周辺回
路に高耐圧の部品を使用する必要がなくなり、小型化、
コスト低減が可能になる。図7は第2実施形態の構成を
示す回路図である。図7において、この第2実施形態
は、図1に示す第1実施形態と基本的に同様の構成かつ
等価的に等しい回路である。この第2実施形態では、従
来の回路構成のままで、中間タップを設けたトランスT
2の一次巻線TL1aを用いるのみで良くなる。すなわ
ち、三次巻線TL3が不要になり、その回路基板上の構
成が簡素化され、かつ、小型化できる利点がある。
【0032】図8は第3実施形態の構成を示す回路図で
ある。図8において、この例は、中間タップを設けたチ
ョークコイルL1aを用い、この中間タップにダイオー
ドD1のアノードを接続している。この第3実施形態で
は、FETQ1の導通期間中には一次巻線TL1aのイ
ンダクタンスが大きくなり、また、FETQ1の非導通
期間中には一次巻線TL1aのインダクタンスが小さく
なる。この結果、チョークコイルL1の電流iL1を不
連続にするためのインダクタンスの上限が大きくなり、
前記(2)式により、その入力電圧viに対する電解コ
ンデンサC1の電圧昇圧比を小さく出来るようになる。
この他の動作は第1実施形態と同様である。
【0033】図9は第4実施形態の構成を示す回路図で
ある。図9において、この例は、交流(AC)電源から
の供給電圧が、例えば、100Vから200Vまで連続
可変した場合、この100V,200Vで動作を自動的
に切り替えている。ここでは二つの中間タップを設けた
トランスT3の一次巻線TL1bの一方の中間タップと
チョークコイルL1とダイオードD1の接続点との間
に、ダイオードD2を接続する。また、チョークコイル
L1とダイオードD1の接続点と他方の中間タップとの
間にスイッチSW2とダイオードD5を直列接続して設
けている。
【0034】この第4実施形態では、ブリッジ整流器1
bの出力電圧を電圧検出制御回路5で検出して、AC電
源からの供給電圧が、例えば、100V又は200Vで
あるかを判別し、100Vの場合はスイッチSW2の可
動接点を駆動の導通に設定する。また、200Vの場合
はスイッチSW2の可動接点を非駆動して非導通に設定
する。すなわち、スイッチオン期間のチョークコイルL
1にかかる電圧を変更して電解コンデンサC1の電圧昇
圧比を入力電圧viに対応させるようにしている。
【0035】図10は第5実施形態の構成を示す回路図
である。図10において、この例は、中間タップを設け
たチョークコイルL1aと、中間タップを設けたトラン
スT2を用いている。チョークコイルL1aの中間タッ
プと一次巻線TL1aの巻き始め端との間にダイオード
D6が接続されている。また、チョークコイルL1aの
他端と一次巻線TL1aの巻き始め端との間にスイッチ
SW3とダイオードD線TL1aの中間タップとの間に
スイッチSW2とダイオードD2aが直列接続されてい
る。さらに、チョークコイルL1aの他端と一次巻線T
L1aの別の中間タップとの間にダイオードD2bが接
続されている。
【0036】この第5実施形態では、ブリッジ整流器1
bの出力電圧(入力電圧vi)を電圧検出制御回路5で
検出して、スイッチSW2,SW3を切り替え、電解コ
ンデンサC1の電圧昇圧比をAC電源からの電圧(入力
電圧vi)に対応させている。図11は第6実施形態の
構成を示す回路図である。図11において、この例は、
中間タップを設けたチョークコイルL1aと、二つの中
間タップを設けたトランスT3を用いている。チョーク
コイルL1aの中間タップと一次巻線TL1bの巻き始
め端との間にダイオードD6が接続されている。また、
チョークコイルL1bの他端と一次巻線TL1bの一方
の中間タップとの間にダイオードD1が接続されてい
る。チョークコイルL1aの中間タップと一次巻線TL
1bの他方の中間タップとの間にスイッチSW2とダイ
オードD5が直列接続されている。
【0037】この第6実施形態では、ブリッジ整流器1
bの出力電圧を電圧検出制御回路5で検出して、スイッ
チSW2を切り替え、電解コンデンサC1の電圧昇圧比
をAC電源からの供給電圧(入力電圧vi)に対応させ
ている。図12は第7実施形態の構成を示す回路図であ
る。図12において、この例は、フライバックコンバー
タを用いた例であり、FETQ1の同通時にトランスT
4の一次コイルTL1cにエネルギーを蓄積し、FET
Q1の非同通時にエネルギーを二次コイルTL2aに導
出する。なお、昇圧チョッパ部の動作は、第1実施形態
などと同様であり、その利点も同じである。
【0038】図13は第8実施形態の構成を示す回路図
である。図13において、この例は第1のチョークコイ
ルL1と第2のダイオードD2aのアノードとの間に可
変インダクタンス素子Z1が接続されており、かつ、入
力電圧を検出して、この検出値に応じた周波数制御信号
をPWM制御回路2へ出力する電圧検出制御部10が設
けられている。この電圧検出制御部10は入力電圧検出
回路10aとPFM制御回路10bとからなる。また可
変インダクタンス素子Z1は、例えば、可飽和インダク
タを用いる。この第8実施形態では、スイッチング周波
数が図14(a)に示すように高い場合と、図14
(b)に示すように低い場合とに変化すると第1のチョ
ークコイルL1に、可飽和インダクタンス素子Z1が飽
和した点から電流が流れる波形になる。すなわち、スイ
ッチング周波数を高くすると等価的に第1のチョークコ
イルL1のインダクタンスが大きくなり、スイッチング
周波数を高くした場合のみに比較して、電解コンデンサ
C1の電圧昇圧比を大きく変化させることが出来るよう
になる。
【0039】図15は第9実施形態の構成を示す回路図
である。図15において、この例はブリッジ接続された
ダイオード1bの直流端と第1のチョークコイルL1と
の間に可変インダクタンス素子Z2が接続されており、
かつ、入力電圧を検出して、この検出値に応じた周波数
制御信号をPWM制御回路2へ出力する電圧検出制御部
10を有している。この電圧検出制御部10は入力電圧
検出回路10aとPFM制御回路10bとからなり、可
変インダクタンス素子Z2は、例えば、可飽和インダク
タを用いる。ここでの動作は図13に示す第8実施形態
と基本的に同様である。
【0040】図16は第10実施形態の構成を示す回路
図である。図16において、この例は入力電圧を検出し
て、この検出値に応じた周波数制御信号をPWM制御回
路2へ出力する電圧検出制御部10が設けられている。
かつ、第1のチョークコイルL1に、図17に示すよう
に断面積に対して部分的にギャップGを設けたコアを用
いている。電圧検出制御部10は入力電圧検出回路10
aとPFM制御回路10bとからなる。
【0041】ここでスイッチング周波数が図18(a)
に示すように高い場合と、図18(b)に示すように低
い場合とに変化すると、第1のチョークコイルL1に、
コアの部分飽和点から大きな電流が流れる過渡波形にな
る。ここでの作用は図13に示す第8実施形態と基本的
に同様である。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のスイッチング電源装置によれば、軽負荷の際に、コン
デンサの電圧が高くなろうとすると、入力電流の導通角
が小さくなって、昇圧チョッパ動作する期間が短くな
り、かつ、第1のチョークコイルに加わる電圧が低下し
て、蓄積エネルギーが減少する。
【0043】この結果、コンデンサの充電量が低減し
て、その電圧上昇を抑えるように帰還がかかるため、コ
ンデンサの電圧増加量を小さく抑えることが出来る。こ
れによって、コンデンサを含む周辺回路に高耐圧の部品
を使用する必要がなくなり、小型化、コスト低減が可能
になる。また、第1のチョークコイルとトランスの一次
巻線の複数の中間タップとの間に設けられる複数のダイ
オードとの接続を制御信号で選択的に接続又は非接続に
して、最適な入力電流の導通角及び第1のチョークコイ
ルに加わる電圧を最適な値に設定しているため、幅広い
入力交流電圧に対応させることが出来る。この結果、ス
イッチング電源装置を多種の電子装置に用いることが出
来るようになり、汎用性が向上する。
【0044】さらに、周波数可変制御を行うと共に、可
変インピーダンス素子を備え、かつ、断面積に対して部
分的なギャップを備えたコアで第1のチョークコイルを
用いており、スイッチング周波数を高くすると等価的に
第1のチョークコイルのインダクタンスが大きくなり、
スイッチング周波数を高くした場合のみに比較して、電
解コンデンサの電圧昇圧比を大きく変化させることがで
き、特別に部品を追加せずに、入力電圧が高い場合に、
小さいスイッチング周波数の変化で電解コンデンサの電
圧昇圧比を小さくして、電解コンデンサ、スイッチング
素子などの一次側部品に耐圧の低い部品が使用できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチング電源装置の第1実施形態
の構成を示す回路図
【図2】図1の第1実施形態における各部の電圧及び電
流の波形図
【図3】図1の第1実施形態における軽負荷又は重負荷
時の導通角などを説明するための図
【図4】図1の第1実施形態における軽負荷又は重負荷
時のスイッチング動作を説明するための図
【図5】図1の第1実施形態における動作時の電流経路
を説明するための回路図
【図6】図1の第1実施形態における電解コンデンサの
電圧と負荷の電流の関係を示す特性図
【図7】本発明の第2実施形態の構成を示す回路図
【図8】本発明の第3実施形態の構成を示す回路図
【図9】本発明の第4実施形態の構成を示す回路図
【図10】本発明の第5実施形態の構成を示す回路図
【図11】本発明の第6実施形態の構成を示す回路図
【図12】本発明の第7実施形態の構成を示す回路図
【図13】本発明の第8実施形態の構成を示す回路図
【図14】第8実施形態での第1のチョークコイルを流
れる電流波形図
【図15】本発明の第9実施形態の構成を示す回路図
【図16】本発明の第10実施形態の構成を示す回路図
【図17】第10実施形態における第1のチョークコイ
ルのコアの形状を示す斜視図
【図18】第10実施形態での第1のチョークコイルを
流れる電流波形図
【図19】従来のスイッチング電源装置の構成を示す回
路図
【図20】従来例の動作における電圧及び電流波形を説
明するための図
【図21】従来例にあって電解コンデンサの電圧と負荷
電流との関係の一例を示す特性図
【符号の説明】
1a:ローパスフィルタ 1b:ブリッジ整流器 2:スイッチング制御回路 5:電圧検出制御回路 10:電圧検出制御部 10a:入力電圧検出回路 10b:PFM制御回路 C1:電解コンデンサ D1,D2a,D3,D4,D5:ダイオード L1,L1a,L2:チョークコイル TL3:三次巻線 Q1:FET RL:負荷 SW2,SW3:スイッチ T,T2,T3,T4:トランス TL1,TL1a,TL1b:一次巻線 TL2:二次巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02M 7/06 H02M 7/06 F (56)参考文献 特開 平7−23560(JP,A) 特開 平6−141540(JP,A) 特開 平6−261543(JP,A) 特開 平7−99775(JP,A) 特開 平4−21360(JP,A) 特開 平6−217537(JP,A) 特開 平7−15967(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/00 - 7/40 H02M 3/00 - 3/44

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用交流電源をブリッジ接続されたダイオ
    ードで整流し、その直流出力をコンデンサで平滑し、こ
    の平滑された直流電圧をトランスの一次巻線を介してス
    イッチング素子でチョッピングし、トランスの二次巻線
    に発生する交流電圧を整流平滑して直流電圧を出力する
    スイッチング電源装置に於いて、 前記ブリッジ接続されたダイオードの直流出力端と前記
    トランスの一次巻線とスイッチング素子との接続点の間
    に、第1のチョークコイルとトランスの三次巻線と第1
    のダイオードが直列接続されて設けられ、前記第1の
    ョークコイルとトランスの三次巻線の接続点に第2のダ
    イオードのアノードを接続し、第2のダイオードのカソ
    ードを前記コンデンサとトランスの一次巻線の接続点に
    接続することを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】商用交流電源をブリッジ接続されたダイオ
    ードで整流し、その直流出力をコンデンサで平滑し、こ
    の平滑された直流電圧をトランスの一次巻線を介してス
    イッチング素子でチョッピングし、トランスの二次巻線
    に発生する交流電圧を整流平滑して直流電圧を出力する
    スイッチング電源装置に於いて、 前記ブリッジ接続されたダイオードの直流出力端と前記
    トランスの一次巻線の中間タップの間に、第1のチョー
    クコイルと第1のダイオードが直列接続されて設けら
    れ、前記第1のチョークコイルと第1のダイオードの接
    続点に第2のダイオードのアノードを接続し、第2のダ
    イオードのカソードを前記コンデンサとトランスの一次
    巻線の接続点に接続することを特徴とするスイッチング
    電源装置。
  3. 【請求項3】商用交流電源をブリッジ接続されたダイオ
    ードで整流し、その直流出力をコンデンサで平滑し、こ
    の平滑された直流電圧をトランスの一次巻線を介してス
    イッチング素子でチョッピングし、トランスの二次巻線
    に発生する交流電圧を整流平滑して直流電圧を出力する
    スイッチング電源装置に於いて、 前記ブリッジ接続されたダイオードの直流出力端と前記
    トランスの一次巻線の中間タップの間に、第1のチョー
    コイルと第1のダイオードが直列接続されて設けら
    れ、前記第1のチョークコイルの中間タップに第2のダ
    イオードのアノードを接続し、第2のダイオードのカソ
    ードを前記コンデンサとトランスの一次巻線の接続点に
    接続することを特徴とするスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3記載のスイッチング電源装
    置に於いて、 商用交流電源の電圧値を検出し、制御信号を出力する電
    圧検出制御部と、 第1のチョークコイルの一端又は、その中間タップとト
    ランスの一次巻線の複数の中間タップとの間に接続され
    る複数のダイオードを前記電圧検出制御部からの制御信
    号で選択的に接続又は非接続にする切換部と、 を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】請求項2又は3記載のスイッチング電源装
    置に於いて、 商用交流電源の電圧値を検出して、周波数可変制御信号
    を出力する電圧検出制御部と、第1のチョークコイルの
    一端と第2のダイオードのアノードとの間、又は、ブリ
    ッジ接続されたダイオードの直流出力端と第1のチョー
    クコイルの間に接続される可変インピーダンス素子とを
    備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  6. 【請求項6】請求項2又は3記載のスイッチング電源装
    置に於いて、 商用交流電源の電圧値を検出して、周波数可変制御信号
    を出力する電圧検出制御部と、断面積に対して部分的に
    ギャップを備えるコアを用いた第1のチョークコイルと
    を有することを特徴とするスイッチング電源装置。
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