JP2001078445A - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

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JP2001078445A
JP2001078445A JP24778099A JP24778099A JP2001078445A JP 2001078445 A JP2001078445 A JP 2001078445A JP 24778099 A JP24778099 A JP 24778099A JP 24778099 A JP24778099 A JP 24778099A JP 2001078445 A JP2001078445 A JP 2001078445A
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達也 細谷
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映雄 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から入力される信号により変化させるこ
とのできる正と負の出力電圧を有するスイッチング電源
回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 第1および第2の巻線N4、N5を互い
に磁気的に結合し、第2の巻線N5に接続された第2の
整流回路15から出力される第2の出力電圧を第1の制
御回路21にフィードバックして第2の出力電圧を安定
化させ、第1の巻線N4に接続された第1の整流回路1
4の出力を可変インピーダンス回路22を介して第1の
出力電圧として出力する。 【効果】 正と負の出力電圧を外部から入力される信号
によって連動して任意の比率で変化させることができ
る。また、外部から入力される信号を第1の制御回路の
みに入力するため、制御回路の構成が簡単になり、スイ
ッチング電源回路の高効率化や小型軽量化、低価格化を
図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
回路、特に同時に制御可能な正と負の電圧を出力するこ
とのできるスイッチング電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のノート型パソコンや液晶テレビな
どの普及にともなって、液晶ディスプレイのバックライ
ト用の電源の需要が高まっている。そして、これらの電
源に対する要求の1つとして、正と負の電圧が出力でき
るとともに、その電圧値を必要な量だけ同時に変更でき
るような機能が必要とされている。
【0003】図12に、そのような機能を有する従来の
スイッチング電源回路を示す。図12において、スイッ
チング電源回路1は、直流電源Eと、それに接続された
2つのDC−DCコンバータ2および3、DC−DCコ
ンバータ2の出力に接続された第1の出力端子P1、D
C−DCコンバータ3の出力に接続された第2の出力端
子P2、DC−DCコンバータ2および3の両方に接続
された外部信号端子Peから構成されている。ここで、
DC−DCコンバータ2の出力は第1の出力端子P1に
接続され、第1の出力電圧として正電圧が出力される。
また、DC−DCコンバータ3の出力は第2の出力端子
P2に接続され、第2の出力電圧として負電圧が出力さ
れる。また、DC−DCコンバータ2および3の出力の
一端はそれぞれ接地されている。そして、DC−DCコ
ンバータ2および3に内蔵された制御回路(図示せず)
は外部信号端子Peに接続されている。
【0004】このように構成されたスイッチング電源回
路1において、DC−DCコンバータ2は、外部信号端
子Peから入力される信号にしたがって第1の出力電圧
の値を変更することができる。また、DC−DCコンバ
ータ3も、外部信号端子Peから入力される信号にした
がって第2の出力電圧の値を変更することができる。そ
して、外部信号端子PeはDC−DCコンバータ2と3
の両方の制御回路に接続されているため、外部からの1
つの信号で、スイッチング電源回路1の2つの出力電圧
の値を同時に変更することができる。
【0005】図13に、同様の機能を有する従来の別の
スイッチング電源回路を示す。図13において、図12
と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付す。
【0006】図13において、スイッチング電源回路1
0は、直流電源E、トランスT1、スイッチング素子で
あるFETQ1、制御回路11、ダイオードD1、コン
デンサC1、電圧安定化回路12、制御回路13、第1
の出力端子P1、ダイオードD2、コンデンサC2、第
2の出力端子P2、外部信号端子Peから構成されてい
る。ここで、トランスT1には入力側に巻線N1が、出
力側に第1の巻線である巻線N2および第2の巻線であ
る巻線N3が巻かれていて、巻線N2の巻始めと巻線N
3の巻終わりが互いに接続されて接地されている。ここ
で、巻線N2と巻線N3は同じトランスT1に巻かれて
いるため、互いに磁気的に結合している。また、巻線N
1の巻始めと巻終わりの間にはFETQ1と直流電源E
が直列に接続されている。FETQ1の制御端子である
ゲートには制御回路11が接続されている。制御回路1
1はさらに直流電源Eの両端に接続されている。
【0007】また、巻線N2の巻終わりはダイオードD
1のアノードに接続され、ダイオードD1のカソードは
電圧安定化回路12に接続されるとともに、コンデンサ
C1を介して接地されている。ここで、ダイオードD1
とコンデンサC1は第1の整流回路である整流回路14
を構成している。また、電圧安定化回路12は第1の出
力端子P1に接続されている。そして、電圧安定化回路
12には制御回路13が接続されている。
【0008】また、巻線N3の巻始めはダイオードD2
のカソードに接続され、ダイオードD2のアノードは第
2の出力端子P2に接続されるとともに、コンデンサC
2を介して接地されている。また、ダイオードD2のア
ノードは制御回路11にも接続されている。ここで、ダ
イオードD2とコンデンサC2は第2の整流回路である
整流回路15を構成している。
【0009】そして、外部信号端子Peは制御回路11
および13に接続されている。
【0010】このように構成されたスイッチング電源回
路10において、制御回路11はFETQ1をオンオフ
制御する。それによって直流電源Eの電圧がトランスT
1の巻線N1に断続的に印加される。巻線N1に断続的
に印加された電圧によって、巻線N2および巻線N3に
は電圧が発生する。すなわち、FETQ1がオンである
期間に巻線N1にエネルギーを蓄え、FETQ1がオフ
である期間に巻線N2およびN3からエネルギーを取り
出す構成となっている。
【0011】まず、巻線N2に発生した電圧は整流回路
14で整流、平滑化され、電圧安定化回路12に入力さ
れる。電圧安定化回路12において入力電圧が目的の電
圧に安定化され、第1の出力電圧として第1の出力端子
P1から出力される。このとき、ダイオードD1の向き
から分かるように、第1の出力電圧は正電圧となる。
【0012】一方、巻線N3に発生した電圧は整流回路
15で整流、平滑化され、第2の出力端子P2から第2
の出力電圧として出力される。このとき、ダイオードD
2の向きから分かるように、第2の出力電圧は負電圧と
なる。なお、第2の出力電圧を目的の電圧に安定化させ
るために、整流回路15の出力から制御回路11に第2
の出力電圧がフィードバックされている。
【0013】このように構成されたスイッチング電源回
路10において、制御回路11は、外部信号端子Peか
ら入力される信号にしたがってスイッチング素子Q1の
オンオフのデューティー比または発振周波数などを変更
して、巻線N2や巻線N3から出力される電圧を制御す
ることができる。そして、巻線N3から出力される電圧
が変化することによって第2の出力端子P2から出力さ
れる第2の出力電圧を変更することができる。
【0014】また、外部信号端子Peから入力される信
号は制御回路13にも入力されている。制御回路13は
電圧安定化回路12の安定化出力電圧を可変制御する。
そのため、巻線N2から出力される電圧の変化に連動し
て電圧安定化回路7の安定化出力電圧が変化し、第1の
出力端子P1から出力される第1の出力電圧も変化す
る。
【0015】このように、外部信号端子Peからの1つ
の信号にしたがって、第1の出力電圧と第2の出力電圧
の2つの出力電圧を同時に変更することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スイッ
チング電源回路1においては2つのDC−DCコンバー
タを有しているため、全体としての部品点数が非常に多
くなり大型化するため、スイッチング電源回路の小型軽
量化や低コスト化の妨げになるという問題がある。
【0017】また、スイッチング電源回路10において
は、2つの出力電圧をそれぞれ独立に制御しているた
め、2つの出力電圧をうまく連動させるのが難しいとい
う問題がある。さらに、外部から入力される信号を異な
る2つの制御回路に入力して、それぞれ独立に制御する
必要があるため、異なる2つの制御回路を構成する部品
点数が多くなり、スイッチング電源回路の小型軽量化や
低コスト化の妨げになるという問題もある。
【0018】そこで、本発明においては、正と負の電圧
を出力することができ、さらに、外部から入力される信
号で一方の出力電圧を変化させることで、その電圧に応
じて他方の出力電圧を任意の比率で変化させることがで
き、小型軽量化、低価格化を図ることのできるスイッチ
ング電源回路を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスイッチング電源回路は、直流電源と、該
直流電源に直列に接続されたスイッチング素子と、該ス
イッチング素子の制御端子に接続された第1の制御回路
と、該第1の制御回路に接続された外部信号端子と、少
なくとも第1および第2の巻線を有するとともに、全て
の巻線の中の少なくとも1つの巻線が前記直流電源と前
記スイッチング素子に直列に接続されたトランスと、前
記第1の巻線に接続された第1の整流回路と、該第1の
整流回路に接続されて第1の出力電圧を出力する可変イ
ンピーダンス回路と、該可変インピーダンス回路に接続
されて前記可変インピーダンス回路のインピーダンス値
を制御する第2の制御回路と、前記第2の巻線に接続さ
れて第2の出力電圧を出力する第2の整流回路とを備
え、前記第1の巻線と前記第2の巻線が互いに逆の極性
となるように接続されて接地され、前記第1の整流回路
と前記第2の整流回路により正と負の電圧を出力するよ
うに構成され、前記第1の制御回路は、前記第2の出力
電圧がフィードバックされ、前記スイッチング素子をオ
ンオフ制御して前記第2の出力電圧を安定化し、前記第
2の制御回路は、前記第1および第2の出力電圧と接地
電位が入力されて、これを所定電圧と比較して第1の出
力電圧を安定化することを特徴とする。
【0020】また、本発明のスイッチング電源回路は、
前記スイッチング素子がオンの時に前記スイッチング素
子に直列に接続された巻線にエネルギーを蓄え、前記ス
イッチング素子がオフの時に前記第1および第2の巻線
からエネルギーを放出することを特徴とする。
【0021】また、本発明のスイッチング電源回路は、
前記第2の制御回路が第1、第2、第3の抵抗および電
圧比較手段を有し、前記電圧比較手段の比較電圧入力端
子が前記第1の抵抗を介して前記可変インピーダンス回
路の出力に、前記第2の抵抗を介して前記第2の整流回
路の出力に接続され、さらに前記第3の抵抗を介して接
地されていることを特徴とする。
【0022】また、本発明のスイッチング電源回路は、
前記第2の制御回路が前記電圧比較手段としてシャント
レギュレータを有することを特徴とする。
【0023】また、本発明のスイッチング電源回路は、
前記第2の制御回路が前記電圧比較手段としてオペアン
プを有することを特徴とする。
【0024】また、本発明のスイッチング電源回路は、
前記可変インピーダンス回路は、前記第1の出力電圧を
V1、前記第2の出力電圧をV2、前記第1、第2、第
3の抵抗の抵抗値をそれぞれr1、r2、r3、前記所
定電圧をVrとしたとき、 V1=−(r1/r2)V2+(1+r1/r2+r1
/r3)Vr を満たすものであることを特徴とする、請求項3ないし
5のいずれかに記載のスイッチング電源回路。
【0025】このように構成することにより、本発明の
スイッチング電源回路は、2つの出力電圧を外部から入
力される信号に連動して変化させることができる。ま
た、スイッチング電源回路の小型軽量化、低価格化を図
ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1に、本発明のスイッチング電
源回路の一実施例を示す。図1において、図13と同一
もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省
略する。
【0027】図1において、スイッチング電源回路20
は、トランスT1に代えて2つの巻線を有するトランス
T2を有している。トランスT2には第1の巻線である
巻線N4と第2の巻線である巻線N5が巻かれており、
互いに磁気的に結合している。巻線N4と巻線N5は互
いに逆極性となっており、巻線N4の巻始めと巻線N5
の巻終わりが互いに接続されて接地されている。巻線N
5の巻始めはスイッチング素子であるFETQ1に接続
されている。巻線N4の巻終わりはダイオードD1のア
ノード、すなわち第1の整流回路である整流回路14の
入力に接続されている。そして、巻線N5の巻始めはダ
イオードD2のカソード、すなわち第2の整流回路であ
る整流回路15の入力に接続されている。
【0028】また、スイッチング電源回路20は、制御
回路11に代えて第1の制御回路21を、電圧安定化回
路12に代えて可変インピーダンス回路22を、制御回
路13に代えて第2の制御回路23を有している。ここ
で、第1の制御回路21はスイッチング素子であるFE
TQ1の制御端子であるゲートに接続されている。第1
の制御回路21はさらに直流電源Eの両端に接続されて
いる。また、第1の整流回路である整流回路14の出力
は可変インピーダンス回路22に接続され、可変インピ
ーダンス回路22の出力は第1の出力端子P1に接続さ
れている。すなわち、可変インピーダンス回路22の出
力が第1の出力電圧となる。また、可変インピーダンス
回路22には第2の制御回路23が接続されている。そ
して、外部信号端子Peは第1の制御回路21にだけ接
続されている。なお、従来のスイッチング電源回路10
の場合と同様に、第2の整流回路である整流回路15の
出力が第2の出力電圧となる。
【0029】このように、スイッチング電源回路20に
おいては、トランスT2に2つの巻線しか有していない
ため、2つ目の出力を入力側の巻線から取っている。
【0030】ここで、図2に、可変インピーダンス回路
22と第2の制御回路23の回路図を示す。
【0031】まず、可変インピーダンス回路22はトラ
ンジスタQ2とコンデンサC3から構成されている。ト
ランジスタQ2のコレクタは整流回路14に接続され、
エミッタは第1の出力端子P1に接続されている。そし
て、コンデンサC3はトランジスタQ2のエミッタと接
地との間に接続されている。
【0032】一方、第2の制御回路23は、抵抗R1、
R2、R3、R4、R5、R6とコンデンサC4とシャ
ントレギュレータSRから構成されている。抵抗R4は
トランジスタQ2のベースとコレクタとの間に接続さ
れ、トランジスタQ2のベースは抵抗R5と電圧比較手
段であるシャントレギュレータSRを順に介して接地さ
れている。抵抗R5とシャントレギュレータSRの接続
点はコンデンサC4と抵抗R6を順に介してシャントレ
ギュレータSRの比較電圧入力端子であるリファレンス
端子に接続されている。また、トランジスタQ2のエミ
ッタ、すなわち可変インピーダンス回路22の出力は第
1の抵抗である抵抗R1を介してシャントレギュレータ
SRのリファレンス端子に接続されている。また、整流
回路15の出力は第2の抵抗である抵抗R2を介してシ
ャントレギュレータSRのリファレンス端子に接続され
ている。そして、シャントレギュレータSRのリファレ
ンス端子は第3の抵抗である抵抗R3を介して接地され
ている。以上をまとめれば、第2の制御回路23の電圧
比較手段であるシャントレギュレータSRの比較電圧入
力端子であるリファレンス端子には第1および第2の出
力電圧と接地電位が入力されていることになる。そし
て、この場合、シャントレギュレータSRの基準電圧が
第2の制御回路23における所定電圧となる。
【0033】図1に戻り、このように構成されたスイッ
チング電源回路20において、第1の制御回路21は、
外部信号端子Peから入力される信号にしたがってスイ
ッチング素子Q1のオンオフのデューティー比または発
振周波数などを制御して、巻線N4および巻線N5から
出力される電圧を変更することができる。そして、巻線
N5から出力される電圧が変化することによって整流回
路15から出力される第2の出力電圧を変更することが
できる。
【0034】一方、巻線N5から出力される電圧が変化
すると同時に、巻線N4から出力される電圧も変化する
ため、整流回路14から出力される直流電圧も変化す
る。このとき、第2の制御回路23のシャントレギュレ
ータSRのリファレンス端子には第1および第2の出力
電圧と接地電位が入力されていて、その電圧を所定電圧
と比較しながら可変インピーダンス回路22のトランジ
スタQ2のコレクタ−エミッタ間のインピーダンス(抵
抗)値を制御する。ここで、整流回路14から出力され
る直流電圧は、第2の出力電圧より高い電圧に設定され
ており、可変インピーダンス回路22からは、第2の出
力電圧に応じて変化した第1の出力電圧が出力される。
【0035】ここで、第1の出力電圧と第2の出力電圧
の関係を説明する。まず、第1の出力電圧をV1、第2
の出力電圧をV2、抵抗R1、R2、R3の抵抗値をそ
れぞれr1、r2、r3、シャントレギュレータSRの
リファレンス端子の電位をVrとすると、 V1=−(r1/r2)×V2+(1+r1/r2+r
1/r3)×Vr の関係が成り立つようにシャントレギュレータSRが動
作して、トランジスタQ2が作用する。このため第1の
出力電圧V1は、外部信号端子Peに入力される信号に
応じて変化する第2の出力電圧V2に応じて、傾き−r
1/r2で変化し、(1+r1/r2+r1/r3)×
Vrを加えた値となる。したがって、r1/r2で変化
率を決定し、r1/r3でV1の値を決定することが可
能となる。さらに、例えばr1=r2とすると、 V1=−V2+(2+r1/r3)×Vr となるため、第1の出力電圧V1と第2の出力電圧V2
は、図3に示すように、外部信号端子Peに入力される
信号に対して、(2+r1/r3)×Vr/2を中心と
して上下に同じ比率で変化させることができ、同じ比率
の任意の電圧を決定することができる。
【0036】さらに、可変インピーダンス回路22のト
ランジスタQ2の損失について説明する。巻線N4と巻
線N5の巻数をそれぞれn4、n5とし、整流平滑回路
14の出力電圧をV3とすると、 V3=−(n4/n5)×V2 の関係が成り立つ。また、トランジスタQ2のコレクタ
−エミッタ間の電圧をVceとすると、 Vce=V3−V1 の関係が成り立つ。したがって、以下の関係式が成り立
つ。 Vce=−(n4/n5−r1/r2)×V2−(1+
r1/r2+r1/r3)×Vr ここで、トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間のイ
ンピーダンス値を制御して出力電圧V1を安定化させる
ためには、Vce>0が必要条件となるが、上式でV2
の変動範囲内において、最小必要値のVceが得られる
ように巻き数n4およびn5を選択すれば、V2の変動
範囲内においてVceを小さくすることができる。トラ
ンジスタQ2での主な損失PQ2は、出力電流をI1とす
ると、 PQ2=Vce×I1 で表されることから、I1が一定の場合、Vceを小さ
くすれば損失PQ2を低減できることが分かる。
【0037】すなわち、本発明のスイッチング電源回路
では、出力電圧V2に応じて整流平滑回路14の出力電
圧V3も変化することから、Vceを小さくするように
巻き数n4、n5を選べば、可変インピーダンス回路2
2の入力電圧が一定となる構成の回路と比較して可変イ
ンピーダンス回路22の損失を低減できる。
【0038】図4に、外部信号端子Peに入力される信
号と、第1の出力電圧V1、電圧V3、電圧Vce、お
よび、可変インピーダンス回路22の入力電圧が一定の
場合の入力電圧V4、このときのトランジスタQ2のコ
レクタ−エミッタ間電圧Vce’の関係を示す。図4に
示すように、特に第1の出力電圧V1が小さい場合に可
変インピーダンス回路22の入力電圧が一定でない方が
トランジスタQ2のコレクタ−エミッタ間電圧が小さ
く、損失を大幅に少なくできることが分かる。
【0039】以上説明したように、スイッチング電源回
路20においては、外部信号端子Peから入力される信
号にしたがって第2の出力電圧を変更することができ、
さらに第2の出力電圧の変化によって第1の出力電圧を
変更することができる。すなわち、外部から入力される
信号を一方の制御回路に入力して一方の出力電圧を制御
するだけで他方の出力電圧を制御し、連動して変化させ
ることができる。また、外部から入力される信号を第1
の制御回路21にのみ入力する構成としているため、制
御回路の構成が比較的簡単になり、部品点数が少なくて
済み、また、可変インピーダンス回路の損失を低減でき
ることから、スイッチング電源回路の高効率化、小型軽
量化、低コスト化を図ることができる。さらに、巻線が
2つで済むためトランスを小型化することができ、この
点においてもスイッチング電源回路の小型軽量化や低コ
スト化を図ることができる。
【0040】図5に、本発明のスイッチング電源回路の
別の実施例を示す。図5において、図1および図13と
同一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明
を省略する。
【0041】図5において、スイッチング電源回路30
は、図13のスイッチング電源回路10をベースとし
て、制御回路11に代えて第1の制御回路21を、電圧
安定化回路12に代えて可変インピーダンス回路22
を、制御回路13に代えて第2の制御回路23を有して
いる。ここで、第1の制御回路21はスイッチング素子
であるFETQ1の制御端子であるゲートに接続されて
いる。第1の制御回路21はさらに直流電源Eの両端に
接続されている。また、第1の整流回路である整流回路
14の出力は可変インピーダンス回路22に接続され、
可変インピーダンス回路22の出力は第1の出力端子P
1に接続されている。すなわち、可変インピーダンス回
路22の出力が第1の出力電圧となる。また、可変イン
ピーダンス回路22には第2の制御回路23が接続され
ている。そして、外部信号端子Peは第1の制御回路2
1にだけ接続されている。なお、スイッチング電源回路
10の場合と同様に、第2の整流回路である整流回路1
5の出力が第2の出力電圧となる。
【0042】このように構成されたスイッチング電源回
路30においても、整流回路15の入力側の接続点が異
なっている点を除いてはスイッチング電源回路20と同
じであるため、同様の出力を得ることができる。また、
2つの出力電圧を外部から入力される信号で連動して変
化させることができる。また、スイッチング電源回路の
小型軽量化や低コスト化を図ることができる。
【0043】図6に、本発明のスイッチング電源回路の
さらに別の実施例を示す。図6において、図5と同一も
しくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略
する。
【0044】図6において、スイッチング電源回路40
は、第2の制御回路23に代えて第2の制御回路41を
有している。
【0045】ここで、図7に、可変インピーダンス回路
22と第2の制御回路41の回路図を示す。第2の制御
回路41においては、シャントレギュレータSRの一端
が抵抗R5に接続されるとともに、他端が整流回路15
の出力に接続されている。この点が第2の制御回路23
と異なる点である。
【0046】このように第2の制御回路41を構成する
ことにより、スイッチング電源回路40においては、シ
ャントレギュレータSRの比較電圧入力端子であるリフ
ァレンス端子の電位を負電位にすることができ、第1の
出力電圧と第2の出力電圧の中心値を負電位にすること
が可能になる。
【0047】なお、これ以外の点に関してはスイッチン
グ電源回路30の場合と同じであり、同様の作用効果を
奏するものである。
【0048】図8に、本発明のスイッチング電源回路の
さらに別の実施例を示す。図8において、図1と同一も
しくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を省略
する。
【0049】図8において、スイッチング電源50は、
第2の制御回路23に代えて第2の制御回路51を有し
ている。
【0050】ここで、図9に、可変インピーダンス回路
22と第2の制御回路51の回路図を示す。図9におい
て、図2と同一もしくは同等の部分には同じ記号を付
し、その説明を省略する。
【0051】図9において、第2の制御回路51はシャ
ントレギュレータSRに代えて電圧比較手段であるオペ
アンプQ3を有している。ここで、オペアンプQ3の非
反転入力端子は基準電源E2を介して接地されている。
この基準電源E2の電圧が第2の制御回路51の所定電
圧になる。また、オペアンプQ3の反転入力端子と出力
はコンデンサC5と抵抗R7を直列に介して接続されて
いる。また、オペアンプQ3の出力は抵抗R2を介して
トランジスタQ2のベースに接続されている。また、ト
ランジスタQ2のエミッタ、すなわち可変インピーダン
ス回路22の出力は第1の抵抗である抵抗R1を介して
オペアンプQ3の反転入力端子に接続されている。ま
た、整流回路15の出力は第2の抵抗である抵抗R2を
介してオペアンプQ3の反転入力端子に接続されてい
る。そして、オペアンプQ3の反転入力端子は第3の抵
抗である抵抗R3を介して接地されている。すなわち、
第2の制御回路51においてはオペアンプQ3が電圧比
較手段であり、その反転入力端子が比較電圧入力端子と
なり、第1および第2の出力電圧と接地電位が入力され
ていることになる。
【0052】このように構成された第2の制御回路51
においては、第2の制御回路23と同様に動作する。そ
のため、スイッチング電源回路50においても、外部信
号端子Peに入力される信号に応じて、基準電源E2の
電圧を中心として第1および第2の出力電圧が上下にr
1/r2対1の比率で変化することになる。
【0053】このように、スイッチング電源回路50に
おいては、2つの出力電圧を外部から入力される信号で
連動して変化させることができる。また、外部から入力
される信号を第1の制御回路21にのみ入力する構成と
しているため、制御回路の構成が比較的簡単になり、部
品点数が少なくて済み、スイッチング電源回路の小型軽
量化や低コスト化を図ることができる。
【0054】なお、上記の各実施例においては、第1の
出力電圧を正電圧、第2の出力電圧を負電圧とし、負電
圧の方を第1の制御回路にフィードバックする構成とし
たが、正電圧の方を第2の出力電圧として第1の制御回
路にフィードバックし、負電圧の方を第1の出力電圧と
して正電圧の値を元に制御する構成であっても構わな
い。そこで、図10に、本発明のスイッチング電源回路
のさらに別の実施例を示す。図10において、図8と同
一もしくは同等の部分には同じ記号を付し、その説明を
省略する。
【0055】図10において、スイッチング電源回路6
0は、可変インピーダンス回路22および第2の制御回
路23に代えて可変インピーダンス回路61および第2
の制御回路62を有している。ここで、ダイオードD2
のアノード、すなわち整流回路15の出力が可変インピ
ーダンス回路61に接続され、可変インピーダンス回路
61の出力は第2の出力端子P2に接続されている。ま
た、可変インピーダンス回路61には第2の制御回路6
2が接続されている。一方、ダイオードD1のカソー
ド、すなわち整流回路14の出力が第1の出力端子P1
に接続されている。さらに、整流回路14の出力が第1
の制御回路21に接続されている。
【0056】すなわち、スイッチング電源回路60にお
いては、整流回路15が第1の整流回路となり、可変イ
ンピーダンス回路61の出力が第1の出力電圧となって
第2の出力端子P2から出力されている。また、整流回
路14が第2の整流回路となり、整流回路14の出力が
第2の出力電圧となって第1の出力端子P1から出力さ
れている。なお、2つの整流回路14および15のダイ
オードの向きは変わっていないため、第1の出力電圧が
負電圧となり、第2の出力電圧が正電圧となる。
【0057】ここで、図11に、可変インピーダンス回
路61と第2の制御回路62の回路図を示す。
【0058】まず、可変インピーダンス回路61はトラ
ンジスタQ4とコンデンサC6から構成されている。こ
こで、トランジスタQ4のエミッタは整流回路15に接
続され、コレクタは第2の出力端子P2に接続されてい
る。そして、コンデンサC6はトランジスタQ4のコレ
クタと接地との間に接続されている。
【0059】一方、第2の制御回路62は、抵抗R1、
R2、R3、R8、R9とトランジスタQ5とオペアン
プQ6と基準電源E3から構成されている。ここで、電
圧比較手段であるオペアンプQ6の非反転入力端子は基
準電源E3を介して接地されている。この、基準電源E
3の電圧が制御回路62の所定電圧になる。また、トラ
ンジスタQ4のコレクタ、すなわち可変インピーダンス
回路61の出力は第1の抵抗である抵抗R1を介してオ
ペアンプQ6の比較電圧入力端子である反転入力端子に
接続されている。また、整流回路14の出力も第2の抵
抗である抵抗R2を介してオペアンプQ6の反転入力端
子に接続されている。そして、オペアンプQ6の反転入
力端子は、第3の抵抗である抵抗R3を介して接地され
ている。すなわち、第2の制御回路62には第1および
第2の出力電圧と接地電位が入力されていることにな
る。さらに、オペアンプQ6の出力は抵抗R9を介して
トランジスタQ5のベースに接続されている。トランジ
スタQ5のエミッタは整流回路14の出力に接続され、
コレクタは抵抗R8を介して可変インピーダンス回路6
1のトランジスタQ4のベースに接続されている。
【0060】このように構成された可変インピーダンス
回路61および第2の制御回路62においても、図8に
おける可変インピーダンス回路22および第2の制御回
路51と同様に機能する。そのため、スイッチング電源
回路60においては、ある基準電源E3の電圧を中心と
して第1および第2の出力電圧を外部信号に応じて上下
に変化させることができる。
【0061】このように、スイッチング電源回路60に
おいては、2つの出力電圧を外部から入力される信号に
連動して変化させることができる。また、外部から入力
される信号を第1の制御回路にのみ入力する構成として
いるため、制御回路の構成が比較的簡単になり、部品点
数が少なくて済み、スイッチング電源回路の小型軽量化
や低コスト化を図ることができる。
【0062】
【発明の効果】本発明のスイッチング電源回路によれ
ば、第1および第2の巻線を互いに磁気的に結合し、第
2の巻線に接続された第2の整流回路から出力される第
2の出力電圧をスイッチング素子をオンオフ制御する第
1の制御回路にフィードバックして第2の出力電圧を安
定化し、第1の巻線に接続された第1の整流回路の出力
を可変インピーダンス回路を介して第1の出力電圧とし
て出力するとともに、可変インピーダンス回路を制御す
る第2の制御回路に第1および第2の出力電圧と接地電
位を入力し、これを所定電圧と比較して第1の出力電圧
を安定化することによって、正と負の出力電圧を出力
し、さらに外部から入力される信号によって連動して変
化させることができる。また、外部から入力される信号
を第1の制御回路のみに入力し、これに伴い第1の出力
電圧を任意の比率で変化させることができるため、制御
回路の構成が簡単になり、部品点数が少なくて済み、ス
イッチング電源回路の小型軽量化や低価格化を図ること
ができる。また、可変インピーダンス回路の入力電圧
(第1の整流回路の出力電圧)が第2の出力電圧に連動
して変化する構成となっているため、可変インピーダン
ス回路の損失を低減し、高効率化を図ることができる。
【0063】なお、上記のスイッチング電源回路30,
40、50においては、直流電源に接続された巻線とは
異なる巻線を第1および第2の巻線としたものについ
て、可変インピーダンス回路や第2の制御回路のバリエ
ーションの説明を行ったが、スイッチング電源回路20
のような直流電源に接続された巻線を出力用の巻線とし
ても用いる回路においても適用可能で、同様の作用効果
を奏するものである。
【0064】さらに、上記の各実施例においては、スイ
ッチング素子がオンの時に巻線に蓄えられたエネルギー
をスイッチング素子がオフの時に放出するフライバック
方式のスイッチング電源回路について説明したが、スイ
ッチング素子がオンの時にエネルギーを放出するフォワ
ード方式のスイッチング電源回路において適用しても構
わないもので、同様の作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチング電源回路の一実施例を示
す概略回路図である。
【図2】図1のスイッチング電源回路の、可変インピー
ダンス回路と第2の制御回路を示す回路図である。
【図3】図1のスイッチング電源回路の、外部信号端子
に入力される信号と第1の出力電圧および第2の出力電
圧との関係を示す図である。
【図4】図1のスイッチング電源回路の、外部信号端子
に入力される信号と可変インピーダンス回路の入出力電
圧との関係を示す図である。
【図5】本発明のスイッチング電源回路の別の実施例を
示す概略回路図である。
【図6】本発明のスイッチング電源回路のさらに別の実
施例を示す概略回路図である。
【図7】図6のスイッチング電源回路の、可変インピー
ダンス回路と第2の制御回路を示す回路図である。
【図8】本発明のスイッチング電源回路のさらに別の実
施例を示す概略回路図である。
【図9】図8のスイッチング電源回路の、可変インピー
ダンス回路と第2の制御回路を示す回路図である。
【図10】本発明のスイッチング電源回路のさらに別の
実施例を示す概略回路図である。
【図11】図10のスイッチング電源回路の、可変イン
ピーダンス回路と第2の制御回路を示す回路図である。
【図12】従来のスイッチング電源回路を示すブロック
図である。
【図13】従来の別のスイッチング電源回路を示す概略
回路図である。
【符号の説明】
14、15…整流回路 20、30、40、50、60…スイッチング電源回路 21…第1の制御回路 22、61…可変インピーダンス回路 23、41、51、62…第2の制御回路 E…直流電源 Q1…FET T1、T2…トランス N1、N2、N3、N4、N5…巻線 P1…第1の出力端子 P2…第2の出力端子 Pe…外部信号端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、該直流電源に直列に接続さ
    れたスイッチング素子と、該スイッチング素子の制御端
    子に接続された第1の制御回路と、該第1の制御回路に
    接続された外部信号端子と、少なくとも第1および第2
    の巻線を有するとともに、全ての巻線の中の少なくとも
    1つの巻線が前記直流電源と前記スイッチング素子に直
    列に接続されたトランスと、前記第1の巻線に接続され
    た第1の整流回路と、該第1の整流回路に接続されて第
    1の出力電圧を出力する可変インピーダンス回路と、該
    可変インピーダンス回路に接続されて前記可変インピー
    ダンス回路のインピーダンス値を制御する第2の制御回
    路と、前記第2の巻線に接続されて第2の出力電圧を出
    力する第2の整流回路とを備え、 前記第1の巻線と前記第2の巻線が互いに逆の極性とな
    るように接続されて接地され、 前記第1の整流回路と前記第2の整流回路により正と負
    の電圧を出力するように構成され、 前記第1の制御回路は、前記第2の出力電圧がフィード
    バックされ、前記スイッチング素子をオンオフ制御して
    前記第2の出力電圧を安定化し、 前記第2の制御回路は、前記第1および第2の出力電圧
    と接地電位が入力されて、これを所定電圧と比較して第
    1の出力電圧を安定化することを特徴とするスイッチン
    グ電源回路。
  2. 【請求項2】前記スイッチング素子がオンの時に前記ス
    イッチング素子に直列に接続された巻線にエネルギーを
    蓄え、前記スイッチング素子がオフの時に前記第1およ
    び第2の巻線からエネルギーを放出することを特徴とす
    る、請求項1に記載のスイッチング電源回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御回路が第1、第2、第3
    の抵抗および電圧比較手段を有し、前記電圧比較手段の
    比較電圧入力端子が前記第1の抵抗を介して前記可変イ
    ンピーダンス回路の出力に、前記第2の抵抗を介して前
    記第2の整流回路の出力に接続され、さらに前記第3の
    抵抗を介して接地されていることを特徴とする、請求項
    1または2に記載のスイッチング電源回路。
  4. 【請求項4】 前記第2の制御回路が前記電圧比較手段
    としてシャントレギュレータを有することを特徴とす
    る、請求項3に記載のスイッチング電源回路。
  5. 【請求項5】 前記第2の制御回路が前記電圧比較手段
    としてオペアンプを有することを特徴とする、請求項3
    に記載のスイッチング電源回路。
  6. 【請求項6】前記可変インピーダンス回路は、前記第1
    の出力電圧をV1、前記第2の出力電圧をV2、前記第
    1、第2、第3の抵抗の抵抗値をそれぞれr1、r2、
    r3、前記所定電圧をVrとしたとき、 V1=−(r1/r2)V2+(1+r1/r2+r1
    /r3)Vr を満たすものであることを特徴とする、請求項3ないし
    5のいずれかに記載のスイッチング電源回路。
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