JPH08126348A - Dc−acインバータ - Google Patents

Dc−acインバータ

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JPH08126348A
JPH08126348A JP6282510A JP28251094A JPH08126348A JP H08126348 A JPH08126348 A JP H08126348A JP 6282510 A JP6282510 A JP 6282510A JP 28251094 A JP28251094 A JP 28251094A JP H08126348 A JPH08126348 A JP H08126348A
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JP
Japan
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voltage
inverter
transistor
feedback winding
winding
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Application number
JP6282510A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Otake
徹志 大竹
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力電圧の電圧値を変化させずに出力電圧を
可変にし、バックライトの調光を可能としたDC−AC
インバータを得る。 【構成】 トランジスタQ1、Q2の発振作用のための
帰還巻線Nfの一端(Q2側)に、ダイオードD1とコ
ンデンサC3から成る直流電圧源3を設ける。ここでダ
イオードD1は、コンデンサC3にトランジスタQ1、
Q2を逆バイアスするような電圧を得るような方向で接
続する。直流電圧源3のコンデンサC3とダイオードD
1の接続点と帰還巻線Nfの他端(Q1側)との間に、
可変インピーダンス回路としての可変抵抗R2と抵抗R
3の直列回路を接続する。 【効果】 入力電圧の電圧値を変化させるDC−DCコ
ンバータが不要で、小型、低コスト、高信頼性、高効率
のDC−ACインバータとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックライト等の調光
を可能としたインバータに関する。
【0002】
【従来の技術】現在普及している電子機器に使用される
表示モニタには、以前のブラウン管に代わって液晶が使
用されているものが多い。この液晶モニタにはバックラ
イト等の照明装置が付随しており、通常、このバックラ
イトを点灯させるために自励発振を行う小型のインバー
タが設けられる。この自励発振を行うインバータ回路と
しては、ロイヤーのインバータ回路(特公昭32−40
66号)を応用したものが代表的である。図2にロイヤ
ーのインバータ回路を使用した、バックライト点灯用の
DC−ACインバータの一例を示した。
【0003】図2に示すDC−ACインバータは、DC
−DCコンバータ部6とインバータ部4から成り、その
回路構成は以下のようになっている。なお、図2におい
て、1は高電位側の直流入力端子、2a、2bは交流出
力端子であり、直流入力端子の低電位側はアースと共通
として示した。入力端子1とアース間にコンデンサC4
を接続し、入力端子1をさらにスイッチングトランジス
タQ3のソースに接続する。スイッチングトランジスタ
Q3のゲートを制御回路5に接続し、ドレインを転流ダ
イオードD2のカソード及びチョークコイルL1の一端
に接続する。転流ダイオードD2のアノードはアースと
接続し、チョークコイルL1の他端はトランスTの1次
巻線N1のセンタータップ(w)に接続する。1次巻線
N1の一端(u)をインバータトランジスタとしてのト
ランジスタQ1のコレクタ、他端(v)をトランジスタ
Q2のコレクタに接続し、さらに1次巻線N1の両端間
に共振用のコンデンサC1を接続する。
【0004】トランジスタQ1とトランジスタQ2のエ
ミッタを共にアースに接続し、トランジスタQ1とトラ
ンジスタQ2のベース間にトランスTの帰還巻線Nfを
接続する。トランジスタQ1のベースはさらに、抵抗R
4を介してチョークコイルL1と1次巻線N1のセンタ
ータップ(w)との接続点に接続し、トランジスタQ2
のベースも同様に、抵抗R5を介してチョークコイルL
1と1次巻線N1のセンタータップ(w)との接続点に
接続する。トランスTの2次巻線N2の一端をコンデン
サC2を介して出力端子2aに接続し、他端を出力端子
2bに接続する。出力端子2a、2b間には交流電力の
供給先であるバックライト装置の冷陰極管CFLが接続
される。
【0005】以上の回路構成において、コンデンサC
4、スイッチングトランジスタQ3、ダイオードD2、
チョークコイルL1、制御回路3にてチョップダウン方
式のDC−DCコンバータ部6を形成し、チョークコイ
ルL1、抵抗R4、R5、トランジスタQ1、Q2、コ
ンデンサC1、C2、トランスTにて、共振回路を有し
たロイヤーの回路によるインバータ部4を形成してい
る。ここでDC−DCコンバータ部6は、入力された直
流電圧を制御回路5からの信号に応じてスイッチングト
ランジスタQ3でオン、オフし、この断続した電圧をダ
イオードD2、チョークコイルL1において平滑し、直
流入力電圧の調整を行う。そしてインバータ部4は、D
C−DCコンバータ部6において調整された直流入力電
圧を交流電圧に変換し、出力端子2a、2b間に接続さ
れる冷陰極管CFLに交流電力の供給を行う。
【0006】以下にインバータ部4の動作を簡単に説明
しておく。チョークコイルL1を介して印加された直流
電圧によりトランジスタQ1とトランジスタQ2のうち
動作の速い方が導通する。ここで、トランジスタQ1が
導通したとすると、チョークコイルL1から、1次巻線
N1のセンタータップ(w)、u端、トランジスタQ1
のコレクタ、エミッタの経路で電流が流れる。1次巻線
N1に電流が流れることでトランスTの各巻線には電圧
が誘起されることになる。このトランスTの各巻線の誘
起電圧は、1次巻線N1とコンデンサC1の並列回路の
共振作用により正弦波状に変化する。
【0007】この時にトランスTの帰還巻線Nfに誘起
された電圧はトランジスタQ1を順バイアスし、トラン
ジスタQ2を逆バイアスする。これによりトランジスタ
Q1は飽和領域での動作へと移行する。やがて1次巻線
N1とコンデンサC1の共振作用により、1次巻線N1
の両端の電圧はピークに達した後に減少し、電圧零を経
て極性の反転が起こる。するとトランスTの他の各巻線
に誘起される電圧の極性も反転し、今度は帰還巻線Nf
の誘起電圧はトランジスタQ1を逆バイアスし、トラン
ジスタQ2を順バイアスするようになる。これによりト
ランジスタQ1は非導通状態、トランジスタQ2は導通
状態となり、チョークコイルL1から、1次巻線N1の
中間タップ(w)、v端、トランジスタQ2のコレク
タ、エミッタの経路で電流が流れる。
【0008】この時に1次巻線N1に流れる電流は、ト
ランジスタQ1が導通状態であった時とは逆の極性の電
圧を各巻線に誘起させる。ここでトランスTの帰還巻線
Nfに誘起された電圧は、トランジスタQ1を逆バイア
ス、トランジスタQ2を順バイアスすることになり、こ
れによりトランジスタQ2は飽和領域での動作へと移行
する。やがて1次巻線N1とコンデンサC1の共振作用
により、1次巻線N1の両端の電圧はピークに達した後
に減少し、電圧零を経て極性の反転が起こる。するとト
ランスTの他の各巻線に誘起される電圧の極性も反転
し、帰還巻線Nfの誘起電圧はトランジスタQ1を順バ
イアスし、トランジスタQ2を逆バイアスするようにな
る。
【0009】これによりトランジスタQ1は導通状態、
トランジスタQ2は非導通状態となり、再びチョークコ
イルL1から1次巻線N1の中間タップ(w)、u端、
トランジスタQ1のコレクタ、エミッタの経路で電流が
流れる。以上の動作が繰り返されて自励発振が行われ、
その結果、入力された直流電圧は交流電圧に変換される
ことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ロイヤーのインバータ
回路をバックライト用のDC−ACインバータに用いる
際には、インバータの入力電圧を変化させることで出力
する交流電圧(電流)を変化させ、これによりバックラ
イトの調光を行うのが一般的である。入力電圧の制御手
段としては通常DC−DCコンバータが用いられ、図2
におけるDC−DCコンバータ部6がこれに当たる。し
かし、インバータ部4の前にDC−DCコンバータ部6
を設けてバックライトの調光を行うという手段では、D
C−DCコンバータ部を形成するための部品点数の増加
と回路規模の増大が生じてしまう。そのため、DC−A
Cインバータの大型化、コストアップ、信頼性の低下等
を招くという問題があった。
【0011】さらに、このようなDC−ACインバータ
の総合効率は、DC−DCコンバータ部とインバータ部
の効率を掛け合わせた値となるため、高効率化が難しい
という欠点を有していた。そこで本発明は、入力電圧を
制御すること無しに、つまりDC−DCコンバータを用
いずにバックライトの調光を行い、これにより装置の小
型化、コストダウン、信頼性の向上を図れる、高効率の
DC−ACインバータを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、出力電圧に正
弦波形を得るために共振回路を設けた自励式のDC−A
Cインバータにおいて、発振作用のための帰還巻線に誘
起した交流電圧を整流平滑する直流電圧源、直流電圧源
に得られた直流電圧を、その電圧値を変化させてインバ
ータトランジスタの制御端子に印加するための可変イン
ピーダンス回路を具備し、直流電圧源に得られた電圧に
よってインバータトランジスタのバイアス電圧を変化さ
せ、これによりインバータトランジスタの導通角を制御
し、出力電圧を制御することを特徴とする。
【0013】
【作用】発振動作を行わせるための帰還巻線Nfに発生
した交流電圧から、ダイオードD1、コンデンサC3か
らなる直流電圧源3によって、トランジスタQ1及びト
ランジスタQ2を逆バイアスする極性の直流電圧を得
る。この直流電圧源3に得られた電圧を、抵抗R3、可
変抵抗R2を介して帰還巻線NfとトランジスタQ1の
ベースとの接続点へ印加し、トランジスタQ1及びトラ
ンジスタQ2のバイアス電圧を変化させる。可変抵抗R
2を操作することでトランジスタQ1及びトランジスタ
Q2のバイアス電圧を調整することができるので、トラ
ンジスタQ1及びトランジスタQ2の導通角が制御可能
となり、出力電圧(電流)を変更してのバックライトの
調光が可能となる。
【0014】
【実施例】入力電圧の電圧値を制御するDC−DCコン
バータを用いずに出力電圧(電流)を変化させることが
できるようにした、本発明によるDC−ACインバータ
回路を図1に示した。なお、図1中の図2と同じ構成要
素には同じ符号を付与してある。本発明のDC−ACイ
ンバータは以下のような回路構成としている。入力端子
1をチョークコイルL1を介してトランスTの1次巻線
N1のセンタータップ(w)に接続する。1次巻線N1
の一端(u)をインバータトランジスタとしてのトラン
ジスタQ1のコレクタ、他端(v)をトランジスタQ2
のコレクタにそれぞれ接続し、さらに1次巻線N1の両
端間にコンデンサC1を接続する。
【0015】トランジスタQ1とトランジスタQ2のエ
ミッタを共にアースに接続し、トランジスタQ1とトラ
ンジスタQ2のベース間にトランスTの帰還巻線Nfを
接続する。トランジスタQ1のベースはさらに抵抗R1
を介してチョークコイルL1と1次巻線N1のセンター
タップ(w)との接続点に接続する。トランスTの2次
巻線N2の一端をコンデンサC2を介して出力端子2a
に接続し、他端を出力端子2bに接続する。出力端子2
a、2b間には交流電力の供給先である冷陰極管CFL
が接続される。以上までの回路構成は、図2に示す従来
のDC−ACインバータのインバータ部4とほぼ同じで
ある。
【0016】本発明においては、帰還巻線Nfのトラン
ジスタQ2側の一端とアース間に、ダイオードD1とコ
ンデンサC3の直列回路による直流電圧源3が設けられ
ている。ここで直流電圧源3は、ダイオードD1のカソ
ードを帰還巻線NfのトランジスタQ2側の一端と接続
するようにしている。これにより、帰還巻線Nfに発生
する交流電圧を整流し、トランジスタQ2のベースから
見て負電位となる方向の電圧をコンデンサC3の両端に
得るようにしている。そしてさらに、ダイオードD1の
アノードと帰還巻線Nfの他端(トランジスタQ1側)
の間に、可変インピーダンス回路としての抵抗R3と可
変抵抗R2の直列回路を設けている。これにより直流電
圧源3に得られた直流電圧を、その電圧値を変化させ
て、トランジスタQ1のベース及び、帰還巻線Nfを介
してトランジスタQ2のベースに印加するようにしてい
る。
【0017】図1に示すDC−ACインバータの出力電
圧(電流)の可変動作は以下のようにして行われる。な
お、この回路の自励発振動作については図2に示す回路
のインバータ部4の動作と同じなのでここでの説明は省
略する。帰還巻線Nfに誘起される交流電圧によって、
トランジスタQ1とトランジスタQ2が交互に導通する
自励発振を行っている。トランジスタQ1を順バイアス
し、トランジスタQ2を逆バイアスする方向の電圧が帰
還巻線Nfに誘起されると、ダイオードD1の順方向に
よりコンデンサC3は充電され、その結果、コンデンサ
C3とダイオードD1の接続点(a)の電位はアースよ
り低くなる。そして、この接続点(a)の電圧は抵抗R
3と可変抵抗R2の直列回路を介してトランジスタQ1
のベースに印加される。
【0018】ここで、帰還巻線Nfの誘起電圧がトラン
ジスタQ1を順バイアスするのに対して、抵抗R3、可
変抵抗R2を介して印加される接続点(a)の電圧はト
ランジスタQ1を逆バイアスすることになる。前にも述
べたように、帰還巻線Nfの誘起電圧は1次巻線N1と
コンデンサC1の共振作用により正弦波状に変化する。
もし、帰還巻線Nfの誘起電圧が抵抗R3、可変抵抗R
4を介して印加される接続点(a)の電圧より低けれ
ば、トランジスタQ1は逆バイアスを受けて非導通状態
となる。このため、トランジスタQ1が導通状態になる
ためには、帰還巻線Nfの誘起電圧が接続点(a)の電
圧より高くならなければならない。その結果、抵抗R
3、可変抵抗R2を介して印加される接続点(a)の電
圧によってトランジスタQ1の導通角が変化することに
なる。
【0019】また、トランジスタQ1を逆バイアスし、
トランジスタQ2を順バイアスする方向の電圧が帰還巻
線Nfに誘起された場合、トランジスタQ2のベースに
は帰還巻線Nfの誘起電圧と合わせて、接続点(a)の
電圧が抵抗R3、可変抵抗R2、そして帰還巻線Nfを
介して印加されることになる。ここでも接続点(a)の
電圧はトランジスタQ2を逆バイアスするように働き、
帰還巻線Nfの誘起電圧と、この抵抗R3、可変抵抗R
2、そして帰還巻線Nfを介して印加される接続点
(a)の電圧との関係により、トランジスタQ2の導通
角も変化することになる。
【0020】ここで、接続点(a)の電圧は、可変抵抗
R2を経てトランジスタQ1及びトランジスタQ2のベ
ースに印加されるようになっており、その印加電圧の値
は可変抵抗R2によって調節することが可能である。そ
のため、可変抵抗R2を操作することによりトランジス
タQ1及びトランジスタQ2の導通角を制御することが
でき、この導通角の制御によってトランスTの各巻線に
誘起される電圧の制御が可能となる。このことから、2
次巻線N2に誘起された電圧、すなわちDC−ACイン
バータの出力電圧が可変抵抗R2により制御でき、冷陰
極管CFLの調光が可能となる。
【0021】図2に示す従来のDC−ACインバータで
は、バクッライトの調光を行うために、インバータ部4
の入力側にDC−DCコンバータ部6を設け、DC−D
Cコンバータ部6によりインバータ部4の入力電圧を変
化させることでインバータ部4の出力電圧を制御してい
た。そのため、DC−ACインバータ装置が大型化する
等の問題点と、高効率化が難しいという欠点を持ってい
た。これに対して本発明では、インバータトランジスタ
としてのトランジスタQ1及びトランジスタQ2の導通
角を制御することでインバータの出力電圧を制御し、も
ってバックライトの調光を行っている。そして、各トラ
ンジスタの導通角を制御するための方策として、各トラ
ンジスタに発振動作を行わせるための帰還巻線Nfに発
生した交流電圧を直流電圧源3にて整流平滑し、この直
流電圧源3で得た直流電圧の電圧値を可変インピーダン
ス回路としての抵抗R3、可変抵抗R2にて調整し、各
トランジスタのベースに印加することとしている。
【0022】ここで、この直流電圧源3は、図1に示す
本発明の実施例ではダイオードD1とコンデンサC3の
直列回路で構成しており、直流電圧の調整手段としての
抵抗R3、可変抵抗R2と合わせても部品点数は少な
く、回路構成も簡素である。従って本発明によるDC−
ACインバータは、出力電圧を制御し、バックライトの
調光を可能としつつも、図2に示すDC−ACインバー
タのようにDC−DCコンバータ部を設ける必要が無い
ため、インバータ回路の小型化、コストダウン、信頼性
の向上が図れる。また、DC−ACインバータの総合効
率にDC−DCコンバータが関与しない事と、直流電圧
源及び可変インピーダンス回路に発生する損失は微小で
あることから、高効率とすることができる。
【0023】なお、図1の実施例においては、直流電圧
源3のダイオードD1のカソードをトランジスタQ2の
ベースに、コンデンサC3とダイオードD1の接続点
(a)を抵抗R3、可変抵抗R2を介してトランジスタ
Q1のベースに接続する形となっているが、ダイオード
D1カソードをトランジスタQ1のベースに、接続点
(a)を抵抗R3、可変抵抗R2を介してトランジスタ
Q2のベースに接続する形を取っても良い。また、図1
ではトランジスタQ1、Q2にNPN型を使用し、入力
端子1にはアースより高電位の電圧を印加した例につい
て述べたが、トランジスタQ1、Q2にPNP型を使用
し、入力端子1にはアースより低電位の電圧を印加する
ようにしても良い。ただし、この場合にはダイオードD
1のアノード、カソードを図1とは逆に接続する必要が
ある。
【0024】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によるDC−
ACインバータは、帰還巻線に誘起される交流電圧を整
流平滑して直流電圧を得て、その直流電圧の電圧値を調
整してインバータトランジスタに印加することで、イン
バータトランジスタの導通角を変化させて出力電圧を可
変とし、バックライトの調光を行えるようにしている。
これにより、従来のようにバックライトの調光用にDC
−DCコンバータ部を設ける必要は無く、DC−ACイ
ンバータの小型化、コストダウン、信頼性の向上が図れ
る。さらに、DC−DCコンバータ部における効率の低
下が無いので、高効率とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるDC−ACインバータの実施例
の回路図。
【図2】 従来の調光が可能な、バックライト用のDC
−ACインバータの回路図。
【符号の説明】
1 入力端子(直流、高電位側) 2a、2b 出力端子 3 直流電圧源 4 インバータ部 Q1、Q2 インバータトランジスタ D1 ダイオード C3 コンデンサ R2 可変抵抗 R3 制限用抵抗 CFL 冷陰極管

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力電圧に正弦波形を得るために共振回
    路を設けた自励式のDC−ACインバータにおいて、発
    振作用のための帰還巻線に誘起した交流電圧を整流平滑
    して直流電圧を得て、該直流電圧を、その電圧値を調整
    して帰還巻線からの交流電圧と共にインバータトランジ
    スタの制御端子に印加することにより、該インバータト
    ランジスタのバイアス電圧を変化させて該インバータト
    ランジスタの導通角を制御し、出力電圧を可変としたD
    C−ACインバータ。
  2. 【請求項2】 出力電圧に正弦波形を得るために共振回
    路を設けた自励式のDC−ACインバータにおいて、 発振作用のための帰還巻線に誘起した交流電圧を整流平
    滑する直流電圧源、 該直流電圧源に得られた直流電圧を、その電圧値を変化
    させてインバータトランジスタの制御端子に印加するた
    めの可変インピーダンス回路、を有することを特徴とす
    るDC−ACインバータ。
  3. 【請求項3】 前記インバータトランジスタがNPN型
    トランジスタである場合、前記直流電圧源の電圧は該イ
    ンバータトランジスタのベースに対して負電位であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のDC−ACインバー
    タ。
  4. 【請求項4】 前記インバータトランジスタがPNP型
    トランジスタである場合、前記直流電圧源の電圧は該イ
    ンバータトランジスタのベースに対して正電位であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のDC−ACインバー
    タ。
  5. 【請求項5】 出力電圧に正弦波形を得るためにトラン
    スの1次巻線に対して並列に共振用のコンデンサを接続
    し、2つのインバータトランジスタにそれぞれNPN型
    トランジタを使用し、該2つのインバータトランジスタ
    のベース間に発振作用のための帰還巻線を接続してなる
    自励式のDC−ACインバータにおいて、 該帰還巻線の一端に接続して設けられ、該帰還巻線に誘
    起される交流電圧を整流平滑し、該インバータトランジ
    スタのベースに対して負電位の直流電圧を得る直流電圧
    源、 該帰還巻線の他端と該直流電圧源の間に設けられ、該直
    流電圧源の電圧を、その電圧値を変化させて該帰還巻線
    の他端に加えることで、該2つのインバータトランジス
    タのバイアス電圧を変化させる可変インピーダンス回
    路、を有することを特徴とするDC−ACインバータ。
  6. 【請求項6】 前記直流電圧源は、前記帰還巻線の一端
    とアース間にカソードを該帰還巻線の一端と接続するよ
    うに接続された、ダイオードとコンデンサの直列回路よ
    り成ることを特徴とする請求項5に記載のDC−ACイ
    ンバータ。
  7. 【請求項7】 前記可変インピーダンス回路は、可変抵
    抗素子を含むことを特徴とする請求項5に記載のDC−
    ACインバータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6266254B1 (en) * 1999-09-07 2001-07-24 Toko, Inc. Switching power circuit
US7235899B2 (en) 2003-03-07 2007-06-26 Toko, Inc. Switching constant-current power supply system

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