JPH0993914A - 多出力dc/dcコンバータ - Google Patents
多出力dc/dcコンバータInfo
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- JPH0993914A JPH0993914A JP7244321A JP24432195A JPH0993914A JP H0993914 A JPH0993914 A JP H0993914A JP 7244321 A JP7244321 A JP 7244321A JP 24432195 A JP24432195 A JP 24432195A JP H0993914 A JPH0993914 A JP H0993914A
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- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of dc power input into dc power output
- H02M3/02—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
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- H02M3/10—Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
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- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
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Abstract
(57)【要約】
【目的】携帯機器に適した薄型及び小型化でありながら
多出力を発生することが可能な多出力DC/DCコンバ
ータを提供することを目的とする。 【構成】入力される直流電圧を変換して異なる直流電圧
を出力するものであって、少なくとも、コイルL1、ス
イッチング素子Q1、整流素子D1及び電圧平滑素子C
2により構成されるチョッパ式DC/DCコンバータ部
CC1と、複数の整流素子D2及び電圧平滑素子C3に
より構成され、前記チョッパ式DC/DCコンバータ部
CC1から出力される直流出力電圧より、複数の異なる
直流出力電圧を得る倍電圧発生回路CP1と、前記チョ
ッパ式DC/DCコンバータ部CC1及び前記倍電圧発
生回路CP1のうち少なくとも一方の出力電圧に基づき
前記スイッチング素子Q1をチョッパ制御する制御手段
IC1とを具備する。
多出力を発生することが可能な多出力DC/DCコンバ
ータを提供することを目的とする。 【構成】入力される直流電圧を変換して異なる直流電圧
を出力するものであって、少なくとも、コイルL1、ス
イッチング素子Q1、整流素子D1及び電圧平滑素子C
2により構成されるチョッパ式DC/DCコンバータ部
CC1と、複数の整流素子D2及び電圧平滑素子C3に
より構成され、前記チョッパ式DC/DCコンバータ部
CC1から出力される直流出力電圧より、複数の異なる
直流出力電圧を得る倍電圧発生回路CP1と、前記チョ
ッパ式DC/DCコンバータ部CC1及び前記倍電圧発
生回路CP1のうち少なくとも一方の出力電圧に基づき
前記スイッチング素子Q1をチョッパ制御する制御手段
IC1とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル及びスイッチン
グ素子を用いて単一の直流入力電圧から複数の異なる直
流出力電圧を得る多出力DC/DCコンバータに関す
る。
グ素子を用いて単一の直流入力電圧から複数の異なる直
流出力電圧を得る多出力DC/DCコンバータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブック型パソコン、携帯電話、ビデオカ
メラなどに代表される電池を駆動源とする携帯機器の普
及には目を見張るものがある。これらに機器の中で使用
される電圧は、CPUを中心とする+3.3vをはじめ
論理ICなどの+5v、ハードディスクドライブやフロ
ッピーディスクドライブの+12vなどと多岐に渡って
いる。また一つの部品でも、液晶表示素子(例えば、+
19v、+7v、−12vの3電圧を使用)や電荷結合
素子(例えば23v、15v、5v、−9vの4電圧を
使用)のように複数の駆動電圧を必要とする部品もあ
る。
メラなどに代表される電池を駆動源とする携帯機器の普
及には目を見張るものがある。これらに機器の中で使用
される電圧は、CPUを中心とする+3.3vをはじめ
論理ICなどの+5v、ハードディスクドライブやフロ
ッピーディスクドライブの+12vなどと多岐に渡って
いる。また一つの部品でも、液晶表示素子(例えば、+
19v、+7v、−12vの3電圧を使用)や電荷結合
素子(例えば23v、15v、5v、−9vの4電圧を
使用)のように複数の駆動電圧を必要とする部品もあ
る。
【0003】一方、携帯機器に用いられる電池の電圧は
3v〜16v程度であり、電池を駆動源として前述の各
素子を駆動するためには、DC/DCコンバータが欠か
せない。中でも多出力のDC/DCコンバータ装置は、
液晶表示素子や電荷結合素子などの複数電圧を必要とす
る部品と一体化して、外部からは単一電源を供給する形
式が、主流になりつつあるため、薄型化・小型化が要求
されている。
3v〜16v程度であり、電池を駆動源として前述の各
素子を駆動するためには、DC/DCコンバータが欠か
せない。中でも多出力のDC/DCコンバータ装置は、
液晶表示素子や電荷結合素子などの複数電圧を必要とす
る部品と一体化して、外部からは単一電源を供給する形
式が、主流になりつつあるため、薄型化・小型化が要求
されている。
【0004】多出力DC/DCコンバータのうちでフォ
ワード型DC/DCコンバータと呼ばれる回路の従来例
を図6を参照して説明する。すなわち、図6において、
直流入力電圧端子Vi,GNDには、いずれも図示しな
い、乾電池、二次電池、又はACアダプタが接続され
る。この直流入力電圧源の両端子Vi,GND間に直列
に変圧器Tの一次巻線P1とスイッチング素子Qが接続
されている。変圧器Tの二次側には、ダイオードD0、
チョークコイルLC及びコンデンサC0からなる二次回
路SC1,SC2,…SCnが設けられている。即ち、
変圧器Tの二次側には、必要とする出力数に応じて二次
巻線S1、S2、…、Snが設けられ、それぞれ一次巻
線数N1と二次巻線数N21、N22、…N2nとの比
率と、スイッチング素子Qのゲート制御信号のオン時間
比率βとの積で決まる出力電圧V1、V2、…、Vnが
二次回路SC1,SC2,…SCnより得られる。
ワード型DC/DCコンバータと呼ばれる回路の従来例
を図6を参照して説明する。すなわち、図6において、
直流入力電圧端子Vi,GNDには、いずれも図示しな
い、乾電池、二次電池、又はACアダプタが接続され
る。この直流入力電圧源の両端子Vi,GND間に直列
に変圧器Tの一次巻線P1とスイッチング素子Qが接続
されている。変圧器Tの二次側には、ダイオードD0、
チョークコイルLC及びコンデンサC0からなる二次回
路SC1,SC2,…SCnが設けられている。即ち、
変圧器Tの二次側には、必要とする出力数に応じて二次
巻線S1、S2、…、Snが設けられ、それぞれ一次巻
線数N1と二次巻線数N21、N22、…N2nとの比
率と、スイッチング素子Qのゲート制御信号のオン時間
比率βとの積で決まる出力電圧V1、V2、…、Vnが
二次回路SC1,SC2,…SCnより得られる。
【0005】Vn=Vi×β×N2n/N1 但し、β=Ton/(Ton+Toff) 上述したフォワード型多出力DC/DCコンバータ以外
の多出力DC/DCコンバータとしては、フライバック
型をはじめ多くの回路形式が考案されているが、いずれ
も変圧器を用いている。
の多出力DC/DCコンバータとしては、フライバック
型をはじめ多くの回路形式が考案されているが、いずれ
も変圧器を用いている。
【0006】また一部の多出力DC/DCコンバータに
は、変圧器を用いずに、共通の入力電圧に対して並列に
出力電圧の異なる独立した複数のDC/DCコンバータ
を一つの基板上に形成し、または一つの筐体内に納め
て、入力と出力の関係だけを見れば多出力DC/DCコ
ンバータとなる例もあるが、変圧器を用いた多出力DC
/DCコンバータに比べると大型である。
は、変圧器を用いずに、共通の入力電圧に対して並列に
出力電圧の異なる独立した複数のDC/DCコンバータ
を一つの基板上に形成し、または一つの筐体内に納め
て、入力と出力の関係だけを見れば多出力DC/DCコ
ンバータとなる例もあるが、変圧器を用いた多出力DC
/DCコンバータに比べると大型である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】携帯機器は高性能電池
の開発と相まって、今後も一層小型化されることが予想
される。前記の小型化を実現するため携帯機器内で使用
される各部品にもさらなる薄型化・小型化が求められて
いる。DC/DCコンバータは、今日の小型携帯機器に
とって必要不可欠な部品の一つであるが、他の部品同様
に薄型化・小型化が求められている。
の開発と相まって、今後も一層小型化されることが予想
される。前記の小型化を実現するため携帯機器内で使用
される各部品にもさらなる薄型化・小型化が求められて
いる。DC/DCコンバータは、今日の小型携帯機器に
とって必要不可欠な部品の一つであるが、他の部品同様
に薄型化・小型化が求められている。
【0008】しかし現行の変圧器を用いる多出力DC/
DCコンバータは、薄型・小型化を実現する上で、この
変圧器の大きさが最大の阻害要因になっている。即ち、
巻線比が直接的に出力電圧数と出力電圧値を決めるの
で、変圧器を薄型・小型化するための巻線数減少には自
ずと限界がある。この限界を越えて巻線数を減らしてし
まうと、必要とする出力数や出力電圧値を得られないと
いう結果につながる。そこで本発明は、多出力で薄型・
小型のDC/DCコンバータを提供することを目的とす
る。
DCコンバータは、薄型・小型化を実現する上で、この
変圧器の大きさが最大の阻害要因になっている。即ち、
巻線比が直接的に出力電圧数と出力電圧値を決めるの
で、変圧器を薄型・小型化するための巻線数減少には自
ずと限界がある。この限界を越えて巻線数を減らしてし
まうと、必要とする出力数や出力電圧値を得られないと
いう結果につながる。そこで本発明は、多出力で薄型・
小型のDC/DCコンバータを提供することを目的とす
る。
【0009】
(構成)前述の問題を解決し、多出力で薄型・小型のD
C/DCコンバータを実現するため、本発明の多出力D
C/DCコンバータにおいては、コイルL1、スイッチ
ング素子Q1、整流ダイオードD1および電圧平滑用コ
ンデンサC2で構成されるチョッパ型DC/DCコンバ
ータ部CC1と、コンデンサC3及びダイオードD2を
組み合わせた倍電圧発生回路部(チャージポンプ回路
部)CP1とを組み合わせて、必要とされる複数の電圧
のうち最大の電圧を発生する昇圧電源回路を構成し、さ
らに倍電圧発生回路の途中点からもその他の出力電圧を
取り出すことで、変圧器を用いずに複数の出力を得るこ
とを可能とする。
C/DCコンバータを実現するため、本発明の多出力D
C/DCコンバータにおいては、コイルL1、スイッチ
ング素子Q1、整流ダイオードD1および電圧平滑用コ
ンデンサC2で構成されるチョッパ型DC/DCコンバ
ータ部CC1と、コンデンサC3及びダイオードD2を
組み合わせた倍電圧発生回路部(チャージポンプ回路
部)CP1とを組み合わせて、必要とされる複数の電圧
のうち最大の電圧を発生する昇圧電源回路を構成し、さ
らに倍電圧発生回路の途中点からもその他の出力電圧を
取り出すことで、変圧器を用いずに複数の出力を得るこ
とを可能とする。
【0010】(作用)本発明の多出力DC/DCコンバ
ータによれば、倍電圧発生回路CP1の複数の位置から
出力電圧を取り出すので、電源装置を薄型・小型化する
上で大きな阻害要因となる変圧器を用いずに、異なる複
数の出力電圧を得ることができる。したがって、多出力
であり且つ薄型及び小型の多出力DC/DCコンバータ
を提供することができる。
ータによれば、倍電圧発生回路CP1の複数の位置から
出力電圧を取り出すので、電源装置を薄型・小型化する
上で大きな阻害要因となる変圧器を用いずに、異なる複
数の出力電圧を得ることができる。したがって、多出力
であり且つ薄型及び小型の多出力DC/DCコンバータ
を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による多出力DC
/DCコンバータの第1の実施形態を示す回路図であ
り、昇圧型チョッパ式DC/DCコンバータ部CC1
と、倍電圧発生回路CP1と、ツェナーダイオードZD
及び分圧抵抗R1,R2とからなり、3出力が全て正電
圧の多出力を与える回路である。
/DCコンバータの第1の実施形態を示す回路図であ
り、昇圧型チョッパ式DC/DCコンバータ部CC1
と、倍電圧発生回路CP1と、ツェナーダイオードZD
及び分圧抵抗R1,R2とからなり、3出力が全て正電
圧の多出力を与える回路である。
【0012】昇圧型チョッパ式DC/DCコンバータ部
CC1は、直流入力電圧端子Vi,GND間に、正極側
端子Viから順にコイルL1とスイッチング素子Q1を
直列に接続し、コイルL1と、Nチャネル型のMOSF
ETの如きスイッチング素子Q1の接続点に、整流ダイ
オードD1を接続し、さらに電圧を平滑化するためにコ
ンデンサC2をダイオードの出力側に付設して構成され
る。この場合、スイッチング素子Q1は、PWM制御集
積回路素子IC1の帰還端子NFBに与えられる多出力
DC/DCコンバータの出力電圧に基づいて、チョッパ
制御されている。なお、直流入力電圧端子Vi,GND
間に接続されたコンデンサC1は直流入力変動を補償す
るものである。さらに、昇圧型チョッパ式DC/DCコ
ンバータ部CC1の整流ダイオードD1の両端には、ダ
イオードD2とコンデンサC3で構成される倍電圧発生
回路CP1を接続している。倍電圧発生回路CP1に
は、ツェナーダイオードZD及び分圧抵抗R1,R2が
接続されている。ここに倍電圧発生回路CP1は、複数
の出力電圧のうち最も高い電圧が得られるような構成を
選定すべきである。
CC1は、直流入力電圧端子Vi,GND間に、正極側
端子Viから順にコイルL1とスイッチング素子Q1を
直列に接続し、コイルL1と、Nチャネル型のMOSF
ETの如きスイッチング素子Q1の接続点に、整流ダイ
オードD1を接続し、さらに電圧を平滑化するためにコ
ンデンサC2をダイオードの出力側に付設して構成され
る。この場合、スイッチング素子Q1は、PWM制御集
積回路素子IC1の帰還端子NFBに与えられる多出力
DC/DCコンバータの出力電圧に基づいて、チョッパ
制御されている。なお、直流入力電圧端子Vi,GND
間に接続されたコンデンサC1は直流入力変動を補償す
るものである。さらに、昇圧型チョッパ式DC/DCコ
ンバータ部CC1の整流ダイオードD1の両端には、ダ
イオードD2とコンデンサC3で構成される倍電圧発生
回路CP1を接続している。倍電圧発生回路CP1に
は、ツェナーダイオードZD及び分圧抵抗R1,R2が
接続されている。ここに倍電圧発生回路CP1は、複数
の出力電圧のうち最も高い電圧が得られるような構成を
選定すべきである。
【0013】次に倍電圧発生回路CP1の構成を決める
上で必要となる、倍電圧発生回路CP1の各位置で発生
される電圧を、この倍電圧発生回路CP1の動作を説明
しながら説明する。すなわち、ダイオードD2の順方向
電圧降下をVFとすると、昇圧型チョッパ式DC/DC
コンバータ部CC1の出力はV1であるので、(イ)点
の電圧はスイッチング素子Q1の開閉に伴って、0vと
(V1−VF)の2値をとる。スイッチング素子Q1が
オン状態になると、(ロ)点の電位は出力のV1よりも
低くなるので、ダイオードD2を通じてコンデンサC3
の電位が(V1−VF)になるまで充電される。次にス
イッチング素子Q1がオフ状態になると再び、(イ)点
の電位は(V1−VF)に戻る。したがって、先ほど充
電されていたコンデンサC3の電位と合わせて(ハ)点
の電位は(2V1−3VF)と、ほぼ昇圧型チョッパ式
DC/DCコンバータ部CC1の出力の2倍になる。同
様にスイッチング素子Q1のオン・オフを繰り返して、
(ホ)点の電位は(3V1−4VF)、(ト)点の電位
はツェナーダイオードZDがない状態で(4V1−5V
F)となる。
上で必要となる、倍電圧発生回路CP1の各位置で発生
される電圧を、この倍電圧発生回路CP1の動作を説明
しながら説明する。すなわち、ダイオードD2の順方向
電圧降下をVFとすると、昇圧型チョッパ式DC/DC
コンバータ部CC1の出力はV1であるので、(イ)点
の電圧はスイッチング素子Q1の開閉に伴って、0vと
(V1−VF)の2値をとる。スイッチング素子Q1が
オン状態になると、(ロ)点の電位は出力のV1よりも
低くなるので、ダイオードD2を通じてコンデンサC3
の電位が(V1−VF)になるまで充電される。次にス
イッチング素子Q1がオフ状態になると再び、(イ)点
の電位は(V1−VF)に戻る。したがって、先ほど充
電されていたコンデンサC3の電位と合わせて(ハ)点
の電位は(2V1−3VF)と、ほぼ昇圧型チョッパ式
DC/DCコンバータ部CC1の出力の2倍になる。同
様にスイッチング素子Q1のオン・オフを繰り返して、
(ホ)点の電位は(3V1−4VF)、(ト)点の電位
はツェナーダイオードZDがない状態で(4V1−5V
F)となる。
【0014】他方、(イ)点の電位は0と(V1−V
F)の2値間で、(ロ)点の電位は、(V1−VF)と
2(V1−VF)の2値間で、(ニ)点の電位は2(V
1−VF)と3(V1−VF)の2値間で、(ヘ)点の
電位は3(V1−VF)と4(V1−VF)の2値間
で、それぞれスイッチング素子Q1のオン・オフに対応
して、変動する。したがって倍電圧発生回路CP1ら出
力を取り出す位置は、図1の(ハ)、(ホ)、(ト)な
どの位置になる。(ロ)、(ニ)、(ヘ)の位置では前
述のとおり電圧が一定でないので、出力とすることがで
きない。
F)の2値間で、(ロ)点の電位は、(V1−VF)と
2(V1−VF)の2値間で、(ニ)点の電位は2(V
1−VF)と3(V1−VF)の2値間で、(ヘ)点の
電位は3(V1−VF)と4(V1−VF)の2値間
で、それぞれスイッチング素子Q1のオン・オフに対応
して、変動する。したがって倍電圧発生回路CP1ら出
力を取り出す位置は、図1の(ハ)、(ホ)、(ト)な
どの位置になる。(ロ)、(ニ)、(ヘ)の位置では前
述のとおり電圧が一定でないので、出力とすることがで
きない。
【0015】以上のように本実施形態によれば、倍電圧
発生回路CP1により昇圧型チョッパ式DC/DCコン
バータ部CC1の出力電圧V1のほぼ整数倍の電圧が得
られる。前述した倍電圧発生回路CP1の各位置で得ら
れる電圧を最大出力電圧と比較して、倍電圧発生回路C
P1の倍数を選定することができる。
発生回路CP1により昇圧型チョッパ式DC/DCコン
バータ部CC1の出力電圧V1のほぼ整数倍の電圧が得
られる。前述した倍電圧発生回路CP1の各位置で得ら
れる電圧を最大出力電圧と比較して、倍電圧発生回路C
P1の倍数を選定することができる。
【0016】ところで、必要とされる出力電圧と、倍電
圧発生回路CP1の発生する電圧とは必ずしも一致しな
い。第1の実施形態においても最大出力V3および第2
の出力V2は、いずれも倍電圧発生回路CP1が発生す
る電圧とは一致しておらず、このためV3についてはツ
ェナーダイオードZDを用いて、またV2については分
圧抵抗R1,R2による抵抗分圧を用いて、発生電圧を
必要な電圧に一致させる操作を行っている。
圧発生回路CP1の発生する電圧とは必ずしも一致しな
い。第1の実施形態においても最大出力V3および第2
の出力V2は、いずれも倍電圧発生回路CP1が発生す
る電圧とは一致しておらず、このためV3についてはツ
ェナーダイオードZDを用いて、またV2については分
圧抵抗R1,R2による抵抗分圧を用いて、発生電圧を
必要な電圧に一致させる操作を行っている。
【0017】なお、前述の実施形態においてはスイッチ
ング素子Q1としては、Nチャネル型のMOSFETを
用いているが、NPN型のトランジスタなど他のスイッ
チング素子を用いてもよい。
ング素子Q1としては、Nチャネル型のMOSFETを
用いているが、NPN型のトランジスタなど他のスイッ
チング素子を用いてもよい。
【0018】また帰還制御を行う電圧は、原則的には最
大電力を発生する電圧であるが、複数ある出力電力の大
小関係、接近具合によっては必ずしも最大電力でなく第
二の電圧を帰還制御した方が、全出力の制御性として良
好になる場合もあるので、実験的に決定する必要があ
る。
大電力を発生する電圧であるが、複数ある出力電力の大
小関係、接近具合によっては必ずしも最大電力でなく第
二の電圧を帰還制御した方が、全出力の制御性として良
好になる場合もあるので、実験的に決定する必要があ
る。
【0019】図2は、図1と同一部分には同一符号を付
した本発明の第2の実施形態を示す回路図であり、昇圧
型チョッパ式DC/DCコンバータ部CC1に、第1の
実施形態とは逆極性にて複数のダイオードD3及びコン
デンサC4からなる倍電圧発生回路CP2を接続すると
共に分圧抵抗R4,R5及びコンデンサC5を接続した
多出力DC/DCコンバータである。本実施形態に係る
多出力DC/DCコンバータは、1系統の正電圧V1と
2系統の負電圧V2,V3とを与えることができる。倍
電圧発生回路の倍数を増やせば負電圧の出力系統を増や
すことは容易に実現できる。
した本発明の第2の実施形態を示す回路図であり、昇圧
型チョッパ式DC/DCコンバータ部CC1に、第1の
実施形態とは逆極性にて複数のダイオードD3及びコン
デンサC4からなる倍電圧発生回路CP2を接続すると
共に分圧抵抗R4,R5及びコンデンサC5を接続した
多出力DC/DCコンバータである。本実施形態に係る
多出力DC/DCコンバータは、1系統の正電圧V1と
2系統の負電圧V2,V3とを与えることができる。倍
電圧発生回路の倍数を増やせば負電圧の出力系統を増や
すことは容易に実現できる。
【0020】図3は、図1及び図2と同一部分には同一
符号を付した本発明の第3の実施形態に係る多出力DC
/DCコンバータを示す回路図である。本実施形態に係
る多出力DC/DCコンバータは、図1のものと逆極性
である電圧極性反転型チョッパ式DC/DCコンバータ
部CC2に、正電圧を発生する図1のものと同じ倍電圧
発生回路CP1を接続すると共に分圧抵抗R1,R2及
びコンデンサC7を接続している。本実施形態の多出力
DC/DCコンバータは、1系統の負電圧出力V1と1
系統の正電圧V2,V3を与える回路である。本実施形
態中ではスイッチング素子Q2として、PチャネルMO
SFETを用いているが、他のスイッチング素子を用い
ても何等問題はない。
符号を付した本発明の第3の実施形態に係る多出力DC
/DCコンバータを示す回路図である。本実施形態に係
る多出力DC/DCコンバータは、図1のものと逆極性
である電圧極性反転型チョッパ式DC/DCコンバータ
部CC2に、正電圧を発生する図1のものと同じ倍電圧
発生回路CP1を接続すると共に分圧抵抗R1,R2及
びコンデンサC7を接続している。本実施形態の多出力
DC/DCコンバータは、1系統の負電圧出力V1と1
系統の正電圧V2,V3を与える回路である。本実施形
態中ではスイッチング素子Q2として、PチャネルMO
SFETを用いているが、他のスイッチング素子を用い
ても何等問題はない。
【0021】図4は、本発明の第4の実施形態であり、
第3の実施形態と同様の電圧極性反転型チョッパ式DC
/DCコンバータ部CC2に負電圧を発生する倍電圧発
生回路CP2を接続し、3端子型のシリーズレギュレー
タIC3及びコンデンサC8を接続している。本実施形
態の多出力DC/DCコンバータは、3出力V1,V
2,V3が全て負電圧を与える回路である。
第3の実施形態と同様の電圧極性反転型チョッパ式DC
/DCコンバータ部CC2に負電圧を発生する倍電圧発
生回路CP2を接続し、3端子型のシリーズレギュレー
タIC3及びコンデンサC8を接続している。本実施形
態の多出力DC/DCコンバータは、3出力V1,V
2,V3が全て負電圧を与える回路である。
【0022】図5は、本発明の第5の実施形態の多出力
DC/DCコンバータを示す回路図あり、第1の実施形
態と第2の実施形態とを合わせた構成になっている。す
なわち、昇圧型のDC/DCコンバータCC1を中心と
して、これに正電圧を発生する倍電圧発生回路CP1´
と負電圧を発生する倍電圧発生回路CP2とをコンデン
サC8,C9と共に接続し、正負いずれも複数の異なる
電圧を出力することができる多出力DC/DCコンバー
タの実施形態である。
DC/DCコンバータを示す回路図あり、第1の実施形
態と第2の実施形態とを合わせた構成になっている。す
なわち、昇圧型のDC/DCコンバータCC1を中心と
して、これに正電圧を発生する倍電圧発生回路CP1´
と負電圧を発生する倍電圧発生回路CP2とをコンデン
サC8,C9と共に接続し、正負いずれも複数の異なる
電圧を出力することができる多出力DC/DCコンバー
タの実施形態である。
【0023】本実施形態に示した3出力の電源は、TF
T−LCDの駆動電源の一例で、出力1が7V、出力2
が19V、出力3が−12Vある。出力2は出力1の+
3倍、出力3は出力1の−2倍の電圧から、各々シリー
ズレギュレータと分圧抵抗により所定の電圧として出力
している。各出力の最大出力電力は、出力1が0.52
5W、出力2が0.095W、出力3が0.84Wであ
るので、原則的には最も出力電圧の大きい出力3の負電
圧を帰還制御すべきであるが、負電圧出力が1系統であ
るのに対し、正電圧出力は2系統と多い点も考慮する必
要がある。図7及び図8は、本実施形態のLCD駆動電
源において、負荷変動、すなわち種々のLCD画面パタ
ーンに対し、出力1を帰還制御した場合と出力3を帰還
制御した場合について、残りの2出力の安定性を実験に
より求めた結果である。なお、図7及び図8において、
横軸は帰還制御している電圧の出力電力を、また縦軸は
帰還制御してない残りの出力の電圧安定性を各所定電圧
に対する百分率で示したものである。出力2には、シリ
ーズレギュレータを付設しているので、シリーズレギュ
レータの入力側の電圧、すなわちCP1の出力電圧を求
め、破線で示している。
T−LCDの駆動電源の一例で、出力1が7V、出力2
が19V、出力3が−12Vある。出力2は出力1の+
3倍、出力3は出力1の−2倍の電圧から、各々シリー
ズレギュレータと分圧抵抗により所定の電圧として出力
している。各出力の最大出力電力は、出力1が0.52
5W、出力2が0.095W、出力3が0.84Wであ
るので、原則的には最も出力電圧の大きい出力3の負電
圧を帰還制御すべきであるが、負電圧出力が1系統であ
るのに対し、正電圧出力は2系統と多い点も考慮する必
要がある。図7及び図8は、本実施形態のLCD駆動電
源において、負荷変動、すなわち種々のLCD画面パタ
ーンに対し、出力1を帰還制御した場合と出力3を帰還
制御した場合について、残りの2出力の安定性を実験に
より求めた結果である。なお、図7及び図8において、
横軸は帰還制御している電圧の出力電力を、また縦軸は
帰還制御してない残りの出力の電圧安定性を各所定電圧
に対する百分率で示したものである。出力2には、シリ
ーズレギュレータを付設しているので、シリーズレギュ
レータの入力側の電圧、すなわちCP1の出力電圧を求
め、破線で示している。
【0024】なお、出力3を帰還制御する場合には、図
5に示した実施形態に以下の2点の変更を加えたDC/
DCコンバータ回路となる。すなわち、出力3に付設さ
れている分圧抵抗を省略し、出力3をPWM制御回路I
C1のNFB端子に接続する。また、出力1には所定の
電圧を得るために分圧抵抗を付設する。
5に示した実施形態に以下の2点の変更を加えたDC/
DCコンバータ回路となる。すなわち、出力3に付設さ
れている分圧抵抗を省略し、出力3をPWM制御回路I
C1のNFB端子に接続する。また、出力1には所定の
電圧を得るために分圧抵抗を付設する。
【0025】図7及び図8から、出力1を帰還制御した
場合は出力3の電圧変動幅は最大で1.7%であるのに
対して、出力3を帰還制御した場合は出力1の変動幅は
最大で2.9%に達する。また、出力2のCP1の出力
も出力3を帰還制御した場合の方が所定電圧19Vから
のずれが大きく、シリーズレギュレータによる変換効率
が低下する傾向にある。従って、出力電圧では出力3よ
りも小さいが、出力1を帰還制御した場合の方が3出力
の制御性が良好であり且つ効率の点でも優れている。
場合は出力3の電圧変動幅は最大で1.7%であるのに
対して、出力3を帰還制御した場合は出力1の変動幅は
最大で2.9%に達する。また、出力2のCP1の出力
も出力3を帰還制御した場合の方が所定電圧19Vから
のずれが大きく、シリーズレギュレータによる変換効率
が低下する傾向にある。従って、出力電圧では出力3よ
りも小さいが、出力1を帰還制御した場合の方が3出力
の制御性が良好であり且つ効率の点でも優れている。
【0026】もちろん、各出力にシリーズレギュレータ
やツェナーダイオードを用いれば、出力電圧はどれも前
記素子の電圧設定精度で与えられるので、どの出力を帰
還制御するかは然程大きな問題ではなくなる。しかし、
回路の小形化あるいはコストの点を考慮すると、分圧抵
抗を付設した状態で良好な出力電圧制御特性が達成でき
ることが望ましい。
やツェナーダイオードを用いれば、出力電圧はどれも前
記素子の電圧設定精度で与えられるので、どの出力を帰
還制御するかは然程大きな問題ではなくなる。しかし、
回路の小形化あるいはコストの点を考慮すると、分圧抵
抗を付設した状態で良好な出力電圧制御特性が達成でき
ることが望ましい。
【0027】既に述べたように帰還制御する電圧は、第
一義的には電力最大の出力電圧出あるが、正負電圧の出
力数や第2の電力を与える出力電圧、さらには各出力に
接続される負荷の間の相関などを総合的に勘案して決定
する必要がある。
一義的には電力最大の出力電圧出あるが、正負電圧の出
力数や第2の電力を与える出力電圧、さらには各出力に
接続される負荷の間の相関などを総合的に勘案して決定
する必要がある。
【0028】本実施形態に示すように、本発明の多出力
DC/DCコンバータは、チョッパ型DC/DCコンバ
ータの部分を共通にして、正電圧を発生する倍電圧発生
回路と負電圧を発生する倍電圧発生回路を一諸に接続し
て用いることが可能である。
DC/DCコンバータは、チョッパ型DC/DCコンバ
ータの部分を共通にして、正電圧を発生する倍電圧発生
回路と負電圧を発生する倍電圧発生回路を一諸に接続し
て用いることが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
電源装置の薄型・小型化の大きな阻害要因である変圧器
を用いずに単一の入力電圧から複数の異なる出力電圧を
得ることができ、携帯機器に適した薄型・小型化で多出
力を発生する多出力DC/DCコンバータを提供でき
る。
電源装置の薄型・小型化の大きな阻害要因である変圧器
を用いずに単一の入力電圧から複数の異なる出力電圧を
得ることができ、携帯機器に適した薄型・小型化で多出
力を発生する多出力DC/DCコンバータを提供でき
る。
【図1】本発明の第1の実施形態を示すものであって、
昇圧型のDC/DCコンバータを中心として出力が全て
正電圧の場合の多出力DC/DCコンバータを示す回路
図。
昇圧型のDC/DCコンバータを中心として出力が全て
正電圧の場合の多出力DC/DCコンバータを示す回路
図。
【図2】本発明の第2の実施形態を示すものであって、
昇圧型のDC/DCコンバータを中心として出力が正負
両電圧に渡る多出力DC/DCコンバータを示す回路
図。
昇圧型のDC/DCコンバータを中心として出力が正負
両電圧に渡る多出力DC/DCコンバータを示す回路
図。
【図3】本発明の第3の実施形態を示すものであって、
電圧極性反転型のDC/DCコンバータを中心として出
力が全て負電圧の場合の多出力DC/DCコンバータを
示す回路図。
電圧極性反転型のDC/DCコンバータを中心として出
力が全て負電圧の場合の多出力DC/DCコンバータを
示す回路図。
【図4】本発明の第4の実施形態を示すものであって、
電圧極性反転型のDC/DCコンバータを中心として出
力が正負両電圧に渡る多出力DC/DCコンバータを示
す回路図。
電圧極性反転型のDC/DCコンバータを中心として出
力が正負両電圧に渡る多出力DC/DCコンバータを示
す回路図。
【図5】本発明の第5の実施形態を示すものであって、
昇圧型のDC/DCコンバータを中心として正負それぞ
れ複数の電圧を出力できる多出力DC/DCコンバータ
を示す回路図。
昇圧型のDC/DCコンバータを中心として正負それぞ
れ複数の電圧を出力できる多出力DC/DCコンバータ
を示す回路図。
【図6】従来の多出力DC/DCコンバータの一例を示
すものであって、フォワード型のn出力DC/DCコン
バータを示す回路図。
すものであって、フォワード型のn出力DC/DCコン
バータを示す回路図。
【図7】図5の本発明の実施形態における出力1を帰還
制御した場合の出力2及び出力3の負荷変動に対する出
力電圧変動幅を示す特性図。
制御した場合の出力2及び出力3の負荷変動に対する出
力電圧変動幅を示す特性図。
【図8】図5の本発明の実施形態における出力3を帰還
制御した場合の出力2及び出力3の負荷変動に対する出
力電圧変動幅を示す特性図。
制御した場合の出力2及び出力3の負荷変動に対する出
力電圧変動幅を示す特性図。
Q1,Q2,…スイッチング素子、L1,L2…コイ
ル、LC…チョークコイル、T…変圧器、S1…変圧器
Tの1次巻線、S1〜Sn…変圧器Tの2次巻線、D
0,D1〜D4…ダイオード、C1〜C9…コンデン
サ、ZD…ツェナーダイオード、R1〜R4…抵抗、I
C1…制御回路とスイッチング素子のゲート駆動回路を
内蔵する集積回路、IC2…3端子型のシリーズレギュ
レータ。
ル、LC…チョークコイル、T…変圧器、S1…変圧器
Tの1次巻線、S1〜Sn…変圧器Tの2次巻線、D
0,D1〜D4…ダイオード、C1〜C9…コンデン
サ、ZD…ツェナーダイオード、R1〜R4…抵抗、I
C1…制御回路とスイッチング素子のゲート駆動回路を
内蔵する集積回路、IC2…3端子型のシリーズレギュ
レータ。
Claims (5)
- 【請求項1】 入力される直流電圧を変換して異なる直
流電圧を出力するものであって、少なくとも、コイル、
スイッチング素子、整流素子及び電圧平滑素子により構
成されるチョッパ式DC/DCコンバータ部と、 複数の整流素子及び電圧平滑素子により構成され、前記
チョッパ式DC/DCコンバータ部から出力される直流
出力電圧より、複数の異なる直流出力電圧を得る倍電圧
発生回路と前記チョッパ式DC/DCコンバータ部及び
前記倍電圧発生回路のうち少なくとも一方の出力電圧に
基づき前記スイッチング素子をチョッパ制御する制御手
段とを具備することを特徴とする多出力DC/DCコン
バータ。 - 【請求項2】 前記倍電圧発生回路の一方の入力端子を
前記チョッパ式DC/DCコンバータ部の出力端子に接
続し、前記倍電圧発生回路の他方の入力端子を前記直流
入力電圧端子における負極側端子に接続することを特徴
とする請求項1に記載の多出力DC/DCコンバータ。 - 【請求項3】 前記チョッパ式DC/DCコンバータ部
は、直流入力電圧端子間に正極側端子より順に前記コイ
ルと前記スイッチング素子とを直列接続し、前記コイル
と前記スイッチング素子との接続点に前記整流素子を接
続し、前記整流素子に前記電圧平滑素子を接続してなる
昇圧型チョッパ式DC/DCコンバータ部であることを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多出力DC/
DCコンバータ。 - 【請求項4】 前記チョッパ式DC/DCコンバータ部
は、直流入力電圧端子間に正極側端子より順に前記スイ
ッチング素子と前記コイルとを直列接続し、前記コイル
と前記スイッチング素子との接続点に前記整流素子を接
続し、前記整流素子に前記電圧平滑素子を接続してなる
電圧極性反転型チョッパ式DC/DCコンバータ部であ
ることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多出
力DC/DCコンバータ。 - 【請求項5】 前記倍電圧発生回路は、当該倍電圧発生
回路より得る電圧を、所望の出力電圧に一致させるため
の分圧抵抗、シリーズレギュレータ及びツェナーダイオ
ードのうち少なくも一つを具備することを特徴とする請
求項1乃至請求項4のいずれかに記載の多出力DC/D
Cコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7244321A JPH0993914A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 多出力dc/dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7244321A JPH0993914A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 多出力dc/dcコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0993914A true JPH0993914A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17116989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7244321A Pending JPH0993914A (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 多出力dc/dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0993914A (ja) |
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-09-22 JP JP7244321A patent/JPH0993914A/ja active Pending
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