JPH08205528A - 昇降圧型スイッチング電源 - Google Patents
昇降圧型スイッチング電源Info
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- JPH08205528A JPH08205528A JP1064395A JP1064395A JPH08205528A JP H08205528 A JPH08205528 A JP H08205528A JP 1064395 A JP1064395 A JP 1064395A JP 1064395 A JP1064395 A JP 1064395A JP H08205528 A JPH08205528 A JP H08205528A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】昇降圧型スイッチング電源の高効率化と小型化
を実現容易とする。 【構成】入力電圧を予め出力電圧よりも僅かに低く設定
した制限電圧に制限する電圧制限回路Aと、電圧制限回
路の出力電圧を所望の出力電圧に昇圧する昇圧回路Bと
を具備した昇降圧型スイッチング電源。特に、入力電圧
≧制限電圧の場合は昇圧回路の変換電力と損失が僅かと
なり、入力電圧≦制限電圧の場合は電圧制限回路がスイ
ッチング動作をしないことから制限回路の損失が小さく
なることによって、小型化と高効率化が実現できる。
を実現容易とする。 【構成】入力電圧を予め出力電圧よりも僅かに低く設定
した制限電圧に制限する電圧制限回路Aと、電圧制限回
路の出力電圧を所望の出力電圧に昇圧する昇圧回路Bと
を具備した昇降圧型スイッチング電源。特に、入力電圧
≧制限電圧の場合は昇圧回路の変換電力と損失が僅かと
なり、入力電圧≦制限電圧の場合は電圧制限回路がスイ
ッチング動作をしないことから制限回路の損失が小さく
なることによって、小型化と高効率化が実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子装置の駆動電源とし
て使用される昇降圧型スイッチング電源に関する。
て使用される昇降圧型スイッチング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電子装置の駆動電源において、電源
入力電圧が電源出力電圧よりも高い場合には、スイッチ
ング電源回路としてチョークコイルを用いた非絶縁降圧
型スイッチング回路が用いられている。また、電源入力
電圧が電源出力電圧よりも低い場合には、同様にチョー
クコイルを用いた非絶縁昇圧型スイッチング回路が用い
られている。しかし、非絶縁降圧型のスイッチング回路
は電源入力電圧が電源出力電圧よりも小さくなった場合
に、また、非絶縁昇圧型スイッチング回路は電源入力電
圧が電源出力電圧よりも大きくなった場合にそれぞれ定
電圧制御が不能となる。従って、電源入力電圧が電源出
力電圧に比べて小さい電圧から大きい電圧まで変動し得
る電源には用いることが出来なかった。そこで、そのよ
うな場合には、図3に示す昇降圧型スイッチング電源が
用いられている。
入力電圧が電源出力電圧よりも高い場合には、スイッチ
ング電源回路としてチョークコイルを用いた非絶縁降圧
型スイッチング回路が用いられている。また、電源入力
電圧が電源出力電圧よりも低い場合には、同様にチョー
クコイルを用いた非絶縁昇圧型スイッチング回路が用い
られている。しかし、非絶縁降圧型のスイッチング回路
は電源入力電圧が電源出力電圧よりも小さくなった場合
に、また、非絶縁昇圧型スイッチング回路は電源入力電
圧が電源出力電圧よりも大きくなった場合にそれぞれ定
電圧制御が不能となる。従って、電源入力電圧が電源出
力電圧に比べて小さい電圧から大きい電圧まで変動し得
る電源には用いることが出来なかった。そこで、そのよ
うな場合には、図3に示す昇降圧型スイッチング電源が
用いられている。
【0003】該昇降圧型スイッチング電源について図面
を参照して説明する。図3(a)に示すように、スイッ
チング素子として用いられるNチャンネルFETである
FET6のドレインにはチョークコイル7と、もう一つ
のスイッチング素子として用いられ、FET6と同期し
て開閉するPチャンネルFETであるFET1を介して
電源入力端子20から電源入力電圧Viが印加されてお
り、FET1とFET6のゲートにはFET1とFET
6を同時に開閉する駆動信号(パルス幅制御信号)を供
給する制御回路10が接続され、FET6のソースは接
地されている。一方、FET1のドレインとチョークコ
イル7の接続点と接地間に整流用ダイオード2を接地側
をアノードとなるように接続する。また、FET6のド
レインとチョークコイル7の接続点に整流用ダイオード
8のアノードを接続し、該整流用ダイオード8のカソー
ドは出力端子22に接続する。出力端子と接地間には、
平滑用のコンデンサ9を接続する。さらに、出力電圧を
定電圧制御するため、出力端子22と制御回路10のフ
ィードバック端子を接続する。
を参照して説明する。図3(a)に示すように、スイッ
チング素子として用いられるNチャンネルFETである
FET6のドレインにはチョークコイル7と、もう一つ
のスイッチング素子として用いられ、FET6と同期し
て開閉するPチャンネルFETであるFET1を介して
電源入力端子20から電源入力電圧Viが印加されてお
り、FET1とFET6のゲートにはFET1とFET
6を同時に開閉する駆動信号(パルス幅制御信号)を供
給する制御回路10が接続され、FET6のソースは接
地されている。一方、FET1のドレインとチョークコ
イル7の接続点と接地間に整流用ダイオード2を接地側
をアノードとなるように接続する。また、FET6のド
レインとチョークコイル7の接続点に整流用ダイオード
8のアノードを接続し、該整流用ダイオード8のカソー
ドは出力端子22に接続する。出力端子と接地間には、
平滑用のコンデンサ9を接続する。さらに、出力電圧を
定電圧制御するため、出力端子22と制御回路10のフ
ィードバック端子を接続する。
【0004】上記のように構成された回路の動作につい
て、以下に説明する。制御回路10によって、FET1
とFET6が同時に閉となると、電源入力端子20から
FET1、チョークコイル7、FET6を通じてチョー
クコイル電流Iが流れる。FET1とFET6が閉の期
間、すなわち図3(b)のTonにあたる期間には、チ
ョークコイル電流Iはチョークコイル7のインダクタン
スをLとすると、Vi/Lの割合で時間と共に増加す
る。従って、チョークコイル7には、Ton期間の間に
次式で表される大きさの磁気エネルギーE1が蓄積され
る。 E1=(1/2)×L×{(Vi/L)×Ton}2 制御回路10からの信号によって、FET1とFET6
が同時に開となると、チョークコイル7に蓄積された磁
気エネルギーE1は、整流用ダイオード2とチョークコ
イル7と整流用ダイオード8を通して、平滑用コンデン
サ9を充電する。この時、整流用ダイオード2のアノー
ドが接続されている接地電圧(0ボルト)に電圧が加算
されるように電圧が発生するため、電源入力電圧Viの
大きさにかかわらず動作することができる。以上の充電
作用によって、Ton期間中に負荷回路に電流が流れて
減少した平滑用コンデンサ9の端子間電圧が上昇する。
て、以下に説明する。制御回路10によって、FET1
とFET6が同時に閉となると、電源入力端子20から
FET1、チョークコイル7、FET6を通じてチョー
クコイル電流Iが流れる。FET1とFET6が閉の期
間、すなわち図3(b)のTonにあたる期間には、チ
ョークコイル電流Iはチョークコイル7のインダクタン
スをLとすると、Vi/Lの割合で時間と共に増加す
る。従って、チョークコイル7には、Ton期間の間に
次式で表される大きさの磁気エネルギーE1が蓄積され
る。 E1=(1/2)×L×{(Vi/L)×Ton}2 制御回路10からの信号によって、FET1とFET6
が同時に開となると、チョークコイル7に蓄積された磁
気エネルギーE1は、整流用ダイオード2とチョークコ
イル7と整流用ダイオード8を通して、平滑用コンデン
サ9を充電する。この時、整流用ダイオード2のアノー
ドが接続されている接地電圧(0ボルト)に電圧が加算
されるように電圧が発生するため、電源入力電圧Viの
大きさにかかわらず動作することができる。以上の充電
作用によって、Ton期間中に負荷回路に電流が流れて
減少した平滑用コンデンサ9の端子間電圧が上昇する。
【0005】出力端子22の電圧、つまり、電源出力電
圧Voは、制御回路10に帰還され、電源出力電圧Vo
を一定値にするよう、制御回路10によってTon期間
が調整される。すなわち、電源出力電圧Voが設定した
電圧よりも小さい時には、制御回路10はTon期間を
長くするように働き、Ton期間中にチョークコイル7
に蓄積されるエネルギーE1を大きくするから電源出力
電圧Voは大きくなる。また、電源出力電圧Voが設定
したよりも大きい場合には、制御回路10はTon期間
を短くするように働き、Ton期間中にチョークコイル
7に蓄積されるエネルギーE1を小さくするから電源出
力電圧Voは減少する。
圧Voは、制御回路10に帰還され、電源出力電圧Vo
を一定値にするよう、制御回路10によってTon期間
が調整される。すなわち、電源出力電圧Voが設定した
電圧よりも小さい時には、制御回路10はTon期間を
長くするように働き、Ton期間中にチョークコイル7
に蓄積されるエネルギーE1を大きくするから電源出力
電圧Voは大きくなる。また、電源出力電圧Voが設定
したよりも大きい場合には、制御回路10はTon期間
を短くするように働き、Ton期間中にチョークコイル
7に蓄積されるエネルギーE1を小さくするから電源出
力電圧Voは減少する。
【0006】以上の回路動作によって、電源出力電圧V
oは設定した一定の電圧値に保たれる。電源出力電圧V
oが一定値に保たれている間は、チョークコイル7から
供給されるエネルギーE1は、電源出力端子22から流
出するエネルギーE2と回路部品から熱となって放散す
るエネルギーE3の和に等しい。つまり、次式で表され
る関係が成り立つ。 E1=E2+E3 ここで、E2=Vo×Io(Ioは出力電流)、E3=
整流用ダイオード2の電力損失+整流用ダイオード8の
電力損失+チョークコイル7の電力損失+FET6の電
力損失。
oは設定した一定の電圧値に保たれる。電源出力電圧V
oが一定値に保たれている間は、チョークコイル7から
供給されるエネルギーE1は、電源出力端子22から流
出するエネルギーE2と回路部品から熱となって放散す
るエネルギーE3の和に等しい。つまり、次式で表され
る関係が成り立つ。 E1=E2+E3 ここで、E2=Vo×Io(Ioは出力電流)、E3=
整流用ダイオード2の電力損失+整流用ダイオード8の
電力損失+チョークコイル7の電力損失+FET6の電
力損失。
【0007】ところで近年、カラー液晶表示装置を内蔵
したパーソナルコンピュータの出現により、液晶を駆動
する回路の電源装置が必要とされている。液晶駆動のた
めには一般に、コンピュータ内部で使用される電源の電
圧とは異なった電圧が必要とされるため、コンピュータ
内部に液晶の駆動専用の電源装置を内蔵することが一般
的である。また、この種のコンピュータは小型化され、
電源としてバッテリーが用いられて可搬式とされる場合
が多い。従って、内蔵される液晶の駆動専用の電源装置
には、小型であることと高効率であることが要求され
る。しかし、前記の降昇圧型のスイッチング電源回路で
は、出力する全電力に相当するエネルギーをチョークコ
イル7で電気−磁気エネルギーに相互変換するため、出
力電力に応じた大きさのチョークコイルが必要であり、
大容量化のためには大型のチョークコイルを必要とす
る。また、変換エネルギーが大きいと回路電流も大きく
なり、使用するダイオードやFETなどの回路部品にも
大型のものを必要とする他、それらの回路部品から熱と
なって放散するエネルギーが大きくなり、電源回路の変
換効率が低下する。
したパーソナルコンピュータの出現により、液晶を駆動
する回路の電源装置が必要とされている。液晶駆動のた
めには一般に、コンピュータ内部で使用される電源の電
圧とは異なった電圧が必要とされるため、コンピュータ
内部に液晶の駆動専用の電源装置を内蔵することが一般
的である。また、この種のコンピュータは小型化され、
電源としてバッテリーが用いられて可搬式とされる場合
が多い。従って、内蔵される液晶の駆動専用の電源装置
には、小型であることと高効率であることが要求され
る。しかし、前記の降昇圧型のスイッチング電源回路で
は、出力する全電力に相当するエネルギーをチョークコ
イル7で電気−磁気エネルギーに相互変換するため、出
力電力に応じた大きさのチョークコイルが必要であり、
大容量化のためには大型のチョークコイルを必要とす
る。また、変換エネルギーが大きいと回路電流も大きく
なり、使用するダイオードやFETなどの回路部品にも
大型のものを必要とする他、それらの回路部品から熱と
なって放散するエネルギーが大きくなり、電源回路の変
換効率が低下する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、例えば機器組
込用の汎用カラー液晶表示装置に実装される液晶駆動回
路よう電源のように、組込まれる電子機器の電源電圧が
比較的低い電圧から比較的高い電圧まで多岐にわたり、
それに1種類の駆動用電源で対応する必要が有る場合に
は、電子機器の電源電圧を昇圧も降圧もできる駆動用電
源が必要である。このような昇降圧型の駆動用電源を従
来例として説明した回路を用いて、液晶駆動回路のプリ
ント基板に実装すると、大型のチョークコイルや大型の
ダイオードや大型のFETを必要とするため、表示パネ
ルを薄く小型に出来ないことや、電力損失が大きいこと
から電子機器の電源として用いる電池の消耗が早く、大
型の電池を用いる必要があり、小型化や軽量化ができな
いという問題があった。本発明の目的は、チョークコイ
ルやダイオードやFETの小型化と変換効率の高効率化
により、電子機器の駆動回路用プリント基板上に実装可
能な小型、薄型で高効率の昇降圧型スイッチング電源を
提供するものである。
込用の汎用カラー液晶表示装置に実装される液晶駆動回
路よう電源のように、組込まれる電子機器の電源電圧が
比較的低い電圧から比較的高い電圧まで多岐にわたり、
それに1種類の駆動用電源で対応する必要が有る場合に
は、電子機器の電源電圧を昇圧も降圧もできる駆動用電
源が必要である。このような昇降圧型の駆動用電源を従
来例として説明した回路を用いて、液晶駆動回路のプリ
ント基板に実装すると、大型のチョークコイルや大型の
ダイオードや大型のFETを必要とするため、表示パネ
ルを薄く小型に出来ないことや、電力損失が大きいこと
から電子機器の電源として用いる電池の消耗が早く、大
型の電池を用いる必要があり、小型化や軽量化ができな
いという問題があった。本発明の目的は、チョークコイ
ルやダイオードやFETの小型化と変換効率の高効率化
により、電子機器の駆動回路用プリント基板上に実装可
能な小型、薄型で高効率の昇降圧型スイッチング電源を
提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、電源入力電圧が予め設
定した制限電圧よりも小さい場合には電源入力電圧を制
限せずそのまま出力し、電源入力電圧が制限電圧よりも
大きい場合には電源入力電圧を制限電圧に制限して出力
する電圧制限回路によって、電源入力電圧を電源出力電
圧よりも僅かに小さい制限電圧に変換した後、該制限電
圧を非絶縁型の昇圧回路によって所望の電源出力電圧に
昇圧することを特徴とする。
の技術的手段として、本発明は、電源入力電圧が予め設
定した制限電圧よりも小さい場合には電源入力電圧を制
限せずそのまま出力し、電源入力電圧が制限電圧よりも
大きい場合には電源入力電圧を制限電圧に制限して出力
する電圧制限回路によって、電源入力電圧を電源出力電
圧よりも僅かに小さい制限電圧に変換した後、該制限電
圧を非絶縁型の昇圧回路によって所望の電源出力電圧に
昇圧することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る昇降圧型スイッチング電源では、
電圧制限回路により電源入力電圧を電源出力電圧よりわ
ずかに小さく設定する制限電圧に変換した後、チョーク
コイルを用いた非絶縁型の昇圧回路で所望の電源出力電
圧に昇圧するから、昇圧回路の入力電圧である制限電圧
は昇圧回路を経由せず直接電源出力電圧の一部として取
り出され、電源出力電圧Voと制限電圧Vlimとの差
の電圧Vc(以下変換電圧と呼ぶ、Vc=Vo−Vli
m)分だけが昇圧回路で昇圧されるため、昇圧回路で変
換する電力Pは電源出力電流をIoとすれば、P=Vc
×Ioとなり、昇圧回路に用いるチョークコイルも変換
電力Pに相当するエネルギーを蓄積できるものであれば
よく、小型化できる。また、整流用ダイオードやFET
に流れる電流も変換電力Pに応じて小さくなり、ダイオ
ードやFETに大型のものを必要とせず小型なものを使
用できる。また、昇圧回路で変換する電力Pが小さいた
め、昇圧回路で発生する電力損失は小さく、電源回路全
体としての変換効率が向上する。さらに、電源入力電圧
Viが制限電圧Vlimよりも小さい場合には、電圧制
限回路の電源入力端子と電圧制限回路のチョークコイル
の間に直列に接続されたPチャンネルFETは、開閉動
作を行わず常に閉状態となり、スイッチング損失を発生
しないことから変換効率はさらに向上する。
電圧制限回路により電源入力電圧を電源出力電圧よりわ
ずかに小さく設定する制限電圧に変換した後、チョーク
コイルを用いた非絶縁型の昇圧回路で所望の電源出力電
圧に昇圧するから、昇圧回路の入力電圧である制限電圧
は昇圧回路を経由せず直接電源出力電圧の一部として取
り出され、電源出力電圧Voと制限電圧Vlimとの差
の電圧Vc(以下変換電圧と呼ぶ、Vc=Vo−Vli
m)分だけが昇圧回路で昇圧されるため、昇圧回路で変
換する電力Pは電源出力電流をIoとすれば、P=Vc
×Ioとなり、昇圧回路に用いるチョークコイルも変換
電力Pに相当するエネルギーを蓄積できるものであれば
よく、小型化できる。また、整流用ダイオードやFET
に流れる電流も変換電力Pに応じて小さくなり、ダイオ
ードやFETに大型のものを必要とせず小型なものを使
用できる。また、昇圧回路で変換する電力Pが小さいた
め、昇圧回路で発生する電力損失は小さく、電源回路全
体としての変換効率が向上する。さらに、電源入力電圧
Viが制限電圧Vlimよりも小さい場合には、電圧制
限回路の電源入力端子と電圧制限回路のチョークコイル
の間に直列に接続されたPチャンネルFETは、開閉動
作を行わず常に閉状態となり、スイッチング損失を発生
しないことから変換効率はさらに向上する。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例を示す昇降圧型スイッチング電
源の回路図である。図において従来例と同一部分には同
一符号を付し重複する説明を省略する。図1に示すよう
に、本発明の特徴とするところは、電源入力端子20に
印加される電源入力電圧Viが予め電源出力電圧Voよ
りもわずかに低く設定された制限電圧Vlimよりも大
きい場合には、電源入力電圧Viを電圧制限回路Aで制
限電圧Vlimに電圧制限した後、昇圧回路Bで所望の
電源出力電圧Voまで昇圧して電源出力端子22に出力
することにある。
図1は本発明の一実施例を示す昇降圧型スイッチング電
源の回路図である。図において従来例と同一部分には同
一符号を付し重複する説明を省略する。図1に示すよう
に、本発明の特徴とするところは、電源入力端子20に
印加される電源入力電圧Viが予め電源出力電圧Voよ
りもわずかに低く設定された制限電圧Vlimよりも大
きい場合には、電源入力電圧Viを電圧制限回路Aで制
限電圧Vlimに電圧制限した後、昇圧回路Bで所望の
電源出力電圧Voまで昇圧して電源出力端子22に出力
することにある。
【0012】以下に回路構成例の詳細について説明す
る。電圧制限回路Aは、電源入力端子20にソースを接
続され第1のチョークコイル3aの一端にドレインを接
続されたPチャンネルである第1のFET1aと、チョ
ークコイル3aとFET1aのドレインの接続点にカソ
ードを接続され、アノードを接地に接続された第1の整
流用ダイオード2aと、チョークコイル3aの他端に一
方の電極を接続され、他方の電極を接地に接続された第
1の平滑用コンデンサ4aと、平滑用コンデンサ4aの
端子電圧を入力電圧とし、該端子電圧を予め設定された
制限電圧(Vlim)に保つようにFET1aのゲート
にパルス電圧を印加してFET1aを開閉制御する第1
の制御回路5aで構成される。つまり、電圧制限回路A
は回路構成は非絶縁降圧回路と同様の構成であるが、V
i≦Vlimの場合に積極的にFET1aを閉の状態に
保つように設計する点で、一般に用いられる非絶縁降圧
回路と異なる。
る。電圧制限回路Aは、電源入力端子20にソースを接
続され第1のチョークコイル3aの一端にドレインを接
続されたPチャンネルである第1のFET1aと、チョ
ークコイル3aとFET1aのドレインの接続点にカソ
ードを接続され、アノードを接地に接続された第1の整
流用ダイオード2aと、チョークコイル3aの他端に一
方の電極を接続され、他方の電極を接地に接続された第
1の平滑用コンデンサ4aと、平滑用コンデンサ4aの
端子電圧を入力電圧とし、該端子電圧を予め設定された
制限電圧(Vlim)に保つようにFET1aのゲート
にパルス電圧を印加してFET1aを開閉制御する第1
の制御回路5aで構成される。つまり、電圧制限回路A
は回路構成は非絶縁降圧回路と同様の構成であるが、V
i≦Vlimの場合に積極的にFET1aを閉の状態に
保つように設計する点で、一般に用いられる非絶縁降圧
回路と異なる。
【0013】また、昇圧回路Bは、電圧制限回路Aの出
力であるチョークコイル3aと平滑用コンデンサ4aの
接続点21に一端を接続された第2のチョークコイル7
bと、ドレインをチョークコイル7bの他端に接続され
ソースを接地に接続されたNチャンネルFETである第
2のFET6bと、アノードをチョークコイル7bとF
ET6bのドレインの接続点に接続されカソードを電源
出力端子22に接続された第2の整流用ダイオード8b
と、一方の電極を整流用ダイオード8bのカソードに接
続され、他方の電極を接地に接続された第2の平滑用コ
ンデンサ9bと、電源出力端子22の電圧を入力電圧と
し、該端子電圧を所望の一定電圧(Vo)に保つように
FET6bのゲートにパルス電圧を印加してFET6b
を開閉制御する第2の制御回路10bとで構成される非
絶縁昇圧回路である。
力であるチョークコイル3aと平滑用コンデンサ4aの
接続点21に一端を接続された第2のチョークコイル7
bと、ドレインをチョークコイル7bの他端に接続され
ソースを接地に接続されたNチャンネルFETである第
2のFET6bと、アノードをチョークコイル7bとF
ET6bのドレインの接続点に接続されカソードを電源
出力端子22に接続された第2の整流用ダイオード8b
と、一方の電極を整流用ダイオード8bのカソードに接
続され、他方の電極を接地に接続された第2の平滑用コ
ンデンサ9bと、電源出力端子22の電圧を入力電圧と
し、該端子電圧を所望の一定電圧(Vo)に保つように
FET6bのゲートにパルス電圧を印加してFET6b
を開閉制御する第2の制御回路10bとで構成される非
絶縁昇圧回路である。
【0014】上記のように構成された回路の動作につい
て次に説明する。Vi≧Vlimの場合、FET1aは
制御回路5aからゲートに供給される駆動信号により開
閉される。FET1aが閉の期間にはFET1aのドレ
インにはViの電圧がそのまま現れ、FET1aが開の
期間にはFET1aのドレインにはチョークコイル3a
の逆起電力によって負の電圧が発生しようとするが、整
流用ダイオード2aが順バイアスされることによって整
流用ダイオード2aの順方向電圧降下分だけ負の電圧
の、ほぼ接地電圧とみなせる電圧となる。従って、FE
T1aのドレインにはFET1aの開閉時間に応じたパ
ルス幅を持つ、振幅が略Viの方形波電圧が発生する。
この方形波電圧は、チョークコイル3aと平滑用コンデ
ンサ4aで構成されるローパスフィルターで平滑され、
チョークコイル3aと平滑用コンデンサ4aの接続点2
1には大きさが前記方形波電圧の平均値に等しい直流電
圧が発生する。ここで、方形波電圧のデューティ比をD
とすると、接続点21に現れる直流電圧値V21は次の
ような関係となる。 V21=Vi×D ここで、D=(FET1aが閉の時間)/(FET1a
駆動信号の繰り返し周期)。つまり、デューティ比Dを
大きくすると直流電圧V21は大きくなり、逆にデュー
ティ比Dを小さくすると直流電圧V21は小さくなる。
制御回路5aは電源入力電圧Viの変動や負荷の変動に
よってデューティ比Dを可変し、直流電圧V21が予め
設定した制限電圧Vlimに等しくなるように動作す
る。
て次に説明する。Vi≧Vlimの場合、FET1aは
制御回路5aからゲートに供給される駆動信号により開
閉される。FET1aが閉の期間にはFET1aのドレ
インにはViの電圧がそのまま現れ、FET1aが開の
期間にはFET1aのドレインにはチョークコイル3a
の逆起電力によって負の電圧が発生しようとするが、整
流用ダイオード2aが順バイアスされることによって整
流用ダイオード2aの順方向電圧降下分だけ負の電圧
の、ほぼ接地電圧とみなせる電圧となる。従って、FE
T1aのドレインにはFET1aの開閉時間に応じたパ
ルス幅を持つ、振幅が略Viの方形波電圧が発生する。
この方形波電圧は、チョークコイル3aと平滑用コンデ
ンサ4aで構成されるローパスフィルターで平滑され、
チョークコイル3aと平滑用コンデンサ4aの接続点2
1には大きさが前記方形波電圧の平均値に等しい直流電
圧が発生する。ここで、方形波電圧のデューティ比をD
とすると、接続点21に現れる直流電圧値V21は次の
ような関係となる。 V21=Vi×D ここで、D=(FET1aが閉の時間)/(FET1a
駆動信号の繰り返し周期)。つまり、デューティ比Dを
大きくすると直流電圧V21は大きくなり、逆にデュー
ティ比Dを小さくすると直流電圧V21は小さくなる。
制御回路5aは電源入力電圧Viの変動や負荷の変動に
よってデューティ比Dを可変し、直流電圧V21が予め
設定した制限電圧Vlimに等しくなるように動作す
る。
【0015】次にVi≦=Vlimの場合には、デュー
ティ比Dは100%となり、FET1aは常に閉となっ
て、接続点21にはViにほぼ等しい電圧が現れる。F
ET1aは常に閉であるから、開閉時にFET1aに発
生するいわゆるスイッチング損失はこの場合には発生せ
ず効率が向上する。
ティ比Dは100%となり、FET1aは常に閉となっ
て、接続点21にはViにほぼ等しい電圧が現れる。F
ET1aは常に閉であるから、開閉時にFET1aに発
生するいわゆるスイッチング損失はこの場合には発生せ
ず効率が向上する。
【0016】電圧制限回路Aの出力電圧V21は昇圧回
路Bの入力電圧となる。NチャンネルFETであるFE
T6bが制御回路10bによって開閉されることによっ
て、昇圧されることは従来例に述べた通りである。ただ
し、従来例では接地電圧から所望する出力電圧Voまで
昇圧する必要が有ったが、本実施例の回路によれば、昇
圧回路で昇圧する電圧は(Vo−V21)であればよ
く、昇圧回路で変換すべきエネルギーEbは Eb=(Vo−V21)×Io となり、従来のVo×Ioよりも大幅に小さくすること
ができる。この結果、昇圧回路で発生する変換損失を大
幅に低減できる。また、制限電圧Vlimを出力電圧V
oよりも低く、かつ、Voに近い電圧に設定することに
よって(Vo−V21)を小さくできるので、昇圧回路
で変換するエネルギーを非常に小さいものにすることが
できる。
路Bの入力電圧となる。NチャンネルFETであるFE
T6bが制御回路10bによって開閉されることによっ
て、昇圧されることは従来例に述べた通りである。ただ
し、従来例では接地電圧から所望する出力電圧Voまで
昇圧する必要が有ったが、本実施例の回路によれば、昇
圧回路で昇圧する電圧は(Vo−V21)であればよ
く、昇圧回路で変換すべきエネルギーEbは Eb=(Vo−V21)×Io となり、従来のVo×Ioよりも大幅に小さくすること
ができる。この結果、昇圧回路で発生する変換損失を大
幅に低減できる。また、制限電圧Vlimを出力電圧V
oよりも低く、かつ、Voに近い電圧に設定することに
よって(Vo−V21)を小さくできるので、昇圧回路
で変換するエネルギーを非常に小さいものにすることが
できる。
【0017】他の実施例について、図2を参照して説明
する。通常、液晶の駆動回路用電源は、3〜4種類の異
なった出力電圧を発生する多出力電源を必要とする場合
が多い。その場合も、電圧制限回路の制限電圧Vlim
を最も低い出力電圧よりも僅かに小さい電圧に設定した
1つの電圧制限回路Aと該電圧制限回路の出力電圧V2
1を入力とする複数の非絶縁昇圧回路(例えばB,Cな
ど)で多出力電源を容易に構成でき、前記実施例と同様
の効果を得ることができる。上記の実施例では本発明の
昇降圧型スイッチング電源の基本的な構成を示したもの
であって、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば電源回路に付帯する各種の保護回路や電流検
出回路など諸機能の有無、各種定電圧制御方法など種々
のバリエーションが可能である。
する。通常、液晶の駆動回路用電源は、3〜4種類の異
なった出力電圧を発生する多出力電源を必要とする場合
が多い。その場合も、電圧制限回路の制限電圧Vlim
を最も低い出力電圧よりも僅かに小さい電圧に設定した
1つの電圧制限回路Aと該電圧制限回路の出力電圧V2
1を入力とする複数の非絶縁昇圧回路(例えばB,Cな
ど)で多出力電源を容易に構成でき、前記実施例と同様
の効果を得ることができる。上記の実施例では本発明の
昇降圧型スイッチング電源の基本的な構成を示したもの
であって、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば電源回路に付帯する各種の保護回路や電流検
出回路など諸機能の有無、各種定電圧制御方法など種々
のバリエーションが可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、電源入力電圧Viが制
限電圧Vlimよりも大きい場合には、昇圧回路の変換
電力を僅かにできるので昇圧回路で発生する損失を小さ
くでき、電源入力電圧ViがVlimよりも小さい時に
は、電圧制限回路のスイッチング動作が停止するのでス
イッチング損失が発生せず電圧制限回路での損失を小さ
くできるから、電源回路全体としての効率が向上し、効
率の良い昇降圧型スイッチング電源を提供できる。ま
た、昇圧回路で変換する電力を小さくできるので、昇圧
回路に用いるチョークコイルやFETやダイオードにも
小型の物を使用することができて、スイッチング電源回
路を小型化できる。
限電圧Vlimよりも大きい場合には、昇圧回路の変換
電力を僅かにできるので昇圧回路で発生する損失を小さ
くでき、電源入力電圧ViがVlimよりも小さい時に
は、電圧制限回路のスイッチング動作が停止するのでス
イッチング損失が発生せず電圧制限回路での損失を小さ
くできるから、電源回路全体としての効率が向上し、効
率の良い昇降圧型スイッチング電源を提供できる。ま
た、昇圧回路で変換する電力を小さくできるので、昇圧
回路に用いるチョークコイルやFETやダイオードにも
小型の物を使用することができて、スイッチング電源回
路を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の昇降圧型スイッチング電源の一実施
例を示す回路図
例を示す回路図
【図2】 本発明の昇降圧型スイッチング電源の他の実
施例を示す回路図
施例を示す回路図
【図3】 従来の昇降圧型スイッチング電源を示す回路
図
図
A 電圧制限回路 B,C 昇圧回路 1a スイッチング用PチャンネルFET 2a,8b,8c 整流用ダイオード 3a,7b,7c チョークコイル 4a,9b,9c 平滑用コンデンサ 5a,10b,10c 制御回路 6b,6c スイッチング用NチャンネルFET 20 電源入力端子 21 電圧制限回路と昇圧回路との接続点 22,23 電源出力端子
Claims (3)
- 【請求項1】電源入力電圧が予め電源出力電圧よりも低
く設定した制限電圧よりも小さい場合には電源入力電圧
を制限せずそのまま出力し、電源入力電圧が制限電圧よ
りも大きい場合には電源入力電圧を制限電圧に制限して
出力する電圧制限回路と、該電圧制限回路の出力電圧を
所望の電源出力電圧に昇圧する昇圧回路とを具備した昇
降圧型スイッチング電源。 - 【請求項2】電圧制限回路がPチャンネルのFETとチ
ョークコイルと整流用ダイオードと平滑用コンデンサと
FETを開閉制御する制御回路で構成される、デューテ
ィ比100%が可能な非絶縁降圧型スイッチング電源回
路であり、昇圧回路がNチャンネルのFETとチョーク
コイルと整流用ダイオードと平滑用コンデンサとFET
を開閉制御する制御回路で構成される非絶縁昇圧型スイ
ッチング電源回路である請求項1記載の昇降圧型スイッ
チング電源。 - 【請求項3】昇圧回路が複数の非絶縁昇圧回路からなる
ことを特徴とした請求項1記載の昇降圧型スイッチング
電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1064395A JPH08205528A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 昇降圧型スイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1064395A JPH08205528A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 昇降圧型スイッチング電源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08205528A true JPH08205528A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11755906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1064395A Pending JPH08205528A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 昇降圧型スイッチング電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08205528A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000134813A (ja) * | 1998-10-19 | 2000-05-12 | Niles Parts Co Ltd | 自動車用ソケット式チャージャー |
JP2002233139A (ja) * | 2001-02-05 | 2002-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dc−dcコンバータ |
JP2003258194A (ja) * | 2002-02-27 | 2003-09-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体回路収納装置 |
JP2006271182A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-10-05 | Rohm Co Ltd | 昇降圧レギュレータ回路及びこれを用いた液晶表示装置 |
JP2006340465A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Sony Corp | 電源バイアス装置及び車載用カメラ装置 |
KR100860756B1 (ko) * | 2001-01-18 | 2008-09-29 | 엔엑스피 비 브이 | Dc/dc 업/다운 변환기 및 이를 포함하는 전원 및휴대용 전자 장치 |
WO2009057343A1 (en) * | 2008-06-11 | 2009-05-07 | Ultimax Corporation (Hk) Limited | Resonant mode switching controller circuit for driving red led, green led and blue led connected in series |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP1064395A patent/JPH08205528A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4646480B2 (ja) * | 2002-02-27 | 2011-03-09 | 三洋電機株式会社 | 半導体回路収納装置 |
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