JPH06133539A - ステップアップdc−dcコンバータ - Google Patents
ステップアップdc−dcコンバータInfo
- Publication number
- JPH06133539A JPH06133539A JP4278489A JP27848992A JPH06133539A JP H06133539 A JPH06133539 A JP H06133539A JP 4278489 A JP4278489 A JP 4278489A JP 27848992 A JP27848992 A JP 27848992A JP H06133539 A JPH06133539 A JP H06133539A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching element
- voltage
- output
- diode
- converter
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- Withdrawn
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はステップアップDC−DCコンバータ
に関し、簡単な構成で制御部の制御電圧を高くすること
を目的とする。 【構成】コイルLを介して低電圧源1に接続されるスイ
ッチング素子Qと、スイッチング素子QのON/OFF
動作を制御する制御部2と、出力電圧を昇圧するチャー
ジポンプ回路3とを有し、前記チャージポンプ回路3を
経由して制御部2への制御電源を供給するように構成す
る。
に関し、簡単な構成で制御部の制御電圧を高くすること
を目的とする。 【構成】コイルLを介して低電圧源1に接続されるスイ
ッチング素子Qと、スイッチング素子QのON/OFF
動作を制御する制御部2と、出力電圧を昇圧するチャー
ジポンプ回路3とを有し、前記チャージポンプ回路3を
経由して制御部2への制御電源を供給するように構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステップアップDC−
DCコンバータに関するものである。
DCコンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ステップアップDC−DCコンバータを
使用した電池用電源回路の従来例を図4に示す。この従
来例において、例えば3V程度の電池電源(低電圧源
1)は、DC−DCコンバータにより昇圧されて出力端
子4から5V程度の電圧を出力するように構成される。
使用した電池用電源回路の従来例を図4に示す。この従
来例において、例えば3V程度の電池電源(低電圧源
1)は、DC−DCコンバータにより昇圧されて出力端
子4から5V程度の電圧を出力するように構成される。
【0003】出力端子4からの出力電圧VOUTを安定化
させるために、DC−DCコンバータは、制御部2と、
該制御部2によりスイッチング動作が制御されるスイッ
チング素子Qとを含み、コイルLの両端電圧と、電池電
源1との和を出力電圧VOUTとして出力するように構成
される。
させるために、DC−DCコンバータは、制御部2と、
該制御部2によりスイッチング動作が制御されるスイッ
チング素子Qとを含み、コイルLの両端電圧と、電池電
源1との和を出力電圧VOUTとして出力するように構成
される。
【0004】一方、かかる従来例においては、制御部2
の制御用電源は、電源回路の出力から取り出しているた
めに、スイッチング素子Qに例えばFET等を使用する
場合には、充分なゲート−ソース間VGS電圧を得ること
ができないという欠点を有するものであった。
の制御用電源は、電源回路の出力から取り出しているた
めに、スイッチング素子Qに例えばFET等を使用する
場合には、充分なゲート−ソース間VGS電圧を得ること
ができないという欠点を有するものであった。
【0005】また、以上の欠点を解消するためには、図
5に示すように、制御電源用のステップアップDC−D
Cコンバータ5を追加することも可能であるが、このよ
うな構成を取る場合には、装置が大きく、かつ、高価に
なるという欠点を有するものであった。
5に示すように、制御電源用のステップアップDC−D
Cコンバータ5を追加することも可能であるが、このよ
うな構成を取る場合には、装置が大きく、かつ、高価に
なるという欠点を有するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の欠点
を解消すべくなされたものであって、簡単な構成で制御
部の制御電圧を高くすることができるステップアップD
C−DCコンバータを提供することを目的とする。
を解消すべくなされたものであって、簡単な構成で制御
部の制御電圧を高くすることができるステップアップD
C−DCコンバータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
図を示す。DC−DCコンバータは、コイルLを介して
低電圧源1に接続されるスイッチング素子Qと、該スイ
ッチング素子Qのスイッチング動作を制御するための制
御部2を有し、出力ラインには、ダイオードDが直列
に、コンデンサCが並列に接続されるとともに、チャー
ジポンプ回路3が接続され、該チャージポンプ回路3を
介して制御部2の制御電力が供給される。
図を示す。DC−DCコンバータは、コイルLを介して
低電圧源1に接続されるスイッチング素子Qと、該スイ
ッチング素子Qのスイッチング動作を制御するための制
御部2を有し、出力ラインには、ダイオードDが直列
に、コンデンサCが並列に接続されるとともに、チャー
ジポンプ回路3が接続され、該チャージポンプ回路3を
介して制御部2の制御電力が供給される。
【0008】
【作用】低電圧源1からの入力電圧VINは、スイッチン
グ素子QのON/OFF期間を制御部2により制御する
ことにより、設定電圧VOUTまで昇圧され、ダイオード
D、コンデンサCにより平滑されて出力される。
グ素子QのON/OFF期間を制御部2により制御する
ことにより、設定電圧VOUTまで昇圧され、ダイオード
D、コンデンサCにより平滑されて出力される。
【0009】一方、出力ラインLOUTに接続されるチャ
ージポンプ回路3は、出力ラインからの出力電圧VOUT
を昇圧するように動作し、昇圧された電圧が制御部2に
制御電圧として供給される。
ージポンプ回路3は、出力ラインからの出力電圧VOUT
を昇圧するように動作し、昇圧された電圧が制御部2に
制御電圧として供給される。
【0010】この結果、DC−DCコンバータの設定出
力電圧VOUTがスイッチング素子Qのドライブ電圧より
低い場合においても、制御部2を高い制御電圧で運転す
ることが可能となり、スイッチング素子Qのドライブが
確実となる。
力電圧VOUTがスイッチング素子Qのドライブ電圧より
低い場合においても、制御部2を高い制御電圧で運転す
ることが可能となり、スイッチング素子Qのドライブが
確実となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。図2は本発明の実施例を示
し、電池電源(低電圧源1)にコイルLを介して接続さ
れるFET素子(スイッチング素子Q)と、出力ライン
LOUTに直列接続されるメインダイオードDMと、出力ラ
インLOUTにセンス端子TSが接続され、上記スイッチン
グ素子QのON/OFF時間の制御を行う制御部2と、
平滑コンデンサCと、出力電圧VOUTを昇圧して制御部
2への制御電圧とするためのチャージポンプ回路3を有
して構成される。
基づいて詳細に説明する。図2は本発明の実施例を示
し、電池電源(低電圧源1)にコイルLを介して接続さ
れるFET素子(スイッチング素子Q)と、出力ライン
LOUTに直列接続されるメインダイオードDMと、出力ラ
インLOUTにセンス端子TSが接続され、上記スイッチン
グ素子QのON/OFF時間の制御を行う制御部2と、
平滑コンデンサCと、出力電圧VOUTを昇圧して制御部
2への制御電圧とするためのチャージポンプ回路3を有
して構成される。
【0012】チャージポンプ回路3は、出力ラインLOU
TのコイルLに接続される第1ダイオードD1と、この第
1ダイオードD1のカソードにアノードが、カソードが
制御部2に接続される第2ダイオードD2と、アノード
がFETのドレインに、カソードが第2ダイオードD2
のカソードに接続される第3ダイオードD3とを備え、
第1ダイオードD1のカソードと出力ラインLOUTとは第
1コンデンサC1によりバイパスされ、第2ダイオード
D2のカソードは、第2コンデンサC2を介して接地され
ている。
TのコイルLに接続される第1ダイオードD1と、この第
1ダイオードD1のカソードにアノードが、カソードが
制御部2に接続される第2ダイオードD2と、アノード
がFETのドレインに、カソードが第2ダイオードD2
のカソードに接続される第3ダイオードD3とを備え、
第1ダイオードD1のカソードと出力ラインLOUTとは第
1コンデンサC1によりバイパスされ、第2ダイオード
D2のカソードは、第2コンデンサC2を介して接地され
ている。
【0013】したがってこの実施例において、先ず、ス
イッチング素子QがOFFしている状態では、電池電源
からの入力電圧VINからコイルLとメインダイオードD
Mによる電圧降下分を差し引いた値が出力電圧VOUTとし
て出力端子4に出力される。
イッチング素子QがOFFしている状態では、電池電源
からの入力電圧VINからコイルLとメインダイオードD
Mによる電圧降下分を差し引いた値が出力電圧VOUTとし
て出力端子4に出力される。
【0014】この状態からスイッチング素子QがON/
OFFされると、ON期間にコイルLに蓄えられたエネ
ルギによりOFF時にコイルLの両端に電圧VLが生
じ、電池電圧VINとの和、すなわち、VL+VINがメイ
ンダイオードDMと平滑コンデンサCにより平滑されて
出力電圧VOUTが得られる。
OFFされると、ON期間にコイルLに蓄えられたエネ
ルギによりOFF時にコイルLの両端に電圧VLが生
じ、電池電圧VINとの和、すなわち、VL+VINがメイ
ンダイオードDMと平滑コンデンサCにより平滑されて
出力電圧VOUTが得られる。
【0015】一方、動作初期において、第2コンデンサ
C2には、第3ダイオードD3を介してVIN−VFD3の電
荷が蓄積され、その後、スイッチング素子QのON期間
においては、第1ダイオードD1、第1コンデンサC1、
およびスイッチング素子Qを経由してアースに至るパス
が形成されるために、第1コンデンサC1にVIN−VFD1
−VDSQの電荷が蓄積される。ただし、VFD1は第1ダイ
オードD1の順方向電圧降下値、VDSQはスイッチング素
子Qのドレイン−ソース間電圧降下値を示す。
C2には、第3ダイオードD3を介してVIN−VFD3の電
荷が蓄積され、その後、スイッチング素子QのON期間
においては、第1ダイオードD1、第1コンデンサC1、
およびスイッチング素子Qを経由してアースに至るパス
が形成されるために、第1コンデンサC1にVIN−VFD1
−VDSQの電荷が蓄積される。ただし、VFD1は第1ダイ
オードD1の順方向電圧降下値、VDSQはスイッチング素
子Qのドレイン−ソース間電圧降下値を示す。
【0016】この状態からスイッチング素子QがOFF
されると、第1コンデンサC1のマイナス極は、出力電
圧VOUT+VFDMまで上昇し、プラス極は、出力電圧VOU
T+VFDM+(VIN−VFD1−VDSQ)となって、第2ダイ
オードD2を通して第2コンデンサC2に電荷が蓄積され
る。ただし、VFDMはメインダイオードDMの順方向電圧
降下値を示す。
されると、第1コンデンサC1のマイナス極は、出力電
圧VOUT+VFDMまで上昇し、プラス極は、出力電圧VOU
T+VFDM+(VIN−VFD1−VDSQ)となって、第2ダイ
オードD2を通して第2コンデンサC2に電荷が蓄積され
る。ただし、VFDMはメインダイオードDMの順方向電圧
降下値を示す。
【0017】以上のようにして、スイッチング素子Qの
ON/OFF動作が繰り返されると、第1コンデンサC
1のマイナス極側の電位は、図3(a)に示すように、
0(V)と出力電圧VOUT+VFDMとの間を変動し、プラ
ス極側は、図3(b)に示すように、VIN−VFD1か
ら、VIN−VFD1+(出力電圧VOUT+VFDM)との間を
変動し、制御部2には、第2コンデンサC2により平滑
されて、図3(c)に示すように、VIN−VFD1+出力
電圧VOUT+VFDMの電圧が供給される。
ON/OFF動作が繰り返されると、第1コンデンサC
1のマイナス極側の電位は、図3(a)に示すように、
0(V)と出力電圧VOUT+VFDMとの間を変動し、プラ
ス極側は、図3(b)に示すように、VIN−VFD1か
ら、VIN−VFD1+(出力電圧VOUT+VFDM)との間を
変動し、制御部2には、第2コンデンサC2により平滑
されて、図3(c)に示すように、VIN−VFD1+出力
電圧VOUT+VFDMの電圧が供給される。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、DC−DCコンバータの出力をそのまま使用
し、かつ、充分な制御電圧を得ることが可能となる。
によれば、DC−DCコンバータの出力をそのまま使用
し、かつ、充分な制御電圧を得ることが可能となる。
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例を示す図である。
【図3】各部の電位変化を示す図である。
【図4】従来例を示す図である。
【図5】他の従来例を示す図である。
1 低電圧源 2 制御部 3 チャージポンプ回路 L コイル Q スイッチング素子
Claims (1)
- 【請求項1】コイル(L)を介して低電圧源(1)に接続さ
れるスイッチング素子(Q)と、 スイッチング素子(Q)のON/OFF動作を制御する制
御部(2)と、 出力電圧を昇圧するチャージポンプ回路(3)とを有し、 前記チャージポンプ回路(3)を経由して制御部(2)への
制御電源を供給するDC−DCコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278489A JPH06133539A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | ステップアップdc−dcコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4278489A JPH06133539A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | ステップアップdc−dcコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133539A true JPH06133539A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17598042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4278489A Withdrawn JPH06133539A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | ステップアップdc−dcコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06133539A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001128446A (ja) * | 1999-08-16 | 2001-05-11 | Ngk Insulators Ltd | 電圧コンバータ |
EP1463189A1 (de) * | 2003-03-24 | 2004-09-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Hilfsspannungsquelle für einen spannungsseitigen NMOS-Transistor |
JP2006340508A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Sharp Corp | 直流安定化電源装置 |
CN1310409C (zh) * | 2002-11-20 | 2007-04-11 | 盈正豫顺电子股份有限公司 | 直流/直流升压转换装置 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP4278489A patent/JPH06133539A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001128446A (ja) * | 1999-08-16 | 2001-05-11 | Ngk Insulators Ltd | 電圧コンバータ |
CN1310409C (zh) * | 2002-11-20 | 2007-04-11 | 盈正豫顺电子股份有限公司 | 直流/直流升压转换装置 |
EP1463189A1 (de) * | 2003-03-24 | 2004-09-29 | Siemens Aktiengesellschaft | Hilfsspannungsquelle für einen spannungsseitigen NMOS-Transistor |
US7151328B2 (en) | 2003-03-24 | 2006-12-19 | Siemens Aktiengesellschaft | Auxiliary power source and method for operating the auxiliary power source, as well as circuit arrangement for switching a load |
JP2006340508A (ja) * | 2005-06-02 | 2006-12-14 | Sharp Corp | 直流安定化電源装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |