JP3696127B2 - 液晶用マトリクス基板の製造方法 - Google Patents

液晶用マトリクス基板の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置を形成するための液晶用マトリクス基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から液晶表示装置としては、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)をスイッチング素子に用いる、アクティブマトリクス型液晶表示装置が広く用いられている。TFTをスイッチング素子とするアクティブマトリクス型液晶表示装置においては、透明なガラス基板の表面にTFTアクティブマトリクス回路を形成したTFTアレイ基板を使用する。TFTアクティブマトリクス型液晶表示装置の低消費電力化および高輝度化を図る上で、液晶セルの光透過率を改善する必要がある。そのためにはTFTアレイ基板の開口率を向上することが必要である。開口率向上の手段としては、液晶セルに電界を与えるための画素電極を平坦な保護膜上に形成し、ゲート電極と画素電極とを立体的にオーバーラップさせる方式が知られている。この方式では80%を超える高開口率が実現されている。
【0003】
図9〜図14の(a)から(p)に、このような高開口率アクティブマトリクス基板の製造プロセスを模式的な断面構成として示す。図9〜図14は、走査用のゲート電極配線とデータ用のソース電極配線とが交差するG−S交差部、スイッチング素子であるTFT素子部、画素部および周辺回路に設けられる端子部を製造する過程を、断面構成で表している。
【0004】
図9(a)は、ガラス基板21の表面全体にゲート電極膜22を成膜した状態を示す断面図である。ゲート電極膜22は、スパッタリング法などによって、クロム(Cr),アルミニウム(Al),タンタル(Ta)などの金属膜として形成する。
【0005】
図9(b)は、ゲート電極膜22の上にフォトレジストを均一に塗布した後、1枚目のフォトマスクを用いてレジストパターン23を形成した状態を示す。
【0006】
図9(c)は、レジストパターン23を利用してエッチングを行い、ゲート電極膜22をパターニングした状態を示す。
【0007】
図10(d)は、レジストパターン23を除去した後、ゲート絶縁膜24,第1半導体層25および第2半導体層26の3層をプラズマCVD法やスパッタリング法などで連続積層成膜した状態を示す。ゲート絶縁膜24は、たとえば窒化シリコン(SiNx)膜などで形成する。第1半導体層25は、アモルファスシリコン(a−Si)膜で形成する。第2半導体層26は、n型不純物を高濃度にドープしたシリコン(n+−Si)膜で形成する。
【0008】
図10(e)は、一旦全面にフォトレジストを塗布した後、2枚目のフォトマスクを用いてレジストパターン27を形成した状態を示す。レジストパターン27を形成するのはTFT素子部のみであり、G−S交差部、画素部および端子部には形成しない。
【0009】
図10(f)は、レジストパターン27を用いてエッチングを行い、第1半導体層25および第2半導体層26の2層を島状にパターニングした状態を示す。なお、本従来例ではG−S交差部に第1半導体層25および第2半導体層26の2層積層膜が存在しないように島状パターニングを行っているが、素子特性上はG−S交差部に第1半導体層25および第2半導体層26の2層積層膜が存在しても差し支えはない。
【0010】
図11(g)は、レジストパターン27を除去した後、全面にソース・ドレイン電極膜28を成膜した状態を示す。ソース・ドレイン電極膜28は、スパッタリング法などによって、クロム,アルミニウム,タンタルなどの金属膜として形成する。
【0011】
図11(h)は、一旦全面にフォトレジストを塗布した後、3枚目のフォトマスクを用いてレジストパターン29を形成した状態を示す。レジストパターン29は、G−S交差部とTFT素子部とに形成するが、TFT素子部のチャネル部分には形成しない。
【0012】
図11(i)は、レジストパターン29を用いてエッチングを行った状態を示す。チャネル部分にはレジストパターン29が形成されていないので、ソース・ドレイン電極膜28および第2半導体層26が除去され、ソース・ドレイン電極分離パターニングが行われる。さらに第1半導体層25も部分的にエッチングされ、チャネル部の厚みを調整するチャネルエッチング加工が行われる。
【0013】
図12(j)は、図11(i)でソース・ドレイン電極分離パターニングおよびチャネルエッチング加工が行われた後、レジストパターン29を除去した状態を示す。
【0014】
図12(k)は、パッシベーション膜30をスパッタリング法などによって全面に形成した状態を示す。パッシベーション膜30は、たとえば窒化シリコン(SiNx)などで形成された保護膜である。
【0015】
図12(l)は、感光性アクリル系樹脂膜31を平坦化のために塗布した状態を示す。
【0016】
図13(m)は、4枚目のフォトマスクを用いて、感光性アクリル系樹脂膜31をパターニングした状態を示す。このパターニングでは、感光性アクリル系樹脂膜31に、部分的にパッシベーション膜30に達する貫通孔を形成する。
【0017】
図13(n)は、パターニングした感光性アクリル系樹脂膜31をマスクとしてパッシベーション膜30をエッチングし、感光性アクリル系樹脂膜31の表面から、ソース・ドレイン電極膜28のうちでソース電極と分離したドレイン電極に到達するコンタクトホールを形成した状態を示す。このとき同時に、端子部においても、感光性アクリル系樹脂膜31の表面から、ゲート配線に到達する端子取出し孔が形成される。また、図には示していないが、ソース端子部においても同様に、感光性アクリル系樹脂膜31の表面から、ソース配線に到達する端子取出し孔が形成される。
【0018】
図13(o)は、全面に透明導電膜32をスパッタリング法などによって形成し、コンタクトホールおよび各端子部に透明導電材を充填した状態を示す。なお、透明導電膜32には酸化インジウム錫(ITO:Indium Tin Oxide)や酸化錫(SnO2)が用いられる。
【0019】
図14(p)は、図13(o)で感光性アクリル系樹脂膜31の表面全体に形成した透明導電膜32を、5枚目のフォトマスクを用いてパターニングし、画素電極を形成した状態を示す。TFT素子部において画素電極は、感光性アクリル系樹脂膜31によってゲート電極膜22と立体的にオーバーラップして形成させることができるので、高開口率アクティブマトリクス基板34が形成される。
【0020】
以上述べた高開口率アクティブマトリクス基板34の製造工程では、(b),(e),(h),(m)および(p)の各工程で合計5枚のフォトマスクを使用する。このように、TFTアクティブマトリクス基板は、何枚ものフォトマスクを用い、フォトリソグラフィのプロセスによる微細パターニングを繰り返して製造されている。このため、プロセス時間の長時間化や製造歩留まりの低下の要因となっている。
【0021】
このような問題を解消して、液晶表示装置の生産性、製造歩留まりの向上およびコストダウンを図る観点から、フォトマスクの使用数の削減、すなわちフォトリソグラフィプロセスの削減が検討されている。
【0022】
TFTアクティブマトリクス基板の製造工程で、フォトマスクの使用数を減少させることに関する先行技術としては、たとえば特開平5−303111号公報を挙げることができる。この先行技術では、ゲート電極を、画素電極用と同時に成膜するITO透明電極膜を下地として電解メッキで形成し、フォトプロセスを用いることなくゲート電極膜のパターニングを行い、TFTアレイ基板製造工程に用いられるフォトマスクの数を低減している。しかしながら、それでも5枚のフォトマスクが必要であり、プロセス時間の長時間化や製造歩留まりの低下の要因となっている。さらに、TFTアレイ基板上への電解メッキによるゲート電極形成の下地膜として、同時に画素電極用として成膜するITO透明電極膜を用いているので、ゲート電極と画素電極とをオーバーラップさせることができず、開口率が低下してしまう。また、電解メッキによるゲート電極の作製時には、電位降下による膜厚の不均一性が非常に大きくなりやすく、特に大型基板では膜厚の均一性を保つことが難しくなる。
【0023】
電解メッキによってゲート電極を作製することなく、TFTアクティブマトリクス基板の製造工程において、フォトマスクの使用数を減少させることに関する先行技術としては、たとえば特開2000−206571号公報を挙げることができる。この公報では、厚さが異なるレジストパターンを形成して、図10(e)から図11(i)に示す工程を、1枚のフォトマスクを利用して行う考え方が示されている。厚さが異なるレジストパターンは、露光量を変えることによりレジストの反応度合いにコントラストをつけることによって形成する。すなわち、厚みが異なる部分を利用して2段階のエッチングを行い、フォトマスクの使用数を1枚減少させることを可能にしている。同様の考え方は、C.W.KimらによるSid 2000 Digest 第1006頁〜第1009頁に「A Novel Four-Mask-Count Process Architecture for TFT-LCDs」や、月刊 FPD intelligenceの1995年5月号の第31頁〜第35頁に記載されている「三国電子 IPS TFT−LCDを2PEPで製造するプロセスを考案−TFTチャネル部分をハーフトーン露光」という技術報告にも示されている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
前述の特開2000−206571号公報に開示されている、厚さを変えたレジストパターンを用いる方法では、TFT素子部を形成する際に1枚のフォトマスクを低減することが可能となるだけであり、しかもIPS(In Pla ne Switching)モードのTFTアクティブマトリクス型液晶表示装置について主として説明されているだけである。ゲート電極と画素電極とを立体的にオーバーラップさせ、開口率を高めたTFT基板の製造工程において、TFT素子部を形成する工程以外でさらにフォトマスクの使用数を低減する可能性については示されていない。
【0025】
本発明の目的は、TFTアクティブマトリクス基板などの製造工程で用いるフォトマスクの使用数を低減することができる液晶用マトリクス基板の製造方法を提供することである。
【0028】
【課題を解決するための手段】
発明は、複数の液晶セルを形成するためのマトリクス回路が電気絶縁性基板上に形成される液晶用マトリクス基板の製造方法において、電気絶縁性基板上にマトリクス回路を形成する工程と、マトリクス回路上に電気絶縁性合成樹脂材料を塗布して表面が平坦な電気絶縁膜を形成する工程と、電気絶縁膜の表面にレジスト層を形成し、レジスト層に、予め定めるコンタクトホール領域は残らず、該コンタクトホール領域を除く画素電極形成領域は薄く残り、これら以外の領域は厚く残るように、露光量を調整したマスクでハーフトーン露光を施す工程と、エッチングによりコンタクトホール領域にマトリクス回路に達する貫通孔を形成する工程と、該貫通孔の領域を除く画素電極形成領域の電気絶縁膜が露出するまでアッシングする工程と、電気絶縁膜の表面を覆う透明導電膜を形成する工程と、透明導電膜上に平坦化膜を形成する工程と、画素電極形成領域以外の凸部領域の電気絶縁膜が露出するまで全面エッチングする工程とを含むことを特徴とする液晶用マトリクス基板の製造方法である。
【0029】
本発明に従えば、複数の液晶セルを形成するためのマトリクス回路が電気絶縁性基板上に形成される液晶用マトリクス基板は、電気絶縁性基板上へのマトリクス回路の形成、電気絶縁膜の形成、ハーフトーン露光を用いたコンタクトホールおよび画素電極領域(凹所)の形成、透明導電膜の形成、平坦化膜の形成およびエッチバック処理を順次行って製造する。コンタクトホールおよび画素電極領域(凹所)の形成は、露光量を調整したマスクを使用したハーフトーン露光を用いてレジスト層の硬化度合いを変えることにより、1回の露光/現像工程によって層厚の異なるレジストパターンを形成して行う。コンタクトホール領域でレジスト層が除去されている第1のレジストパターンを用いて電気絶縁膜をパターニングすることにより、コンタクトホール領域の電気絶縁膜にマトリクス回路に達する貫通孔を形成する。アッシングにより第1のレジストパターンの層厚を全体的に減少させることで画素電極形成領域からレジスト層を除去して第2のレジストパターンを形成し、その第2のレジストパターンを用いて電気絶縁膜をパターニングすることにより、画素電極領域(凹所)を形成する。残存するレジスト層を全て除去し、画素電極領域(凹所)およびコンタクトホール内表面部分を透明導電材で覆うように透明導電膜を形成し、その上に平坦化膜を積層した後、電気絶縁膜の凸部領域が表面に露出するまでエッチバック処理を行うことにより、電気絶縁膜の表面からコンタクトホールを介してマトリクス回路に導通する画素電極を形成する。
【0030】
このようにして、ハーフトーン露光を利用することにより、電気絶縁膜に1回の露光/現像工程でコンタクトホールおよび画素電極領域(凹所)を形成することができる。また、コンタクトホールおよび画素電極領域(凹所)を形成した電気絶縁膜に、画素電極領域(凹所)およびコンタクトホール内表面部分を透明導電材で覆うように透明導電膜を形成し、その上に平坦化膜を積層した後、電気絶縁膜の凸部領域が表面に露出するまでエッチバック処理を行うことにより、画素電極をパターニングすることができる。したがって、コンタクトホール加工と画素電極パターニングとを1枚のフォトマスクで行うことが可能となるため、フォトマスクの使用数を削減することができる。
【0031】
また本発明は、前記マトリクス回路が、複数の薄膜トランジスタを含むTFTアクティブマトリクス回路であり、該TFTアクティブマトリクス回路の製造工程は、前記電気絶縁性基板上にゲート電極材料を成膜する工程と、ゲート電極膜をパターニングする工程と、ゲート絶縁膜、第1の半導体層、第2の半導体層、金属層を順次積層する工程と、金属層の表面にレジスト層を形成し、レジスト層に露光量を調整したマスクでハーフトーン露光を施す工程と、第1の半導体層および第2の半導体層を島状に形成する工程と、金属層をソース・ドレイン電極に分離パターニングし、チャネルエッチングを行う工程と、ソース・ドレイン電極およびチャネルを覆うパッシベーション膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
【0032】
本発明に従えば、複数の薄膜トランジスタを含むTFTアクティブマトリクス回路は、ゲート電極膜のパターニング、絶縁膜、2つの半導体層および金属層の積層、ハーフトーン露光、島状パターニング、分離エッチングおよびパッシベーション膜の形成を順次行って製造する。ゲート電極膜のパターニングでは、電気絶縁性基板上にゲート電極材料で成膜し、パターニングする。その上に、ゲート絶縁膜、第1の半導体層、第2の半導体層、ソース・ドレイン電極となる金属層を順次積層する。金属層の表面にレジスト層を形成し、露光量を調整したマスクでハーフトーン露光を施し、第1の半導体層および第2の半導体層を島状に形成し、ソース・ドレイン電極の分離パターニングおよびチャネルエッチングを行い、これらをパッシベーション膜で成膜して覆う。このように、TFTアクティブマトリクス回路の製造の際には、ゲート電極膜をパターニングする工程と、ハーフトーン露光により島状形成して分離エッチングする工程の2つの工程でそれぞれフォトマスクを使用し、ゲート電極とオーバーラップさせる画素電極の形成の際にさらに1枚のフォトマスクを使用する。したがって、全部で3枚のフォトマスクを使用するだけで、画素電極とゲート電極とを立体的にオーバーラップさせて高開口率を得ることができるTFTアクティブマトリクス基板を製造することができる。
【0033】
また本発明は、前記第1の半導体層にチャネル領域が形成され、第2の半導体層がオーミックコンタクト層として形成されることを特徴とする。
【0034】
本発明に従えば、第1の半導体層にチャネル領域が形成され、金属膜に接触する側の第2の半導体層が、たとえばn+−Si膜で構成されてオーミックコンタクト層として形成されるので、良好なオーミックコンタクトを得ることができる。
【0035】
また本発明は、前記電気絶縁性合成樹脂材料として、感光性アクリル系樹脂を使用することを特徴とする。
【0036】
本発明に従えば、電気絶縁性合成樹脂材料として感光性アクリル系樹脂を用いてマトリクス基板の表面に平坦な電気絶縁膜を形成し、レジスト層を用いることなく直接感光性アクリル系樹脂をハーフトーン露光することにより、電気絶縁膜にコンタクトホールおよび画素電極領域(凹所)を形成することができる。したがって、アクティブマトリクス基板の製造プロセスをより簡素化することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】
図1〜図6の(a)から(s)に、本発明の実施の一形態としての高開口率アクティブマトリクス基板の概略的な構成とその製造方法の概要を示す。本実施形態においても、図9〜図14と同様に、ゲート電極とソース電極とが交差するG−S交差部、TFT素子部、画素部および端子部を並べた模式的な断面構成で示す。
【0038】
図1(a)は、ガラス基板1上にゲート電極膜2を成膜した状態を示す断面図である。ゲート電極膜2は、一例として、スパッタリング法などによって、クロム,アルミニウム,タンタルなどの金属膜として形成する。
【0039】
図1(b)は、ゲート電極膜2上にフォトレジストを塗布した後、1枚目のフォトマスクを用いて、レジストパターン3を形成した状態を示す。
【0040】
図1(c)は、レジストパターン3を用いたエッチングにより、ゲート電極膜2をパターニングした状態を示す。
【0041】
図2(d)は、ゲート絶縁膜4,第1半導体層5および第2半導体層6の3層を連続積層成膜した後、さらにソース・ドレイン電極膜7をプラズマCVD法やスパッタリング法などで連続して積層成膜した状態を示す。ゲート絶縁膜4は、たとえば窒化シリコン(SiNx)膜などで形成する。第1半導体層5は、アモルファスシリコン(a−Si)膜で形成する。第1半導体層5はチャネル領域となる。第2半導体層6は、n型不純物を高濃度にドープしたシリコン(n+−Si)膜で形成する。金属膜に接触する側の第2半導体層6をn+−Si膜で形成することで、第2半導体層6はオーミックコンタクト層となる。したがって、第2半導体層6とソース・ドレイン電極膜7は良好なオーミックコンタクトを得ることができる。ソース・ドレイン電極膜7は、クロム,アルミニウム,タンタルなどの金属膜で形成する。
【0042】
図2(e)は、全面にフォトレジストを塗布した後、2枚目のフォトマスクとしてスリットマスクなどを用いて露光量を調整し、ハーフトーン露光を行い、1回のレジスト塗布で複数段階の厚さを有するレジストパターン8を形成した状態を示す。レジストパターン8は、画素部および端子部には形成しない。TFT素子部のチャネル部5aに相当する部分は薄肉部8aとして形成する。その他の部分は厚く形成する。すなわち、その他の部分は所定の厚みである第1の厚み以上で形成し、薄肉部8aは第1の厚みより薄い第2の厚みとして形成する。
【0043】
図2(f)は、レジストパターン8に覆われていない部分の第1半導体層5および第2半導体層6の2層と、ソース・ドレイン電極膜7とをエッチングにより全て除去した状態を示す。
【0044】
図3(g)は、図2(f)において残存しているレジストパターン8の全体の厚みをアッシングにより減少させることで、薄肉部8aに対応するチャネル部5aの位置でソース・ドレイン電極膜7の表面を露出させた状態を示す。
【0045】
図3(h)は、残存するレジストパターン8を利用して、ソース・ドレイン電極分離およびチャネルエッチングを行った状態を示す。チャネル部5aでは、第1半導体層5の厚みが調整され、第2半導体層6およびソース・ドレイン電極膜7は消失する。
【0046】
図3(i)は、レジストパターン8を除去した状態を示す。
図4(j)は、基板の全面にパッシベーション膜9を形成した状態を示す。パッシベーション膜9は、窒化シリコン(SiNx)などによる保護膜であり、スパッタリング法などによって形成する。
【0047】
図4(k)は、パッシベーション膜9の上にアクリル系樹脂を塗布した後、表面を平坦化し、電気絶縁膜であるアクリル系樹脂膜10を形成した状態を示す。
【0048】
図4(l)は、アクリル系樹脂膜10を、80〜100℃の温度でプリベークした後、さらにその上部全面にフォトレジストを塗布して、フォトレジスト層11を形成した状態を示す。
【0049】
図5(m)は、3枚目のフォトマスクとしてスリットマスクなどを用いて露光量を調整し、フォトレジスト層11のハーフトーン露光を行い、1回のレジスト塗布で2種類の厚さを有する第1のレジストパターンを形成した状態を示す。フォトレジスト層11は、多段階の露光によって、画素電極が形成される領域に対応する凹所11aで部分的に硬化し、コンタクトホール位置11bで未硬化となり、残余の部分で硬化する。フォトレジスト層11を現像すると、コンタクトホール位置11bではフォトレジスト層11が消失し、凹所11aでは厚みが残余の部分よりも薄くなる。
【0050】
図5(n)は、フォトレジスト層11の第1のレジストパターンをマスクとしてアクリル系樹脂膜10をエッチングし、アクリル系樹脂膜10の表面からドレイン電極部分までの貫通孔であるコンタクトホール10bを形成した状態を示す。このとき同時に、端子部ではゲート配線および図示しないソース配線に到達する端子取出し孔であるコンタクトホール10cが形成される。
【0051】
図5(o)は、アクリル系樹脂膜10をマスクとしてエッチングを行い、パッシベーション膜9を除去し、コンタクトホール10bの位置において、ソース・ドレイン電極膜7を露出させた状態を示す。このとき同時に、端子部ではパッシベーション膜9およびゲート絶縁膜4などが除去され、ゲート電極膜2および図示しないソース電極膜が露出する。
【0052】
図6(p)は、アッシングにより、図5(o)に示すフォトレジスト層11の全体的な厚さを減少させた状態を示す。凹所11aでもフォトレジスト層11が消失する。この段階でフォトレジスト層11は、画素電極形成領域以外に残存する第2のレジストパターンに変化する。
【0053】
図6(q)は、該第2のレジストパターンをマスクとしてアクリル系樹脂膜10をエッチングした後、残存するフォトレジスト層11を除去した状態を示す。画素電極形成領域では凹所10aと、ドレイン電極部分まで貫通するコンタクトホール10bが形成され、端子部ではゲート配線および図示しないソース配線に到達するコンタクトホール10cが形成されたアクリル系樹脂膜10が得られる。
【0054】
図6(r)は、凹凸部が形成されたアクリル系樹脂膜10の全面にスパッタリング法などにより透明導電膜12を形成した後、その上に平坦化膜13を積層した状態を示す。
【0055】
図6(s)は、平坦化膜13をアクリル系樹脂膜10の凸部が表面に露出するまでエッチバック加工した状態を示す。各端子部と各画素電極とが分断され、画素電極12a、および画素電極12aとドレイン電極とを電気的に接続するコンタクトホール通電部12bが形成される。なお、画素電極12aおよびコンタクトホール通電部12bなどを形成する透明導電膜12は、酸化インジウム錫(ITO)や酸化錫(SnO2)などによって形成することができる。
【0056】
以上のように、本実施形態の高開口率アクティブマトリクス基板14の製造工程では、(b),(e)および(m)の3つの工程でフォトマスクを使用しているので、合計3枚のフォトマスクでTFTアレイ基板を製造することが可能となる。すなわち、ゲート電極膜2と、画素電極12aとなる透明導電膜12とを立体的にオーバーラップさせる構造を有し、高開口率で高輝度を実現することができるTFTアレイ基板を、従来の製造プロセスに比べて非常に少ないマスク枚数である3枚のフォトマスクで製造することが可能となる。
【0057】
なお、本実施形態ではパッシベーション膜9上の電気絶縁性合成樹脂材料としてアクリル系樹脂を用いたが、アクリル系樹脂の代わりに感光性アクリル系樹脂を用いることができる。感光性アクリル系樹脂を用いた場合、フォトレジストを用いることなく直接ハーフトーン露光することによりアクリル系樹脂膜10の凹凸パターニング加工を行うことが可能である。すなわち、前記図4(l)から図6(p)に示した工程を省略することができる。したがって、高開口率アクティブマトリクス基板14の製造プロセスをさらに簡素化することができる。
【0058】
図7は、本実施形態で高開口率アクティブマトリクス基板14を製造する際に、2枚目および3枚目のフォトマスクとして用いるハーフトーン露光が可能なマスク15の基本的な構成を示す断面図である。マスク15は、透過部15A、遮光部15Bおよびメッシュ部15Cを備える。一般のフォトマスクでは、透過部15Aのように、光の透過量が100%を目標に形成する部分と、遮光部15Bのように、光の透過量が0%を目標に形成する部分とを備える。本実施形態に用いるマスク15ではさらに、光の透過量が透過部15Aと遮光部15Bとの中間となるメッシュ部15Cを形成する。たとえばメッシュ部15Cは、使用する光の分解能よりも間隔が小さいメッシュパターンやスリットパターンを用いて形成する。マスク15を用いて露光すると、マスク15の各部分の透過光量の違いによって、レジスト厚みが変化する。たとえばポジ型のレジストを使用すると、透過部15Aに対応する部分ではレジスト厚みが零で、遮光部15Bに対応する部分ではレジスト厚みが最大で、メッシュ部15Cに対応する部分では透過光量に比例したレジスト厚みとなるレジストパターン16を得ることができる。
【0059】
本実施形態に示す高開口率アクティブマトリクス基板14の製造においては、図7に示すようなフォトマスク15を、図2(e)および図5(m)に示す、レジストパターン8およびフォトレジスト層11の厚さをそれぞれ2段階に変えて硬化させる、2段階のパターニングを行う際に用いる。このハーフトーン露光を用いることでより簡単に画素電極を形成することができる。このような画素電極形成の考え方は、単純マトリクス型液晶表示装置用のマトリクス基板の製造にも適用することができる。
【0060】
図8は、図9〜図14で示した従来の高開口率アクティブマトリクス基板34の製造工程において用いる5枚のフォトマスクの使用状態と、本実施形態による高開口率アクティブマトリクス基板14の製造工程において用いる3枚のフォトマスクの使用状態とを対比して示す図である。本実施形態においても、ゲート電極膜パターニングの際には、従来と同様の1枚目のフォトマスクを使用する。従来方式における2枚目のフォトマスクによるTFT素子部の島状パターニングと、3枚目のフォトマスクによるソース・ドレイン電極分離およびチャネルエッチングとは、本実施形態では、ハーフトーン露光を利用して2枚目のフォトマスク1枚で行う。また、画素電極領域を形成する際には、従来方式では、4枚目のフォトマスクによってコンタクトホール形成のための感光性アクリル系樹脂膜31のパターニングを行い、5枚目のフォトマスクによって画素電極膜パターニングを行う。一方、本実施形態では、ハーフトーン露光を利用して3枚目のフォトマスク1枚でアクリル系樹脂膜10のパターニングを行うだけでよい。また本実施形態では、図5(m)から図6(q)に示すように、3枚目のフォトマスクを用いてパターニングしたフォトレジスト層11を用いてアクリル系樹脂膜10をパターニングすることで、ドレイン電極に到達するコンタクトホールを形成すると同時に、端子部においてもコンタクトホールを形成することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、露光量を調整したハーフトーン露光を利用することにより、電気絶縁膜に1回の露光/現像工程でコンタクトホールおよび画素電極領域(凹所)を形成することができる。また、コンタクトホールおよび画素電極領域(凹所)を形成した電気絶縁膜に、画素電極領域(凹所)およびコンタクトホール内表面部分を透明導電材で覆うように透明導電膜を形成し、その上に平坦化膜を積層した後、電気絶縁膜の凸部領域が表面に露出するまでエッチバック処理を行うことにより、画素電極をパターニングすることができる。これによって、コンタクトホール加工と画素電極パターニングとを1枚のフォトマスクで行うことが可能となるため、フォトマスクの使用数を削減することができる。また、ハーフトーン露光を用いることで、TFTアクティブマトリクス回路を2枚のフォトマスクで製造することができるので、画素電極の形成の際を含めて、全部で3枚のフォトマスクを使用するだけで、画素電極とゲート電極とを立体的にオーバーラップさせた高開口率TFTアクティブマトリクス基板を得ることができる。したがって、液晶表示装置の生産性、製造歩留まりの向上およびコストダウンが可能となる液晶用マトリクス基板の製造方法を提供することができる。
【0062】
また本発明によれば、電気絶縁膜として感光性アクリル系樹脂膜を用いて直接ハーフトーン露光することによって、アクティブマトリクス基板の製造プロセスをより簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態としての高開口率アクティブマトリクス基板14の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図2】本発明の実施の一形態としての高開口率アクティブマトリクス基板14の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図3】本発明の実施の一形態としての高開口率アクティブマトリクス基板14の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図4】本発明の実施の一形態としての高開口率アクティブマトリクス基板14の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図5】本発明の実施の一形態としての高開口率アクティブマトリクス基板14の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図6】本発明の実施の一形態としての高開口率アクティブマトリクス基板14の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図7】本発明の実施の一形態で用いるハーフトーン露光用のマスク15の簡略化した断面形状と、対応する透過光量および生成されるレジストパターン形状を示す図である。
【図8】本発明の実施の一形態としての高開口率アクティブマトリクス基板14の製造工程で用いるフォトマスクの使用状態と、従来の高開口率アクティブマトリクス基板34の製造工程で用いるフォトマスクの使用状態とを対比して示す図である。
【図9】従来の高開口率アクティブマトリクス基板34の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図10】従来の高開口率アクティブマトリクス基板34の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図11】従来の高開口率アクティブマトリクス基板34の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図12】従来の高開口率アクティブマトリクス基板34の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図13】従来の高開口率アクティブマトリクス基板34の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【図14】従来の高開口率アクティブマトリクス基板34の製造過程を示す簡略化した断面図である。
【符号の説明】
1,21 ガラス基板
2,22 ゲート電極膜
3,8,16,23,27,29 レジストパターン
4,24 ゲート絶縁膜
5,25 第1半導体層
5a チャネル部
6,26 第2半導体層
7,28 ソース・ドレイン電極膜
8a 薄肉部
9,30 パッシベーション膜
10 アクリル系樹脂膜
10a,11a 凹所
10b,10c コンタクトホール
11 フォトレジスト層
11b コンタクトホール位置
12,32 透明導電膜
12a 画素電極
12b コンタクトホール通電部
13 平坦化膜
14,34 高開口率アクティブマトリクス基板
15 マスク
15A 透過部
15B 遮光部
15C メッシュ部
31 感光性アクリル系樹脂膜

Claims (4)

  1. 複数の液晶セルを形成するためのマトリクス回路が電気絶縁性基板上に形成される液晶用マトリクス基板の製造方法において、
    電気絶縁性基板上にマトリクス回路を形成する工程と、
    マトリクス回路上に電気絶縁性合成樹脂材料を塗布して表面が平坦な電気絶縁膜を形成する工程と、
    電気絶縁膜の表面にレジスト層を形成し、レジスト層に、予め定めるコンタクトホール領域は残らず、該コンタクトホール領域を除く画素電極形成領域は薄く残り、これら以外の領域は厚く残るように、露光量を調整したマスクでハーフトーン露光を施す工程と、
    エッチングによりコンタクトホール領域にマトリクス回路に達する貫通孔を形成する工程と、
    該貫通孔の領域を除く画素電極形成領域の電気絶縁膜が露出するまでアッシングする工程と、
    電気絶縁膜の表面を覆う透明導電膜を形成する工程と、
    透明導電膜上に平坦化膜を形成する工程と、
    画素電極形成領域以外の凸部領域の電気絶縁膜が露出するまで全面エッチングする工程とを含むことを特徴とする液晶用マトリクス基板の製造方法。
  2. 前記マトリクス回路は、複数の薄膜トランジスタを含むTFTアクティブマトリクス回路であり、
    該TFTアクティブマトリクス回路の製造工程は、
    前記電気絶縁性基板上にゲート電極材料を成膜する工程と、
    ゲート電極膜をパターニングする工程と、
    ゲート絶縁膜、第1の半導体層、第2の半導体層、金属層を順次積層する工程と、
    金属層の表面にレジスト層を形成し、レジスト層に露光量を調整したマスクでハーフトーン露光を施す工程と、
    第1の半導体層および第2の半導体層を島状に形成する工程と、
    金属層をソース・ドレイン電極に分離パターニングし、チャネルエッチングを行う工程と、
    ソース・ドレイン電極およびチャネルを覆うパッシベーション膜を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の液晶用マトリクス基板の製造方法。
  3. 前記第1の半導体層にチャネル領域が形成され、第2の半導体層がオーミックコンタクト層として形成されることを特徴とする請求項2記載の液晶用マトリクス基板の製造方法。
  4. 前記電気絶縁性合成樹脂材料として、感光性アクリル系樹脂を使用することを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか1つに記載の液晶用マトリクス基板の製造方法。
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