JP3693415B2 - 証紙読取計数出力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、証紙に印刷された文字を読取りつつ額面とその枚数とを計数しかつ額面別に集計するとともに額面別集計枚数を記憶可能かつ目視可能に出力する証紙読取計数出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
切手、印紙等を含む証紙は、複数枚が連続した証紙シートとして作成され、郵便局員は顧客の所望する1または2以上の証紙を当該各証紙シートから引きちぎって販売している。
【0003】
また、証紙は公のものでかつ金券に属するものであることから、慎重な管理が行われている。すなわち、規模にもよるが、個人的な証紙箱を持ち、業務開始および終了の際にいわゆる棚卸をして、販売実績と残りとの照会を行うことが義務付けられている。
【0004】
一方、全局員に共通の証紙箱を採用する場合には、開局および閉局の都度、あるいは必要によってその間の適時に、棚卸をしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いずれの場合の棚卸作業も、残りの証紙枚数を数えかつ額面別に集計しなければならず多大な労力と時間とを要する。特に、いわゆる虫食い状態の証紙シートやバラバラ(非連続)の残り枚数を数えることは、裏面に糊が塗布されていることもあって、非常に煩わしいばかりか計数ミスや集計ミスを生じ易い。
【0006】
本発明の目的は、証紙の棚卸作業を迅速かつ正確に行える取扱い容易な証紙読取計数出力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、所定方向に搬送される証紙に印刷された文字を読取り可能に形成し、読取られた文字を利用して当該証紙の額面とその枚数とを計数可能に形成するとともに計数された枚数を額面別に集計可能に形成し、集計された額面別集計枚数を記憶可能かつ目視可能に出力可能に形成した、ことを特徴とする。かかる発明では、残りの証紙を搬送すると、当該証紙に印刷された文字が読取られかつ読取られた文字を利用してその額面と枚数が計数されるとともに額面別に集計される。この額面別集計枚数は記憶されかつ目視可能に出力される。したがって、残りの証紙が証紙シートのままであっても虫食い状態であったとしてもさらにバラバラであったとしても、額面別集計枚数を迅速かつ正確に目視確認できるから、棚卸作業能率を大幅に向上できる。
【0008】
また、請求項2の発明は、証紙を所定方向に搬送可能な搬送手段と,搬送中の証紙に印刷された文字を読取り可能な証紙文字読取り手段と,読取られた文字を利用して当該証紙の額面とその枚数とを計数する計数手段と,計数された枚数を額面別に集計する額面別集計手段と,集計された額面別集計枚数を記憶可能な集計テーブルと,集計された額面別集計枚数を目視可能に出力する出力手段とを設け、搬送された証紙の額面および枚数を計数可能であるとともに集計枚数を額面別に記憶可能かつ出力可能に構成した、ことを特徴とする。
【0009】
かかる発明では、証紙文字読取り手段は、搬送手段によって所定方向に搬送されている証紙に印刷された文字を読取る。すると、計数手段が読取られた文字を利用して額面と枚数とを計数するとともに額面別集計手段がその枚数を額面別に集計する。この額面別集計枚数は集計テーブルに記憶されかつ出力手段によって目視可能に例えば表示や印字によって出力される。
【0010】
したがって、請求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得ることはもとより、証紙を搬送手段に供給するだけでよいから、一段と迅速な棚卸ができかつ取扱いも容易である。
【0011】
また、請求項3の発明は、前記搬送手段が、連続された複数枚の証紙からなる証紙シートを搬送可能に形成されている証紙読取計数出力装置である。
【0012】
かかる発明では、搬送手段が完全な証紙シートでも虫食い状態の証紙シートでも搬送可能であるから、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに証紙シートの棚卸を一段と迅速かつ容易に行える。
【0013】
また、請求項4の発明は、前記搬送手段が、非連続の複数枚の証紙を収納可能なケースを搬送可能に形成されている証紙読取計数出力装置である。
【0014】
かかる発明では、搬送手段がケースに収納された証紙を所定方向に搬送可能であるから、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに非連続でバラバラの証紙の棚卸を一段と迅速かつ容易に行える。
【0015】
また、請求項5の発明は、前記集計テーブルに記憶されている各額面別集計枚数のうちの各集計枚数を合計した合計枚数および各額面を合計した合計金額を含む集計結果を算出する集計結果算出手段を設けるとともに前記集計テーブルが算出された集計結果も記憶可能に形成されている証紙読取計数出力装置である。
【0016】
かかる発明では、集計結果算出手段は、集計テーブルに記憶されている各額面別集計枚数のうちの各集計枚数を合計した合計枚数および各額面を合計した合計金額を含む集計結果を算出する。この集計結果も集計テーブルに記憶される。したがって、集計テーブルに記憶されている各集計結果を表示や印字により出力することが可能となる。よって、請求項2から請求項4までの発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに完全な証紙シートおよび非連続でバラバラの証紙が混ざっているか否かに拘わらず総合的な判断ができるから、棚卸を一段と正確かつ迅速に行える。
【0017】
また、請求項6の発明は、前記集計テーブルが前回および今回の各集計結果を記憶可能に形成されかつ前回および今回の各集計結果の差を算出する集計結果差算出手段が設けられている証紙読取計数出力装置である。
【0018】
かかる発明では、集計結果差算出手段が、集計テーブルに記憶されている前回の集計結果と今回の集計結果との差を算出することができる。したがって、算出された例えば開局時と閉局時との差を表示や印字により出力することが可能となる。よって、請求項5の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに瞬時的に販売実績との比較ができるので、棚卸を一段と大幅に迅速化できる。
【0019】
さらに、請求項7の発明は、前記出力手段が、前記集計結果差も目視可能に形成されている証紙読取計数出力装置である。
【0020】
かかる発明では、出力手段は、集計結果差算出手段で算出された集計結果差を目視可能に出力することができる。したがって、請求項6の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに取扱いが一段と容易となる。
【0021】
さらにまた、請求項8の発明は、前記出力手段が、表示出力および/または印字出力可能に形成されている証紙読取計数出力装置である。
【0022】
かかる発明では、出力手段が額面別集計枚数や集計結果差を表示や印字により出力することができる。したがって、請求項2から請求項7までの発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに証紙を搬送させかつ表示や印字を見るだけでよいから、より簡単に棚卸ができ専門的知識や熟練を要せず取扱いが極めて容易であるとともに印字として記録保持できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
本証紙読取計数出力装置10は、図1〜図3に示す如く、搬送手段20と証紙文字読取り手段30と計数手段(51,52)と額面別集計手段(51,52)と集計テーブル53Aと出力手段(51,52,56,57)とを設け、所定方向に搬送される証紙100,101に印刷された文字を読取り可能に形成し、読取られた文字を利用して当該証紙の額面とその枚数とを計数可能に形成するとともに計数された枚数を額面別に集計可能に形成し、集計された額面別集計枚数を記憶可能かつ目視可能に出力可能に形成されている。
【0024】
また、集計結果算出手段(51,52)および集計結果差算出手段(51,52)を設け、額面別集計枚数を目視可能とするに止まらず総括的な集計結果と集計結果差とを算出かつ出力可能に形成し、証紙棚卸作業の一層の簡素化・迅速化等々を図りかつ極めて取扱い容易に形成してある。
【0025】
外観斜視図を示す図1において、証紙読取計数出力装置10の本体11の左側方には複数の証紙シート100Sを収容可能なカセット12が着脱可能に設けられかつその下方に排出部17が設けられている。右側方には、ケース27を挿入供給するためのガイド板18が設けられている。さらに、その上面には、操作部55と表示部56とが目視可能に配設されている。
【0026】
搬送手段20は、図2に示す如く、ピックアップローラ21,図示省略したガイドプレート,搬送モータ23で回転駆動される搬送ローラ24等を含み、全体として本体11内に組込まれている。
【0027】
この搬送手段20は、カセット12内のバネ13Sで上方に付勢された載置台13に積重ね収容された証紙シート100Sをピックアップローラ21で1枚ずつピックアップしかつ複数の搬送ローラ24で矢印(所定)方向に搬送可能であるとともに、ガイド板18にガイドされつつ挿入されたケース27を矢印(所定)方向に搬送可能である。
【0028】
ここに、証紙シート100Sは連続された複数枚の証紙(例えば、切手,収入印紙,特許印紙等)100,101からなり、カセット12に収容されてから搬送される。図2に示す証紙100は切手である。また、非連続な複数枚の証紙100,101は、図1に示すようにケース27に収容されて搬送される。証紙101は特許印紙である。
【0029】
なお、カセット12に収容する証紙シート100Sは、完全なものに限らず一部分(例えば数枚)が引きちぎられた虫食い状態のものでもよい。ケース27に収容される複数枚の証紙100,101は、それぞれがバラバラの1枚に限らず図1に示すように例えば5枚の10円切手(100)が連続したものや10000円の特許印紙(101)が7枚連続したものであってもよい。つまり、ケース27に収容しなければ搬送できない証紙についてはケース27に収容させて搬送する。
【0030】
このケース27は、少くとも読取センサ33に向う面が透明とされる。この実施形態では、全面が透明の薄い合成樹脂シートを2枚重ねしかつ2辺を溶着した袋形状に形成されている。なお、図1に示す各証紙100,101の額面(10円,10000円)は、説明便宜のために上向きとされているが、実際には下向きとしてケース27に収容されかつ搬送される。
【0031】
証紙文字読取り手段30は、図2,図3に示す文字読取機能がパッケージされた素子を含む文字読取データ処理回路31と,蛍光灯32と,CCDからなる読取センサ33とからなり、搬送手段20によって搬送中の証紙100,101に印刷された文字を読取ることができる。
【0032】
詳しくは、証紙文字読取データ処理回路31が、図4(A)に示す読取センサ33で読取った模様(絵柄),文字(数字,漢字,ひらがな)等を含む証紙画像から、同(B)に示す如く文字列とその位置とを抽出読取りし、かつ同(C)に示すように座標的にデータ処理しかつ記憶する。
【0033】
図3において、制御ユニット50は、CPU51,ROM52,RAM53,時計回路(TOD)54,操作部55,表示部56,印字部57,入出力ポート(I/O)58等を含み、装置全体を駆動制御することができる。23Dは搬送ローラ24を回転させる搬送モータ23のモータドライバで、26Dはシャッター(図示省略)の開閉モータ26のモータドライバであり、文字読取データ処理回路31とともに便宜的に制御ユニット50内に示してある。
【0034】
なお、シャッターは、図1に示すガイド板18上に設けられた挿入口(図示省略)を開閉するものであり、証紙シート100Sの搬送中にケース27の挿入を防止するために設けられている。
【0035】
ROM52には、図5〜図8に示す各制御プログラムが格納されてる。RAM53には、額面別集計枚数を記憶させるための集計テーブル53Aが設けられている。また、実質的には集計テーブル53Aを形成するものであるが、説明便宜のために図示した合計テーブル53Bおよびリストテーブル53Cが設けられている。
【0036】
操作部55には、図1に示す始めボタン,終りボタン,記憶ボタン,取消ボタン,呼出ボタン,選択矢印ボタン,差ボタンが設けられている。出力手段の一部を成す表示部56は、LCDから形成され、証紙100,101の額面および枚数,額面別集計枚数,集計結果(合計枚数,合計金額等),集計結果差や各種ガイダンス等を表示出力可能である。また、出力手段の一部を成す印字部57は、サーマルプリンタから形成され、表示内容(各種ガイダンス等を除く)と同様な内容を用紙57Pに印字出力することができる。このプリンタ(57)は、図1,図2に示す如く、本体11内に収容されている。
【0037】
入出力ポート58には、本体11にカセット12が装着されていることを検出可能なカセットセンサ15,カセット12(13)に証紙シート100Sが載置収容されていることを検出可能な証紙シートセンサ16,搬送モータ23でピックアップローラ21を回転させるタイミングを制御するためのソレノイド22,搬送手段20によって搬送されている証紙シート100Sを検出可能で搬送路の左右に取付けられた一対の搬送証紙センサ25L,25Rおよびケース27が挿入口に挿入供給されたことを検出可能なケースセンサ28が接続されている。
【0038】
さて、証紙シート搬送制御手段(CPU51,ROM52)は、搬送手段20と関与して証紙シート100Sを搬送制御する。すなわち、始めボタンが押下操作(ON)されかつカセットセンサ15でカセット12が装着されていることが確認された場合(図5のST10のYES,ST11のYES)に、搬送モータ23を回転駆動しかつ適時にソレノイド22をONさせて証紙シート100Sを1枚ずつ所定方向に搬送制御(ST13)する。始めボタンのONは、終りボタンがONされるまで、RAM53のワークエリアに記憶保持される。
【0039】
但し、図2に示す読取センサ33の僅かに手前の証紙シート検出位置に配設された搬送証紙シートセンサ25L,25Rによって検出された搬送中の証紙シート100Sが、正常搬送判別手段(CPU51,ROM52)によって正常搬送されていないつまり斜め搬送や重ね搬送されていると判別(ST14のNO)された場合には、当該証紙シート100Sを直ちに排出部17へ排出(ST15)するものと形成されている。この際は、証紙100,101の文字は読取りされない。
【0040】
さらに、証紙シート搬送制御手段(51,52)は、カセット12が引抜かれたことがカセットセンサ15の作動に基き割込み検出された場合に、搬送中の証紙シート100Sを排出部17へ緊急排出(図8のST53)しかつ次の証紙シート100Sのピックアップ動作を含む搬送を停止(ST54)する。また、搬送中の証紙シート100Sの少なくとも先端が上記した証紙シート検出位置を通過している場合(ST51のYES)には、証紙文字読取り等の停止信号を出力(ST52)するものと形成されている。
【0041】
次に、ガイダンス表示制御手段(CPU51,ROM52)は、カセット12が装着されていないか,カセット12が装着されていても証紙シート100Sが検出されない場合(図5のST11のNO,ST12のNO)に、終了選択ガイダンス(例えば、“終了ですか?”)を表示部56に表示(ST16)する。
【0042】
また、シャッター開閉制御手段(CPU51,ROM52)は、開閉モータ26を回転制御してシャッターを開いて上記した挿入口を開放(ST17)する。つまり、ケース27を挿入可能状態にする。
【0043】
ケース搬送制御手段(CPU51,ROM52)は、搬送手段20と関与してシート27を所定方向に搬送制御する。すなわち、ケースセンサ28の作動に基きケース27の挿入が検出された場合(ST18のYES)に、搬送モータ23を回転駆動して当該ケース27を所定方向へ搬送(ST19)する。この際は、ソレノイド22はピックアップ動作されない。
【0044】
ここにおいて、読取証紙文字読込み制御手段(CPU51,ROM52)は、証紙文字読取り手段30(31)が読取った文字とその位置とを読込む。すなわち、正常搬送(図5のST14のYES)された証紙シート100Sの各証紙100およびケース27に収容して搬送(ST19)された各証紙100,101の読取文字およびその位置を、文字読取データ処理回路31に関与して読込み制御する(図5のST100,図7のST102)。読込んだ読取証紙文字およびその位置は、RAM53のワークエリアに記憶(ST102)される。
【0045】
なお、ガイダンス表示制御手段(51,52)は、表示部56に“証紙文字読取り中”を表示(ST101)する。
【0046】
次に、計数手段は、計数制御プログラムを格納させたROM52とCPU51とから形成され、証紙文字読取り手段30で読取られた読取証紙文字(およびその位置)を利用して額面およびその枚数を累積して計数する(図7のST103)。
【0047】
また、額面別集計手段は、計数(ST103)された枚数を額面別に集計する手段で、額面別集計制御プログラムを格納させたROM52とCPU51とから形成され、図7のST104で実行される。額面(例えば100円)の計数枚数が例えば500枚と集計される。各額面別集計枚数は、記憶制御手段(CPU51,ROM52)によって集計テーブル53Aに記憶(ST105)される。
【0048】
出力手段は、額面別集計枚数を目視可能に出力する手段で、出力制御プログラムを格納させたROM52とCPU51と表示部56と印字部57とから形成されている。すなわち、表示部56に表示出力(ST106)しかつ印字部57で用紙57Pに印字出力(ST106)することができる。
【0049】
また、集計結果算出手段は、集計結果算出プログラムを格納させたROM52とCPU51とから形成され、集計テーブル53Aに記憶されている各額面別集計枚数を合計した合計枚数および合計金額を含む集計結果を算出(図6のST23)する。すなわち、終了選択ガイダンス(図5のST16)を参照して終りボタンを押下操作(ON)する(図6のST21のYES)と、集計テーブル53Aに記憶(図7のST105,図6のST22のYES)されている各額面別集計枚数(例えば、5円×2枚と10円×5枚)の合計枚数(7枚=2+5)とその合計金額(60円=5×2+10×5)とを算出(ST23)する。
【0050】
記憶制御手段(51,52)は、算出された集計結果を合計テーブル(集計テーブル)53Bに記憶(ST24)する。この際も、出力手段(51,52,56,57)が働く。また、ガイダンス表示制御手段(CPU51,ROM52)が、記憶・取消選択ガイダンス(例えば、“記憶しますか? 取り消しますか?”)を表示部56に表示する(ST26)。
【0051】
操作部55の取消ボタンを押下操作(ON)すると、取消制御手段(CPU51,ROM52)が合計テーブル53Bに記憶された合計(集計結果)を取消す(ST32のYES,ST33)。記憶ボタンをONする(ST27のYES)と、リスト作成手段(CPU51,ROM52)が時計回路54から読出した当該時刻を含むリストに作成(ST29)する。このリストは、記憶制御手段(51,52)によってリストテーブル(集計テーブル)53Cに記憶(ST30)される。この際、出力手段(51,52,56,57)は、リストを印字出力(ST31)する。表示出力(ST31)もされる。
【0052】
このリストテーブル53Cに記憶されたリスト(集計結果)は、呼出ボタンをON(図6のST34のYES)することにより、何時でも表示(印字)出力(ST37)することができる。すなわち、出力手段(51,52,56,57)は、リストテーブル53Cから記憶リストを読出し(ST35,ST36)て、表示部56に表示出力(ST37)する。例えば、前回集計結果と今回集計結果とを同時に目視確認することができる。
【0053】
さらに、カーソル方式の選択矢印ボタンを用いて2つの集計結果(差算出対象)を選択(ST38のYES)しかつ差ボタンをON(ST39のYES)すると、集計結果差算出プログラムを格納させたROM52とCPU51とからなる集計結果差算出手段が、選択された2つの集計結果(合計)の差を算出(ST40)する。算出された差は、出力手段(51,52,55,56)によって出力(ST41,ST42)される。
【0054】
なお、この実施形態では、集計テーブル(53B)に前回リストと今回リストとを記憶可能とされているので、差を算出・出力した後には前回リストを消去しかつ今回リストを前回リストと更新(ST43)するものとしてある。
【0055】
次に、この実施形態の作用・動作を説明する。
例えば図1に示す10円切手(証紙100)が5枚連続したものと、これと非連続な10000円の特許印紙(証紙101)が7枚連続したものとをケース27に収容させ、ガイド板18にセットしたとする。
【0056】
そして、始めボタンをON(図5のST10のYES)すると、カセット12が装着されていないので(ST11のNO)、ガイダンス表示制御手段(51,52)が表示部56に終了選択ガイダンスを表示(ST16)する。シャッター開閉制御手段(51,52)は、シャッターを開放(ST17)する。オペレータは、ケース27を挿入口に軽く押込む。すると、ケースセンサ28の作動に基き、CPU51はケース27を検出したと判断(ST18のYES)する。
【0057】
ケース搬送制御手段(51,52)は、搬送手段20と関与して、ケース27を所定方向に搬送させるように制御する(ST19)。すると、証紙文字読取り手段30が、ケース27内の各証紙100,101に印刷された文字とその位置とを読取る(ST100)。
【0058】
ガイダンス表示制御手段(51,52)は“証紙文字読取り中”を表示(図7のST101)し、読取証紙文字読込み制御手段(51,52)は、証紙文字読取り手段30で読取られた証紙文字および位置を読込んでRAM53のワークエリアに記憶(ST103)する。
【0059】
計数手段(51,52)は、読込まれた読取証紙文字(およびその位置)を利用して当該証紙の額面とその枚数とを計数(ST103)しかつ額面別集計手段(51,52)によって額面別に集計(ST104)されかつ記憶制御手段(51,52)によって集計テーブル53Aに記憶(ST105)される。この場合の額面別集計枚数は、“10円切手×5枚”と“10000円特許印紙×7枚”である。
【0060】
この額面別集計枚数は、出力手段(51,52,56,57)によって表示出力および印字出力(ST106)される。しかる後に、シャッター開閉制御手段(51,52)は、シャッターを閉鎖(図5のST20)する。したがって、各額面ごとの棚卸しを迅速かつ正確に行える。
【0061】
終りボタンをON(図6のST21のYES)すると、集計結果算出手段(51,52)によって合計つまり合計枚数(12=5+7)と合計金額(70050=50+70000=10×5+10000×7)とが算出(ST23)され、記憶制御手段(51,52)によって合計テーブル(集計テーブル)53Bに記憶(ST24)される。
【0062】
出力手段(51,52,56,57)は、表示(印字)出力(ST25)する。すなわち、図1に示す如く表示部56に出力される。したがって、瞬間的に証紙シート100Sの体を成さないバラバラの各証紙100,101の棚卸しができる。
【0063】
ガイダンス表示制御手段(51,52)は、記憶・取消選択ガイダンスを表示(ST26)する。ここで、記憶ボタンをON(ST27のYES)すれば、リスト作成手段(51,52)と記憶制御手段(51,52)とが働き、当該集計結果は時刻とともにリストとしてリストテーブル(集計テーブル)53Cに記憶(ST28〜30)される。出力手段(51,52,56,57)によって用紙57Pに印字出力(ST31)される。取消ボタンをON(ST32のYES)すれば、合計テーブル53Bから当該集計結果は取消される(ST33)。
【0064】
次に、図2に示す50円切手(証紙100)が例えば100枚連続した証紙(切手)シート100Sと100円切手(証紙100)が例えば100枚連続した証紙(切手)シート100Sとを重ねて収容させたカセット12を図1に示す如く本体11に装着し、かつ前述した場合と同じ証紙100(10円×5枚,10000円×7枚)を収容させた図1に示すケース27をガイド板18にセットした場合を考える。
【0065】
ここで、始めボタンをON(図5のST10のYES)すると、カセットセンサ15に基きカセット装着と判断(ST11のYES)されかつ証紙シートセンサ16に基き証紙シートが有ると判断(ST12のYES)される。すると、証紙シート搬送制御手段(51,52)が働く。すなわち、搬送モータ23が回転されかつソレノイド22がONされ、上側の証紙シート(50円×100枚)100Sが所定方向に搬送(ST13)される。
【0066】
その先端が証紙シート検出位置を通過し、かつ左右一対の搬送証紙センサ25L,25Rに基き正常搬送制御手段(51,52)が斜め送りや2重送りのない正常搬送と判断(ST14のYES)すると、証紙文字読取り手段30が各証紙に印刷された額面と位置とを読取るとともに読取証紙文字読込み制御手段(51,52)がそれらを読込む〔ST100(図7のST102)〕。
【0067】
すると、計数手段(51,52)で計数(ST109)された額面および枚数は100枚でかつ額面別集計手段(51,52)で集計(ST110)された種類別集計枚数は50円×100枚である。これらは、出力手段(51,52等)によって表示部56に表示出力(ST112)される。
【0068】
しかる後に、2枚目(下側)の証紙シート100S(100円×100枚)が搬送(図5のST10〜ST13)され、同様に計数(図7のST103)されかつ集計(ST104)される。この際の計数額面は100円で枚数は100枚でかつ額面別集計枚数は100円×100枚である。
【0069】
これが終了すると、CPU51によって証紙シート100Sが無いと判断(図5のST12のYES)される。すると、終了選択ガイダンスが表示(ST16)され、シャッターが開放(ST17)される。したがって、ケース27を挿入口内に軽く押込むと、ケース搬送制御手段(51,52)が働き所定方向に搬送(ST19)する。ST100(図7)で計数された額面は10円と10000円とで、その枚数は5枚と7枚であり、額面別集計枚数は10円×5枚と10000円×7枚とである。
【0070】
かくして、終りボタンをON(図6のST21のYES)すると、集計結果算出手段(51,52)によって集計結果が算出(ST23)され合計テーブル53Bに記憶(ST24)される。この際の集計結果は、合計枚数(212枚=100+100+5+7)と合計金額(85050円=5000+10000+50+70000)である。ここで、記憶ボタンをON(ST27のYES)して、リストテーブル53Cにリストとして記憶(ST30)しておく。
【0071】
呼出ボタンをON(ST34のYES)すると、出力手段(51,52,56,57)がリストテーブル53Cから記憶リストを読出し(ST36)かつ表示部56に表示出力(ST37)する。リストテーブル(集計テーブル)53Cに記憶されている前回の集計結果(リスト)は、合計枚数が550枚で合計金額が531000円である。このリスト内訳は、50円切手×100枚の証紙シート100Sが2枚分の(10000円×200枚)と,100円切手×100枚の証紙シート100Sが2枚分の(20000円×200枚)と,10円切手×100枚の証紙シート100Sが1枚分の(1000円×100枚)と,10000円特許印紙×50枚の証紙シート100Sの(500000円×50枚)であったとする。
【0072】
そして、選択矢印ボタンを用いて前回集計結果(531000円×550枚)と今回集計結果(85050円×212枚)とを選択(ST38のYES)しかつ差ボタンをON(ST39のYES)すると、集計結果差手段(51,52)が集計結果差(445950円×338枚)を算出(ST40)する。出力手段(51,52,56,57)は、表示部56に表示出力(ST41)しかつ用紙57Pに印字出力(ST42)する。したがって、販売実績(総金額)と集計結果差を比較すれば、総合的に迅速かつ正確に棚卸しすることができる。
【0073】
なお、各証紙(額面)ごとに選択(ST38のYES)して集計結果差算出手段(51,52)を働かせれば、各証紙(額面)ごとの棚卸しをすることができる。例えば50円切手は、前回リストが〔(50円×100枚)シート×2〕でかつ今回リストが〔(50円×100枚)シート×1〕であるから、その差は証紙(50円切手×100枚)シートの1枚分が販売されたことになる。また、10円切手は、前回リストが〔(10円×100枚)シート×1〕でかつ今回リストがバラの5枚であるから、その差は95枚分の950円が販売されたことになる。
【0074】
しかして、この実施形態によれば、所定方向に搬送される証紙に印刷された文字を読取り可能に形成し、読取られた文字を利用して当該証紙の額面とその枚数とを計数可能に形成するとともに計数された枚数を額面別に集計可能に形成し、集計された額面別集計枚数を記憶可能かつ目視可能に出力可能に形成されているので、残りの証紙100,101が証紙シート100Sのままであっても虫食い状態であったとしてもさらにバラバラであったとしても、額面別集計枚数を迅速かつ正確に目視確認できるから、棚卸作業能率を大幅に向上できる。
【0075】
また、搬送手段20と証紙文字読取り手段30と計数手段(51,52)と額面別集計手段(51,52)と集計テーブル53Aと出力手段(51,52,56,57)とを設け、搬送された証紙100,101の印刷された額面とその枚数とを計数可能であるとともに集計枚数を額面別に記憶かつ出力可能に形成されているので、証紙100,101を搬送手段20に供給するだけでよい。したがって、一段と迅速な棚卸ができかつ取扱いも容易である。
【0076】
また、証紙文字読取り手段30が、読取った証紙文字(額面)とその位置とを読取可能かつ座標データとして記憶可能に形成されているので、計数手段(51,52)の簡素化を図れるとともに額面とその枚数とをより迅速かつ正確に計数することができる。
【0077】
また、操作部55と表示部56とが本体11の上面に配設されているので、取扱いが簡単で正確な棚卸ができる。
【0078】
また、ガイダンス表示制御手段(51,52)を設けて終了選択ガイダンス,記憶・取消選択ガイダンス等を表示可能に形成されているので、この点からも取扱いが非常に容易である。
【0079】
また、搬送手段20が連続された複数枚の証紙からなる証紙シート100Sを搬送可能に形成されているので、完全なあるいは一部分が虫食い状態である証紙シート100Sの棚卸を一段と迅速かつ容易に行える。
【0080】
また、搬送手段20が非連続の複数枚の証紙を収納可能なケース27を搬送可能に形成されているので、非連続でバラバラの証紙の棚卸を一段と迅速かつ容易に行える。
【0081】
また、搬送手段20が証紙シート100Sおよびケース27のいずれも連続的に搬送可能に形成されているので、必然的に残るバラバラの証紙100,101を、完全または虫食い状態の証紙シート100Sの読取りに引続いて、読取り作業することができる。したがって、作業能率をより向上できる。
【0082】
また、正常搬送判別手段(51,52)を設け、証紙シート100Sが斜め送りや2重送りされていることを判別可能かつ非正常搬送と判別された場合には当該証紙シート100Sを排出部17に緊急排出可能に形成されているので、証紙100,101の画像読取りの正確性を保障することができるとともに作業能率を高められる。
【0083】
また、ガイド板18上の挿入口を開閉するシャッターとシャッター開閉制御手段(51,52)とを設け、証紙シート100Sの搬送中にはケース27を挿入不能に形成されているので、確実な読取り作業ができる。
【0084】
さらに、集計テーブル53Aに記憶されている各額面別集計枚数を合計した合計枚数および合計金額を含む集計結果を算出する集計結果算出手段を設けるとともに集計テーブル53A(53B)が算出された集計結果も記憶可能に形成されているので、集計テーブル(53B)に記憶されている各集計結果を表示や印字により出力することができる。したがって、完全な証紙シート100Sおよび非連続でバラバラの証紙100,101が混ざっているか否かに拘わらず総合的な判断ができるから、棚卸を一段と正確かつ迅速に行える。
【0085】
さらに、集計テーブル53A(53C)が前回および今回の各集計結果を記憶可能に形成されかつ前回および今回の各集計結果の差を算出する集計結果差算出手段(51,52)が設けられているので、算出された例えば開局時と閉局時との差を表示や印字することができる。したがって、瞬時的に販売実績との比較ができるので、棚卸を一段と大幅に迅速化できる。
【0086】
さらに、リスト作成手段(51,52)を設け集計結果を時刻を含むリストに作成しかつこのリストを集計テーブル(53B)に記憶可能に形成されているので、前後の比較をより正確に行える。
【0087】
さらにまた、出力手段(51,52,56,57)が集計結果差も目視可能に形成されているので、取扱いが一段と容易となる。
【0088】
さらにまた、出力手段(51,52,56,57)が表示出力および印字出力可能に形成されているので、額面別集計枚数や集計結果差を表示や印字により出力することができる。したがって、証紙100,101を搬送させかつ表示や印字を見るだけでよいからより簡単に棚卸ができ専門的知識や熟練を要せず取扱いが極めて容易であるとともに印字として記録保持できる。
【0089】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、所定方向に搬送される証紙に印刷された文字を読取り可能に形成し、読取られた文字を利用して当該証紙の額面とその枚数とを計数可能に形成するとともに計数された枚数を額面別に集計可能に形成し、集計された額面別集計枚数を記憶可能かつ目視可能に出力可能に形成されているので、残りの証紙が証紙シートのままであっても虫食い状態であったとしてもさらにバラバラであったとしても、額面別集計枚数を迅速かつ正確に目視確認できるから、棚卸作業能率を大幅に向上できる。
【0090】
また、請求項2の発明によれば、搬送手段と証紙文字読取り手段と計数手段と額面別集計手段と集計テーブルと出力手段とを設け、搬送された証紙の額面および枚数を計数可能であるとともに集計枚数を額面別に記憶可能かつ出力可能に構成されているので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得ることはもとより、証紙を搬送手段に供給するだけでよいから、一段と迅速な棚卸ができかつ取扱いも容易である。
【0091】
また、請求項3の発明によれば、搬送手段が連続された複数枚の証紙からなる証紙シートを搬送可能に形成されているので、搬送手段が完全な証紙シートでも虫食い状態の証紙シートでも搬送可能である。したがって、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに証紙シートの棚卸を一段と迅速かつ容易に行える。
【0092】
また、請求項4の発明によれば、搬送手段が非連続の複数枚の証紙を収納可能なケースを搬送可能に形成されているので、請求項2の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに非連続でバラバラの証紙の棚卸を一段と迅速かつ容易に行える。
【0093】
また、請求項5の発明によれば、集計結果算出手段を設けるとともに集計テーブルが算出された集計結果も記憶可能に形成されているので、集計テーブルに記憶されている各集計結果を表示や印字により出力することが可能となる。よって、請求項2から請求項4までの発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに完全な証紙シートおよび非連続でバラバラの証紙が混ざっているか否かに拘わらず総合的な判断ができるから、棚卸を一段と正確かつ迅速に行える。
【0094】
また、請求項6の発明によれば、集計テーブルが前回および今回の各集計結果を記憶可能に形成されかつ集計結果差算出手段が設けられているので、算出された例えば開局時と閉局時との集計結果差を表示や印字により出力することが可能となる。よって、請求項5の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに瞬時的に販売実績との比較ができるので、棚卸を一段と大幅に迅速化できる。
【0095】
さらに、請求項7の発明によれば、出力手段が集計結果差も目視可能に形成されているので、集計結果差算出手段で算出された集計結果差を目視可能に出力することができる。したがって、請求項6の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに取扱いが一段と容易となる。
【0096】
さらにまた、請求項8の発明によれば、出力手段が表示出力および/または印字出力可能に形成されているので、額面別集計枚数や集計結果差を表示や印字により出力することができる。したがって、請求項2から請求項7までの発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに証紙を搬送させかつ表示や印字を見るだけでよいから、より簡単に棚卸ができ専門的知識や熟練を要せず取扱いが極めて容易であるとともに印字として記録保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す外観斜視図である。
【図2】同じく、主に搬送手段を説明するための分解斜視図である。
【図3】同じく、制御ユニットを説明するためのブロック図である。
【図4】同じく、証紙文字読取り処理を説明するための図である。
【図5】同じく、動作を説明するためのフローチャート(1)である。
【図6】同じく、動作を説明するためのフローチャート(2)である。
【図7】同じく、動作を説明するためのフローチャート(3)である。
【図8】同じく、動作を説明するためのフローチャート(4)である。
【符号の説明】
10 証紙読取計数出力装置
11 本体
12 カセット
13 載置台
15 カセットセンサ
16 証紙センサ
17 排出部
20 搬送手段
23 搬送モータ
24 搬送ローラ
25 搬送証紙センサ
26 開閉モータ
27 ケース
28 ケースセンサ
30 証紙文字読取り手段
31 文字読取データ処理回路
32 蛍光灯
33 読取センサ
50 制御ユニット
51 CPU(計数手段,額面別集計手段,出力手段、集計結果算出手段、集計結果差算出手段)
52 ROM(計数手段,額面別集計手段,出力手段、集計結果算出手段、集計結果差算出手段)
53 RAM
53A 集計テーブル
53B 合計テーブル(集計テーブル)
53C リストテーブル(集計テーブル)
54 時計回路
55 操作部
56 表示部(出力手段)
57 印字部(出力手段)
57P 用紙
58 入出力ポート
100,101 証紙
100S 証紙シート

Claims (8)

  1. 所定方向に搬送される証紙に印刷された文字を読取り可能に形成し、読取られた文字を利用して当該証紙の額面とその枚数とを計数可能に形成するとともに計数された枚数を額面別に集計可能に形成し、集計された額面別集計枚数を記憶可能かつ目視可能に出力可能に形成した、ことを特徴とする証紙読取計数出力装置。
  2. 証紙を所定方向に搬送可能な搬送手段と,搬送中の証紙に印刷された文字を読取り可能な証紙文字読取り手段と,読取られた文字を利用して当該証紙の額面とその枚数とを計数する計数手段と,計数された枚数を額面別に集計する額面別集計手段と,集計された額面別集計枚数を記憶可能な集計テーブルと,集計された額面別集計枚数を目視可能に出力する出力手段とを設け、搬送された証紙の額面および枚数を計数可能であるとともに集計枚数を額面別に記憶可能かつ出力可能に構成した、ことを特徴とする証紙読取計数出力装置。
  3. 前記搬送手段が、連続された複数枚の証紙からなる証紙シートを搬送可能に形成されている請求項2記載の証紙読取計数出力装置。
  4. 前記搬送手段が、非連続の複数枚の証紙を収納可能なケースを搬送可能に形成されている請求項2記載の証紙読取計数出力装置。
  5. 前記集計テーブルに記憶されている各額面別集計枚数のうちの各集計枚数を合計した合計枚数および各額面を合計した合計金額を含む集計結果を算出する集計結果算出手段を設けるとともに前記集計テーブルが算出された集計結果も記憶可能に形成されている請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載された証紙読取計数出力装置。
  6. 前記集計テーブルが前回および今回の各集計結果を記憶可能に形成されかつ前回および今回の各集計結果の差を算出する集計結果差算出手段が設けられている請求項5記載の証紙読取計数出力装置。
  7. 前記出力手段が、前記集計結果差も目視可能に形成されている請求項6記載の証紙読取計数出力装置。
  8. 前記出力手段が、表示出力および/または印字出力可能に形成されている請求項2から請求項7までのいずれか1項に記載された証紙読取計数出力装置。
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