JPH09305822A - 証紙読取計数出力装置 - Google Patents

証紙読取計数出力装置

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JPH09305822A
JPH09305822A JP8125353A JP12535396A JPH09305822A JP H09305822 A JPH09305822 A JP H09305822A JP 8125353 A JP8125353 A JP 8125353A JP 12535396 A JP12535396 A JP 12535396A JP H09305822 A JPH09305822 A JP H09305822A
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JP8125353A
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Shinya Nakamura
信也 中村
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】証紙の棚卸作業を迅速かつ正確に行えるように
する。 【解決手段】基準証紙画像設定記憶手段52Tと搬送手
段と証紙画像読取り手段30と比較判別手段51,52
と枚数計数手段51,52と種類別集計手段51,52
と集計テーブル53Aと出力手段51,52,56,5
7とを設け、所定方向に搬送される証紙の証紙画像を読
取り可能に形成し、読取られた証紙画像と予め設定記憶
された各基準証紙画像とを比較して読取証紙画像がいず
れかの基準証紙画像に合致するか否かを判別可能かつ合
致すると判別された場合に当該読取証紙画像の枚数を計
数可能に形成するとともに計数された枚数を種類別に集
計可能に形成し、集計された種類別集計枚数を記憶可能
かつ目視できるように出力可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、証紙の枚数を計数
して種類別に集計しかつ種類別集計枚数を記憶可能かつ
目視可能に出力する証紙読取計数出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】切手、印紙等を含む証紙は、複数枚が連
続した証紙シートとして作成され、郵便局員は顧客の所
望する1または2以上の証紙を当該各証紙シートから引
きちぎって販売している。
【0003】また、証紙は公のものでかつ金券に属する
ものであることから、慎重な管理が行われている。すな
わち、規模にもよるが、個人的な証紙箱を持ち、業務開
始および終了の際にいわゆる棚卸をして、販売実績と残
りとの照会を行うことが義務付けられている。
【0004】一方、全局員に共通の証紙箱を採用する場
合には、開局および閉局の都度、あるいは必要によって
その間の適時に、棚卸をしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの場合
の棚卸作業も、残りの証紙枚数を数えかつ種類別に集計
しなければならず多大な労力と時間とを要する。特に、
いわゆる虫食い状態の証紙シートやバラバラ(非連続)
の残り枚数を数えることは、裏面に糊が塗布されている
こともあって、非常に煩わしいばかりか計数ミスや集計
ミスを生じ易い。
【0006】本発明の目的は、証紙の棚卸作業を迅速か
つ正確に行える取扱い容易な証紙読取計数出力装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、所定
方向に搬送される証紙の証紙画像を読取り可能に形成
し、読取られた証紙画像と予め設定記憶された各基準証
紙画像とを比較して読取証紙画像がいずれかの基準証紙
画像に合致するか否かを判別可能かつ合致すると判別さ
れた場合に当該読取証紙画像の枚数を計数可能に形成す
るとともに計数された枚数を種類別に集計可能に形成
し、集計された種類別集計枚数を記憶可能かつ目視可能
に出力可能に形成した、ことを特徴とする。
【0008】かかる発明では、残りの証紙を搬送する
と、当該証紙の画像が読取られかつ読取られた証紙画像
は予め設定記憶された各基準証紙画像と比較されその合
致性が判別される。そして、基準証紙画像と合致すると
判別された読取証紙画像の枚数が計数されかつ種類(例
えば、額面等)別に集計される。この種類別集計枚数は
記憶されかつ出力される。したがって、残りの証紙が証
紙シートのままであっても虫食い状態であったとしても
さらにバラバラであったとしても、種類別集計枚数を迅
速かつ正確に目視確認できるから、棚卸作業能率を大幅
に向上できる。
【0009】また、請求項2の発明は、各基準証紙画像
を設定記憶可能な基準画像設定記憶手段と,証紙を所定
方向に搬送可能な搬送手段と,搬送中の証紙の画像を読
取り可能な証紙画像読取り手段と,読取られた証紙画像
と各基準証紙画像とを比較して読取証紙画像がいずれか
の基準証紙画像に合致するか否かを判別する比較判別手
段と,合致すると判別された場合に当該読取証紙画像の
枚数を計数可能な枚数計数手段と,計数された枚数を種
類別に集計する種類別集計手段と,集計された種類別集
計枚数を記憶可能な集計テーブルと,集計された種類別
集計枚数を目視可能に出力する出力手段とを設け、搬送
された証紙の枚数を計数可能であるとともに集計枚数を
種類別に記憶かつ出力可能に形成した、ことを特徴とす
る。
【0010】かかる発明では、証紙画像読取り手段は、
搬送手段によって所定方向に搬送されている証紙の画像
を読取る。すると、比較判別手段が、読取証紙画像と基
準画像設定記憶手段に予め設定記憶されている各基準証
紙画像とを比較していずれかの基準証紙画像に合致する
か否かを判別する。枚数計数手段が合致すると判別され
た読取証紙画像の証紙枚数のみを計数するとともに種類
別集計手段がその枚数を種類別に集計する。この種類別
集計枚数は集計テーブルに記憶されかつ出力手段によっ
て目視可能に例えば表示や印字によって出力される。
【0011】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏し得ることはもとより、証紙を搬送手段
に供給するだけでよいから、一段と迅速な棚卸ができか
つ取扱いも容易である。
【0012】また、請求項3の発明は、前記搬送手段
が、連続された複数枚の証紙からなる証紙シートを搬送
可能に形成されている証紙読取計数出力装置である。
【0013】かかる発明では、搬送手段が完全な証紙シ
ートでも虫食い状態の証紙シートでも搬送可能であるか
ら、請求項2の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る
他、さらに証紙シートの棚卸を一段と迅速かつ容易に行
える。
【0014】また、請求項4の発明は、前記搬送手段
が、非連続の複数枚の証紙を収納可能なケースを搬送可
能に形成されている証紙読取計数出力装置である。
【0015】かかる発明では、搬送手段がケースに収納
された証紙を所定方向に搬送可能であるから、請求項2
の発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに非
連続でバラバラの証紙の棚卸を一段と迅速かつ容易に行
える。
【0016】また、請求項5の発明は、前記比較判別手
段が、前記証紙画像読取り手段で読取られた複数の証紙
画像を1つずつ順番に比較判別可能に形成されている証
紙読取計数出力装置である。
【0017】かかる発明では、比較判別手段は読取証紙
画像を1つずつ順番に比較判別するので、請求項2から
請求項4までの発明の場合と同様な作用効果を奏し得る
他、さらに半切れ状態を排斥してより正確な棚卸がでで
きるばかりかミス作業や不正行為も防止することができ
る。
【0018】また、請求項6の発明は、前記比較判別手
段が、直前に合致すると判別した当該基準証紙画像を優
先した順番で次以降の前記読取証紙画像との比較をしつ
つ判別可能に形成されている証紙読取計数出力装置であ
る。
【0019】かかる発明では、比較判別手段は、直前に
合致すると判別した場合の基準証紙画像を優先した順番
で次以降の比較判別を行う。したがって、請求項5の発
明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに特に同
種類の証紙が連続した証紙シートについての棚卸をより
迅速に行える。
【0020】また、請求項7の発明は、前記比較判別手
段が、前記基準証紙画像および前記読取証紙画像の共通
した各一部分同志を比較判別可能に形成されている証紙
読取計数出力装置である。
【0021】かかる発明では、比較判別手段は、共通の
一部分同志を比較判別することができる。したがって、
請求項2から請求項6までの発明の場合と同様な作用効
果を奏し得る他、さらに比較判別処理を簡素化できかつ
一段と迅速に行える。
【0022】また、請求項8の発明は、前記証紙画像読
取り手段で読取られた前記読取証紙画像の1次元姿勢を
調整可能な読取証紙画像姿勢調整手段を設け、かつ前記
比較判別手段が姿勢調整後の読取証紙画像と前記基準証
紙画像とを比較判別可能に形成されている証紙読取計数
出力装置である。
【0023】かかる発明では、読取証紙画像姿勢調整手
段は証紙画像読取り手段で読取られた証紙画像の1次元
姿勢を調整する。比較判別手段は、この調整後の読取証
紙画像と比較判別する。したがって、基準証紙画像のデ
ータ処理的1次元姿勢と読取証紙画像との向きを合せて
比較判別することができる。よって、請求項2から請求
項7までの発明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、
さらに比較判別処理をより迅速かつ正確に行えるととも
に、証紙シートの搬送手段への供給姿勢や非連続証紙の
ケースへの収容姿勢の厳格性を問われないので一段と取
扱いが容易である。
【0024】さらに、請求項9の発明は、前記集計テー
ブルに記憶されている各種類別集計枚数を合計した合計
枚数および合計金額を含む集計結果を算出する集計結果
算出手段を設けるとともに前記集計テーブルが算出され
た集計結果も記憶可能に形成されている証紙読取計数出
力装置である。
【0025】かかる発明では、集計結果算出手段は、集
計テーブルに記憶されている各種類別集計枚数を合計し
た合計枚数および合計金額を含む集計結果を算出する。
この集計結果も集計テーブルに記憶される。したがっ
て、集計テーブルに記憶されている各集計結果を表示や
印字により出力することが可能となる。よって、請求項
2から請求項8までの発明の場合と同様な作用効果を奏
し得る他、さらに完全な証紙シートおよび非連続でバラ
バラの証紙が混ざっているか否かに拘わらず総合的な判
断ができるから、棚卸を一段と正確かつ迅速に行える。
【0026】さらに、請求項10の発明は、前記集計テ
ーブルが前回および今回の各集計結果を記憶可能に形成
されかつ前回および今回の各集計結果の差を算出する集
計結果差算出手段が設けられている証紙読取計数出力装
置である。
【0027】かかる発明では、集計結果差算出手段が、
集計テーブルに記憶されている前回の集計結果と今回の
集計結果との差を算出することができる。したがって、
算出された例えば開局時と閉局時との差を表示や印字に
より出力することが可能となる。よって、請求項9の発
明の場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに瞬時的
に販売実績との比較ができるので、棚卸を一段と大幅に
迅速化できる。
【0028】さらにまた、請求項11の発明は、前記出
力手段が、前記集計結果差も目視可能に形成されている
証紙の読取計数出力装置である。
【0029】かかる発明では、出力手段は、集計結果差
算出手段で算出された集計結果差を目視可能に出力する
ことができる。したがって、請求項10の発明の場合と
同様な作用効果を奏し得る他、さらに取扱いが一段と容
易となる。
【0030】さらにまた、請求項12の発明は、前記出
力手段が表示出力および/または印字出力可能に形成さ
れている証紙読取計数出力装置である。
【0031】かかる発明では、出力手段が種類別集計枚
数や集計結果差を表示や印字により出力することができ
る。したがって、請求項2から請求項11までの発明の
場合と同様な作用効果を奏し得る他、さらに証紙を搬送
させかつ表示や印字を見るだけでよいから、より簡単に
棚卸ができ専門的知識や熟練を要せず取扱いが極めて容
易であるとともに印字として記録保持できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本証紙読取計数出力装置10は、図
1〜図4に示す如く、基準証紙画像設定記憶手段52T
と搬送手段20と証紙画像読取り手段30と比較判別手
段(51,52)と枚数計数手段(51,52)と種類
別集計手段(51,52)と集計テーブル53Aと出力
手段(51,52,56,57)とを設け、所定方向に
搬送される証紙100,101の証紙画像を読取り可能
に形成し、読取られた証紙画像と予め設定記憶された各
基準証紙画像200,300,400とを比較して読取
証紙画像がいずれかの基準証紙画像に合致するか否かを
判別可能かつ合致すると判別された場合に当該読取証紙
画像の枚数を計数可能に形成するとともに計数された枚
数を種類別に集計可能に形成し、集計された種類別集計
枚数を記憶可能かつ目視可能に出力可能に形成されてい
る。
【0033】また、集計結果算出手段(51,52)お
よび集計結果差算出手段(51,52)を設け、種類別
集計枚数を目視可能とするに止まらず総括的な集計結果
と集計結果差とを算出かつ出力可能に形成し、証紙棚卸
作業の一層の簡素化・迅速化等々を図りかつ極めて取扱
い容易に形成してある。
【0034】外観斜視図を示す図1において、証紙読取
計数出力装置10の本体11の左側方には複数の証紙シ
ート100Sを収容可能なカセット12が着脱可能に設
けられかつその下方に排出部17が設けられている。右
側方には、ケース27を挿入供給するためのガイド板1
8が設けられている。さらに、その上面には、操作部5
5と表示部56とが目視可能に配設されている。
【0035】搬送手段20は、図2に示す如く、ピック
アップローラ21,図示省略したガイドプレート,搬送
モータ23で回転駆動される搬送ローラ24等を含み、
全体として本体11内に組込まれている。
【0036】この搬送手段20は、カセット12内のバ
ネ13Sで上方に付勢された載置台13に積重ね収容さ
れた証紙シート100Sをピックアップローラ21で1
枚ずつピックアップしかつ複数の搬送ローラ24で矢印
(所定)方向に搬送可能であるとともに、ガイド板18
にガイドされつつ挿入されたケース27を矢印(所定)
方向に搬送可能である。
【0037】ここに、証紙シート100Sは連続された
複数枚の証紙(例えば、切手,収入印紙,特許印紙等)
100,101からなり、カセット12に収容されてか
ら搬送される。図2に示す証紙100は切手である。ま
た、非連続な複数枚の証紙100,101は、図1に示
すようにケース27に収容されて搬送される。証紙10
1は特許印紙である。
【0038】なお、カセット12に収容する証紙シート
100Sは、完全なものに限らず一部分(例えば数枚)
が引きちぎられた虫食い状態のものでもよい。ケース2
7に収容される複数枚の証紙100,101は、それぞ
れがバラバラの1枚に限らず図1に示すように例えば5
枚の10円切手(100)が連続したものや10000
円の特許印紙(101)が7枚連続したものであっても
よい。つまり、ケース27に収容しなければ搬送できな
い証紙についてはケース27に収容させて搬送する。
【0039】このケース27は、少くとも読取センサ3
3に向う面が透明とされる。この実施形態では、全面が
透明の薄い合成樹脂シートを2枚重ねしかつ2辺を溶着
した袋形状に形成されている。なお、図1に示す各証紙
100,101の額面(10円,10000円)は、説
明便宜のために上向きとされているが、実際には下向き
としてケース27に収容されかつ搬送される。
【0040】証紙画像読取り手段30は、図2,図3に
示す画像読取データ処理回路31と蛍光灯32とCCD
からなる読取センサ33とからなり、搬送手段20によ
って搬送中の証紙100,101の画像を読取ることが
できる。
【0041】図3において、制御ユニット50は、CP
U51,ROM52,RAM53,時計回路(TOD)
54,操作部55,表示部56,印字部57,入出力ポ
ート(I/O)58等を含み、装置全体を駆動制御する
ことができる。23Dは搬送ローラ24を回転させる搬
送モータ23のモータドライバで、26Dはシャッター
(図示省略)の開閉モータ26のモータドライバであ
り、画像読取データ処理回路31とともに便宜的に制御
ユニット50内に示してある。
【0042】なお、シャッターは、図1に示すガイド板
18上に設けられた挿入口(図示省略)を開閉するもの
であり、証紙シート100Sの搬送中にケース27の挿
入を防止するために設けられている。
【0043】ROM52には、図5〜図8に示す各制御
プログラムが格納されている他、図4に示す基準画像設
定記憶手段52Tが形成されている。この基準画像設定
記憶手段には、各基準証紙画像200(切手画像),3
00(収入印紙画像),400(特許印紙画像)等が設
定記憶される。この実施形態では、種類,証紙番号,お
よびその額面も当該各基準証紙画像と対応させて設定記
憶されている。
【0044】RAM53には、種類別集計枚数を記憶さ
せるための集計テーブル53Aが設けられている。ま
た、実質的には集計テーブル53Aを形成するものであ
るが、説明便宜のために図示した合計テーブル53Bお
よびリストテーブル53Cが設けられている。
【0045】操作部55には、図1に示す始めボタン,
終りボタン,記憶ボタン,取消ボタン,呼出ボタン,選
択矢印ボタン,差ボタンが設けられている。出力手段の
一部を成す表示部56は、LCDから形成され、証紙1
00,101の計数枚数,種類別集計枚数,集計結果
(合計枚数,合計金額等),集計結果差や各種ガイダン
ス等を表示出力可能である。また、出力手段の一部を成
す印字部57はサーマルプリンタから形成され、表示内
容(各種ガイダンス等を除く)と同様な内容を用紙57
Pに印字出力することができる。このプリンタ(57)
は、図1,図2に示す如く、本体11内に収容されてい
る。
【0046】入出力ポート58には、本体11にカセッ
ト12が装着されていることを検出可能なカセットセン
サ15,カセット12(13)に証紙シート100Sが
載置収容されていることを検出可能な証紙シートセンサ
16,搬送モータ23でピックアップローラ21を回転
させるタイミングを制御するためのソレノイド22,搬
送手段20によって搬送されている証紙シート100S
を検出可能で搬送路の左右に取付けられた一対の搬送証
紙センサ25L,25Rおよびケース27が挿入口に挿
入供給されたことを検出可能なケースセンサ28が接続
されている。
【0047】さて、証紙シート搬送制御手段(CPU5
1,ROM52)は、搬送手段20と関与して証紙シー
ト100Sを搬送制御する。すなわち、始めボタンが押
下操作(ON)されかつカセットセンサ15でカセット
12が装着されていることが確認された場合(図5のS
T10のYES,ST11のYES)に、搬送モータ2
3を回転駆動しかつ適時にソレノイド22をONさせて
証紙シート100Sを1枚ずつ所定方向に搬送制御(S
T13)する。始めボタンのONは、終りボタンがON
されるまで、RAM53のワークエリアに記憶保持され
る。
【0048】但し、図2に示す読取センサ33の僅かに
手前の証紙シート検出位置に配設された搬送証紙シート
センサ25L,25Rによって検出された搬送中の証紙
シート100Sが、正常搬送判別手段(CPU51,R
OM52)によって正常搬送されていないつまり斜め搬
送や重ね搬送されていると判別(ST14のNO)され
た場合には、当該証紙シート100Sを直ちに排出部1
7へ排出(ST15)するものと形成されている。この
際は、証紙100,101の画像は読取りされない。
【0049】さらに、証紙シート搬送制御手段(51,
52)は、カセット12が引抜かれたことがカセットセ
ンサ15の作動に基き割込み検出された場合に、搬送中
の証紙シート100Sを排出部17へ緊急排出(図8の
ST53)しかつ次の証紙シート100Sのピックアッ
プ動作を含む搬送を停止(ST54)する。また、搬送
中の証紙シート100Sの少なくとも先端が上記した証
紙シート検出位置を通過している場合(ST51のYE
S)には、証紙画像読取り等の停止信号を出力(ST5
2)するものと形成されている。
【0050】次に、ガイダンス表示制御手段(CPU5
1,ROM52)は、カセット12が装着されていない
か,カセット12が装着されていても証紙シート100
Sが検出されない場合(図5のST11のNO,ST1
2のNO)に、終了選択ガイダンス(例えば、“終了で
すか?”)を表示部56に表示(ST16)する。
【0051】また、シャッター開閉制御手段(CPU5
1,ROM52)は、開閉モータ26を回転制御してシ
ャッターを開いて上記した挿入口を開放(ST17)す
る。つまり、ケース27を挿入可能状態にする。
【0052】ケース搬送制御手段(CPU51,ROM
52)は、搬送手段20と関与してシート27を所定方
向に搬送制御する。すなわち、ケースセンサ28の作動
に基きケース27の挿入が検出された場合(ST18の
YES)に、搬送モータ23を回転駆動して当該ケース
27を所定方向へ搬送(ST19)する。この際は、ソ
レノイド22はピックアップ動作されない。
【0053】ここにおいて、読取証紙画像読込み制御手
段(CPU51,ROM52)は、証紙画像読取り手段
30(31)が読取った証紙画像を読込む。すなわち、
正常搬送(図5のST14のYES)された証紙シート
100Sの各証紙100およびケース27に収容して搬
送(ST19)された証紙100,101の読取画像
を、画像読取データ処理回路31に関与して読込み制御
する(図5のST100,図7のST102)。読込ん
だ読取証紙画像は、RAM53のワークエリアに記憶
(ST103)される。
【0054】また、セル分解手段(CPU51,52)
は、読込んだ読取証紙画像を各証紙毎のセルに分解(S
T104)する。すると、証紙画像姿勢調整制御プログ
ラムを格納させたROM52とCPU51とからなる読
取証紙画像姿勢調整手段が、各読取証紙画像(セル)の
1次元姿勢を各基準証紙画像との比較便宜に調整(ST
105)する。なお、ガイダンス表示制御手段(51,
52)は、表示部56に“証紙画像読取り中”を表示
(ST101)する。
【0055】比較判別手段は、読取証紙画像(セル)と
基準画像設定記憶手段52Tから読出し(ST106)
された各基準画像200,300,400とを比較して
読取証紙画像がいずれかの基準証紙画像に合致するか否
かを判別する手段で、比較判別制御プログラムを格納さ
せたROM52とCPU51とから形成され、図7のS
T107,ST108で実行される。読取られた証紙画
像(セル)を1つずつ順番(ST111,ST107,
ST108)に比較判別する。
【0056】さらに、比較判別方法としては、各読取証
紙画像を1つの基準証紙画像に対して比較判別した後に
次の他の基準証紙画像と比較判別する方法と、1つの読
取証紙画像について各基準証紙画像と比較判別する方法
とが考えられるが、どちらが迅速処理できるかは運用の
実際上決め付けられない。
【0057】かくして、この実施形態では、例えば一方
隅のある読取証紙画像と選択されたある基準証紙画像と
を比較した結果、両者が合致するものと判別できた場合
には、次の比較判別をこの直前の基準証紙画像を優先し
た順番で次以降の読取画像との比較判別を実行可能に形
成してある。したがって、同じ証紙100が連続する証
紙シート100Sを読取った場合には、当該全証紙10
0を1つの基準証紙画像のみとの比較によって判別する
ことが可能となる。すなわち、比較判別処理の大幅な迅
速化を図れる。
【0058】さらに、正規の各証紙画像が一定の模様
(絵柄)に一定の文字が印刷されたものであることを考
えると、必ずしも証紙画像全体について比較判別しなく
とも合致性を正確に比較判別ができる筈である。そこ
で、基準証紙画像と読取証紙画像との共通した各一部分
同志を比較して合致性を判別可能に形成してある。この
意味においても、読取証紙画像姿勢調整手段(51,5
2)の1次元姿勢調整効果が一段と有効となる。
【0059】次に、枚数計数手段は、枚数計数制御プロ
グラムを格納させたROM52とCPU51とから形成
され、比較判別手段(51,52)によって合致すると
判別された場合にその読取証紙画像の枚数を累積して計
数する(図7のST109)。
【0060】また、種類別集計手段は、計数(ST10
9)された枚数を種類別に集計する手段で、種類別集計
制御プログラムを格納させたROM52とCPU51と
から形成され、図7のST110で実行される。種類別
とは、切手,収入証紙,特許印紙等種別、番号、額面等
のいずれかあるいは任意の組合せとしてもよいが、この
実施形態では主に種別と額面別とを選択してある。例え
ば100円切手の計数枚数が例えば500枚と集計され
る。各種類別集計枚数は、記憶制御手段(CPU51,
ROM52)によって集計テーブル53Aに記憶(ST
110)される。
【0061】出力手段は、種類別集計枚数を目視可能に
出力する手段で、出力制御プログラムを格納させたRO
M52とCPU51と表示部56と印字部57とから形
成されている。すなわち、表示部56に表示出力(ST
112)しかつ印字部57で用紙57Pに印字出力(S
T112)することができる。
【0062】また、集計結果算出手段は、集計結果算出
プログラムを格納させたROM52とCPU51とから
形成され、集計テーブル53Aに記憶されている各種類
別集計枚数を合計した合計枚数および合計金額を含む集
計結果を算出(図6のST23)する。すなわち、終了
選択ガイダンス(図5のST16)を参照して終りボタ
ンを押下操作(ON)する(図6のST21のYES)
と、集計テーブル53Aに記憶(図7のST110,図
6のST22のYES)されている各種類別集計枚数
(例えば、5円×2枚と10円×5枚)の合計枚数(7
枚=2+5)と合計金額(60円=5×2+10×5)
とを算出(ST23)する。
【0063】記憶制御手段(51,52)は、算出され
た集計結果を合計テーブル(集計テーブル)53Bに記
憶(ST24)する。この際も、出力手段(51,5
2、56,57)が働く。また、ガイダンス表示制御手
段(CPU51,ROM52)が、記憶・取消選択ガイ
ダンス(例えば、“記憶しますか? 取り消しますか
?”)を表示部56に表示する(ST26)。
【0064】操作部55の取消ボタンを押下操作(O
N)すると、取消制御手段(CPU51,ROM52)
が合計テーブル53Bに記憶された合計(集計結果)を
取消す(ST32のYES,ST33)。記憶ボタンを
ONする(ST27のYES)と、リスト作成手段(C
PU51,ROM52)が時計回路54から読出した当
該時刻を含むリストに作成(ST29)する。このリス
トは、記憶制御手段(51,52)によってリストテー
ブル(集計テーブル)53Cに記憶(ST30)され
る。この際、出力手段(51,52,56,57)は、
リストを印字出力(ST31)する。表示出力(ST3
1)もされる。
【0065】このリストテーブル53Cに記憶されたリ
スト(集計結果)は、呼出ボタンをON(図6のST3
4のYES)することにより、何時でも表示(印字)出
力(ST37)することができる。すなわち、出力手段
(51,52,56,57)は、リストテーブル53C
から記憶リストを読出し(ST35,ST36)て、表
示部56に表示出力(ST37)する。例えば、前回集
計結果と今回集計結果とを同時に目視確認することがで
きる。
【0066】さらに、カーソル方式の選択矢印ボタンを
用いて2つの集計結果(差算出対象)を選択(ST38
のYES)しかつ差ボタンをON(ST39のYES)
すると、集計結果差算出プログラムを格納させたROM
52とCPU51とからなる集計結果差算出手段が、選
択された2つの集計結果(合計)の差を算出(ST4
0)する。算出された差は、出力手段(51,52,5
5,56)によって出力(ST41,ST42)され
る。
【0067】なお、この実施形態では、集計テーブル
(53B)に前回リストと今回リストとを記憶可能とさ
れているので、差を算出・出力した後には前回リストを
消去しかつ今回リストを前回リストとして更新(ST4
3)するものとしてある。
【0068】次に、この実施形態の作用・動作を説明す
る。例えば図1に示す10円切手(証紙100)が5枚
連続したものと、これと非連続な10000円の特許印
紙(証紙101)が7枚連続したものとをケース27に
収容させ、ガイド板18にセットしたとする。
【0069】そして、始めボタンをON(図5のST1
0のYES)すると、カセット12が装着されていない
ので(ST11のNO)、ガイダンス表示制御手段(5
1,52)が表示部56に終了選択ガイダンスを表示
(ST16)する。シャッター開閉制御手段(51,5
2)は、シャッターを開放(ST17)する。オペレー
タは、ケース27を挿入口に軽く押込む。すると、ケー
スセンサ28の作動に基き、CPU51はケース27を
検出したと判断(ST18のYES)する。
【0070】ケース搬送制御手段(51,52)は、搬
送手段20と関与して、ケース27を所定方向に搬送さ
せるように制御する(ST19)。すると、証紙画像読
取り手段30が、ケース27内の各証紙100,101
の画像を読取る(ST100)。
【0071】ガイダンス表示制御手段(51,52)は
“証紙画像読取り中”を表示(図7のST101)し、
証紙画像読込み制御手段(51,52)は、証紙画像読
取り手段30で読取られた証紙画像を読込んでRAM5
3のワークエリアに記憶(ST103)する。
【0072】次いで、セル分解手段(51,52)が、
読込んだ読取証紙画像を1枚ずつのセルに分解(ST1
04)する。読取証紙画像姿勢調整手段(51,52)
は、各セルの1次元姿勢を読取面に規制正しく例えば縦
・横平行に調整(ST105)する。各基準証紙画像と
の比較判別の容易化を図る。
【0073】すると、比較判別手段(51,52)が、
図4に示す基準証紙画像設定記憶手段52Tから読出さ
れた各基準証紙画像200,300,400と、各読取
証紙画像(セル)とを1つずつ順番に比較判別(ST1
07,ST108)する。共通する各一部分同志の比較
によるから迅速に判別できる。しかも、直前に合致した
と比較判別した基準証紙画像(例えば、200)を優先
した順番で比較判別するので、例えば10円切手の全て
(5枚)について実行しかつしかる後に基準証紙画像4
00に切替えて7枚の特許印紙(101)について実行
することができるので、一段と高速処理できる。
【0074】合致すると判別(ST108のYES)さ
れた読取証紙画像(100,101)の枚数は、枚数計
数手段(51,52)によって計数(ST109)され
かつ種類別集計手段(51,52)によって種類別に集
計(ST110)されかつ記憶制御手段(51,52)
によって集計テーブル53Aに記憶(ST110)され
る。全てのセルについて終了(ST111のYES)し
た段階における種類別集計枚数は、“10円切手×5
枚”と“10000円特許印紙×7枚”である。
【0075】この種類別集計枚数は、出力手段(51,
52,56,57)によって表示出力および印字出力
(ST112)される。しかる後に、シャッター開閉制
御手段(51,52)は、シャッターを閉鎖(図5のS
T20)する。したがって、各種類ごとの棚卸を迅速か
つ正確に行える。
【0076】終りボタンをON(図6のST21のYE
S)すると、集計結果算出手段(51,52)によって
合計つまり合計枚数(12=5+7)と合計金額(70
050=50+70000=10×5+10000×
7)とが算出(ST23)され、記憶制御手段(51,
52)によって合計テーブル(集計テーブル)53Bに
記憶(ST24)される。
【0077】出力手段(51,52,56,57)は、
表示(印字)出力(ST25)する。すなわち、図1に
示す如く表示部56に出力される。したがって、瞬間的
に証紙シート100Sの体を成さないバラバラの各証紙
100,101の棚卸しができる。
【0078】ガイダンス表示制御手段(51,52)
は、記憶・取消選択ガイダンスを表示(ST26)す
る。ここで、記憶ボタンをON(ST27のYES)す
れば、リスト作成手段(51,52)と記憶制御手段
(51,52)とが働き、当該集計結果は時刻とともに
リストとしてリストテーブル(集計テーブル)53Cに
記憶(ST28〜30)される。出力手段(51,5
2,56,57)によって用紙57Pに印字出力(ST
31)される。取消ボタンをON(ST32のYES)
すれば、合計テーブル53Bから当該集計結果は取消さ
れる(ST33)。
【0079】次に、図2に示す50円切手(証紙10
0)が例えば100枚連続した証紙(切手)シート10
0Sと100円切手(証紙100)が例えば100枚連
続した証紙(切手)シート100Sとを重ねて収容させ
たカセット12を図1に示す如く本体11に装着し、か
つ前述した場合と同じ証紙100(10円×5枚,10
000円×7枚)を収容させた図1に示すケース27を
ガイド板18にセットした場合を考える。
【0080】ここで、始めボタンをON(図5のST1
0のYES)すると、カセットセンサ15に基きカセッ
ト装着と判断(ST11のYES)されかつ証紙シート
センサ16に基き証紙シートが有ると判断(ST12の
YES)される。すると、証紙シート搬送制御手段(5
1,52)が働く。すなわち、搬送モータ23が回転さ
れかつソレノイド22がONされ、上側の証紙シート
(50円×100枚)100Sが所定方向に搬送(ST
13)される。
【0081】その先端が証紙シート検出位置を通過し、
かつ左右一対の搬送証紙センサ25L,25Rに基き正
常搬送制御手段(51,52)が斜め送りや2重送りの
ない正常搬送と判断(ST14のYES)すると、証紙
画像読取り手段30が各証紙画像を読取るとともに読取
証紙画像読込み制御手段(51,52)がそれらを読込
む〔ST100(図7のST102)〕。
【0082】この場合もセル分解手段(51,52),
読取証紙画像姿勢調整手段(51,52),比較判別手
段(51,52)が働く(ST104〜108)。した
がって、枚数計数手段(51,52)で計数(ST10
9)された読取証紙画像の枚数は100枚でかつ種類別
集計手段(51,52)で集計(ST110)された種
類別集計枚数は50円×100枚である。これらは、出
力手段(51,52等)によって表示部56に表示出力
(ST112)される。
【0083】しかる後に、2枚目(下側)の証紙シート
100S(100円×100枚)が搬送(図5のST1
0〜ST13)され、同様に計数(図7のST109)
されかつ集計(ST110)される。この際の計数枚数
は100枚でかつ種類別集計枚数は100円×100枚
である。
【0084】これが終了すると、CPU51によって証
紙シート100Sが無いと判断(図5のST12のYE
S)される。すると、終了選択ガイダンスが表示(ST
16)され、シャッターが開放(ST17)される。し
たがって、ケース27を挿入口内に軽く押込むと、ケー
ス搬送制御手段(51,52)が働き所定方向に搬送
(ST19)する。ST100(図7)で計数された枚
数は前述した場合と同じく5枚と7枚であり、種類別集
計枚数は10円×5枚,10000円×7枚である。
【0085】かくして、終りボタンをON(図6のST
21のYES)すると、集計結果算出手段(51,5
2)によって集計結果が算出(ST23)され合計テー
ブル53Bに記憶(ST24)される。この際の集計結
果は、合計枚数(212枚=100+100+5+7)
と合計金額(85050円=5000+10000+5
0+70000)である。ここで、記憶ボタンをON
(ST27のYES)して、リストテーブル53Cにリ
ストとして記憶(ST30)しておく。
【0086】ここで、呼出ボタンをON(ST34のY
ES)すると、出力手段(51,52,56,57)が
リストテーブル53Cから記憶リストを読出し(ST3
6)かつ表示部56に表示出力(ST37)する。リス
トテーブル(集計テーブル)53Cに記憶されている前
回の集計結果(リスト)は、合計枚数が550枚で合計
金額が531000円である。このリスト内訳は、50
円切手×100枚の証紙シート100Sが2枚分の(1
0000円×200枚)と,100円切手×100枚の
証紙シート100Sが2枚分の(20000円×200
枚)と,10円切手×100枚の証紙シート100Sが
1枚分の(1000円×100枚)と,10000円特
許印紙×50枚の証紙シート100Sの(500000
円×50枚)であったとする。
【0087】そして、選択矢印ボタンを用いて前回集計
結果(531000円×550枚)と今回集計結果(8
5050円×212枚)とを選択(ST38のYES)
しかつ差ボタンをON(ST39のYES)すると、集
計結果差手段(51,52)が集計結果差(44595
0円×338枚)を算出(ST40)する。出力手段
(51,52,56,57)は、表示部56に表示出力
(ST41)しかつ用紙57Pに印字出力(ST42)
する。したがって、販売実績(総金額)と集計結果差を
比較すれば、総合的に迅速かつ正確に棚卸することがで
きる。
【0088】なお、各証紙ごとに選択(ST38のYE
S)して集計結果差算出手段(51,52)を働かせれ
ば、各証紙ごとの棚卸しをすることができる。例えば5
0円切手は、前回リストが〔(50円×100枚)シー
ト×2〕でかつ今回リストが〔(50円×100枚)シ
ート×1〕であるから、その差は証紙(50円切手×1
00枚)シートの1枚分が販売されたことになる。ま
た、10円切手は、前回リストが〔(10円×100
枚)シート×1〕でかつ今回リストがバラの5枚である
から、その差は95枚分の950円が販売されたことに
なる。
【0089】しかして、この実施形態によれば、所定方
向に搬送される証紙100,101の証紙画像を読取り
可能に形成し、読取られた証紙画像と予め設定記憶され
た各基準証紙画像200,300,400とを比較して
読取証紙画像がいずれかの基準証紙画像に合致するか否
かを判別可能かつ合致すると判別された場合に当該読取
証紙画像の枚数を計数可能に形成するとともに計数され
た枚数を種類別に集計可能に形成し、集計された種類別
集計枚数を記憶可能かつ目視可能に出力可能に形成され
ているので、残りの証紙100,101が証紙シート1
00Sのままであっても虫食い状態であったとしてもさ
らにバラバラであったとしても、種類別集計枚数を迅速
かつ正確に目視確認できるから、棚卸作業能率を大幅に
向上できる。
【0090】また、基準画像設定記憶手段52Tと搬送
手段20と証紙画像読取り手段30と比較判別手段(5
1,52)と枚数計数手段(51,52)と種類別集計
手段(51,52)と集計テーブル53Aと出力手段
(51,52,56,57)とを設け、搬送された証紙
100,101の枚数を計数可能であるとともに集計枚
数を種類別に記憶かつ出力可能に形成されているので、
証紙100,101を搬送手段20に供給するだけでよ
い。したがって、一段と迅速な棚卸ができかつ取扱いも
容易である。
【0091】また、操作部55と表示部56とが本体1
1の上面に配設されているので、取扱いが簡単で正確な
棚卸ができる。
【0092】また、ガイダンス表示制御手段(51,5
2)を設けて終了選択ガイダンス,記憶・取消選択ガイ
ダンス等を表示可能に形成されているので、この点から
も取扱いが非常に容易である。
【0093】また、搬送手段20が連続された複数枚の
証紙からなる証紙シート100Sを搬送可能に形成され
ているので、完全なあるいは一部分が虫食い状態である
証紙シート100Sの棚卸を一段と迅速かつ容易に行え
る。
【0094】また、搬送手段20が非連続の複数枚の証
紙を収納可能なケース27を搬送可能に形成されている
ので、非連続でバラバラの証紙の棚卸を一段と迅速かつ
容易に行える。
【0095】また、搬送手段20が証紙シート100S
およびケース27のいずれも連続的に搬送可能に形成さ
れているので、必然的に残るバラバラの証紙100,1
01を、完全または虫食い状態の証紙シート100Sの
読取りに引続いて、読取り作業することができる。した
がって、作業能率をより向上できる。
【0096】また、正常搬送判別手段(51,52)を
設け、証紙シート100Sが斜め送りや2重送りされて
いることを判別可能かつ非正常搬送と判別された場合に
は当該証紙シート100Sを排出部17に緊急排出可能
に形成されているので、証紙100,101の画像読取
りの正確性を保障することができるとともに作業能率を
高められる。
【0097】また、ガイド板18上の挿入口を開閉する
シャッターとシャッター開閉制御手段(51,52)と
を設け、証紙シート100Sの搬送中にはケース27を
挿入不能に形成されているので、確実な読取り作業がで
きる。
【0098】また、比較判別手段(51,52)が証紙
画像読取り手段30で読取られた複数の証紙画像を1つ
ずつ順番に比較判別可能に形成されているので、半切れ
状態を排斥してより正確な棚卸がでできるばかりかミス
作業や不正行為も防止することができる。
【0099】また、比較判別手段(51,52)が直前
に合致すると判別した当該基準証紙画像を優先した順番
で次以降の読取証紙画像との比較をしつつ判別可能に形
成されているので、特に同種類の証紙が連続した証紙シ
ート100Sについての棚卸をより迅速に行える。
【0100】また、比較判別手段(51,52)が基準
証紙画像および読取証紙画像の共通した各一部分同志を
比較判別可能に形成されているので、比較判別処理を簡
素化できかつ一段と迅速に行える。
【0101】また、証紙画像読取り手段30で読取られ
た読取証紙画像の1次元姿勢を調整可能な読取証紙画像
姿勢調整手段(51,52)を設けかつ比較判別手段
(51,52)が姿勢調整後の読取証紙画像と基準証紙
画像とを比較判別可能に形成されているので、比較判別
処理をより迅速かつ正確に行えるとともに、証紙シート
100Sの搬送手段20への供給姿勢や非連続証紙のケ
ース27への収容姿勢の厳格性を問われないので一段と
取扱いが容易である。
【0102】また、セル分解手段(51,52)を設
け、各読取証紙画像を各証紙ごと(セル)に分解可能に
形成されているので、比較判別手段(51,52)の比
較判別処理を一段と簡単化できかつ正確な比較判別を行
える。
【0103】さらに、集計テーブル53Aに記憶されて
いる各種類別集計枚数を合計した合計枚数および合計金
額を含む集計結果を算出する集計結果算出手段を設ける
とともに集計テーブル53A(53B)が算出された集
計結果も記憶可能に形成されているので、集計テーブル
(53B)に記憶されている各集計結果を表示や印字に
より出力することができる。したがって、完全な証紙シ
ート100Sおよび非連続でバラバラの証紙100,1
01が混ざっているか否かに拘わらず総合的な判断がで
きるから、棚卸を一段と正確かつ迅速に行える。
【0104】さらに、集計テーブル53A(53C)が
前回および今回の各集計結果を記憶可能に形成されかつ
前回および今回の各集計結果の差を算出する集計結果差
算出手段(51,52)が設けられているので、算出さ
れた例えば開局時と閉局時との差を表示や印字すること
ができる。したがって、瞬時的に販売実績との比較がで
きるので、棚卸を一段と大幅に迅速化できる。
【0105】さらに、リスト作成手段(51,52)を
設け集計結果を時刻を含むリストに作成しかつこのリス
トを集計テーブル(53B)に記憶可能に形成されてい
るので、前後の比較をより正確に行える。
【0106】さらにまた、出力手段(51,52,5
6,57)が集計結果差も目視可能に形成されているの
で、取扱いが一段と容易となる。
【0107】さらにまた、出力手段(51,52,5
6,57)が表示出力および印字出力可能に形成されて
いるので、種類別集計枚数や集計結果差を表示や印字に
より出力することができる。したがって、証紙100,
101を搬送させかつ表示や印字を見るだけでよいから
より簡単に棚卸ができ専門的知識や熟練を要せず取扱い
が極めて容易であるとともに印字として記録保持でき
る。
【0108】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、所定方向に搬
送される証紙の証紙画像を読取り可能に形成し、読取ら
れた証紙画像と予め設定記憶された各基準証紙画像とを
比較して読取証紙画像がいずれかの基準証紙画像に合致
するか否かを判別可能かつ合致すると判別された場合に
当該読取証紙画像の枚数を計数可能に形成するとともに
計数された枚数を種類別に集計可能に形成し、集計され
た種類別集計枚数を記憶可能かつ目視可能に出力可能に
形成されているので、残りの証紙が証紙シートのままで
あっても虫食い状態であったとしてもさらにバラバラで
あったとしても、種類別集計枚数を迅速かつ正確に目視
確認できるから、棚卸作業能率を大幅に向上できる。
【0109】また、請求項2の発明によれば、基準画像
設定記憶手段と搬送手段と証紙画像読取り手段と比較判
別手段と枚数計数手段と種類別集計手段と集計テーブル
と出力手段とを設け、搬送された証紙の枚数を計数可能
であるとともに集計枚数を種類別に記憶かつ出力可能に
形成されているので、請求項1の発明の場合と同様な効
果を奏し得ることはもとより、証紙を搬送手段に供給す
るだけでよいから、一段と迅速な棚卸ができかつ取扱い
も容易である。
【0110】また、請求項3の発明によれば、搬送手段
が連続された複数枚の証紙からなる証紙シートを搬送可
能に形成されているので、完全な証紙シートでも虫食い
状態の証紙シートでも搬送可能である。したがって、請
求項2の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに
証紙シートの棚卸を一段と迅速かつ容易に行える。
【0111】また、請求項4の発明によれば、搬送手段
が非連続の複数枚の証紙を収納可能なケースを搬送可能
に形成されているので、請求項2の発明の場合と同様な
効果を奏し得る他、さらに非連続でバラバラの証紙の棚
卸を一段と迅速かつ容易に行える。
【0112】また、請求項5の発明によれば、比較判別
手段が証紙画像読取り手段で読取られた複数の証紙画像
を1つずつ順番に比較判別可能に形成されているので、
請求項2から請求項4までの発明の場合と同様な効果を
奏し得る他、さらに半切れ状態を排斥してより正確な棚
卸ができるばかりかミス作業や不正行為も防止すること
ができる。
【0113】また、請求項6の発明によれば、比較判別
手段が直前に合致すると判別した当該基準証紙画像を優
先した順番で次以降の読取証紙画像との比較をしつつ判
別可能に形成されているので、請求項5の発明の場合と
同様な効果を奏し得る他、さらに特に同種類の証紙が連
続した証紙シートについての棚卸をより迅速に行える。
【0114】また、請求項7の発明によれば、比較判別
手段が基準証紙画像および読取証紙画像の共通した各一
部分同志を比較判別可能に形成されているので、請求項
2から請求項6までの発明の場合と同様な効果を奏し得
る他、さらに比較判別処理を簡素化できかつ一段と迅速
に行える。
【0115】また、請求項8の発明によれば、証紙画像
読取り手段で読取られた読取証紙画像の1次元姿勢を調
整可能な読取証紙画像姿勢調整手段を設けかつ比較判別
手段が姿勢調整後の読取証紙画像と基準証紙画像とを比
較判別可能に形成されているので、基準証紙画像のデー
タ処理的1次元姿勢と読取証紙画像との向きを合せて比
較判別することができる。よって、請求項2から請求項
7までの発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに
比較判別処理をより迅速かつ正確に行えるとともに、証
紙シートの搬送手段への供給姿勢や非連続証紙のケース
への収容姿勢の厳格性を問われないので一段と取扱いが
容易である。
【0116】さらに、請求項9の発明によれば、集計テ
ーブルに記憶されている各種類別集計枚数を合計した合
計枚数および合計金額を含む集計結果を算出する集計結
果算出手段を設けるとともに集計テーブルが算出された
集計結果も記憶可能に形成されているので、集計テーブ
ルに記憶されている各集計結果を表示や印字により出力
させることが可能となる。よって、請求項2から請求項
8までの発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに
完全な証紙シートおよび非連続でバラバラの証紙が混ざ
っているか否かに拘わらず総合的な判断ができるから、
棚卸を一段と正確かつ迅速に行える。
【0117】さらに、請求項10の発明によれば、集計
テーブルが前回および今回の各集計結果を記憶可能に形
成されかつ前回および今回の各集計結果の差を算出する
集計結果差算出手段が設けられているので、算出された
例えば開局時と閉局時との集計結果差を表示や印字によ
り出力させることが可能となる。よって、請求項9の発
明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに瞬時的に販
売実績との比較ができるので、棚卸を一段と大幅に迅速
化できる。
【0118】さらにまた、請求項11の発明によれば、
出力手段が集計結果差も目視可能に形成されているの
で、集計結果差算出手段で算出された集計結果差を目視
可能に出力することができる。したがって、請求項10
の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに取扱い
が一段と容易となる。
【0119】さらにまた、請求項12の発明によれば、
出力手段が表示出力および/または印字出力可能に形成
されているので、種類別集計枚数や集計結果差を表示や
印字により出力することができる。したがって、請求項
2から請求項11までの発明の場合と同様な効果を奏し
得る他、さらに証紙を搬送させかつ表示や印字を見るだ
けでよいからより簡単に棚卸ができ専門的知識や熟練を
要せず取扱いが極めて容易であるとともに印字として記
憶保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す外観斜視図である。
【図2】同じく、主に搬送手段を説明するための分解斜
視図である。
【図3】同じく、制御ユニットを説明するためのブロッ
ク図である。
【図4】同じく、基準証紙画像設定記憶手段を説明する
ための図である。
【図5】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図6】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図7】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(3)である。
【図8】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(4)である。
【符号の説明】
10 証紙読取計数出力装置 11 本体 12 カセット 15 カセットセンサ 16 証紙シートセンサ 20 搬送手段 23 搬送モータ 24 搬送ローラ 25 搬送証紙シートセンサ 26 開閉モータ 27 ケース 28 ケースセンサ 30 証紙画像読取り手段 31 画像読取データ処理回路 33 読取センサ 50 制御ユニット 51 CPU(比較判別手段,枚数計数手段,種類別集
計手段,出力手段、読取証紙画像姿勢調整手段、集計結
果算出手段、集計結果差算出手段) 52 ROM(比較判別手段,枚数計数手段,種類別集
計手段,出力手段、読取証紙画像姿勢調整手段、集計結
果算出手段、集計結果差算出手段) 52T 基準画像設定記憶手段 53 RAM 53A 集計テーブル 53B 合計テーブル(集計テーブル) 53C リストテーブル(集計テーブル) 55 操作部 56 表示部(出力手段) 57 印字部(出力手段) 57P 用紙 100,101 証紙 100S 証紙シート 200,300,400 基準証紙画像

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に搬送される証紙の証紙画像を
    読取り可能に形成し、読取られた証紙画像と予め設定記
    憶された各基準証紙画像とを比較して読取証紙画像がい
    ずれかの基準証紙画像に合致するか否かを判別可能かつ
    合致すると判別された場合に当該読取証紙画像の枚数を
    計数可能に形成するとともに計数された枚数を種類別に
    集計可能に形成し、集計された種類別集計枚数を記憶可
    能かつ目視可能に出力可能に形成した、ことを特徴とす
    る証紙読取計数出力装置。
  2. 【請求項2】 各基準証紙画像を設定記憶可能な基準画
    像設定記憶手段と,証紙を所定方向に搬送可能な搬送手
    段と,搬送中の証紙の画像を読取り可能な証紙画像読取
    り手段と,読取られた証紙画像と各基準証紙画像とを比
    較して読取証紙画像がいずれかの基準証紙画像に合致す
    るか否かを判別する比較判別手段と,合致すると判別さ
    れた場合に当該読取証紙画像の枚数を計数可能な枚数計
    数手段と,計数された枚数を種類別に集計する種類別集
    計手段と,集計された種類別集計枚数を記憶可能な集計
    テーブルと,集計された種類別集計枚数を目視可能に出
    力する出力手段とを設け、搬送された証紙の枚数を計数
    可能であるとともに集計枚数を種類別に記憶かつ出力可
    能に形成した、ことを特徴とする証紙読取計数出力装
    置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段が、連続された複数枚の証
    紙からなる証紙シートを搬送可能に形成されている請求
    項2記載の証紙読取計数出力装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送手段が、非連続の複数枚の証紙
    を収納可能なケースを搬送可能に形成されている請求項
    2記載の証紙読取計数出力装置。
  5. 【請求項5】 前記比較判別手段が、前記証紙画像読取
    り手段で読取られた複数の証紙画像を1つずつ順番に比
    較判別可能に形成されている請求項2から請求項4まで
    のいずれか1項に記載された証紙読取計数出力装置。
  6. 【請求項6】 前記比較判別手段が直前に合致すると判
    別した当該基準証紙画像を優先した順番で次以降の前記
    読取証紙画像との比較をしつつ判別可能に形成されてい
    る請求項5記載の証紙読取計数出力装置。
  7. 【請求項7】 前記比較判別手段が、前記基準証紙画像
    および前記読取証紙画像の共通した各一部分同志を比較
    判別可能に形成されている請求項2から請求項6までの
    いずれか1項に記載された証紙読取計数出力装置。
  8. 【請求項8】 前記証紙画像読取り手段で読取られた前
    記読取証紙画像の1次元姿勢を調整可能な読取証紙画像
    姿勢調整手段を設け、かつ前記比較判別手段が姿勢調整
    後の読取証紙画像と前記基準証紙画像とを比較判別可能
    に形成されている請求項2から請求項7までのいずれか
    1項に記載された証紙読取計数出力装置。
  9. 【請求項9】 前記集計テーブルに記憶されている各種
    類別集計枚数を合計した合計枚数および合計金額を含む
    集計結果を算出する集計結果算出手段を設けるとともに
    前記集計テーブルが算出された集計結果も記憶可能に形
    成されている請求項2から請求項8までのいずれか1項
    に記載された証紙読取計数出力装置。
  10. 【請求項10】 前記集計テーブルが前回および今回の
    各集計結果を記憶可能に形成されかつ前回および今回の
    各集計結果の差を算出する集計結果差算出手段が設けら
    れている請求項9記載の証紙読取計数出力装置。
  11. 【請求項11】 前記出力手段が、前記集計結果差も目
    視可能に形成されている請求項10記載の証紙の読取計
    数出力装置。
  12. 【請求項12】 前記出力手段が表示出力および/また
    は印字出力可能に形成されている請求項2から請求項1
    1までのいずれか1項に記載された証紙読取計数出力装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7328188B1 (en) 1999-07-12 2008-02-05 Mainline Corporate Holdings Limited Dynamic currency conversion for card payment systems
US7953634B2 (en) 2004-07-12 2011-05-31 Fexco Merchant Services Direct currency conversion

Cited By (3)

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US7953634B2 (en) 2004-07-12 2011-05-31 Fexco Merchant Services Direct currency conversion
US8671053B2 (en) 2004-07-12 2014-03-11 Fexco Merchant Services Direct currency conversion

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