JPH08287325A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH08287325A
JPH08287325A JP9242995A JP9242995A JPH08287325A JP H08287325 A JPH08287325 A JP H08287325A JP 9242995 A JP9242995 A JP 9242995A JP 9242995 A JP9242995 A JP 9242995A JP H08287325 A JPH08287325 A JP H08287325A
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JP
Japan
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operated
button
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product
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Application number
JP9242995A
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English (en)
Inventor
Masaya Nakatsuka
雅也 中塚
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Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の商品を正確に購入でき、かつ商品の購
入に要する手間が格段に簡略化される自動販売機を提供
する。 【構成】 制御部8には、メモリ15が設けられてい
る。メモリ15には、最初に操作された選択ボタン3の
ボタン番号n1が記憶される第1記憶領域16と、第1
記憶領域16に記憶されているボタン番号に対応する商
品の搬送中に操作された選択ボタン3のボタン番号n2
が記憶される第2記憶領域17とがそれぞれ設定されて
いる。制御部8は、第1記憶領域16に記憶されている
ボタン番号に対応する券片の搬送中に選択ボタン3が操
作されると、そのボタン番号を第2記憶領域17に書き
込み、同一の選択ボタン3が更に操作されると、第2記
憶領域17に記憶されたボタン番号を消去し、対応する
券片の搬送を実行しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例として映画館の入場
券や食堂の食券などの券片を販売する自動販売機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から例として映画館や食堂などで、
入場券や食券などの券片を利用に先立って自動販売機で
販売し、これらの券片を購入した利用者のみが映画館に
入場でき、或いは食堂での食品の提供のサービスを受け
られるようにしている場合がある。従来の上記のような
券片の自動販売機において、複数枚の券片を連続して購
入できる動作モードと、一枚の券片のみを購入できる動
作モードとのいずれかの動作モードに設定することがで
きる。自動販売機を、複数枚の券片を連続して購入でき
る動作モードに設定した場合、利用者は必要とする券片
を自動販売機の選択ボタンを一つ、或いは複数操作する
ことにより選択する。選択ボタンを複数操作する場合、
最初に操作した選択ボタンに対応する券片が商品取り出
し口に搬送された後、次ぎの商品を選択して対応する選
択ボタンを操作する。自動販売機は、この次ぎに操作さ
れた選択ボタンを記憶し、対応する券片を搬送する。利
用者は、この操作を繰り返して、複数の券片を購入する
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術におい
て、自動販売機で、複数枚の券片を連続して購入する場
合、一枚の券片が商品取り出し口に搬送された後に次ぎ
の選択ボタンを操作している。この次ぎの選択ボタンを
誤って操作した場合、従来ではその取り消し操作が不可
能であり、誤った商品が搬送されているときに正しい券
片に対応する選択ボタンを操作して、正しい券片を得る
必要があり、手間が繁雑である。また、前記誤った券片
の払い戻しなどを行う必要があり、この点でも手間が繁
雑になる。
【0004】請求項1の発明は、上述の技術的課題を解
決するためになされたものであり、その目的は、複数の
商品を正確に購入することができ、かつ商品の購入に要
する手間が格段に簡略化される自動販売機を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の自動販
売機は、販売される複数の商品をそれぞれ選択するため
の複数の選択手段と、連続して操作された複数の選択手
段を順次記憶する操作記憶手段と、該連続して操作され
た複数の選択手段の内の一つの選択手段が更に操作され
たことを検出して、該操作記憶手段から該更に操作され
た選択手段の操作を消去する操作消去手段と、該操作記
憶手段に記憶された選択手段に対応する該商品を外部に
搬送する搬送手段とを備えており、そのことによって上
記目的を達成することができる。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、複数の商品を購入す
る場合、選択手段を連続して複数回操作する。操作記憶
手段は、連続して操作された複数の選択手段を順次記憶
する。搬送手段は、操作記憶手段に記憶された選択手段
に対応する商品を外部に搬送する。ここで、複数の商品
を購入するための選択手段の複数回の操作の一つが誤っ
た場合、誤った選択ボタンを更に操作する。操作消去手
段は、連続して操作された複数の選択手段の内の一つの
選択手段が更に操作されたことを検出して、操作記憶手
段から、前記更に操作された選択手段の操作を消去す
る。従って、搬送手段は、操作が消去された選択ボタン
に対応する商品を搬送しない。
【0007】これにより、選択手段を誤って操作した場
合でも、その取り消し操作が可能となり、誤った商品の
搬送を待って正しい券片に対応する選択ボタンを操作し
て、正しい券片を得るという繁雑な手間を解消でき、複
数の商品を正確に購入することができる。また、誤った
券片が搬送されないので、誤って搬送された商品の払い
戻しなどを行う必要が解消され、この点でも手間が簡略
化される。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の自動販売機1の電
気的構成を説明するブロック図であり、図2は本実施例
の自動販売機1の正面図である。以下、食堂の食券が販
売される場合に即して、本実施例の自動販売機1の構成
例を説明する。以下に、自動販売機1の外観上の構成を
説明する。自動販売機1の前面2には、例として提供さ
れる食事の品目に対応した数の選択手段である選択ボタ
ン3が配置され、その下部に硬貨投入口4および紙幣投
入口5が設けられる。各選択ボタン3には、後述する販
売可能ランプが内蔵される。更に、その下部には、釣銭
の返却口6と、購入した食券が搬送されて来る商品取出
し口7とが設けられている。前記選択ボタン3には、
1、2、3、…、Nのボタン番号が予め順次設定されて
いる。また、前面部2には、投入された貨幣の金額、お
よび商品の購入に伴う残額を表示する例として複数桁の
日の字セグメントなどからなる金額表示部18が設けら
れる。
【0009】以下に、自動販売機1の電気的構成につい
て説明する。自動販売機1は例としてマイクロコンピュ
ータなどで実現される制御手段である制御部8を備え、
前記各選択ボタン3が接続され、その操作が制御部8に
よって検出される。各選択ボタン3には、それぞれ例と
してLED(発光ダイオード)などからなる販売可能ラ
ンプ9が内蔵され、制御部8によって後述するように点
灯状態、或いは消灯状態が制御される。また、制御部8
には、自動販売機1に紙幣投入口5から投入された紙幣
の枚数を金種毎に検出するビルバリ10と、硬貨投入口
4から投入された硬貨の枚数を金種毎に検出するコイン
メック11と、例としてロール紙のから巻き解かれた帯
状紙に必要な事項を印字するプリンタ12と、前記帯状
紙をプリンタ12に搬送し、印字後の帯状紙を所定の長
さに切断した後、切断して得られた食券を前記商品取出
し口7まで搬送する搬送手段を構成する搬送機構13
と、自動販売機1に内蔵され、自動販売機1の管理やデ
ータ入力などに用いられる操作入力パネル14と、前記
金額表示部18とがそれぞれ接続されている。制御部8
は、ビルバリ10およびコインメック11で検出された
各金種毎の投入枚数から投入総額を演算する。また、制
御部8には、例としてRAM(書き込み読出し可能な記
憶素子)などからなる操作記憶手段であるメモリ15が
設けられている。メモリ15には、後述するように、商
品の搬送中に選択ボタン3が操作された場合に、操作さ
れた選択ボタン3のボタン番号が記憶される。
【0010】図3は、メモリ15の記憶内容を説明する
図である。メモリ15には、最初に操作された選択ボタ
ン3のボタン番号n1(n1=1、2、…、N)が記憶
される第1記憶領域16と、第1記憶領域16に記憶さ
れているボタン番号に対応する商品の搬送中に操作され
た選択ボタン3のボタン番号n2(n2=1、2、…、
N)がそれぞれ記憶される第2記憶領域17とが設定さ
れている。第1記憶領域16および第2記憶領域17へ
のボタン番号の記憶処理、およびこれらの記憶領域1
6、17にそれぞれ記憶されているボタン番号の書換え
処理は、制御部8によって後述するように行われる。
【0011】図4は、本実施例の自動販売機1の動作を
説明するフローチャートである。図1〜図4を参照し
て、自動販売機1で複数の商品を購入する場合と、単一
の商品を購入する場合との動作についてそれぞれ説明す
る。本実施例の自動販売機1の特徴の一つは、商品の搬
送中に誤った選択ボタン3を操作したとき、直ちに同一
の選択ボタン3を操作することによって、前記誤った選
択ボタン3の操作を取り消すことができることである。
【0012】まず、複数の商品を購入する場合を説明す
る。ステップa1では、前記硬貨投入口4および紙幣投
入口5から貨幣が投入されるのを待機する。ステップa
1で貨幣の投入が検知されると、ステップa2で投入さ
れた貨幣の総額で販売可能な商品に対応する前記販売可
能ランプ9が点灯される。ステップa3では、選択ボタ
ン3の操作を検出する。ステップa3で、選択ボタン3
の操作が検出されないとき、処理はステップa11に移
り商品の搬送が終了しているかどうかが判断される。こ
の判断は、図1に示す商品の搬送機構13が、印字され
所定の長さに切断されて得られた食券を商品取り出し口
7まで搬送する動作を終了したかどうかを検出すること
によって実現される。具体的には、例として、搬送機構
13に備えられるモータなどが所定のタイミングから所
定の期間に亘って駆動されたかどうかを検出することに
よって実現される。
【0013】現在の説明では商品の搬送は終了してお
り、ステップa12で前記メモリ15の記憶内容の後述
する書換えが行われるが、現在では書換えられるボタン
番号のデータおよび書換えるボタン番号のデータは共に
なく、メモリ15の書換えは実行されない。次ぎに、処
理はステップa13に移り、点滅している販売可能ラン
プ9があるかどうかが判断される。現在では点滅してい
る販売可能ランプ9はないので、ステップa14に移
り、予め定める所定時間が経過したかどうかが判断され
る。この所定時間は、貨幣投入後に利用者が操作すべき
選択ボタン3が決定するまでの時間である。所定時間が
経過していなければ、処理はステップa3に移って選択
ボタン3の操作を検出する。これにより、前記所定時間
の間、選択ボタン3の操作が待機される。ステップa1
4で所定時間が経過すると、ステップa15で釣銭が返
却される。現在の説明では、投入された貨幣が、ビルバ
リ10やコインメック11から返却される。
【0014】ステップa3でいずれかの選択ボタン3の
操作が検出されると、ステップa4で、メモリ15の第
1記憶領域16および第2記憶領域17に共にボタン番
号が記憶済みであるかどうかが判断される。この判断が
否定であれば、ステップa5で投入総額が、操作された
選択ボタン3の商品の金額未満となる残額不足であるか
どうかが判断される。ステップa5で残額不足であるこ
とが判断されると、処理はステップa16に移り、前記
他の選択ボタン3の操作によって残額不足を生じること
が前記金額表示部18における例として「残額不足」な
どの表示動作、或いは音声による警報動作などによって
残額不足報知動作が行われる。この後、処理はステップ
a10に移り、搬送中の商品の搬送が継続される。
【0015】ステップa5で残額不足が生じていなけれ
ばステップa6で対応する販売可能ランプ9が点滅さ
れ、ステップa7で前記操作された選択ボタン3に設定
されているボタン番号n1が,図3に示されるメモリ1
5の第1記憶領域16に記憶される。ステップa8では
前記操作された選択ボタン3が既にメモリ15の第2記
憶領域17に記憶済みの選択ボタン3と同一の選択ボタ
ン3であるかどうかが判断される。現在では、最初に選
択ボタン3が操作されただけであり、処理はステップa
10に移り、ステップa3で操作された選択ボタン3に
対応する商品の搬送が開始される。本実施例では、ロー
ル紙から帯状紙が繰り出され、前記選択ボタン3に対応
する事項がプリンタ12で印字され、前記商品取り出し
口7に向けて搬送される。ステップa11では、商品の
搬送が終了したかどうかが前述したように判断される。
【0016】ステップa11で、商品の搬送が終了して
いないことが判断されると、ステップa3で更に選択ボ
タン3が操作されたかどうかが判断される。ここで、更
に選択ボタン3が操作されれば、ステップa4で、メモ
リ15の第1記憶領域16および第2記憶領域17に共
にボタン番号が記憶済みであるかどうかが判断される。
現在は、メモリ15の第1記憶領域16にボタン番号n
1が記憶されているだけであり、ステップa5に移る。
ステップa5で、残額不足であるかどうかが判断され
る。残額不足が生じていなければステップa6で対応す
る販売可能ランプ9が点滅される。ステップa7では、
前記更に操作された選択ボタン3に設定されているボタ
ン番号n2がメモリ15の第2記憶領域17に記憶され
る。このとき、前記更に操作された選択ボタン3は、最
初に操作された選択ボタン3と同一でも良く、他の選択
ボタン3であってもよい。
【0017】ステップa8では、ステップa8では前記
操作された選択ボタン3が既にメモリ15の第2記憶領
域17に記憶済みの選択ボタン3と同一の選択ボタン3
であるかどうかが判断される。現在では、第2記憶領域
17にボタン番号n2を書き込んだ直後であり、ステッ
プa8の判断は否定となり、ステップa10で搬送中の
商品の搬送が継続される。ステップa11では、商品の
搬送が終了したかどうかが前述したように判断される。
商品の搬送が終了していなければ処理はステップa3に
戻り、次ぎの選択ボタン3の操作を検知する。選択ボタ
ン3の操作が検出されなければ、前述したようにステッ
プa11で商品の搬送の終了が検出されるまで商品の搬
送が継続される。
【0018】ステップa3で選択ボタン3の操作が検出
されると、ステップa4で、前述した記憶済みであるか
どうかの判断がなされる。現在では第1記憶領域16お
よび第2記憶領域17に共にボタン番号のデータが記憶
されており、ステップa4の判断は肯定となり、ステッ
プa8に移る。ステップa8では、操作された選択ボタ
ン3が、前記2回目に操作された選択ボタン3と同一で
あるかどうかが判断される。同一であれば、ステップa
9で前記2回目の操作の解消処理が行われる。この操作
解消処理は、メモリ15の第2記憶領域17に記憶され
ているボタン番号n2の消去と、前記2回目に操作され
た選択ボタン3に対応する販売可能ランプ9の消灯処理
とである。この後、ステップa10で搬送中の商品の搬
送が継続され、ステップa11で商品の搬送が終了した
かどうかが判断される。搬送が終了していなければステ
ップa3に戻り、選択ボタン3の操作を検出する。
【0019】これにより、最初の商品の搬送中であれ
ば、一旦操作した次ぎの選択ボタン3の操作を取り消し
て、他の選択ボタン3を操作することができる。
【0020】前記ステップa8で、操作された選択ボタ
ン3が、前記2回目に操作された選択ボタン3と同一で
あるかどうかの判断が否定であれば、ステップa10、
a11で商品の搬送とその終了の検知がなされる。即
ち、本実施例では、商品の搬送中に次ぎの商品に対応す
る選択ボタン3を1個だけ記憶するものである。
【0021】前記ステップa11で商品の搬送が終了し
たことが判断されると、ステップa12でメモリ15の
記憶内容の書換えが行われる。具体的には、第1記憶領
域16の記憶内容を消去し、第2記憶領域17の記憶内
容を第1記憶領域16に移動する。これにより、第2記
憶領域17は空白となる。次ぎに、ステップa13で点
滅している販売可能ランプ9があるかどうかが判断され
る。メモリ15の第1記憶領域16および第2記憶領域
17のいずれかにボタン番号のデータがあれば、対応す
る販売可能ランプ9は点滅される。従って、点滅してい
る販売可能ランプ9があればステップa10で次ぎの商
品が搬送される。この搬送動作は、前述したように、ロ
ール紙から帯状紙が繰り出され、前記選択ボタン3に対
応する事項がプリンタ12で印字され、前記商品取り出
し口7に向けて搬送される動作である。ステップa11
で商品の搬送が終了していないことが判断されると、処
理はステップa3に戻って再度、他の選択ボタン3の操
作を検知する。
【0022】以下、同様な処理が繰り返され、ステップ
a5で残額不足が発生すると、前述したようにステップ
a16で残額不足報知動作が行われ、ステップa10〜
a13で残額不足が発生する以前に操作された選択ボタ
ン3に対応する商品が順次搬送される。この後、ステッ
プa13で点滅している販売可能ランプ9がないことが
判断されるとステップa14に移り、前述したように所
定時間に亘って再度の選択ボタン3の操作を検知する。
所定時間が経過しても選択ボタン3の操作がなければ、
ステップa15で釣銭が返却される。
【0023】このようにして、本実施例の自動販売機1
では、複数の商品を連続して購入する際に、商品の搬送
中であれば、次ぎに必要な選択ボタン3を操作すること
ができる。このとき、操作ミスがあれば、直ちに同一の
選択ボタン3を操作することで、直前の選択ボタン3の
操作を取り消すことができる。
【0024】次ぎに、単一の商品を購入する場合を説明
する。ステップa1〜a10までの処理は前述した説明
と同様であり、再度の説明を省略する。ステップa11
において、商品の搬送が終了したかどうかが判断されれ
る。ステップa11で商品の搬送が終了していなければ
ステップa3に戻って他の選択ボタン3の操作を待機す
るが、現在の説明では他の選択ボタン3は操作されない
ので、ステップa11で商品搬送の終了が判断されるの
を待機する。商品搬送が終了したことがステップa11
で検知されると、ステップa12で、前述したメモリ1
5の記憶内容の書換えが行われる。具体的には、第1記
憶領域16の記憶内容を消去し、第2記憶領域17の記
憶内容を第1記憶領域16に移動する。現在は、第2記
憶領域17は空白であり、これにより、第1記憶領域1
6および第2記憶領域17は共に空白となる。
【0025】次ぎに、ステップa13で点滅している販
売可能ランプ9があるかどうかが判断される。現在の処
理では点滅している販売可能ランプ9はないのでステッ
プa13の判断は否定となり、ステップa14で前述し
たように所定時間が経過したかどうかが判断される。所
定時間が経過すると、ステップa15で投入金額から購
入商品の金額を差し引いた釣銭が前述したように返却さ
れる。
【0026】以上のように、本実施例の自動販売機1で
は、複数枚の券片を連続して購入する場合、一つの券片
が搬送されているときに、次ぎの選択ボタン3を操作す
ることにより、複数の券片を購入することができる。し
かも、このとき、操作ミスがあれば、直ちに同一の選択
ボタン3を操作することで、直前の選択ボタン3の操作
を取り消すことができる。
【0027】また、複数の選択ボタン3を連続して操作
している途中で残額不足が発生した場合、残額不足を発
生させた選択ボタン3の操作は受け入れられず、残額不
足報知動作が行われるので、利用者は残額不足の発生を
容易にかつ確実に認識することができ、券片の正確な購
入が可能となる。また、残額不足が発生しても、券片の
搬送が行われている間は、他の選択ボタン3の操作が可
能となるので、低額の券片の購入に変更することなどが
容易であり、利便性が格段に向上される。
【0028】また、複数の券片を購入する場合に、残額
が十分にあるときでも、次ぎの券片の購入が不必要であ
れば、最後の券片の搬送中に選択ボタン3を操作しなけ
ればよい。このとき、最後の券片の搬送後に釣銭が返却
される。このようにして、商品購入の際の手間が簡略化
される。
【0029】前記実施例では、商品として食券などの券
片を販売する自動販売機1について説明したが、本発明
は、清涼飲料水や煙草など、他の商品を販売する自動販
売機に関しても容易に実施される。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に従えば、
複数の商品を購入する場合、選択手段の複数回の操作の
一つが誤ったときでも、誤った選択ボタンを更に操作す
ることにより、操作消去手段は、操作記憶手段から、前
記更に操作された選択手段の操作を消去する。従って、
搬送手段は、操作が消去された選択ボタンに対応する商
品を搬送しない。これにより、選択手段を誤って操作し
た場合でも、その取り消し操作が可能となり、誤った商
品の搬送を待って正しい券片に対応する選択ボタンを操
作して、正しい券片を得るという繁雑な手間を解消で
き、複数の商品を正確に購入することができる。また、
誤った券片が搬送されないので、誤って搬送された商品
の払い戻しなどを行う必要が解消され、この点でも手間
が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の自動販売機1のブロック図
である。
【図2】本実施例の自動販売機1の正面図である。
【図3】メモリ15の記憶内容を説明する図である。
【図4】本実施例の自動販売機1の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 自動販売機 3 選択ボタン 8 制御部 9 販売可能ランプ 10 ビルバリ 11 コインメック 12 プリンタ 13 搬送機構 15 メモリ 16 第1記憶領域 17 第2記憶領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】販売される複数の商品をそれぞれ選択する
    ための複数の選択手段と、 連続して操作された複数の選択手段を順次記憶する操作
    記憶手段と、 該連続して操作された複数の選択手段の内の一つの選択
    手段が更に操作されたことを検出して、該操作記憶手段
    から該更に操作された選択手段の操作を消去する操作消
    去手段と、 該操作記憶手段に記憶された選択手段に対応する該商品
    を外部に搬送する搬送手段とを備える自動販売機。
JP9242995A 1995-04-18 1995-04-18 自動販売機 Pending JPH08287325A (ja)

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Cited By (2)

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