JP2591265Y2 - カード販売機 - Google Patents

カード販売機

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JP2591265Y2
JP2591265Y2 JP1993022899U JP2289993U JP2591265Y2 JP 2591265 Y2 JP2591265 Y2 JP 2591265Y2 JP 1993022899 U JP1993022899 U JP 1993022899U JP 2289993 U JP2289993 U JP 2289993U JP 2591265 Y2 JP2591265 Y2 JP 2591265Y2
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JP
Japan
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card
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vending machine
money
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隆宣 青木
卓也 三木
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グローリー工業株式会社
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カードの発行時に価値
付けを行なういわゆるオンバリュー式のカード販売機に
関する。
【0002】
【従来の技術】予め価値が設定されていないカードを収
納しておき、貨幣が投入されて選択ボタンが押された時
にそのカードに価値付けを行なって販売するカード販売
機としては、たとえば、特開平2−32493号公報に
開示されたカード販売機がある。この販売機は、カード
を購入するために投入される貨幣を受入れるための貨幣
受入装置と、投入された貨幣の金額を表示する入金額表
示部と、カードの販売種類を販売額毎に示す選択ボタン
と、価値が設定されていないカードを収納すると共に、
1枚ずつ繰り出して設定指示された価値を磁気的に記録
し、かつ目視可能に印字して発行するカード発行装置
と、投入された貨幣の金額よりもカードの購入金額が安
かった場合に釣銭を投出する釣銭投出装置とを有し、硬
貨または紙幣が貨幣受入装置に受入れられると、その金
額が入金額表示部に表示される。そして選択ボタンによ
って購入するカードの金額が指定されると、カード発行
装置によりカードを1枚繰り出し、指定された金額また
はその金額に対する付加価値をも付加した金額分の価値
を磁気的に記録すると共に目視可能に印字して発行す
る。そして、投入された貨幣の金額よりもカードの購入
金額が安かった場合には釣銭投出装置によって釣銭を投
出するようになっている。
【0003】また、同公報には販売機を指示するための
選択ボタンの変形例として、テンキーで金額を入力し、
その入力された金額を表示部に表示すると共に、確認キ
ーによって確認指示することにより、販売額を指示する
ようにしたものも開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように従来のカー
ド販売機では、投入された貨幣の金額よりもカードの購
入金額が安かった場合に、その差額分を釣銭として投出
しなければならないので釣銭投出装置が必要不可欠であ
った。そして、その釣銭投出装置は、入金可能金種と選
択ボタンに設定されている金額との組合わせ具合(例え
ば、1万円の入金が可能で300円の選択ボタンが設定
されているような場合)によっては硬貨と紙幣の両方を
釣銭として投出できるようにしておかなければならず、
販売機全体に占める釣銭投出装置の装備コストや占有ス
ペースは非常に大きなものであった。
【0005】一方、この種のカード販売機は他の商品販
売機と違って貨幣と同等に使えるカードを購入するもの
で、しかもそのカードは通常価値が残っていれば精算機
等によって貨幣に戻すことができるものであるから、通
常は端数金額の選択ボタンが設定されたり、端数金額が
投入されることはほとんど無く、実質的に釣銭投出装置
が使われる機会はほとんど無かった。とはいえ、釣銭が
必要となる可能性が有る以上、釣銭投出装置を無くすこ
とはできず、ほとんど使用されない釣銭投出装置のため
に、カード販売機の低コスト化、小型化が困難となって
いた。
【0006】また、上記選択ボタンのかわりにテンキ−
を用いて販売額を指示するものでは、テンキーによって
任意の金額を入力し、表示された金額を見て確認キーを
押すので、いかなる場合でも釣銭の投出が必要ないよう
に金額を設定できるが、利用者にとっては操作性が非常
に悪いという問題があった。本考案は上述のような事情
よりなされたものであり、本考案の目的は、操作性を低
下させることなく、釣銭投出装置を不要にすることによ
り、低コスト化、小型化を可能にしたカード販売機を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案はカードの発行時
に価値付けを行なうカード販売機に関するもので、本考
案の上記目的は、段階的に金額が設定された複数の選択
ボタンと、投入貨幣の金額を表示する入金額表示部と、
価値付けを行なった金額を表示する発行額表示部と、投
入貨幣の金額から押された選択ボタンの設定金額を差し
引いた残金額が前記複数の選択ボタンに設定されている
それぞれの金額の内の最小金額未満の時に、その残金額
を、押された選択ボタンの設定金額に加算して前記カー
ドに価値付けし、その価値付けした金額を前記発行額表
示部に表示するよう制御を行なう制御部とを具備したカ
ード販売機によって達成される。
【0008】
【作用】本考案のカード販売機では、利用者が貨幣を投
入し、購入したい金額の選択ボタンを押すことによっ
て、カード販売機は投入金額と押された選択ボタンの設
定金額とを比較し、投入金額が上記設定金額より大き
く、かつ、上記投入金額と上記設定金額との差額(残金
額)が最小の設定金額より大きい時に上記設定金額に価
値付けしたカードを発行する。次に、上記残金額を次の
投入金額として上記処理を繰返し、投入金額と設定金額
との差額が最小の設定金額より小さくなる場合には、そ
の時の設定金額にその差額を加えたもの、つまり、最終
の投入金額に価値付けしたカードを発行して処理を終
え、残金額を残さない。また、利用者の操作も簡単であ
る。
【0009】
【実施例】図1は本考案のカード販売機の外観構成を示
しており、カード販売機1の前面には図2にその詳細を
示すような操作パネル2が設けられている。操作パネル
2の上方には、カードの販売種類を販売額毎(この例で
は、10000円,5000円,3000円,1000
円,500円)に示す選択ボタン3が設けられており、
その下方には硬貨を投入するための硬貨投入口4と、紙
幣を挿入するための紙幣挿入口5と、販売されたカード
を投出するカード投出口6とが設けられている。そし
て、それらの左方には投入された貨幣の金額を表示する
ための入金額表示部7及び発行されるカードに価値付け
した金額を表示するための発行額表示部8が設けられて
いる。なお、図2には図示された表示内容の場合に発行
されるカードの種類をも示す。
【0010】図6はオンバリュー式のカード販売機に使
用するカードの例を示すもので、同図(A)はカード販
売機に収納されている未発行のカードの外観を示してお
り、カード表面上方に印刷されたカード名の下方には、
そのカードの販売価格を目視可能に記録するための価格
記録部9と、使用の都度残額を印字するための残額記録
部10と、利用者へのメッセージを印字するための報知
記録部11とが設けられている。また、裏面の一部には
データを書込んだり読取ったりするための磁気ストライ
プ12が層設されている。同図(B)は使用中のカード
の様子を表したもので、販売価格1300円のカードの
残金額が現在750円であることを示している。
【0011】図3はカード販売機1のカード発行部の概
要構成を示すもので、カード収容箱13には販売用のカ
ード14が収納され、カード取出機構15から1枚づつ
繰出され、複数対のベルトコンベア等から成りモータ駆
動される搬送手段16でカード投出口6に搬送されるよ
うになっている。そして、搬送手段16の前端部にはカ
ード投出口6へ搬送されてくるカード14或いはカード
再発行時に挿入されるカードを検知する光センサ17が
設けられ、また、搬送手段16の後端部には搬送路を切
換える切換レバー19が設けられており、発行ミス或い
は使用済みとなったカード25を取込んで回収するカー
ド回収箱18が設けられている。そして、搬送手段16
の中間部には、搬送されてくるカード14を検知して、
印字するために所定位置に停止させるための光センサ2
0が設けられ、その後段にこのカード14の所定位置に
各データを印字するプリンタ21が設けられており、こ
のプリンタ21によるプリント時には搬送が停止される
ようになっている。更にその後段には制御部で処理され
たデータを磁気ストライプ12に書込み或いは磁気スト
ライプ12に書込まれているデータの読取り等を行なう
複数の磁気ヘッド22が配設されている。
【0012】図4は本考案の制御系を示すブロック図で
あり、制御部24には、バスラインを介して上述したカ
ード取出機構15,搬送手段16,プリンタ21,磁気
ヘッド22の他、投入された貨幣を判別して処理する貨
幣取込手段23及び選択ボタン3、入金額表示部7、発
行額表示部8等が接続されている。
【0013】このような構成において、カード販売動作
を図5のフローチャートに沿って説明する。今、図2に
例示した販売機1に対して硬貨投入口4及び紙幣挿入口
5から貨幣が投入されると(ステップS1)、投入され
た貨幣の貨種を職別して投入額Nxを検出し(ステップ
S2)、入金額表示部7にNx(この例では9300
円)を表示する(ステップS3)と共に、Nx以下の設
定金額の選択ボタン3に内臓されたランプが点灯して選
択可能なカード種類(5000円,3000円,100
0円,500円)を知らせる(ステップS4)。この指
示額に基づいて購入者が5000円の選択ボタンを押す
と、点灯されている選択ボタンのうち当該ボタン以外の
選択ボタンは消灯する。そして、選択ボタンが押された
か否かを判定し(ステップS5)、押されていれば選択
金額Sxを5000円とし(ステップS6)、Nx≧S
xか否かを判定し(ステップS7)、正しければ次のス
テップに進み、ステプS5又はステップS7で否となっ
た場合は、再び選択可能な選択ボタンを点灯してステッ
プS5へ戻る。
【0014】ステップS7で選択金額Sxが投入額Nx
以下であれば、カード収納箱13からカード14を繰出
して搬送手段16へ送込む(ステップS8)と共に、N
xとSxとの差額が選択ボタン3に設定されている最小
の設定金額Smin(この例では500円)以上か否か
を判定し(ステップS9)、以上であればカード14に
プリンタ21及び磁気ヘッド22を用いてSx(500
0円)の価値付けをし(ステップS10)、同時に発行
額表示部8に5000円を表示して(ステップS1
1)、5000円の金額のカードを投出する(ステップ
S12)。次に、Nx−Sxを演算してその値を新たな
Nxとして(ステップS13)ステップS3に戻り、同
様の処理を繰返す。この場合Nxは9300円−500
0円=4300円となり、Sxとして3000円が選択
され、3000円の金額のカードを投出する。
【0015】更に、Nx=4300円−3000円=1
300円となった時ステップS9でNx−Sx=130
0円−1000円=300円となり、Smin(500
円)より小さくなる。従って、ステップS9の判定は否
となり、カードには1300円が価値付けされ(ステッ
プS14)、その金額が発行額表示部8に表示されて
(ステップS15)、端数の金額を加算した価値のカー
ドを投出し(ステップS16)、販売を終了する。すな
わち、購入者が任意の購入金額9300円を投入し、点
灯している設定金額5000円,3000円,1000
円の選択ボタンを順次押して行けば、5000円,30
00円,1300円のカードが発行されることになる。
【0016】以上の例は1回の貨幣投入で複数枚のカー
ドを釣銭なしに購入する場合について述べたが、通常は
1回の貨幣投入で1枚のカードのみ発行されることが多
い。例えば800円を投入して500円の選択ボタンを
押すと、800円に価値付けされたカードが発行されて
販売が終了する。このとき、選択ボタンの金額とカード
の金額とは異なるが、発行されたカードの金額は予め発
行額表示部に表示されるので購入者が戸惑うようなこと
はない。なお、本考案はカードの記録方式或いはプリン
タの印字方式に限定されるものではない。
【0017】
【発明の効果】以上の様に本考案のカード販売機によれ
ば、購入者の簡単な操作により、投入した任意の金額を
全額カード化することができるため釣銭が不要になる。
従って釣銭投出装置は不要となり、カード販売機の大幅
なコストダウン及び小型化が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の外観構成を示す斜視図である。
【図2】操作パネルの一例及び発行されるカード例を示
す図である。
【図3】カード発行部の概要構造を説明するための図で
ある。
【図4】制御系の一例を示すブロック構成図である。
【図5】本考案の動作例を示すフローチャートである。
【図6】本考案で使用するカードの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 カード販売機 2 操作パネル 3 選択ボタン 4 硬貨投入口 5 紙幣挿入口 6 カード投出口 7 入金額表示部 8 発行額表示部 9 価格記録部 10 残額記録部 11 報知記録部 12 磁気ストライプ 13 カード収納箱 14,25 カード 15 カード取出機構 16 搬送手段 17,20 光センサ 18 カード回収箱 19 切換レバー 21 プリンタ 22 磁気ヘッド 23 貨幣取込手段 24 制御部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め価値が設定されていないカードを収
    納しておき、貨幣が投入されて選択ボタンが押された時
    に、前記カードに価値付けを行なってそのカードを販売
    するカード販売機において、段階的に金額が設定された
    複数の選択ボタンと、投入貨幣の金額を表示する入金額
    表示部と、価値付けを行なった金額を表示する発行額表
    示部と、投入貨幣の金額から押された選択ボタンの設定
    金額を差し引いた残金額が前記複数の選択ボタンに設定
    されているそれぞれの金額の内の最小金額未満の時に、
    その残金額を、押された選択ボタンの設定金額に加算し
    て前記カードに価値付けし、その価値付けした金額を前
    記発行額表示部に表示するよう制御を行なう制御部とを
    具備したことを特徴とするカード販売機。
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