JP3691785B2 - 側溝蓋の着脱具 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路脇などに敷設して排水を行う側溝に被着したコンクリート製の側溝蓋を、清掃や排水工事などを行う際に取外し及び取付けするのに用いる側溝蓋の着脱具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の着脱具としては、各種構造のものが提案されており、一例を挙げると特公平3−25570号公報に開示されている着脱具のように、操作レバーの先端に側溝蓋の両端側を狭持する前後の爪片を備えた係止保持部を設け、この係止保持部を車輪の軸に取り付けたホルダーに枢着し、車輪の軸を梃子の支点に車台の踏み込みと操作レバーの押し引き操作で側溝蓋の着脱を行うものがある。
【0003】
また、特公平6−62205号公報に開示されている着脱具のように、操作レバーの先端に側溝蓋の一端側と嵌合する先端がL字状の当板による係止保持部を設けると共に、当板の基端に側溝蓋の上面に当接する水平当板を設け、水平当板を梃子の支点に操作レバーの押し引き操作で側溝蓋の着脱を行うものがある。
【0004】
更に、実開平6−32413号公報に開示されている着脱具のように、操作レバーの先端に側溝蓋の上面に当接する下向き円弧状の当接部を、その手前には側溝蓋の一端側と嵌合するL字状で基端を操作レバーに枢着した係止保持部を、更にその手前にU字状の支点部を設け、支点部を梃子の支点に操作レバーの押し引き操作で側溝蓋の着脱を行うものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特公平3−25570号公報に開示された着脱具の場合には、前後の爪片で狭持した側溝蓋を空中に持ち上げるので、着脱具に側溝蓋の荷重が加わって特に枢着部分などが損傷したり、狭持した側溝蓋が脱落する恐れがあると共に、作業者も大きな労力が必要であり、而も車輪があるために梃子の支点が移動しないように車台の踏み込み操作が必要である。
【0006】
また、特公平6−62205号公報に開示された着脱具の場合には、梃子作用を行う支点と力点が近接しているので、操作レバーを広い操作範囲で押し引き操作する必要があること、作業者が立って作業する位置と反対側に操作レバーが延在しているので、作業者は腰を屈めた無理な姿勢で作業を行う必要がある。
【0007】
更に、実開平6−32413号公報に開示された着脱具の場合には、U字状をした支点部が点接触状態で側溝蓋の上面に当接する構造であるから、側溝蓋の上面で前後にスリップしたり、左右に横揺れして支点が安定しない恐れがあると共に、係止保持部の基部が前後方向へ揺動可能であるために、先端側の当接部との連係動作が巧くいかないと側溝蓋の係止保持部から脱落させる恐れがある。
【0008】
本発明では、上記3件を含めた従来技術には、安全で使い勝手も良く而も安価に提供できる側溝蓋の着脱具が見当たらなかったことを鑑み、この課題を解決し得る側溝蓋の着脱具を提供することを主たる目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による側溝蓋の着脱具は、基端側が梃子の力点となる長尺の操作レバーと、操作レバーの先端側に設けて側溝蓋の溝穴部から側溝内に挿入し、側溝蓋の一端側を押し上げ及び引き下げ操作する梃子の作用点となる係止保持部と、係止保持部の手前に設け、隣接した側溝蓋の上面に設置して梃子の支点となる支持脚部と、側溝蓋の底面に介在させて側溝蓋の移動を助勢するころ部材とを備え、前記係止保持部は操作レバーの軸線方向に対して上向きに突設すると共に、前記支持脚部は操作レバーの軸線方向に対して下向きに突設する構成である。
【0010】
この側溝蓋の着脱具では、操作レバーの軸線方向に対して、作用点となる係止保持部上向きに、支点となる支持脚部を下向きに、それぞれ突設させたことによって、力点となる操作レバーの基端側を操作して側溝蓋の一端側を持ち上げた際に、最初は側溝蓋の一端側を略垂直状態で持ち上げられるので、隣接した側溝蓋との干渉が少ない状態で持ち上げられる共に、素早く大きな傾斜角度に持ち上げると側溝蓋が手前にスライドし、他端側で隣接した側溝蓋との干渉も少ない状態となり、小さな作動力で容易に持ち上げることができる。
【0011】
また、傾斜状態に持ち上げた側溝蓋はころ(転動体)部材を側溝蓋の下面側に介在させて安全且つ容易に所定の取り外し位置まで移動させることができると共に、側溝蓋を取り付ける際にもころ部材の助勢を得ながら、着脱具を用いて取り外し時とは逆の操作をおこなって、容易且つ安全に取り付けすることが可能であり、特に取り付けの最終段階では溝穴部に先端を挿入した操作レバーで抉るように操作し、側溝蓋をスライドさせながら側溝に被着することができる。
【0012】
前記側溝蓋の着脱具における前記係止保持部は、側溝蓋の溝穴部に挿入し得る厚みを有すると共に、幅方向に沿った基端側が前記操作レバーの先端に連結され、幅方向に沿った基端側は側溝周縁部の清掃が可能な厚みに形成されている形態を採ることができる。
【0013】
この側溝蓋の着脱具では、係止保持部の向きを側溝蓋の溝穴部に整合させて容易に挿入することができ、挿入した後に操作レバーを回転して支持脚部を隣接する側溝蓋の方向に向けると、係止保持部が着脱する側溝蓋の底面側に向き、着脱具を直ちに取り外し操作できる状態にすることが可能であり、また係止保持部を側溝周縁部の清掃具として活用することで、側溝蓋の取り外し操作を容易にすることができる。
【0014】
前記側溝蓋の着脱具における前記支持脚部は、前記操作レバーから突設した複数の脚片を有すると共に、各脚片を先端側で拡径状態にした形態を採ることができ、これによって前後にスライドしたり横倒れしない状態で梃子の支点を隣接した側溝蓋の上面に設置することができる。
【0015】
前記側溝蓋の着脱具における前記操作レバーは、前記係止保持部を装着した主軸と、主軸の外周に嵌合して固着され、前記支持脚部を装着した長尺の補強パイプで形成した形態を採ることができ、この補強パイプによって操作レバーを強固にすることができる。
【0016】
前記側溝蓋の着脱具における前記操作レバーは、前記係止保持部を装着した主軸と、主軸の外周に嵌合して固着手段で着脱可能に連結し、前記支持脚部を装着した長尺の補強パイプで形成した形態を採ることができ、補強パイプを固着した先の実施形態の場合と同様に操作レバーを強固にすると共に、側溝蓋の厚みや側溝蓋の持ち上げ状態に適合させて、梃子の支点となる支持脚部の位置を可変させることができる。
【0017】
前記側溝蓋の着脱具における前記操作レバーは、前記係止保持部を装着した主軸と、主軸の外周に嵌合して固着手段で着脱可能に連結し、前記支持脚部を装着した短尺のスライドパイプで形成した形態を採ることができ、補強パイプを着脱可能にした場合と同様に、側溝蓋の厚みや側溝蓋の持ち上げ状態に適合させて、梃子の支点となる支持脚部の位置を可変させることができる。
【0018】
前記側溝蓋の着脱具における前記ころ部材は、円筒状のころパイプで形成すると共に、前記主軸の外周に嵌合して固着手段で着脱可能に装着した形態を採ることができ、側溝蓋を移動する際にころ(転動体)部材として利用するころパイプを、不使用時には主軸に装着して持ち運びを容易にし、使用時には取り外して使用できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による側溝蓋の着脱具について、図示の実施形態に基づき詳細に説明するが、図1は本発明を適用した着脱具の全体を示す斜視図であり、図2は他の実施形態による着脱具の要部を示す斜視図であり、図3〜5は図1の着脱具の使用状態を示す説明図である。
【0020】
着脱具1は、長軸で形成した基端側が梃子の力点となる操作レバー2と、操作レバー2の先端に設けた梃子の作用点となる係止保持部3と、係止保持部3から所定間隔をおいて手前に設けた梃子の支点となる支持脚部4とを備え、係止保持部3は操作レバー2の外周面から上向き方向に突設されると共に、支持脚部4は操作レバー2の外周面から下向き方向に突設されている。
【0021】
図1の実施形態による着脱具1(1A)では、中実の芯材5aと中空の被覆材で形成した主軸5の外周に長尺の補強パイプ6を被着し、補強パイプ6を主軸5に溶接その他の固着手段で固着して一体の操作レバー2が形成され、係止保持部3は主軸5の先端側外周に溶接その他の固着手段で固着すると共に、支持脚部4は補強パイプ6の先端側外周に溶接その他の固着手段で固着している。
【0022】
着脱具1は、操作レバー2の先端側外径及び係止保持部3の厚みが、側溝蓋に設けた切欠状の溝穴部から側溝内に挿入できる寸法で形成され、係止保持部3は先端を薄肉状又は先尖り形状にして、側溝周縁部の異物を除去する清掃が可能なようにすると共に、支持脚部4は複数の脚片4a,4bを拡径状態で突設させ、側溝蓋の上面に設置して使用する際に前後にスライドしたり、左右に傾かないようにしている。
【0023】
着脱具1は、剛性の高い鋼材その他の金属材を用い、必要に応じて塗装やメッキなどの防錆処理を施し、また操作レバー2の後端側には側溝蓋を移動する際にころ(転動体)として利用するころ部材であるころパイプ7を、主軸5に対して着脱可能に装着して持ち運びを容易にしており、主軸5の後端には着脱可能な固着手段としてねじ部を設けて袋ナット8を螺合している。
【0024】
次に、図2は他の実施形態による着脱具1(1B,1C)をそれぞれ示すが、図2(a)の着脱具1Bでは主軸5自体を操作レバー2として使用し、この主軸5による操作レバー2に係止保持部3と支持脚部4を一体に取り付けた構造であって、この着脱具1Bは補強パイプ6を使用しない分だけ安価にできる。
【0025】
また、図2(b)の着脱具1Cでは着脱具1Bの場合と同様に主軸5自体を操作レバー2として使用し、主軸5による操作レバー2に係止保持部3を一体に取り付けると共に、主軸5に嵌合させて締結ねじ9で着脱可能に取り付けた短尺なスライドパイプ9を設け、このスライドパイプ9に支持脚部4を取付けた構造であって、この着脱具1Cは側溝蓋の厚みや側溝蓋の持ち上げ状態に適合させて、梃子の支点となる支持脚部4の位置を可変させることができる。
【0026】
なお、図示は省略するが、着脱具1B,1Cの主軸5に対して、着脱具1Aと同様に補強パイプ(但し、支持脚部4のない)及びころパイプ7を装着した実施形態、着脱具1Cにおけるスライドパイプ9の後端側を延長させて長尺にし、スライドパイプ9を補強パイプと兼用させる実施形態、主軸5に被覆材5bを用いないで芯材5aのみで形成する実施形態、などを採ることもできる。
【0027】
特に、芯材5aと被覆材5bとを一体に接合した二重構造の主軸5にすると、芯材5aのみの場合に比べて剛性を著しく高めることができると共に、係止保持部3や支持脚部4を溶接によって一体に固着する際に、芯材5aに直接溶接するよりも被覆材5bに溶接した方が容易で且つ強固な固着が可能であり、また袋ナット8を芯材5aに形成したねじ部に螺着することができる。
【0028】
次に、着脱具1を用いた側溝蓋の着脱操作を説明すると、図3で示すように側溝11に被着された各側溝蓋12(12A,12B,12C)には、方形状の切欠で形成された溝穴部13が設けられているが、側溝蓋12を取り外す前に着脱操作を容易にするために、着脱具1の係止保持部3を利用して側溝周縁部14の異物を除去する清掃を行う。
【0029】
次に、図4で示すように着脱具1の係止保持部3の向きを溝穴部13に整合させた状態にし、溝穴部13に係止保持部3を差し込んだ状態で操作レバー2を回転させ、図5(a)で示すように支持脚部4の中心が隣接する側溝蓋12B側を向くようにすると共に、支持脚部4の前端が側溝蓋12Bに当接する位置まで差し込むと、係止保持部3は側溝蓋12の押し上げに適合した位置に、容易且つ正確に位置決めした状態でセットされる。
【0030】
次に、力点となる操作レバー2の基端側を隣接する側溝蓋12B側に引くと、支持脚部4の先端を支点として作用点である係止保持部3の先端によって、図5(b)で示すように側溝蓋12Aが所定角度に傾斜した状態で押し上げられるので、予め主軸5から取り外しておいたころパイプ7を、図5(c)で示すように側溝蓋12Aの押し上げで形成された開口部15上に架設し、側溝蓋12Aの底面に噛ませる。
【0031】
次に、持ち上げた側溝蓋12Aの一方端部を両側から手で支持し、着脱具1を取り外した後に側溝蓋12Aを隣接する側溝蓋12B側に引き出しながら徐々に前倒し状態にさせ、図5(d)で示すようにころパイプ7を一方端部が側溝蓋12B上に載置させた状態で更に引き出し、側溝11内の清掃作業に支障のない位置まで移動して開口部15を広げる。
【0032】
次に、清掃作業を終えた側溝11に対して側溝蓋12Aを取付けする際には、図6(a)で示すようにころパイプ7を利用して側溝蓋12Aを開口部15上に移動させた後に、側溝蓋12Aの一方端部を両側から手で支持してパイプ7を支点にして持ち上げ、図6(b)で示すように側溝蓋12Aの他方端部が隣接する側溝蓋12Cの一方端部に衝合する状態で傾斜させ、図6(c)で示すように着脱具1を装着させる。
【0033】
次に、図6(d)で示すように操作レバー2を徐々に押し上げると、支持脚部4の先端を支点として係止保持部3が下方に回動しながら側溝蓋12Aの一方端部が引き下げられ、図6(e)で示すように操作レバー2が直立した位置で先端側が溝穴部13に挿通された状態になって、開口部15に側溝蓋12Aが被着され、支持脚部4の中心が溝穴部13と整合する位置に操作レバー2を回転させると、係止保持部3も溝穴部13に整合して側溝11内から着脱具1を引き抜くことができる。
【0034】
着脱具1を用いた側溝蓋12Aの着脱操作では、操作レバー2の先端に設けた作用点となる係止保持部3が、支点となる支持脚部4とは反対側の上方に突設させたことにより、梃子作用で側溝蓋12Aを押し上げた際における一方端部は、最初は略垂直状態でその後に円弧状態の軌跡に沿って押し上げられると共に、押し上げられた際における傾斜角度も大きいので、前方に引き出されて他方端部側にも隣接した側溝蓋12Cとの間に空隙を生ずる。
【0035】
これらの作用によって、最初から円弧状態の軌跡に沿って押し上げられる従来技術の場合のように、各側溝蓋の接合端部が干渉して容易に持ち上げられなかった課題を解消することができ、操作レバー2の僅かな操作で側溝蓋12Aを大きく傾斜状態にできるので、作業能率の向上を図ることができると共に、ころパイプ7を併用して容易且つ安全に側溝蓋の着脱作業を行うことが可能である。
【0036】
また、図6(d)の状態から図6(e)の状態に移行させようとした際に、側溝蓋12Aの一方端部が隣接する側溝蓋12B上に乗り上げようとした場合に、操作レバー2を側溝蓋12A側へ押し出すことで梃子作用により側溝蓋12C側にスライドさせ、正規な位置である図6(e)の状態にすることができる。
【0037】
なお、本発明による側溝蓋の着脱具は、以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば操作レバー2を円柱状や円筒状以外の角柱状あるいは角筒状に形成したり、支持脚部4を図示の2点で支持する逆V字状のものに代えて、3点で支持する逆W字状のものその他の、前後のスライドや左右の横倒れをしない形状にすることなど、要旨の範囲内で各種の変形を採り得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した着脱具の一実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】他の実施形態による着脱具を示す要部斜視図である。
【図3】図1の着脱具の使用状態を示す説明図であって、係止保持部を用いて側溝周縁部の清掃作業を行う説明図である。
【図4】図1の着脱具の使用状態を示す説明図であって、着脱具先端の係止保持部を側溝蓋の溝穴部に装着する説明図である。
【図5】図1の着脱具の使用状態を示す説明図であって、着脱具ところパイプを併用して側溝蓋の取り外し作業を行う各工程の説明図である。
【図6】図1の着脱具の使用状態を示す説明図であって、着脱具ところパイプを併用して側溝蓋の取付け作業を行う各工程の説明図である。
【符号の説明】
1 着脱具
2 操作レバー
3 係止保持部
4 支持脚部
5 主軸
5a (主軸5の)芯材
5b (主軸5の)被覆材
6 補強パイプ
7 ころパイプ(ころ部材)
8 袋ナット
9 締結ねじ
10 スライドパイプ
11 側溝
12 側溝蓋
13 溝穴部
14 側溝周縁部
15 開口部

Claims (6)

  1. 基端側が梃子の力点となる長尺の操作レバーと、操作レバーの先端側に設けて側溝蓋の溝穴部から側溝内に挿入し、側溝蓋の一端側を押し上げ及び引き下げ操作する梃子の作用点となる係止保持部と、係止保持部の手前に設け、隣接した側溝蓋の上面に設置して梃子の支点となる支持脚部と、側溝蓋の底面に介在させて側溝蓋の移動を助勢するころ部材とを備え、前記係止保持部は操作レバーの軸線方向に対して上向きに突設すると共に、前記支持脚部は操作レバーの軸線方向に対して下向きに突設し、前記係止保持部は方形状の板であって、側溝蓋の溝穴部に挿入し得る厚みを有し、且つ側溝周縁部の清掃が可能な厚みに形成されており、前記係止保持部の基端側が前記操作レバーの先端に軸線方向に沿って連結されていることを特徴とした側溝蓋の着脱具。
  2. 前記支持脚部は、前記操作レバーから突設した複数の脚片を有すると共に、各脚片を先端側で拡径状態にした請求項1に記載した側溝蓋の着脱具。
  3. 前記操作レバーは、前記係止保持部を装着した主軸と、主軸の外周に嵌合して固着され、前記支持脚部を装着した長尺の補強パイプで形成した請求項1又は2に記載した側溝蓋の着脱具。
  4. 前記操作レバーは、前記係止保持部を装着した主軸と、主軸の外周に嵌合して固着手段で着脱可能に連結し、前記支持脚部を装着した長尺の補強パイプで形成した請求項1又は2に記載した側溝蓋の着脱具。
  5. 前記操作レバーは、前記係止保持部を装着した主軸と、主軸の外周に嵌合して固着手段で着脱可能に連結し、前記支持脚部を装着した短尺のスライドパイプで形成した請求項1又は2に記載した側溝蓋の着脱具。
  6. 前記ころ部材は、円筒状のころパイプで形成すると共に、前記主軸の外周に嵌合して固着手段で着脱可能に装着した請求項3〜5の何れかに記載した側溝蓋の着脱具。
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