JPH0819576A - 介助固定バー取付装置 - Google Patents

介助固定バー取付装置

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Publication number
JPH0819576A
JPH0819576A JP6179715A JP17971594A JPH0819576A JP H0819576 A JPH0819576 A JP H0819576A JP 6179715 A JP6179715 A JP 6179715A JP 17971594 A JP17971594 A JP 17971594A JP H0819576 A JPH0819576 A JP H0819576A
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JP
Japan
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rod
fastener
bed frame
locking
mounting base
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Application number
JP6179715A
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English (en)
Inventor
Shigeki Koto
茂樹 小藤
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FUJI ACE KK
Original Assignee
FUJI ACE KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作によって取付け及び取り外しが行
えると共に、作業者にあっては、取付取り外し作業自体
が楽に行うことができる介助固定バー取付装置を提供す
ること。 【構成】 取付ベース5と締付具6とからなり、取付ベ
ース5は上下方向に、介助固定バー3を挿通するための
介助固定バー挿通孔7と締付具挿入穴12とを備え、締
付具6は、取付ベース5の締付具挿入穴12に対し、下
方から抜き差し自在に挿入される挿入杆14と、挿入杆
14に連杆15a,15bを介して揺動自在に対抗配置
されると共に、挿入杆14に向けて近接・離間される係
止押圧部22を有する係止杆16とを備えると共に、挿
入杆14の下端に係止杆16を押圧してその係止押圧部
22を挿入杆14側に接近揺動させる係止杆調節移動具
19(17,18)を進退移動自在に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、病院などにお
いてベッドに取り付け、立ち上がりまたは歩行困難な人
が自身で移動する際に、掴持するなどして歩行を補助す
るための介助固定バーを取付ける介助固定バー取付装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ベッドの側縁に連結具を取付け、この連
結具に着脱自在に支持バーを取付けて、支持バーをベッ
ドの側縁に直角、あるいは平行に配設することができよ
うにした患者用移動介助装置は、例えば、実行平2−7
546号として公知である。
【0003】このものは、支持バーは、屈曲させて上下
複数段に水平方向に形成された把持部と、該把持部の一
側より下方に垂下して設けられたベッド取付部と、把持
部の他側より下方に設けられた接地用の脚杆と、脚杆の
下端に高さ調整自在に設けられた脚支杆とを備え、連結
具は、ベッドのフレームの外側に配設される取付ベース
と、ベッドのフレームの内側に配設される締付板とによ
り構成され、取付ベースと締付板とによりベッドのフレ
ームを挟持して固定し、取付ベースの表面には支持バー
固定用ハンドルが設けられ、支持バー固定用ハンドルに
は取付ベースの背面に支持バー固定用片が配設され、取
付ベースと支持バー固定用片との間に支持バーのベッド
取付部を挿入し、支持バー固定用ハンドルを回動させる
ことにより、支持バー固定用片を前後移動させ、支持バ
ーを連結具に着脱自在に配設したものである。
【0004】そして、連結具は、取付ベースの正面上部
の左右側部寄りにボルト孔が設けられ、取付ベースの正
面下部の左右側部寄りに、背面側に開口されたナットが
一体に設けられ、締付板を2枚組に構成し、各締付板の
上端には、取付ベースのボルト孔に対応してナットが固
着され、締付板の下端には、取付ベースのナットに対応
してボルト孔が設けられ、さらに中間部にボルト孔が設
けられており、連結具を取付けるに際して、取付ベース
をベッドフレームの外側から添接して、取付ベースの上
部をフレームより上方に配置させると共に、取付ベース
の下部をフレームより下方に配置させ、締付板をフレー
ムの内側から添接させ、取付ベースのボルト孔から締付
板のナットに締付ボルトを緊結させ、締付板のボルト孔
から取付ベースのナットに締付ボルトを緊結させ、フレ
ームを挟持するように連結具を固定することにより、ベ
ッドのフレームに取付用のビス孔を予め設けることな
く、連結具を着脱自在に取付けるようにしたものであ
る。
【0005】しかしながら、このものにおける連結具
は、その取付けに際し、取付ベースの上部及び下部に対
して締付板を固定しなければならず、しかも締付板のボ
ルト孔から取付ベースのナットに締付ボルトを緊結させ
る際に、ベッドフレームの内側から行う必要があり、こ
のため作業者はベッドを持ち上げる等して取付作業を行
わなければならず取付けに時間を要すると共に、作業が
面倒となるものであった。また、ベッドのフレームに連
結具を一度固定しまうと、取付ベースの上部の締付ボル
トと取付ベースの下部のナットに背面側から螺合されて
いる締付ボルトとをを取り外す以外には連結具をベッド
フレームから取り外すことができないため、ベッドのフ
レームに対する連結具の取付位置を変更する場合には、
必ずしも容易に行えるものではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、簡単
な操作によって取付け及び取り外しが行えると共に、作
業者にあっては、取付取り外し作業自体が楽に行うこと
ができる介助固定バー取付装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の介助固定バー取
付装置は、上記課題を解決するために、取付ベースと締
付具とからなる介助固定バー取付装置において、前記取
付ベースは上下方向に、介助固定バーを挿通するための
介助固定バー挿通孔と締付具挿入穴とを備え、前記締付
具は、前記取付ベースの締付具挿入穴に対し、下方から
抜き差し自在に挿入される挿入杆と、前記挿入杆に連杆
を介して揺動自在に対抗配置されると共に、前記挿入杆
に向けて近接・離間される係止押圧部を有する係止杆と
を備えると共に、前記挿入杆の下端に前記係止杆を押圧
してその係止押圧部を前記挿入杆側に接近揺動させる係
止杆調節移動具を進退移動自在に設けたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】ベッドフレームへの介助固定バー取付装置の取
付けは、締付具における挿入杆に連杆を介して対向配置
する締付具の係止杆を揺動させ、係止杆の係止押圧部を
挿入杆から離間させた状態とし、締付具をベッドフレー
ムの下方に臨ませて、離間している締付具6の上部側の
挿入杆と係止杆との間にベッドフレームを介入させて締
付具の係止杆をベッドフレームの内側に配置させると共
に、締付具の挿入杆をベッドフレームの外側に配置さ
せ、次いで、締付具の係止杆を挿入杆に向けて揺動させ
て、ベッドフレームを締付具の係止杆と挿入杆との間に
挟み込んだ状態とし、取付ベースを締付具の上方より近
づけ、取付ベースの締付具挿入穴に締付具の挿入杆を下
方から差し込んで挿入杆の上部を挿入して、ベッドフレ
ームの外側に取付ベースを配置させ、次に締付具の挿入
杆の下端の係止杆調節移動具を前進操作して係止杆を押
圧してその係止押圧部を挿入杆側に接近揺動させ、係止
杆の係止押圧部でベッドフレームの内側から押圧し、締
付具の係止杆の係止押圧部と挿入杆が挿入されている取
付ベースとの間でベッドフレームを挟み込んで固定す
る。
【0009】介助固定バーは、取付ベースに設けられた
介助固定バー挿通孔に上方から挿通することにより、取
付ベースへ上下方向に配設される。
【0010】ベッドフレームへの介助固定バー取付装置
の取り外しは、締付具の挿入杆の下端の係止杆調節移動
具を後退操作し、係止杆の係止押圧部によるベッドフレ
ーム内側への押圧を解除させ、次いで、締付具における
締付具の係止杆を揺動させ、係止杆の係止押圧部を挿入
杆に向く方向とは逆向きに揺動させて係止押圧部をベッ
ドフレームから離間させ、次に、締付具の挿入杆を取付
ベースの締付具挿入孔から下方に引き抜いて取付ベース
及び締付具を取り外す。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の介助固定バー取付装置1を介し
てベッドフレーム2の側縁に支持バー3を取付けた状態
を示す斜視図であり、ベッドフレーム2の側縁には、介
助固定バー取付装置1が着脱自在に取付けられ、介助固
定バー取付装置1には、立ち上がりまたは歩行困難な人
が自身で移動する際に掴持するなどして歩行を補助する
ための介助固定バーとしての支持バー3が上下方向に挿
通されると共に、介助固定バー取付装置1の正面側から
支持バー3に向けて支持バー固定用ハンドルネジ4が螺
合されており、介助固定バー取付装置1に支持バー3が
着脱自在に取付けられている。
【0012】介助固定バー取付装置1は、図1及び図2
に示すように、ベッドフレーム2の外側に配設される取
付ベース5と、ベッドフレーム2及び取付ベース5の下
方側に配設される締付具6とにより構成されている。
【0013】取付ベース5は、図1及び図2乃至図5に
示すように、横長長方形状に形成された正面部5aと、
正面部5aの左右側部に背面方向に斜めに折曲して形成
された両側面部5b,5cと、正面部5aの上縁及び両
側面部5b,5cの上縁から背面方向へ直交して水平に
設けられた上板部5dと、正面部5aの下縁及び両側面
部5b,5cの下縁から背面方向へ直交して水平に設け
られた底板部5eとを備え、正面部5aに対向する背面
側は開口されている。
【0014】図3及び図4に示すように、取付ベース5
の上板部5a及び底板部の各中央には、支持バー挿通孔
7,7が対向してそれぞれ穿設されており、図3乃至図
5に示すように、各支持バー挿通孔7,7の間を連通し
て丸パイプよりなる支持バー挿通管8が上下方向に嵌挿
されると共に、その上端部周面と下端部周面とが上板部
5dの裏面と底板部5eの裏面とにそれぞれ固着されて
いる。
【0015】また、取付ベース5の正面部5aの中央に
は、図2に示すようにハンドルネジ取付用孔9が穿設さ
れ、図3乃至図5に示すように、取付ベース5の正面部
5aに設けられたハンドルネジ取付用孔9に対向する支
持バー挿通管8の軸線方向の中間部周面にはハンドルネ
ジ通孔10が穿設され、さらに正面部5aの裏面と支持
バー挿通管8との間に、ハンドルネジ取付用孔9および
ハンドルネジ通孔10に対応してナット11が固着され
ている。
【0016】取付ベース5の底板部5eには、図4に示
すように、背面側側縁の左右側面部5b,5c寄りに、
図6に示す後述の締付具6の挿入杆14が挿入される矩
形状の締付具挿入穴12,12がそれぞれ設けられ、図
3乃至図5に示すように、該締付具挿入穴12,12に
連続して、角パイプよりなる締付具挿入管13,13が
取付ベース5の内側に上下方向にそれぞれ配設されると
共に、その上端部周面と下端部周面とが上板部5dの裏
面と底板部5eの裏面とにそれぞれ固着されている。
【0017】締付具6は、図2に示すように、取付ベー
ス5の底板部5eの左右に対してそれぞれ設けられてお
り、各締付具6,6の構成は、左右同等である。
【0018】締付具6は、図6に示すように、取付ベー
ス5の締付具挿入穴12に対し、下方から抜き差し自在
に挿入される挿入杆14と、挿入杆14の両側に互いに
平行して揺動自在に軸支された2枚のリンクプレート1
5a,15bと、挿入杆14に対抗配置されると共に2
枚のリンクプレート15a,15bの先端間に揺動自在
に軸支された係止杆16と、挿入杆14の下端に設けら
れたナット17及び該ナット17に螺合されて進退移動
自在であるボルト杆18により構成された係止杆調節移
動具19とを備える。
【0019】挿入杆14は、その長手方向を上下方向に
向けて配置され、断面矩形状であって、その寸法が取付
ベース5に設けられた締付具挿入穴12,12に抜き差
しが可能な程度に形成されており、図7に示すように、
その両側部下部寄りには左右方向にボルト貫通孔20が
設けられている。挿入杆14の下端には、図2及び図7
に示すように、ナット17がその軸線を前後方向に向け
て固着されるとと共に、図6に示すように、ナット17
には、正面側の一端面に六角穴21を有するボルト杆1
8が螺合されている。
【0020】係止杆16は、図6に示すように、その長
手方向を上下方向に向けて挿入杆14に対抗して配置さ
れ、上端を正面手前側に配置されている挿入杆14に向
けて屈曲された係止押圧部22が形成され、図7に示す
ように両側部の長手方向の中間部には、左右方向にボル
ト貫通孔23が設けられている。
【0021】また、2枚のリンクプレート15a,15
bの両端には、それぞれボルト挿通孔24,25が設け
られている。
【0022】図7に示すように、2枚のリンクプレート
15a,15bは、挿入杆14の両側の下部にそれぞれ
一端側を添接された後、支軸ボルト26がリンクプレー
ト15aの一端に設けられたボルト挿通孔24から挿入
され、挿入杆14に設けられたボルト貫通孔20に貫通
され、リンクプレート15bの一端に設けられたボルト
挿通孔24へ挿通され、該支軸ボルト26の先端にナッ
ト27が螺着されており、図6に示すように、挿入杆1
4の両側に支軸ボルト26によって一端側を揺動自在に
軸支されている。
【0023】また、係止杆は、図7に示すようにその係
止押圧部22を挿入杆14側に向けてリンクプレート1
5aの他端とリンクプレート15bの他端との間に挟み
込まれて配置された後、支軸ボルト28がリンクプレー
ト15aの他端に設けられたボルト挿通孔25から挿入
され、係止杆14に設けられたボルト貫通孔23に貫通
され、リンクプレート15bの他端に設けられたボルト
挿通孔25へ挿通され、該支軸ボルト28の先端にナッ
ト29が螺着されており、図6に示すように、係止杆1
4の中間部がリンクプレート15a,15bの他端に支
軸ボルト28によって揺動自在に軸支されている。この
ため、係止杆16の上部側の係止押圧部22は、リンク
プレート15a,15bがその一端を中心として揺動さ
れる際及び係止杆16が中間部を中心として揺動移動さ
れた際に、挿入杆14に向けて近接・離間される。
【0024】また、支持バー3は、図1に示すように、
ベッドに取付けた時にはベッドの上面より高くなるよう
に形成してあり、その上部には倒立U字状に形成された
把持部30が設けられており、該把持部30は上下2段
の水平部31,32と高さ方向に半円状に屈曲した側方
屈曲部33よりなり、側方屈曲部33に対向する他側
は、上部側の水平部31の他端を下方に向けて屈曲した
支持杆部34が設けられ、下部側の水平部32の他端部
が支持杆部34の上端寄りに一体に形成されている。支
持杆部34は、下方に垂下してあり、その下端には、ベ
ッド取付杆35が連設されている。また、下方側の水平
部32の側方屈曲部33寄りから下方に垂下して、ベッ
ド取付杆35と平行に脚杆36が一体に設けられ、脚杆
36の下端には支脚杆37が挿入されると共に、脚杆3
6の下端に取付けられた高さ調整ボルト38を締結弛緩
することにより上下に移動調整自在に装着され、支脚杆
37の下端には保護キャップ39が装着されている。
【0025】次に、実施例の作用について説明する。ま
ず、介助固定バー取付装置1のベッドフレームへの取付
けについて説明する。左右のうちの一方の締付具6によ
り取付ベース5の一側をベッドフレーム2の側縁に取付
ける。締付具6は、図6に示す挿入杆14と係止杆16
とが略平行した状態であるとする。この状態で、まず、
挿入杆14の下端に固着された係止杆調整移動具19に
おけるナット17に対してボルト杆18を手により回動
させ、ボルト杆18を図6において矢印Aで示す正面側
に後退移動させておく。
【0026】次に、挿入杆14側に対してリンクプレー
ト15a,15bを下方へ少し押し下げ、係止杆16の
下部が挿入杆14の下端に固着されたナット17の前方
に位置となるように係止杆を移動させる。リンクプレー
ト15a,15bを下方へ押し下げると、図6に示すよ
うに、リンクプレート15a,15bは支軸ボルト26
によって軸支されている一端側を中心として図6におい
て矢印Cで示す時計回りに揺動移動されることにより、
リンクプレート15a,15bの他端が下方に回転移動
され、図8に示すように、リンクプレート15a,15
bの他端に軸支されている係止杆16が全体として下方
に移動されると共に、係止杆16の上部側の係止押圧部
22は、挿入杆14から離間される一方、係止杆16の
下部が挿入杆14の下端に向けて接近される。
【0027】次いで、リンクプレート15a,15bに
対して係止杆16を支軸ボルト28によって軸支されて
いる係止杆16の中間部を中心として図8において矢印
Dで示す時計回りに揺動移動させ、さらに係止杆16の
上部側の係止押圧部22を挿入杆14から離間させる一
方、係止杆16の下部正面側をナット17に螺合してい
るボルト杆18の他端に突き当てて当接させ、締付具6
を図9に示すような状態とする。このように、締付具6
は、挿入杆14に対してリンクプレート15a,15b
の一端が揺動自在であり、かつリンクプレート15a,
15bの他端に対して係止杆16の中間部が揺動自在に
軸支されている構成により、ベッドフレーム2の幅に応
じて挿入杆14と係止杆16の係止押圧部22との間を
十分に離間させることができる。
【0028】次に、図9に示すように、締付具6をベッ
ドフレーム2の所要の取付位置下方に臨ませて、離間し
ている締付具6の上部側の挿入杆14と係止杆16との
間にベッドフレーム2を介入させて締付具6の係止杆1
6をベッドフレーム2の内側に配置させると共に、締付
具6の挿入杆14をベッドフレーム2の外側に配置さ
せ、締付具6の係止杆16を挿入杆14に向けて揺動さ
せて、ベッドフレーム2を締付具6の係止杆16の上部
側の係止押圧部22と挿入杆14との間に配置させて挟
み込んだ状態とし、次に、取付ベース5を締付具6の挿
入杆14の上方より近づけ、取付ベース5の締付具挿入
穴12に締付具6の挿入杆14を下方から差し込んで挿
入杆14の上部を締付具挿入管13内に挿入して、ベッ
ドフレーム2の外側に取付ベース2を配置させる。
【0029】次いで、締付具6の挿入杆14の下端に設
けられたナット17に螺合しているボルト杆18の正面
側に面している一端面の六角穴21(図6参照)に六角
レンチ(図示を省略)を差し込み、ボルト杆18をナッ
ト17に対して回動させ、ボルト杆18を前進移動させ
る。ボルト杆18が図6及び図9において矢印Bで示す
左方から右方へ向けて移動され、ボルト杆18の他端に
当接されている係止杆16の下部を正面側から押圧する
ことにより、係止杆16が中間部を中心に図9において
矢印Eで示す反時計方向に揺動移動され、係止杆16の
上部側の係止押圧部22が挿入杆14に向けて接近移動
され、図10に示すように、係止杆16の係止押圧部2
2でベッドフレーム2の内側から挿入杆14が挿入され
ている取付ベース5に向けて押圧し、締付具6の係止杆
16の係止押圧部22と挿入杆14が挿入されている取
付ベース5との間にベッドフレーム2を挟み込んで固定
する。
【0030】前記と同様にして、残る他方の締付具6に
より取付ベース5の他側をベッドフレーム2の側縁に取
付ける。このようにして2個の締付具6により取付ベー
ス5がベッドフレーム2の所要位置に固定され、即ち、
介助固定バー取付装置1のベッドフレーム2への取付け
が完了する。
【0031】以上に述べたように、介助固定バー取付装
置1のベッドフレーム2への取付けは、ベッドフレーム
2の下側から締付具6を臨ませて、締付具6の係止押圧
部22をベッドフレーム2の内側に配置させると共に締
付具6の挿入杆14をベッドフレーム2の外側に配置さ
せ、締付具6の挿入杆14を取付ベース5の締付具挿入
孔12に差し込んで取付ベース5をベッドフレーム2の
外側に配置させた後、ベッドフレーム2の正面側から締
付具6の挿入杆14の下端に設けられたボルト杆18を
回動操作してボルト杆18を前進させることにより、係
止杆16が揺動され、係止杆16の上部側の係止押圧部
22がベッドフレーム2の内側から挿入杆14が挿入さ
れている取付ベース5に向けて押圧されることにより取
付けられ、作業者はベッドフレーム2の正面側からボル
ト杆18を回動操作させるだけで介助固定バー取付装置
1を取付けることができるので、取付操作が簡単であ
り、ベッドを持ち上げる等の作業が不要となって取付作
業自体が楽に行え、取付けも短時間で行うことができ
る。
【0032】支持バー3の介助固定バー取付装置1への
取付けは、図1に示すように、介助固定バー取付装置1
の取付ベース5に設けた支持バー挿通孔7に上方から支
持バー3のベッド取付杆35を差し込み、ベッド取付杆
35を図2に示す支持バー挿通管8に挿通させて取付ベ
ース5の底板部5eの下側へ貫通させる。そして、必要
に応じて支持バー3をベッドに平行、あるいはベッドフ
レーム2に対して直角、その他適宜角度をもって配設
し、また、支持バー3の脚杆36に挿入した支脚杆37
の高さ調節を行い、高さ調整ボルト38を締め込んで固
定した後、取付ベース5の正面部5aに設けられたハン
ドルネジ取付用孔9に螺着している支持バー固定用ハン
ドルネジ4を時計方向に回動操作させて締め込むと、該
ハンドルネジ4の先端が支持バー挿通管8の側部周面に
設けた図3及び図4に示すハンドルネジ通孔10から支
持バー挿通管8の内部に入り込んで支持バー3のベッド
取付杆35を側方から押圧することにより、支持バー3
が取付ベース5に固定される。
【0033】また、ベッドのフレーム2に対する介助固
定バー取付装置1の取付位置を変更する場合には、ベッ
ドフレーム2から介助固定バー取付装置1の取り外しを
行う。
【0034】まず、支持バー固定用ハンドルネジ4を図
1の反時計方向に回動操作させて緩め、支持バー3を上
方に引き上げ、介助固定バー取付装置1の取付ベース5
から支持バー3を引き抜く。
【0035】次いで、締付具6の挿入杆14の下端のボ
ルト杆18を回動操作して該ボルト杆18を図10にお
いて矢印Fで示す正面手前側に後退移動させる。ボルト
杆18の後退移動により、係止杆16の係止押圧部22
によるベッドフレーム2内側への押圧が解除される。次
いで、締付具6の係止杆16を図10において時計方向
に揺動させ、係止杆16の係止押圧部22をベッドフレ
ーム2の内側から離間させ、次に、締付具2の挿入杆1
4を取付ベース5の締付具挿入孔12から下方に引き抜
き、取付ベース5及び締付具6をベッドフレーム2から
取り外す。このように、ベッドフレーム2からの介助固
定バー取付装置1の取り外しも、ベッドフレーム2の正
面側において楽に行え、取り外し操作もボルト杆18を
緩めるだけでよいので簡単に行うことができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の介助固定バー取付装置は、取付
けの際には、挿入杆に対して係止杆を連杆を介して揺動
させることにより、係止杆の係止押圧部を挿入杆より離
間させ、締付具をベッドフレームの下方に臨ませて、離
間している締付具の上部側の挿入杆と係止杆との間にベ
ッドフレームを介入させて締付具の係止杆をベッドフレ
ームの内側に配置させると共に、締付具の挿入杆をベッ
ドフレームの外側に配置させ、次いで、締付具の係止杆
を挿入杆に向けて揺動させて、ベッドフレームを締付具
の係止杆と挿入杆との間に挟み込んだ状態とし、取付ベ
ースを締付具の上方より近づけ、取付ベースの締付具挿
入穴に締付具の挿入杆を下方から差し込んで挿入杆の上
部を挿入し、ベッドフレームの外側に取付ベースを配置
させ、次に締付具の挿入杆の下端の係止杆調節移動具を
前進操作して係止杆を押圧してその係止押圧部を挿入杆
側に接近揺動させ、係止杆の係止押圧部でベッドフレー
ムの内側から押圧し、締付具の係止杆の係止押圧部と挿
入杆が挿入されている取付ベースとの間でベッドフレー
ムが挟み込まれて固定されるので、作業者はベッドフレ
ームの正面側から係止杆調節移動具を前進操作させるだ
けで介助固定バー取付装置を取付けることができるから
取付操作が簡単であり、ベッドを持ち上げる等の作業が
不要であって取付作業自体が楽に行え、取付けも短時間
で行うことができる。
【0037】また、取り外しの際には、ベッドフレーム
の正面側から締付具の挿入杆の下端の係止杆調節移動具
を後退操作し、係止杆の係止押圧部によるベッドフレー
ム内側への押圧を解除させ、次いで、締付具の係止杆を
揺動させ、係止杆の係止押圧部を挿入杆に向く方向とは
逆向きに揺動させて係止押圧部をベッドフレームから離
間させ、次に、締付具の挿入杆を取付ベースの締付具挿
入孔から下方に引き抜くことにより、取付ベース及び締
付具をベッドフレームから取り外すことができるので、
係止杆調節移動具を後退操作するだけの簡単な操作によ
って取り外しが行えると共に、ベッドフレームの正面側
において取り外し作業も楽に行うことができ、ベッドフ
レームに対する取付位置の変更を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る介助固定バー取付装置を
介してベッドフレームの側縁に介助固定バーを取付けた
状態を示す斜視図
【図2】本発明の実施例に係る介助固定バー取付装置を
示す正面図
【図3】取付ベースの平面図
【図4】取付ベースの底面図
【図5】取付ベースの背面図
【図6】締付具の斜視図
【図7】締付具を分解して示す斜視図
【図8】取付け時及び取り外し時の締付具における係止
杆の揺動を示す側面図
【図9】ベッドフレームへの取付け時の介助固定バー取
付装置を示す側断面図
【図10】ベッドフレームへの介助固定バー取付装置の
取付状態を示す側断面図
【符号の説明】
1 介助固定バー取付装置 2 ベッドフレーム 3 支持バー(介助固定バー) 4 支持バー固定用ハンドルネジ 5 取付ベース 5a 正面部 5b 側面部 5c 側面部 5d 上板部 5e 底板部 6 締付具 7 支持バー挿通孔(介助固定バー挿通孔) 8 支持バー挿通管 9 ハンドルネジ取付用孔 10 ハンドルネジ通孔 11 ナット 12 締付具挿入孔 13 締付具挿入管 14 挿入杆 15 リンクプレート 16 係止杆 17 ナット 18 ボルト杆 19 係止杆調整移動具 20 ボルト貫通孔 21 六角穴 22 係止押圧部 23 ボルト貫通孔 24 ボルト挿通孔 25 ボルト挿通孔 26 支軸ボルト 27 ナット 28 支軸ボルト 29 ナット 30 把持部 31 水平部 32 水平部 33 側方屈曲部 34 支持杆部 35 ベッド取付杆 36 脚杆 37 支脚杆 38 高さ調整ボルト 39 保護キャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付ベースと締付具とからなる介助固定
    バー取付装置において、前記取付ベースは上下方向に、
    介助固定バーを挿通するための介助固定バー挿通孔と締
    付具挿入穴とを備え、前記締付具は、前記取付ベースの
    締付具挿入穴に対し、下方から抜き差し自在に挿入され
    る挿入杆と、前記挿入杆に連杆を介して揺動自在に対抗
    配置されると共に、前記挿入杆に向けて近接・離間され
    る係止押圧部を有する係止杆とを備えると共に、前記挿
    入杆の下端に前記係止杆を押圧してその係止押圧部を前
    記挿入杆側に接近揺動させる係止杆調節移動具を進退移
    動自在に設けたことを特徴とする介助固定バー取付装
    置。
JP6179715A 1994-07-08 1994-07-08 介助固定バー取付装置 Pending JPH0819576A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2572652A (en) * 2018-04-07 2019-10-09 Rowland Wood Oliver Improvements in bedside assist handrails and their attachment

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2572652A (en) * 2018-04-07 2019-10-09 Rowland Wood Oliver Improvements in bedside assist handrails and their attachment
GB2572652B (en) * 2018-04-07 2022-08-24 Rowland Wood Oliver Improvements in bedside assist handrails and their attachment

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