JP2593037Y2 - 真空成形設備におけるシートクランプ装置 - Google Patents

真空成形設備におけるシートクランプ装置

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JP2593037Y2
JP2593037Y2 JP1993061880U JP6188093U JP2593037Y2 JP 2593037 Y2 JP2593037 Y2 JP 2593037Y2 JP 1993061880 U JP1993061880 U JP 1993061880U JP 6188093 U JP6188093 U JP 6188093U JP 2593037 Y2 JP2593037 Y2 JP 2593037Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、長方形状の樹脂シート
を用いて真空成形するに当り、樹脂シートを真空成形設
備にセットするため、上・下一対の把持機構をもって樹
脂シートの周縁を把持するようにした装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、枠状の上把
持本体と、この上把持本体の内面に相対向して水平状態
にあって水平面内にある上把持本体に対して垂直面内で
回転可能に装着されかつその表面における一方の半分側
に右ねじを他方の半分側に左ねじをそれぞれ刻設された
上第1回転軸および上第2回転軸と、この上第1・第2
回転軸と直交する方向へ延びるとともに前記上把持本体
の内面に垂直面内で回転自在に装着されかつその両端が
前記上第1・第2回転軸の一端に2対の上笠歯車を介し
てそれぞれ連結された上第3回転軸と、前記上傘歯車の
一つと噛み合う上傘歯車を有して噛み合う上傘歯車に回
転力を伝達する上回転力伝達手段と、前記上第3回転軸
と同一方向へ延びるとともに前記上第1・第2回転軸の
両端寄り側間にその両端がそれぞれ螺合されかつ前記上
第3回転軸と同一方向へ延びる上第1長孔および上第2
長孔をそれぞれ設けた上第1移動梁部材および上第2移
動梁部材と、前記上第1・第2移動梁部材間に相互に所
要の間隔をおいて着脱自在に装架された2本の上第1・
第2渡し部材と、を含む上把持機構と;枠状の下把持本
体と、この下把持本体の内面に相対向して垂直面内で回
転可能に装着されかつその表面における一方の半分側に
右ねじを他方の半分側に左ねじをそれぞれ刻設された下
第1回転軸および下第2回転軸と、この下第1・第2回
転軸と直交する方向へ延びるとともに前記下把持本体の
内面に水平状態にあって水平面内にある上把持本体に対
して垂直面内で回転自在に装着されかつその両端が前記
下第1・第2回転軸の一端に2対の下笠歯車を介してそ
れぞれ連結された下第3回転軸と、前記下傘歯車の一つ
と噛み合う下傘歯車を有して噛み合う下傘歯車に回転力
を伝達する下回転力伝達手段と、前記下第3回転軸と同
一方向へ延びるとともに前記下第1・第2回転軸の両端
寄り側にその両端が螺合されかつ前記下第3回転軸と同
一方向へ延びる下第1長孔および下第2長孔をそれぞれ
設けた下第1移動梁部材および下第2移動梁部材と、前
記下第1・第2移動梁部材間に相互に所要の間隔をおい
て着脱自在に装架された2本の下第1・第2渡し部材
と、を含む下把持機構とを備えて、各種のサイズの樹脂
シートに対応できるようにして汎用性をもたせたものが
ある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された従来のシートクランプ装置では、前記上第1・
上第2渡し部材の両端と前記上第1・第2移動梁部材と
の連結、および、前記下第1・第2渡し部材の両端と前
記下第1・第2移動梁部材との連結は、それぞれボルト
・ナットで行なわれており、したがって、樹脂シートの
サイズ変更のため、前記上第1・第2渡し部材、およ
び、前記下第1・第2渡し部材を取り替える場合、多数
のボルト・ナットを緩めたり締め付けたりしなければな
らず、非常に厄介であるとともに、手間隙がかかるなど
の問題があった。本考案は上記の事情に鑑みてなされた
もので、前記上第1・第2渡し部材の前記上第1・第2
移動梁部材に対する着脱、および、前記下第1・第2渡
し部材の前記下第1・第2移動梁部材に対する着脱を、
短時間で容易に行なうことが可能なシートクランプ装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案における装置は、長方形状の樹脂シートを用
いて真空成形するに当り、樹脂シートを真空成形設備に
セットするため、上・下一対の把持機構をもって樹脂シ
ートの周縁を把持するようにした装置であって、枠状の
上把持本体と、この上把持本体の内面に相対向して水平
状態にあって水平面内にある上把持本体に対して垂直面
内で回転可能に装着されかつその表面における一方の半
分側に右ねじを他方の半分側に左ねじをそれぞれ刻設さ
れた上第1回転軸および上第2回転軸と、この上第1・
第2回転軸と直交する方向へ延びるとともに前記上把持
本体の内面に垂直面内で回転自在に装着されかつその両
端が前記上第1・第2回転軸の一端に2対の上笠歯車を
介してそれぞれ連結された上第3回転軸と、前記上傘歯
車の一つと噛み合う上傘歯車を有して噛み合う上傘歯車
に回転力を伝達する上回転力伝達手段と、前記上第3回
転軸と同一方向へ延びるとともに前記上第1・第2回転
軸の両端寄り側間にその両端がそれぞれ螺合されかつ前
記上第3回転軸と同一方向へ延びる上第1長孔および上
第2長孔をそれぞれ設けた上第1移動梁部材および上第
2移動梁部材と、前記上第1・第2移動梁部材間に相互
に所要の間隔をおいて着脱自在に装架された2本の上第
1・第2渡し部材と、を含む上把持機構と;枠状の下把
持本体と、この下把持本体の内面に相対向して垂直面内
で回転可能に装着されかつその表面における一方の半分
側に右ねじを他方の半分側に左ねじをそれぞれ刻設され
た下第1回転軸および下第2回転軸と、この下第1・第
2回転軸と直交する方向へ延びるとともに前記下把持本
体の内面に水平状態にあって水平面内にある上把持本体
に対して垂直面内で回転自在に装着されかつその両端が
前記下第1・第2回転軸の一端に2対の下笠歯車を介し
てそれぞれ連結された下第3回転軸と、前記下傘歯車の
一つと噛み合う下傘歯車を有して噛み合う下傘歯車に回
転力を伝達する下回転力伝達手段と、前記下第3回転軸
と同一方向へ延びるとともに前記下第1・第2回転軸の
両端寄り側にその両端が螺合されかつ前記下第3回転軸
と同一方向へ延びる下第1長孔および下第2長孔をそれ
ぞれ設けた下第1移動梁部材および下第2移動梁部材
と、前記下第1・第2移動梁部材間に相互に所要の間隔
をおいて着脱自在に装架された2本の下第1・第2渡し
部材と、を含む下把持機構とを備えた真空成形設備にお
けるシートクランプ装置において、前記上第1・第2渡
し部材の一端を2個の上掛止機構をもって前記上第2移
動梁部材にそれぞれ連結し、前記上第1・第2渡し部材
の他端を2個の上締め付け機構をもって前記上第1移動
梁部材にそれぞれ連結し、前記下第2渡し部材の一端を
2個の下掛止機構をもって前記下第2移動梁部材にそれ
ぞれ連結し、さらに、前記下第1・第2渡し部材の他端
を2個の下締め付け機構をもって前記下第1移動梁部材
にそれぞれ連結し、前記上・下掛止機構は、上・下第2
長孔をそれぞれ貫通するハンドル付き上・下第3ボルト
を介して前記上・下第2移動梁部材の内面にそれぞれ装
着された上・下掛止本体と、上第1・第2渡し部材およ
び下第1・第2渡し部材の貫通孔および上・下掛止本体
の貫通長孔に挿入された上・下第2継ぎ手ピントとで構
成し、前記上・下締め付け機構は、前記上・下第1長孔
をそれぞれ貫通するハンドル付き上・下第1ボルトを介
して上・下第1移動梁部材の内面に装着された上・下支
持部材と、上・下渡し部材の上・下貫通孔および上・下
貫通長孔にそれぞれ挿入させた上・下第1継ぎ手ピン
と、上・下支持部材にそれぞれ上下回動可能に支持され
て前記上・下第1継ぎ手ピンをそれぞれ外側方向へ押圧
する上・下押圧部材と、上・下押圧部材を左右方向へ貫
通するとともに前記上・下支持部材にそれぞれ螺着され
たハンドル付き上・下第2ボルトとで構成したことを特
徴とする。
【0005】
【作用】このように構成した装置は、前記上第1・第2
渡し部材の一端を2個の上掛止機構をもって前記上第2
移動梁部材にそれぞれ連結し、その後、前記上第1・第
2渡し部材の他端を2個の上締め付け機構をもって前記
上第1移動梁部材にそれぞれ連結し、これにより、前記
上第1・第2渡し部材は、前記上第1・第2移動梁部材
にそれぞれ取り付けられることとなる。同様にして、前
記下第1・第2渡し部材の一端を2個の下掛止機構をも
って前記下第2移動梁部材にそれぞれ連結し、その後、
前記下第1・第2渡し部材の他端を2個の下締め付け機
構をもって前記下第1移動梁部材にそれぞれ連結するこ
とにより、前記下第1・第2渡し部材は、前記下第1・
第2移動梁部材にそれぞれ取り付けられる。
【0006】また、2個の上締め付け機構を緩めたの
ち、前記上第1・第2渡し部材の他端を前記上第1移動
梁部材からそれぞれ分離するとともに、前記上第1・第
2渡し部材の一端を前記上第2移動梁部材からそれぞれ
分離することにより、前記上第1・第2渡し部材を前記
上第1・第2移動梁部材から取り外すことができる。同
様にして、2個の下締め付け機構を緩めて前記下第1・
第2渡し部材の他端を前記下第1移動梁部材から分離し
たのち、前記下第1・第2渡し部材の一端を下第2移動
梁部材からそれぞれ分離することにより、前記下第1・
第2渡し部材を前記下第1・第2移動梁部材にそれぞれ
取り外すことができる。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例について図1〜図5に基づ
き詳細に説明する。シートクランプ装置は、上把持機構
Uおよび下把持機構Dにより構成されており、この上・
下把持機構U、Dにおいては、平面図である図1に示す
ように、枠状の上把持本体1および下把持本体51の各
内面に、表面における一方の半分側に右ねじを他方の半
分側に左ねじをそれぞれ刻設した上第1回転軸2および
上第2回転軸3と、下第1回転軸52および下第2回転
軸53とが、軸受ユニット4、4、54、54を介して
それぞれ相対向させて垂直面内で回転可能に装着してあ
り、上第1・第2回転軸2、3、および、下第1・第2
回転軸52、53の前先端間のそれぞれには、上第1回
転軸2および下第1回転軸52と直交する方向へ指向す
る上第3回転軸5および下第3回転軸55が4対の上笠
歯車6および下傘歯車56を介してそれぞれ連結してあ
り、上・下第3回転軸5、55は、前記上把持本体1お
よび下把持本体51の前側内面に4組の軸受ユニット
7、7、57、57を介してそれぞれ垂直面内で回転自
在に装着してある。
【0008】また、右側の2対の上・下笠歯車6、56
には、上・下回転手段45、95がそれぞれ装着してあ
り、この上・下回転手段45、95においては、前記上
把持本体1および下把持本体51の側壁をそれぞれ貫通
する上・下回転軸8、58を介して垂直面内で回転自在
に配設した上・下笠歯車9、59が噛み合っており、上
・下回転軸8、58の他端には上・下ハンドル10、6
0がそれぞれ嵌着してあって、上第1・第2回転軸2、
3、および、下第1・第2回転軸52、53は、上・下
ハンドル10、60の正逆回転によりそれぞれ正逆回転
されるようになっている。
【0009】前記上第1・第2回転軸2、3および前記
下第1・下第2回転軸52、53における前方部間およ
び後方部間には、帯板状の上第1・第2移動梁部材1
1、12の両端部および、下第1・第2移動梁部材6
1、62がそれぞれ螺合してあって、前記上・下ハンド
ル10、60の正逆回転により、上第1・第2移動梁部
材11、12、および、下第1・第2移動梁部材61、
62は、それぞれ相互に近づいたり離れたりするように
なっている。そして、上第1・第2移動梁部材11、1
2の両端部および下第1・下第2移動梁部材61、62
には、前記上第3回転軸5と同一方向へ延びる上第1・
第2長孔13、14、および、前記下第3回転軸55と
同一方向へ延びる下第1・第2長孔63、64がそれぞ
れ設けてある(図1のAーA断面図である図2参照)。
【0010】また、前記上第1・第2移動梁部材11、
12間、および、前記下第1・第2移動梁部材61、6
2間には、アングル鋼材状の2本の上渡し部材15、1
6、および、2本の下渡し部材65、66がそれぞれ着
脱自在に装架してあり、前記上第1・第2渡し部材1
5、16および前記下第1・第2渡し部材65、66の
各前端は、4個の上・下締め付け機構17、18、6
7、68をもって前記上第1移動梁部材11および前記
下第1移動梁部材61にそれぞれ連結されている。ま
た、前記上第1・第2渡し部材15、16および前記下
第1・第2渡し部材65、66の各後端は4個の上・下
掛止機構19、20、69、70をもって前記上第2移
動梁部材12、および、下第2移動梁部材62にそれぞ
れ連結されている。
【0011】そして、上・下締め付け機構17、18、
67、68は、図2に示すように、前記上・下第1長孔
13、63をそれぞれ貫通するハンドル付き上・下第1
ボルト21、22、71、72を介して上・下第1移動
梁部材11、61の内面に装着された上・下支持部材2
3、24、73、74と、上・下渡し部材15、16、
65、66の上・下貫通孔25、26、75、76およ
び上・下貫通長孔27、28、77、78にそれぞれ挿
入させた上・下第1継ぎ手ピン29、30、79、80
と、上・下支持部材23、24、73、74にそれぞれ
上下回動可能に支持されて前記上・下第1継ぎ手ピン2
9、30、79、80をそれぞれ外側方向へ押圧する上
・下押圧部材31、32、81、82と、上・下押圧部
材31、32、81、82を左右方向へ貫通するととも
に前記上・下支持部材23、24、73、74にそれぞ
れ螺着されたハンドル付き上・下第2ボルト33、3
4、83、84とで構成されている。
【0012】また、上・下掛止機構19、20、69、
70は、図2および図2の平面図である図3に示すよう
に、上・下第2長孔14、64をそれぞれ貫通するハン
ドル付き上・下第3ボルト35、36、85、86を介
して前記上・下第2移動梁部材12、62の内面にそれ
ぞれ装着された上・下掛止本体37、38、87、88
と、上第1・第2渡し部材15、16および下第1・第
2渡し部材65、66の貫通孔39、40、89、90
および上・下掛止本体37、38、87、88の貫通長
孔41、42、91、92に挿入された上・下第2継ぎ
手ピント43、44、93、94とで構成されている。
【0013】そして、前記ハンドル付き上・下第1〜第
3ボルト21、22、71、72、33、34、83、
84、35、36、85、86の各ハンドル100は、
一部断面図である図5に示すように、ボルト101が螺
着されかつ上面に多数の突起部を有する第1キャップ1
02と、第1キャップ102側に被せられ内面に第1キ
ャップ102の上面と係合可能な多数の突起部を有する
第2キャップ103と、第2キャップ103を第1キャ
ップ102に牽引する引っ張りコイルバネ104と、第
2キャップ103に突設されたレバー105とで構成さ
れている。そして、レバー105を回動させることによ
りボルト101を回動させ、また、第2キャップ103
を引っ張りコイルバネ104の引っ張り力に抗して外側
へ牽引して第1キャップ102との係合を解いたのち、
第2キャップ103を所定方向へ回転させることによ
り、ハンドル105を元の位置に戻すことができる。な
お、図中106は合わせピン、107は樹脂シート押え
ピンである。
【0014】このように構成した装置は、成形すべき所
定の樹脂シートを下把持機構Dに載せた後この樹脂シー
ト上に上把持機構Uを載せて樹脂シートを上下方向から
把持するのは従来の装置と同様であるが、把持すべき樹
脂シートが変わった場合には、次のようにして、上・下
第1・第2渡し部材15、16、65、66を樹脂シー
トのサイズに見合った上・下第1・第2渡し部材15、
16、65、66に取り替える。その取替え作業は次ぎ
のようにして行う。すなわち、手作業により、まず、2
個の上締め付け機構17、18を緩めたのち、上第1継
ぎ手ピン29、30を上貫通孔25、26および上貫通
長孔27、28からそれぞれ抜き出して前記上第1・第
2渡し部材15、16の他端を前記上第1移動梁部材1
1からそれぞれ分離し、続いて、第2継ぎ手ピン43、
44を上貫通孔39、40および上貫通長孔41、42
からそれぞれ抜き出して前記上第1・第2渡し部材1
5、16の一端を前記上第2移動梁部材12からそれぞ
れ分離することにより、前記上第1・第2渡し部材1
5、16を前記上第1・第2移動梁部材11、12から
取り外す。
【0015】同様にして、2個の下締め付け機構67、
68を緩めて前記下第1・第2渡し部材65、66の他
端を前記下第1移動梁部材61から分離したのち、前記
下第1・下第2渡し部材65、66の一端を2個の下掛
止部材87、88からそれぞれ分離することにより、前
記下第1・第2渡し部材65、66を前記下第1・第2
移動梁部材61、62からそれぞれ取り外す。
【0016】次に、前記上第1・第2移動梁部材11、
12間、および、前記下第1・第2移動梁部材61、6
2間に、他の上渡し部材15、16、および、下渡し部
材65、66をそれぞれ装架するには、上第1・第2移
動梁部材11、12間、および、前記下第1・第2移動
梁部材61、62間に、他の上渡し部材15、16、お
よび、下渡し部材65、66をそれぞれ渡し、続いて、
第2継ぎ手ピン43、44を貫通孔39、40および貫
通長孔41、42にそれぞれ挿入して、前記上第1・第
2渡し部材15、16の一端を2個の上掛止機構19、
20をもって前記上第2移動梁部材12にそれぞれ連結
し、その後、第1継ぎ手ピン29、30を貫通孔25、
26および貫通長孔27、28に挿入したのちハンドル
105をもってハンドル付き上第2ボルト33、34を
回転させて上押圧部材31、32をもって上第1継ぎ手
ピン29、30を外側へ押圧し、これに伴って、前記上
第1・第2渡し部材15、16の他端が2個の上締め付
け機構17、18をもって前記上第1移動梁部材11に
それぞれ締め付けられるとともに固定化され、これによ
り、前記新たな上第1・第2渡し部材15、16は、前
記上第1・第2移動梁部材11、12間にそれぞれ取り
付けられることとなる。
【0017】同様にして、前記下第1・第2渡し部材6
5、66の一端を2個の下掛止部材69、70をもって
前記下第2移動梁部材62にそれぞれ連結し、その後、
前記下第1・第2渡し部材65、66の他端を2個の下
締め付け機構67、68をもって前記下第1移動梁部材
61にそれぞれ連結することにより、前記下第1・第2
渡し部材65、66は、前記下第1・第2移動梁部材6
1、62にそれぞれ取り付けられる。
【0018】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案
は、前記上第1・第2渡し部材の一端を2個の上掛止部
材をもって前記上第2移動梁部材にそれぞれ連結し、前
記上第1・第2渡し部材の他端を2個の上締め付け機構
をもって前記上第1移動梁部材にそれぞれ連結し、前記
下第1・第2渡し部材の一端を2個の下掛止部材をもっ
て前記下第2移動梁部材にそれぞれ連結し、さらに、前
記下第1・第2渡し部材の他端を2個の下締め付け機構
をもって前記下第1移動梁部材にそれぞれ連結したか
ら、上・下締め付け部材を締めたり、緩めるだけで、上
・下第1・第2渡し部材を上・下第1・第2移動梁部材
に着脱することができるため、上第1・第2渡し部材の
上第1・第2移動梁部材に対する着脱、および、下第1
・第2渡し部材の下第1・第2移動梁部材に対する着脱
を、短時間で容易に行なうことが可能になるなどの優れ
た実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1のAーA断面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2のBーB断面図である。
【図5】主要部の一部断面拡大正面図である。
【符号の説明】
11 上第1移動梁部材 12 上第2移動梁部材 15 上第1渡し部材 16 上第2渡し部材 17 18 上締め付け機構 19 20 上掛止部材 61 下第1移動梁部材 62 下第2移動梁部材 65 下第1渡し部材 66 下第2渡し部材 67 68 下締め付け機構 69 70 下掛止部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 51/00 - 51/46 B29C 31/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状の樹脂シートを用いて真空成形
    するに当り、樹脂シートを真空成形設備にセットするた
    め、上・下一対の把持機構をもって樹脂シートの周縁を
    把持するようにした装置であって、枠状の上把持本体
    と、この上把持本体の内面に相対向して水平状態にあっ
    て水平面内にある上把持本体に対して垂直面内で回転可
    能に装着されかつその表面における一方の半分側に右ね
    じを他方の半分側に左ねじをそれぞれ刻設された上第1
    回転軸および上第2回転軸と、この上第1・第2回転軸
    と直交する方向へ延びるとともに前記上把持本体の内面
    に垂直面内で回転自在に装着されかつその両端が前記上
    第1・第2回転軸の一端に2対の上笠歯車を介してそれ
    ぞれ連結された上第3回転軸と、前記上傘歯車の一つと
    噛み合う上傘歯車を有して噛み合う上傘歯車に回転力を
    伝達する上回転力伝達手段と、前記上第3回転軸と同一
    方向へ指向するとともに前記上第1・第2回転軸の両端
    寄り側間にその両端がそれぞれ螺合されかつ前記上第3
    回転軸と同一方向へ延びる上第1長孔および上第2長孔
    をそれぞれ設けた上第1移動梁部材および上第2移動梁
    部材と、前記上第1・第2移動梁部材間に相互に所要の
    間隔をおいて着脱自在に装架された2本の上第1・第2
    渡し部材と、を含む上把持機構と;枠状の下把持本体
    と、この下把持本体の内面に相対向して垂直面内で回転
    可能に装着されかつその表面における一方の半分側に右
    ねじを他方の半分側に左ねじをそれぞれ刻設された下第
    1回転軸および下第2回転軸と、この下第1・第2回転
    軸と直交する方向へ延びるとともに前記下把持本体の内
    面に水平状態にあって水平面内にある上把持本体に対し
    垂直面内で回転自在に装着されかつその両端が前記下
    第1・第2回転軸の一端に2対の下笠歯車を介してそれ
    ぞれ連結された下第3回転軸と、前記下傘歯車の一つと
    噛み合う下傘歯車を有して噛み合う下傘歯車に回転力を
    伝達する下回転力伝達手段と、前記下第3回転軸と同一
    方向へ延びるとともに前記下第1・第2回転軸の両端寄
    り側にその両端が螺合されかつ前記下第3回転軸と同一
    方向へ延びる下第1長孔および下第2長孔をそれぞれ設
    けた下第1移動梁部材および下第2移動梁部材と、前記
    下第1・第2移動梁部材間に相互に所要の間隔をおいて
    着脱自在に装架された2本の下第1・第2渡し部材と、
    を含む下把持機構とを備えた真空成形設備におけるシー
    トクランプ装置において、アングル鋼材状の 前記上第1・第2渡し部材15、16
    の一端を2個の上掛止機構19、20をもって前記上第
    2移動梁部材12にそれぞれ連結し、前記上第1・第2
    渡し部材15、16の他端を2個の上締め付け機構1
    7、18をもって前記上第1移動梁部材11にそれぞれ
    連結し、アングル鋼材状の前記下第2渡し部材65、6
    6の一端を2個の下掛止機構69、70をもって前記下
    第2移動梁部材62にそれぞれ連結し、さらに、前記下
    第1・第2渡し部材65、66の他端を2個の下締め付
    け機構67、68をもって前記下第1移動梁部材61に
    それぞれ連結し、前記上・下掛止機構19、20、69、70は、上・下
    第2長孔14、64をそれぞれ貫通するハンドル付き上
    ・下第3ボルト35、36、85、86を介して前記上
    ・下第2移動梁部材12、62の内面にそれぞれ装着さ
    れた上・下掛止本体37、38、87、88と、上第1
    ・第2渡し部材15、16および下第1・第2渡し部材
    65、66の貫通孔39、40、89、90および上・
    下掛止本体37、38、87、88の貫通長孔41、4
    2、91、92に挿入された上・下第2継ぎ手ピント4
    3、44、93、94とで構成し、 前記上・下締め付け機構17、18、67、68は、前
    記上・下第1長孔13、63をそれぞれ貫通するハンド
    ル付き上・下第1ボルト21、22、71、72を介し
    て上・下第1移動梁部材11、61の内面に装着された
    上・下支持部材23、24、73、74と、上・下渡し
    部材15、16、65、66の上・下貫通孔25、2
    6、75、76および上・下貫通長孔27、28、7
    7、78にそれぞれ挿入させた上・下第1継ぎ手ピン2
    9、30、79、80と、上・下支持部材23、24、
    73、74にそれぞれ上下回動可能に支持されて前記上
    ・下第1継ぎ手ピン29、30、79、80をそれぞれ
    外側方向へ押圧する上・下押圧部材31、32、81、
    82と、上・下押圧部材31、32、81、82を左右
    方向へ貫通するとともに前記上・下支持部材23、2
    4、73、74にそれぞれ螺着されたハンドル付き上・
    下第2ボルト33、34、83、84とで構成した こと
    を特徴とする真空成形設備におけるシートクランプ装
    置。
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