JP2002004568A - 手押し式の床材剥がし機 - Google Patents
手押し式の床材剥がし機Info
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- JP2002004568A JP2002004568A JP2000192305A JP2000192305A JP2002004568A JP 2002004568 A JP2002004568 A JP 2002004568A JP 2000192305 A JP2000192305 A JP 2000192305A JP 2000192305 A JP2000192305 A JP 2000192305A JP 2002004568 A JP2002004568 A JP 2002004568A
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Abstract
楽にできるようにする。 【解決手段】 車体1の前部に床材剥離刃2を設け、車
体1の後部に、左右一対の車輪3を設けると共に、車体
1を手押しするためのハンドル5を、支柱6を介して設
ける。上記の車輪3を、車体1と車軸3aとを連結する
ホイールブラケット4を介して車体1に回動自在に設け
る。このホイールブラケット4と上記の支柱6とに突っ
支い状の支持杆10を架け渡す。この支持杆10の下端
をホイールブラケット4に枢着させ、支持杆10を支柱
6に高さ変更自在に取り付ける。
Description
がし機に関し、更に詳しくはコンクリート等の床に貼ら
れた樹脂製タイル、リノリウム等の床材を剥がすために
使用する手押し式の床材剥がし機に関するものである。
車体の前部に床材剥離刃がボルト、ナット等の止め具で
角度調節自在に設けられ、車体の後部に、左右一対の車
輪が設けられると共に、車体を手押しするためのハンド
ルが支柱を介して設けられたものがある(例えば実開昭
63−8333号公報参照)。
し機は、使い勝手が良くなるよう、床面に対する刃の角
度を、簡単、迅速、且つ楽に調節できるよう形成されて
いるのが望ましい。
者は床材剥離用の刃板を固定しているボルト等の止め具
を緩め、次に刃板の角度を調節し、その後止め具を締め
直して刃板を固定する、という作業を伴うものであっ
た。従って従来機を使用すると、刃板の角度調節作業に
手間暇がかかり、しかも作業者はこの種の作業を屈んで
行なう必要があったから、作業し難く、その結果使い勝
手が悪い、という問題点があった。
み、提案されたものである。従って本発明の技術的課題
は、床材剥離刃の角度調節を、簡単、迅速、且つ楽にで
きるよう形成した手押し式の床材剥がし機を提供するこ
とにある。
解決するために、次のような技術的手段を採る。
車体1の前部に床材剥離刃2が設けられ、車体1の後部
に、左右一対の車輪3が設けられると共に、車体1を手
押しするためのハンドル5が支柱6を介して設けられた
手押し式の床材剥がし機であって、上記の車輪3が車体
1と車軸3aとを連結するホイールブラケット4を介し
て車体1に回動自在に設けられ、このホイールブラケッ
ト4と上記の支柱6とに突っ支い状の支持杆10が架け
渡され、この支持杆10が下端をホイールブラケット4
に枢着させると共に、支柱6に高さ変更自在に取り付け
られたことを特徴とする(請求項1)。
ブラケット4と支柱6とに架け渡されるのに代え、車軸
3aと支柱6とに架け渡され、下端を車軸3aに枢着さ
せてなるのでも良い(請求項2)。
ット4と支柱6とに装架させる場合と同様の作用効果を
得られるからである。
10と支柱6との連結軸11を案内するスリット14が
支持杆10の長手方向に沿って形成され、このスリット
14の後縁14aに上記の連結軸11と係合する切り欠
き15が、スリット14の長手方向にわたって多段階状
に複数形成されるのが好ましい(請求項3)。
ト14に沿わせて移動でき、連結軸11を切り欠き15
に多段階状に係合させることができ、支持杆10と支柱
6との取付け位置の変更を、簡単、容易に且つ確実にで
きるからである。
に設けられた弾発手段16で前方に弾発されているのが
好ましい(請求項4)。
欠き15との係合状態を、特別なロック機構を必要とす
ることなく、弾発手段16の弾発作用で簡単、確実且つ
堅固にできるからである。
3が床材剥離刃2の横幅D内に納まった状態で設けられ
るのが好ましい(請求項5)。
り上げることを防止でき、床材剥離刃2を床面に常に密
着させた状態で作業できるからである。
に設けられるのが好ましい(請求項6)。
に合わせてハンドル5を最適な高さに配置でき、一層、
作業を容易化できるからである。
動作自在に設けられるのが好ましい(請求項7)。
柱6が車体1となす角度)を変更できるから、これによ
れば床材剥離刃2の角度A(図6等参照)を、一層、多
段階に調節できる、という利点がある。
を添付図面に従って説明する。
の車体1の前部に設けられた床材剥離刃である。車体1
は、床材剥離刃2をカムの作用で前後に振動させるモー
タ1aを備えてなる。
対の車輪である。この車輪3は、車体1と車軸3aとを
連結するホイールブラケット4を介して車体1に回動自
在に設けられている。又この実施形態の場合、車輪3の
ホイール幅dは、270(mm)、床材剥離刃2の横幅
Dは、280(mm)に選定され、車輪3は床材剥離刃
2の横幅D内に納まった状態で車体1に設けられてい
る。
のハンドルである。このハンドル5は、車体1の後部
に、この実施形態では支柱6に挿し込まれた軸杆5aを
介して出入自在に設けられている。7は、ハンドル5の
軸杆5aを支柱6に固定するための止め具である。又ハ
ンドル5は、両側部にゴム製のグリップ5bを備えてな
る。このグリップ5bは、壁際などで作業を行なう際、
作業を容易化できるよう、内方に位置ずれ自在に設けら
れている。
1の後部に傾斜状に設けられると共に、車体1に対し起
伏動作自在に設けられている。8は、支柱6を車体1に
連結するための連結機構である。この連結機構8は、前
端が車体1の上部に枢着されると共に、長手方向に沿っ
てスリット8a1が形成された腕杆8aと、この腕杆8
aの後端を支柱6に固定するためのY字形ボルト8bと
で形成されている。なお9は、運転スイッチ等を備えた
コントロールボックスである。
に架け渡された、突っ支い状の支持杆である。この支持
杆10は、下端をホイールブラケット4に枢着させると
共に、支柱6に高さを変更自在に取り付けられている。
ための連結軸である。この連結軸11は、例えば鉤形ボ
ルトで形成され、ワッシャ12を介してゆるみ止めナッ
ト13で支持杆10を支柱6に締め付けて固定可能に形
成されている。又14は、この連結軸11を案内するス
リットである。このスリット14は、支持杆10の上部
に、支持杆10の長手方向に沿って形成されている。1
5は、上記の連結軸11と係合する切り欠きである。こ
の切り欠き15は、上記スリット14の後縁14aに、
スリット14の長手方向にわたって多段階状に複数形成
されている。
手段としてのプランジャーユニットである。この弾発手
段16は、支柱6に設けられている。支持杆10は、こ
の弾発手段16のコイルバネの作用で前方に付勢され、
その結果切り欠き15と連結軸11とが圧接されてい
る。なお支持杆10は、上部に操作用の把手部10aが
設けられている。
ンドル5を握り、モータ1aを始動させて床面上を手押
しする。樹脂タイル等の床材は、床材剥離刃2の振動で
剥がされる。この実施形態の場合、車輪3は床材剥離刃
2の横幅D内に納められているから、車輪3は剥がした
床材の上に乗ることなく、安定した状態で確実に床材を
剥がすことができる。
を変更する場合について説明する。先ず作業者は、支持
杆10の把手部10aを弾発手段16の弾発力に抗して
手前に引き、切り欠き15と連結軸11との係合状態を
解く。そして作業者は、支柱6を前方に傾倒させるよう
にして持ち上げ、連結軸11をスリット14に沿わせて
上方に移動させる。
き15に係合させる。この場合支持杆10は、弾発手段
16で前方に弾発されるため、切り欠き15と連結軸1
1とが圧接され係合する。これにより床材剥離刃2の角
度Aが、例えば図7に示される状態から、図8に示され
る状態に変更される。
場合について説明する。この場合は、先ず作業者はY字
形ボルト8bを緩め、次に支柱6を起伏させて任意の位
置(角度)に移動(回動)させる。このとき支柱6は、
Y字形ボルト8bがスリット8a1に案内されて移動す
る。その後作業者は、Y字形ボルト8bを締め直す。こ
れにより支柱6と車体1とが、腕杆8aを介して固定さ
れ、支柱6と車体1との位置関係が変更される。
部に設けた左右一対の車輪を、ホイールブラケットを介
して車体に回動自在に設け、ホイールブラケットと支柱
に支持杆を架け渡し、この支持杆の下端をホイールブラ
ケットに枢着させると共に、支持杆を、支柱に高さ変更
自在に取り付けたものである。
を操作し支柱との取付け位置を変更することにより床材
剥離刃の角度を変更できるから、これによれば簡単、迅
速、且つ楽に、床材剥離刃の角度調節を行なうことがで
きる。
左側面図である。
面図である。
断面図である。
断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 車体の前部に床材剥離刃が設けられ、車
体の後部に、左右一対の車輪が設けられると共に、車体
を手押しするためのハンドルが支柱を介して設けられた
手押し式の床材剥がし機であって、上記の車輪が車体と
車軸とを連結するホイールブラケットを介して車体に回
動自在に設けられ、このホイールブラケットと上記の支
柱とに突っ支い状の支持杆が架け渡され、この支持杆が
下端をホイールブラケットに枢着させると共に、支柱に
高さ変更自在に取り付けられたことを特徴とする手押し
式の床材剥がし機。 - 【請求項2】 請求項1記載の手押し式の床材剥がし機
であって、支持杆がホイールブラケットと支柱とに架け
渡されるのに代え、車軸と支柱とに架け渡され、下端を
車軸に枢着させたことを特徴とする手押し式の床材剥が
し機。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の手押し式の床材剥
がし機であって、支持杆の上部に、支持杆と支柱との連
結軸を案内するスリットが支持杆の長手方向に沿って形
成され、このスリットの後縁に上記の連結軸と係合する
切り欠きが、スリットの長手方向にわたって多段階状に
複数形成されたことを特徴とする手押し式の床材剥がし
機。 - 【請求項4】 請求項3記載の手押し式の床材剥がし機
であって、支持杆が支柱に設けられた弾発手段で前方に
弾発されていることを特徴とする手押し式の床材剥がし
機。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の手押し
式の床材剥がし機であって、車輪が床材剥離刃の横幅内
に納まった状態で設けられたことを特徴とする手押し式
の床材剥がし機。 - 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の手押し
式の床材剥がし機であって、ハンドルが高さを変更自在
に設けられたことを特徴とする手押し式の床材剥がし
機。 - 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の手押し
式の床材剥がし機であって、支柱が車体に対し起伏動作
自在に設けられたことを特徴とする手押し式の床材剥が
し機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000192305A JP4653872B2 (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | 手押し式の床材剥がし機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002004568A true JP2002004568A (ja) | 2002-01-09 |
JP4653872B2 JP4653872B2 (ja) | 2011-03-16 |
Family
ID=18691456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000192305A Expired - Lifetime JP4653872B2 (ja) | 2000-06-27 | 2000-06-27 | 手押し式の床材剥がし機 |
Country Status (1)
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Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
KR100794396B1 (ko) | 2007-07-09 | 2008-01-15 | (주)엠앤에스시스템 | 바닥재 제거장치 |
JP2010270476A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Kyokuto Sanki Co Ltd | 床材剥離機 |
KR101193148B1 (ko) * | 2010-03-17 | 2012-10-22 | 김해식 | 바닥재 제거장치의 스크래퍼 각도조절장치 구조 |
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CN106114585A (zh) * | 2016-08-18 | 2016-11-16 | 桐乡市崇福常新玻璃马赛克厂 | 一种马赛克瓷砖用运输装置 |
JP2017120008A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-07-06 | 極東産機株式会社 | 床材剥離機 |
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Citations (2)
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JPH0688436A (ja) * | 1992-09-07 | 1994-03-29 | Takeshi Mizuno | 床材剥離機 |
-
2000
- 2000-06-27 JP JP2000192305A patent/JP4653872B2/ja not_active Expired - Lifetime
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