JP2018204401A - 床材剥離装置 - Google Patents
床材剥離装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018204401A JP2018204401A JP2017114235A JP2017114235A JP2018204401A JP 2018204401 A JP2018204401 A JP 2018204401A JP 2017114235 A JP2017114235 A JP 2017114235A JP 2017114235 A JP2017114235 A JP 2017114235A JP 2018204401 A JP2018204401 A JP 2018204401A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caster
- floor material
- frame
- peeling
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
Description
このような床材の剥離作業において用いる床材剥離装置としては従来より種々の形態の装置が用いられている。
この床材剥離装置は、作業者がハンドルfを持ち、車輪bを支点として本体aを傾けることで刃物dの床下地に対する角度を調整しながら、前方に力をかけて刃物dを床下地に押し付けながら床材を剥離する。
(1)支点となる車輪bが前方にあるため、本体aを傾けるためにはハンドルfを大きく傾ける必要がある。
(2)剥離作業の際にはハンドルfを大きく傾けた状態で前方に力をかける必要があるため、作業員の負担が大きい。
(3)床下地に対する刃物dの角度が小さくなると剥離性能が落ち、逆に刃物dの角度が大きくなると床下地に刃物dが押し付けられるため剥離時に発生する騒音が大きくなる。このため、作業時の刃物dの角度調整には作業員の熟練が必要となる。
(4)車輪bがモーターeに近い位置にあるため、モーターeの振動が床下地に響いてしまう。
(5)騒音や振動が発生する作業は、特にリニューアル工事においては作業時間が限られるため、施工期間が長期化する。
本願の第2発明は、第1発明の床材剥離装置において、キャスター部はフレームに取り付けるキャスターフレームと、キャスターフレーム下部に取り付けるキャスターと、からなり、前記キャスター部は、前記フレームに対する前記キャスターの位置を調整可能とすることを特徴とする、床材剥離装置を提供する。
(1)本体の角度が一定であり、本体を傾ける必要がない。
(2)本体を傾けずに前方に力をかけるだけで剥離できるため、作業員の負担が小さい。
(3)予めキャスターの位置を調整することで本体の角度を調整できるため、誰でも最適な角度で剥離作業を行うことができる。
(4)剥離刃の角度が最適となり、発生する騒音が少なくなる。
(5)モーターを備えた本体からキャスターが離れた位置にあるため、モーターの振動が床下地に響きづらい。
(6)騒音や振動が少なく、リニューアル工事においても作業時間が限られず、短工期にて施工することができる。
本発明の床材剥離装置は、本体1と、本体1から後方に延設する操作桿2と、操作桿2に取り付けるフレーム3と、からなる。フレーム3には、下部にキャスター41を取り付けたキャスター部4を取り付ける(図1)。
本発明において、後方とは床材剥離装置を基準として本体1に対する操作桿2の位置する方向を示し、前方は後方とは180°反対の方向を示す。
本体1は下部に刃保持体11を設ける。刃保持体11の前方には剥離刃111を交換可能に取り付ける。
刃保持体11は同じく本体1に設けたモーター12に接続し、モーター12を駆動することにより本体1に対して略水平に揺動する(図2)。
操作桿2は、本体1から後方斜め上方向に延びる長尺の部材である(図3)。
操作桿2の後端には、作業員が片手で把持できるグリップ21を取り付ける。
また、操作桿2にはグリップ21の他に、操作桿2と直交する棒状の補助ハンドル22を取り付けてもよい。補助ハンドル22はグリップ21と位置、形状が異なるため、作業員が作業時に適宜好きな姿勢で操作桿2を持って床材剥離装置を操作することができる。
補助ハンドル22は取り外し式や折り畳み式とすることで、壁際などの狭い空間でも床材剥離装置を使用することができる。
フレーム3は、操作桿2から後方斜め下方に延びる部材である。
フレーム3の後端には、キャスター部4を取り付ける。
キャスター部4は、フレーム3に取り付けるキャスターフレーム42と、キャスターフレーム42の下端に取り付けるキャスター41と、からなる。
キャスター41は、ゴムやエラストマ樹脂等の軟質な材料とすることにより、本発明の床材剥離装置のモーター12駆動時や剥離作業時の振動の床下地Fへの伝達を少なくし、静音性を高める。
キャスター部4は、フレーム3に対して摺動可能に取り付けることにより、キャスター41のフレーム3に対する位置を調整可能とする。
例えば、フレーム3に対してキャスター部4を下方に摺動させると、キャスター41がフレーム3に対して離れる方向に移動し、操作桿2の位置が高くなる(図4)。
操作桿2の位置が高くなると、本体1とその前方に取り付けた剥離刃111の床下地に対する角度(鋭角側)が大きくなる。
床下地Fに対する剥離刃111の角度が小さくなると剥離性能が落ち、逆に剥離刃111の角度が大きくなると床下地Fに剥離刃111が押し付けられるため剥離作業時に発生する騒音が大きくなる。予め床材の貼り付けの状態に合わせて、キャスター部4を摺動してキャスター41の位置を調整することにより、剥離刃111の角度を調整し、小さな騒音で、誰でも最適な角度で剥離作業を行うことができる。
キャスター部4は、フレーム3に対して摺動可能に取り付けたが、たとえばフレーム3に回転可能に取り付ける等、キャスター41のフレーム3に対する位置を調整できればよい。
剥離作業は、本体1のモーター12を起動し、グリップ21や補助ハンドル22を把持して床材5の端部に剥離刃111を押し当てて前方に進めて行う。本体1のモーター12とキャスター41は操作桿2とフレーム3およびキャスターフレーム42を介して繋がっているが、それぞれが離れた位置となるため、モーター12の振動がキャスター41から床下地Fに響きづらい。このため、リニューアル工事においても作業時間が限られず、短工期にて施工することができる。
床材剥離装置は、前方の剥離刃111と後方のキャスター41の2箇所で床下地Fと接している。このため、作業員は容易に床材剥離装置に前方向の力をかけることができる。剥離刃111は最適な角度で床下地Fに床材剥離装置の自重で押し付けられており、作業員は床材剥離装置を前方に進めるだけで、最適な角度を保持したままで容易に床材5を剥離することができる。このとき、作業員は床材剥離装置を傾けたりすることが不要であり、作業員の負担が小さく、誰でも剥離作業を行うことができる。
11 刃保持体
111 剥離刃
12 モーター
2 操作桿
21 グリップ
22 補助ハンドル
3 フレーム
4 キャスター部
41 キャスター
42 キャスターフレーム
5 床材
Claims (2)
- 本体と、
本体後方に取り付けた操作桿と、
一端を操作桿に固定し、他端にキャスター部を取り付けるフレームと、からなり、
本体には、前方に剥離刃を取り付けた刃保持体と、刃保持体を揺動するモーターと、を有する、床材剥離装置。 - 請求項1に記載の床材剥離装置において、
キャスター部は、フレームに取り付けるキャスターフレームと、キャスターフレーム下部に取り付けるキャスターと、からなり、
前記キャスター部は、前記フレームに対する前記キャスターの位置を調整可能とすることを特徴とする、床材剥離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017114235A JP2018204401A (ja) | 2017-06-09 | 2017-06-09 | 床材剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017114235A JP2018204401A (ja) | 2017-06-09 | 2017-06-09 | 床材剥離装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018204401A true JP2018204401A (ja) | 2018-12-27 |
Family
ID=64956577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017114235A Pending JP2018204401A (ja) | 2017-06-09 | 2017-06-09 | 床材剥離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018204401A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2197154A (en) * | 1937-03-31 | 1940-04-16 | Barrett Co | Roof scraping apparatus |
JPS59176763U (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-26 | 落合刃物工業株式会社 | 打撃式床はがし機 |
FR2767345A1 (fr) * | 1997-08-13 | 1999-02-19 | Sogea Nord Ouest | Procede et dispositif de decollage d'un revetement de sol constitue, par exemple, de dalles en pvc chargees d'amiante |
JP2002004568A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-09 | Rainakkusu:Kk | 手押し式の床材剥がし機 |
JP2004137690A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-05-13 | Hakken:Kk | 床材剥離装置 |
KR20050105798A (ko) * | 2004-05-03 | 2005-11-08 | 오우택 | 바닥재 제거장치 |
-
2017
- 2017-06-09 JP JP2017114235A patent/JP2018204401A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2197154A (en) * | 1937-03-31 | 1940-04-16 | Barrett Co | Roof scraping apparatus |
JPS59176763U (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-26 | 落合刃物工業株式会社 | 打撃式床はがし機 |
FR2767345A1 (fr) * | 1997-08-13 | 1999-02-19 | Sogea Nord Ouest | Procede et dispositif de decollage d'un revetement de sol constitue, par exemple, de dalles en pvc chargees d'amiante |
JP2002004568A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-09 | Rainakkusu:Kk | 手押し式の床材剥がし機 |
JP2004137690A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-05-13 | Hakken:Kk | 床材剥離装置 |
KR20050105798A (ko) * | 2004-05-03 | 2005-11-08 | 오우택 | 바닥재 제거장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7140060B1 (en) | Apparatus for cleaning floor surfaces | |
JP2015082989A (ja) | 背負式作業機 | |
JP2018204401A (ja) | 床材剥離装置 | |
JP2009189534A (ja) | 床清掃機 | |
JP6709556B2 (ja) | 床材剥離機 | |
JP2002079478A (ja) | 電動手工具装置 | |
US8276684B2 (en) | Machine tool with auxiliary cushion structure | |
JP2008115689A (ja) | 床および壁が交わる突角コーナー用の床敷材コーナーピース、取付け器具、ならびに取付け方法 | |
JP2004225523A (ja) | コンクリート床面仕上げ機及び仕上げ機用押さえ鏝 | |
US20100180714A1 (en) | Lever with intermediate fulcrum | |
JP5190723B2 (ja) | はつり作業車 | |
US20160227710A1 (en) | Power-driven hedge trimmer with movable power assembly | |
JP2002004568A (ja) | 手押し式の床材剥がし機 | |
JPH05202622A (ja) | 床材剥離装置 | |
JP2012121091A5 (ja) | 裁断機 | |
FR3053065A1 (fr) | Dispositif electro portatif pour faciliter la pose collee de carrelage au sol et sur les murs. | |
JP7394697B2 (ja) | 研磨装置 | |
JP2005207183A (ja) | 剥離装置 | |
JP3088094B2 (ja) | 床材剥離機 | |
JP4336095B2 (ja) | 床材剥離装置 | |
JP2019025324A (ja) | モータ駆動される揺動プレートを有する掃除装置 | |
US20190193230A1 (en) | Floor grinding machine, handle for floor grinding machine and method of setting a handle for a floor grinding machine | |
JP6019509B2 (ja) | 電動車いすの操作装置 | |
JPS6234654Y2 (ja) | ||
JP2006061285A (ja) | 電動床洗浄装置および床洗浄方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190604 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20191203 |